ガンタンク

ガンタンク(GUNTANK)とは、

1. 「機動戦士ガンダム」シリーズに登場する人型兵器（モビルスーツ）の名称。
2. 1.に由来する陸上自衛隊のAFV、愛称「スカイシューター」、87式自走高射機関砲の非公式通称。

のことである。

ここでは1に付いて述べる。

概要

「機動戦士ガンダム」における、地球連邦軍人型巨大兵器モビルスーツ試作機。形式番号RX-75。

後継機は量産型ガンタンク、形式番号RX-75^[1]、陸戦強襲型ガンタンク、形式番号RTX-440、ガンタンクII^[2]、形式番号RMV-1。「機動戦士ガンダムF91」に登場するフォーミューラ計画上の形式番号F50D、地球連邦軍正規形式番号RX-107の可変陸戦MSの博物館のレプリカ展示物ガンタンクR-44(形式番号RXR-44^[3])に、ある意味名称が引き継がれている。

後継量産機ガンタンクは、「機動戦士ガンダム　第MS08小隊」劇中、グフで襲撃するノリス・パッカード大佐に「タンクもどき」と呼ばれた。

頭部コックピットの砲手と腹部コアファイター操縦席の操縦手の二名で運用。劇中ではリュウ・ホセイとハヤト・コバヤシがメインパイロット。後にハヤト一名だけで操縦出来る一人乗りに改装される。

モビルスーツ技術の無い地球連邦軍のAMBC等のモビルスーツ技術検証実験開発にAFV技術を基盤に開発された。二足歩行技術は使われず、AFV同様クローラー（履帯）が陸上の移動手段として採用され、下半身は戦車の様な姿をしている。宇宙空間ではロケット噴射^[4]で移動する。

上半身人型で、モビルアーマー/モビルスーツの分類されるが、長距離砲撃専門の兵器である。接近戦・格闘戦は不可能である。

劇場版「機動戦士ガンダム　めぐりあい宇宙」では、宇宙空間戦闘に不向きな機体故、登場する事はなく、ハヤト・コバヤシはC109ガンキャノンに搭乗した。

コミック「機動戦士ガンダム　THE ORIGIN」では旧型量産機として多数登場。

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関連項目

• ガンダム/モビルスーツ

脚注

1. *先行開発試験機のガンタンクと形式番号は同じ。
2. *形式上、モビルスーツではなくAFVに分類される。
3. *形式番号は地球連邦軍の正規形式番号ではない。
4. *バーニア・アポジモータの用語が宇宙空間移動の主推力としてガンダム世界では使われるが、宇宙工学用語的には間違いである。