アークザラッド3は、1999年にSCEIから発売されたプレイステーション用RPGである。
現在はPSアーカイブスで配信されており、販売価格は600円。
制作はアーク・エンタテインメント及びオフィスダイナマイト。
キャラクターデザイン、グラフィック等はWINDSが手がけているほか、
音楽はT-SQUAREの安藤まさひろ氏が担当している。
アークザラッド2のパッケージ裏には「アークザラッド完結編」と明記されていたのだが、予想以上のヒットを記録したことに加え、 漫画化等のメディアミックスも人気を博したことにより、続編が制作される運びとなった。
しかし、1と2の開発元であったジークラフトは既にスクウェアに吸収されており、スタッフの多くが入れ替わることとなった。
前作のクセの強いシステムの数々をシンプルに整理したことや、縦横比2:1の高等身キャラクターの闊歩する3Dマップ、 平均年齢の低いキャラクターによる、挫折や葛藤の少ない明るいストーリー等について、 シリーズのファンには、本作に否定的な意見を持つ者も少なくない。
前々作→前作と同様、前作のセーブデータを引き継ぐことができるが、恩恵はあまり多くない。
前作では、基本的にストーリーの本筋には関わらないサブイベントであったハンターズギルドが、本作ではゲーム進行の中枢を担っており、 メイン・サブを問わず、シナリオのほぼ全てがギルド仕事として進行する。
現在請け負っている仕事はメニュー画面から常に確認が可能であり、長期にわたってプレイを中断しても、目的を見失うことなくプレイできる…が、 一方で、全編を通して“やらされ感”が漂う弊害ももたらしている。
前作では、仕事を引き受けられる期間について知る手段がなかったため、知らずに仕事を逃してしまうプレイヤーが多かったが、 本作では、ストーリーが進行する仕事を引き受ける際にはそれ以外の仕事を放棄することを求められるようになっており、安心してプレイできる点は魅力である。
前作では、あらかじめ提示された26種類の合成レシピから選択するだけであった合成システムが、本作では大幅に強化され、 プレイヤーが最大6つの材料を自由に選択し、新たに発見した組み合わせをリストに加えていくことが可能になっている。
攻略本・攻略サイト等でレシピを知ってさえいれば、早い段階で各種最強武器や全属性を無効化する防具などを作れてしまうため、ゲームバランスを大きく損ねることになる。
ゲームを進めていけばヒントが得られるようになっているほか、時には失敗覚悟で当てずっぽうで試してみることも合成を楽しむ秘訣といえる…かもしれない。
テオの特殊能力「カーディッシュ」を使用することで、弱らせたモンスターをカードに変えることができる。
手に入れたモンスターカードは一度に5枚まで所持が可能で、「アタッカード」で消費して全体攻撃ができるほか、 モンスター協会に預けてコレクションすることができる。
また、各地のモンスター協会では、手持ちのカードを他の人とトレードすることができる。
ポケットステーション対応のミニゲーム。
なわとび、たいそう、はたあげ、コインはどっち?、スライドパズル、じゃんけんぽん!!(通信対戦)の6種類のゲームでちょこを育成し、アイテムを探索させることができる。発見したアイテムは本編で使用できる。育成の度合いにより得られるアイテムが変化する。
ちょこ覚醒イベントをクリアしたデータをコンバートしていれば、探索時にちょこが覚醒する。
エンディングが終わってタイトル画面に戻り、NEW GAMEを選択すると、レベルや装備品、ギルドポイント等が引き継がれる。
アイテム図鑑はリセットされ、プレイヤーが名前を決められるアイテムの名前が?????になる、特定のギルド仕事以降でアイテム欄がおかしくなる、CONVERTを選ぶと前作続投キャラが限界を超えて成長しフリーズする等、多数の不具合が存在することから、 エンディング終了時に各種パラメータがリセットされていないために生じた単なるバグの産物と思われるが、Playstation the Best版以降ではレベルだけが引き継がれるように修正されている。
「ハンターは強くなきゃな!」
シリーズで唯一、プレイヤーが名前をつけられる主人公。
幼いころの記憶を失っている。
「大災害」の折、名も知らぬハンターの手により、炎に包まれた街から救い出され、ハンターに強い憧れを抱く。
3年後、新たな住処のサシャ村を強盗に襲われ、再びハンターに助けられたことをきっかけに、ハンターの資格を得るために行動を開始する。
立派なハンターになるため、そして広い世界を知るために旅を続けるうちに、大災害の過ちを繰り返そうとするアカデミーの存在を知り、打倒する決意を固めていく。
仲間の口論や雑談を平然とスルーし、冷静に話を進めるさまは流石アークシリーズの主人公といったところ。
シリーズ最年少の主人公でありながら、精神年齢の高さは群を抜いており、 序盤でルッツを窘めたり、ダニエルやアンリエッタを叱ったり、果ては相手が大人でも説き伏せる姿からは、すでに父親の風格すら漂わせる。お前のような14歳がいるか!
どんなに緊急の事態であっても、ギルドの窓口を通して依頼を受けなければ人助けもできない点はしばしばツッコミの的となるが、 欲にまみれた守銭奴はハンター試験で門前払いされているため、彼も決してお金を巻き上げるつもりはなく、 あくまでハンターが人助けをするために必要な手続きを踏んでいるだけである。…多分。
本人も、人を助け、役に立つためにハンターになったのであって、仕事だからというだけの理由で動いているわけではないと語っており、 実際、依頼内容そのものが二転三転しても徹底して誠実に対応している。
逆に、明らかに我儘を言っているだけのアンリエッタに対しては、静かな怒りを見せることも。
特に理由の描写もなく全種類の武器を扱える上、特殊能力も便利かつ強力であったりと、普通の人間とは思えないほどの、某回復勇者かたなしの器用万能ぶりや、 人食いキメラやモンスターがたむろしていたはずのロマリア市街地で大災害を迎えたことなどから、 一部プレイヤーからはキメラではないかと疑われている。
「やっぱオレさまって天才?」
アレクの親友。アイテム収集が趣味。
性格はお調子者で、迂闊な行動がトラブルを招くこともあるが、 天才を自称するだけあって、大胆で機敏な発想力の持ち主。
存命の肉親は姉ひとり。
年上の美人に弱く、最初のうちはフラレ虫のスパイシーに同情する場面も。
後に逆に笑いものにするようになるが、シェリルやマーシアからは五十歩百歩と思われているようだ。
アルバー一行絡みのイベントや、永遠の炎入手など、全編通して精神的な成長がもっとも顕著といえる。
敵1体のHPを10分の1にしてしまう特殊能力「フェイタルダガー」は、ボス以外は耐性を持たず必ず効いてしまうため、 デンジャードームでの一騎打ちやカーディッシュをはじめ、様々な場面で絶大な効果を発揮する。
アイテムを盗む事もできるが、盗まないと手に入らないアイテムは存在しない。
モンスターカードが大好きな少年。自分の背丈より長いヤリを持ち歩いている。
大災害で父を亡くしており、 大災害で生じた巨大な地割れ『大地の傷跡』内部の神殿で、モンスターの力をカードに封じ込める力を持つ“カーディスト”の力を身につけた母親も、現在は行方不明になっている。
母親はアカデミーに拉致され、テオを人質に取られていると思い込まされ利用された末、研究の成果であるフィアークリムゾンが完成した直後に自害している。
齢のわりに思慮深く、ルッツとシェリルの仲裁に入ることが多い。
ふだん気苦労が絶えない分、甘えられる相手にはしっかり甘えているようだ。
しかし、エンディングでリーザの所にいるのはどう見ても邪魔者。おかげで機神復活では行方不明に。
「もう外しそうにないね」
ガンマンの父を大災害で亡くし、荒んだギスレムの街で酒場の2階にひとりで住んでいる。
本来は手厳しくも優しい性格だが心を閉ざしており、当初はアレクたちに助けられても警戒を緩めなかったが、 やがて仲間と認め、行動を共にするようになる。
銃で広範囲を攻撃でき、回復もこなせるが、通常攻撃も特殊能力も威力が低いため、活躍の機会が少ない器用貧乏キャラ。
ゲストを除けば最弱かもしれない。
「日々勉強よ」
ルーサの術法学院の主席。 自然魔法の研究に専念していたが、その力を人のために役立てるため、アレクたちに同行を申し出る。
ホバークラフトやオケラの意味(金欠)など、自然魔法と無関係な知識も豊富だが、浮世離れしていて、 他人の感情に鈍いところがあり、言いにくいことでもハッキリ言ってしまう。特にルッツに対する毒舌がひどい。
HPが低く狙われやすいが、杖で広範囲に反撃するため、ある程度弱い敵はまとめて返り討ちにしてしまうことも。
ティクバはあくまで幼馴染の“兄さん”以上ではなかったのか、あるいはラマダに入門して頭を丸めた姿を見て見切りをつけたのか… いずれにせよ、ヴェルハルトに好意を向けられていることに何となく気づいているのかいないのか、なんとも微妙なそぶりを見せている。まさに魔性の女。
「剣にて迷いを断つ!」
パルトスの若き名うての剣豪。“強さ”を執拗に追い求め、日々剣の修練に励んでいる。
アカデミーの策謀によって利用された上、兄を奪われたことがきっかけで、 真の“強さ”とは何かを知るため、そして兄の仇であるアカデミーから世界を守るために仲間に加わる。
発表当初は、銀髪長髪の剣士ということで「セフィロスコピー」などと揶揄されていたが、 蓋を開けてみれば齢相応の脳筋少年であった。
そして本編ではヴェルハルトのコピー(偽者)が2人も登場した。
マーシアに気がある様子で、特にバニーガール姿を前にして露骨に狼狽えていた。
アンリエッタ・ロシュフォール 14→15歳 CV:松井菜桜子
「レディとして当然ですわ」
ロシュフォール家の御令嬢。
執事のセバスチャンと、猫のミャンと共に暮らしている。
母を亡くし、父も仕事で多忙なため、あまり会うことができない。屋敷の肖像画もこの二人のもの。一代で財を成した実業家なのだろうか?
その寂しさを紛らわせるためか、ギルドに何度も我儘な依頼を持ちかけてくる。
アレクのことがお気に入り。
ピアノやワルツの稽古ばかりの毎日に嫌気が差しており、外の世界に夢を馳せている。
最後には、仕事としてではなく彼女の願いを聞き届けるのか否かを選ぶことになる。
終盤になってレベル1で加入するが、幸いにしてレベル上げに大きな手間のかかるゲームではないことに加え、全属性無効の防具があれば無属性以外の敵にはやられないので、実践投入は難しくはない。それにしてもLv1のアンリエッタに一撃でやられるラマダ僧たちは不甲斐ない。
特殊能力はどれも強力だが消費MPが多く、ロマンシングストーンをマーシアと奪い合うことになる。
固定装備の『ゴージャスな指輪』はなぜか剣のアイコン。そして攻撃モーションは蹴りも含む。
仲間にしなかった場合は、別れ際にアレクをダンスに誘う。
「暴れさせてもらうぜ」
南スラートの街・テスタで、トッシュ組の親分として子分たちを従え、街の命綱である“水の珠”を守っている。
かつて共に旅をしたハンターを強く信頼しており、同じくハンターであるアレクにも好意的に接してくれる。
テーマ曲が新たに書き下ろされたことで、2つのテーマ曲を持つ唯一のキャラとなった。
続投キャラでは一人だけ、ボイスの再生周波数が間違っており、別人のように甲高い声になっている。
1→2→3と毎回声が高くなっているため、高血圧が心配になるところだが、 いつも飲んでいる酒について、公式で「養命酒じゃね?」などと言われていたことから、気遣いは無用…であって欲しいものである。
DISC2でも一時的に再加入するが、大抵の場合はすっかり足手纏いになっている。情けねぇ…なんてこった
「では始めるか」
アカデミーに雇われたハンターくずれの用心棒。神出鬼没で、行く先々でアレクたちの前に現れ、ときに手助けをすることも。
その正体はエルク同様、ハンターを超えたハンターであり、アカデミーに潜入して動向を探っていた。
どういう心境の変化かロン毛になっていたり、エアブラスト詠唱時に巻物を取り出したり、 無実の罪を着せようとするとどこからともなく現れてツッコミを入れたりと、エセ忍者っぷりに拍車がかかっている。
前作でも自分については多くを語らない性格であったが、より隙のない人物に成長したことで、さらにミステリアスさを増しているようである。
「焼かれたいヤツから来な」
前作の主人公。ただし前半のみ
ハンターを超えたハンターで、ギルドには所属していないが、深いつながりがある。
武器は剣のアイコンで『フレイムウエポン』とのことだが、どう見ても手から出した炎で攻撃している。
終盤で加入するが、攻撃手段が火属性のみで装備も変えられないため、全属性無効のアルティマなどを相手にするときには 地道に爆弾を投げるくらいしかする事がない。
「アーク、ククル…」
「二人が命をかけて、なしとげたことはムダじゃなかったな…」
「あんたたちの意思は、あいつらにも受け継がれているぜ…!」
アカデミーとは、科学力を用いて人類の復興と発展を目指す組織だが、 人材の拉致や秘宝の略奪など、手段を選ばないやり方から危険視されている。
これらは全て『超エネルギー計画』の実現のためらしいが…
アカデミーの総裁で、“教授”と呼ばれている。本名で呼ぶものは少ない。
『超エネルギー計画』による世界復興を推し進めることに熱意を燃やしており、反対意見は耳に入らない。 プディングが好物。
人の話を聞かない巻き毛のおっさん。
反対意見を持つ者を排除しつつ楽観的に突き進む様はさながら中小企業のワンマン社長で、前作の四将軍やロマリア王とはまた違った意味で人間臭い。
アカデミーの調査本部長。教授とは古くからの知り合いのようだが、アカデミーの卑劣なやり口については知らない様子だ。
「よく頑張ったがな」
かつてはハンターだったが、大災害で子ども一人を助ける事しかできなかったことから無力さを悔やみ、ハンターの立場を捨てアカデミーに身をやつした。
出自を明かすのがラストダンジョン内とあまりに遅く、ただ喋っただけでお話に広がりもなく終わってしまった。
「任務完了」
アカデミーの研究本部長。教授に深く心酔し、それ以外の者を見下しており、目的のためにはどのような犠牲も厭わない。
刀と大剣を同時に操る。
ヴェルハルトにとっては兄の仇。
大災害によって地形は大きく変わっている。後半ではホバークラフトで自由に移動できるようになる。アレク一行が船で行けないところでも、サブキャラクターたちはどうやってか移動して来る。
エテル島
最初の舞台となる、南半球の島。ハンターになるには滝の洞窟で試験を受けなければならない。
フォレスタモール
南端のリオは半ば水没している。大災害で生じた巨大な地割れが存在し、大地の傷跡と呼ばれている。
北スラート
ギスレムは大災害以前は大きな都市だったが、今では治安が悪化して荒廃している。デンジャードームではアイテムを賭けた決闘が行われる。
南スラート
テスタの街では、水の珠によって生活が成り立っている。闇市や、パンディラのカジノなどが存在するが、ギスレムと比べ治安は良好。
ジハータ
前作までのグレイシーヌ。大災害の被害は比較的少なく、ペイサスの大図書館もラマダ寺も健在。術法学院が新たに登場する。
パルテ
闘技場があり、腕に覚えのある者たちが集まってくる。ロシュフォール家の屋敷が存在する。
ラグナーク
遠浅の海が複雑な地形を作っており、船では近づくことができない。アカデミーの拠点となっている。
本作のエンディングテーマ。一部のイベントでも流れる。日本語版と英語版が存在する。
作詞:朝永彼方
作曲:安藤まさひろ
編曲:大島ミチル
歌:こばやしるみ
ドラム:則竹裕之
ベース:須藤満
エレキギター:大橋勇
ピアノ:松本圭司
オーケストラ:アーク交響管弦楽団
掲示板
168 ななしのよっしん
2024/03/27(水) 16:07:15 ID: vaeEk7EN0T
まあ2が好きになればなるほど3の評価が相対的に下がってしまうゲームだなとは思う・・・
個人的には通常攻撃の派手な演出は2のような感じにしてほしかった、演出だけでなく仕様としても攻撃がしょっぱい仕様だけど・・・
169 ななしのよっしん
2025/05/27(火) 20:42:17 ID: 9lKYISDvgO
3は、スタッフがアークシリーズの未プレイだったのか、アレク達はトッシュを始めするアーク一味がロマリアの将軍の一人の策略により、スメリア王殺害の濡れ衣を着せられて、指名手配されている事も殉教者計画など知らない矛盾が納得できなかった。
170 ななしのよっしん
2025/09/20(土) 15:10:58 ID: wVm1HG7k3q
久々にシリーズ通してやってみたけど
改めて考えると3が一番シナリオにまとまりがあるな
というより1と2が最終的に色々と投げてるせいでもあるが
聖櫃関連とか色々ツッコミ所はあれど、前向きに見れるラストという意味では
3までやった方が絶対にいいな
急上昇ワード改
最終更新:2026/01/03(土) 03:00
最終更新:2026/01/03(土) 03:00
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