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ニセコイのキャラの中で一番早く記事が作られたから、よほど人気のキャラだと思ってこのページまで来たそこの君。 うん、何の変哲もないただの「サブキャラ」の記事なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
そして来たついでにこの記事を見てほしい
これらの記事を見たときに、何かビビっと来た君は、きっと言葉では言い表せない 「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい。そう思って、この記事を作ったんだ。じゃあ、改めて概要に移ろうか。
宮本るりちゃんとは、漫画『ニセコイ』に登場するキャラクターである。
概要
一条楽たちの同級生であり、小野寺小咲の一番の親友。小柄な眼鏡っ娘で、クールな性格でカンがよく、若干S。貧乳。
ニセコイ作中では楽と一切のフラグが立っていない貴重な女性キャラである。
当初は小咲との会話がほとんどで、たまに楽や桐崎千棘との会話が少しある程度だったが、最近では舞子集との会話シーンが多い。
呼び名は「宮本~」で、千棘・小咲・集は「るりちゃん」、小野寺春は「るりさん」と呼ぶ。とあるお方はマイプリチィガ~ルるりちゃんと呼んでたりも。
るりちゃんの活躍
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この先はるりちゃんの数々の活躍を示してあるぞ!本編にあまり絡んでないとはいえ多少のネタバレ(58話102話のみほぼ全部ネタバレ)もあるので そういうのを好まない人はいますぐ引き返そう! |
第5話「イッパイ」
るりちゃん初登場。この時は台詞もなくほとんどモブ状態だった。この頃はなぜか小咲と身長がほとんど変わらない。
第6話「ニタモノ」 第7話「テヅクリ」
台詞付きで再登場。名前で呼んでることから小咲の友達ポジションであることがわかる。身長が小咲と変わらないどころか若干上のようにも見えるが気にしない。ちなみに6話のシーンは雑誌版と単行本版では容姿がかなり変わっていたりする。
第8話「ホウモン」 第9話「セッキン」 おまけ漫画「舞子集と宮本るり」
サブキャラとして本格参戦。8話冒頭で小咲の好意に気づいてていたことをあっさり告白。ジト目も初披露した。この時点で楽の小咲への好意も察している模様。
その後、楽との初の会話シーンで半ば強引に楽の家での勉強会を提案。小咲にSっぷりを発揮したり、なぜかついてきた集との初会話もあった。
が、しかしだ。それよりも注目してもらいたいコマがある。8話で集がぶっ飛んだ質問を投げかけたシーン、吹く千棘・楽、赤面の小咲の隣で何とるりちゃんがほんの少しテレ顔になっているのである。るりちゃんかわいいよるりちゃん。
また、8話の裏話として単行本2巻に掲載されたおまけ漫画では、お気楽な集に振り回され、「いっぺんシメる」とマジギレ。この後から集が問題発言→るりちゃんがシメるの流れが定着することに。
第10話「スイエイ」 11話「カギアナ」
水着回にるりちゃんも登場。千棘・小咲と共に可愛い水着姿とつつましい胸を披露。また、千棘との初会話シーン有。
この回でも、胸を馬鹿にされたと瞬時に察し、集を容赦なく足踏みしたり、楽を強烈なジト目で睨み付けたりと絶好調。そしてなんと、更衣室での着替えシーンでるりちゃんの下着姿が!小咲が同じくこの回でチラ見せしたり、75話で小咲の妹・春が楽にパンツを見られたり等の描写があるが、ニセコイの作中で完全に隠れてないパンツの描写があるのはるりちゃんだけ!(75話現在)
第12話「ネタバレ」 ~ 14話「カシカリ」
千棘の秘密ネタバレと小咲の告白回。るりちゃんのちょいテレ顔が見れる。
告白すると宣言した小咲の相談中に楽が突如現れた場面では、小咲を楽と2人きりにさせてさせるため超全力で帰宅。バイビー!
が、やはり結果は気になるようで、神の仕業で告白に失敗した小咲を校門で待ってあげていた友達思いなるりちゃん。ヘタレと罵りながらも、「小咲にしては頑張ったほうじゃない?」とツンデレ頂きました。
第15話「ライバル」 ~ 18話「シアワセ」
鶫誠士郎の登場&メイン回。出番は都度ないものの、持ち前の勘の良さか、はたまた眼鏡フィルターのおかげなのか、鶫が女であることは最初から分かっていた模様。
決して男に興味がないとかそういうわけではないのだ!
第19話「オミマイ」
本編では出番はないものの、遂にCカラーデビューを果たす。他の3人に比べてほんの少し小さい気がするが、気にしてはいけないのだろう。
第20話「ドンカン」
しかし勢い余って小咲の秘密をばらそうとしてしまい、木地本をおもいっきり引っ叩かれたるりちゃん。珍しく小咲にプンスカのガチギレ。まぁ仕方ないね、うん。
第21話「キズアト」~25話「ヨビカタ」
長編の林間学校編。最近出番が減っていたうっぷんを、一気に晴らすかのように大活躍。
バス内での小咲への遠心力攻撃に始まり、集への暴行、目潰し、鶫には追剥ぎにセクハラ、しまいには小咲に「暗がりで押し倒しちゃえばいい」と言い出す始末。最早やりたい放題である。
第26話「コイブミ」
鶫メイン回。
ヒロイン3人組と共に、ラブレターを渡すシチュエーションで扉絵のに登場。1人だけ全くテレもせずクールに差し出するりちゃん。流石である。
だがしかし、ところ変わって本編ではウソ情報を教え鶫をからかい、小咲にげんこつをもらったるりちゃん。意外とお茶目な一面を見せてくれた。
第27話「ヨリミチ」 ~ 第29話「カクニン」
千棘の誕生日会回。
初っ端から登場し、千棘と楽が互いに苗字で読び合うようになったことを知ると、「先を越されたわね」と小咲に強烈なボディーブローをお見舞い。だがこの程度ではるりちゃんは怯まない。持ち前の強引さで楽と小咲2人きりで、千棘の誕生日プレゼントを買わせに行かせることに成功。相変わらずの策士っぷりである。本当はるりちゃんも行きたかったんだろうけど、お腹が痛いならしょうがないね、うん。昼飯にA定食2個食ったとか別人でしょ?
そしてなんやかんやで桐崎邸。千棘にプレゼントで小説を渡し、本編の裏で大量の皿が積み上げられるほどムシャムシャ食べていたるりちゃんであった。腹痛?知らんな
第30話「シャシン」
林間学校編後日談。お約束と化した集への罵りも、変態・クズ・○ねと、ますますパワーアップ。
鉄拳制裁面でも、微妙に恥ずかしいショット(by 集)の写真を見た次の瞬間には、集を瞬殺する見事な戦闘力を披露。どんな写真か見たい人は単行本4巻の購入を。
話は変わるが一条君、君が譲って貰った写真、るりちゃんの部分だけ私譲ってくれな…おや、誰か来たようだ
第31話「ホウカゴ」
橘万理花編プロローグ。るりちゃんの力を持ってすれば、ジト目を駆使しただけで会話ができるのだ!スゴイぞーカッコいいぞー!!
第32話「アイアイ」 ~ 第36話「サンボン」
万理花登場&メイン回。鶫の時と同様、今回も転校してきた万理花に興味がないどころか、本読みながらあくびしているるりちゃん。
その後、楽と万理花の ToLOVEる な場面に遭遇し、謎の言語を放つ。罵りのレベルアップは止まるところを知らない。
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楽と万理花のデート回では、変装を施し、小咲を無理やり連れ尾行を敢行するもアイスに夢中になり目的を忘れてしまうるりちゃん。欲は抑えられないからね、仕方ないね。
また、この万里花編の後半部分が収録されている単行本5巻では、デフォルメ状態で半表紙デビューを果たした。
第38話「ハタラク」 第39話「タイフウ」
るりちゃんの私服!るりちゃんの(アイス)ペロペロ!るりちゃんの説教!るりちゃんの変顔!るりちゃん(中学生)!るりちゃんのとびひざげり!イイぞ、もっとやれ!
第40話「ウソツキ」
勉強会(2回目)。またもや私服で登場。今度は全身見えてるぞ!
今回も安定の集へのグーパンと踏みつけをするだけの簡単なお仕事。毎度ご苦労様です。
ところで舞子君。なぜ君はるりちゃんに話題を振らなかったのかい?るりちゃんのバストを聞き出すチャン…おや、誰だこんな時間に…
第42話「エンニチ」 第43話「ゴリヤク」
夏祭り編。ヒロイン4人衆と共に浴衣姿を披露。日頃の集への鉄拳制裁で腕がますます成長した結果、なんと浴衣を着ていながら集の顎付近にキックをかますというミラクルを起こす。やったねるりちゃん!
第44話「ウミベデ」 第45話「モヤモヤ」
キムチ事件海水浴編。るりちゃんの水着姿が再び。
水泳部なこともあってか早く海で泳ぎたいらしく、海に着く前からシュノーケル装備で完全にワクワクしてらっしゃる模様。
小咲が楽と二人きりになった時は、海岸でシュノーケル片手に小咲を応援しながら黄昏ていた。珍しくシリアスなシーンである。
なお、集への制裁はバットで豪快に吹っ飛ばしたり、花火を飛ばしたりと新たなジャンルに突入。進化は止まらないのだ。(というかあんな花火本当にあるのか…?)
第46話「エンゲキ」 ~ 第50話「シュヤク」 おまけ漫画「その時彼女は」
文化祭編。るりちゃんは最後にちょろっと出てくるだけで、都度出番はなし。珍しく楽を蹴ってたりするけども。
単行本6巻のおまけ漫画で、実は裏で着ぐるみを着て文化祭で大活躍してたことが発覚。鉄拳以外にも数々の曲芸ができ重い荷物もヒョイヒョイ運び、おまけに料理を簡単にこなしたりと、超ハイスッペクなのである。スゴイぜるりちゃん。
そして着ぐるみを脱ぐと髪を結んだ、まさに天使なるりちゃんが…るりちゃんファンならぜひ見るべし。
第52話「ソクテイ」
身体測定回。なんとるりちゃんは小咲のバストサイズを常に把握してることが発覚。キマシタワー
第53話「ウラナイ」
占い回。諸事情で楽の誘いを断ろうとした小咲を目をキラキラさせながら制止。まごう事なき天使である。
この回では小咲に髪を掴まれながらも、小咲ごと引っ張って進む怪力っぷりを発揮。どこまでハイスペックなのだろうか…
第56話「オシエテ」
万理花の補習回。テストの順位が集と隣な上に負けてるという屈辱を受けたるりちゃん。とてつもない顔芸をご披露なされた後、いつも以上に集をフルボッコ。お疲れ様です。
第58話「フンシツ」
機は熟した。遂に、遂に、遂にこの時が来たのである。
全国のるりちゃんファンが待ち望んだるりちゃんメイン回が遂に来た!もう一大事である。
普段1コマ~2コマが基本のるりちゃんがなんとほぼ全ページにわたって登場しているのだ!正確に言うと全130コマ中103コマだ!どこのページを見ても至る所にるりちゃんが!るりちゃんファン大歓喜!やったぜ。
<落ち着いて中身に入ろう。まず、いきなりるりちゃんの台詞から始まる。自分はまだ恋というものをした事がないが誰が誰を好きかは分かる…との事。そんなことを言ってたらいつの間にか眼鏡を紛失してしまった模様。
そして扉絵。勿論るりちゃんオンステージである。惜しむらくはカラーじゃないことだが、いつか来るってボクシンジテル
眼鏡を無くしたるりちゃんは楽と小咲に相談をしに行く。どうやら窓縁に眼鏡を置いて眼鏡拭きを取りに行ってたら眼鏡がなくなったご様子。いつも通りの調子で割り込んできた集もいつも通り粉砕。だが今回はもしかしてもしかしたら、集の「眼鏡がないるりちゃんもとても素敵だからっ!」という発言への照れ隠しの可能性も無きにしも非ずなのだ。
集を粉砕し、教室を出ようとするが眼鏡がないため壁に激突。ゴシゴシと打ったところを撫でたものの、今度はこけてしまう。しまいには楽ではない全くの赤の他人に話しかけてしまう。どうやら極度の近視のようである。(それなら何で冒頭で眼鏡置いて教室に戻ったんですかね)だが近視とはいえ少々距離が離れてようが、集へのグーパンはピンポイント。気でも読めるのだろうか。
集はほっといて楽と小咲と共に落としたかもしれない場所に移動。捜索を開始するがるりちゃんが見つけるのは眼鏡とは程遠い物ばかり。レアなるりちゃんがボケ要員となったシーンである。だがまだるりちゃんのボケは止まらない。楽と小咲を2人きりにするために、突然何かひらめいたと思えば人気の無い校舎裏で「頭ブンブン運動」をしてたという謎発言をしだす。流石に露骨過ぎるので小咲に顔をギュー!とされたかわいいるりちゃん。お茶目である。
…と、ここまでは普段とあまり変わらないやり取りなのであるが、今日のるりちゃんは近視状態。小咲を後押しするつもりがミスで楽に向かって「押し倒す為には最適な場所だと思うわよ」と助言するという強烈なボケをかましてしまう。流石にプンプンに怒って職員室に行った小咲だが、本人は気にせず「いてら~」と見送る。なんやこの可愛い生き物は…
ともあれ楽と2人きりに再び捜索を開始。ちなみに楽と2人きりのシーンは水泳回以来。(まぁそもそも小咲以外の誰かと2人きりって描写自体がほとんどないのだが…)草むらに向かって一生懸命手を伸ばして体をピクピクさせてるるりちゃん。これまた天使である。
すると2人きりになった事を良いことに、楽はいきなり小咲の好きな人は誰か?などと聞いてくる。これには流石のるりちゃんもおキレになさった模様。さらに話を聞けば聞くほどヘタレだか鈍感だか分からない楽の心情がどんどん出てくる始末。もう全身から謎のオーラを放ちだす。サイヤ人にでもなるのだろうか…
とにもかくにも我慢の限界にきたるりちゃん。小咲が誰を好きかを楽に伝え…ようとしたら集が乱入。結局言えずじまいで楽と小咲と別行動に。すると集がるりちゃんの発言を制止するために乱入したことをぶっちゃける。集と互いの意見をぶつけ合うが徐々に集に諭されていく。そして…遂に!!遂に!!来たのである!!!
あのるりちゃんが遂にデレたぞぉぉぉぉぉぉ!!!
集に諭され「そんなの私だって…」と若干の悔しさをにじませながらもデレを披露。集と同じ意見という点での恥ずかしさ、でも負けてないという反抗心からのデレである。全国のるりちゃんファンがもがき苦しんでる図は容易に想定できるであろう。え?コマが小さい?こまけぇこたぁいいんだよ!!
最後はあれほど嫌ってた「メガネのよしみ」というくくりで集を許す場面も。るりちゃんがほんの少しながら、集を初めて認めた場面である。遂にフラグが建設されたのか、それとも…
※単行本14巻の特典として58話のエピソードをアニメ化したOVAがつくことが決定した。
第59話「ヒサビサ」 ~ 第62話「キッカケ」
クリスマス編。人気投票結果が発表された。るりちゃんは順当に5位。まぁ4大ヒロインいるからね、しょうがないね。
本編ではほとんど出番なし。最初の最初に集を罵倒したことと、ほんの少しだけ私服(冬服ver)を披露したぐらいか。
第63話「ソノアト」
クリスマス編後日談。天使と化した小野寺さんに変なものをプレゼントしていた。
第64話「ミコサン」
巫女さん。巫女さん。巫女さんですよ巫女さん!ヒロインズとるりちゃんの巫女姿披露回。
集がヒロインズの巫女姿に狂喜乱舞する中、何の反応もしてもらえずヤキモチを焼いたのか、必殺の「別にいいけどムカツクのよパンチ」を集にお見舞い。この二人のやり取りは、もはやコントの域である。
第65話「ヘンボウ」
振袖。振袖。振袖ですよ振袖!ということで、今度はヒロインズとるりちゃんの振り袖姿披露回。
ウイスキーボンボンの効果で酔っぱらい、次々に本心があらわになっていくヒロインズ。酔っぱらったるりちゃんも本心をさらけ出す……と思いきやるりちゃんが不満を持っていたのは、政府と今後の日本の未来だった。
ところで、この話のオチは酔っぱらったヒロインズに楽が逆レ○プされるというオチなのだが……オチにるりちゃんが見当たらないのである。一体どういうことなのか。
他の4人より酔いが回っていて、まだ他で寝ているのか?そういえば、万理花にKOされた集も見当たらない。
まぁ、酔っぱらったるりちゃんと気絶した集がいないからってなーーーんの問題もないよね、うん。
第66話「セキガエ」
タイトル通りの席替え回。るりちゃんは集の隣の席になると、目眩を発症するようである。
楽と小咲が隣同士になった時には、「ガンガン行けくっつけ押し倒せチューしろ」とドス黒いオーラを放って祝福。友達思いである。
さらに、友達思いのるりちゃんは小咲の教科書に落書きをして、二人をくっつける作戦を決行。なお、裏では集が楽にまんま同じ作戦を決行していた。もう付き合えよお前ら
ちなみに、最終的にるりちゃんと集は席が前後になりました。
第67話「オイシイ」 ~ 第69話「ギリギリ」
バレンタイン回。相変わらずの集とのセットで登場。
しつこくトッポをギブミーする集に対し、鼻をかんだティッシュをプレゼント。羨ましい
第70話「テジョウ」
鶫メイン回。後姿のるりちゃんもジト目のるりちゃんもカワイイよ!
第72話「マラソン」 ~ 第73話「カンセツ」
マラソン回。いつも通り小咲をイジる。
楽に勝たせたくない集と、楽に勝たせたいるりちゃん2人が裏で暗躍。なお、るりちゃんの作戦は集に見透かされたりする。
ちなみにこの辺りから極端に出番が減ってきたりする。サブキャラだからもともと出番少なめだが。
第75話「カミカゼ」 ~ 第78話「カエシテ」
新キャラ、小咲の妹・小野寺春のメイン回。
春とは面識があるらしく、「るりさん」と呼ばれいる模様。春が楽と小咲の関係に首を突っ込もうとしてたのを、余計なことはしない方がいいとやんわり諭す。58話での集の諭しが聞いているかは不明だが、初期に比べると二人の仲を見守るというスタンスに切り替えつつあるのだろうか。
ちなみにるりちゃんの中での楽の評価は「鈍感クズ野郎」とのこと。
第81話「セントウ」
俗に言うサービス回。ヒロインたちのギッリギリでドッキドキの姿が拝めるぜ。
なお、るりちゃんの出番は無かった。許すまじ。
第82話「オソウジ」
俗に言うサービス回その2。ヒロインたちのギッリギリでドッキドキの水着姿がアップで拝めるぜ。
第83話「スキナコ」 ~ 第85話「オウエン」
初の集メイン回。そして最初で最後であろう担任のキョーコちゃんメイン回。
集の好きな人がテーマの回。るりちゃんもなんだかんだで集の思い人は気になるご様子。そのことを集に指摘されちょいテレ顔も見せる一面も。その後いつも通り罵声を浴びせるのはお約束。
しかし、いつものように腹を立たせながらも、集のことを考える機会が多くなってきたご様子。
親友の楽よりも早く集の違和感に気づいたり、何かと気に掛けるシーンも多々。これは持ち前の洞察力の高さなのか、はたまた…
最後は楽の小野寺置き去りダッシュを彷彿とさせる全力でキョーコちゃんのもとへ向かう集を目撃。これを見たるりちゃんは何を思ったのか……
第86話「オミマウ」
楽による小野寺姉妹の見舞い回。
楽に小咲を見舞いに行くよう、いつも通り暗躍。るりちゃんマジ策士
第87話「ナンノヒ」 ~ 第92話「ハナタバ」
楽の記憶が飛んだり、物語の重要な秘密が明かされそうになったりでメインキャラはほぼ総出演。るりちゃんもいろんなところで出てくるが、本筋には絡んでは来ない。
楽の記憶喪失時には、小咲と楽の出合を演出する為にアツアツの中華丼2つをどこからともなく用意。マジシャンかな?
また、小野寺家での楽の記憶を取り戻す作戦会議中に、小咲が隠していた秘密をるりちゃんが知ることに。るりちゃんは激おこ…だがこれをきっかけにもしかしたらるりちゃんが本筋にかかわってくる………かもしれない。
第93話「ヤセタイ」
小咲ダイエット回。
小咲が痩せたい一心で悪戦苦闘する回。小咲のあんな所やこんな所をふんにふんに触って、「ビクッ」「ひぅ…」っとさせてました。
第95話「オッサン」 ~ 第97話「オネガイ」
万里花の親友、えるたそ篠原御影登場回。るりちゃんは出番なし。
第98話「オハヨウ」
小咲の中学時代のエピソード回。巻頭カラーページでは集に膝かっくんされた模様。
楽と同じ学校に行くため高校受験に奮闘する小咲を支援。なお、この頃から小咲の楽への感情は察していたようで、「…ははぁん?」とシャフトもびっくりのシャフ度を見せつけてくれた。
第102話「セイエン」
前回から約1年。実に44話ぶり。2回目のるりちゃん回が遂に来たのである。
今回は全142コマ中86コマだ!どこのページを見ても至る所にるりちゃんが!るりちゃんファン大歓喜!やったぜ。
るりちゃんの所属する水泳部が大会に出ることに。水泳部自体は弱小だったものの、なんでもるりちゃんは中学時代からさまざまな大会で優勝してきた実力の持ち主だったとか。
この大会で勝てば全国大会ということもあり、総出で小咲たちが応援に駆け付けた。徹夜で応援幕を作ってきた千棘・鶫に、楽についてきたという万里花にお礼を言いつつ、集にはいつも通り罵声を浴びせる普段通りのクールっぷり。別に応援なんかいいのにと言うものの、小咲の今日は応援したいから、という言葉を受け渋々照れながら大会に臨むことに。
かくして大会が始まる。
全国前の大会だけあってどこも強豪揃い。中でも優勝候補は前回覇者、"水上のバタフライ"の異名を持つ蝶ノ内羽子。だがるりちゃんも負けてはいない。実は"凡矢理高校のマーメイド"との異名を持ち、高校水泳界ではかなりの有名人の模様。
多くのギャラリーがおり、声援の力は偉大と言う蝶ノ内に対し、応援なんてあっても何か変わるわけでもないと言うるりちゃん。相対する意見を持つ2人は、蝶ノ内1位るりちゃん2位で予選を通過する。
静かにライバル心を燃やす2人。そんな時、ギャラリーに声援を送ってる最中の蝶ノ内が、僻み妬み満載のモブの仕打ちにより転倒しそうになる。とっさに反応したるりちゃんによって蝶ノ内は助けられたものの、代わりに助けたるりちゃんが足を痛めてしまう。
控室に戻ったものの、足の痛みは治らず「趣味で始めたこと、無理までしてすることでもない」と大会を棄権しようと考えていた。
そんなるりちゃんのもとに小咲が訪れる。応援はいい、と再三言うるりちゃんに「泳いでるときのるりちゃんすっごくかっこいいんだもん!見てたら応援せずにはいられないんだよ」という言葉を贈る小咲。
この言葉を聞き、決勝への参加を決意したるりちゃん。通路では、足の怪我にいち早く気づいて様子を見に来た集が。
「その足で行くのかい?」という問いかけに、「応援…されちゃったからね」と嬉しそうな顔で話す。るりちゃんも集がここに来た理由を察していたようだ。
声援という新たな力を得た"マーメイド"。美しいドルフィンキックを駆使したバタフライで本領発揮。蝶ノ内を制し、見事に優勝に輝いた。
優勝後、小咲や千棘らに盛大に祝福されるるりちゃん。応援されるのもたまには悪くないと、少しテレ顔で胴上げされていた。
蝶ノ内には牛乳を飲んだほうがいいと指摘されてたりもしたが、この話題に触れてはいけない。
前回よりもテレ顔増加、その他さまざまなるりちゃんの表情を見ることができる回である。ぜひ読むべし。
ちなみにこの回、主人公の見せ場は何一つなかった。
第105話「タナバタ」
,イ二ニ=、
,ィ' _ rーー(⌒ヽ⌒ヽ、
/ソ" ̄ /::::/ \::::\;;;;;`、
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| 3 |
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|宮 |
|本 た |
|る |
|り れ |
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なお宝くじは買っていない模様。
第106話「ソウサク」
千棘のリボン捜索回。
リボンをなくし落ち込む千棘の髪を結ぶ為にシャキーンと櫛を高々と掲げるデフォルメるりちゃん。天使。
第107話「オマツリ」
季節は流れ、夏休みは花火大会・縁日の回。
物語は春ちゃん視点で進む。そのせいか、るりちゃんのクローズアップが少ない。
浴衣! せっかくの浴衣なのに! るりちゃんの浴衣なのに! クローズアップが少ないのである!
そんな浴衣るりちゃんは、お祭にやって来た小野寺姉妹と並んでさりげなく登場。3人の身長差が確認できて可愛い。
千棘と遭遇して、るりちゃんはさりげな~く「一条くんは?」と質問。デキる女は違いますな。
楽と集とも出会い、春ちゃんと浴衣を褒める褒めないでラブコメしているコマの端で、るりちゃんが小咲に向かって何やらジェスチャーしている…。このあとシーンが変わると小咲とは別行動しているところを見ると、「私は別行動するから一条くんとうまくやりなさい」と伝えているのだろう。フキダシがなくても読者に伝わる二人の関係、美しい…。
話が盛り上がってきて、集が「~例の花火」と言うと「…それ”お結び玉”の事?」と即反応。こういうのを知ってるのはどうしてだろう…小咲サポートのためか…そうなんだろうなあ。るりちゃん可愛い。
「誰か今年オレと見ない~~?」「すん…」可愛い。
その後なんだかんだで、人混みを避けた出店の裏にて集と二人きりで話をするるりちゃん。頬張っているのは肉厚なイカ焼きである。ああ、イカ焼きになりたい…。
会話を春ちゃんがついつい盗み聞きしてしまい、内容は楽と千棘についてのものとわかる。ですよねー。
しかし我々にとってここで重要ポイントなのは、るりちゃんが口の端にソースをつけたまま話しているところである。普段は誰にも隙を見せないであろう鉄壁のるりちゃんが、口の端にソースをつけたまま話しているのである! しかもしかも、彼女が最も警戒し嫌っている(ということになっている)集と二人きりのときにである。きっとこの後に集から指摘されて、顔を赤くしながらいつものように彼を吹き飛ばすのだろう…ごちそうさまです…。
今回、浴衣に合わせてかさりげなくメガネを外している。許せるメガネパージであった。
そしてメインである春ちゃんを差し置いて、最も顔をアップで大きく描かれている。マンガ的な効果と素顔を際立たせる狙いを両立させたこの演出には、ただただ脱帽するしかない…るりちゃん可愛い…。
第108話「シツモン」
るりちゃん「ところであんた なんで私に付いて来てるの」
集「いやぁ誰も相手してくれなくて」
るりちゃん「一人で回れ」
呆れ顔でキツいこと言うるりちゃんが可愛い…。しかし直後のコマで、
集「(春が潜んでいた方を振り返る)」
るりちゃん「? どうしたの」
なんだかんだで集が立ち止まったらちゃんと気にしてる…るりちゃん優しい…。
このあと誠志郎に会うときは、彼女からソースについて指摘されていない。集は移動し始めてから指摘したのだろうか。衆人環視のもとで教えられて怒ってしまう、そんなるりちゃん…集、お主も悪よのうというかなんというか…敬礼。
第109話「ブキヨウ」
みんなと合流して縁日を行軍するるりちゃん。
最初はイカ焼き、今回登場時はわたあめ、次は一行の先頭を歩きながらりんご飴。
最後のコマでは、かき氷を食べる千棘の後ろで、何かにかぶりついている…これはなんだろうと疑問を残したが、モシャモシャとかぶりつくるりちゃんが重要なのである。ちゃんとお祭を楽しむるりちゃん可愛い。
第113話「ジイサマ」
先に書いてしまうと、ここからの一連のエピソードは最高だ。
すべてが”最高”で構成されているのである。
ついに気が狂ったか…とお思いの方もいるだろう。安心してほしい、この文章は冷静さの元でるりちゃんへの敬愛を最高位に置いて書かれている。すべてはるりちゃんに帰す。
もし、まだこのエピソードを読んでいないという同志諸君がいるのであれば、ここから先は読まないことをおすすめする。このような辺境のるりちゃんハウスで、どこの誰とも知れぬ者が書いた文章によってこのすばらしいエピソードの内容を知ってしまうべきではない。
一応おいしいポイントである要所要所は伏せながら、「原作を買うお金がない…!!」と、るりちゃんパワーを補給することができない学生諸君が読んでも大丈夫なようには書くことを試みる。原作を読んだときに”新しい感動”へ出会えることを、保証こそはしないが十分に配慮する。
そして、決して筆者は「他のエピソードが最高ではない」と言っているわけではない。
この話が、それだけ特別なだけである――。
?「…ですから そこをなんとかお願いしますよ るりお嬢様!」
出だしは、るりちゃんへ何者かが発したこの意外なセリフで始まる。
この端的なセリフで、るりちゃんスキーであるところの我々は複数の衝撃を同時に受けることとなった。
- るりちゃんがお嬢様属性を持っているという新規設定
- 扉絵がメインヒロイン4人なのにも関わらず、るりちゃんメイン回であることを示すセリフ内容
- 意味ありげなコマの背景による導入で、決して軽いエピソードではないことを想起させられる
「これはただごとではない」と直感させられる、際立って素晴らしい演出である。
そんなセリフを発したのは、るりちゃんルーム(初出・要確認)に置かれたノートパソコン。
るりちゃん「…だから その呼び方やめてって言ってるでしょ」
パソコンを用いて誰かと会話している、そんなるりちゃんが2コマ目で描かれている。
このるりちゃんは、多くの者がそうするように椅子に座って机に置いたノートパソコンに向かって話しているという構図なのだが、これがまた素晴らしい…”最高”なのである。さらに言うと、”太もも”なのである。刮目せよ。
二人の会話は、「るりちゃんのおじいちゃんが『るりちゃんの彼氏を見たい』と言っている」というもの。会話の相手は中居さん的な格好をした女中さん。
るりちゃん「死ぬ前に一度でいいからってお願いを今まで何度聞いてきたと思ってるの」
しかしるりちゃん、このお願いは何度も断っているようだ。もちろん彼氏などいないからである。ひゃっほう。そんなるりちゃんだったが、今回ばかりは断りきれそうもない……そこで、適当に彼氏をでっち上げることにした。
バラバラ シャキーン!
↑ここで何があったのかは、自分の目で確かめてほしい。言葉に出来ない。
テキトーに彼氏をでっち上げたるりちゃん。それが誰かは特に確かめたりせず、「これが私の彼氏なの」と女中さんへ「彼」の写真を見せる。るりちゃんとしては、ここでこの話は終わるはずだった…しかし…
女中さん「じゃあ明日この方をおじい様の前に連れてきてください!」
るりちゃん、奇しくも翌日はちょうど帰省する予定だったために話を押し切られてしまう。
そして、中居さんによる彼氏の評が始まる――いわく、「十字の髪留めなんかチャーミングで……」。
その言葉に「…え」 と、察しのいいるりちゃんは自分の犯した重大なミスに気がつく。
そう、るりちゃんにテキトーに彼氏としてでっち上げられたのは「一条楽」その人であった――。
場所は移り、移動の電車内。
るりちゃんは楽と、なぜかついてきた集と一緒に実家へ向かう。
事情を楽へ話したるりちゃん、楽にはもちろん小咲にも申し訳なさそう。
普段は失敗が少ないるりちゃんのレアな一面・表情を見ることができる。
実家へ到着したるりちゃん御一行。るりちゃんは麦わら帽子に、体格に合わないでっかいリュックを背負ってスカーフを巻いている活動的な服装。非常にキュートである。
玄関前にて、冒頭でるりちゃんと会話していた女中さん、里中さんに出迎えられる。
広すぎる実家の敷地、女中さんがいることなどに驚く楽。里中さんに見惚れる集。
そこへおじい様がやってくる、のだが…
おじい様「マ~~~イプリチィガ~~~~ルるぅぅぅぅぅりちゅわ げぶぅ!!」
登場時のインパクトは原作で確認してほしい。言葉に出来ない。
100歳という年齢を誇るおじい様になんかすごいキックを見舞って退治したるりちゃん。
るりちゃんとおじい様――二人の関係性を端的に表す会話が、この直後に見られる。
おじい様「ひどい…!! こんな幼気な老人に暴力なんて…」
るりちゃん「幼気な老人は大声で叫びながら突進しては来ない」
屋敷内に通されてすっかり歓迎されている、るりちゃんたち御一行。
おじい様「わしが宮本るりの曾じじに当たりまする 宮本武蔵と申します!」
※真偽のほどは原作で確かめよう。
るりちゃん、歓迎の席でおじい様へ彼の好物であるエクレアを「はいお土産」と渡す。なんだかんだおじいちゃんっ娘なのかもしれない。おじい様はもちろん大喜び。その反応を見た楽や集からは、とても彼が100歳には見えないという具合のパワフルおじいちゃんである。
話は進み、るりちゃんが「一条楽くんって言うの よろしくね」とおじい様に紹介すると、
おじい様「もうチューはした?」
るりちゃん「そういう事を聞くんじゃない」
といった具合である。コマ内に書き文字で「キャー♥」である。るりちゃんとは対照的なおじいちゃんである。
話題は、るりちゃんの過去話へ。と言ってもお祖父様による孫自慢タイムである。
「るりピーの小さい頃の写真じゃよ」と、マニア垂涎めいたるりちゃんの幼少期写真の数々が!
ここはるりちゃんがおじい様から褒められて、素直に照れ照れした表情を見せるところがキュートポイントである。クールフェイスを保ちつつ照れ照れ。ごちそうさまです。
おじい様「それで これがわしのとっておきなんじゃが…」
おじい様のとっておきについては、文章力が追いつかないので言葉に出来ない。
おじい様は、るりちゃんのクロスチョップ(かくとう/物理/100/80)を見舞われる。
そして、この流れに(恥ずかしい)写真と言えば黙っていられない男・舞子集が乗ってくる!
集「見て下さいこの校内で激写されたるりちゃんの数々…!!」
おじい様「す…素晴らしぃ~~~!! 感激したぁ――!!!」
そんな二人を見ていた楽いわく「馬が合うみたいだなあの二人」とのこと。
るりちゃんは(舞子くん苦手なのはおじいちゃんに似てるからか)と気づいてしまった。
るりちゃんの頭痛はとどまるところを知らない…。
盛り上がっているアホ男二人を置いて、席を離れたるりちゃんと楽。
肝心なところである「楽が恋人のフリをしてごまかす」という目的に関しては手応えがあった。
まったくバレている気配はなく、「疑われているようには思えなかったけど…」とるりちゃんは言う。
楽「しっかし宮本のおじいちゃんはホントに元気だな」
※ここのるりちゃんの表情かわいい
るりちゃん「……無いのよ 悪いところなんて」
どうやら楽は「おじいちゃんの死ぬ死ぬ詐欺めいたお願い」について詳しく聞かされていなかったようだった。そしてるりちゃんは、今回もどうせいつもどおりの『死ぬ死ぬ詐欺』だろうと踏んでいることを楽へ話す。
楽「…まあそれだけ宮本のことが大好きってことだろ」
るりちゃん「…どーだか」
そして、いったん部屋に戻ることにしたるりちゃん。楽に客間へ向かうよう教えてから、るりちゃんも自室へ向かう。……しかし楽、客間がどこだかわからない。迷っていたところへ通りがかった女中・里中さんへ声をかける。
楽「すみません 客間ってどこに…」
里中さん「ああ一条さんの泊まる部屋なら客間じゃなくて椿の間に……」
楽はとんと疑うこともなく里中さんが指差した方へ、椿の間へ向かう。
目的の部屋へたどりついた楽は、ガラッと障子を開けて――――――――
(中略)
るりちゃん「そういうのは小咲にやれ――!!!」
楽「どゆ事―――――――――――――!!?」
何が起こったかと言うと、ラブコメになくてはならない約束された展開である。言葉にできません。
なぜこうした事故が起こってしまったのか――その責任の在処は果たして里中さんではなく、「おじい様が一条さんはお嬢様の部屋に泊めるようにと」「またあのジジイか!!!」と言った具合である。
と、ここでニセコイにおいてターニングポイントとしてしばしば置かれる「キャラの感情が薄い表情」が置かれる。ここでは里中さんのそれであり、「…ちょっとよろしいですか?」とこんなセリフが続く……。
里中さん「…実は、曾おじい様のご容態が本当によくありません」
(続く…)
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記念すべきるりちゃんのメイン表紙単行本。メイン回の58話も収録。ちなみに作者コメントによるとるりちゃんが一番のお気に入りキャラらしい。
ルーリン表紙&マジカルパティシエ小咲ちゃんのエピソード収録。
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