GODSGARDEN(ゴッズガーデン)とは、稲葉央明氏、総師範KSK氏主催の格闘ゲーム大会、およびそれを開催する団体の名称である。通称「GODS(ゴッズ)」。
概要
団体としてのGODSGARDENは、総師範KSKの下に集った多種多様なタイトルの強豪プレイヤーからなる格闘ゲーマー集団である。
独自の大会を運営する傍ら、スピンオフ企画として始まり現在は格ゲープレイヤー配信のパイオニアとして認知されるまでに至った「顔TV!」「裏・顔TV!」の配信、グッズ販売、他大会(特にメーカー公式大会)への運営協力、各メディア・ゲームタイトルとのタイアップ企画など、ゲームにまつわる様々な企画を積極的に実施している。
GODSGARDENという、いかにも厨な名前を考えたのは総師範…と思いきや、稲葉氏である。
GODSGARDEN開始当初、ウメハラが稲葉氏にこっそりと「誰が考えたんすか?w」と聞いたが、「俺です」と稲葉氏が応えると、「ああ、そうっすか…、いい名前っすね」とつぶやき、そのまま黙ってしまったという。
ちなみに総師範KSKが考えていたタイトル案には「東京GODSGARDEN」があったとのこと。
大会としてのGODSGARDENは、ストリートファイターシリーズ、アークシステムワークス製タイトルシリーズ、鉄拳シリーズなどの格闘ゲーム、及びその他ゲームの普及、活性化を目指してオールナイトで開催されるイベントである。2015年現在、GODSGARDEN #1に始まる正式なナンバリング大会が10回、その他オンライン大会やスピンオフ大会なども数回開催された。
インターネット投票や主催者推薦、そして当日予選によって選ばれた、全国ランキング上位のトッププレイヤー達による大会である。
ユーザーサイドが主催する大会でありながら、上位入賞者には賞金・賞品が授与されるのも大きな特徴である。10万円以上の賞金をかけた格ゲーオープン大会として、GODSが日本において初めて実施した。
これまでの最高賞金はGODSGARDEN Online #2の優勝賞金「50万円」。ついでGODSGARDEN #4の優勝賞金「25万円」、#3の「20万円」。
大会優勝賞金額についてはTOPANGAリーグ(第2回大会Aリーグ、個人インビテーショナル戦、100万円)、ぶるれぼ(団体戦3on3、メーカー公式大会(地方予選あり)、100万円)にその座を奪われてしまったものの、個人戦オープン大会の優勝賞金額は現在でもGODSが最高記録を保持している。
また、レディース大会や初心者指導、各種交流イベントなども同時に開催されており、初心者でも参加できる。
2011年3月開催の「#3」までは採用タイトルを格闘ゲームに限定していたが、今後は格闘ゲームに限らず、あらゆるゲームを対象とする旨が発表された。もちろん、格闘ゲームを主体とすることに変更はないとのこと(2011年5月に配信された「顔TV!」にて総師範KSKが言明した)。
また、2011年10月14日に行われた「顔TV!」において、ドイツのプレイヤー「KENZO」が「GODSGARDEN Europe」の立ち上げを発表した。大会開催が実現すれば、日本の格闘ゲーム史上において初めて「日本発祥大会の海外進出」が実現することになる。GODS-EUについてはすでに公式サイトが稼働している。(ただし目立った活動はないのが現状。)
国内でも、関西地方のプレイヤーたちに委託する形で「GODSGARDEN WEST」を立ち上げるという構想があるようだが、詳細は未定の模様。
さらに、2012年9月に開催された「#6」では、大会史上初めて別団体・個人が主催を担当し、GODSが協力する(いわゆる「ブランド貸し」)という初の形態を採用。タイトルもメルティブラッド(Melty Blood Actress Again Current Code (ver.1.07))を採用するなど、初めてづくしの大会となった。
大会形式
ダブルエリミネーション形式
FINAL | ||
---|---|---|
2名 | ||
Winner's FINAL | →1名 | Loser's FINAL |
2名 | 2名 | |
Loser's5 | ||
2名 | ||
Winner's2 | →2名 | Loser's4 |
4名 | 4名 | |
Loser's3 | ||
4名 | ||
Winner's1 | →4名 | Loser's2 |
8名 | 8名 | |
Loser's1 | ||
8名 | ||
1st STAGE | ||
16名 |
GODSGARDENは、通常のシングルトーナメント方式とは大きく異なる対戦形式を採用している。
まず、最初の1st STAGEに勝った者はWinner's STAGEのトーナメントへ、負けるとLoser's STAGEのトーナメントへと進む。その後、Winner's STAGEで勝てばさらに上へ、負ければLoser's STAGEを勝ち上がってきた者との対戦となる。
16名で行われるトーナメントの場合、1st STAGEを勝ち上がった8名がWinner's1へ、負けた8名がLoser's1へと進む。
そしてWinner's1で勝った4名はWinner's2へ、負けた4名は、Loser's1で勝った4名とともにLoser's2へと進み8名で対戦。そこで勝った4名がLoser's3へ進む。
その後も同様に、Winner's2で負けた2名がLoser's3で勝った2名とLoser's4にて合流し4名で対戦、勝った2名がLoser's5で対戦する。
最後にWinner's FINALで負けた1名とLoser's5で勝った1名とがLoser's FINALにて対戦し、勝った者がWinner's FINALの勝者との決勝戦となる。
つまり、一度負けてもLoser's STAGEで負けずに勝ち上がれば決勝戦へと進むことができる、いわゆるダブルエリミネーション形式である。
通常の大会などで多く採用される「シングルエリミネーション」に比べて実施する対戦数が純粋に倍化することから、優勝者決定までに長い時間を要するが、事故や操作ミスなどによる「実力が反映しない敗退」の発生を軽減させることができる利点がある。
北米や欧州などの海外大会などでは一般的な対戦形式であり、オールナイトイベントであるGODSGARDENだからこそ実施できる、長期戦トーナメントとなっている。
これまでのところ、大会は午後3時~4時ごろから行われ、優勝が決定するのが翌日の午前4時前と、実に12時間以上にも渡る長丁場となるのが通例である。
フォーチュンボックス形式(指名制と拒否権)
全ての対戦は指名制(フォーチュンボックス形式)となっており、勝ち上がるごとにくじ引きによる順番で対戦相手を指名することになる。
また、指名された相手は各ステージごとに一度だけ拒否権を発動することができる。拒否権が発動された場合、指名した側の拒否権も失効する。拒否されたプレイヤーは、指名順が一番最後に回される。ただし、拒否したプレイヤーの指名順に変更はない。
これは、いわゆる「キャラ差」が顕著なストリートファイターⅣなどの格闘ゲームにおいて、「キャラ差」による有利不利の影響を軽減するためのものである。
例えば自分にとって有利な相手を指名し拒否されてしまうと、自分の拒否権もなくなってしまうので、自分が不利な相手から指名されたときに拒否できなくなる。そのため拒否されなさそうな無難な相手を選ばざるを得なくなる。
あるいは、不利な相手から指名され拒否すると、さらに不利な相手に指名された場合に拒否できないため、不用意に拒否権を使うことができない。
そのため、指名制でありながら露骨な「キャラかぶせ」が非常にしにくく、指名と拒否の駆け引きも重要になってくる。
この「指名制+拒否権あり」の形式を、GODSGARDENでは「変則フォーチュンボックス形式」と呼称している。
日本では「K-1 GRANDPRIX」などでこのフォーチュンボックス制が採用されているが、K-1では指名制のみ採用しており、GODSGARDENの形式とは一部が異なる。
なお、このルールのうち「拒否権」については、各大会において運用の試行錯誤が続いている。上記と異なるルール実施については以下の例がある。
#4以降
#3までは指名に際しトーナメント枠に空きがある場合「待ち」(プレイヤーを指名せず、枠に収まって誰かからの指名を待つ)を選択できたが、#4からは待ちを選択できず、いずれかのプレイヤーを必ず指名しなければならなくなった。
人気投票などによる招待制 + 当日予選枠
GODSGARDEN(オフライン大会)では通例だと本戦に16名が出場するが、この16名の選出についても大きな特徴がある。12名の招待枠、及び4名の当日予選枠である(#2.5、#5を除く)。
招待枠
まず、16の枠の内、事前に12名分の招待枠を決定する。これまで実施された選出方法は以下の通り。
- 人気投票(#1、#2、#4、#5)
GODSGARDEN公式サイトにて一般の視聴者から投票を募り、獲得投票の多い順に出場を打診するというものである。なお、この選出において以下のようなルールがある。
1 使用キャラが同一のプレイヤーが複数選出された場合(被り)、1つのキャラにおいて選出されるのは2名まで。
2 選出対象者が招待を辞退した場合、 その権利は次に多く票を獲得したプレイヤーに移行する。
※ キャラ被りに該当し招待枠から漏れた選手は当日予選に出場できる。このため、 本戦に同じキャラクターを使用する選手が3名以上になる可能性もある。事実、第2回大会ではサガット使用者が4名に達した。
※ 1の「キャラ被り」について、#4の「NSB枠」「関西予選枠」は被り集計の対象とならない。
- 主催者推薦(#3)
鉄拳6を採用した第3回では人気投票を行わず、主催者側により推薦を実施した。また第3回ではいわゆる「招待者キャラ被り」の上限を『1名』とした。
当日予選
残る4名の枠については、本戦開催前に実施される「当日予選」にて決定する。通例では
の順で行われる。
※ #4では、1グループから2名が選出された(合計16名にて進出決定戦を実施)。また進出決定戦についても「変則フォーチュンボックス」が採用された(シングルエリミネーション)。また#5では当日予選枠が「5名」となったため、5つのブロックに別れて予選を行い、各ブロックから2名を選出。勝ち残った10名からフォーチュンボックスを実施した上で進出決定戦を行い、5名を選出した。
例外
- #2.5では推薦枠が設定されず、すべての枠を当日予選にて決定した(8グループ総当たり戦→上位2名が進出)
- #4では、12名の招待枠のうち2枠を人気投票ではない方法で決定した。
- #5では招待枠を3名、当日予選枠5名、合計8名にて決勝トーナメントを実施。人気投票も#5独自。
- #6では3名の招待選手枠、4名の当日予選枠、1名のネット投票枠にて選抜した。
現在判明している開催予定大会
2015年に約1年半ぶりのナンバリング大会となる#10を開催。次回ナンバリング大会の開催は未定。
#1
会期:2009年8月7日
会場:阿佐ヶ谷LoftA
タイトル:ストリートファイターIV(無印)
参加者:インターネット投票上位12名の招待プレイヤーに、当日予選を勝ち上がった4名を加えた16名。
第一回参加者一覧
#2
会期:2010年3月6日
会場:新宿ロフトプラスワン
タイトル:ストリートファイターIV(無印)
優勝:ときど 準優勝:うりょ 3位:ミゾテル 4位:ももち(格闘ゲームプレイヤー)
第二回参加者一覧
GODSGARDEN Online
→GODSGARDEN Onlineを参照のこと。
#2.5
会期:2010年8月21日 15時開場、17時イベント開始、午前4時イベント終了
会場:阿佐ヶ谷LoftA
タイトル:スーパーストリートファイターIV
オープントーナメント優勝:ネモ 準優勝:あくあ
女性限定トーナメント優勝:鴉。
「2.5」ではこれまでのプレイヤー人気投票は行われず、「Online #2」の出場権(上位4名)を懸けたオープントーナメント、及び女性限定のトーナメントなどが開催された(団体戦は都合により中止)。
●オープントーナメント予選リーグ表 http://godsgarden.jp/godsgarden_25/2-5_entry/
●ネット配信専用ページ http://www.stickam.jp/profile/godsgarden …stickam japan提供
CISから賞金、及びHORI、MSYから賞品が提供される。司会・実況はがまの油(総合司会・決勝トーナメントWinners)、さかもと(予選リーグ・決勝トーナメントLosers)、こくじん(女性限定トーナメント)が担当した。
オープントーナメントはネモが優勝。準優勝はあくあだった。
また女性限定トーナメントは「鴉。」が制した。
#1優勝者のマゴが予選リーグで敗退、#2優勝者のときども決勝トーナメントで敗退するという、まさに大波乱の展開となった。
オープントーナメント決勝進出者
- Aブロック … hiropon(セス) / GGSen(ハカン)
- Bブロック … ときど(ゴウキ) / なお(バルログ)
- Cブロック … ネモ(春麗) / tk584(アドン)
- Dブロック … ハネヤマ(春麗) / アライ(バルログ)
- Eブロック … 魔法少女ざんぎたん(ザンギエフ) / アール(ガイ)
- Fブロック … ナカニシ(リュウ) / トンピー(C・ヴァイパー)
- Gブロック … あくあ(いぶき) / 久弥(ケン)
- Hブロック … トマト(コーディー) / keke(春麗)
#3 鉄拳×GODSGARDEN
日程:2011年2月5日(15時開始、午前5時すぎに終了)
会場:阿佐ヶ谷LoftA
タイトル:鉄拳6
概要:ダブルエリネーション制+フォーチュンボックス制+拒否権を採用。12名の招待枠+4名の当日予選枠
大会賞金:優勝者…20万円+GODS#4「EVO×GODS」招待権+特別称号『唯我独尊』。2位以下の賞金はなし。また参加者に特別称号『庭師』を授与。
後援:バンダイナムコゲームス
運営協力:MASTERCUP
モニター協力:ナナオ
実況・総合司会:つの☆きょう(MASTERCUP)
配信MC:総師範KSK(配信案内など)
解説:はめこ。(MASTERCUP) / ジュリミシェのKEN(MASTERCUP) / やまだ☆マン / なかじま
#3 招待者・当日予選突破者一覧
GODSGARDENとしては初めてカプコン製タイトル以外を使用する大会。大会の運営に際し、鉄拳シリーズでは最大級のユーザーサイド大会である「MASTERCUP」が運営協力を行った。また、今大会よりナナオから大会モニターの提供が行われるようになった。
優勝は、当日予選を勝ち上がった「ペこス」。準優勝は同じく当日予選勢の「チョコやん」だった。
経緯
8月21日に開催された「#2.5」において総師範KSK、稲葉央明の両氏が4gamer.netのインタビュー取材に応じ、次回ナンバリング大会である「#3」の開催を予定していることを明かした(当時は2010年11月に開催予定、とされていた)。これにより、当初#3としてアナウンスされていた「EVO×GODS」とは別にGODSGARDENの次回大会が開催されることになった。
また、12月28日に公開された4gamer.netの特集記事「GODSGARDEN×4gamer 第1弾 「スーパーストリートファイターIV アーケードエディション」稼働記念,ファーストインプレッション座談会」において、次回ナンバリング大会の開催を2011年2月に予定していることが公表され、さらに1月19日の「裏・顔TV!」にて、次回大会の日程が「2月5日」であることが発表された。
そして1月21日の顔TV!、及びGODS・MASTERCUP公式サイトにおいて、以下の概要が発表された。
- 2月5日の使用タイトルは「鉄拳6」(家庭用)。
- 大会運営に際し、「MASTERCUP」及びバンダイナムコゲームスが協力・後援する。また、今後の大会を含め、モニターをディスプレイメーカーの「ナナオ」が提供する。
- 対戦形式はGODSGARDENに準じる(ダブルエリミネーション・フォーチュンボックス制)が、ラウンドは3ラウンド先取となる。
- 参加者は16名。招待制+4名の当日予選あり。
※ なお、当初20歳未満のため出場しないとされていた「AO」選手は、その後本人の年齢が18歳以上(東京都青少年育成条例上、親権者の承諾+保護者の同伴があれば入場が可能な年齢)であることから、会場の入場条件をクリアできることが判明したため、招待選手として出場することになった。
EVOLUTION vs. GODSGARDEN(2011年の開催を中止)
会期:2011年5月6日~7日
会場:ウェアハウス川崎店(神奈川・川崎市)
使用タイトル:スーパーストリートファイターIV、鉄拳6、マブカプ3(共に家庭用)
優勝賞品:EVO2011への招待権、及びラスベガス行きの航空チケット
運営協力:MASTERCUP、EVO
主催:GODSGARDEN
アメリカ最大級の格ゲー大会「EVO」とのコラボレーション大会。GODSGARDENとしては初の完全2日開催となる予定であった。しかし、2011年3月22日にGODSGARDENが公式サイトにて
現在の国内情勢を踏まえて海外から多くの参加者を迎えることが難しい点と、運営・設備の面でイベントを円滑に進行できるかどうかが社会情勢的に不安定である
ため、中止を決定したと発表した。
また、同日にEVOも公式サイトにて「EVO vs GODSGARDENの無期限延期(postponed)」をアナウンスした。これについて、GODSGARDENはツイッターからの質問に応じ、
EVO2011につながる今年のEvovsGGは中止で、今後は来年のEVOにつながるイベントに向けて協議するということになっております。
と回答した。今大会の企画そのものが完全になくなったわけではなく、来年開催予定の「EVO2012」へむけて開催を再度検討するものと思われる。
経緯
2010年7月9日~11日にアメリカ・ラスベガスで開催された世界最大規模格ゲー大会「Evolution 2010」において、EVO * GODSGARDEN の開催が発表された。
タイトルの通り、この大会は「Evolution」と「GODSGARDEN」のコラボレーションイベントとして開催される。総師範KSKが今年のEVOへ参加したのはこの大会開催のためだったとのこと(総師範KSKのツイッターより)。
7月28日、YouTubeにてトレーラーが公開され、またEvolutionの公式サイトでも同じ動画が公開された。公式サイトには以下のように記されている。
With the overwhelming response we have received from the fans of Evo, we have decided to push back the date of Evo Japan to Spring 2011. This will ensure all the fans of Evo can join us in the land of the rising sun to test their skills against Japanese players.
我々は、ファンからの圧倒的な反響により、EVO×GODSGARDENの日程を2011年春に延期することを決定しました。これによって、 EVOの全てのファンが日本人プレーヤーと腕試しするために、日出ずる国……日本へ行けることをより確実にすることができるでしょう。
(Evolution公式サイト(2010.7.28更新)トップページより引用。英訳:alicebooska)
8月28日、4gamer.netのインタビュー取材が公開された、この取材にて稲葉氏は
- 今大会はEvolution側からの提案によって実現した
- EVO側は自分達の大会が世界最強であると自負している一方、日本人プレイヤーの強さも認めている。GODSGARDENがEVOと同じ「ダブルエリミネーション制」を採用していることを知り、この機会に日本勢をぶっ倒したいと考えているようだ
- 使用タイトルは「スパIV」「鉄拳6」が候補に挙がっているが、詳細は未定。2011年5月頃を開催目標としている
とコメントした。
12月5日、顔TV!にて「鉄拳6」部門の運営を「MASTERCUP」開催で知られるまさかり仁氏が担当する予定であることが発表された。これにより、鉄拳6部門の開催がほぼ確定した。
2011年1月、GODSGARDEN #3の開催アナウンスが公式サイト上にて行われた際、#3の優勝者に「EVO×GODSへの招待権」が授与されることが明らかになった。またこのアナウンスの際、開催日程が「2011年5月第1週」と明示された。
さらに、1月28日深夜に配信された「顔TV!」にて、稲葉央明が「日程は確定してますよー」と発言。以前よりチャットなどでささやかれていた「EVO×GODS延期説」を明確に否定した。これにより、#4「EVO×GODS」は5月第1週(1日~7日ないし8日)に開催されることが確定した。
2011年2月14日、4gamerによるGODSGARDEN #3開催レポートの中で稲葉氏、KSK氏、MASTERCUPのまさかり仁氏がインタビューに応じ、開催日程・開催会場を正式に公開した。またインタビュー内において、三氏は以下のように応えている。
- せっかく開催するのだから、色々とやってみたいアイデアがある。お祭りみたいなイベントにしたい(稲葉)
- 現在EVOが行っているサーキット方式に乗り入れる形で、もっと大きな大会に連なる仕組みを作りたい(稲葉)
- スパIVについては招待選手枠を争う大会を設定しない。ただ、過去大会の優勝者についてはシードなどの特典を与えられるよう、EVO側と相談している(稲葉)
- 海外と日本のプレイヤーの交流の場として、皆で一丸となって盛り上げて行きたい(KSK)
- 今大会は#3で決まった国内最強プレイヤーが、海外の強豪を迎え打つ形となる。これまでと違う形で世界が見える場所になるはず。#4では少しでも盛り上げに貢献していきたい(まさかり)
- 新しい友達を作れる場所になれればよいと思う。そこからまた新しいことも生まれると思うので。(稲葉)
#4
会期:2011年8月20日 午後5時~翌午前6時
会場:阿佐ヶ谷LoftA
使用タイトル:スーパーストリートファイターIV アーケードエディション(家庭用)
賞金:1位25万円、2位10万円、3位5万円。(賞金提供:cis、DP、はくとくん、梅園)
賞品:HORI、MadCatzから賞品が提供された。また上位入賞者にはGODSGARDEN Online #3への出場権が与えられる。さらに、HORIから視聴者プレゼント、及び講談社から「デーモン」が来場者にプレゼントされた。
主催:GODSGARDEN
運営協力:Tokyo Game Night
オフィシャルスポンサー:MadCatz / HORI
後援:LG (モニター提供)
大会進行・実況:がまの油(NSB)・さかもと・ヨシヲ・アール
配信:Ustreamにて1配信を実施。またニコニコ公式生放送にてサイマル配信が行われた(GODS史上初)。
優勝:ふ~ど 準優勝:ももち(格闘ゲームプレイヤー) 3位:うりょ
本戦出場者一覧
- 人気投票シード枠 … 公式サイト上で行われるファン投票によってシードされる。入場料が免除される他、交通費も支給される(上限あり)。なお、この「入場料免除+交通費支給」は全招待選手に与えられる。
- NSB×NSB枠 … 7月23日13時よりオンラインで開催される「NSB×NSB」(主催:NSB、使用キャリア・PS3)の優勝者に#4の招待権が与えられる。PSN不具合の影響でPS3を使用する家庭用プレイヤーの活動が限定的になっていることから、GODSGARDEN自らNSBに依頼し、招待権授与が決まった。詳細はNSBの当該ページを参照のこと。
- 関西予選枠 … 8月14日に京都「a-cho」にて開催される「GODSGARDEN#4関西予選」の優勝者に#4の招待権が与えられる。形式は「予選…総当りリーグ戦・1試合先取」「決勝…8名によるダブルエリミネーション・2試合先取」。
スパIV AE(家庭版)を使用したナンバリング大会。会場は再び阿佐ヶ谷LoftAが採用された。
当日予選には大会決勝レベルに出場していてもおかしくないほどの著名選手が大挙してエントリー。また今回は海外からPoongko(韓国)、Xian・Tetra(シンガポール)、さらにマレーシア・アメリカ・フランスの選手がエントリーするなど、国際色豊かな面子が集結した。
その当日予選では早くも名勝負が立て続けに発生。マゴ、えいた、あくあ、金デヴ、志郎、冷血非道、猫舌、ニャン師、FAXギモトら強豪が予選で敗れるという大波乱の展開となる。また決勝トーナメントでもウメハラ、ハイタニなどの強豪がベスト4にも残れずに敗退するという展開になり、会場は騒然となった。
大会はEVO2011につづいてふ~ど(フェイロン)が優勝した。準優勝はももち(ユン)、3位にうりょ(さくら)が入った。
大会終了は予定を大幅に超えた午前6時半。Ustreamの同時視聴者数が25,000人(GODSGARDEN史上最多)・延べ視聴者数が340,000人を突破、ニコ生公式のサイマル放送も延べ視聴者数が210,000人を突破し、全てが「空前絶後」となった大会は、無事に終了した。
なお、カプコン公式大会「スパIVAE X 闘劇 夏の陣」への招待権が設定されており、満場一致にてうりょ選手がGODSGARDEN招待枠として推薦された。
経緯
2011年5月20日に配信された「顔TV!」にて、次回ナンバリング大会となる「#4」の開催が発表された。
出場選手の選出方法として#1、#2にて実施された人気投票を復活させること、及び上位入賞者にはOnGODS #3への出場権が与えられることも併せて発表されている。使用タイトルは、開催時の時点で発売されている家庭用スパIVAEとなった。
5月27日に配信された顔TV!において、以下の発表がなされた。
- これまでの「人気投票枠12名」ではなく、「人気投票枠と、別枠で12名」とする。これにより、人気投票枠は11名以下になる。別枠については後日発表される。
- #1~#2.5で優勝したマゴ、ときど、ネモについて、優勝者枠による推薦は行わない。これは今回採用するタイトルがこれまでとは違う「スパIVAE(家庭版)」であり、それまでの「ストIV」「スパIV」ではないことから「仕切り直し」とするため。なお、これはあくまで優勝者枠を採用しない、という発表であり、その他の名目による推薦、及び人気投票による推薦の可能性については言明されていない。
7月3日、GODSGARDEN公式サイトにて概要が正式に発表された。それによれば
- 人気投票枠は「8名」(7月15日深夜の顔TV!で「10名」に増加)
- まず、人気投票のための「ファン推薦」を公式サイト上にて募る。推薦対象は「スパIVAE(家庭版)におけるすべてのプレイヤー」。7月8日24時まで推薦が実施された。
- その後、推薦された家庭版プレイヤーと、アーケード版スパIVAEにてカードが登録されているアーケード版プレイヤーを対象とした、人気投票を実施する。
投票は、一人につき1日あたり「賛成票5票+反対票1票」を行使できる。賛成票全てを一人の選手に投票しても、全ての票をバラバラの選手に投票してもかまわない。反対票は、当該の選手の賛成票総計から反対票総計分のポイントがマイナスされる役割を持つ。投票の行使権利は毎日リセットされる。同プレイヤーでもキャラの違う投票は別集計となり、同プレイヤー+同キャラについては、キャリア(アーケード・xbox360・PS3)に関わらず可能なかぎり同一票として集計する。投票は8月5日まで実施された。
また、上記に記述したとおり「指名制+拒否権」の一部が改正された他、当日予選についてもルールが一部改正されている。
詳しくは公式サイト「GODS#4公式ルール」を参照のこと。
GODSGARDEN×CAPCOM スパIVAE東西対抗戦
会期:2011年10月21日 22時50分~25時30分
使用タイトル:スーパーストリートファイターIVアーケードエディション
対戦形式:5on5+各チームに1名の「ジョーカー」を配置した対抗戦。プレイヤー1名に対し2つのライフを設定
配信:Ustreamにて1配信を実施。カプコン公式サイトでも視聴可能
実況:さかもと
解説:ヨシヲ
特別解説:綾野智章(カプコン / スパIVAE AP)
監督:総師範KSK(東軍) / 梅園(西軍)
主催:株式会社カプコン
企画・運営:GODSGARDEN
大会結果:東軍の勝利
出場者一覧(キャラはメイン・サブの順)
GODSGARDENとしては史上初となる、ゲームサプライヤーと共同で開催する企画。カプコンとしてもこのような大会の実施は初めてとなる。事実、大会の正式な告知はカプコンの公式サイトで一番最初に実施されている。
大会には、カプコンのスパIVAEアシスタントプロデューサーである綾野智章氏が登場し解説を担当。また出場者による初心者向けの講座、iPhone / iPad用アプリ「ストIV Volt」のデモンストレーション、「ストリートファイター×鉄拳」の最新トレーラー解説などが実施された。
当日はGODS#4の再来とも言うべき夢のマッチメイクが連発し、参加選手の高い能力が発揮された大会となった。
対戦は東軍の監督である総師範KSKの采配がことごとく当たり、ふ~ど・かずのこなどを擁する東軍が終始リードを奪う展開に。相対する西軍は序盤で回避スキルを連続で行使するなどして対抗、RF(格闘ゲームプレイヤー)・ハイタニの活躍もあり善戦したが及ばず、東軍が勝利を飾った。
勝利した東軍には、カプコンから非売品グッズの詰め合わせが賞品として授与された。
なお、当日まで公開されていなかったジョーカーとして、東軍は生めそ、西軍はももち(格闘ゲームプレイヤー)が登場した。
ルール概要・経緯
ルール概要
- 各軍それぞれに5名のプレイヤーと、1名の「ジョーカー」が出場する。ジョーカーについては当日まで非公開(監督に公開の義務はない)。
- それぞれのプレイヤーは、事前に2つのキャラクターを選択している。各軍内におけるキャラクターの被りは不可。
- 一般的な団体戦で用いられる「勝ち抜き戦」ではなく、毎試合ごとに両軍の監督が出場者を指名する。
- 選手は、メイン・サブどちらのキャラクターを使用しても良く、両方を使わなければならない義務もない。
- 出場選手は2つの「ライフ」(ジョーカーは1つ)を持っており、対戦に敗退するとライフを1つ失う。ライフをすべて失うと、監督はその選手を指名することができなくなる。ただし、対戦に勝利した選手も次の2試合の間指名ができなくなる(GODS公式サイトでは「待機状態/連戦不能ペナルティ」と呼称)。
- 試合が引き分け(ダブルKOなど)になった場合、双方の選手がライフを1つ失う。敗北と同様の扱いになるため、待機状態にはならず次試合への出場は可能。
- 監督は全対戦中に特殊スキル「回避」を2回だけ発動できる。回避が発動すると、発動された軍は選手を再度指名しなければならず、かつ、回避の対象になった選手は当該の試合及び次の試合において指名を受けることができない。なお、回避に対して回避を「被せる」こともできる。
- 「ジョーカー」を指名することで回避スキルそのものの発動を防ぐことができる(つまり、ジョーカーが登場すると、相手はジョーカーに対して「回避」を発動できない)。ただし、ジョーカーが出場している時は自軍も回避を発動できなくなる他、ジョーカーの持つ回避阻止能力は当該試合のみに限定される(2戦目以降相手軍はジョーカーに対して回避を発動できる)。
- 出場ができなくなる処置の優先順位は、「勝利による連戦不能>回避発動による出場阻止」。なお、状況により残ライフがあるにも関わらず出場できる選手がいなくなった場合、勝利による連戦不能の処置は無効となる。
- どちらかの軍において全ての選手のライフがゼロになった時点でその軍の「負け」となり、対戦は終了する。
対戦ごとに指名を行い、かつ選手の使用キャラクターが2つに固定されていることや、勝利した選手を2試合指名できなくなるというルールから、対戦ごとに発生する相手軍の指名に対する「読み」が非常に重要なファクターとなる。また、ジョーカーがライフを1しか保有していない(1敗したら出場不可能になる)他、2戦目以降はジョーカーを当てられた相手軍が「回避」スキルを発動できるようになるため、ジョーカーの使い所も重要なポイントとなる。
詳細なルールについては、GODS公式サイトのルール説明を参照のこと。
経緯
2011年9月23日に配信された「顔TV!」において、次回イベント「東西対抗戦5on5(仮)」の開催が発表された。上記概要の他に発表された事項は以下のとおりである。
- 出場選手は、1人につき2つのキャラクターを事前に申告する。申告したキャラクター以外の使用は不可。2回の試合において1つのキャラクターのみを使用しても、2つのキャラクターを使い分けても構わない。ただし、チーム内のプレイヤー間においてキャラクターの被りは認められない。
- 都内の会場において開催される。対戦そのものはオンライン上にて執り行う。
- 会場では、某社より会場来場者を対象にしたプレゼントが提供される予定。綾野ジャンケンになるか、稲葉ジャンケンになるかの確率は「五分五分」(KSK談)とのこと。
その後情報は途絶えていたが、10月13日になってカプコン公式サイトにて大会の詳細が発表され、同時にGODS側でも特設サイトがオープン、ルールの詳細が公表されている。
GODSGARDEN × Twitch.TV CLASSIC
会期:2011年11月27日(日曜日) 13時~
会場:秋葉原クラークスタジオ
使用タイトル:スーパーストリートファイターIV アーケードエディション
対戦形式:1on1、ダブルエリミネーション。ただし使用可能キャラはストIIに登場した12キャラのみ(事前申告制)。
賞金:優勝5万円、準優勝2万円、3位1万円。また今回は4位~8位にも賞金が授与される(総額10万円)。
配信:Twitch.tvを採用(1配信)
主催:GODSGARDEN / GODSGARDEN EUROPE
協賛:Twitch.tv
賞品提供:MadCatz / HORI / Razer
企画:KENZO(GODS-EU) / ごーし(GODSGARDEN)
進行・実況:さかもと
解説:こくじん・ヨシヲ・せんとす
配信担当:総師範KSK
決勝トーナメント進出者
アメリカのゲーム専門配信サービス「Twitch.tv」の協賛により実現した、コンセプティブな企画。
開催にあたり、「ドイツ版GODS」の実現に向けて奔走していたドイツのプレイヤー「KENZO」が全面的に参画。欧州版GODSとしてKENZOが立ち上げた「GODSGARDEN EUROPE」(以後GODSEU)とGODS本家との共同開催となる。GODS本家からは運営スタッフであるごーし(奴隷)が企画をKENZOと共に担当した。
今大会における最大の特徴として、使用できるキャラクターがストリートファイターIIに登場した12キャラクターのみ(リュウ、ケン、春麗、ガイル、ブランカ、エドモンド本田、ダルシム、ザンギエフ、バルログ、M.バイソン、サガット、ベガ)という制限がある。一般に強キャラとして知られるユン、ヤン、フェイロンなどが使用できないことから、これまでの大会とは違う展開が予想される。
また使用キャラクターは事前に2キャラを申告しなければならず、サブキャラとして申告したキャラは対戦において1本を落としてから初めて使用できる、という制限があるのも大きな特徴。
なお、 予選はブロック制(最大8名×8ブロック)で行われ、本戦に進出するのは8名となる(ダブルエリミネーション)。
大会に先駆けて、アメリカの著名な配信団体・プロチーム「クロスカウンター(coL.cc)」のGootecksとMike Rossが来日し、同大会へ参加することが発表された。両人は顔TV!にも出演を果たしている(Gootecksは2回目、Rossは初)。
大会エントリーはGODSEUのウェブサイトにて実施され、瞬獄ノイローゼ、MOV、冷血非道、あくあ、スロプー、はなまるき、こくじん、ボンちゃん、板橋ザンギエフ、ヨシヲ、ニャン師、乳もんだ本田などそうそうたる面々が参加を表明した。
さらに、直前参加勢・当日参加勢としてかずのこ(elive)、猫舌、ハネヤマ、クロダ、Zhi(シンガポール・クロスカウンターアジア担当)が参加した他、会場には「せんとすカーニバル2」でこくじんと死闘を繰り広げたせんとすが姿を見せ、僅かな時間ながら解説を担当した。
優勝はルーザーズ決勝を勝ち上がったボンちゃん(サガット)。準優勝ははなまるき(サガット・リュウ)、3位はあくあ(サガット・ガイル)だった。
決勝トーナメント1回戦では4対戦全てでサガットが勝ち上がり、上位3名もサガット使いが占めるという、まさしく「サガット祭り」とも言うべき展開となった。また、実況・解説などで知られるヨシヲがかずのこを退けて決勝に進出した他、期待されたGootecks(col.cc)、板橋ザンギエフ、MOVなども予選で敗退するなど、今大会も波乱の展開の連続となった。
#5
会期:2012年1月28日(土曜日)16時~午前5時(予定)
会場:AKIHABARA85(東京都千代田区)
使用タイトル:ブレイブルーコンティニュアムシフト・エクステンド(家庭用)
対戦形式:ダブルエリミネーション+変速フォーチュンボックス制
予選・決勝:予選を経た8名による決戦。3名を人気投票で決め、残り5名を当日予選にて選出
賞金など:優勝賞金10万円。優勝者にブレイブルー公式全国大会「ぶるれぼ」の特別招待枠による出場権が与えられる(3on3)。その他、協賛各社より様々な賞品が授与される。
主催:GODSGARDEN
協賛・協力:アークシステムワークス、HORI、Razer、MadCatz
司会進行・総師範見習い:かみちゃん
実況・解説:A92、超、ぶっぱ
本大会優勝:辻川 準優勝:客 3位:少年
レディーストーナメント優勝:きずぎさう
決勝トーナメント進出者
GODSとしては初となる、アークシステムワークス製タイトルを使用してのナンバリング大会。アークシステムワークス自身も協力の形で参画している。会場は2011年にオープンしたクラブ「AKIHABARA85」。
GODS・総師範KSKがニコニコ生放送で長きにわたり実施してきた「裏・顔TV! ブレイブルー配信」の、いわば集大成とも言える大会である。司会進行を、裏・顔TV!のレギュラー出演者であるかみちゃんが「総師範見習い」の別名で担当した。
会場にはぶっぱ、辻川、レン(格闘ゲームプレイヤー)、ソウジ、少年、客、ドラゴン紫龍、マトイ、ねずなど、ブレイブルーを代表するプレイヤーが集結した他、Kubo、電柱ら著名配信者・プレイヤーも参戦。また小川(格闘ゲームプレイヤー)も会場に姿を見せた。当日予選は募集枠上限である40名を超過したため予備予選を実施。また併催されたレディーストーナメント(8名によるシングルエリミネーション、2試合先取)においても8名の枠を超えた出場者が集まったため(9名)、8名に絞るための「0回戦」を実施している。実況を担当したA92・超らの活躍や、森利道・パチ(アークシステムワークス)によるファンサービスなどもあり、Ustreamの配信において「7,000名超」の同時視聴者数を記録、大盛況となった。
大会は予備予選の段階から逆転劇の連続となるなどヒートアップ。決勝トーナメントには実力で群を抜く強豪が集結する展開となった。
本大会に先んじて行われたレディーストーナメントは、0回戦から勝ち上がった「きずぎさう」選手が優勝した。
本大会決勝は、Winner’s Finalで少年を破った辻川(タオカカ)と、Loser's Finalで少年を退けた客(カルル)が進出。Finalは1-1のフルセットまでもつれた上で辛くも客が3本目を奪取し、勝負はGrand Finalに委ねられた。最終戦となるGrand Finalは1戦目を制した辻川が2戦目も勝利し、見事優勝を飾った。準優勝は惜しくも敗れた客。3位には少年が入った。
経緯
12月16日の顔TV!にて行われた概要発表では、告知企画第1弾として、ブレイブルーシリーズのプロデューサーである森利道氏のインタビュー映像が公開された。
今回は8名による決勝トーナメントとなる。また決勝に進出する8名についても通常と異なる形で選出されることになった。詳細は以下のとおり。
また、12月17日に公開されたブレイブルー公式動画「ぶるらじW」第6回、及びに26日に公開された第7回において、同大会の告知が実施された。
#6
会期:2012年9月1日(土曜日)11時~(予定)
会場:心斎橋JAWS(大阪府大阪市)
使用タイトル:Melty Blood Actress Again Current Code(ver. 1.07)
賞金:上位入賞者には賞金(金額非公開)、及びフランスパンよりフランスパンが授与された。
対戦形式:ダブルエリミネーション+変速フォーチュンボックス制
予選・決勝:予選を経た8名による決戦。招待枠3名、人気投票1名、残り4名を当日予選にて選出
主催:らんぽ(めるTV)
協力:HydraGP、GODSGARDEN
進行・実況:てつ、もみやま、らんぽ
本大会優勝:GO1 準優勝:Jアンソン 3位:ラッキースター
決勝トーナメント進出者
GODSとしては初となる、TYPE-MOON&エコール製タイトルを使用してのナンバリング大会、かつ初の関東以外での開催となる。
今回はGODSとしては初めて「ブランド貸し」の形態での開催となった。大会運営にGODSスタッフは携わらず、配信協力の形で参画している(稲葉、KSK、Goshi)。
会場にはMBAACCにおいて活躍している強豪が勢揃いした他、EVO2012・ブレイブルー部門準優勝で知られるアメリカの強豪「LoadKnightBB」が人気投票を経て参戦。さらに韓国からシエル(CLMelty)が参戦を果たすなど、まさに頂上決戦との名にふさわしい大会となった。
当日は、予選から白熱した展開が続出。LoadKnightBBも初戦から大立ち回りを見せるなど、会場を大いに盛り上げた。優勝は招待枠から勝ち上がったGO1(遠野秋葉)。2位に当日予選から勝ち上がったJアンソンが入った。映像配信においてトラブルが続出したものの、最後まで非常に大きな盛り上がりを見せた大会となった。
#7
日時:2012年10月27日(土) 18:00 ~ 28:00
会場阿佐ヶ谷LoftA
使用タイトル:ブレイブルーコンティニュアムシフト・エクステンド(家庭用)
対戦形式:ダブルエリミネーション+変速フォーチュンボックス制
賞品:提供各社により提供された賞品を順位順に選択する「選択制」。
予選・決勝:Summit Of BLAZBLUE予選を経た15名、及び当日予選突破者1名による決戦。
主催:GODSGARDEN
協賛・協力:Tokyo Game Night, Summit Of BLAZBLUE
賞品提供:アークシステムワークス、HORI、MadCatz、Razer
司会進行・:かみちゃん / レン(格闘ゲームプレイヤー)
実況・解説:火九
アシスタント:てくまくまぁや
本大会優勝:コナン(ツバキ) 準優勝:マツ(バング) 3位:プロメテ(ライチ)
アンリミトーナメント優勝:紅也(ミュー) 準優勝: かず@銀河(プラチナ)
決勝トーナメント進出者
GODSとしては2回目となる、アークシステムワークス製タイトルを使用してのナンバリング大会。
今回GODSはさらに高いハードルを用意してきた。新宿スポラン本館スタッフとして知られる「石田」氏のユーザーサイド全国大会「Summit of BlazBlue」により、全国各地にて予選を開催。また当日予選枠はわずか「1枠」。ブレイブルーシリーズの新作「クロノファンタズマ」リリースを控え、まさしく「BBCS個人戦日本一決定戦」とも言える大会となった。
会場には全国から熾烈な予選を勝ち上がってきた猛者が集結。また当日予選には1枠に対して40名もの参加者が集まるという壮絶な内容となり、ゆめかみ(プラチナ)が決勝トーナメントへ進出した。
決勝トーナメントではハイレベルな戦いが連発。決勝に勝ち上がったのは無敗でここまでやってきたコナン(ツバキ・関東)と、そのコナンにウィナーズファイナルで敗れたマツ(バング・関東)。グランドファイナルは1-1からのフルセットまでもつれたが、辛くもコナンが第三試合を制し、優勝を飾った。3位にはプロメテ(ライチ)が入った。
大会では本大会の他に様々なイベントが開催された。初心者・ベテラン入り混じった「アンリミトーナメント」、急遽ランダムで開催された「5on5」などだが、なんといっても注目を浴びたのは「ざつぎょTシャツ争奪漢字クイズ」。レンがお題をどう読むかが正解となるこのクイズでレンは安定の読み間違い攻撃をヒットし、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。最後は総師範KSKによる「総師範ジャンケン大会」で来場者にプレゼントが送られ、大会は無事に終了した。
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