相手を見てから、瞬間構築。
桜降る代に決闘を(さくらふるよにけっとうを)とは、BakaFire作のカードを主体とした2人用ボードゲームである。略称はふるよに。
桜降る代―
神座桜と、それに宿る
数多のメガミたちが存在し、
人々と共に在り続ける世界。そこでは桜花決闘と呼ばれる戦いが、
様々な手段として用いられている。行うのは、ミコトと呼ばれる能力者たち。
そして、もちろんあなたもその一人。因果の果て、眼前に立つのは己が好敵手。
さあ、いざ臨め。胸に想いを
両手に華を
桜降る代に決闘を!
和風な世界観とTOKIAME氏が描いたキャラクターによる2人用の決闘ボードゲームである。
キャラクターであるメガミをニ柱を選ぶ。メガミ一柱につき11枚のカードがあるので、プレイヤーは22枚のカードを所持することになる。
相手が決定(つまり相手のメガミ二柱が判明)した段階で、10枚のカードデッキを構築する。
対戦を行い、相手のライフをすべてゼロにするなどの勝利条件を満たしたプレイヤーが勝利となる。
このゲームを特徴づける3つのキーワードとして、「双掌繚乱」「眼前構築」「桜花決闘」の3つがある。
―メガミを二柱組み合わせよ―
プレイヤーはミコトとなって、二柱のメガミを宿して決闘を行う。
メガミには、近距離型や遠距離速攻型、対応割り込み型など様々な特徴がある。例えば近距離メガミと組み合わせるだけでも、以下のような組み合わせが可能となる。
現在、拡張を含めて登場しているメガミが24柱あり、そのうち16柱にアナザー版メガミが1種、5柱には2種登場している。その組み合わせは実に964通りにものぼる。
このゲームで構築するデッキはわずか10枚。そのうち3枚は切札と呼ばれ、残りの7枚が通常札としてシャッフルし山札にしてドローしプレイする。他のTCGゲームやボードゲームと比べても7枚という枚数は非常に少なく、初心者にとっても構築しやすい一方で、わずか1枚の差が結果に大きく影響を及ぼす。
各メガミは、7枚の通常札と4枚の切札からなる。二柱合計して14枚の通常札と8枚の切札から10枚のデッキを構築する。重要なことは、デッキを構築するのはゲーム開始時、相手のメガミが何かわかった状態で目の前で行うことである。自分のデッキで何ができるか、相手が何を狙ってくるのか、それを対策すべきなのかを勘案に入れてデッキを構築していく。
勝負は闘う前から始まっている。まさしく極限まで濃縮されたメタゲームと言えるだろう。
―間合を合わせ攻撃し、相手のライフを削り取れ―
決闘は専用ボードと、36個の桜花結晶と呼ばれるトークンによって行われる。ボードには、ライフ、間合、オーラ、フレア、ダストの5つのエリアがある。それぞれのエリアの状態は、置かれる桜花結晶の数によってカウントされる。
通常札、切札のカードで相手を攻撃していくが、現在の間合がカードの適正距離でないと攻撃は放てない。
以下の3つがある。
現在では頒布されてない初期版。バランス調整があまりできておらず公式が問題があったとしている一方、高いインフレ性で劇的な展開が多く好きだったというファンの声もある。
現在頒布されているもの。公式によると、新幕が頒布された以降も第二幕として完成されたゲームとして続くということ。新幕と比べライフが2点少ないなど、いくばくかの違いがある。
2018年5月から販売されている新シリーズ。デジタルゲーム版もこちらに基づいて制作される。本記事はこの内容をもとに書かれている。
公式ブログにて定期的に連載されている小説。メガミのストーリーや関係性が深く描かれているので必見。2019年6月5日以降はKADOKAWAから書籍化
もされている。
公式ブログにて掲載されている4コママンガ。シーズン1がhounori氏により、シーズン2があまからするめ氏により連載されている。シーズン2はデジタルゲーム版のメガミ紹介も兼ねている。
デジタルゲーム版がAndroid版
・iOS版
・PCウェブブラウザ版
で配信していたが、2022年9月30日にサービス終了した。詳細はこちら
。
『桜降る代に決闘を』のシステムやキャラクター、内容を用いた二次創作は非営利活動に限り自由に行える。また、カード画像やイラストなどがふるよにコモンズとして公開されており、ニコニコ動画でも有志によりふるよにコモンズの画像を用いたプレイ動画や卓M@S動画がいくつか制作されている。
詳細なガイドラインは公式サイトのリンク
をチェックするとよいだろう。
ルールの詳細については公式ホームページでPDFが配布
されている。また、すべてのカードが公式ホームページ上で見れる
ので、興味を持った人はどんなカードや効果があるかぜひ見てみるのもいいだろう。あとメガミが凛々しかったり可愛かったり(重要)
また、使用するメガミによっては追加のボードやトークンのコンポーネントが存在する。
通常札・切札ともに攻撃・行動・付与という3つのメインタイプのいずれかに属している。
このゲームの基本となるタイプのカード。相手のオーラやライフを削るために使う。攻撃札には適正間合と、3/1といった数値が示されている。3/1という表記の場合、攻撃を受けた相手はオーラに3点、またはライフに1点のいずれかを選ぶことができる。
カードは基本的に1ターンに何枚でも使用することができるので、まず相手のオーラを削って受けきれないようしてから、ライフに高いダメージを叩きつけるといったことも可能。追撃が来るかどうか、あるいは追撃があるかのように見せかけるかという部分でも駆け引きが生じる。
攻撃カードには間合があり、適切な間合でなければ使用できない。後述する対応カードによって間合をずらされると攻撃は失敗する。
慣れない初心者のうちは攻撃札をできる限り入れておけばある程度うまくいくだろう。
即時何かが起こるタイプのカード。間合を変える効果のあるカードや、攻撃とは違う形で相手のライフやオーラを削る効果があるカードなどがある。
初心者のうちは攻撃札以外に自分のメガミに得意な間合にするカードを入れておきたい。
付与札には納という数値が設定されており、その数値だけの数をダストから桜花結晶を置く。足りなければ自分のオーラから支払う。各ターンの開始時に桜花結晶が1つなくなっていき、0になると捨て札になる。場に置かれ続けることで効果を及ぼしたり、0になったときに破棄時効果が発動するものもあったり様々。
相手が攻撃を行った際、割り込んで1枚使用することができる。相手の攻撃そのものを打ち消したり、間合をずらすことで攻撃を失敗させたり、あるいはカウンターで攻撃を行ったりできる。
カードは基本的に何枚でも使用することができるが、全力札を使用する場合は他の行動が一切取れない。その代わりに非常に強力な攻撃や効果が多い。
言わずもがな勝利・敗北を決する重要な要素。相手のライフをゼロにしたほうが勝利する。失ったライフはフレアに移動する。新幕では初期ライフは10。第一幕、第二幕では初期ライフは8。
相手の攻撃をガードするために必要な要素。攻撃は、基本的にはライフかオーラのいずれかで受けることが可能であり、オーラで受けることによってライフダメージを受けずに済む。初期オーラは3、最大5まで。
ゲーム開始時前に3枚選んだ強力なカード、切札を使用するためのコストとなる。ライフダメージを受けたり、宿しという行動を行うことでオーラから溜めることができる。初期フレアは0。上限はなし。
相手との距離を表し、間合いが合った攻撃カードしか使用できない。ゲーム開始時の間合は10あり、ゲームを進めるなかで最大0まで縮まる。間合は2人のプレイヤーの間で共有される。
攻撃には間合があり、間合が適切でなければ攻撃を行うことができない。各メガミによって得意な攻撃の間合は異なるため、自分の得意な・相手の苦手な間合へ移動しよう。
前進を行うことで、間合からオーラへトークンが移動する。つまり移動しながら防御力を高められる。しかし、オーラの最大値は5であり、最大まで溜めてしまうと宿しでフレアに移動させるか相手からダメージを受けることでオーラへ空きを作らなければ前進ができなくなる。
構えすぎると足は動きづらくなるのです。
逆に後退はオーラから間合に移動させなければならない。相手を前にして後ろに下がることは脆い防御という隙をみせることを意味する。このゲームでは後退より前進が有利なようにデザインされている。
オーラで受けたダメージや使用したフレアの行きつく先。ダストがあれば、ダストからオーラを溜める纏いという行動を行うことができる。ダストが増えれば増えるほど強化されるメガミもいる。ダストは2人のプレイヤーの間で共有される。
ターンの開始時に、集中力といったものが+1される。これは、各プレイヤーの集中力カードでカウントされ、最大2まで溜めることができる。
この集中力を1消費するか、手札を1枚伏せ札にすることによって以下の基本動作を1回行える。
相手が中距離を得意とするメガミを宿していた場合、手札や集中力をある程度溜め、かつオーラを空けてから一気に前進することで、遠距離から相手の得意な中距離を一気に駆け抜けることが可能となる。
また、新幕では、現在の間合が達人の間合(通常は2)以下のときは前進ができず、代わりに離脱という、ダスト→間合へ1つ桜花結晶を移動させる効果に変化する。行動札などの効果によって間合を1以下にすることは可能。
自分のターンは以下のフェイズの順で行われる。
自分の集中力を1増やす。(2より大きくならない)
カードの効果によって集中力が得られなくなる場合があり、新幕では畏縮という名称がつけられている。
自分と相手のすべての付与札から、桜花結晶を1つダストに移動させる。
上に置かれた桜花結晶がなくなった付与札は捨て札になる。
いわゆるリシャッフルを行える。この効果で再構成を行うとライフに1ダメージを受ける。
山札からカードを2枚引く。
焦燥:もし山札からカードがなくて引けなかった場合は、1枚につきオーラまたはライフに1ダメージを受ける。この効果は開始フェイズ以外で、カードの効果によってドローする際にも起こり得る。
標準行動:
任意の回数カードをプレイする。また集中力を1減らすor手札を1枚伏せ札にすると基本動作が行える。
全力行動:全力札を1枚使用する。
手札が3枚以上になった場合、2枚になるまでカードを伏せ札にする。
ここでは、拡張も含めた24柱のメガミを紹介する。基本的には新幕のカード効果に基づいた内容が記載されているが、一部第二幕での効果を記載している。
また、新幕の拡張で追加されたアナザー版メガミに関しても記載している。メガミの一面や過去の記憶を掘り下げ、異なる姿で宿した「異相」の姿としており、一部のカードがアナザー版へと差し替えられる。
公式攻略ページ
にもいくつかキャラクターの解説やサンプルボイスが載っているのでぜひチェックしよう!
| 基本 | ユリナ【刀】 | サイネ【薙刀】 | ヒミカ【銃】 | トコヨ【扇】 |
|---|---|---|---|---|
| 達人 | オボロ【忍】 | ユキヒ【傘/簪】 | シンラ【書】 | ハガネ【鎚】 |
| チカゲ【毒】 | クルル【絡繰】 | サリヤ【乗騎】 | ライラ【爪】 | |
| 拡張 | ウツロ【鎌】 | ホノカ【旗】 | コルヌ【橇】 | ヤツハ【鏡】 |
| ハツミ【櫂】 | ミズキ【兜】 | メグミ【唐棹】 | カナヱ【仮面】 | |
| カムヰ【剣】 | レンリ【衣】 | アキナ【算盤】 | シスイ【鋸】 |
象徴武器:刀
初登場シリーズ:第一幕 / 新幕基本セット
好きなもの:勝つこと、寝ること、お団子
デジタルゲーム版CV:加隈亜衣
元は人間で、本名は天音揺波。決闘を愛する勝利至上主義者で武神の一人。戦い以外は不器用で、女子力も低くいろいろと抜けている。
最大枚数の攻撃札が特徴。間合を合わせて攻撃するという本作の基本を体現した戦いを行える。近距離戦が得意であり、一度ユリナに近づかれると間合の優位を崩すのは容易ではない。
キーワードの決死は、自分のライフが3以下である状態。ピンチのときにさらに強い効果が得られる。
初心者向きで使いやすいと同時に、上級者にとっても正統派で強靭な戦いができるメガミといえる。
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勝利に向けた意思はより汚く執念深い頃のユリナ。決死でかなり強力な攻撃を繰り出せる。
シンラから託された力を自分のものとしたユリナ。他のカードの補助や絡め手など幅広い戦いが可能に。
象徴武器:薙刀
初登場シリーズ:第二幕 / 新幕基本セット
好きなもの:修行、音楽、かき氷
デジタルゲーム版CV:近藤玲奈
元は人間で、本名は氷雨細音。天音揺波とともにもう一人の武神であり、二人はライバル。己の武を追求する盲目の戦士。神経質で気難しい一方、流されやすく他のメガミに振り回されがち。また生真面目でいじられがちでもある。
護り切り捨て迷いも捨てた 精緻極まる技の果て
ユリナと同じく攻撃を行うカードが多い。ただしユリナは近距離型であり1枚あたりの単純な攻撃力が高めなのに対して、サイネは中距離型であり連続攻撃や対応による攻撃を得意とする。対応札も多く、悪くいえば器用貧乏になりかねないが、上手く生かせば最高のポテンシャルを持つといえるだろう。
キーワードの八相はオーラが1以下の状態。防御を切り捨てることによっていくつかのカードが強化される。安易に八相状態になることはリスクも大きいが、ここぞという時に叩き込む繊細かつ鋭い攻撃は非常に強力。第二幕ではオーラが0の状態だけであったが、新幕の更新で1以下と強化された。
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紫色の水晶を纏い歪んだ薙刀を持ったサイネ。1/3対応不可というオリジン版と反転した通常札を持つ。
象徴武器:銃
初登場シリーズ:第一幕 / 新幕基本セット
好きなもの:人間、良い景色、新しいもの
デジタルゲーム版CV:瑞沢渓
炎、そして友情や怒りといった感情を象徴するメガミ。精神の高ぶりを炎に変換して戦う。感情的で人情派。人間好きでよく顕現し、交友関係も広い。しかし残念ながらバカ。
遠距離戦が得意であり、ゲーム開始時の遠距離状態から攻撃を仕掛けることが可能。ドローをするカードも多く、一気に連撃をして相手を畳みかける。まさしく先手必勝という名にふさわしい戦いができる。
キーワードの連火は、1ターンで3枚目以降にカードを使う状態。大量にドローし、ヒミカらしく感情を爆発させるように一気に仕掛けてやろう。
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人間に友好的でない頃。銃と違い、近距離向けカードをいくつか持つ。最大で5/7という攻撃切札も。
象徴武器:扇
初登場シリーズ:第一幕 / 新幕基本セット
好きなもの:芸術全般、批評、恋愛小説(甘ったるいやつ)
デジタルゲーム版CV:内田彩
永遠性と芸術を象徴するメガミ。生粋の芸術家である一方、古典主義的で伝統を愛する堅物評論家。でも実は甘ったるい恋愛小説やかわいいものも好き。あと背はちっちゃくて合法ロリ。
大きく2つの特徴がある。ひとつは、相手の攻撃に対応する対応札が多いこと。これにより相手の攻撃をかわすことができる。もうひとつはオーラへのダメージが「-」で選べない、相手のライフに直接ダメージを与える攻撃が得意であること。蝶のように舞い躱し、蜂のように刺す一撃を打ち込もう。
キーワードの境地は集中力が最大の2である状態。その際にいくつかのカードが強化される。彼女は集中力を極限まで溜めることで芸術家としての境地に達するのである。
TCGでいうとコントロールなタイプでありやや慣れた人向けではあるが、強力なカードが多い。
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旅の音楽家をしてた頃のトコヨ。山札の底へカードを送る切札を持ち、コントロール性がさらに高い。
異世界を"視て"しまったトコヨ。相手の集中力の値により追加効果が得られるようになった他、オーラの最大値を一時的に8まで溜められるようになる切札を持つ。
象徴武器:忍
初登場シリーズ:第一幕 / 新幕達人セット
好きなもの:実験、フィールドワーク、水泳、寫眞撮影
デジタルゲーム版CV:若林直美
生物学を象徴するメガミで忍者の長。常に人間界に顕現しており、仙人じみた精神性で自らに修練を課し、深い森に忍の里を築き、己を磨いている。仕事が趣味のタイプ。メガミにしては常識人で、そして苦労人。ニコニコ的には眼鏡をかけた某電子の歌姫…というとイメージしやすいかも。
なおCVはアイマス 「緑でメガネ!来るべくして来たオファーかな?」
彼女の最大の特徴は伏せ札からカードを使用できること。このゲームは伏せ札にすることで基本行動を行えるが、彼女はそれだけではなく伏せ札からもカードを使用できる効果が多い。アドバンテージを重ね続けて勝利をつかみ取ろう。
キーワードの設置は、山札の再構成のときに設置を持つカードを伏せ札から1枚使用できるという効果。しかもその後のメインフェイズでは追加の行動や攻撃も可能。忍者らしくまさに罠に嵌めたような感覚を得られるだろう。
近距離~中距離の攻撃を持つメガミ。火力も高く、概ね初心者でも使えるメガミといえる。
ちなみに編集者はこのゲームを始めた頃にユリナ/オボロを友人たちに勧められ、練習対戦をよくさせてもらいました。
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闘いで左手を失ったオボロ。自分と相手の伏せ札枚数を参照するカードが追加されている。また敗北した際にライフを1つ増やして復活できる切札を持つ。
象徴武器:傘/簪
初登場シリーズ:第一幕 / 新幕達人セット
好きなもの:会話、可愛いもの、名所探訪
デジタルゲーム版CV:氷青
人間関係や芸事、縁結びを象徴する。日ごろは温厚なメガミであるが、傘を開き簪を外すと狂暴になるいわゆる多重人格者。ちょっとやばい。
傘を開いて心を変えて 得意間合いもはや変わり
彼女の最大の特徴は傘の開閉によってカードの効果が異なるものが多いこと。傘を閉じた状態では中距離を得意とし、使いやすい効果をもつ。一方傘を開いた状態では近距離…特にゼロ距離を得意とし、距離は狭いながらも非常に強力な攻撃を叩きこむことができる(ライフ2点確定や4/5など!)
得意な間合が多いということはそれだけで有利ではあるが、傘の開閉を行うのは基本的には自分のターンの終わり。状況をよく見て傘を開閉しよう。
よく間違えられるが、傘を開いたときが近距離で狂暴な方である。閉じた傘でつき刺すわけではない。
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東の海を越えた国で一騎当千の活躍をしたユキヒ。相手のメガミをサポートしたり再度使用たりする通常札と、閉状態で力を溜めて開状態で攻撃をする切札を持つ。
象徴武器:書
初登場シリーズ:第一幕 / 新幕達人セット
好きなもの:論破、謀、スイーツ
デジタルゲーム版CV:やなせなつみ
社会学を象徴するメガミで、弁論家。宗教染みた秘密結社を結成し、世界への陰謀を企てている。性格は極めて悪質で腹黒く、弁論で相手をやり込めることを好む。
紡ぐ言葉で山札支配 もはや命運我が手中
相手の山札や手札を操作することで相手のゲームプランを破壊し操ることを得意とする。相手の山札から2枚伏せ札にしたり、一時的に相手のカードを封印して使えなくしたり、さらには切札で永遠に使えなくしたり…。7枚という少ない山札ではいかに強烈かは想像に難くないだろう。
キーワードの計略は、「神算」「鬼謀」の2つの効果を持つカードを持ち、効果解決の際に「次の」計略を選ぶ。また付与札の扱いも得意とする。なお、新幕から第二幕に移るにあたって唯一キーワード能力が変更になっており、第二幕では論壇というキーワードとなっている。こちらは付与札を出していると追加効果をもたらすものであり、相手を妨害したりコンボへ活用したりと様々。
コントロール向けで状況展開を読める人向けではあるが、対応できる間合も幅広く、使いこなすことができれば相手にとって厄介な存在となることは間違いないだろう。陰謀を企てる黒幕の感覚を味おう。
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海を渡り次の舞台へ進むシンラ。計略カードがさらに増え、デッキの全計略を発動させる切札も追加された。
象徴武器:鎚
初登場シリーズ:第二幕追加第壱拡張:夜天会心 / 新幕達人セット
好きなもの:体を動かすこと、登山、鍛冶
デジタルゲーム版CV:小林眞紀
大地と金属を象徴するメガミであり、いくつかのメガミの武器を作り上げるほどの名工。天真爛漫で子供っぽい。極度の右脳派であり、勘の鋭さも相当。興味あることに全力疾走して危なっかしいので、何柱かのメガミは保護者のように振る舞ってる。
5/3(オーラ5点かライフ3点)という非常に強力な攻撃札を持ち、一撃で大きなダメージを与えられる。しかし、大きな鉄鎚を振るい力を発揮するためには遠心力の力を借りなければならない。
キーワードの遠心を持つカードは、ターン開始時から間合が2以上遠ざかっていて、なおかつ攻撃札を使っていないという厳しい条件を持つ際に使用するもの。さらに後退にはオーラを間合へ置く必要があるため、攻撃を繰り出した後隙もかなり大きい。
しかし、機を見てチャンスを伺い繰り出される攻撃は非常に強力。近づいてパワーを溜め、一気に離れてドカンと一撃。この気持ちよさが癖になるプレーヤーも少なくない。
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並行世界から来たハガネ。大人びてる。遠心撃を失った代わりに他のメガミの攻撃札を強化できるようになった。自分だけの最強の遠心撃を育成しよう。
象徴武器:毒
初登場シリーズ:第二幕追加第壱拡張:夜天会心 / 新幕達人セット
好きなもの:暗くて狭いところ、身の安全、お茶
デジタルゲーム版CV:設楽麻美
元は人間で、本名は闇昏千影。四人の英雄の一人。元忍者であり毒使い。極度の死恐怖症であり、いつも死を恐れている。
毒袋を持ち、相手の山札の一番上に毒袋の中の毒カードを送りつけることができる。毒カードはドローが1枚無駄になるばかりか、処理しないと手札上限を圧迫するうえに条件を満たさないと処理できないという非常に厄介なもの。状況を見て3種類の毒から最も効果的なものを送りつけてやろう。
2ターンの間ライフダメージ受けなければ勝利するという特殊勝利条件がある切札を持つのも彼女の特徴。毒で相手のリソースを蝕みながら、隙を見て彼女の生きる道を達成しよう。
単体での火力は高くなく、デッキ単体での効果は使い所が非常に難しい。その一方で対戦相手も2種類の勝利条件を考慮した眼前構築を強いられるため、上級者向けであり上級者泣かせなメガミだといえる。
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逃げることをやめ戦う決意を抱いたチカゲ。攻撃札が増え、ビートダウンが得意となった。また相手の手札枚数が2枚以上だと強いカードが増えた。相手の手札に毒を抱えさせてより強力な動きをしよう。
象徴武器:絡繰
初登場シリーズ:第二幕追加第弐拡張:機巧革命 / 新幕達人セット
好きなもの:ひらめき、お風呂、コーヒー(砂糖特盛)
デジタルゲーム版CV:徳井青空
己にも他人にも興味がなく、ただ着想と狂気をの身を主とするいかれた発明家。なにかあったらだいたいこいつのせい。
「行動札で間合や対応を無視しライフに1点ダメージ」「全力札を使用し、その後も行動を行える」「使用済の切札をもう一度コスト無しで使用する」「相手の切札を見て1枚使用済にする」といった頭のおかしい効果のカードを多数持つ。しかし、それらの効果を発動させるためには機巧を完成させなければいけない。
具体的には、使用済の切札や捨札、展開中の付与札など、表向きになっているカードのメインタイプとサブタイプが機巧に描かれた条件を満たされている必要がある。例えば、相手のライフに1点ダメージを与える「えれきてる」というカードの効果は「行動札を3枚、対応を持つ札を2枚」表向きでないと発動できない。ゆえに、最低でも3枚のカードを使用していないと発動できない。
さらに攻撃札が(おまけを除いて)存在していないので、攻撃札の赤色が機巧の条件に描かれたカードは他のメガミから攻撃札を持ってくる必要がある。構築は非常に悩ましいが、やれることのロマンにはあふれてるので、面白コンボをやりたい人や正統派以外もやってみたいという人はぜひ手に取ってみよう。
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北限へ宝物を探しに探索へ。相手の伏せ札や捨て札から宝物を掘り起こし、相手の捨て札を使用したりライフダメージを与えたりする。そして世紀の大発見で0コストの大量の切札を手に入れよう!
他人に興味持たないクルルが友を守るために徒神の力を受け入れた。攻撃札と、他のメガミのカードだけで構成した時有効化できる機巧を持つ。切札には機巧枠の数字をすべて2倍にするなんてものも。
象徴武器:乗騎
初登場シリーズ:第二幕追加第弐拡張:機巧革命 / 新幕達人セット
好きなもの:お世話、ツーリング、サーフィン
デジタルゲーム版CV:ブリドカットセーラ恵美
元は人間、サリヤ・ソルアリア・ラーナーク。海の向こうからやってきたイレギュラー。剣と鞭を合わせたような武器と、蒸気機関で動く鉄の乗騎ヴィーナを操る。優しいお姉ちゃんだがキレると怖い。
幅広い間合に対処できる攻撃札と、攻撃と移動を同時に行えるカードが特徴。しかし、それらの強力なカードを用いるには、初期に5つ(第二幕では6つ)ある造花結晶という特殊なリソースが必要となる。造花結晶を適切に管理し、場合によっては適度な回復も必要となる場合があるだろう。
造花結晶をすべて使用すると、切札によってTransformすることができる。Transformには3つのフォルムがあり、いずれも面白い効果となっている。上手く選べば非常に強力になるだろう。
カード名がすべて英語表記なので、初見は面食らうかもしれない。
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故郷で主を護るために活躍したサリヤ。燃料の回復やTransformがより手軽に行えるようになり、オリジン版とはまた違ったTranceformが複数回できるようになる。
象徴武器:爪
初登場シリーズ:新幕達人セット
好きなもの:肉、天体観測、走ること、沐浴
デジタルゲーム版CV:岡田栄美
新幕より追加されたメガミ。風と雷を象徴し爪を武器として戦う。素早く戦場を駆け抜ける移動力があり、接近戦を得意としている。さらに、風や雷を身にまとう能力を持っており。ゲーム中どんどん強くなる。
キーワードの風雷は風神ゲージと雷神ゲージを持つ。他方のメガミを使用する際にそのカードは帯電し、それを解除したときに風神・雷神ゲージの一方を上昇させる。これらの数値を参照した行動や攻撃を行うため、ゲームを通して強さが上昇していく。
また、パートナーのメガミを山札の底に送る効果も多い。何度もカードを使いまわすことで風来ゲージをどんどん溜めていこう。そして目指すは…1/1の10回連続攻撃!
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西の海からの脅威を前に大嵐を生み出したライラ。オリジン版では風雷ゲージは溜めて強くした一方、アナザー版では風雷ゲージを消費してことでさまざまな効果を行う「嵐の力」を使用することができる。
象徴武器:鎌
初登場シリーズ:第二幕追加第参拡張:陰陽事変 / 新幕第壱拡張:神語起譚
好きなもの:お掃除、すごく辛いもの、一人遊び
デジタルゲーム版CV:水瀬いのり
桜花結晶の塵化を司る強力なメガミ。かつて主神ヲウカと争いを繰り広げたのちに封印された。現在の姿は封印から零れた残滓に過ぎない。魔王としての強大な力を感じられる。
また、新幕でははじまりのメガミとして、初心者向けのデッキの担当となっている。武器は影の短刀。
陰は広がり万里を覆い 虚散ぎ朽ち逝かん
中~遠距離の攻撃札を持つ。火力そのものは低いが「オーラダメージを選ぶと手札を見て捨て札にさせられる」「相手のオーラ/フレア/ライフのいずれかから2つダストに送り、相手の付与札から桜花結晶を奪う」など、選択肢がありながら厄介で嫌らしい効果を多く持つ。対応による打ち消しはないが攻撃を軽減したり間合の距離を短くしたりするカードもあり、対戦するには一筋縄ではいかないだろう。
キーワード能力の灰塵は、ダストに桜花結晶が12個以上(第二幕では8個以上)溜まっている状態。この状態であることでいくつかのカードが強化される。また、自フレアとダストに合計24個の桜花結晶を要求する切札もあり、ウツロを宿す場合はいかにダストを多く作っていくかが大きなポイントとなる。
相手の攻撃や対応手段、苦しまぎれに選んだ選択肢をとことん踏みにじり、魔王のように蹂躙してやろう。
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終焉の影が目覚めたウツロ。ダストが13以上になることで自身のすべての通常札を除外し、非常に強力かつ少ない通常札で戦う。自身も相手も崩壊に向かうその様子はアポカリプスデッキといえる。
象徴武器:旗
初登場シリーズ:第二幕追加第参拡張:陰陽事変
好きなもの:お料理、衣装作り、和菓子
デジタルゲーム版CV:水瀬いのり
桜花結晶の生成を司るメガミ。桜降る代に至る歴史の中で誕生しており、天音揺波とともに戦った。誕生してから年月が浅く、それゆえに強大な力をいまだに扱いきれないところがある。
また、新幕でははじまりのメガミとして、初心者向けのデッキの担当となっている。武器は桜刀。
カードを使用すると、デッキ外の他の追加カードと入れ替えるカードを多く持つ。これにより、他の様々なメガミとの幅広い組み合わせが可能攻撃や防御、移動もそれなりにできるオールラウンダー。その中でも特にオーラやフレア、そしてライフといったリソース回復が得意。
特徴的なのが、桜花結晶が丁度5つある「間合/オーラ/ライフ/フレア/ダスト」という領域の数を参照する切札である。第二幕ではそのカードが「桜降る代に決闘を」という名で、領域が3つ以上だと即勝利する。新幕では「そして新たな幕開けを」という名で、該当する領域数が多いほど強い攻撃を毎ターン終了時に追加で行える。このゲームの名を冠した、桜花結晶のメガミであるホノカの代表的なカードといえる。
カードが多いので初心者には構築に時間と理解が必要ではあるが、カードそのものであれ、勝ち方であれ選択肢の幅が多いということはそれだけでも強いと言えるだろう。
もっとキャラクターを知りたい人は公式攻略ページをチェック!
ホノカの生まれ変わる前、ヲウカの異世界での姿。ウツロと分離する前の姿であり、ウツロのようなカードと交互に交換する通常札や、ダストの数に応じて分岐する切札を持つ。
象徴武器:橇
初登場シリーズ:新幕第参拡張:零限突破
好きなもの:役割を全うすること、見どころのある者、氷上舞踏
デジタルゲーム版CV:???
北限の守り人であるメガミ。非常に冷酷な性格。
相手のオーラを凍結させ、相手オーラの空きに凍結トークンを埋める。これは宿しを行うことで凍結トークンを取り除くことができる。オーラの最大値を下げ相手の守りを弱めつつ、前進や宿しを抑制することで相手を思い通りに動かさないようにしていこう。
サブ的な特徴として、相手のオーラの空きがない状態だといくつかのカードが強化される。オーラが5である場合はもちろん、空いた部分は凍結トークンで埋めてしまって条件を達成しよう。
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象徴武器:鏡
初登場シリーズ:新幕第参拡張:零限突破
好きなもの:お買い物、小物集め、旅
デジタルゲーム版CV:???
北限の地で目覚めた、名前以外何も記憶のない謎に包まれたメガミ。鏡から星空のような色合いを持つ暴力的な怪物の力を引き出す権能を持つが本人も制御できない。危うく暗さを秘めた物語のヒロイン。
自分と相手のオーラ・ライフ・フレアが一致した数を鏡映数とし、それが大きいほど強力なカードを持つ。序盤はそれほど難しくないが、ゲームが進むほどに鏡映数を増やすのが困難になるだろう。
ヤツハの持つ攻撃札は非常にシンプルかつかなり強力。しかし、攻撃後に自身にもデメリットをもたらす(畏縮する・攻撃後に自オーラ→相手フレアなど)カードもいくつかある。いかにそのデメリットを受け入れつつ戦い、状況次第では切札で桜花結晶の移動方向を反転させることも考えていこう。
切札には、相手の付与札を奪い取って自分のものにしたり相手の攻撃を複製し対応で反射するものもある。暴虐的な力をいかに制御できるかがヤツハを使いこなすカギとなる。
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自らの正体が怪物であると至ったヤツハ。切札を使用すると、再構成ごとに手札や捨札から1枚の通常札をより強力な完全態カードと交換することができる。
桜降る代に受け入れられたヤツハ。桜降る代の旅路でさまざまな恩恵を得つつ、思い出にしまった通常札を自在に引こう。
象徴武器:櫂
初登場シリーズ:新幕第肆拡張:大洋航路
好きなもの:波間を漂うこと、海獣たち、日記や散文を書くこと
海のメガミとして水や大鯨を操る。偉大な力として多くの人々に崇められているが、本人は勘違いから様々なことに巻き込まれる苦労人。偉大なメガミとしての体裁は保っているが、たまにボロが出る。
ハツミは中~遠距離型メガミであり、展開が進むにつれ近づいていくこのゲームの法則に全力で抗う。
具体的には、直前のターンに攻撃されていれば逆風という状態になり、最高峰の移動能力と適度なリソース破壊能力によって相手の攻撃をしづらくする。その一方直前のターンに攻撃されなければ順風状態になり、高水準のダメージを与えられる。
相手の攻撃の嵐をかいくぐり、その間隙を貫いて勝利を見出そう。
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友を信じて徒神の力を受け入れた。秘密裏に間合を増加または減少させ、現在の間合をわからなくする潜水という効果を新たに持った。潜り回避して順風をつかみとろう。
象徴武器:兜
初登場シリーズ:新幕第肆拡張:大洋航路
好きなもの:盤上遊戯、芸術鑑賞(?)、羊羹、みかん
元は人間で、本名は山城水津城。コダマとの決闘の末メガミとなった。現在は存在の消滅の危機に直面したコダマを守り抜き、自分の中にとりこみ保護している。
集え輩心はひとつ 切って返すは今ですの
ミズキは兵舎ボードと兵員を持つ。兵員は徴兵を行う効果を持つカードを使うことで兵舎ボードに置くことができ、いつでも手札にあるかのように使用できる。兵員自体は強い効果ではないが、手札上限にない追加札を持っていることは非常に強力。
また、防御力が非常に高く、対応で相手の攻撃を打ち消すカードを多く持つ。また、直前に対応を行うことで強化されるカードや兵員を持っており、手札や展開を読み適切に徴兵することが重要になる。
コダマを自身の内部に保護したことで、コダマの権能をいくつか使えるようになっている。具体的にはターン中間合が変化していない不動という状態であればコダマのカードが強化される。
巧みな指揮でさまざまな効果を最大限生かす軍師になることが勝利の鍵となる。
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元は人間で、瀧河希と名乗っていた。異なる世界での桜降る代で生まれたメガミ。農耕や開拓、それに伴う植物の生育に関連する権能を持つ。
メグミは土壌ボードと種結晶を持つ。土壌ボードの種結晶は最初は裏向きで置かれているが、付与札を使用するによって萌芽し使用できるようになる。種結晶はダストやオーラの桜花結晶の代わりに付与札を使うことが可能。つまり、メグミを宿すだけで付与札が使いやすくなるのである。
また、メグミの付与札には生育1などと書かれている。これは、生育の数字分種結晶を追加で納めることが可能。付与札使用で萌芽した種結晶をすぐに使うもよし、未来の収穫に向けてじっくり貯めるもよし。
全体としては中距離のビートダウンのメガミ。付与札や対応札には間合を離すカードも多い。付与札を多く使い中距離の攻防を制しよう。
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最古の三柱のうちの一柱。語り部として桜降る代の神語りをはじめとしたさまざまな物語を伝えていた。様々な物語を幻視の形で表し、人々に役を与え体験させる権能を持つ。より重大な力が失われ、ミコトに手を差し伸べ舞台へと立つ。
カナヱは物語ボードと仮面トークン、6枚の構想カードを持つ。物語ボードにはすごろくのような数字と色幕が描かれたマス目がいる。仮面トークンをスタート地点に置き、これらのマス目へ進めることでさまざまな効果を得ることができる他、ゴールまでたどり着くと無条件で勝利となる。カナヱというメガミ全体のコンセプトとして特殊勝利を掲げている。
では、どうすればマス目が進められるのか。カナヱのカードで構想カードを準備し、その構想カードに書かれた「攻撃および対応が2回行われる」「ライフが変化する」条件を規程回数達成することによって終了フェイズにマス目を進めることができる。重要なのは自分だけではなく相手の終了フェイズにも構想を達成できるかの判定があり、自分のだけではなく相手の行動に対する戒めにもなることである。相手も物語に参加させ翻弄しよう。また、構想カードには裏面があり、「攻撃および対応が5回行われる」「ライフが一度に2以上変化する」といった高難易度の条件が書かれている。一部の幕や勝利直前は難易度の高い面でないと先へ進めない。
また、通常札や切札も非常に個性的である。間合問わず攻撃でき幕の値によって攻撃力や追加効果が変わるもの、対応で他のメガミの攻撃札を使えるようにするもの、カードの名前を指定し1ターンその切札が使えなくなるもの、後出しで通常札と切札を1枚ずつ交換できる切札がある。
脚本家として幕をどう進めるか構想し、舞台の上で自ら演者となって物語を進めよう。
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最古の三柱のうちの一柱。あまりにも絶大な力ゆえ禁忌として旧き誓約にて禁じられたが、悪を滅ぼすべく誓約が書き換えられた。
カムヰは通常札で4/2や切札で6/4といった額面上ぶっこわれた攻撃札を持ち、対応で切札すら打ち消せたり間合2移動するカードを複数持っていたりなど防御力や機動力も優れている。 しかし、カードを十全に使うには禁忌ボード上の禁忌ゲージを増やす必要があり、 ゲージが16まで到達すると強制的に敗北する。さらに、何もせずとも禁忌ゲージはライフの値が9以下なら1ずつ、5以下なら2ずつ開始フェイズに上昇していく。つまり、カムヰを宿すだけで特殊敗北条件と向き合う必要がある。
他にも、扱いやすいが使用後2ターン勝利できない切札攻撃や、相手のカード使用に追加コストで同じメガミのカードを課す切札も存在する。
中近距離のビートダウンのメガミ。禁じられた圧倒的な力ですべてを斬り裂こう。
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嘘を象徴するメガミで、物語ではキリコというメガミのふりをしてヤツハやユリナたちと読者を大いに翻弄した。現在連載中の新シリーズでは、時を遡り戦国の時代へと流れついた彼女の物語
が連載中。
己を分かて
レンリの通常札には5枚偽証というキーワードを持つ。 裏向きでカードを使用し、あらゆる通常札を偽証を持つカードの体で使用することができる。 相手はその宣言に反証をすることができ、反証されなければ宣言通りの札として解決され捨て札になる。 もし反証して偽物だったなら効果は解決されずただ捨て札になる。一方、反証したカードが本物だったなら…真実を糾弾した痴れ者は1/1のダメージを受け、さらに通常通りカードの効果が解決される。 いわゆるブラフとしてあらゆるカードを偽証持ちのカードとして使うことができる。
偽証として同じカードを宣言できるのは1ターン中1回だが、偽証するカードは眼前構築で入れている必要すらない。偽証せずに通してしまい偽物だと確定ライフ1ダメージとなる攻撃札や、 ターン中反証に失敗しているとオーラライフ両方にダメージを与える切札攻撃があり、対戦相手からすると宿されるだけで非常に悩ましい存在となるだろう。
他にも、通常札を3枚以上晒すことで強化されるカードや、相手の攻撃の打消切札→通常札封印切札→優秀なコスパの攻撃切札と使用効果が変わっていくトリッキーな切札も持つ。
巧みに嘘と真実を織り交ぜ、相手を翻弄しアドバンテージを重ねていこう。
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元は人間、源上安岐那。300年前に戦国の時代を生きた敏腕の商人だった。
アキナは相場ゲージを持つ。桜花結晶をフロー領域へ投資し、相場を操作し、フロー領域の桜花結晶を支払って投資を回収することでアドバンテージを稼ぐ。相場を最大にすれば相手のライフを直接自オーラへ回収ができるのだ。そして相場は相手のライフに0以上のダメージを与えることで上昇、自分のライフに0以上のダメージを受けると減少する。
また、資本(オーラ・フレア・フロー)の合計値が相手より多いほど有利になるカードもいくつか持つ。貯めこんだ資本の暴力により圧殺する切り札も存在する。
相場とお互いのリソースを操作してゲーム展開を有利に進めていこう。
元は人間、桑畑志水。現在では忌まわしき大罪人としての伝えが遺されている。
茨踏み抜き創痍を刻み 傷の狭間に死地を視る
シンプルな近距離ビートダウンメガミだが、シスイの持ついくつかの攻撃は裂傷化している。これらの攻撃は即座には受けず、受けた分だけ裂傷トークンを与え、次のターンの開始時に傷が開きダメージを与える。次ターンのオーラ上限が減ったり、フレアを増やさなかったり…様々な効果がもたらされるだろう。
また、自身に裂傷トークンを与える効果もいくつかある。デメリットももちろんあるが、シスイのカードにはダメージを受けた回数によって強化されるカードがいくつか存在する。相手の攻撃や再構成のダメージの他、自身の裂傷トークンも上手く利用して力にしていくのが彼女を主軸とした勝ち筋だ。
第二幕は一時期売り切れになるほどの人気となっており、再販を重ねている。
その人気度はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」のボードゲーム特集において、イエローサブマリン販売額ランキング1位として紹介されたほどである。→関連記事
桜降る代に決闘をに関するニコニコミュニティを紹介してください。
掲示板
25 ななしのよっしん
2021/11/11(木) 11:58:40 ID: VaiEZQGUOO
電子版の律動弧戟から出た攻撃に対応できないの俺だけ?
あれ結構勝敗に影響するんだけど、、
26 ななしのよっしん
2022/02/09(水) 01:12:59 ID: eDZkfjyUFV
ふと興味持って電子版やってみたけどCPU相手ならともかく人間相手ならあたりまえだけど経験差でふるぼっこやな
こっち女神4柱しかいないのに向こうは選択肢色々いたりしてわくわくしてきたぞ、これ
27 ななしのよっしん
2023/12/20(水) 15:40:22 ID: gnpcyHgSqu
レンリのところちゃんと「己を分かて」書いてくれてるのすごく好き
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/12(金) 12:00
最終更新:2025/12/12(金) 12:00
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