桜降る代に決闘を 単語


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サクラフルヨニケットウヲ

2.1万文字の記事

相手を見てから、間構築。

桜降る代に決闘をさくらふるよにけっとうを)とは、BakaFire作のカード体とした2人用ボードゲームである。略称ふるよに

概要

降る代―
神座と、それに宿る
数多のメガミたちが存在し、
人々と共に在り続ける世界

そこでは桜花決闘と呼ばれる戦いが、
様々な手段として用いられている。

行うのは、ミコトと呼ばれる力者たち。
そして、もちろんあなたもその一人。

因果の果て、眼前に立つのは己が好敵手。
さあ、いざ臨め。

胸に想いを
両手に
桜降る代に決闘を!

デジタルゲーム版トップページの世界観説明よりexit

和風世界観とTOKIAME氏が描いたキャラクターによる2人用の決闘ボードゲームである。

キャラクターであるメガミをニ柱を選ぶ。メガミ一柱につき11枚のカードがあるので、プレイヤーは22枚のカードを所持することになる。
相手が決定(つまり相手のメガミ二柱が判明)した段階で、10枚のカードデッキを構築する。
対戦を行い、相手のライフをすべてゼロにするなどの勝利条件を満たしたプレイヤー勝利となる。

ゲームの特徴

このゲームを特徴づける3つのキーワードとして、「繚乱」「眼前構築」「桜花決闘」の3つがある。

双掌繚乱

メガミを二柱組み合わせよ―

プレイヤーミコトとなって、二柱のメガミを宿して決闘を行う。

メガミには、近距離や遠距離速攻、対応割り込みなど様々な特徴がある。例えば近距離メガミと組み合わせるだけでも、以下のような組み合わせが可となる。

  • 距離メガミ同士を組み合わせて両方のカード一気に使えるようにする
  • 距離メガミと組み合わせて様々な間合で戦えるようにする
  • 対応割り込みメガミと組み合わせて攻撃と防御を両方できるようにする

現在、拡を含めて登場しているメガミが24柱あり、そのうち16柱にアナザー版メガミが1種、5柱には2種登場している。その組み合わせは実に964通りにものぼる。

眼前構築

―相手のメガミを見てデッキを構築せよ―

このゲームで構築するデッキわずか10枚。そのうち3枚は切札と呼ばれ、残りの7枚が通常札としてシャッフルし山札にしてドロープレイする。他のTCGゲームボードゲームべても7枚という枚数は非常に少なく、初心者にとっても構築しやすい一方で、わずか1枚の差が結果に大きくを及ぼす。

メガミは、7枚の通常札と4枚の切札からなる。二柱合計して14枚の通常札と8枚の切札から10枚のデッキを構築する。重要なことは、デッキを構築するのはゲーム開始時、相手のメガミが何かわかった状態での前で行うことである。自分のデッキで何ができるか、相手が何を狙ってくるのか、それを対策すべきなのかを勘案に入れてデッキを構築していく。

勝負は闘う前から始まっている。まさしく極限まで濃縮されたメタゲームと言えるだろう。

桜花決闘

―間合を合わせ攻撃し、相手のライフを削り取れ―

決闘は専用ボードと、36個の桜花結晶と呼ばれるトークンによって行われる。ボードには、ライフ、間合、オーラフレアダストの5つのエリアがある。それぞれのエリアの状態は、置かれる桜花結晶の数によってカウントされる。

通常札、切札のカードで相手を攻撃していくが、現在の間合がカードの適正距離でないと攻撃は放てない。

相手のライフを0にすれば勝利となる。

シリーズについて

以下の3つがある。

第一幕

現在では頒布されてない初期版。バランス調整があまりできておらず公式が問題があったとしている一方、高いインフレ性で劇的な展開が多く好きだったというファンもある。

第二幕

現在頒布されているもの。公式によると、新幕が頒布された以降も第二幕として完成されたゲームとして続くということ。新幕とライフが2点少ないなど、いくばくかの違いがある。

新幕

2018年5月から販売されている新シリーズデジタルゲーム版もこちらに基づいて制作される。本記事はこの内容をもとに書かれている。

アナログゲーム以外について

公式連載小説『桜降る代の神語り』

公式ブログにて定期的に連載されている小説メガミのストーリーや関係性が深く描かれているので必見。2019年6月5日以降はKADOKAWAから書籍化exitもされている。

4コママンガ『桜降る代のゆるい午後。』

公式ブログにて掲載されている4コママンガシーズン1がhounori氏により、シーズン2があまからするめ氏により連載されている。シーズン2はデジタルゲーム版のメガ紹介も兼ねている。

デジタルゲーム化

デジタルゲーム版がAndroid版exitiOS版exitPCウェブブラウザ版exit配信していたが、2022年9月30日サービス終了した。詳細はこちらexit

二次創作

『桜降る代に決闘を』のシステムキャラクター、内容を用いた二次創作は非営利活動に限り自由に行える。また、カード画像やイラストなどがふるよにコモンズとして開されており、ニコニコ動画でも有志によりふるよにコモンズの画像を用いたプレイ動画卓M@S動画がいくつか制作されている。

詳細なガイドライン公式サイトのリンクexitチェックするとよいだろう。

ルール詳細

ルールの詳細については公式ホームページPDFが配布exitされている。また、すべてのカードが公式ホームページ上で見れるexitので、興味を持った人はどんなカードや効果があるかぜひ見てみるのもいいだろう。あとメガミが々しかったり可かったり(重要)

コンポーネント

メガタロット
メガミ(キャラクター)を表すカード
ボード
プレイヤーが戦う決闘場を表したボード桜花結晶を置くための5つのエリアがある。
桜花結晶(トークン)
決闘場に舞い散るメガミ達の力の欠片桜花結晶を表すトークン
カード
通常札、切札、集中力カード、その他カードがある。
通常札
メガミの加護によって使用できる技を表すカード。詳しくは次項。
切札
必殺技を表すカード。詳しくは次項。
集中力カード・畏縮トークン
プレイヤーの集中力を管理するためのカード。畏縮トークンがなければ開始フェイズに+1され。最大2まで貯まる。
カードの効果で畏縮トークンがあればそれを取り除くことになり、開始フェイズでは得られない。

また、使用するメガミによっては追加のボードトークンのコンポーネントが存在する。

カードの種類

通常札・切札ともに攻撃行動付与という3つのメインタイプのいずれかに属している。

また、一部のカード対応全力といったサブタイプを有する。

攻撃

このゲームの基本となるタイプカード。相手のオーラライフを削るために使う。攻撃札には適正間合と、3/1といった数値が示されている。3/1という表記の場合、攻撃を受けた相手はオーラに3点、またはライフに1点のいずれかを選ぶことができる。

カードは基本的に1ターンに何枚でも使用することができるので、まず相手のオーラを削って受けきれないようしてから、ライフに高いダメージ叩きつけるといったことも可。追撃が来るかどうか、あるいは追撃があるかのように見せかけるかという部分でも駆け引きが生じる。

攻撃カードには間合があり、適切な間合でなければ使用できない。後述する対応カードによって間合をずらされると攻撃は失敗する。

慣れない初心者のうちは攻撃札をできる限り入れておけばある程度うまくいくだろう。

行動

即時何かが起こるタイプカード。間合を変える効果のあるカードや、攻撃とは違う形で相手のライフオーラを削る効果があるカードなどがある。

初心者のうちは攻撃札以外に自分のメガミに得意な間合にするカードを入れておきたい。

付与

場に置かれ続けるタイプカード

付与札には納という数値が設定されており、その数値だけの数をダストから桜花結晶を置く。足りなければ自分のオーラから支払う。各ターンの開始時に桜花結晶が1つなくなっていき、0になると捨て札になる。場に置かれ続けることで効果を及ぼしたり、0になったときに破棄時効果が発動するものもあったり様々。

対応

相手が攻撃を行った際、割り込んで1枚使用することができる。相手の攻撃そのものを打ち消したり、間合をずらすことで攻撃を失敗させたり、あるいはカウンターで攻撃を行ったりできる。

全力

カードは基本的に何枚でも使用することができるが、全力札を使用する場合は他の行動が一切取れない。その代わりに非常に強力な攻撃や効果が多い。

ボードのエリア

ライフ

言わずもがな勝利敗北を決する重要な要素。相手のライフゼロにしたほうが勝利する。失ったライフフレアに移動する。新幕では初期ライフは10。第一幕、第二幕では初期ライフは8。

オーラ

相手の攻撃をガードするために必要な要素。攻撃は、基本的にはライフオーラのいずれかで受けることが可であり、オーラで受けることによってライフダメージを受けずに済む。初期オーラは3、最大5まで。

フレア

ゲーム開始時前に3枚選んだ強力なカード、切札を使用するためのコストとなる。ライフダメージを受けたり、宿しという行動を行うことでオーラから溜めることができる。初期フレアは0。上限はなし。

間合

相手との距離を表し、間合いが合った攻撃カードしか使用できない。ゲーム開始時の間合は10あり、ゲームを進めるなかで最大0まで縮まる。間合は2人のプレイヤーの間で共有される。

攻撃には間合があり、間合が適切でなければ攻撃を行うことができない。各メガミによって得意な攻撃の間合は異なるため、自分の得意な・相手の苦手な間合へ移動しよう。

前進を行うことで、間合からオーラトークンが移動する。つまり移動しながら防御力を高められる。しかし、オーラの最大値は5であり、最大まで溜めてしまうと宿しでフレアに移動させるか相手からダメージを受けることでオーラきを作らなければ前進ができなくなる。

構えすぎると足は動きづらくなるのです。

逆に後退はオーラから間合に移動させなければならない。相手を前にして後ろに下がることは脆い防御という隙をみせることを意味する。このゲームでは後退より前進が有利なようにデザインされている。

ダスト

オーラで受けたダメージや使用したフレアの行きつく先。ダストがあれば、ダストからオーラを溜めるいという行動を行うことができる。ダストが増えれば増えるほど強化されるメガミもいる。ダストは2人のプレイヤーの間で共有される。

基本動作と集中力

ターンの開始時に、集中力といったものが+1される。これは、各プレイヤーの集中力カードカウントされ、最大2まで溜めることができる。

この集中力を1消費するか、手札を1枚せ札にすることによって以下の基本動作を1回行える。

相手が中距離を得意とするメガミを宿していた場合、手札や集中力をある程度溜め、かつオーラけてから一気に前進することで、遠距離から相手の得意な中距離一気に駆け抜けることが可となる。

また、新幕では、現在の間合が達人の間合(通常は2)以下のときは前進ができず、代わりに離脱という、ダスト→間合へ1つ桜花結晶を移動させる効果に変化する。行動札などの効果によって間合を1以下にすることは可

ゲームの流れ

自分のターンは以下のフェイズの順で行われる。

開始フェイズ

集中力+1

自分の集中力を1増やす。(2より大きくならない)
カードの効果によって集中力が得られなくなる場合があり、新幕では畏縮という名称がつけられている。

各付与札-1 

自分と相手のすべての付与札から、桜花結晶を1つダストに移動させる。
上に置かれた桜花結晶がなくなった付与札は捨て札になる。

山札の再構成(任意)

いわゆるリシャッフルを行える。この効果で再構成を行うとライフに1ダメージを受ける。

カードを2枚引く

山札からカードを2枚引く。
焦燥:もし山札からカードがなくて引けなかった場合は、1枚につきオーラまたはライフに1ダメージを受ける。この効果は開始フェイズ以外で、カードの効果によってドローする際にも起こり得る。

メインフェイズ

標準行動か全力行動のどちらかを選ぶ。

標準行動
任意の回数カードプレイする。また集中力を1減らすor手札を1枚せ札にすると基本動作が行える。

全力行動:全力札を1枚使用する。

終了フェイズ

手札が3枚以上になった場合、2枚になるまでカードせ札にする。

メガミ一覧

ここでは、拡も含めた24柱のメガミを紹介する。基本的には新幕のカード効果に基づいた内容が記載されているが、一部第二幕での効果を記載している。

また、新幕の拡で追加されたアナザー版メガミに関しても記載している。メガミの一面や過去記憶を掘り下げ、異なる姿で宿した「異相」の姿としており、一部のカードアナザー版へと差し替えられる。

公式攻略ページexitにもいくつかキャラクター解説サンプルボイスが載っているのでぜひチェックしよう!

以下のキャラクター名をクリックすると該当部分にジャンプします。
基本 ユリナ【刀】 サイネ【薙刀】 ヒミカ【銃】 トコヨ【扇】
達人 オボロ【忍】 ユキヒ【傘/簪】 シンラ【書】 ハガネ【鎚】
チカゲ【毒】 クルル【絡繰】 サリヤ【乗騎】 ライラ【爪】
ウツロ【鎌】 ホノカ【旗】 コルヌ【橇】 ヤツハ【鏡】
ハツミ【櫂】 ミズキ【兜】 メグミ【唐棹】 カナヱ【仮面】
カムヰ【剣】 レンリ【衣】 アキナ【算盤】 シスイ【鋸】

ユリナ ―勝利を求道するメガミ―

武器
初登場シリーズ:第一幕 / 新幕基本セット
好きなもの:勝つこと、寝ること、お団
デジタルゲームCV加隈亜衣

元は人間で、本名は天音揺波。決闘する勝利至上義者で武神の一人。戦い以外は不器用で、女子力も低くいろいろと抜けている。

戦術 ―メガミタロットキーワード:決死―

近く寄るなら まさに王道無敵なり

最大枚数の攻撃札が特徴。間合を合わせて攻撃するという本作の基本を体現した戦いを行える。近距離戦が得意であり、一度ユリナに近づかれると間合の優位を崩すのは容易ではない。

キーワード決死は、自分のライフが3以下である状態。ピンチのときにさらに強い効果が得られる。

初心者向きで使いやすいと同時に、上級者にとっても正統派で強な戦いができるメガミといえる。

もっとキャラクターを知りたい人やサンプルボイスを聞きたい人は公式攻略サイトもチェック!exit

アナザー1版ユリナ ―物語第一章―

武器:古

勝利に向けた意思はより汚く執念深い頃のユリナ。決死でかなり強力な攻撃を繰り出せる。

アナザー2版ユリナ ―調停者―

武器:心

シンラから託された力を自分のものとしたユリナ。他のカードの補助や絡め手など幅広い戦いが可に。

サイネ ―技の果てを目指す求道者―

武器薙刀
初登場シリーズ:第二幕 / 新幕基本セット
好きなもの:修、音、かき
デジタルゲームCV近藤玲奈

元は人間で、本名は氷細音。天音揺波とともにもう一人の武神であり、二人はライバル。己の武を追求する盲目戦士神経質で気難しい一方、流されやすく他のメガミに振り回されがち。また生でいじられがちでもある。

戦術 ―メガミタロットキーワード:八相―

護り切り捨て迷いも捨てた 精緻極まる技の果て

ユリナと同じく攻撃を行うカードが多い。ただしユリナは近距離であり1枚あたりの単純な攻撃力が高めなのに対して、サイネは中距離であり連続攻撃や対応による攻撃を得意とする。対応札も多く、悪くいえば器用貧乏になりかねないが、上手く生かせば最高のポテンシャルを持つといえるだろう。

キーワード八相オーラが1以下の状態。防御を切り捨てることによっていくつかのカードが強化される。安易に八相状態になることはリスクも大きいが、ここぞという時に叩き込む繊細かつ鋭い攻撃は非常に強力。第二幕ではオーラが0の状態だけであったが、新幕の更新で1以下と強化された。

ユリナと並び初心者向けビートダウンメガミ。

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アナザー1版サイネ ―物語第二章―

武器

音楽活動を行ってた頃。他のカード支援する力を多く持つ。

アナザー2版サイネ ―徒神―

武器:拒絶

紫色水晶んだ薙刀を持ったサイネ。1/3対応不可というオリジン版と反転した通常札を持つ。

ヒミカ ―熱情燃やす炎の化身―

武器
初登場シリーズ:第一幕 / 新幕基本セット
好きなもの:人間、良景色、新しいもの
デジタルゲームCV瑞沢渓

炎、そして友情や怒りといった感情を徴するメガミ。精神の高ぶりを炎に変換して戦う。感情的で人情人間好きでよく顕現し、交友関係も広い。しかし残念ながらバカ

戦術 ―メガミタロットキーワード:連火―

か果てから弾に火に 電光石火の勝ち戦

距離戦が得意であり、ゲーム開始時の遠距離状態から攻撃を仕掛けることが可ドローをするカードも多く、一気に連撃をして相手をみかける。まさしく先手必勝という名にふさわしい戦いができる。

キーワード連火は、1ターンで3枚以降にカードを使う状態。大量にドローし、ヒミカらしく感情を爆発させるように一気に仕掛けてやろう。

TCGでいうとアグロと呼ばれるタイプ

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アナザー1版ヒミカ ―原初―

武器:炎

人間に友好的でない頃。と違い、近距離向けカードをいくつか持つ。最大で5/7という攻撃切札も。

トコヨ ―永遠と芸術の体現者―

武器:扇
初登場シリーズ:第一幕 / 新幕基本セット
好きなもの:芸術全般、批評、恋愛小(甘ったるいやつ)
デジタルゲームCV内田彩

永遠性と芸術徴するメガミ。生芸術家である一方、古典義的で伝統をする堅物評論家。でも実は甘ったる恋愛小説かわいいものも好き。あと背はちっちゃくて合法ロリ

戦術 ―メガミタロットキーワード:境地―

技に割り込みゆらめくが 防げぬ一撃となる

大きく2つの特徴がある。ひとつは、相手の攻撃に対応する対応札が多いこと。これにより相手の攻撃をかわすことができる。もうひとつはオーラへのダメージが「-」で選べない、相手のライフに直接ダメージを与える攻撃が得意であること。のように舞い躱し、のように刺す一撃を打ち込もう。

キーワードは集中力が最大の2である状態。その際にいくつかのカードが強化される。彼女は集中力を極限まで溜めることで芸術家としての地に達するのである。

TCGでいうとコントロールタイプでありやや慣れた人向けではあるが、強力なカードが多い。

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アナザー1版トコヨ ―旅芸人―

武器

旅の音楽家をしてた頃のトコヨ。山札の底へカードを送る切札を持ち、コントロール性がさらに高い。

アナザー2版トコヨ ―徒神―

武器:トコヨ

異世界を"視て"しまったトコヨ。相手の集中力の値により追加効果が得られるようになった他、オーラの最大値を一時的に8まで溜められるようになる切札を持つ。

オボロ ―自然と生命の求道者―

武器
初登場シリーズ:第一幕 / 新幕達人セット
好きなもの:実、フィールドワー、水
デジタルゲームCV若林直美

生物学を徴するメガミで忍者の長。常に人間界に顕現しており、仙人じみた精神性で自らに修練を課し、深いの里を築き、己を磨いている。仕事趣味タイプメガミにしては常識人で、そして苦労人。ニコニコ的には眼鏡をかけた某電子の歌姫…というとイメージしやすいかも。

なおCVアイマス メガネ!来るべくして来たオファーかな?」

戦術 ―メガミタロットキーワード:設置―

せて仕込んで利得を稼ぎ に嵌めるは忍道

彼女の最大の特徴はせ札からカードを使用できること。このゲームせ札にすることで基本行動を行えるが、彼女はそれだけではなくせ札からもカードを使用できる効果が多い。アドバンテージを重ね続けて勝利をつかみ取ろう。

キーワード設置は、山札の再構成のときに設置を持つカードせ札から1枚使用できるという効果。しかもその後のメインフェイズでは追加の行動や攻撃も可忍者らしくまさにに嵌めたような感覚を得られるだろう。

距離~中距離の攻撃を持つメガミ。火力も高く、概ね初心者でも使えるメガミといえる。
ちなみに編集者はこのゲームを始めた頃にユリナ/オボロ友人たちに勧められ、練習対戦をよくさせてもらいました。

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アナザー1版オボロ ―物語第三章―

武器戦略

闘いで左手を失ったオボロ。自分と相手のせ札枚数を参照するカードが追加されている。また敗北した際にライフを1つ増やして復活できる切札を持つ。

ユキヒ ―縁結ぶふたつの心―

武器/簪
初登場シリーズ:第一幕 / 新幕達人セット
好きなもの:会話、可愛いもの、名所探訪
デジタルゲームCV氷青

人間関係や芸事、縁結びを徴する。日ごろは温厚なメガミであるが、を開き簪を外すと狂暴になるいわゆる多重人格者。ちょっとやばい

戦術 ―メガミタロットキーワード:変貌―

を開いて心を変えて 得意間合いもはや変わり

彼女の最大の特徴はの開閉によってカードの効果が異なるものが多いこと。を閉じた状態では中距離を得意とし、使いやすい効果をもつ。一方を開いた状態では近距離…特にゼロ距離を得意とし、距離は狭いながらも非常に強力な攻撃を叩きこむことができる(ライフ2点確定や4/5など!)

得意な間合が多いということはそれだけで有利ではあるが、の開閉を行うのは基本的には自分のターンの終わり。状況をよく見てを開閉しよう。

よく間違えられるが、を開いたときが近距離で狂暴な方である。閉じたでつき刺すわけではない。

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アナザー1版ユキヒ ―社交界―

武器:社交

東のを越えた一騎当千の活躍をしたユキヒ。相手のメガミをサポートしたり再度使用たりする通常札と、閉状態で力を溜めて開状態で攻撃をする切札を持つ。

シンラ ―悪意と謀略の弁士―

武器:書
初登場シリーズ:第一幕 / 新幕達人セット
好きなもの:論破、謀、スイー
デジタルゲームCVやなせなつみ

社会学を徴するメガミで、弁論宗教染みた秘密結社を結成し、世界への陰謀を企てている。性格は極めて悪質で腹黒く、弁論で相手をやり込めることを好む。

戦術 ―メガミタロットキーワード:計略(論壇)―

紡ぐ言葉で山札支配 もはや命運が手中

相手の山札や手札を操作することで相手のゲームプランを破壊し操ることを得意とする。相手の山札から2枚せ札にしたり、一時的に相手のカードを封印して使えなくしたり、さらには切札で永遠に使えなくしたり…。7枚という少ない山札ではいかに強かは想像に難くないだろう。

キーワード計略は、「神算」「謀」の2つの効果を持つカードを持ち、効果解決の際に「次の」計略を選ぶ。また付与札の扱いも得意とする。なお、新幕から第二幕に移るにあたってキーワード力が変更になっており、第二幕では論壇というキーワードとなっている。こちらは付与札を出していると追加効果をもたらすものであり、相手を妨したりコンボ活用したりと様々。

コントロール向けで状況展開を読める人向けではあるが、対応できる間合も幅広く、使いこなすことができれば相手にとって厄介な存在となることは間違いないだろう。陰謀を企てる黒幕の感覚を味おう。

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アナザー1版シンラ ―教主―

武器:経典

を渡り次の舞台へ進むシンラ。計略カードがさらに増え、デッキの全計略を発動させる切札も追加された。

ハガネ ―パワー蓄え一撃必殺―

武器:鎚
初登場シリーズ:第二幕追加第会心 / 新幕達人セット
好きなもの:体を動かすこと、登、鍛
デジタルゲームCV小林

大地金属徴するメガミであり、いくつかのメガミの武器を作り上げるほどの名工。爛漫で子供っぽい。極度の右であり、勘の鋭さも相当。興味あることに全力疾走して危なっかしいので、何柱かのメガミは保護者のように振る舞ってる。

戦術 ―メガミタロットキーワード:遠心―

パワー蓄えぶんぶん回し ドカン一発行ってみよう!

5/3(オーラ5点かライフ3点)という非常に強力な攻撃札を持ち、一撃で大きなダメージを与えられる。しかし、大きな鉄鎚を振るい力を発揮するためには遠心力の力を借りなければならない。

キーワード遠心を持つカードは、ターン開始時から間合が2以上遠ざかっていて、なおかつ攻撃札を使っていないという厳しい条件を持つ際に使用するもの。さらに後退にはオーラを間合へ置く必要があるため、攻撃を繰り出した後隙もかなり大きい。

しかし、機を見てチャンスを伺い繰り出される攻撃は非常に強力。近づいてパワーを溜め、一気に離れてドカンと一撃。この気持ちよさがになるプレーヤーも少なくない。

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アナザー1版ハガネ ―鍛冶師―

武器金床

並行世界から来たハガネ大人びてる。遠心撃を失った代わりに他のメガミの攻撃札を強化できるようになった。自分だけの最強の遠心撃を育成しよう。

チカゲ ―猛毒滴る歪な心―

武器
初登場シリーズ:第二幕追加第会心 / 新幕達人セット
好きなもの:暗くて狭いところ、身の安全、お
デジタルゲームCV設楽麻美

元は人間で、本名は闇千影。四人の英雄の一人。元忍者であり使い。極度の死恐怖症であり、いつも死を恐れている。

戦術 ―メガミタロットキーワード:毒袋―

で蝕み腐らせ穢し 勝利掴み取れ

を持ち、相手の山札の一番上に袋の中のカードを送りつけることができる。カードドローが1枚駄になるばかりか、処理しないと手札上限を圧迫するうえに条件を満たさないと処理できないという非常に厄介なもの。状況を見て3種類のから最も効果的なものを送りつけてやろう。

2ターンの間ライフダメージ受けなければ勝利するという特殊勝利条件がある切札を持つのも彼女の特徴。で相手のリソースを蝕みながら、隙を見て彼女生きるを達成しよう。

単体での火力は高くなく、デッキ単体での効果は使い所が非常に難しい。その一方で対戦相手も2種類の勝利条件を考慮した眼前構築を強いられるため、上級者向けであり上級者泣かせなメガミだといえる。

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アナザー1版チカゲ ―物語第四章―

武器

逃げることをやめ戦う決意を抱いたチカゲ。攻撃札が増え、ビートダウンが得意となった。また相手の手札枚数が2枚以上だと強いカードが増えた。相手の手札にを抱えさせてより強力な動きをしよう。

クルル ―狂気閃く発明家―

武器:絡繰
初登場シリーズ:第二幕追加第弐拡:機巧革命 / 新幕達人セット
好きなもの:ひらめき、お風、コーヒ(砂糖特盛)
デジタルゲームCV徳井青空

己にも他人にも興味がなく、ただ着想と狂気をの身をとするいかれた発明。なにかあったらだいたいこいつのせい

戦術 ―メガミタロットキーワード:機巧―

部品整え組み立て絡め 狂気くえれきてる

行動札で間合や対応を無視ライフに1点ダメージ」「全力札を使用し、その後も行動を行える」「使用済の切札をもう一度コストしで使用する」「相手の切札を見て1枚使用済にする」といった頭のおかしい効果のカードを多数持つ。しかし、それらの効果を発動させるためには機巧完成させなければいけない。

具体的には、使用済の切札や捨札、展開中の付与札など、表向きになっているカードメインタイプサブタイプが機巧に描かれた条件を満たされている必要がある。例えば、相手のライフに1点ダメージを与える「えれきてる」というカードの効果は「行動を3枚、対応を持つ札を2枚」表向きでないと発動できない。ゆえに、最低でも3枚のカードを使用していないと発動できない。

さらに攻撃札が(おまけを除いて)存在していないので、攻撃札の赤色が機巧の条件に描かれたカードは他のメガミから攻撃札を持ってくる必要がある。構築は非常に悩ましいが、やれることのロマンにはあふれてるので、面コンボをやりたい人や正統派以外もやってみたいという人はぜひ手に取ってみよう。

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アナザー1版クルル ―探索者―

武器:機器

北限へ宝物を探しに探索へ。相手のせ札や捨て札から宝物を掘り起こし、相手の捨て札を使用したりライフダメージを与えたりする。そして世紀の大発見で0コストの大量の切札を手に入れよう!

アナザー2版クルル ―徒神―

武器友情

他人に興味持たないクルルが友を守るために徒神の力を受け入れた。攻撃札と、他のメガミのカードだけで構成した時有効化できる機巧を持つ。切札には機巧数字をすべて2倍にするなんてものも。

サリヤ ―海の向こうの騎士―

武器:乗騎
初登場シリーズ:第二幕追加第弐拡:機巧革命 / 新幕達人セット
好きなもの:お世話、ツーリン、サーフィ
デジタルゲームCVブリドカットセーラ恵美

元は人間、サリヤ・ソルアリアラーナーク。の向こうからやってきたイレギュラーを合わせたような武器と、蒸気機関で動くの乗騎ヴィーナを操る。優しいおちゃんだがキレると怖い

戦術 ―メガミタロットキーワード:造花―

マシン跨りエンジン入れて うねると駆け抜けろ

幅広い間合に対処できる攻撃札と、攻撃と移動を同時に行えるカードが特徴。しかし、それらの強力なカードを用いるには、初期に5つ(第二幕では6つ)ある結晶という特殊なリソースが必要となる。造結晶を適切に管理し、場合によっては適度な回復も必要となる場合があるだろう。

結晶をすべて使用すると、切札によってTransformすることができる。Transformには3つのフォルムがあり、いずれも面い効果となっている。上手く選べば非常に強力になるだろう。

カード名がすべて英語表記なので、初見は面食らうかもしれない。

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アナザー1版サリヤ ―帰還―

武器:新

故郷でを護るために活躍したサリヤ。燃料の回復Transformがより手軽に行えるようになり、オリジン版とはまた違ったTranceformが複数回できるようになる。

ライラ ―風来を操る獣―

武器
初登場シリーズ:新幕達人セット
好きなもの、天体観測、走ること、沐浴
デジタルゲームCV岡田栄美

新幕より追加されたメガミ。と雷を徴し武器として戦う。素戦場を駆け抜ける移動力があり、接近戦を得意としている。さらに、や雷を身にまとう力を持っており。ゲーム中どんどん強くなる。

戦術 ―メガミタロットキーワード:風雷―

野生け 大きな流れを感じ取れ

キーワード風神ゲージ雷神ゲージを持つ。他方のメガミを使用する際にそのカードは帯電し、それを解除したときに風神雷神ゲージの一方を上昇させる。これらの数値を参照した行動や攻撃を行うため、ゲームを通して強さが上昇していく。

また、パートナーメガミを山札の底に送る効果も多い。何度もカードを使いまわすことでゲージをどんどん溜めていこう。そしてすは…1/1の10回連続攻撃!

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アナザー1版ライラ ―祈祷師―

武器

西のからの脅威を前に大嵐を生み出したライラオリジン版ではゲージは溜めて強くした一方、アナザー版ではゲージを消費してことでさまざまな効果を行う「の力」を使用することができる。

ウツロ ―滅びを力へと換えるメガミ―

武器
初登場シリーズ:第二幕追加第参拡陰陽事変 / 新幕第:神語起譚
好きなもの:お掃除、すごく辛いもの、一人遊び
デジタルゲームCV水瀬いのり

桜花結晶の化をる強力なメガミ。かつて神ヲウカと争いを繰り広げたのちに封印された。現在の姿は封印かられた残滓に過ぎない。魔王としての強大な力を感じられる。

また、新幕でははじまりのメガミとして、初心者向けデッキの担当となっている。武器短刀

戦術 ―メガミタロットキーワード:灰塵―

陰は広がり万里を覆い 虚散ぎ朽ち逝かん

中~遠距離の攻撃札を持つ。火力そのものは低いが「オーラダメージを選ぶと手札を見て捨て札にさせられる」「相手のオーラ/フレア/ライフのいずれかから2つダストに送り、相手の付与札から桜花結晶を奪う」など、選択肢がありながら厄介で嫌らしい効果を多く持つ。対応による打ち消しはないが攻撃を軽減したり間合の距離を短くしたりするカードもあり、対戦するには一筋縄ではいかないだろう。

キーワード力のは、ダスト桜花結晶が12個以上(第二幕では8個以上)溜まっている状態。この状態であることでいくつかのカードが強化される。また、自フレアダストに合計24個の桜花結晶を要する切札もあり、ウツロを宿す場合はいかにダストを多く作っていくかが大きなポイントとなる。

相手の攻撃や対応手段、苦しまぎれに選んだ選択肢をとことん踏みにじり、魔王のようにしてやろう。

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アナザー1版ウツロ ―物語終章―

武器

終焉覚めたウツロ。ダストが13以上になることで自身のすべての通常札を除外し、非常に強力かつ少ない通常札で戦う。自身も相手も崩壊に向かうその様子はアポカリプスデッキといえる。

ホノカ ―未来へと成長するメガミ―

武器:旗
初登場シリーズ:第二幕追加第参拡陰陽事変
好きなもの:お料、衣装作り、和菓
デジタルゲームCV水瀬いのり

桜花結晶の生成をメガミ。降る代に至る歴史の中で誕生しており、天音揺波とともに戦った。誕生してから年が浅く、それゆえに強大な力をいまだに扱いきれないところがある。

また、新幕でははじまりのメガミとして、初心者向けデッキの担当となっている。武器

戦術 ―メガミタロットキーワード:開花―

枝葉広げて青雲し 桜花かにかん

カードを使用すると、デッキ外の他の追加カードと入れ替えるカードを多く持つ。これにより、他の様々なメガミとの幅広い組み合わせが可攻撃や防御、移動もそれなりにできるオールラウンダー。その中でも特にオーラフレア、そしてライフといったリソース回復が得意。

特徴的なのが、桜花結晶が丁度5つある「間合/オーラ/ライフ/フレア/ダスト」という領域の数を参照する切札である。第二幕ではそのカードが「桜降る代に決闘を」という名で、領域が3つ以上だと勝利する。新幕では「そして新たな幕開けを」という名で、該当する領域数が多いほど強い攻撃を毎ターン終了時に追加で行える。このゲームの名を冠した、桜花結晶のメガミであるホノカの代表的なカードといえる。

カードが多いので初心者には構築に時間と理解が必要ではあるが、カードそのものであれ、勝ち方であれ選択肢の幅が多いということはそれだけでも強いと言えるだろう。

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アナザー1版ホノカ ―桜花拝―

武器:勾玉

ホノカの生まれ変わる前、ヲウカの異世界での姿。ウツロと分離する前の姿であり、ウツロのようなカードと交互に交換する通常札や、ダストの数に応じて分岐する切札を持つ。

コルヌ ―北限の地の冷酷な守護者―

武器:橇
初登場シリーズ:新幕第参拡限突破
好きなもの:役割を全うすること、見どころのある者、氷上舞踏
デジタルゲームCV:???

北限の守り人であるメガミ。非常に冷酷な性格。

戦術 ―メガミタロットキーワード:凍結―

吹雪け凍てつけ凍えよ屈せ 冱つる世界に跪け

相手のオーラ凍結させ、相手オーラきに凍結トークンを埋める。これは宿しを行うことで凍結トークンを取り除くことができる。オーラの最大値を下げ相手の守りを弱めつつ、前進や宿しを抑制することで相手を思い通りに動かさないようにしていこう。

サブ的な特徴として、相手のオーラきがない状態だといくつかのカードが強化される。オーラが5である場合はもちろん、いた部分は凍結トークンで埋めてしまって条件を達成しよう。

凍結で相手を苦しめ、いじめ抜き、膝をつかせ屈させよう。

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ヤツハ ―未知なる力の昏き少女―

武器
初登場シリーズ:新幕第参拡限突破
好きなもの:お買い、小物集め、旅
デジタルゲームCV:???

北限の地で覚めた、名前以外何も記憶のないに包まれたメガミ。から星空のような色合いを持つ暴力的な怪物の力を引き出す権を持つが本人も制御できない。危うく暗さを秘めた物語ヒロイン

戦術 ―メガミタロットキーワード:鏡映―

うらに惑いて星空見上げ 悪魔の私と見つめ合う

自分と相手のオーラライフフレアが一致した数を映数とし、それが大きいほど強力なカードを持つ。序盤はそれほど難しくないが、ゲームが進むほどに映数を増やすのが困難になるだろう。

ヤツハの持つ攻撃札は非常にシンプルかつかなり強力。しかし、攻撃後に自身にもデメリットをもたらす(畏縮する・攻撃後に自オーラ→相手フレアなど)カードもいくつかある。いかにそのデメリットを受け入れつつ戦い、状況次第では切札で桜花結晶の移動方向を反転させることも考えていこう。

切札には、相手の付与札を奪い取って自分のものにしたり相手の攻撃を複製し対応で反射するものもある。暴虐的な力をいかに制御できるかがヤツハを使いこなすカギとなる。

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アナザー1版ヤツハ ―完全態―

武器

自らの正体が怪物であると至ったヤツハ。切札を使用すると、再構成ごとに手札や捨札から1枚の通常札をより強力な全態カードと交換することができる。

アナザーアナザー1版ヤツハ ―完全態―

武器

降る代に受け入れられたヤツハ。降る代の旅路でさまざまな恩恵を得つつ、思い出にしまった通常札を自在に引こう。

ハツミ ―偉大なる?海のメガミ―

武器:櫂
初登場シリーズ:新幕第大洋航路
好きなもの:波間を漂うこと獣たち、日記や散文を書くこと

メガミとして大鯨を操る。偉大な力として多くの人々に崇められているが、本人は勘違いから様々なことに巻き込まれる苦労人。偉大なメガミとしての体裁は保っているが、たまにボロが出る。

戦術 ―メガミタロットキーワード:航海―

を見定め切り進め の狭間にあり

ハツミは中~遠距離メガミであり、展開が進むにつれ近づいていくこのゲーム法則に全力で抗う。

具体的には、直前のターンに攻撃されていればという状態になり、最高峰の移動力と適度なリソース破壊力によって相手の攻撃をしづらくする。その一方直前のターンに攻撃されなければ状態になり、高準のダメージを与えられる。

では順ならばどうなるか、調子に乗るのです。

相手の攻撃のをかいくぐり、その間隙を貫いて勝利を見出そう。

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アナザー1版ハツミ ―徒神―

武器:信頼

友を信じて徒神の力を受け入れた。秘密裏に間合を増加または減少させ、現在の間合をわからなくする潜という効果を新たに持った。潜り回避して順をつかみとろう。

ミズキ ―守護と祖霊を象徴する鉄壁の軍師―

武器
初登場シリーズ:新幕第大洋航路
好きなもの:盤上遊、芸術鑑賞(?)、羊、みか

元は人間で、本名は山水津コダマとの決闘の末メガミとなった。現在は存在の消滅の危機に直面したコダマを守り抜き、自分の中にとりこみ保護している。

戦術 ―メガミタロットキーワード:統率―

集え輩心はひとつ 切って返すは今ですの

ミズキは兵舎ボード兵員を持つ。兵員は徴兵を行う効果を持つカードを使うことで兵舎ボードに置くことができ、いつでも手札にあるかのように使用できる。兵員自体は強い効果ではないが、手札上限にない追加札を持っていることは非常に強力。

また、防御力が非常に高く、対応で相手の攻撃を打ち消すカードを多く持つ。また、直前に対応を行うことで強化されるカードや兵員を持っており、手札や展開を読み適切に徴兵することが重要になる。

コダマを自身の内部に保護したことで、コダマの権をいくつか使えるようになっている。具体的にはターン中間合が変化していない不動という状態であればコダマカードが強化される。

巧みな揮でさまざまな効果を最大限生かす軍師になることが勝利となる。

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メグミ ―向こう側より来た生育の象徴―

武器:唐棹
初登場シリーズ:新幕第:異語邂逅

元は人間で、河希と名乗っていた。異なる世界での降る代で生まれたメガミ。農耕や開拓、それに伴う植物の生育に関連する権を持つ。

戦術 ―メガミタロットキーワード:異桜―

付与に芽生えて育てや木 実ったパワーはでっかいぞ!

メグミ土壌ボード種結晶を持つ。土壌ボードの種結晶は最初は裏向きで置かれているが、付与札を使用するによってし使用できるようになる。種結晶はダストオーラ桜花結晶の代わりに付与札を使うことが可。つまり、メグミを宿すだけで付与札が使いやすくなるのである。

また、メグミの付与札には生育1などと書かれている。これは、生育の数字分種結晶を追加で納めることが可。付与札使用で芽した種結晶をすぐに使うもよし、未来の収穫に向けてじっくり貯めるもよし。

全体としては中距離ビートダウンメガミ。付与札や対応札には間合を離すカードも多い。付与札を多く使い中距離の攻防を制しよう。

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カナヱ ―物語を伝えし原初の語り部―

武器仮面
初登場シリーズ:新幕第:異語邂逅

最古の三柱のうちの一柱。語り部として降る代の神語りをはじめとしたさまざまな物語を伝えていた。様々な物語視の形で表し、人々に役を与え体験させる権を持つ。より重大な力が失われ、ミコトに手を差し伸べ舞台へと立つ。

戦術 ―メガミタロットキーワード:神語―

脚本を片手に仮面は語る 共に浪漫を演じよう

カナ物語ボード仮面トークン、6枚の構想カードを持つ。物語ボードにはすごろくのような数字と色幕が描かれたマスがいる。仮面トークンスタート地点に置き、これらのマスへ進めることでさまざまな効果を得ることができる他、ゴールまでたどり着くと無条件勝利となる。カナというメガミ全体のコンセプトとして特殊勝利を掲げている。

では、どうすればマスが進められるのか。カナカードで構想カードを準備し、その構想カードに書かれた「攻撃および対応が2回行われる」「ライフが変化する」条件を規程回数達成することによって終了フェイズにマスを進めることができる。重要なのは自分だけではなく相手の終了フェイズにも構想を達成できるかの判定があり、自分のだけではなく相手の行動に対するめにもなることである。相手も物語に参加させ翻弄しよう。また、構想カードには裏面があり、「攻撃および対応が5回行われる」「ライフが一度に2以上変化する」といった高難易度の条件が書かれている。一部の幕や勝利直前は難易度の高い面でないと先へ進めない。

また、通常札や切札も非常に個性的である。間合問わず攻撃でき幕の値によって攻撃力や追加効果が変わるもの、対応で他のメガミの攻撃札を使えるようにするもの、カード名前定し1ターンその切札が使えなくなるもの、後出しで通常札と切札を1枚ずつ交換できる切札がある。

脚本家として幕をどう進めるか構想し、舞台の上で自ら演者となって物語を進めよう。

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カムヰ ―目覚めし旧き裁定者―

武器
初登場シリーズ:新幕第六拡:失楽飛翔

最古の三柱のうちの一柱。あまりにも絶大な力ゆえ禁忌として旧き誓約にて禁じられたが、悪を滅ぼすべく誓約が書き換えられた。

戦術 ―メガミタロットキーワード:禁忌―

迫る鎖もき意志も り裂かん

カムは通常札で4/2や切札で6/4といった額面上ぶっこわれた攻撃札を持ち、対応で切札すら打ち消せたり間合2移動するカードを複数持っていたりなど防御力や機動力も優れている。 しかし、カードを十全に使うには禁忌ボード上の禁忌ゲージを増やす必要があり、 ゲージが16まで到達すると強制的に敗北する。さらに、何もせずとも禁忌ゲージライフの値が9以下なら1ずつ、5以下なら2ずつ開始フェイズに上昇していく。つまり、カムを宿すだけで特殊敗北条件と向き合う必要がある。

他にも、扱いやすいが使用後2ターン勝利できない切札攻撃や、相手のカード使用に追加コストで同じメガミのカードを課す切札も存在する。

中近距離ビートダウンメガミ。禁じられた圧倒的な力ですべてをり裂こう。

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レンリ ―物語を伝えし原初の語り部―

武器:衣
初登場シリーズ:新幕第六拡:失楽飛翔

徴するメガミで、物語ではキリコというメガミのふりをしてヤツハやユリナたちと読者を大いに翻弄した。現在連載中の新シリーズでは、時を遡り戦国の時代へと流れついた彼女の物語exitが連載中。

戦術 ―メガミタロットキーワード:偽証―

にまみれよお道化よ嗤え き闇への騙り部よ

       己を分かて

レンリの通常札には5枚というキーワードを持つ。 裏向きでカードを使用し、あらゆる通常札を偽を持つカードの体で使用することができる。 相手はその宣言に反をすることができ、反されなければ宣言通りの札として解決され捨て札になる。 もし反して偽物だったなら効果は解決されずただ捨て札になる。一方、反したカードが本物だったなら…真実を糾弾した痴れ者は1/1のダメージを受け、さらに通常通りカードの効果が解決される。 いわゆるブラフとしてあらゆるカードを偽持ちのカードとして使うことができる。

として同じカードを宣言できるのは1ターン中1回だが、偽するカードは眼前構築で入れている必要すらない。偽せずに通してしまい偽物だと確定ライフ1ダメージとなる攻撃札や、 ターン中反に失敗しているとオーラライフ両方にダメージを与える切札攻撃があり、対戦相手からすると宿されるだけで非常に悩ましい存在となるだろう。

他にも、通常札を3枚以上すことで強化されるカードや、相手の攻撃の打消切札→通常札封印切札→優秀なコスパの攻撃切札と使用効果が変わっていくトリッキーな切札も持つ。

巧みに真実を織り交ぜ、相手を翻弄しアドバンテージを重ねていこう。

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アキナ ―商売を象徴するメガミ―

武器算盤
初登場シリーズ:新劇拡:神座縁起 前編

元は人間上安岐那。300年前に戦国の時代を生きた敏腕の商人だった。

戦術 ―メガミタロットキーワード:相場―

術は巡れよ為替浮木の売り時や!

アキナ相場ゲージを持つ。桜花結晶をフロー領域へ投資し、相場を操作し、フロー領域の桜花結晶を支払って投資回収することでアドバンテージを稼ぐ。相場を最大にすれば相手のライフを直接自オーラへ回収ができるのだ。そして相場は相手のライフに0以上のダメージを与えることで上昇、自分のライフに0以上のダメージを受けると減少する。

また、資本(オーラフレアフロー)の合計値が相手より多いほど有利になるカードもいくつか持つ。貯めこんだ資本の暴力により圧殺する切り札も存在する。

相場とお互いのリソースを操作してゲーム展開を有利に進めていこう。

シスイ ―旧き時代の大罪人―

武器
初登場シリーズ:新劇拡:神座縁起 前編

元は人間、桑現在では忌まわしき大罪人としての伝えが遺されている。

戦術 ―メガミタロットキーワード:裂傷―

茨踏み抜き創痍を刻み 傷の狭間に死地を視る

シンプルな近距離ビートダウンメガミだが、シスイの持ついくつかの攻撃は裂傷化している。これらの攻撃は即座には受けず、受けた分だけ裂傷トークンを与え、次のターンの開始時に傷が開きダメージを与える。次ターンオーラ上限が減ったり、フレアを増やさなかったり…様々な効果がもたらされるだろう。

また、自身に裂傷トークンを与える効果もいくつかある。デメリットももちろんあるが、シスイカードにはダメージを受けた回数によって強化されるカードがいくつか存在する。相手の攻撃や再構成のダメージの他、自身の裂傷トークンも上手く利用して力にしていくのが彼女軸とした勝ち筋だ。

反響

第二幕は一時期売り切れになるほどの人気となっており、再販を重ねている。

その人気度はテレビ東京ワールドビジネスサテライト」のボードゲーム特集において、イエローサブマリン販売額ランキング1位として紹介されたほどである。→関連記事exit

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