幻のポケモンとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモンの分類の一種である。
概要
- ポケモンのゲーム本編では通常プレイで入手出来ず、ポケモン図鑑の完成条件にも含まれない、特別なポケモンのこと。図鑑ナンバーは、基本的に一番最後に位置する。
- すべての種が性別を持たない。タマゴグループは一部を除いてほとんどがタマゴみはっけん。
- 初期はエスパータイプを持っているのが恒例だったが、今は特に決まっていない。
- 専用技を持つポケモンも多く、時にはとんでもない性能の技も見受けられる。
- 種族値の高低に関わらず、ほとんどのルールで使用が禁止されている。これは居住地域によって入手難易度が違うための配慮と考えられている。
- GTSに預けることができず、交換もできない。Pokémon HOMEでは欲しいポケモンとして指定することができない。
- ちなみに、本編と連動する外伝作品を駆使すれば、大量入手が可能なものもある(ただし、恐ろしく手間がかかる)。
幻のポケモン一覧
世代別
第一世代
名前 | ミュウ |
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すがた | ![]() |
タイプ | エスパー |
特性 | シンクロ |
生息地 | さいはてのことう |
専用技 | - |
専用Zワザ | オリジンズスーパーノヴァ |
関連アイテム | ふるびたかいず ミュウZ |
初代幻のポケモン。今のように広域に配布をする手段がまだなく、正式に入手するには、コロコロコミック誌上などでの抽選に当選し、カートリッジを幕張メッセなどのイベント会場に持参するという方法しかなかった。折からのポケモンブームもあって抽選の倍率は極めて高く、当時から第二世代にかけては、持っているだけで自慢できるレベルのレアポケモン。しかしバグで簡単に入手する方法もかなり有名だった。
ちなみに初代のドット絵は、エグいと言われることも多かったとか。
第三世代でも、ゲフリの切り札的ポジション(?)なのか、最後に解禁された。
次世代以降も定期的に配布されており、レア度は初代の頃と比べるとだいぶ落ち着いている。
現在は、『Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』のデータがある状態で『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』のソノオタウンにいるNPCに話しかけるといつでも貰えるので、入手難度は格段に下がった。
ミュウの最大の特徴は、技マシン、秘伝マシン全種と、ほとんどの教え技が使えること。
この設定といい種族値といい、いかにも「最後に詰め込まれたポケモン」である(詳細は当該記事を参照)。
第二世代
名前 | セレビィ |
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すがた | ![]() |
タイプ | くさ / エスパー |
特性 | しぜんかいふく |
生息地 | ウバメのもり |
専用技 | - |
関連アイテム | ジーエスボール |
第二世代の幻のポケモン。このあたりからは、単純なバグ技では手も足も出なくなる。
『クリスタル』バージョンでは、モバイルアダプタGBを使って「ジーエスボール」を受け取れば入手出来た。今考えれば、時代を先取りしていたシステムなのだ。
第四世代では、前世代を使わない場合最後に解禁されたポケモンと言える。
このセレビィは「わるだくみ」を覚えている。また、『ハートゴールド・ソウルシルバー』でサカキイベントを見たり、BWでゾロアを入手するのにも使えた。
第六世代では『ポケモンバンク』の利用特典として2014年9月末まで配布。時空越えということか。
現在は3DSのVC版クリスタルバージョンで殿堂入りすることで上述の「ジーエスボール」が手に入るようになり、デオキシスに続いての一般入手が解禁された幻のポケモンとなった。なんなら気の遠くなるような時間をかければ理想個体や色違いの厳選まで可能である。
(ただし、3DSのニンテンドーeショップはすでにサービス終了しているので新規購入は不可能)
技や特性は耐久っぽいが、耐性が完全にオワットルので、普通のアタッカーにするのが無難。そのタイプをよくネタにされるが、腐っても600族。雑魚ではない(見劣りするだけ)。
第三世代
名前 | ジラーチ |
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すがた | ![]() |
タイプ | ![]() ![]() |
特性 | てんのめぐみ |
生息地 | - |
専用技 | はめつのねがい |
関連アイテム | - |
第三世代のALL100族。初めて映画の前売り券を使って配布されたポケモンである。
そして2009年に始まった「マックでDS」キャンペーンでは、特別に「りゅうせいぐん」を覚えた個体が配布された。
あまり有名でないが、2タイプ一致でてんめぐ怯みゲーが可能なポケモン。
定石通りでんじはを撒けば、タイプ一致技二種「アイアンヘッド」、「しねんのずつき」でずっとジラーチのターン。
タイプも技範囲も優秀であり、この種族値には珍しく没個性にならない戦い方ができる。
現在はミュウと同じく、『ソード・シールド』のデータがある状態でソノオタウンのNPCに話しかけるといつでも受け取ることが可能。
名前 | デオキシス | |||
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ノーマル | アタック | ディフェンス | スピード | |
すがた | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
タイプ | ![]() |
|||
特性 | プレッシャー | |||
生息地 | たんじょうのしま そらのはしら |
|||
専用技 | サイコブースト | |||
関連アイテム | オーロラチケット |
DNAポケモン。別名ひもQ。
GBAシリーズではソフトによってフォルムが変わるため育成にやや難があったが、DS以降は解消。好きなフォルムを使えるようになった。
『オメガルビー・アルファサファイア』では幻のポケモンとして初めて通常プレイで入手可能になった。とはいえど、公式からは現時点では一応幻という扱いを受けている。
種族値配分が極端過ぎることで有名。ノーマルがどう見てもノーマルでないが気のせいだろうか。
戦法としては専用技を活かしたアタッカー、そこそこの速さを持つ耐久型、一風変わった最速のみがまもプレッシャーなど。
おそらく、多くのエスパータイプのポケモンに目の敵にされている。
特殊エスパータイプはメインウエポンがほぼサイコキネシス一択になるため、どうしても火力が足りなくなる。高威力の超技が出ないのは、サイコブーストのせいではないか、という話。ピカチュウのボルテッカーかな?
第四世代
名前 | フィオネ |
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すがた | ![]() |
タイプ | ![]() |
特性 | うるおいボディ |
生息地 | 海辺の小穴 |
専用技 | - |
関連アイテム | - |
マナフィ(フィオネ)×メタモンの組み合わせで出来たタマゴから生まれる量産型マナフィ。種族値ALL80。
『Pokémon LEGENDS アルセウス』では特定の手順を踏むとマナフィと一緒に出現するが、同作はタマゴシステムがないので代わりに野生個体が無限に湧いてくる。
トリルor後攻とんぼ。タイプも特性もマナフィと同じな上に技と種族値は完全にマナフィの下位互換のため、マナフィとの差別化が不可能。どう足掻いても劣化の単語から逃れられない悲しい存在。
とはいえ、一応480族。特性も技もそこそこのものが揃っているので、劣化覚悟で使うのもアリかもしれない(たぶんそのほうが強い)。
普通のポケモン相手なら蹴散らす……とまではいかずとも、互角程度には戦える。もっとも、禁止級なので通常ルールでは使えないのだが。性能が性能だけに、こいつ一般戦解禁していいんじゃないかとの声多数。
名前 | マナフィ | |
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すがた | ![]() |
タマゴ |
![]() |
||
タイプ | ![]() |
|
特性 | うるおいボディ | |
生息地 | 海辺の小穴 | |
専用技 | ハートスワップ | |
関連アイテム | (マナフィのタマゴ) |
第四世代のALL100族。初めてゲーム中で専用のタマゴが出てきたポケモンであり、現在もマナフィだけの特権である(が、『ブラック・ホワイト』には輸送出来ない!なんてこった!)
ポケモンレンジャーのソフトが出るたびにタマゴが保護され、トレーナー達に託されている。レンジャーソフトの新作が出れば、またタマゴが配布されるかもしれない……と思ってたら先にリメイク版のBDSPで再びタマゴが配布された。例によって他ソフトへ持ち込むのは不可能。
対戦では、その耐久力と特性を活かした戦法が得意。
うるおいボディと雨のコンボで、毎ターン眠れる。だがマナフィを使っている時点でこの戦法はバレバレなので、簡単には決められないだろう。
専用技のハートスワップは後に第七世代で初登場のマギアナも覚えるようになった。
名前 | ダークライ |
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すがた | ![]() |
タイプ | ![]() |
特性 | ナイトメア |
生息地 | しんげつじま 崖登り崖 |
専用技 | ダークホール |
関連アイテム | メンバーズカード |
催眠厨として名高い暗黒ポケモン。初めてスクリーンで配布されたポケモンである。
「ダークホール」は相手の場のポケモンを眠らせてしまう技で、ダブルバトルでは2体に有効。その性能から、Wi-Fi対戦で公式に禁止技指定されてしまった、正真正銘の厨技である。
なお、もともとダークライは出られないルールのため、実質影響を受けるのはドーブルだけ(そのドーブルも第九世代で覚えること自体できなくなってしまった)。
ダークライのページにも書いてあるが、使うときはいかなる中傷をも受ける覚悟をしておくこと。催眠を使わなくても舐めプと言われる可能性は大である。
また、使われる側も同じ。一度催眠を受けただけで詰むようなパーティなら、それは明らかに構成の問題。どんな戦法にも冷静に対処できてこそのトレーナーである。
アニメでは、ポケモンリーグでタクト選手の手持ちとして、驚異的な活躍をした。サトシもヘラクロスのねごと→メガホーンというバッチリな対策を立てていたのに、なぜ負けたし…。
名前 | シェイミ | |
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ランド | スカイ | |
すがた | ![]() |
![]() |
タイプ | ![]() |
![]() ![]() |
特性 | しぜんかいふく | てんのめぐみ |
生息地 | はなのらくえん 園生の開墾地 |
- |
専用技 | シードフレア | |
関連アイテム | オーキドのてがみ グラシデアのはな |
第四世代のALL100族その二。
ダークライの一年後にスクリーンで配布されたポケモン。プラチナに連れて行くとフォルムチェンジさせることができた。以降の世代でも「グラシデアのはな」を夜以外の時間帯で使えば可能である。
シードフレアは、威力が120で、追加効果として40%の確率で相手の特防を2段階ダウンさせるもの。 生ぬるい特殊受けではすぐに流されてしまう。
スカイフォルムは、てんのめぐみ+エアスラでずっとミーのターンです!
トゲキッスよりもずっと素早いため素でほとんどのポケモンを抜き、運ゲで相手をなぎ倒していける。ただし氷四倍は痛い。受ければ当然瞬殺されてしまう。
名前 | アルセウス |
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すがた | ![]() |
タイプ | ![]() |
特性 | マルチタイプ |
生息地 | はじまりのま シンオウ神殿 |
専用技 | さばきのつぶて |
関連アイテム | てんかいのふえ タイププレート×17 |
シンオウ三竜神の生みの親にして創造神。驚異の種族値合計720を持つ、まさに最強のポケモン。この数値は全ポケモン中で最も高く、おそらく今後も抜かれないだろう。…と、思っていたらメガミュウツー(メガシンカ時の種族値合計780)に抜かれてしまった。合掌。メガシンカ・ゲンシカイキ以外なら…と思ったら専用アイテムを持ってる時のザシアン・ザマゼンタに720で並ばれた。流石にやりすぎてたのか第九世代でザシアン・ザマゼンタの種族値に下方修正が入ったので、再びフォルムチェンジの無いポケモン内の種族値単独トップに戻った。
種族値ALL120は「個性が無い」のでは無い。「速くて硬くて強い」のである。
特性「マルチタイプ」は持っているプレートによってアルセウス及び専用技「さばきのつぶて」のタイプが変わる特性。
第六世代の追加タイプ・フェアリーはどうなるのかと思われていたが、フェアリータイププレート「せいれいプレート」が登場したためちゃんとフェアリータイプにもなれる。
戦法としては、剣舞しんそく型、プレートを持たせてタイプ一致「さばきのつぶて」を撃つ型、超耐久を活かす型など。
余談だが、「マルチタイプ」は「持ち物の変更」「特性の変更」を受け付けないという性質を持つ。
よって、戦闘中にプレートを持ち換えてアルセウスのタイプを変えるのは不可能となっている。
第四世代では非プレートでも持ち物変更を受け付けなかったが、第五世代以降はプレート所持時だけになった。
しかしプレート持ちのポケモンが「すりかえ」等の持ち物交換技を非プレートアルセウスに使おうとした場合は技が失敗するため、どちらにせよ戦闘中のタイプ変更は不可能。
ちなみに、第四世代で初登場した全ての幻のポケモン5体が第八世代の『Pokémon LEGENDS アルセウス』にて一般入手が解禁された。ただしダークライはBDSPとの、シェイミは剣盾とのデータ連動がそれぞれ必要となる。
第五世代
名前 | ビクティニ |
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すがた | ![]() |
タイプ | ![]() ![]() |
特性 | しょうりのほし |
生息地 | リバティガーデン島 |
専用技 | かえんだん Vジェネレート |
関連アイテム | リバティチケット |
第五世代のALL100族で、幻のポケモンとしては初めてのほのおタイプ。
登場は意外に早く、ゾロアークの映画のラストに姿だけを見せていた。その後ポケモンサンデーで公式に発表、BW発売に合わせてイベントアイテムが配布される次第となった。
「Vジェネレート」はビクティニを象徴するような技だが、第七世代までは自力習得することができなかった[1]うえにレックウザまで習得してしまった。でも頭の形似てるよね 本命はやはり「かえんだん」の方だろうか。
HPの努力値を多めにくれるうえ何度も復活するので、あえて捕まえずに狩っているトレーナーも多い(→ビクティニ道場)。
名前 | ケルディオ | メロエッタ | |
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ボイス | ステップ | ||
すがた | ![]() |
![]() |
![]() |
タイプ | ![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
特性 | せいぎのこころ | てんのめぐみ | |
生息地 | - | ||
専用技 | しんぴのつるぎ | いにしえのうた | |
関連アイテム | - |
2012年の劇場版ポケモン「キュレムVS聖剣士ケルディオ」「メロエッタのキラキラリサイタル」に登場した幻のポケモン。
メロエッタは専用技「いにしえのうた」を使用すると戦闘中のみステップフォルムにフォルムチェンジしタイプが変わる。
ケルディオは剣盾の「冠の雪原」で三闘獣をゲットした後あることをすると出現する。幻のポケモンの一般入手解禁はこれで3体目になる。
メロエッタはSVの「藍の円盤」で特殊な行動をとることで出現する。上述の通りLEGENDS アルセウスで幻のポケモンが多く解禁されているので、メロエッタの時点では9体目となった。
名前 | ゲノセクト |
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すがた | ![]() |
タイプ | ![]() ![]() |
特性 | ダウンロード |
生息地 | - |
専用技 | テクノバスター |
関連アイテム | 各種カセット×4 |
2012年夏に配信され、2013年の劇場版ポケモン「神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」に登場した幻のポケモン。伝説&幻のポケモン初のむしタイプ複合のポケモン。
専用技「テクノバスター」は、持っているカセットによってタイプが変わるというさばきのつぶてと似たような特徴を持つ。
なお、カセットにゲノセクトのタイプを変える効果はないため第五世代では不一致で威力85という裁きの礫どころか火炎放射等の一般技にも劣る有様だった。その上、カセット持ちだとゲノセクトの見た目が変化するのでどのカセットを持っているかバレバレである。第六世代でなんと威力120になったが、カセットでの見た目変化によるタイプバレは相変わらず。
第六世代
名前 | ディアンシー | |
---|---|---|
ディアンシー | メガディアンシー | |
すがた | ![]() |
![]() |
タイプ | ![]() ![]() |
|
特性 | クリアボディ | マジックミラー |
生息地 | - | |
専用技 | ダイヤストーム | |
関連アイテム | ディアンシナイト |
2014年の劇場版ポケモン「破壊の繭とディアンシー」に登場した幻のポケモン。メレシーと同じタイプ・分類に属する。
オメガルビー・アルファサファイアに連れて行くとメガディアンシーにメガシンカ可能になるメガストーンを入手可能。
名前 | フーパ | |
---|---|---|
いましめられし | ときはなたれし | |
すがた | ![]() |
![]() |
タイプ | ![]() ![]() |
![]() ![]() |
特性 | マジシャン | |
生息地 | - | |
専用技 | いじげんホール | いじげんラッシュ |
関連アイテム | いましめのツボ |
2015年の劇場版「光輪(リング)の超魔神 フーパ」に登場する幻のポケモン。エスパー・ゴーストを複合する初のポケモン。
専用アイテム「いましめのツボ」を使用すると3日間だけ(SVで日数制限は撤廃)「ときはなたれしフーパ」へとフォルムチェンジし、タイプ、種族値も変化する。
名前 | ボルケニオン |
---|---|
すがた | ![]() |
タイプ | ![]() ![]() |
特性 | ちょすい |
生息地 | - |
専用技 | スチームバースト |
関連アイテム | - |
2016年の劇場版「ボルケニオンと機巧のマギアナ」に登場する幻のポケモン。史上初のほのお・みずの複合タイプを持つ。
なお、第6世代の時点では専用のアイテムは存在せず、フォルムチェンジや技の性能変更、メガシンカに関わる要素は一切ない。今後の伏線なのか、はたまた新ポケモンのマギアナを目立たせるための処置か……
第七世代
名前 | マギアナ |
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すがた | ![]() |
タイプ | ![]() ![]() |
特性 | ソウルハート |
生息地 | - |
専用技 | フルールカノン |
関連アイテム | - |
2016年の劇場版「ボルケニオンと機巧のマギアナ」に登場する幻のポケモン。第七世代のポケモンとして第六世代の映画に先行登場した。
いつも通り映画での配布も行われたが当時はまだ第七世代の『サン・ムーン』が発売前だったため、従来のようにふしぎなおくりもの経由の配布ではなく、専用のQRコードを用いての配布に変更された。このQRコードは全プレイヤーが共通のものを使用できるため、ネット上に載っているものを読み取れば今でもマギアナを受け取ることができる。
名前 | マーシャドー |
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すがた | ![]() |
タイプ | ![]() ![]() |
特性 | テクニシャン |
生息地 | - |
専用技 | シャドースチール |
専用Zワザ | 七星奪魂腿󠄀 |
関連アイテム | マーシャドーZ |
2017年の劇場版「キミにきめた!」に登場する幻のポケモン。史上初の格闘・ゴーストタイプ。
名前 | ゼラオラ |
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すがた | ![]() |
タイプ | ![]() |
特性 | ちくでん |
生息地 | - |
専用技 | プラズマフィスト |
専用アイテム | - |
名前 | メルタン |
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すがた | |
タイプ | ![]() |
特性 | じりょく |
生息地 | - |
専用技 | - |
専用アイテム | メルタンのアメ |
Let's Go! ピカチュウ・イーブイに登場する幻のポケモン。最初に『Pokémon GO』で発表された経緯がある。
条件を見たすと「メルメタル」へと進化する。進化先が存在する幻のポケモンが登場するのはこれが初になる。
名前 | メルメタル |
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すがた | |
タイプ | ![]() |
特性 | てつのこぶし |
生息地 | - |
専用技 | ダブルパンツァー |
専用アイテム | - |
Pokémon GOで「メルタン」に「メルタンのアメ」を400個与えると進化できる。
上述の通り、史上初となる進化する幻のポケモンとして登場した経緯がある。
第八世代
名前 | ザルード |
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すがた | ![]() |
タイプ | あく / くさ |
特性 | リーフガード |
生息地 | - |
専用技 | ジャングルヒール |
専用アイテム | - |
2020年の劇場版「ココ」で登場。
ちなみに、劇場版ポケットモンスターシリーズは現状では「ココ」を最後に製作が途絶えている事から、ザルードは2024年現在における最後に登場した「映画と強い関りを持った幻のポケモン」という事になっている。
第九世代
名前 | モモワロウ |
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すがた | ![]() |
タイプ | どく / ゴースト |
特性 | どくくぐつ |
生息地 | キタカミの里 |
専用技 | じゃどくのくさり |
専用アイテム | - |
SVの有料DLC「ゼロの秘宝」の番外編で登場。その番外編をプレイするには「碧の仮面」と「藍の円盤」のクリアとふしぎなおくりもので配布されている「まぼろしモモン」が必要になる。
映画とは関わりをもたない初の幻のポケモンであるが、映像作品としては「知られざる『モモワロウ物語』」が公式YouTubeで公開されている。
備考
一時期『幻』扱いだったポケモン
これらのポケモンに加えて、第三世代から第四世代前半まで(ルビー・サファイア~プラチナ)の間は、
ルギアとホウオウも事実上幻のポケモンとして扱われた。
この2匹は、第三世代では本編の通常プレイでは出現しないため、配信アイテム「しんぴのチケット」を手に入れる、あるいは連動ソフトであるコロシアム(ホウオウ)やXD(ルギア)から連れてくることでしか入手できず、全国図鑑の完成条件にも含まれていなかった。
第四世代前半においても、第三世代から転送する以外に入手方法がなかったため、全国図鑑の完成に必須ではなかった。
『ハートゴールド・ソウルシルバー』以降は普通に入手可能となったため、伝説のポケモン扱いに戻っている。
例外
『ブラック・ホワイト』では、以下のような特殊な分類もあったが、いずれも幻のポケモン扱いではなかった。
- ゾロアとゾロアークは通常のプレイで入手できず、イベントや通信交換に頼るしかなかったが、図鑑完成には必須だった(おそらくタマゴが普通に見つかり、増やすのは容易なため)。
- ランドロスとキュレムは、普通に入手できるものの全国図鑑の完成条件から除外されていた。
なお、『ブラック2・ホワイト2』以降の作品では、これらの分類は撤廃され、ゾロアとゾロアークは普通に入手可能となり、ランドロスとキュレムも全国図鑑の完成に必須となった。
関連項目
脚注
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