World of Tanksとは、ベラルーシのWargaming.net社が開発した戦車好きの戦車好きによる戦車好きの為の戦車戦ゲームである。略称はWoT。基本無料のオンラインゲーム。
ロシアで2010年8月12日に正式リリース、2011年4月12日よりヨーロッパと北米でも正式サービスが開始された。ゲームクライアントの日本語対応も既に完了しており、2013年9月5日よりWargaming.net日本支社による正式サービスも開始されている。
2014年2月13日からは Xbox Live 上で Xbox360 Edition の提供も開始された。2016年1月20日にはPS4でもXbox版を移植してサービスが開始されたが、システムの都合上XboxとPS4の間でのアカウントの移動やマッチングは不可能となっている。また、2014年6月26日からはiOS向けの World of Tanks Blitz の提供も開始された。Android 版の WoT Blitz のリリースもされた。
概要
最大15対15での戦闘を行う。プレイヤーは戦車を操作し、敵戦車の撃破や敵陣地の占領を行う。
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ランダムマッチ (Random Match) - 3人までで小隊を組んで参加することができる
- チームバトル(Team Battle) - 7人までのチームを作り、他のチームとランダム戦を行うモード
- 戦車中隊 (Tank Companies) - 15人までの中隊を組んで他の中隊とランダム戦ができる
- クランウォーズ (Clan Wars) - クラン対クランの戦い。勝利することでグローバルマップ上の領地を占領し、クランの保有領土を拡大できる。戦略やコミュニケーションがより重要になる
- 拠点 (Strongholds) - クランで拠点を作成し、戦闘で資源を貯め拠点を育成するモード
- 過去のモード
肝心の戦車についてだが、見るものを唸らせる精巧なディテールを誇り、開発の戦車愛を余すことなく感じられるだろう。外見はもとより内部までしっかり作りこんである、撃破された際にハッチや装甲板から中を覗き込んでみると良い。
操作
WASDで移動、マウスで視界操作、Shiftでスナイパーモード、左クリックで発砲、ホイールでズームの切り替え。FPS等で一般的な操作がだいたい通用する。なおカスタマイズも可能。
戦闘メカニズム
簡単な操作性の割に、複雑な戦闘メカニズムが実装されており、よりリアルな戦闘が再現されている。一見すると難しく、最初から覚える必要もないが、これらを理解すると有利に立ちまわることができる。
装甲と砲弾
戦車には耐久力である HP と 装甲 が設定されており、装甲厚以下の貫通力の砲弾のダメージは吸収する。装甲厚は正面・側面・背面の他、細かな部位によって異なる。また、砲弾の貫通力やダメージにはばらつきがある。
避弾経始等も再現されており、傾斜装甲による弾の「滑り」などをシミュレートしている。これにより、浅い角度で撃たれた弾は跳弾する。これを利用した装甲・戦術も通用する。(例:昼飯の角度)
他に履帯・砲塔・搭乗員などの部位が存在し、一定のダメージを受けると箇所に応じた障害が発生する。
視界と通信
戦車ごとに視認範囲が設定されており、視界内に敵が入らないと敵が表示されない。そのため、視界がとれていないと一方的に砲撃されることもある。また、小柄な車両は見つかりにくい、茂みに隠れると見えにくくなる、発砲すると見つかりやすいなど。
また、お互い無線機の通信範囲内であれば、視界に入った敵の位置情報が無線経由で自動的に共有される。
地形と移動
このゲームにおいて地形を活かすことは重要である。時に茂みに隠れ、時に丘の上から砲だけ出して砲撃し、時に残骸を利用して一撃離脱を繰り返す。様々なマップで様々なシチュエーションが存在する。地形を生かしてみよう。
戦車によって加速度・最高速度・登坂性能が違い、戦術や展開の仕方、立ち回りが変化する。
Ver8.0より物理演算エンジンが搭載され、地形によって戦車がジャンプしたり、崖から落ちたり、水没して行動不能になるようになった。v9.14では物理演算エンジンが刷新され、それまでは謎の慣性力で転倒から復帰していたのが、横転や、最悪ひっくり返ったまま自滅するようになった。特に、小さな段差や急旋回でも転倒しやすい軽戦車や高速中戦車では注意が必要になった。
戦車の分類
第一次世界大戦終結後からベトナム戦争前半頃(1930~60年代)までに存在した戦車が扱われている。
設計・試作段階で終わった戦車も数多く実装されているため、なじみのない戦車を見かけることもあるだろう。
車種
戦車は大きく5種類に分類される。
偵察兵にして猟犬。火力は低く、装甲も薄い。しかし侮ることなかれ。その隠密性を生かして敵を密かに監視し、その足の速さを生かして敵陣をひっかきまわす。時に敵陣後方に隠れた自走砲を急襲する戦場の猟犬。
戦場の何でも屋。大まかに、そこそこの装甲・なかなかの走行力・いい感じの視界・結構な高火力を持つ。素早く展開することで陣地を構築し、堅牢な戦車に対しては味方と協同して立ち回り、迂回して柔らかな側面を撃ち抜け。
戦場の主役。重装甲を持ち、並の砲弾では貫通すら許さない。また、時に軽戦車や中戦車を一撃でほふる高火力な砲を持ち、まさに戦場の華と言える。しかし足が遅く、考えて動かなければ、戦線に加わったときには戦闘が終わっていることも。砲塔旋回が遅いものも少なくないため、重戦車と敵対した時にはうまく立ちまわろう。
同Tier帯では高火力な砲を持つ。地形に潜み、燻り出された獲物を貫く、戦場の狙撃手。その代償として砲塔旋回できないものがほとんどで、比較的装甲の薄い戦車が多く、装甲が厚い戦車は機動力がなく回り込まれやすいため、至近距離での戦いには向かない。
自走砲 (SPG / Arty - Self-Propelled Gun / Artillery)
戦場の砲撃手。見下ろし型の視点を持ち、遠距離から高威力な榴弾を撃ち下ろすことができる。移動が遅かったり、装甲が薄い、次弾装填までが長いなど、他の戦車とは扱いが大きく異なり、近距離での戦闘は総じて苦手。v9.18では大幅な性能調整が行われ、主に高Tierにおいて単発威力の低下、精度の向上、破片によるダメージの有効半径の増加、スタンによる一時的なデバフなど、より補助的な役割へと性格が変更された。
おおまかな特性は以上の通りだが、同車種の戦車でも車両によって特徴が異なり、運用方法も違ってくる。運用前にスペックをよく確認しておきたい。
なお、v1.1.0現在、日本は軽戦車、中戦車、重戦車、中国は軽戦車、中戦車、重戦車、駆逐戦車、チェコスロバキアとイタリアは軽戦車→中戦車のみ、スウェーデンは軽戦車→中戦車→重戦車と変化していく混成ルート+駆逐戦車ルートという実装、ポーランドは軽戦車→中戦車→重戦車と変化する一本道のツリーとなっている。将来的に未実装の車種も実装されることは発表されているので、気長に待つとよいだろう。
Tier (ティア)
車両ごとに決められている開発レベルのようなもの。1~10まであり、ランダムマッチ時は自分と±2ぐらいの敵と当たる。(ただしTier4以上の一部軽戦車は偵察要員として自分より大きく高いTierの試合に入れられるなど特例もv9.18にてTier8までだった軽戦車がTier10まで延長、それに伴い偵察枠が廃止され軽戦車のマッチングも±2までとなった)
所属国と研究ツリー
国別に研究ツリーが設けられ、車両固有の経験値を貯めていくことで開発を進めていくことができる。同じ車両内でもパーツを開発していくことで、戦力アップが図れる。何を優先的に開発するか考えることも重要。
フリー経験値:車両固有の経験値とは違い、どの車両の開発にも使える経験値。1戦ごとにわずかに溜まる
実装中の国
そこそこの火力、過不足ない丁度いい機動性、高い地形適応能力を備えた、扱いやすいバランス型の戦車が多い。この事から比較的初心者向きのツリーと言える。ウルヴァリンやヘルキャットなど、他国では殆ど見られない砲塔付き駆逐戦車を多数ラインナップしているのも特徴のひとつ。また、最近になって自動装填装置を備えた戦車も登場した。
主な戦車・・・M3中戦車、M4中戦車、M26パーシング、T28/95重駆逐戦車、M103ファイティングモンスター、XM551シェリダン
良好な機動性、高い砲火力、被弾に強い傾斜装甲を備えた車両が多く、アメリカと並んで初心者向きと言えるツリー。特に火力の高さには定評があり、比較的早いうちから122mmや152mm級の大口径砲の運用が可能になる。一方で、他国と比較すると装弾数の少なさや主砲の精度の悪さ、HPが低い等の欠点も多いが8.6パッチにて弾がレティクルの中央により集まりやすくなったのでマシにはなった。
主な戦車・・・BT-2、T-34、KV-1、KV-2、SU-100、IS-3、T-54
分厚い正面装甲、高いHP、高精度の主砲を特徴とする、戦車ファンにとっては定番と言えるツリー。
しかし、正面以外は装甲が薄めなことが多く、中盤以降は軒並み車体が大型化するため敵に見つかりやすい、高精度と引き換えに単発火力では他国に比べて一歩見劣りする、逆に火力は高いが装甲が格下の主砲にさえ容易に貫通されるものもあるなど、長所短所がはっきりしており、基本的技術を押さえれば強さを最大限発揮できる。
主な戦車・・・1号戦車、38(t)戦車、ヘッツァー、Ⅲ号突撃砲、Ⅳ号戦車、パンター、ティーガー、マウス
低tierでは重装甲、低火力、鈍足、一転して高tierでは紙装甲、高火力、超高機動という、極端な変化が発生するツリー。特に、自動装填装置を活かした圧倒的な瞬間火力と、防御を捨てた軽量車体から生み出される俊足は、高tierのフランス戦車が持つ特長のひとつと言える。
しかし、低tierの間は開発が大変、中tierの戦車がイマイチパッとしない(弱くはないのだが、他国の同格戦車が粒ぞろいな為)、高tierではハマれば強いが、あまりにもピーキーすぎる車体特性など、上級者向きの感が強い。ただし、駆逐戦車だけは比較的バランスが良く、扱いやすい。なお中Tire駆逐のデザインは(ry
主な戦車・・・ルノーFT17、オチキスH35、ルノーB1、ARL-44、AMX-13、AMX-50、
紳士の国の紳士の戦車。大変キm…個性的な外見の戦車が多い。特に駆逐戦車は序盤はTierが上がるたびに大幅な仕様変更が発生する他、中盤以降は一度見たら忘れられない衝撃的な姿をしている。
車種を問わず長所短所が極端な車輌が多く、フランスと並んで上級者向きだが、主砲の性能に関しては他国の追随を許さない。これは国内に著名な砲製造業者である、ロイヤル・オードナンス社を擁しているためであろう。
主な戦車・・・カヴェナンター、マチルダⅡ、チャーチル、クロムウェル、センチュリオン、TOGⅡ重戦車、トータス重駆逐戦車、ファイアフライ、クルセイダー
主に他国からの鹵獲車両や、輸入車両、コピー車両で構成されているツリー。
性能的には、良好な機動性、大口径砲による高い火力、傾斜装甲など、全体的にソ連に近い車両が多い。特に高Tierの軽戦車は機動性、火力共に高く、そのtierの軽戦車中トップクラスの性能を持つものもある。欠点としては、中国らしく各種モジュールの耐久力が軒並み低く、すぐに壊れたり、火災が起きたりするといった点が挙げられる。
ちなみに、日本戦車導入に先駆けて九七式中戦車チハ(鹵獲版)を実装しているのも特徴(ただし後述の日本と異なり軽戦車扱い)。一時期低tierの戦場がチハだらけになった事もあるほどの人気ぶり。ちなみにそのチハ、最終砲がえらく強い。
主な戦車・・・九七式中戦車チハ(鹵獲)、M5スチュアート(レンドリース)、IS-2(輸入)、59式戦車、62式軽戦車
v0.8.10より、日本プレイヤー待望の日本ツリーが実装された。
v0.9.9までは軽戦車と中戦車(軽戦車は低~中Tier車両のみ存在)主体のシンプルなツリー構成。
利点としては、それなりの貫通力、パーツの互換性が高い、良好な俯角、超信地旋回が比較的早くから可能、ディーゼルエンジンのためか火災が起きにくいといった所が挙げられる。欠点としては低機動力、装甲が貧弱といった点が挙げられるため、他国の中戦車とは違った運用が必要。
その他の特徴としては、課金弾が他国と違い距離減衰が少ない、チハが中国と違い中戦車扱い(最終的な性能と見た目はほぼ同じ)といったところである。なお中国の鹵獲版同様、最終砲がえらく強い。
v0.9.10ではまさかの重戦車ルートが追加。特筆すべきはTier5以降の超重戦車群で、Tier5のO-I Experimentalの時点で破格の重量100tを誇り、図体はあのマウスにも匹敵する。
これらの超重戦車群は「前線に姿を晒し敵の攻撃を弾きつつ、大口径砲の痛烈な一撃を敵に叩きこむ。」といった従来の日本戦車ではほぼ不可能な豪快な戦闘を得意としている反面、巨体故の機動力の貧弱さや被弾面積の広大さに頭を悩ませることとなるであろう。
また、これまで実装されていなかった有名な日本戦車の一つである八九式中戦車もこのルートの出発点、Tier2中戦車として実装された。現在はコレクション車輛として開発・購入が可能。
主な戦車・・・八九式中戦車、九五式重戦車、九七式中戦車チハ、三式中戦車チヌ、オイ車(試作含む)、61式戦車
v0.9.13より、チェコスロバキアツリーが実装された。
現在のところ一本道で、Tier3までが軽戦車、Tier4以降が中戦車という超シンプルなツリー構成。
エンジン出力が高く機動力が良い一方で、履帯性能が悪く小回りが利かないことが多い。俯角はTier7のT-34/100を除いて良好。装甲は薄い。なお、Tier3、6、9の戦車はオートローダーとなっているため、1マガジン辺りの瞬間火力は脅威。すでにドイツ戦車として実装済みの35(t)、38(t)やT 25も、新たにチェコスロバキア戦車として追加された。
主な戦車・・・LT-38(ドイツの38(t)と同一)、シュコダT25、T-34/100、シュコダT50
v0.9.16にてプレミアム戦車「Strv m/42-57 Alt A.2」が、v0.9.17にてツリーが実装された。
Tier8以降の駆逐戦車では油気圧サスペンションを導入しており、駆逐戦車とは思えない凄まじい機動力を発揮する移動モードと射撃に専念する射撃モードの二つを切り替えて戦うことになる。また、隠蔽率がやたら高いのが特徴。その代償かTier8のUDES 03を除いて砲が完全固定で、射界0°となっている(そのUDESも動かせるのは上方向のみだが)ため、射撃モード以外の攻撃は非常に困難。
かつて車体から砲がはみ出てはいけないという法律があったらしく、そのせいで低Tierでは車体に対して非常に砲が小さい。中Tier以降では並程度に戻っている。
主な戦車・・・Strv.m/42、ラーゴ、Strv.103、Srtv.74、エミール
v0.9.19.1にて、1944年8月に起きたワルシャワ蜂起にてドイツ軍から鹵獲したパンターG型(初期モデル?)「Pudel」がプレミアム戦車として実装された。v1.1.0にて軽戦車(Tier1〜4)→中戦車(5,6)→重戦車(7〜)へと変化する一本道の通常戦車ツリーが実装された。
多くの戦車の名称に「~TP」とついているが「~トン級ポーランド戦車」という意味。国柄かソ連戦車に似た特徴が見られる。
全体的に単発火力の高い車両が多く、俯角も悪くはないため、頑丈な砲塔だけ晒すハルダウンが有効だが、プレミアム弾薬(課金弾)の貫通の伸びが控えめなのが弱点。
v1.0.0.2にてプレミアム戦車「Progetto M35 mod 46」が実装、v1.0.1にツリーが実装された。
全体的に旋回能力が高く、中Tierまではそこそこ厚い正面装甲と可もなく不可もなくな機動力、高Tierでは薄い装甲と高機動力といった感じになっている。
また、上記のProgetto M35及びTier8のP.44 Pantera以降ではイタリア式再装填機構を備えている。これは従来のオートローダー戦車と異なり、射撃後自動で装填が始まるという独自の特性を持つ。単発砲としても使え、いざという時には弾倉一斉射で大ダメージを叩き出すことも可能。ただし、弾倉内の残弾数が少ないほど装填時間が長くなるというデメリットが有るため、使い所は慎重に。
余談だが、低Tierでの榴弾(HE)の貫通力が口径の割に異様に高く、Tier不相応のダメージを叩き出すことも。
主な戦車・・・フィアット3000、L6/40、M14/41、P26/40
実装予定の国
2016年のインタビューでは、イタリア、ポーランド、イスラエルが検討中であるが、どの国も実装する上での課題が大きいとのこと。(イタリア・ポーランドは上述の通り実装された。)またインタビュイー個人としてアルゼンチン戦車を実装したいとも語った。(参考:SERB Q&A - STATUS REPORT)
課金形態
基本無料のオンラインゲームで、課金をすることで以下の特典を受けることができる。課金通貨(Gold)を購入し、それを消費して各特典を購入する形。各種クレジットカード・Paypalに対応。
2013年12月より¥Coinsに対応したため、クレジットカードを持っていない場合でも、携帯支払い(ドコモ、au、ソフトバンク)やウェブマネー・ビットキャッシュ・ネットキャッシュでの課金が可能になった。※ASIAサーバーのみ
日本向け決済方法追加: ¥Coins | お知らせ | World of Tanks
課金でできること
- プレミアムアカウントの購入 - 経験値・報酬クレジットが1.5倍に増加。課金戦車と合わせると効果大。
- 特別戦車の購入 - 開発ツリーにない特別戦車を購入できる。圧倒的な強さは持たない(むしろ技術ツリー上にある戦車の最終状態よりも弱いことが多い2016年頃からこの方針は見直され、Tier相応の強さまで上方修正された)が、経験値やクレジットにボーナスが入るため稼ぎがいい
- 特殊弾頭の購入 - 貫通力の高い弾や爆発範囲の広い榴弾が購入できる(ゲーム内クレジットでも購入可)
- ガレージ(戦車保有台数)の拡張
- ゲーム内クレジットの購入
- フリー経験値の交換 - 全開発が終了したエリート車両で得た経験値をフリー経験値に変換する
- 戦車の搭乗員の訓練
- その他、消費アイテムの購入等(ゲーム内クレジットでも購入可)
課金時の注意点
立ち回りが重要なこのゲーム、課金したからといって特別有利に立ち回れるわけではない。いくら課金戦車の性能が上方修正されたとは言えTier相応であり、またマッチングの関係上強い戦車を買うと、それだけ強い相手と当たることには注意したい。特に、プレイし始めて間もないうちに高Tierの戦車を買ってしまうと、性能的には同等の車両でもプレイヤーの経験は全くない状態で、百戦錬磨の強者たちばかりの高Tier帯の戦いに放り込まれることになるため、おすすめできない。
課金は主に高Tierに行き着くための早道ではあるが、高Tierでは相応の立ち回りも求められることを忘れないように。
また最近は聞かないが、課金時に何らかのトラブルが発生した事例もある。
一応日本法人もあるため何かあったらこちらに連絡すればよいが、過去には日本法人が苦情を放置し返金がされなかったという事態も発生していたらしい。
現在では心配ないとは思うが、万が一の場合には本家にも問い合わせる必要がある。
その際のやりとりは英語で行われるため、ある程度の英語の読解力は持っておく必要がある。
また、ゲーム内チャットはRU鯖以外ほぼ英語(ASIA鯖だとその他の言語も多いが)なので覚えておいて損はない。
サーバー
現在以下の6つのサーバーが稼働中。アカウントはサーバーごとに扱いが異なり、基本的にサーバー間でデータの移行をすることはできない。戦車セール・クレジット獲得量アップ等のイベントもサーバーごとに異なる。
- RU (Russia - ロシア)
- EU (Europa - ヨーロッパ)
- NA (North America - 北アメリカ。現在はWest(西海岸)とEast(東海岸)の2サーバーが稼働中)
- ASIA (Asia - アジア、独自鯖を持つ韓国・中国を除く。2017年KRを統合)
- KR (Republic of Korea - 韓国。2017年にASIAへサーバー統合された)
- Kongzhong (Kongzhong - 中国のオンラインゲームサービス。Wagaming.net及びその現地法人が直接運営しているサービスでは無いので、独自のコンテンツが多数存在する)
公式では日本からのアクセスはASIAサーバーが推奨されている。プレイヤーが集中するピーク時間帯が違うため、住む地域に合ったサーバーを選ぶのがベストだろう。(参考:ASIA NA 接続数比較 - WoT戦技研) ASIAサーバーが実装されて間もない頃はNAサーバーのプレイ人口が多かったが、ASIAサーバーへの移行キャンペーンが数回行われており、移行したプレイヤーも多い。
古参プレイヤーやアメリカ圏でのプレイを楽しみたい方などはNAサーバーを選ぶ人もいる。また、ハバロフスクにあるRU9鯖も人によってpingが低いこともある。基本的に後でサーバーを乗り換えることはできないため、友達と始める場合やクランを組みたい場合はあらかじめ打ち合わせておこう。
MOD・ツール
MODに対応しており、戦車のテクスチャの変更から、アイコンの変更、UIの変更など様々なMODが公開されている。基本的に"World of Tanks"フォルダ内の"res_mod"フォルダにデータを入れることで導入できる。ただし導入は自己責任なので導入前にバックアップは取っておいた方が無難。
よく使われるMODを挙げておく。
- 照準・サイト
- J1mB0's Crosshair Mod (0.9.15)
- Deegie's Sights (0.9.9) - 青を基調とした近代的なクロスヘア
- HARDscope (0.9.15) - 史実に基づいた照準器
- Scope Shadow Remover(0.9.13)- スナイパーモードの画面周囲の影を消すMOD
- Smooth Scope Zoom(0.9.15)- 標準状態よりもズームイン・アウトが可能になるMOD
- Battle Assistant(0.9.15)- 自走砲の照準視点変更MOD。斜めからの視点での照準が可能に。
- Autoaim indicator(0.9.15)- 自動照準(オートエイム)をしやすくなるMOD
- 車両アイコン
- PogS contour Icon mod 3.x Oxmaster (0.9.0) - 装甲厚等車両データが記された車両アイコン
- ミニマップ
- locastans Enhanced HD Minimaps Gen. 3 (0.9.0) - 描画範囲・射界・視界等も表示されるミニマップMOD
- ガレージ
- Auto Equip(0.9.0)- 取り外し可能な3つの拡張パーツを自動で付け替えるMOD
- ReCo’s & Mike2051’s Vertical Techtree(0.9.15)- 開発ツリーを縦向きにして1画面に収めるMOD
- パフォーマンス向上(ゲームを軽くするMOD)
- No fog(maximum visibility)(0.9.15)- 望遠の影を除去し、より遠くの地形やオブジェクトを表示
- Texture compression(0.9.12)- 車両等のデスクチャを圧縮してFPSを向上
- WoT Tweaker(0.9.6)- ゲーム内では変更できないエフェクトの有無を設定する外部ツール
- その他
- XVM: eXtended Visualization Mod (0.9.15) - 戦績によるプレイヤーの色分けを中心とした総合MOD
- Damage Panel (0.9.9)
- ASIAサーバ用クライアント向けメールアドレス&パスワード保存 (0.9.14)
- Ingame Replay Maneger(0.9.15)- クライアント内でのリプレイ管理を可能にするMOD
- 有名なMODパック(こちらも導入の際は自己責任で)
- 傭兵MOD(0.9.15)
- Asian's XVM MOD(0.9.15)※下記禁止MODも中には含まれているため、導入の際は注意
- ボイスMOD
- サウンドMOD
- テクスチャMOD
- Anime skins Link! - 公式Forum
- 痛スキンMODパック(0.9.15)- 50両以上の車両にアニメ等の痛スキンを適応するスキン
- HD-textures for World of Tanks by _DraX(0.9.3)- 車両、草木、空、崖などを通常よりリアルに
他にも日本語Wiki等にもまとめページがある。自分で探す場合は、公式Forumなどを中心に探すとよい。ただし、ほとんどの記事が英語やロシア語なので、一定の読解力が必要となる点に注意。
MOD関連参考サイト
公式に禁止されているMOD
MODの中には公式に禁止されているMODもあるため、MOD導入には注意が必要。使用によりアカウント停止になったとしても自己責任。
- 自動でバトル参加させるMOD(所謂bot)
- 視界遮蔽効果のあるもの(木の葉や茂みなど)を画面上で非表示にするもの
- 砲塔からレーザーサイトなどによって相手を照準するもの
- 車両のモジュール、乗員の当たり判定などを3Dリモデルによって表示するもの(2Dのスキンは除く)
- オブジェクトのスキン変更(透過など)
- 砲弾の飛翔軌跡を変更するもの(トレーサーMOD)
- オートエイムで弱点など、中央以外を狙うもの
- オートエイムで障害物で見えない戦車の輪郭を強調するもの
- 通常不可能なカメラ視点の変更(車両とカメラを切り離す行為など)をするもの(所謂フリーカメラMOD)
- 自走以外で自走視点を使うもの
- 敵戦車の拡張パーツや消耗品などを計算したリロード時間を表示するもの
- 本来手動で使用する消火器、修理キットの自動使用
- 常に敵戦車の輪郭を表示
- 第6感を持っていない車長の第6感使用(100%未満なのに第6感発動)
- ダメージを受けたとき未発見戦車の名前を表示するMOD
- ※Aslains WOT Modパックを使用する場合は制限付きNA版を使うこと
- 敵戦車の最終発見位置を表示するMOD(ミニマップを除く)
- ミニマップに能動的に得なければならない情報
- 破壊したオブジェクト、草木、建物などの表示
- 自走砲の射撃位置表示
- 敵戦車の砲塔方向の表示
- 見えない敵戦車(未発見、描写範囲外)の表示
※ただし、Twitterで確認したところ公式な告知はしていないという返答が返ってきた例もあり、事実錯誤が続いている。
参考:https://twitter.com/grou_wot/status/632828893758517248
関連動画
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解説動画
痛戦車(スキン・ボイスパック)
ボイスパックについては、公式で配布されている分もあるので掲載はせず。
そういうゲームじゃねえからこれ!
トレーニング部屋の参考:http://seesaawiki.jp/tore-nong/
さらに、公式でもYoutubeにて珍プレー集として『RNG』が配信されている。
PV・MAD等
関連コミュニティ
関連項目
外部リンク
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