人に隠れて悪を斬る!
忍者戦隊カクレンジャー、見参!!
つぅ~わけで!忍者戦隊カクレンジャーとは!1994年から1995年にかけてテレビ朝日系列で放映された
スーパー戦隊シリーズ第18作目なのでぇ~あります!。(全53話)
あらすじ
時は戦国時代、忍者達と妖怪達と激しい戦いの末に、猿飛佐助ら5人の隠流忍者は、無敵将軍ら三神将から与えられた「封印の扉」に妖怪総大将ヌラリヒョンと妖怪達のエネルギーを封じ込めることに成功する。
それから400年後、エネルギーを失って人間社会に溶け込んでいた妖怪たちの一人・カッパは、隠流忍者の末裔であるサスケとサイゾウを騙して、東京湾にあった「封印の扉」を開けさせてしまう。先祖代々封印の扉を見守ってきた一族の少女・鶴姫はこれを知り、封印を解いてしまったサスケとサイゾウと共に妖怪退治の旅に出る。
道中で、サスケたちと同じ隠流忍者の末裔であるセイカイとジライヤが加わり、忍者戦隊カクレンジャーが誕生する。
果たして隠流忍者たちは再び妖怪たちを封印することができるのだろうか…。
概要
小説「真田十勇士」や「児雷也豪傑譚」に登場する、架空の忍者がヒーローのモチーフになっている作品。敵軍団はやはり日本の民話などに登場する妖怪がモデル。
設定面では和風ティストが取り入れられている反面、作品全体の雰囲気は様々な文化が混在する現代のイメージ寄りである。カクレンジャーは普段はクレープ屋を営んでいるし、妖怪たちもゲームセンターを経営してたりタクシーの運転手だったりと、いわゆる古風な「和」のイメージはほとんど表に出てこない。さらにはザコ敵を一掃するシーンで「ZBAAAAK!」「SHU!SHU!SHU!」など英語の擬音が画面上にデカデカと表示されるアメコミ調の演出もあり、「アメリカ人がイメージする間違った忍者像」さえもこの作品からは見て取れる。というか、ニンジャブラック以外みんな原色で「お前ら忍ぶ気無いだろ!!」というぐらい派手な色な時点で・・・
これと対照的に、より史実に近い忍者をモチーフにし、和のイメージを作品全体に押し出して作られたのが「忍風戦隊ハリケンジャー」である。同じモチーフであるためにしばし同一視されることがあるが、このような理由により両作品は全く異なる雰囲気となっている。ハリケンジャーが時代劇ならカクレンジャーはニンジャアクションと呼んだほうがふさわしいかもしれない。より詳しくはハリケンジャーの記事参照。
実験的要素
「忍者戦隊カクレンジャー」では多くの実験的要素の導入、あるいはお約束破りが行われている。
シリーズのマンネリ打破…というよりは型に縛られずに作ってみた結果なのだと思われる。具体的には、
・・・・等。以降の戦隊への導入される特徴も幾つかある(後述)。
シリーズ中で唯一、2部構成となっている作品であり、第24話以前を第一部、第25話以降を第二部としている。
特に第一部ではデカレンジャーのように敵が組織化していないことが特徴である。
キャスティング面では、前作「五星戦隊ダイレンジャー」と同様に戦隊出演経験者が多く採用された。
翌年にはスーパー戦隊VSシリーズ第1作目となる「超力戦隊オーレンジャー オーレ VS カクレンジャー 」にゲスト出演した。
本作ではナレーションがいないが、代わりに三遊亭圓丈が演じる講釈師が常にハイテンションで進行を務める。
妖怪軍団組織化以降は登場しなくなり、圓丈本人は「特別編だよっ!カクレンジャー密着24時」に登場した。
出演しなくなった旨はWikipediaを参照のこと。
登場人物
忍者戦隊カクレンジャー
戦国時代に封魔を専門に活動していた隠流と呼ばれる忍者の子孫たち。クレープ屋を営みつつ、妖怪退治の旅に出る。「西遊記」のキャラクターを基にした性格となっており、それぞれ固有のシンボルマークを持つ。
私服だった場合には、忍者装束の姿をかませてからの2段変身をする(私服⇒忍者装束⇒カクレンジャー)。
5人一緒にネコマルで生活している為か、変身後もお互いを名前で呼び合う。
口上は「ニンジャレッド、サスケ!」という様に色と名前を共に名乗る。
- サスケ / ニンジャレッド
- 猿飛佐助の子孫。「西遊記」の孫悟空に相当する人物。シンボルマークは円で、専用メカのモチーフは猿。
「封印の門」を開けてしまった責任もあって、カクレンジャーのメンバーとなる。
サイゾウとはカクレンジャー結成以前から付き合いがある。お調子者で熱血な性格である一方、冷静に戦況を分析する面もあり、後半ではメンバーを引っ張っていく機会が多い。
担当俳優の小川は後に「星獣戦隊ギンガマン」、「海賊戦隊ゴーカイジャー」で黒騎士ヒュウガを演じる。
「探偵!ナイトスクープ」にも出演したことがあり、カクレンジャーファンの子供の依頼「カクレンジャーのサスケに会いたい」という依頼に応えて出演した。
その際に現れた妖怪ブロッコリーをスーパー変化せずに打ち倒し、子供のブロッコリー嫌いを克服させた。
- 鶴姫 / ニンジャホワイト
- 先祖代々で「封印の扉」を見守ってきた隠流鶴姫家の24代目当主。サスケたちを救い、カクレンジャーを招集した。
「西遊記」の三蔵法師に相当する人物。シンボルマークはつぼきり型で、専用メカのモチーフは鶴。
男勝りで勝気のあるじゃじゃ馬娘であるが、一応あれでも姫様であるらしく慈愛の精神は強い。
演じる広瀬は当時13~14歳(早生まれ)であり、これは戦隊ヒロイン史上最年少である。
2012年放送の『海賊戦隊ゴーカイジャー』第45話にも登場した。
- サイゾウ / ニンジャブルー
- 霧隠才蔵の子孫。古くから付き合いのあるサスケと同じくカクレンジャーのメンバーとなる。
「~なのよ」という少々オカマっぽい口癖がある。このセリフはちゃんとダイスオーDXに前衛スキャン台詞にあるので驚き。「西遊記」の沙悟浄に相当する人物。シンボルマークは四角形で、専用メカのモチーフは狼。
情に脆く困った人を見ると助けずにはいられない。が、そのために厄介ごとに巻き込まれて不運を嘆くことも多い。
演じる土田はニンジャマン役の矢尾の紹介により、後のスーパー戦隊シリーズで数々の怪人の声優を担当する。
- セイカイ / ニンジャイエロー
- 三好清海入道の子孫。食べる事と女の子が大好きな現代っ子。カクレンジャー合流前はゲームセンターに通っていた。「西遊記」の猪八戒に相当する人物。シンボルマークは先端が割れた三角形で、専用メカのモチーフは熊。
大柄ではないものの、先祖の関係からかメンバーの中でも力持ちである。
演じる河合は「仮面ライダークウガ」でクウガ・ペガサスフォーム(緑)の必殺技技の「ブラストペガサス」一撃でやられたメ・バヂス・バ役として出演することになる。
- ジライヤ / ニンジャブラック
- 児雷也の子孫。彼の一族は隠流の巻物を奪ったアズキアライを追って海外を飛び回っていたが、
アズキアライが日本へ向かったことを知って来日する。
「西遊記」の玉龍の相当する人物。シンボルマークは五角形で、専用メカのモチーフは蝦蟇。
アメリカ出身のために日本語はあまり上手ではなく、当初では「日本語でおk」な場面が連発した。
しかし回が進むにつれ徐々に上達していき、番組後半には日本語で冗談を言うまでになった。
強い脚力を活かした接近戦を得意とする。特技は射撃とローラースケート。
アメリカ人忍者という設定のため、実際にアメリカ出身のケイン・コスギが演じた。
ケインは前年の海外特撮番組「ウルトラマンパワード」で主演を務めていた。
カクレンジャーの関係者
- ニンジャマン / サムライマン
- 三神将の弟子である6人目の戦士。外見はロボットのようだが、設定上は人間である。
身体は手の平サイズから巨大ロボサイズまで伸縮可能。武器は背中に背負った忍者刀ニンジャソード。
1000年前に妖怪大魔王に騙されて大勢の人たちを傷つけた罰として壺に閉じ込められ宇宙に追放されていた。
単純で熱くなり易く「青二才」と言われると怒りが頂点に達しサムライマンになる。
根は優しく子供好きで、正義を重んじている。 予告も無く作中、中盤からどこからともなく現れおいしいところをもっていくところもしばしばあった。
『海賊戦隊ゴーカイジャー』にも登場している。
- 桃池 三太夫
- 鶴姫に仕える忍者で、カクレンジャーを影で支え、サポートしている。普段はかなりのお調子者だが、その実力はかなりのもの。 しかしガシャドクロに殺された。
- 先代鶴姫・猿飛佐助・霧隠才蔵・三好清海入道・児雷也
- 400年前に活躍していた先代カクレンジャーたち。ヌラリヒョンと共に「封印の扉」に閉じ込められてしまう。
- 太郎・次郎
- 鶴姫の家来の忘れ形見である双子の兄弟。両親の死後、鶴姫とは兄弟同然に育てられた。
10年前に大魔王の呪いで犬に変えられてしまう。
彼らを演じる土屋大輔・圭輔は本当の双子の兄弟である。しかし実際は次郎役の大輔が兄である。
弟・圭輔は前作「ダイレンジャー」でキリンレンジャーを演じた。彼ら兄弟は後に「重甲ビーファイター」で共演する。
- ブン
- 三太夫の弟子。太郎・次郎と共にカクレンジャーを陰ながらサポートする。
- 三神将
- 隠流忍術の「心・技・体」を司る三体の巨大神。詳細は三神将の項を参照。後半からは正直だれがカクレンジャーにアドバイスしていたのかは不明。
妖怪
太古から日本で語り継がれている異形の者たち。人の怒りや憎しみが生み出した存在。
2000年前に本格化した人間との戦いに敗れて地底に追放されるが彼らは滅んではおらず、僅かではあるが、その姿を見る者もいた。戦国時代ではヌラリヒョン率いる妖怪軍団が大魔王復活を狙っていたが、先代カクレンジャーにより阻止されてしまい、ヌラリヒョンと共にそのエネルギーを封印されてしまう。エネルギーを失った彼らは人間の姿で400年間も生き延びていた。そしてサスケとサイゾウによって封印の扉が開かれたことにより、妖怪たちは力を取り戻す。
- 妖怪大魔王
- 後半から登場した妖怪軍団の新たなる統治者。破壊光線を出す杖が武器。カクレンジャーと初めて戦ったのは妖怪カラカサと共にだったが突如蘇った無敵将軍とニンジャマンに圧倒され一時離脱した。
太郎・次郎を犬に変える、身体の大きさを自在に変える、
自らの分身であるダラダラを産み出すなど多様な能力を持つ。
ヤマンバやダイダラボッチとは兄弟であるが、妖怪王国の建国のために非情に接している。
- 声優の柴田秀勝は後に「星獣戦隊ギンガマン」の悪組織バルバンの船長エイハブを演じ、ヒュウガ(サスケ)とある種因縁の対決を繰り広げた。
- ダラダラ
- 妖怪大魔王が作り出した自らの分身。
ゲル状の物質から出来ている。猛毒のヘドロや巨大化させた腕によって攻撃する。
敵の能力を吸収することができ、能力を吸収された者はダラダラの代わりにダメージを受けてしまうが…。
- 貴公子ジュニア / ガシャドクロ
- 大魔王の息子。中盤までバラバラだった妖怪たちの統治者となり、
カクレンジャーを抹殺のために強力な妖怪を送り込む。
カクレンジャーが「アメリカ人がイメージする間違った忍者像」なら、貴公子ジュニアは
一般人が勝手にイメージしているステレオタイプのヘヴィメタル風の姿で、その真の姿はガシャドクロである。
ヘビメタルックスで恍惚な面も見せるが、中盤からなぜかサイゾウほどひどくはないが、オカマっぽい口調になったり、以外にも優雅にピアノを弾き、利用しているとはいえ、くノ一組の正体の子猫に優しく接したり悠々と気球に乗って去っていったりするコミカルな面も見せた。
- ちなみに演じた遠藤の特撮系は後に、劇場版「特捜戦隊デカレンジャーフルブラストアクション」にて事件の黒幕の「アルゴル星人ヴォルガー」を演じた。
- 白面郎
- 妖怪たちの参謀にして大魔王の軍師。その正体は死んだと思われていた鶴姫の父・義輝。
太郎・次郎と共に大魔王の元へ乗り込んだ際に、彼らを助ける見返りとして仲間になるふりをした。
担当俳優の五代はかつて「太陽戦隊サンバルカン」で2代目バルイーグルを演じた。
- ユガミ博士
- 妖怪の発明王。様々な発明品を駆使してカクレンジャーに対抗する。
初めはテングの元で妖怪と機械の融合の研究をしていたが、彼が敗れてからは貴公子ジュニアの配下となる。
- 発明品は使えないものではなくカクレンジャーを探知したり妨害電波で変身を一時的に封じたりもした。
- サクラ・ラン・スイレン・アヤメ・ユリ
- 可憐な見た目とは裏腹に冷酷無知な妖怪くノ一部隊「花のくノ一組」のメンバー達。
歴代ヒーロー戦隊には珍しい敵戦隊の上、全員女性である。
普段は忍者束だが、「バトル変化」の掛け声で戦闘スーツを着用する。
サクラ役の咲田めぐみ(現:早瀬恵子)は「地球戦隊ファイブマン」でファイブイエローを演じている。
特別編では妖怪アジトにプールで遊んでいる姿も見受けられた。
戦闘能力はカクレンジャーに負けず劣らず、敗れても特訓してカクレンジャーを追い詰めることもあった。
- ガリ
- ジライヤの育ての親であり彼の師匠。ヌエに操られてジライヤの父親を殺害してしまう。
演じるショー・コスギはジライヤ役のケイン・コスギの実の父親である。
- 妖怪戦士ヌエ
- 大魔王の使者。妖怪の暗殺組織を率いる戦士。ガリにジライヤの父親を殺させた張本人。
- アズキアライ
- 第3話から登場する妖怪世界のボス。400年前にカクレンジャーの巻物を盗み出し逃亡。現代世界で警察を乗っ取り妖怪社会復活の機会を待っていた。手下と思われる妖怪にオボログルマ、ドロタボウ、シロウネリ、ケウケゲン、アミキリなどがいた。ショキ!ショキ!
・・・が、第4話でアジトを壊滅させられた上きっちりカクレンジャーにやられてしまった。もしこのときアズキアライが生き残っていたら、この作品はアズキアライ率いる妖怪軍団vsカクレンジャーといった話になっていたかもしれない。エンディングでは妖怪の中で後ろで小さく踊っていた。
- 妖怪
- その他の一般的な妖怪。妖力を封印され、人間の姿で長い間生きているうちに人間社会の環境に馴染み、その姿を現代風に変化させた。黒雲から妖怪エネルギーを得ることで巨大化することができる。妖怪の名前のテロップにはなぜか矢印がついている。
- ドロドロ
- 剣と槍を武器とする下級妖怪。戦闘員的な位置付けであるが、一応は感情を持っている。
人間に変身する能力を持つ。水色の体とムンクの叫びのような顔が特徴的。
ザコであるにも関わらず、EDの映像では、主役のカクレンジャーより目立っている。左奥のドロドロに要注目。
- へのカッパ
- ドロドロより劣ると言われている最下級妖怪。
サイゾウやセイカイはヌエによって生きたままこの姿にされたことがある。第1話及び2話に登場したカッパとは別物。
キャスト
装備・戦力
共通装備
- ドロンチェンジャー
- カクレンジャーに変身するための印籠型のアイテム。「スーパー変化、ドロンチェンジャー!」の掛け声と共に印を結んでスイッチを押すことにより、「忍」と書かれたエンブレムが開いてメダルが出現し、変身する。
- 秘剣カクレマル
- カクレンジャーが背中に背負う忍刀。元は先代カクレンジャーの武器であり、妖怪を封印するために地面に突き刺してあり、カクレンジャーの素質がある者のみが抜くことができた。忍者束時は先代が使用していたのと同じ形状であるが、カクレンジャーが変化すると同時に刀も変化する。
- カクレイザー
- 強力なイオンレーザーを発射する光線銃。銃身を引き抜くことでレーザーナイフとして機能する。
- シノビナックル
- 特殊超合金製の手甲。両腕に装備して破壊力を上げる。
- 忍者束
- 探索・諜報活動などの際に着る衣装。変身後のスーツカラーと同じ色のマフラー・帯が付いており、
その他の部分は鶴姫が白で男性陣は黒となっている。変身時には通常服でも知らない間に忍者服で変身したこともしばしば。
個人装備
- レッドスライサー
- レッド専用の十字手裏剣を模した大型ブーメラン。槍や盾の様に使用することもできる。
- ホワイトビーク
- ホワイト専用の二又になった爪型の武器。回転させればコンクリートを破壊する程の威力にもなる。
- ブルーショット
- ブルー専用の銃。タンクに入った水を槍の先から発射して攻撃する。
- イエロークロー
- イエロー専用の鉤爪。鎖鎌のように振り回して攻撃する事も出来る。
- ブラックボウ
- ブラック専用のボーガン。その弾丸は鉄を砕くほどの威力を持つ。
移動用メカ
- シャークブリッダー
- レッド専用のバイク。城壁も体当たりで攻撃することができる。
- シャークスライダー
- ブルー・ホワイト専用のサイドカー。サイドには2門のキャノン砲が装備されている。
- シャークランチャー
- イエロー・ブラック専用のサイドカー。フロント部分のノコギリ型の角と、2門の速射破壊銃が武器。
- シャークドライバー
- シャークランチャーとシャークスライを合体させた砲台から、シャークブリッダーを高速で射出する必殺技。
- ネコマル
- カクレンジャーの基地に相当する猫バス。
妖怪の車両のため言葉は喋らないものの自分の意思を持ち排気ガスを出さないので非常にエコである。更に目の前の崖や壁には自動的に急ブレーキをかけるなどもあり今現在我々がようやく時代に追いついた気がする。
普段はクレープショップの店舗として利用されている。戦闘時には攻撃をすることもある。
三神将
無敵将軍、ツバサマル、隠大将軍からなる巨大神。単なロボットではなく無機物生命体であり、元々は2000年前に賢者として妖怪と戦った3人の人間である。
- 五獣将
- 巻物を使い「隠流巨大獣将の術」で召喚される5体の人型生命体で、無敵将軍の分身。カクレンジャーが融合して操縦する。自分の意志で活動することも可能。レッド以外の巻物はアズキアライに奪われていた。
- 無敵将軍
- 五獣将が「忍者合体 無敵将軍」の掛け声で合体した巨人であり三神将の一人。
隠流の「体」を司っており、三神将最も強いパワーを持つ。普段は要塞城郭・風雲幻城として鎮座している。
武器は灼熱の刀身を持つ「火炎将軍剣」。初の複数体の人型メカによる合体ロボである。
- 超忍獣
- カクレンジャーがそれぞれの試練を乗り越えて手に入れた忍之巻を使い、「隠流超忍獣の術」で召喚される5体の無機生命体で、隠大将軍の分身。5人が搭乗して操縦するが、超忍獣自身も自分の意思を持っている。獣将よりも動物のモチーフが強く、戦力も高い。
- 隠大将軍
- 超忍獣が「五神合体」の掛け声で合体した巨人で三神将の一人。
基本的にはカクレンジャーの操縦に任せているが、自分の意思で行動する事もある。
パワーでは無敵将軍に劣るが、スピードと技では上回っている。 隠流の「技」を司り、格闘戦を得意とする。
初めてレッドのメカが頭部を構成しない合体ロボである。
- 聖忍獣ツバサマル
- 中盤から登場したハヤブサに似た白い巨鳥。三神将の一人で、隠流の「心」を司る。
翼の連装のキャノン砲からエネルギ-弾を発射して攻撃する。他の三神将と合体することもできる。
- スーパー無敵将軍
- 無敵将軍と聖忍獣ツバサマルが「超忍者合体」した重火力攻撃形態。
この形態では火炎将軍剣は使用出来ないが、合体したツバサマルのキャノン砲で攻撃することが可能。
- スーパー隠大将軍
- 隠大将軍と聖忍獣ツバサマルが「翼合体」した飛行形態。
目から放つビームと飛行能力を活かした格闘戦術で戦う。
その他の巨大戦力
- ニンジャマン
- 本作品に登場する6人目の戦士であり、巨大戦力としての役割も担う存在。
「青二才」と言われると怒りが爆発して、真の姿であるサムライマンに変身する。
ニンジャソードの柄と鞘を合体させた「サムライジャベリン」を武器とするが作中多用したのは
怒りパワーを珠にしてぶつける「サムライ激怒ボンバー」。
- 獣将ファイター
- 五獣将たちの分身。ドロンチェンジャーに填め込まれているメダルを「隠流獣将ファイターの術」で変化させたもの。
獣将よりも身軽なスタイルをしており敏捷性に優れている、柔軟かつ素早い攻撃をくり出すことができる。
基本的に自分の意志での活動が可能だが、カクレンジャーと融合することでパワーアップする。
余談
東映特撮ニコニコおふぃしゃるのトップページのお知らせより、
【忍者戦隊カクレンジャー 第5話「凸凹珍ゲーマー」配信開始のお知らせ】
(中略)
不思議と短く感じられるOPから、踊ってみたくなるEDまで、どうぞお楽しみください。
⌒Y⌒Y⌒Y⌒┗( ■ )┓
自重できてないシリーズを公式が見たのか見てないのか定かではないが、
OPのテンプレコメントが公式に公認されたような気がする。
だから喧嘩しないで仲良く見ましょうね。
でも該当動画が消されたのでやっぱり公認されていなかった。まさしくブラックホールへ消えた動画。
関連動画
公式配信
2012年3月26日より、東映特撮ニコニコおふぃしゃるにて公式配信が開始された。
毎週金曜日17:30に最新話が更新され、配信開始後3日間(72時間)無料で視聴できる。
『今回(第三話)から無料期間が3日間から7日間に延長となっております』とのこと。
また、同チャンネルで2012年11月1日より劇場版の配信も行われた。
なお、劇場版の方は無料期間が3日間(72時間)であった。
2016年1月には、ニコニコ生放送において全話無料上映会(※一部はプレミアム会員のみ視聴可能)が実施された。
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