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これより先は動画の核心に迫る記述が書かれています。 未視聴者はネタバレの可能性がありますので閲覧する場合は注意が必要です。 |
この記事は、ゲーム実況者 軍師ミノル(はぁと)が「ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡」において
軍の指揮を取った際、志半ばに倒れてしまった者を記録するための記事である。
第7章「漆黒の魔手」にて。今までの経験が生きたのか、軍師ミノルの采配により順調に進軍をしていた。前章こそ持ち前の運に頼ったものの死者は一人も出さなかった。しかし、今章で初の死者が出てしまう。嫁ことワユを仲間にし、下からの敵を迎撃するミノル軍。左からの敵を倒しオスカーを壁にするが、敵ターンでファイアーを2発食らい瀕死の状態に追い込まれる。次に襲いかかるは斧装備の戦士。だれもがオスカーの最期を覚悟した。しかし――
まるで図ったかのようにフリーズが発動。しばらくの間、オスカーの無念を代弁するかのように、「ビーーー」という音が鳴り続けた。
こうしてオスカーは運師による神の采配により生き延びることができた。
また、シノンもいつ死んでも不思議でない状態だったが、運で生き残ったことを付け加えておく。
第7章「漆黒の魔手」にて。純粋な戦死者第1号が蒼炎のジェイガン・ティアマトという波乱の幕開けとなった。フリーズに救われたため、初見ではなくなり作戦を立てる余裕が生まれたミノル。その作戦とは、ティアマト単騎でシノンたちの救援に向かうというもの。悪くない作戦だが、相変わらず今のことしか考えないため、参戦と同時にワユが窮地に立たされてしまう。そこで一計を案じ、ティアマトをワユ救援の壁にするためアイクたちの下へ戻そうとする。シノンたちへの救援はできなくなったものの、この時点ではまだ誰も死亡するはずがなかった。しかし、事もあろうにミノルはティアマトの回復を怠ってしまったのだ。鬼神のごとき強さを誇る頼れる副長であっても、複数の敵を同時に相手をすると被弾は免れない。ソルジャーの鋼の槍に貫かれティアマトは戦線離脱する、特効薬と同時に。これにより難易度が跳ね上がったのは言うまでもない。
「不覚っ、ここで…倒れるわけには…!」
「しまった!くそぉ」
第7章「漆黒の魔手」にて。ティアマトを失った痛手はあったもののガトリーの神成長や宝物庫への篭城作戦で少しずつ敵を減らしていった軍師ミノル。ボス周辺の敵を残すのみとなった時、またも嫁(ワユ)に気をとられ他のことがおろそかになっていた。嫁(ワユ)を成長させるためにセネリオで削ろうとしたとき、アーマーが手槍を持っていることを忘れていたのだ。アイクを囮にしたときに手槍装備を確認してるのにもかかわらず35秒後に忘れるミノルの鳥頭は蒼炎でも顕在であった。手負いのまま攻撃し、命中47%の反撃を食らいセネリオは戦線離脱する。はたして、副長と参謀のエーギルを吸ってワユは成長することが出来るのだろうか。
第8章「絶望そして希望」にて。前章で主力二人を失い、且つシノン、ガトリーの強キャラたちが抜けたためミノル軍は5人になった。もう誰も失うわけにはいかない。だが、悲劇は訪れる。1章から共に戦ってきた仲間、必殺を出しまくり「みなぎるオスカー」と呼ばれ頼りにされてきたオスカーが、アイクと支援まで結んだオスカーが天に召されてしまったのだ。
顛末はこうだ。軍師ミノルの奇策により、防衛ポイントにアイクを残しその他のキャラは古城右の袋小路に入り込んだ。壁役が足りない、それを補う為の作戦であった。これが裏目に出たのだ。自ずから退路を塞いだため身動きがとりづらくなり、その結果ワユがソシアルの攻撃を受け瀕死になる。ミノルはオスカーにワユの救出を命じた。しかし攻速の計算式の変化、騎馬・飛行系の再行動等、様々な仕様変更がミノルの計算を狂わせてしまう。かくして頼れる男オスカーはソシアルの波状攻撃を食らい黄泉の国へと旅立った。最期に弟たちの名を呼びながら。オスカーの死と同時に最強キャラの一角、ケビンの参戦も不可能になった。個人的に敵2人の2回攻撃のうち、両方1回は避けてくれたオスカーの粘り強さを称えたい。
第8章「絶望そして希望」にて。悲劇は連鎖する。プレイ前から嫁宣言し、一時期はPCの壁紙にもなっていたワユだが、クラスと武器の仕様上、打たれ弱さと非力さは否めない。ティアマト、セネリオを糧にしてでもワユの成長に心血を注ぐ軍師ミノル。だが、それが報われることはなかった。オスカーが倒れたため瀕死のまま戦場に立つワユ。ソードナイトの攻撃を耐え、アクスナイトの攻撃を避けたが、ボウナイトの攻撃は避けれなかった。人材不足のグレイル傭兵団に颯爽と登場した可憐な美少女剣士は「花の命は短し」という言葉を体現してくれた。これからもミノルの心に残り続けるだろう。
ミノル本人がタイトルで書いてあるとおり、本章はまさに「絶望、そして絶望」であった。
「あたしが、負けた…? う、嘘…」
「もう俺らは皆殺しにされるんだよ! こいつら(敵)に!」
「せっかく仲間にしたばかりだったのに」
第8章「絶望そして希望」にて。1ターン目から拠点防衛を選択した軍師ミノル。クリアするだけなら何の問題もないだろう。だが、イレース説得を考慮してるなら話は別だ。良成長を繰り返してるアイクといえども、マニアックの敵を倒し続けるのは困難。事実、敵を倒しきれず本章は終了した。
仮に仲間にできたところで逃がす場所がないため、加入の次のターンで死亡したのは容易に想像がつく。1ターン目の配置時点でイレース説得はほぼ不可能になったといってもいいだろう。セネリオに代わる貴重な魔法使いとして期待されていただけに悔やまれる。16章「ベグニオンの贖罪」まで、純粋な魔法使いは登場しないのだ。強敵のアーマーナイトを倒しやすい人材がいないのは厳しい。
第9章「ガリアにて」にて。死傷者が多発したため、たった3人で始まった。開始直後に新たに2人加わって5人になったものの(友軍除く)、どちらも後衛キャラなのでアイクと並んで前衛である彼の重要性は計り知れない。それは、ミノルも承知していた。しかし、そんなことはマーシャが登場したらどこ吹く風。奇声を上げ、お熱を上げるしだいである。
登場直後は孤立したマーシャを守るため、ボーレと友軍のレテ・モゥディを壁にする作戦を思いつく。だが、続編の「暁の女神」とは違い、蒼炎はアイク行動後の要請はできない。先にアイクを行動させてしまったため、要請はできなくなった。そこでボーレを壁にするが、それはおおよそ壁と呼べるような配置ではなかった。育ちが悪い彼では敵3人の攻撃を受け止めることができず、わずか1ターンで沈んでしまう。女性一人のためにまたも尊い命が失われてしまった。本日もミノルシステムは好調です。
第9章「ガリアにて」にて。ボーレが倒れ、アイクの武器もつきかけ、敵にまともにダメージを与えれるのは友軍のラグズたちだけになってしまった。そこで要請で敵の懐に飛び込ませ数を減らす作戦を取る。作戦は功を奏し、敵3体を葬ったレテ。だが、要請と化身システムを理解し切れていなかったため、レテが生身のまま取り残されてしまう。敵ターンで3回の攻撃を受け、レテは撤退する。これも避けを必要以上に過信しすぎたための失策だろう。ミノルらしいと言えるが。
第10章「捕虜開放」にて。オスカーが戦死したためせっかく救出したのに仲間にならないケビン。一人牢に取り残されるケビンを尻目に離脱を指示するミノル。
第11章「流れる血の色は」にて。前々章で参戦した貴重な弓兵であるヨファ。間接攻撃専門のキャラは彼しかいないため、登場章から専用のヨファの弓を使い切るなど、チクチクを繰り返しエースに仕立て上げようと奔走するが、その期待に反し平凡程度の成長しかしてこなかった。
ミノルは諦めなかった。すでに2回ゲームオーバーになり、リトライ3回目となる今回は回復役を入れず、たった5人で攻略するという大胆な作戦に出た。そのメンバーにヨファはいたのだ。
ツイハークを仲間にし、進軍は順調だった。だが、ここで初見殺しの罠「しっこくハウス」のお目見えとなる。攻撃範囲ぎりぎりにいたヨファは漆黒の騎士の間接エタルドをくらい兄二人の元へ旅立った。あの世でも兄弟仲良く暮らしていることを願うばかりである。
また、ヨファの死亡と同時にシノンの再加入は不可能になり、事実上歩兵弓使いは全滅した。
「…ぼく… どうなるの…かな…? …こわい…よ… 兄さ… ボー…レ…」
「うわ、何なんだよもう……」
第12章「異邦の領域」にて。はじめに断っておくが彼女はミノルの戦略ミスで死亡したわけではない。初見マニアックノーリセではどうしようもないことがある。それがジルの死だ。
前章同様、少数精鋭で敵を迎え撃とうとしたミノル。そこに手柄を立てようとアイクを追ってきたジルが登場する。このときアイクたちは船尾に立てこもっていたため身動きがとれずにいた。そのため彼女の方から話しかけてもらうしかないのだが、船と敵に阻まれてしまう。
無情にも敵は緑軍であるジルを攻撃する。アイクたちからは遠く援軍が間に合わない。武器を外したアイクを囮にしたものの、カラスたちの追撃を受けてジルは戦場の露と消えた。ラグズへの誤解を解く前に。ラグズガードを抱え落ちしたのは厳しい。
ジルの死亡によりハール(と勇者の斧)の参戦は不可能になり、自軍のドラゴンナイトは全滅した。
とことんドラゴンナイトに縁がないミノルである。
「父…上…」
「何なんだよ!これ」
「今のしゅかこうりょく(不可抗力)だろ、あんなのだって。
こっち(アイクの方に)来ると思ったもん、俺」
第14章「試練」にて。1ターン目敵フェイズで登場したマカロフをマーシャの探していた兄と気づくミノル。初見でマカロフの位置を特定するのはなかなか難しい。マーシャに村の訪問を指示。これは誰でもやるだろう。3ターン目にマカロフが視界に入るが、村訪問を優先しているため彼の存在にまったく気づいてない。カーソルが2回もあってるのだから気づいてもいいものだが。
これをミノルのせいにしてはいけない。ファイアーエムブレムは手強いシミュレーションなのだ。索敵マップは視界が狭く特に難しい。その中で敵と味方を間違えることなど実際の戦争でも良くあること。そう、たとえ肉親同士でも…。
だから『ミノルの視界は常時索敵マップ』だとか『女キャラだったら視界が広がっていたに違いない』などと言ってはいけない。幾多の動乱を収めてきた(自称)天才軍師様の采配に間違いはない! 村の訪問も、借金を重ねた兄を暗闇で人知れず切り捨てるのもすべて「計画通り」なのだ。
第14章「試練」にて。初手から重歩兵2人の武器を外し、その後ろから弱いキャラでチクチクすることを選択したミノル。これまでのステージに比べ難易度が低い(マカロフ加入除く)、ある種ボーナスステージとも言えるので育成目的なら悪くない。また、ミノルの鬼門とも言える索敵マップなので慎重になることでリスクを減らすのは良い判断だ。
といってもやはり難易度マニアック、少しの油断が死を招く。2つ目の橋に到達した時がガトリーの生死の分かれ目だったと言えよう。そんなことは露の欠片も思わず進軍するガトリー。突然視覚外からボスが突撃し、2回連続必殺を浴びせガトリーを黄泉の国へと送る。
「あぁ…なんか…力が入らねえ…なんでだろ…まい…った…な…」
守備に定評のある重歩兵だが、代わりに素早さと幸運が低い。普段なら追撃を食らってもたいしたダメージは受けないが、敵の装備はキラーアクス。2回とも必殺を引いたという、ある意味運師の本領を発揮したのだった。
「…はぁ!?」
思考が復帰した後は既にガトリーはこの世の人ではなかった。
「こいつ、ボスチクとか聞いてたのに」
難易度マニアックでは、ボスは攻撃範囲に入ったら動く「索敵型」なのだ。視聴者の助言を信じ、ボスチクしようとしたのだが結果はご覧のとおり。どうやらその視聴者はマニアックをプレイしたことがなかったようだ。こればかりはミノルを責めることは出来ないだろう。
第15章「辺境の獣」にて。一度のフリーズを経て二度目の挑戦となるので油断していたのか、前回の慎重さとは違い、ミノルはステータスの確認をせずに進軍していた。この時点で死亡フラグが立っていると言える。「陣形も組まない適当さ」ではあるが、敵は索敵型なので初期配置の敵を全滅させた後、「後衛を前に出さなければ」そう死ぬことはない、前章に続くボーナスステージのはずなのだが…。軍師の適当な配置には敵の方がある意味ボーナスステージなのかもしれない。序盤からの仲間であり神回避で幾度の死線を潜り抜けてきたキルロイもついにその命運が尽きたのか、鷹の追撃を受けて死亡する。
「女神アスタルテよ… 傭兵団のみんなに… ご加護…を…」
「追撃食らわないもんだという固定概念に囚われてた」
さすがのミノルもキルロイを失った痛手は大きかったようで、彼の死を悼んでいたようだ。決して、回復役を失ったから、などと邪推してはいけない。
第18章「クリミア軍進撃」にて。説得役のヨファがしっこくハウスの罠で死亡しているため仲間にならないことが確定してるシノン。ちなみにシノン加入条件は、ヨファで会話した後アイクで倒す、という初見ではまず分からない条件。ヨファが生存していても仲間には出来なかった可能性は高い。当のミノル本人はと言うとガトリーで説得できると思っていたようだ。
ミノルの奇策により遠距離魔法をほぼ枯らした後、聖水をかぶった手斧ステラを突撃させる。作戦は功を奏し、賢者や司祭たちをほぼ全滅させたのだ。ついでにシノンも…。序盤で有用なシノンも、中盤で序盤と変わらない能力は厳しい。勇者の弓の2回攻撃もパラディン・ステラに2回とも避けられてしまう。「俺の矢はお前を逃しはしないぜ。」の台詞が笑い、いや、涙を誘う。そして、反撃の手斧で…。
「く… … へッ …ったく… つまんねぇ… 生き方だった…な…」
出世するためにデインの傭兵になったシノンだが、かつての仲間に再会する前にデインの一兵士として最期を迎えた。彼は自身の人生を「つまらねえ」と言っているが、ヨファに弓の指導をしたときは「つまらねえ」時間だったのだろうか? ミノルも彼を仲間にする気だったので戦死させたことを謝っていた。
第21章「王なき王都」にて。キルロイ死亡後、その穴を埋めるかのようにミノル軍に参戦したトパック。下級職スタートながら敵のチクチクを経て、上級職に昇格。高い魔力で攻撃に回復にとなかなかの活躍をしていた。速さが若干ヘタレていたものの、功績を認められてか、はやての羽という素早さアップの褒美を賜る。トパックは男キャラである。女キャラにしか目のないミノルにしては破格の処遇といえよう(チャップさんももらってました)。
だが、思わぬ場所で最期を迎えることになる。宝箱のある部屋を開けた先にいた名無しのジェネラル、実は「怒り」のスキル持ちなのである。「怒り」は体力が半分以下になったときに必殺率が50%上乗せされるというスキル。体力の低い魔道士が必殺を食らったら一撃で死んでしまう。名無しの雑兵がこんな強力スキルを持ってるなどと誰も思わないだろう。マニアックならではの罠と言える。初手で通常攻撃なら良かったものの、不運なことに11%の必殺を引いてしまったため、敵ジェネラルの体力を半分以上削ってしまった。反撃必殺で全体力を奪われトパックは天に召されてしまった。
「くそっ… 動け… おいらの体…動いてくれよぉ…
…ムワリム…どこにいるんだ…? おいら…もう…だ…め…」
セネリオ・キルロイの穴を埋めるべくミノル軍に貢献したトパック。加入時点では唯一の魔道士だったためミノルも大切に扱っていたかのように思える。そのショックは大きかったのだろう。散りぎわのセリフ時の沈黙も男キャラにしては長かった。これで回復役は再びミストだけになってしまった。
第23章「オルリベス大橋」にて。ジルを仲間に出来なかったことで鬼籍に入ることが確定していたハール(と勇者の斧)。クリミア軍を倒そうと部下と共に後続から奇襲をかける。神使親衛隊と戦闘後、手負いのままアイクと戦闘する。23%の攻撃を当て且つキャンセルのスキルを発動。なかなか奮闘したものの最後は敗れてしまう。
「あのときの死神に・・・追いつかれちまったか・・・」
「どういうことだ?ちょっと理解できない。哲学的なことをいいやがって。」
第25章「山岳を越えて」にて。前章では辛くも生き残ったルキノだが、今回女神は彼女に微笑まなかった。山道の地形では騎馬の移動力が低下するので迂闊に攻めれない。1ターン目は防衛に専念するため壁を作るがその中に彼女はいた。終盤加入の前線キャラなのに守備は10と恐ろしく低いのに何故・・・。それは軍師ミノルの狡猾な戦略なのだろう。
「挑発ついてるから全部アイクに来るだろ」
しかし、敵の方が1枚上手だった。落石でダメージを負っていたルキノを狙い撃ちにしてきたのだ。落石でダメージ10、猫の攻撃でダメージ9、ウォーリアのポールアクスで残りHP17全部持っていかれてしまった。その間わずか1ターン。敵の見事な連携力にしばし呆然とするミノル。ポールアクスは命中が低く、3すくみで斧は剣に対して不利。回避に長けているソードマスターならそう当たることはないのだが、ルキノのスキルは「能力勝負」。地形、支援効果、3すくみを無効にするため通常より敵の命中が20~30%上がっていた。能力勝負の欠点が露になった瞬間といえるだろう。
「うわっ、あたっ・・・ミスったぁ」
ラグズガードを抱え落ちしたため終盤の難易度が地味にアップした。ルキノの戦死で挑発は過信できないことを学んでもらえればよかったのだが、次章で大活躍するため、それが後の悲劇を生むとはこのときは誰も分からなかった。
「危なくなったらスタコラ逃げろ♪(意訳)」
「よし!逃げただろ、撤退扱いだろ」
EDに未登場なので残念ながら戦死です。
終章「帰還」にて。豊富な体力と高い守備でセフェランに続く第2の壁として起用されてきたナーシル。仲間になってからの期間は短いものの壁役としての軍師の信頼は厚かった。難敵赤竜の進軍を阻むナーシルだが、一撃で体力3分の1を奪われてしまう。この時点ではまだ死ぬ要素はなかった。ナーシルの体力自慢を過信しすぎたため、回復を怠ってしまったのだ。確かに赤竜の攻撃は2発は耐えれるのだが・・・。それどころか神使親衛隊を回復してしまう優しさには画面を越えた先の視聴者の何人かが涙を誘われただろうw 結局、その親衛隊も倒されてしまうのだが。赤竜の攻撃を耐えたのも束の間、画面奥から突撃してきた勇者の剣パラディンにダメージジャストで止めを刺されてしまう。たとえ名無しとはいえ女が絡むと実力が発揮できなくなるのは終章まで来ても変わらないようだ。
終章「帰還」にて。実はアイクの次に死亡回数が多いと思われるステラ。何度死んでもその都度、都合よくアイクかエリンシアが死んでゲームオーバーになるため鬼籍に入ることはなかった。
さすがのアイクも赤竜とアシュナードを同時に相手にすると死を免れないのはTake1で証明済み。そのためステラを援護に向かわせることにした。
リュシオンとのセットプレイでドラゴンマスターを仕留めたことに気を良くしたミノルは次ターンも同じ作戦を取ろうとする。軍師ミノル(はぁと)のステラへの指示は、ショートアクスを装備したままアシュナードの攻撃範囲に待機する、だった。「挑発があるからアイクを狙うはず。」と信じて疑わないミノルの予想に反してアシュナードはステラに向かってきた。
アシュナードに雑兵扱いされるが、数多くの英霊たちのエーギルを吸って生き延びてきた歴戦の戦士ステラは一撃で倒されることはなかったものの瀕死に追い込まれてしまう。ミノルが嘆く中、無情にも、瀕死のステラにとどめの勇者の槍が打ち込まれる。
以上戦死者17名・内撤退4名、未参戦2名がテリウス大陸動乱の戦績である。
これまで軍師ミノル(はぁと)の元で戦ってきた歴戦の勇者たちを紹介する。
初期ステータスは貧弱だが、高い成長率を誇る大器晩成型(緑の人とは違います)。序盤では神成長を繰り返し、期待値以上の守備となり仲間を守る盾となる。仲間が何人死のうが自分は必ず生き残る。尊敬する父の残してくれた傭兵団は一時期3人まで減り、誰もが詰んだと思っただろう。しかし、軍の指揮官はエレブ、マギ・ヴァルと二つの大陸を制覇したミノルである。ここから逆転劇が始まり、クリアまでするとはミノルも含め誰も思わなかっただろう。その最大の功労者となったのが、他でもない主人公であるアイクではないだろうか。
第26章「激突」では、挑発アイクと影ミストのコンビで西側を制圧。誰も思いつかなかった作戦で視聴者の度肝を抜いた。これまでのようにただ突っ込んで無双するだけではないのだ。さすが奇策には定評のある軍師である。序章でゲームオーバーになったことはもう忘れてほしい。
挑発効果のため戦闘回数は最も多く、戦績一位は当然だろう。近づいた相手はたいてい屍となっている。仇敵アシュナードには天空で決着をつけたのは動画的にも見所があっただろう。
一介の傭兵からクリミア軍の指揮官となり戦争を終結させただけでなく、ラグズとの絆を結んだ。鷹王がリュシオンを任せたのも信頼できるからこそ。その軌跡はまさに蒼炎の「奇跡」と呼ぶにふさわしい。
軍師にこき使われていたアイクだが、実は使われていたのは軍師のほうだったかもしれない。
本作のヒロインにして終盤加入の彼女。回復役がミストしかいないミノル軍にとっては貴重な存在だ。予想外の加入と戦闘服姿に、二重に嬉しい悲鳴だろう。「ドレスより(戦闘服のほうが)似合ってる」と言われただけに絶対守らなければならない。しかし、つまらないミスによりわずか3ターンで戦死してしまう。
名前をよく間違えられ、「アミーテさん」と呼ばれるが、以後、それが定着する。終章でのミストとのリブロー連打がなければクリアは困難だった。
終戦後はクリミア女王に即位する。家族を失った辛さを知るからこそ、国民への救済が早かったのではないだろうか。それが終わったら、ラグズとの融和を民間レベルにまで浸透させるのが今後の課題だろう。
キルロイが倒れたことにより、回復を一手に引き受けることになったため、彼女の負担は大きくなった。彼女が戦死することはゲームオーバーとほぼ同義と言っても過言ではない。これまで以上に大切に扱わないといけない。さらに21章では賢者トパックが戦死し、エリンシア加入まで回復役は彼女一人となり、ますます重要な存在となった。
昇格してからは神将器ソニックソードで強敵ドラゴンマスターを1ターンキル。ドラゴンキラーとしてミノル軍に貢献した。愛らしい顔立ちからは想像できない戦闘能力を秘めた逸材である。さすが、グレイルの娘といったところか(エルナの血筋かもしれないが)。
NG回ではあるが第26章「激突」では7回連続神回避を見せ付ける。多くの英霊たちが彼女を守ったのか、それとも運師の天然なのかわかりかねるが、後者なら運師の愛で生きたのだろう。命中50%を回避し続けることはそうないのだから。
前章までは仲間がばたばた倒れ、ミノルは精神的に辛かったと思う。心に余裕のない冬の時代。そんな彼に春が訪れた。マーシャの登場である。ミノルのペガサスナイトに対する愛情は尋常ではなく、ドーピングアイテムを惜しげもなく投与。ブーツまで履かせ、移動11の空のスピードスケーターと化した。彼女も軍師の愛に応えたのか、歪みない成長をする(速さは少しヘタレていたが後で取り戻した)。18章「クリミア軍進撃」、25章「山岳を越えて」での遠距離魔法の引き受けは彼女でしか出来ない仕事だった。ミノル軍師の戦略が光ったと言えよう。
「ペガサスナイトはすべて俺の嫁」と公言するミノルに対し、過去シリーズと同様弓で落ちるだろう、というのが多くの視聴者は思ったのではないか?
そんな予想(期待)とは異なり最後まで生き残り、「四牙」「三(四)女神」の称号を授かる。実はNGを除けば今回、ペガサスナイトは誰も落ちてないのである。特効の弱体化に救われた面もあるだろう。まだ、ムラはあるもののシャニーとの約束どおり、世界一の軍師にほんのわずかだが近づいてきてる、というのは言いすぎだろうか?
あんたも成長したもんだ
戦績第2位
ガトリーが抜けた後の壁役として重宝されたチャップ。戦力不足から使わざるを得なかった、と言うのが事実かもしれない。登場直後は、その辺にいるおっさん、見たいなことを言ってた気がする。ところがどっこいその「おっさん」と最後まで付き合うことになるとは当時のミノルには想像もつかなかっただろう。「鉄壁」といえる高い守備に加え、騎士の護りを装備することで「堅牢」となり最強の盾となる。本来味方が食らうはずの攻撃をその身に受け続けてきたのだ。弱点である速さを装備の効果で補正した結果、上級レベル15にして、上級レベル20の期待値を実現。ジェネラルなのに追撃を出すのは当たり前になっていた。ミノル軍を苦しめた難関のひとつ、第26章「激突」ではその高い守備力を持って北側のドラゴンマスターの足止めを任される。出して欲しい時に発動する奥義「月光」で多くのデイン兵を震え上がらせた。その身に纏う黒の鎧からいつしか彼は「漆黒の農夫」と呼ばれ、最終的にはミノル軍「四牙」の一人となるまで活躍することになる。高い戦闘力を持つ彼だが、家族や国のため、一日でも早く戦争を終わらせるために参戦したのであり、本来戦いは好まない温和な性格なのだ。終戦後は故郷に戻り、大好きな土いじりをしながら家族に貢献していることでしょう。
戦績第4位
チャップと同郷。訓練を受けた正規兵でないからか、加入時期を考えると能力的には厳しい。事実、加入してから数章はあまり戦闘しなかった。しかし、成長させると正規兵顔負けの成長をする最強の農婦になるのだ。はじめこそ力が伸び悩んだものの、ドーピングと軍師の愛で一軍に昇格。初期スキルの「怒り」と「勇将」を組み合わせは、ミノルを以ってして「アイクを超えた」言わしめるほど。その実力はブライスやジェネラルを一撃で屠るほどである。もちろん「四牙」、そして、「三(四)女神」を二つ名を授かる。終戦後は故郷に戻り、幼い弟妹の面倒を見ながら平和に暮らしていることでしょう。
戦績第3位
今回の踊り子。化身後の四方向再行動はミノル軍の窮地を幾度も救ったのは言うまでもない。ペガサスナイト同様、シリーズの踊り子としては最後まで生き残った。ミノル自身、リュシオンがいないと詰んだ、ということからその重要性は勝敗を左右すると言っていいだろう。
援軍は強いがそれもタニスあってこそ。確かに実力では「四牙」には及ばないものの本人の能力はなかなかのもの。大事な場面ではいい仕事をしてくれる。それは「ありがタニス」の一言でよく分かるだろう。神使親衛隊副隊長の面目躍如と言ったところか。
というか、魔道士は彼女以外死亡してるので使わざるを得ない。慢性的な人材不足のミノル軍には欠かせない存在である。そこそこの初期値とすべての武器レベルがBの彼女。貴重な間接攻撃の使い手として早速軍師に酷使される。登場時から雷魔法を行使。残念ながらレクスボルトは使えなかったものの、雷Aとなりトロンを習得。赤竜退治は彼女がいないと成し得なかっただろう。何度か危うい場面もあったが、奇跡的な神回避でしのぎ、後世に名を残す英雄の一人に名を連ねる。
視聴者からもおb、いや、お姐さんと親しまれ、その場を和ませた。一時期は、ミノル軍四女神の一人と呼ばれた彼女。終戦後はらるg、いや、謎の男(俺らの嫁)とともにクリミアに店を開いたという。
通常、フリーズとは忌み嫌われるもの。時間が無駄になるからだ。それが吉と出たのが第15章「辺境の獣」だ。視聴者からの情報を入手し、指定場所に向かうミノル。それが、のちに「運命だった」と語るソーンバルケとの出会いだった。
高い能力を持つ彼だが、幸運の低さゆえ必殺を食らいやすいという欠点を抱えていた。 もちろん食らったら即死である。いつ戦死しても不思議ではなかったが、ちゃっかり最後まで生き残った。技が高いため攻撃を外すことがあまりなく、重要な場面ではきっちり働いてくれる。その忠実さから、いつしか「忠犬」と呼ばれるようになった。移動時や攻撃前には「バルバル」、戦闘後には「あお~ん」などど忠犬ぶりをアピール。視聴者を笑いの渦に巻き込んだ。これまでの功績から、なんと、終章では「宝剣ドッグ・カティ」(バグ剣)を賜る栄誉を得た。視聴者からも愛され、当大百科に「バル犬」の項目が出来たほど。このおかげで「バルケ」(ミノルからの愛称)のファンになった人もいたのではないだろうか。
初期値と成長はいいものの、武器に恵まれない。戦力としては厳しく、影があるとはいえ狙われやすい特性から終盤ほど出番がなくなっていく。しかしながら散在癖のある軍師を財政面で支えたのはこの男でないだろうか。終盤、リブロー連打が出来たのは、普段から少しずつリブローを盗んでくれたから。それが、終盤であるほど効いてきた。隠れたMVPである。
序盤の壁兼削り役としてミノル軍に貢献したモゥディ。戦力不足の中、即戦力として重宝。高い攻撃力で敵の体力を削り取り、まだ成長段階の味方の育成を手助けしていた。本人も軍師の期待に応えるべく良成長を繰り返していた。残念ながら仲間が育ってくるにつれ徐々に出番を失い、終盤では輸送隊としての役割が多くなり、終章ではやや足を引っ張る存在となってしまったが、中盤では彼の独壇場。彼がいなければミノル軍は立ち行かなかったと言っても過言ではないだろう。いわば縁の下の力持ちなのだ。終戦後は、力自慢を生かしクリミア復興を手伝った。外見からは想像がつかない優しい気性で、クリミア人に溶け込んでいることを願うばかりである。
戦績第5位
こうして振り返ってみると、寡兵ながら誰一人欠けてもクリアは出来なかったと思う。一人一人に役割がある。FEとはそういうものだ。失礼ながら今までは特性を生かしきれていなかったように思える。しかし、蒼炎では前作までよりかなりマシな采配になったと思う。ミノル自身もEDでそう語っている。次回作は軍師レベルの更なる飛躍を期待したい。
はじめは、よくある「ちょっと無口な女の子」くらいのイメージだったのではないか。選んだ理由もいつも通り「女だから」だと思う。しかし、チャップとの支援会話で突然方言丸出しで話し出したため、そのギャップで軍師の化身ゲージはMAXを振り切った。ミノルの一挙動には多くの視聴者が2828したのではないだろうか。その後も支援会話を行うたびに何度も何度も 何 度 も 化身するミノル。ついにはワユを抜いて「暫定一位」を獲得するに至る。女一人がミノルを「賢者」にクラスチェンジさせる。ミノルの人生を変えた出来事だっただろう(多分)。ネフェネフェにされたのは軍師だったかもしれない。
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最終更新:2025/07/31(木) 07:00
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