『戦場のヴァルキュリア4』とは、2018年にセガより発売されたアクティブ・シミュレーションRPGである。略称は『戦ヴァル4』。
概要
戦場のヴァルキュリア4 | |
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ジャンル | アクティブ・SRPG |
開発・発売元 | セガ |
プラットフォーム | PlayStation 4 Nintendo Switch |
プロデューサー | 三神桂 |
ディレクター | 山下浩平 |
キャラクターデザイン | 本庄雷太 |
音楽 | 崎元仁 |
主題歌 | 倉木麻衣 |
発売日 | PS4:2018年3月21日 Switch:2018年(夏) |
プレイ人数 | 1人 |
CERO | C(15歳以上対象) |
『戦場のヴァルキュリア』シリーズ10周年記念作品。
前作『戦場のヴァルキュリア3』発売から7年振りとなる続編であり、『2』以降プラットフォームを携帯機に移してから実に10年越しの据置機でのナンバリングタイトル発売となる。
物語のテーマは「成し遂げようとする意志」。
キャッチコピーの「熱い友情」が示す通り、戦争という過酷な状況下、若者達が時間を共有し困難に挑む青春模様が大きくクローズアップされている。
作中の時系列は『1』『3』と同様、征暦1935年に勃発した「第二次ヨーロッパ大戦」が舞台となるが、これまで過去作であまり触れられることのなかった連邦軍の動向に焦点が当てられ、大戦で最大の犠牲者を出したとされる「ノーザンクロス作戦」の詳細が主人公クロードの手記を追う形で描かれている。
本作は過酷な進軍を表現するために、雪のマップが非常に多いことも大きな特徴となっている。具体的にはなんとゲーム全体の約半分が雪のマップで構成されている。これは現実の第二次世界大戦の東部戦線をモチーフとして取り入れたためとディレクターの山下浩平が述べている。雪のマップは雪崩・吹雪・ホワイトアウトなどのギミックを含んでいることも多々あり、プレイヤー自身も雪というシチュエーションを理解して戦況を有利に進めていく必要があるといえる。
なおシステム面に関しては、携帯機から据置機へ復帰する都合もあってか『2』以降に登場した兵科(剣甲兵、機関銃兵等)や分岐クラスチェンジなどの要素がオミットされ、据置機で発売された『1』のシステムに近いものとなっている。ただし、対戦車猟兵が迫撃槍に武器交換可能であったり、『3』で主人公クルトが使用した「直接指揮」が続投している等、携帯機で登場した要素のいくつかは本作でも継承されている。
そして、シリーズ恒例であった公式ネタブログ「陣中日誌」は残念ながら廃止されてしまった。どこぞの“自称”アイドルや“自称”大陸の女王が好き放題やったツケが回ってきたのだろう。その代わりにツイッターにて帝国軍のニコラとキアラが「潜入日誌」という形で本作の宣伝を行っている。
ストーリー
それがどんな代償を払うものか、知りもしないで。
舞台となるのは、架空のヨーロッパ大陸。
北半球に位置する最も大きな大陸の西部地域一帯を指す。全土統一を目指し、古代から多くの覇権争いが繰り広げられてきた地である。1800年代を迎え、ヨーロッパ大陸は皇帝が中心となり国を統治する連合国家「東ヨーロッパ帝国連合(通称:帝国)」と、王政を廃した共和国国家の連合体「大西洋連邦機構(通称:連邦)」、東西二つの大国によって分断される。やがて両陣営は鉱物資源「ラグナイト」をめぐって対立。征暦1935年、世界情勢は緊迫の一途を辿り、帝国軍は不可侵条約を破り連邦の同盟国内へ進撃を開始。ヨーロッパ大陸全土を巻き込む史上最大規模の大戦、「第二次ヨーロッパ大戦」が勃発した。
本作『戦場のヴァルキュリア4』では、連邦内でも強い発言権をもつエディンバラ連合王国軍から戦争に参加した主人公・クロードの視線を通して第二次ヨーロッパ大戦を描く。連邦軍E小隊隊長として戦争に参加したクロードは、緒戦に挑み、辛くも勝利する。しかし開戦から3ヶ月、帝国の圧倒的な物量を前に敗退を重ねた連邦軍は、苦しい情勢に置かれていた。戦いを終え、拠点へと帰投したクロードに、上官は大規模な作戦の発動を告げる。
登場人物
連邦軍
エディンバラ軍 第101師団 第1戦闘旅団 第32機甲レンジャー大隊E小隊
- クロード・ウォレス - CV:金本涼輔
- 本作の主人公。E小隊の小隊長で戦車長。階級は中尉。22歳。
ガリア公国ハーフェン出身。真面目な熱血漢で、面倒見が良い。エディンバラ陸軍士官学校を首席で卒業した才能の持ち主。軍事的な知識も申し分ないが、天候・気象に関しては勘が働き、数分~数日後の天候変化をピタリと推察して戦況を打開することもある諸葛孔明ばりのハイスペック野郎。現在は、困難な任務に直面しても熱い意志で仲間を鼓舞できる程の強い精神力があるが、レイリィやラズから「弱虫」呼ばわりされることも過去にはあり、今でもレイリィとは疎遠な仲である。また、先述の天候・気象への勘もある事件が切っ掛けで身に付いたものである。
戦場では故郷の名を冠する戦車「ハーフェン号」に搭乗する。本作では『3』同様戦車の行動CPは1のため使い勝手は良好。敵陣への切込み隊長や歩兵の盾として、プレイヤーは少なからず世話になることだろう。しかし、今作では戦車へ迎撃を行う速射対戦車砲のユニットが登場。加えて敵の戦車もCP1で行動してくるため、立ち回りはよく考えて運用していきたい。 - レイリィ・ミラー - CV:東山奈央
- 本作のヒロイン。E小隊の擲弾兵。技術少尉。21歳。
ラグナイト工学の天才であり、ビンランド合衆国の大学に飛び級で進学した才媛。自信家でプライドは高いが前向きで明るい性格。失敗を恐れず物事を進めていく押しの強さを持つ。クロードとは同郷の幼馴染であるが、過去の事件が原因で現在は疎遠となっている。
彼女の兵科は今作初登場となる「擲弾兵」。榴弾による長距離からの爆撃を得意とする兵科で、戦車や迫撃槍を凌駕する長射程で、他の兵科では到底届かない高所でも攻撃することが可能。広大な野戦マップの多い本作では非常に有用な兵科だが、体力・防御力・移動速度は低水準。加えて山なりの弾道を描いて着弾するため、天井や屋根がある場所では無力と化す。また、レイリィ自身、擲弾砲に対して何かしらのトラウマを抱えており、敵の擲弾が近くに着弾すると攻撃力がダウンするバッドポテンシャルが発動してしまう。 - ラズ - CV:中井和哉
- E小隊の分隊長を務める突撃兵。軍曹。23歳。
クロードの幼馴染にして良き相棒。攻撃的でケンカっぱやく、口調は乱暴。その不器用な性格が災いして周囲から誤解されることも多いが、非常に仲間思いで、いざという時は頼りになる男。ヨーロッパ大陸で迫害を受けている民族「ダルクス人」であるため、姓を持たない。「不死身のラズ様」と自称しているが、その言葉に偽りはなく身体能力は非常に高い。
兵科はシリーズおなじみの「突撃兵」。自軍の他の突撃兵よりHPが高めで、多少の流れ弾は物ともしないタフネスを持つ。しかし、仲間が近くにいないと回避能力がダウンするバッドポテンシャルを持っているため、考えなしの特攻は身を滅ぼすことになる。カイのポテンシャル発動を狙って彼女とセットで運用するのも一つの手である。
物語終盤、フォルセの罠に嵌った仲間を救うため決死隊に参加。目的を果たした後、無数の帝国兵に銃撃され戦死を遂げる。一行のトラブルメーカーでもあったラズだが、この命を賭した行動より仲間は窮地を脱し、より結束を強めることになる。
中の人は『1』でザカを演じた中井和哉。今作のDLCでは第七小隊との共闘ミッションもあるため、氏の一人二役もひょっとしたら見られるかもしれない。…と思ったらやっぱり今回もザカだけお留守番の模様。製作者はザカに何か恨みでもあるのだろうか? - カイ・シュレン - CV:坂本真綾
- E小隊の分隊長を務める狙撃兵。曹長。23歳。
クロードやレイリィの幼馴染。「一弾一殺」(ワンショット・キラー)の異名を持つ天才狙撃手で、その瞳は強い意思を秘めている。身体能力は並の兵士に引けをとらない。話し言葉は男口調でぶっきらぼうに感じるが、実は優しい。無謀な突出を繰り返すラズを心配している。焼きたてのパンが好き。アリシアとの交流フラグktkr。実は彼女の本名はカイではない。だが、理由あって小隊ではカイと名乗っている。
所属兵科の「狙撃兵」はシリーズ通して強力な兵科であり、彼女の強者感溢れるプロフィールもあってファンからは『1』のマリーナに比肩する活躍を期待されている。
本名は「リナ・シュレン」。帝国軍のフォルセは実の兄であり、彼女はスパイとして送り込まれた存在。しかし、戦争の狂気に飲まれてしまった兄とやがて決別することになる。ラズからは密かに想いを寄せられており、物語中盤で自身の秘密を打ち明けた際は「心底惚れた女の一度の過ちくらい、呑み込めなくて何が男だ!」と彼女を責めずに受け入れて見せた。
一見わかり辛いが、実は服装が非常にエロい。特にヒップラインがこれでもかと強調された後ろ姿は必見。こんな格好した彼女が戦場にいて他の男性兵士が戦闘に集中できるか疑問である。 - アンジェリカ・ファーナビー - CV:佐倉綾音
- E小隊に紛れ込んだ、民間人の女の子。どう見てもヴァルキュリア人です、本当にありが(ry
名前以外の記憶を失っており、紛れ込んだ経緯など多くも不明。我儘を言わず、周りを気遣える心優しい性格で、食事や洗濯、掃除などの家事を率先してこなし、兵士たちの人気者となっている。隊内では「アンジェ」の愛称で呼ばれている。
PVに、動力室らしき扉の前で「アンジェーッッ!!」と叫ぶレイリィのシーンがあり、早々に死亡フラグが立ってしまった可哀そうな幼女。後に公開されたキャラクター紹介映像でも「私がみんなを守るから」と悲痛そうな面持ちでどこかに行こうとする様子が映し出された。もうあきらめよう…。存在自体が死亡フラグとも言える彼女だが、一部のファンはそんなフラグを全てへし折り生き残ってくれることを願っている。
彼女の正体は紛れもなくヴァルキュリア人。ヴァルキュリア人が生み出す未曽有のエネルギーに目を付けた連邦軍は、彼女を巡洋艦センチュリオンの動力として利用。そして、帝都急襲の際は新型爆弾としてその命を散らすことが使命とされている。 - カレン・スチュアート - CV:斉藤佑圭
- E小隊の衛生兵。伍長。17歳。
おっとりした優しい性格で、隊内では彼女の笑顔に癒されると人気。男所帯の大家族で育ったため男性の扱い方が上手く、負傷して担ぎ込まれると笑顔で傷口を縫合してもらえる。医大を目指していたが、家計を助けるため志願して従軍している。
シリーズおなじみの「衛生兵」であり、どんなプレイヤーでも一度は彼女の世話になることだろう。今作では衛生犬のラグナロックも登場し、負傷兵を手厚く救護してくれる。 - ラグナロック
- E小隊で飼われている衛生犬。オス。10歳。犬のくせに名前がやたらとかっこいい。
元は従軍中に拾われた野良犬だったが、クロードたちに懐きE小隊に加わった。勇敢な性格で銃弾や爆撃の中でも恐れることなく戦場を駆けまわり、負傷兵の救護を行ってくれる。弱い者を放っておけず、つい助けてしまうことも。プライドが高く、頭を撫でられると怒るが自分に餌をくれる兵士(特に女性)に対しては、比較的愛想よく振る舞うエロ犬。クロードたちを半人前だと見ており、彼自身は仕方なく彼らを助けているつもりだが、クロードたちにはその思考は伝わっておらず、人懐っこいバカ犬といった認識で見られている。 - マイルズ・アーベック - CV:岡本寛志
- E小隊の戦車操縦士及び整備士兼任。伍長。20歳。
クロードの士官学校時代の後輩で真面目な優等生。落ち着いた物腰で何事もそつなくこなし、誰とでも親しく接するが、深い関わり合いを持つことは少ない。頼りない発言も目立つが、時に周りも驚くほどドライに物事をとらえる冷静さも兼ね備えている。戦車操縦・整備の学科を専攻しており殊更戦車操縦に関しては天才的な技術を持つ。士官学校時代からコンビで訓練をしていたクロードのことは指揮官として信頼しており、先輩と呼び慕っている。写真撮影が趣味。
作中では「ハーフェン号」の戦車操縦以外に、研究開発所での装備開発も担当している。
エディンバラ軍 第101師団 第1戦闘旅団 第32機甲レンジャー大隊F小隊
- ミネルバ・ウィクトル - CV:早見沙織
- F小隊の小隊長。小隊指揮官の筆頭であり兵科は偵察兵。中尉。22歳。
エディンバラの士官学校出身でクロードの同期。主席卒業を目指して、努力を惜しまなかったが、 クロードには及ばず次席に甘んじてしまう。 以来、クロードを強くライバル視しており、現在も実力では自分の方が上と主張している。自他共に認める優秀な士官であるが、高級将校である父の影響でエリート意識が高く、騎士道精神を重んじているため、融通が利かず不必要に物事に固執するきらいがある。
均整の取れた見事なプロポーションの持ち主で、敵兵撃破時の勝利のポーズではメガネをクイッと直した時にしっかり揺れている。だが戦ヴァルシリーズにおいて巨乳キャラは死亡フラグの象徴でもあり、彼女自身『2』のユリアナと立ち位置が似通っていることもフラグに拍車をかけている。訓練場のレベルアップを担当していることから、フラグは回避しているとも一時期思われていたが、海軍のマリー・ベネットが2人目の訓練場のレベルアップ担当に控えていることから死亡確実とまで言われる結果に…。アンジェと共に最後まで生き残ってくれることを信じたい。
彼女自身は生き残ることが叶ったが、ノーザンクロス作戦の過程でF小隊はミネルバとロナルドを残し壊滅。F小隊はE小隊に吸収されることになる。 - ロナルド・オールビー - CV:谷昌樹
- F小隊の戦車長。少尉。20歳。
隊長のミネルバが戦車に搭乗しないため、F小隊の戦車長を務めている。ミネルバの士官学校時代の後輩で、彼女から騎士道精神を叩き込まれており、志が高い。 個よりも軍としての意向を尊重し、指揮官の指示に従った統率の取れた動きを得意とする。 - クリステル・ウォード
- F小隊の偵察兵。伍長。22歳。
ミネルバの右腕的存在であり良き友人。兵士として優秀で、社交的な性格のしっかり者だが、ミネルバを強く慕うあまり、周りが見えなくなるときもある。
ノーザンクロス作戦の折、アオスブルフの襲撃を受けF小隊の仲間と共に戦死。最期の瞬間までミネルバの身を案じていた。
帝国軍
帝国科学院 特務試験部隊 X-0 "ゼクス・オウル"
- クライマリア・レヴィン - CV:ゆかな
- ゼクス・オウル所属の「ヴァルキュリア」。特務大尉。24歳。
吹雪と共にあらわれ、吹雪と共に去っていくことから、「吹雪の魔女」として戦場の伝説的に語られる存在。実験体としての生活を強いられ、まともな人間関係を築けなかったため、人との関係を持つのが苦手。一見冷血・冷酷・寡黙だが、ゼクス・オウルに 配属される直前までヴァルキュリア実験施設にいたため精神的には幼く、感情を露わにしてしまうことも。実験体から脱し、まっとうな人間として扱われた者もいる中、長く実験施設に居続けたため強い劣等意識があり、誰かに必要とされること、人の温かさを求めている。実験施設時代からの友達である、フェンリルという狼を連れている。
シリーズ通してヴァルキュリアは物語の鍵を握る存在であるが、クライマリアは『1』のセルベリアに近いポジションであり、今作でも人知を超えた力でプレイヤーの前に立ちはだかることが予想される。 - フォルセ - CV:石川界人
- ゼクス・オウルの作戦参謀を務める青年。特務大尉。25歳。
どんな時も冷静で、物怖じしない精神の強さを持った自信家。クールかつドライに物事を判断し行動するが、 気分が高揚すると周りが見えなくなることもある。常に自分が正しいと思っており、その意志の強さで戦局を切り開く。足が不自由なため戦闘に参加することができないが、フォルセの才能を高く評価し"ゼクス・オウル"へと誘ってくれたベルガーには、自分と似た考えを持っていることもあって一目置いている。 - ハインリヒ・ベルガー - CV:速水奨
- ゼクス・オウル主管。様々な兵器を開発してきた帝国科学院の最高幹部。54歳。
かつて帝国に併呑された国の貴族であり帝国への愛国心は皆無だが、幼少より科学技術への興味を持ち、その技術力を軍に買われる形で帝国から資金を調達、自らの研究を続けている。持ち前の政治力の高さとしたたかさ、家名も手伝って軍における地位を確立、名声を獲得した。将官クラスの特権があり、彼直属の特務試験部隊"ゼクス・オウル"を自由に使い、戦場で好き勝手に行動している。 - ニコラ・グレフ - CV:大空直美
- ゼクス・オウル所属の特殊隊員。20歳。
キアラと同時期にベルガーに引き取られ、帝国の研究機関で幼いころから姉妹のように育てられた。 ベルガー直属の親衛隊的な存在で、ベルガーの敵を抹殺する任務に就く。重なる“調整”により、肉体を強化されてきたため、半ば精神は壊れており、人間らしい物の考え方は欠如している。他人をいたぶるのが好きなサディスト的な性格であるが 直接的な暴力は振るわず精神的に追い詰める陰湿なタイプ。
ツイッターでは「潜入日誌」のMCをキアラと共に任されている。 - キアラ・ロジーノ - CV:藤井ゆきよ
- ゼクス・オウル所属の特殊隊員。20歳。
ニコラとともにベルガーに引き取られ、帝国の研究機関で姉妹のように育てられた。ベルガーは恩人であり”父”であるため、どんな命令でも素直に従うのが当然と考えている。また、従わなければ、厳しい“調整”が待っている。“父”であるベルガーに認められたい、捨てられたくないという思いが強く、時に身勝手な行動をとることも。他人をいたぶるのが好きなのはニコラと同様だが、キアラは直情的で容赦なく肉体への暴力を振るう。
ツイッターでは「潜入日誌」のMCをニコラと共に任されている。
帝国軍 独立愚連隊 “アオスブルフ”
- クラウス・ヴォルツ - CV:東地宏樹
- 独立愚連隊“アオスブルフ”を率いる隊長。中佐。31歳。
面白ければすべてよし、小事にはこだわらない性格だが、大事と直感したものにはとことんこだわる旺盛な好奇心の持ち主。戦場で出会ったクロードたちE小隊を“運命の女(ファム・ファタール)”と呼んで執拗に追い回す。直感と自身の嗅覚を信じて即断し行動するので、往々にして失敗しもするが、時に大きな成功も収めてきており、それが彼自身の魅力にも繋がっている。 幼くして母を亡くし、町の人々の庇護のもとで育ったため、祖国を守るという信念は人一倍強い。
戦闘では最新型の重駆逐戦車「ヴルガン」に搭乗。その巨体に見合わない高い機動力を有しており、弱点のラジエータが後方ではなく車体の上部にあることも大きな特徴。物語終盤では、「ヴルカンヘルツォーク」へとパワーアップし、クライマリアとの連携攻撃で超火力の一撃を放ってくる。
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