ほんわかレス推奨です! この掲示板では、しばしば激しい論争が起きています。 コメントを書くときはスレをよく読み、ほんわかレスに努めてください。 ※誹謗中傷的な発言は控えるようにしてください。 ※敵は私たちプロデューサー(消費者)ではありません。 |
この記事は一部のプロデューサーの主張を取り扱った記事です。 全アイマスP、ニコニコ大百科および編集者、未来検索ブラジルの見解・主張ではないことはご留意ください。 |
※注意※ この記事は晒しageという点も含めて当初記事作成・編集した一部ユーザーの主張をさも正しい主張のように書いている状態を維持しております。 現在は一連のPの行動に対しては評価が分かれており、この記事に初めていらっしゃった方は記事を真に受ける前に最新の情報を調べたり下の掲示板を確認したりして色々な意見に触れた上で自分の意見を確立してから1つの意見としてこの記事を閲覧ください。 また当記事は気に入らない会社を叩くための場所ではないことを常に留意して御覧ください |
『9・18事件』とは、9月18日に起こった大事件のことである。点抜きで『918事件』と表記されることも。
怒首領蜂大往生デスレーベルクリアに関しては→ MON(シューター)
9・18事変については→満州事変
本記事は、2011年以降の9月18日に本件に匹敵する出来事が起こるなどの特別な事例が無い限り、2010年9月18日土)に、バンダイナムコゲームスのゲームソフト『アイドルマスター2』が原因で起こった一連の炎上騒ぎについて説明する。
なお、本記事および掲示板は現行のアイマスのシリーズ展開に対してネガティブかつ攻撃的な論調で書かれており、閲覧する人によっては不快感や嫌悪感を抱く恐れがあるため閲覧の際は十分注意されたし。
事件の内容
まず、9月18日が元々何があった日かを簡単に説明すると、この日は東京ゲームショウ2010一般公開日だった。その中でもアイマス関連に絞って言えば、そこでは一般プレイヤーが初めてアイマス2を試遊できる日でもあり、そして同日13時15分からはイベントステージで「プロデューサー決起集会」というイベントが行わることになっていた。
その決起集会ではアイマス2に関する最新情報の告知がなされるということで、期待に胸を膨らませた全国の兄(c)・姉(c)達が多数幕張メッセを訪れていた。
そして惨劇は、この決起集会を舞台に始まるのだった・・・
13時15分に始まった決起集会だが、まずはミニライブ形式でアイマスガールズが歌を披露するなどし、会場のファン達もサイリウムを振ったり歓声を上げるなど、かなりの盛り上がりを見せていた。
そしてデモプレイが終わると黒井社長が乱入。実は、961プロからの新キャラクター登場というネタは前々から告知されていたので期待の新要素の一つだったのだが、ここで惨劇の幕を開ける第一の核弾頭が投下された。
いきなりこれである。新キャラクターという誰もが注目する目玉要素に「ヒロインと絡むレギュラーポジションに男性キャラクターを追加」というギャルゲー・萌えコンテンツのタブーを犯すという暴挙に出たのだ。あまりにも衝撃的な事実を前に、このPVが終わっても歓声もブーイングも上がることはなく、客席は完全に固まってしまった。その様子はUstreamでの公式実況サイトからモニター越しに見ても会場が凍りついたのが解るほどであり、壇上に居た中の人達も異様な雰囲気を察した様子が伺えるほどだった。坂上陽三プロデューサーもまた、ジュピターPVを見て唖然としている客席を指して「ドン引きでしたからね!」と言い放っていた(関係は不明だが、ちょうど2か月後、アイマス2ゲーム中の団結ステータス(特殊状態)の一つに『ドン引き』という状態があることが明らかとなる)。
そして観衆のテンションがだだ下がりの中、続々と新情報が開示された。2011年のライブの告知等、プラスのネタもないわけではなかったが、それをぶっ飛ばす程悪い方向にインパクトがある告知や事件の絨毯爆撃だったのである。列挙すると大体こんな感じ。
- 竜宮小町メンバーはプロデュース不可。
- MA2FSでCDを出すのは9人のみで竜宮小町の4人のCDは無し。
- MA2FSでAKB商法展開疑惑(得票が多かったユニットが新曲フル版を歌える。団結?なにそれおいしいの?)
- アイマスタイムズをマイナスタイムズと言い間違えた坂上プロデューサー。
- 凍りついた会場を必死に盛り上げようと頑張るガールズ達。
- 声を震わせながら「裏方に回ります」と宣言した若林さん。
恐らくトドメをさしたのは、坂上陽三プロデューサーの「アイマス2では竜宮小町(の4人)はプロデュースできませんけども」という発言である。
竜宮小町の存在と、『プレイヤーが竜宮小町以外の9人のアイドルから選んでプロデュースする』ということは、TGSに先駆けて発売された週刊ファミ通で発表済みだったのだが、「移植作のSPで美希をP不可にしたときの騒動を考えれば、正統続編で4人もP不可にしたら大荒れになるのは公式もわかってるはず」、「PV2で仲良く踊ってたのにプロデュースできないなんてありえないだろ(笑) どうせ一度ゲームクリアとかしたらプロデュースできるようになるさ」と希望、もしくは楽観視していたPも多かったのだ。TGSの決起集会ではその点への言及も期待されていた。しかし飛び出たのは期待とは真逆の発言。
ただでさえ盛り下がっていた会場のテンションはこの時、大底を抜け千早スパイラルなどという言葉では生温いと思える程の勢いでダダ下がりした。
そして坂上はプロデュース不可の事実を告げると何の説明もせずそそくさとステージを離れ、気まずい空気のステージにはガールズのみが残されてしまった。
もはや開始直後のような熱気は既になく、ガールズの掛け声に応える歓声やサイリウムの反応も脊髄反射のように弱々しくなっていた。「これが本当にアイマスのイベントなのか!?」と疑ってしまっても無理はないレベルである。退場の際も、良くも悪くも半ば恒例となっている「アイマス最高!」の掛け声が上がることはなく、撤収作業は黙々と進んだ。つまり、「アンコールが起こらないライブ」のように観客の満足の印がなかったのである(事実アイマスライブでは、異例どころか史上初めて「アンコールが起こらないライブ」になってしまった)。当然、担当達も相当困惑していたようで、決起集会の動画で撤収中に舞台裏右側のカーテンがチラチラ動いている様子が映し出されていた。
ちなみにディレ1こと石原章弘は後述のインタビューで「とにかく、こっそり言うのはイヤだったんです。さらっとこの情報を言うと、逆にこの情報を後ろめたい雰囲気に取られちゃうかなと思って」と語っている。しかしustの動画を見てもわかるとおり坂上プロデューサーはプロデュース不可の事実を「さらっと」「後ろめたそうに」発表している。
序曲ですらこの破壊力であったが、事件はこれで終わらなかった。同日19時に石原へのファミ通インタビューが公開されたのだが、その内容はTGSの内容のフォローではなく、TGSで深手を負った人たちの傷を更にえぐり、しかもそこに塩をすり込むようなものだったのである。
- 竜宮小町はクリア特典でも開放されないNPCと断言。
- オンライン対戦無し。
- 男性ユニットには開発スタッフからも反対の声があがった(が、自分が押し通して入れた)。
- 「混ぜるな危険」なのでガールズのライブにジュピターを出す予定はない(が、ゲームでは混ぜた)。
- イケメン3人組の声優は憎まれ役を演じることや男性声優が参加することの不安を自覚している。
- ニコマスからの影響も少なくない。(真意はともかく、ニコマスのせいでこうなったと受け取られても仕方の無い内容)
ここに、まさかの誰得情報役満が完成したのである。
インタビューからは、制作陣なりに色々考えて練った挙げ句の結果であったことが伺える。
しかし決起集会における坂上氏の態度の一部始終を目の辺りにした後だと、額面通りに信じていいものか疑わしく思えてくるのも無理からぬ事である。
追加攻撃~ラジオにて~
精神を破壊され、心が荒野と化したP達は、9月19日 再び絶望に支配された・・・。
前日のあの悪夢の序曲で惨劇は終わるであろう…と思われていた怒りの日から一夜明けた9月19日、「THE IDOLM@STER STATION!!!」第60回放送。
第60回、61回、62回の放送では、サプライズゲストとして、ジュピターの中の人たちがそれぞれの回に出演。それぞれが演じるキャラクターに関してのトークやミニドラマなどが放送された。
以下は60回放送のミニドラマの終盤のやりとり。
冬馬「フッ…良いことを教えてやってんのに、聞く耳持たずか…わかったよ、消えてやるから仲よしこよしゴッコでも一生やってろ。俺はお前らなんか眼中にもないぜ。じゃ、あばよ」
(冬馬、喫茶店を出ていく)
貴音「誠…失礼な御仁でしたね…」
(冬馬、喫茶店に戻ってくる)
響「うわ、また帰ってきたぞ」
冬馬「あー、すまねぇ店員さん、お会計を」
店員「いつもありがとうございます…ピッピッピ…クリームソーダ一点、400円になります」
響「く、クリームソーダ…?ぷぷぷっ、なんだかカワイイなあ」
冬馬「じ、ジロジロ見てるんじゃねえ!…ま、お前らに実力があれば、もしかしたらまた会うかもな…いや、ま、会わねえか、はっはっはっは…」
(冬馬、喫茶店を出ていく)
千早「…何かしらこの感じ…嵐が近いような気がする…」 (※ファンからすれば放送時点で嵐のド真ん中でした)
石原ディレクターいわく「憎まれ役」であるという冬馬が、このミニドラマ内では憎めないキャラ描写がされていた。
TGSのショックが尾を引いていたこともあり、総統閣下のお言葉「可能性を生み出しただけでアウトなんだよ!」がまさに現実になったのだ。
ちなみにラジオ放送前半では、女性パーソナリティらと冬馬の中の人による(平常時ならば)微笑ましいトークが展開されていた。
現状、開発側は「Jupiterと765プロのアイドルの恋愛は無い」としているが、これまで中の人要素を積極的に盛り込むことが多かった公式だけに不安が残る状況である。
一応追記しておくと、第60回アイステは収録がTGS前の為、このような一連の騒動が起こるとは知る由も無かった頃に収録されたものである。
更に付け加えるならば、パーソナリティがゲストに否定的になれるはずもない上、ラジオには『台本』というものがあることも忘れないようにしたい。
しかし、冬馬の中の人はパーソナリティの振りに対して非常に困った様子で超慎重に言葉を選び、かつ(ライブ来てーとか一緒のステージに立ちたいなどの振りに対して)否定的な発言で炎上回避に専念していたという事実も忘れてはならない。
結果、冬馬の中の人には同情的なコメントが寄せられる反面、ラジオ内で好意的に語っていた貴音の中の人に対する非難が集中するという不幸な事態に。もちろん、こういった非難には従来のファンではない便乗の荒らし・愉快犯が多々含まれているのが常である。
決起集会の発表内容にも言えることだが、このラジオは色々な意味で公開タイミングが最悪だったのだ。
なお、その一週間後の第61回アイステはTGS後の収録となっており(本来ならば2週撮り貯めされているはず)
パーソナリティもゲストも慎重な言葉使いが目立つなど明らかに今回の事件の影響がうかがえる内容となっていた。
追加攻撃~団結2010~
もはや何も失うものなどないはずのP達は、9月22日 みたび絶望に支配された・・・。
「THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 2 Prologue」発売。
このCDもまた、何の因果なのであろうか、Pにとって最悪の状況で発売されてしまった。
このCDに収録されている『団結2010』は、以前歌われた『団結』に響、貴音を加えたアイマス2仕様とでも言うべきリミックス版なのだが、歌詞について、以下の特徴がある。
- アイドルによって、歌詞が変わっているパートと全く変わっていないパートがある。
- 変更されたアイドルのパート(雪歩、亜美真美、美希、律子)の歌詞には、総じて“男性”を意識しているもの(悪く言えば品のない、媚びたもの)が多い。
- 亜美パートの歌詞の一部が伏せ字、音声処理されている。伏せられている部分は「ロリコン」であると推測されている。
- せっかくの追加キャラなのに貴音パートの歌詞は出だしと結び以外伴奏を無視した無言。
- 竜宮小町のメンバーが、『団結』と同じノリでリーダー争いに参加している。
- リーダーなどいらないという結論を出してから後の流れは『団結』と同じ。なお、アイマス2では必ずリーダーを決める必要があることは7月の第一報から伝えられていたが、それと矛盾する歌詞となってしまっている。
さらに美希・亜美のパートで「ハニー」「兄(c)」が存在している歌詞が有るが、律子の歌詞でも明らかなように今回の団結2010はプロデューサー(=プレイヤーである私達)が765プロに入社する前を歌ったものである。
つまり、「ハニー」「兄(c)」はプロデューサー以外の誰かという内容になってしまっている。使い回しによる矛盾点が明らかになった事例と言えよう。
普段のニコマスP達であれば、多少の混乱はありつつも、まだ笑って受け入れる事のできたかもしれないリミックスされた曲、歌詞であった…が、9・18、9・19と2日連続でショックを与えられ、衰弱し、失望し、疑心暗鬼となっているプロデューサー達にとって、更なるトドメに他ならなかった。
なお、『団結2010』の歌詞担当は、『団結』と同じく、石原章弘ディレクターである。
歌唱ユニット選抜レースの顛末~AKB商法疑惑問題
9月18日の決起集会にて、坂上陽三プロデューサーは『THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 2 -FIRST SEASON-(以下MA2FS)』を紹介するなかで、次のように発言した。
「今回はユニット、3人ユニットのCDを同時に発売していこうと思います。で、ここでですね、選抜レースといいますか、いわゆる『The world is all one !!』のCDを出そうと思っているのですが、それを選ぶメンバーをですね、これを三枚の・・・3ユニットでですね、(歌うメンバー3×3ユニット「MA2FS発売キャラ」)決めていきたいなとおもっています。選抜の詳細、やり方の詳細はですね、後日コロムビアさんのサイトで発表します。選抜結果は1月のパシフィコ横浜ライブで発表させていただきます。」
この時点では選抜方法については伏せられていたものの、その話しぶりや、竜宮小町やジュピターなどの件によるショックで公式への信頼が失われていたこともあり、ファンの多くに「CD売上、またはCD封入の投票用紙を使って選抜するAKB商法である」と解釈され、その解釈が各所へと蔓延してしまった。その結果生まれた批判が以下。
- アイマス2で『団結』をテーマにしているのに、選抜によるファン同士の亀裂、団結崩壊を公式自ら生んでいる。
- ファン心理を利用した、CD複数買いを促進させている。(近年AKB商法と呼ばれて批判されているものの一つ)
- 竜宮小町メンバーが完全に蚊帳の外。(竜宮小町関係者4名はそもそもMA2FSのCDが出ない)
以上の批判はまとめて、アイマス2への大きな批判の一部となった。
9月24日、コロムビアはMA2FSの第1~3弾の発売日を『制作上の都合』により10/20から11/3への変更と発表。
そして10月1日、コロムビアよりも先に、アメーバブログのアイドルマスター公式ブログにて詳細が発表された。http://ameblo.jp/project-imas/entry-10664217590.html
- 投票は『アイドルマスターモバイル』にて行う。無料会員でも投票可能。1人1回のみ。
- 【※CD購入等の必要はございません。】という赤字の注釈有り。
- 投票期間は10/8~翌年1/7
- 投票対象はユニット単位となる。
- 候補となるユニットは、決起集会で発表した3×3ユニットに加え、(『新たな候補が3組エントリー』という触れ込みで)
『竜宮小町(伊織・あずさ・亜美)』『社員(小鳥・律子P・プロデューサー(※))』『765プロみんなで合唱(アイドル・プロデューサー(※)・社員一同)(ユニットF)』の3ユニット、合計6ユニットが対象となる。
※この「律子ではないプロデューサー」が何を指し示しているのかは10/1時点では不明であったが、10/15より始まったパシフィコ横浜ライブ先行予約受付の申し込みページに、以下の注意事項が記載されていた。
『当日、ご来場頂きましたお客様と出演者による、音声の収録、および日本コロムビアより発売予定の
CD等への収録の可能性がございますので、あらかじめご了承頂きますようお願い致します。』
このことから、「プロデューサー」=「ライブ参加者」である可能性が高い(ただし、ライブには伊織とあずさの中の人が出演しない上、おそらくM@STER VERSIONになるであろう曲をライブ音源にするのか?という疑問もあるが)と見られていた。
そして後の11月22日、公式ブログにて「プロデューサー」=「ライブ参加者」であることが発表された。穿った見方をすればライブに参加しない人はプロデューサーではないという公式見解でもある。
この発表により、あからさまにCDを一人に複数枚買わせる、というものではないことが判明したため、結果発表によるファンの亀裂の恐れは無くなり、AKB商法疑惑も一応の終息を迎えた。
とはいえ、円満解決というわけではなかった。追加候補である『765プロみんなで合唱(ユニットF)』という圧倒的に強力な存在と、また皮肉にもCD購入で投票券が得られる場合はオリコンチャートなどで第三者から売り上げ数が公表されるため、ある程度公平な投票か否か判断可能だったのだが、「携帯サイトによる投票形式(注)1携帯で1回しか投票できないのは確認済み」では公平な投票が行われたかは第三者からは見えない。
そういったこともあり、「出来レース」と揶揄される結末となってしまったのも事実である。他にも「MA2FSの謎の発売延期」「投票選択の追加」「結局選抜投票そのものは行う」ということなどにより、結局、詳しい裏事情は不明だがファンの多くから「元々は本当にAKB商法をやるつもりだったのでは?」と不信感を募らせるだけの結果となってしまった。
前述の「10/15日時点で1月横浜ライブ参加者への音声収録の可能性を明らかにした」という事実も、出来レース感に拍車をかけることとなった。
11月20日、CD『The world is all one !!』の情報が公開された。以下の通りである。
収録予定「The world is all one !!(M@STER VERSION)」歌:765PRO ALLSTARS ( ヴァージョン違いを複数収録いたします)
この時点で、選抜投票とは別に、全員合唱版の収録が明らかとなった。
翌年1月4日、ラジオ番組A&Gにて『The world is all one !!(M@STER VERSION)』が流された。
それは多くのPが“普通に”求めていた、音無小鳥を含めた、765プロ14名(双子含む)での合唱バージョンであった。
そして1月10日の横浜ライブにて、選抜投票の結果は『ユニットF』と発表された。
ライブ不参加の伊織、あずさ、小鳥を除いた765プロ11名(双子含む)と、来場したPによるライブ音源の合唱バージョンがCDに収録される。
CDのトラックリストも発表された。以下は全て『The world is all one !!(M@STER VERSION)』のバージョン違い。
- 春香、響、美希(ユニットA)
- 真、千早、貴音(ユニットB)
- 雪歩、真美、やよい(ユニットC)
- 伊織、あずさ、亜美、律子(ユニットD+律子)
- 765プロオールスターズ(前述の、音無小鳥を含めた765プロ全員)
- オリジナル・カラオケ
- ボーナストラック:765プロみんなで大合唱(ユニットF:ライブ出演アイドル+ライブ参加P)
おわかりいただけただろうか?
ほぼ全ての選抜候補をカバーする結果になったのである。
これが反響・抗議を受けてのものなのか、元々企画されていたことなのかは永遠に謎である。
ファンにしてみれば、当然、収録バージョンが多いにこしたことは無いものである。しかし・・・
選抜レースとは、何だったのか。
坂上プロデューサーの“回答”
10月25日、公式ブログにて、坂上陽三プロデューサーのメッセージが掲載される。
今回の件に対する反響のメール、およびこの時期に提出したとされる署名などを受けての発言という形となった(ただし署名に関しては一切触れていない)。
「多くのご意見を頂いた「律子、伊織、あずさ、亜美」の4人のアイドルにつきまして、今回の「アイドルマスター2」では765プロの仲間であり、ライバルでもあるという立ち位置での登場となってはおりますが、今後もアイドルマスターの765プロ所属アイドルとして共に歩み、活躍を続けていくことは変わりません。ご安心ください。」
「男性アイドルの登場に動揺されていらっしゃるプロデューサーの皆さんがいらっしゃるのは承知しております。採用に際しては、社内でも賛否両論の長い議論が交わされました。しかし、”動揺するほど”の宿敵こそ、プロデューサーとアイドル達との団結力を強め、絆を深める力があると確信して採用しております。」
「これからのアイドルマスターを考えて、今までの作品の良いところを残しつつも、次に向けて新たに創造するために、地道であっても一段ずつ階段をのぼっていくことを考えております」
(他、Xbox360版アイドルマスターではオンライン対戦がさほど振るわなかったことなどを語っている)
http://ameblo.jp/project-imas/entry-10681343812.html
発売日決定とパッケージイラスト公開
TGS決起集会からちょうど2か月後の11月18日。ゲーム『アイドルマスター2』の発売日が2011年2月24日に決定した。同時に初回限定特典やパッケージイラスト、ゲームシステムの続報などが発表された。
また、翌11月19日に予約受付開始とも告知された。
公開されたパッケージには、765プロの13名のアイドルたちが描かれている。
しかし、彼女らが着用している衣装は公式サイトのプロフィールページと同じもの(プロデュース可能キャラ9名が黄・緑・白色の新衣装、律子がスーツ姿、竜宮小町メンバー3名は紫の小町衣装)となっており、アイドルマスターのゲームパッケージイラストとしては初めて(アイドルマスターツインズパッケージの色違いDa衣装を考慮しても)、衣装が統一されていないものとなった。
竜宮小町関係者の4名は他の9名とは違う(プロデュースできない)ことを示しているのだと思われるが、その配慮もまた、9・18事件にショックを受けたファンを更に気落ちさせるものとなった。
春発売予定とされていた発売日が2/24に決定した事にも、一部から「春発売予定だったのに2月?」「何故3DS発売に合わせた?」「7月時点で開発率30%だったのでは?」「決算に間に合わせるため?」などと、疑問の声が上がっている。
2011/1/10 新春ライブ開催
9・18に告知された、パシフィコ横浜での新春ライブは予定通り開催された。
ライブチケットの販売時期もあり、観客のほぼ全員がアイマス2の発表を知った上で参加を決めた。
アイマス2に対する感想は人それぞれでであったが、声優を応援したいという気持ちはみな共通であったため、ライブは盛況だった。
石原ディレクターのパンフレット発言
石原章弘Dは9・18事件以降4ヶ月近くメディアで発言していなかったが、2011年1月10日のライブパンフレットで久々に公の場で発言した。
が、このパンフの最後の「追伸」部分によって、また物議を醸すことになった。
以下の上四行がその追伸部分である。
全力すぎるが故に一直線になり、時々、失敗もしでかしてしまう僕達ですが、
愛故の行動ですので、できましたら、今後ともご容赦いただければ幸いです。
何分、いつまでたっても、●●も●●も●●もないプロジェクトなので、
一度止まったら全部止め…ああっ、やめくぁwせdrftgyふじこlp765pro H@PPINESS NEW YE@R P@RTY !! 2011のパンフレット
石原章弘Dの追伸メッセージより ※原文ママ
パンフレットという公の場で配る物に「くぁwせdrftgyふじこlp」というネットスラングを記載するという、全身にローションを塗りたくりバナナの皮が散乱した通路を突っ走るという誰もが滑るだろうと思ったことをやってのけた。
ただ、石原章弘の記事にも書いてあるように、石原氏はコミカルでユーモラスな文章内容を書く傾向があり、今回のこれもそういった経緯からかもしれない。
9.18事件がなければ一種のジョークとして受け入れていただろうが、石原章弘の評価が虫けらと同じ扱いになってしまっている今、このジョークは「石原は頭がおかしい」、「やっぱ石原は何も反省していなかった」として受け入れられてしまった。
(2/24追記)アイドルマスター2ゲーム中での真美へのファンレターのひとつに「くぁwせdrftgyふじこlp」の一文が含まれていることが判明した。パンフレットの発言は、この手紙を見てニヤリとしてもらうためのものだったのだろうか?
また、後半の「一度止まったら全部止め・・・」の部分も、今の状態のユーザーにとっては、
「一度(アイマスへの出費が)止まったら全部(のアイマスコンテンツを)止め・・・」というあたかも脅迫文のような意味に認識されてしまうという事になってしまった。
アニメ化発表
このライブにて「アイドルマスター2についての“重大発表”が行われる」という事前の告知があった。
それは『原作声優でのアニメ化』であった。
詳細は後日発表となったが、アニメ第一報のPVにて、アイドルたちの設定画での髪形が2仕様(あずさ除く)となっていること、律子だけプロデューサーのスーツ姿であること等から、アイマス2の設定に準拠したアニメになると推測された。
この発表を受けアイドルマスター関連の動画が数多く投稿されている動画共有サイト・ニコニコ動画では、発表後すぐに関連動画やニコニコ大百科のアイドルマスタースレッドなどに「すげええええええ」や「アイマスが好きでよかったああああ」などのコメントが書き込まれた。
設定と声優の総入れ替えとなってしまったXENOGLOSSIAという名の暗い過去を吹き飛ばすようなアニメ…と期待されているが、その原作であるアイマス2の問題が解決されない限り、アニメからのファンも巻き込んで、アイマスコミュニティが荒れ続けることは止められないものと思われる。
ジュピター関連の情報は?
開催前には不安の声も上がっていたものの、新春ライブそのものは特にトラブルもなく進行・終了した。
事前告知から、ゲームそのものの重大発表を期待したファンの一部は、肩透かしを食らう形になった。
特に9・18直後から、アイマス2発売前の一大イベントであるこの新春ライブに至るまで、ジュピターに関する(ゲームやCDなどの)発表や続報が一切無い状態が続いている。
「新春ライブで、ジュピター役の男性声優らがサプライズで出演したりするのでは?」と、良い意味でも悪い意味でも予想する声は多かったが、そのようにはならなかった。
(石原章弘は「"混ぜるな危険"という感じで、いっしょの展開は考えないようにしています」と発言していたが、その発言は良い意味でも悪い意味でも信用されていない)
アイマス2のシナリオに大きく関わるはずの彼らの情報が、この時期になっても何も伝えられないことに対し、アイマス2肯定・否定派などに関係なく疑問に思われている。
(追記)この後、アイマス2発売までに公開された事前情報・画面写真のうち、ジュピターに関するものは「活動3週目にライバルユニットと出会う」という情報と、「天ヶ瀬冬馬のゲーム初登場シーンの画面写真1枚」のみとなっている。
通常のゲームであれば、シナリオのネタバレ防止のために発売前は情報を抑えているのだろうと思うものであるが、アイマス2の場合は「9・18の反応を見て、売上に響くと気付いたから、ジュピターの情報は発売までもう公開しないつもりだ」「木星隠しだ」などと言う声がある。
アイドルマスター2発売
予定通り、アイドルマスター2は2011年2月24日に発売となった。
発売日に合わせ、坂上陽三総合プロデューサーは公式ブログにて次のように発言した。
そして765プロのアイドル達も、やっと新たなステージに立つことができました!
ぜひ、彼女たちの晴れ姿を見てあげてください。今の心境は、ほっとして、嬉しいけどちょっとさみしいといったところでしょうか。
さみしいってなんだ?と思うでしょうけれども、お嫁に出す父親の心境といいますか(笑)自分だけがこの子たちの良い所も悪いところことろも知っていたのが、
今日からはみなさんと共有することになるわけです…(アイドルマスター公式ブログ2/24記事より一部抜粋。誤字含め原文ママ)
翌25日には石原章弘総合ディレクターが公式ブログにて発言した。
引用するスペースがもったいないので直接こちらからご覧ください→公式ブログ2/25記事【開発部より】
以下はゲームプレイで判明したと伝えられる事柄である。この大百科ページの性質上、ゲームに批判的な記載が多く含まれるので注意されたい。
- 音声容量は合計820MB(無印は1.8GB)。
内訳を見ても分かる通り今回NPCとなった伊織、あずさ、律子、亜美の4人はボイス量がP可能な9人に対して圧倒的に少ない。
フォルダ名all:46MB
サブキャラの伊織、あずさ、亜美、律子、小鳥、社長、木星3人のボイスはまとめてallフォルダに。
ami:0.13MB azu:0.29MB ior:0.19MB rit:0.19MB
クインテットライブで呼ばれたときの亜美、あずさ、伊織、律子のセリフのみそれぞれのフォルダに。
chi:92MB har:77MB hib:89MB mak:91MB
mam:71MB mik:82MB tak:104MB yay:84MB yuk:99MB - 石原章弘はシナリオ担当の一人。
- 会話メッセージの、句読点が、全体的に、多い。
- テキスト全般に品の無い言葉、表現が散見される。
- コミュニケーション時の演出(キャラの挙動やカメラワークなど)が強化されている。ただ、挙動にオーバーアクションなものが多く含まれており、逆に不自然に見えるとの声もある。
- ステージの種類が増加。野外ステージはそこそこバリエーションがある。
- 『団結力』のステータス状態によって、各アイドルたちが朝の挨拶で
「なんか空気悪い」
「(1人でテンションの高いアイドルを見て)空気を読むって大切ですよね…」
「(メンバー2人からハブられたアイドルが)空気よんで、今日は、かえろっかな…」
「今日も仲良し2人組みで……あっ!す、すみません!3人組みで、がんばりまーっす!」
「一人でテンション高いのって見ててイタイタしいよね…ROMってろってカンジ?」
などと発言し、(現在のアイマス界隈のごとく)ギスギスした雰囲気となる。当然これらのようなセリフは、P可能アイドル9名全員が発する。対策としてはメンバー3名のコンディションをうまく管理しなくてはならない。しかしストーリー中盤で竜宮小町に勝利し、ジュピターが登場し始めると、(強敵出現の影響か)団結力のバットステータスはほとんど発生しなくなる。逆にグッドステータスだと、三人調子を合わせて挨拶してくる。
このシステムに関しては「仲が良い時もあれば悪い時があるのは当然。それをうまく導いていくのが面白い」「なんでわざわざゲームの中でまでギスギスしたアイドルたちを見なくちゃいけないんだよ!」という声がある。 - 竜宮小町とは、プロデュース10周目に強制フェス対決&強制敗北。2回目に対戦する時は普通に勝つことができる。勝利後は小町メンバーをゲストに呼べる。その後、竜宮小町は天ヶ瀬冬馬(単独)とフェス対決して完敗。律子含め、心をへし折られるほどのショックを受ける→後に復帰→ その後は各アイドルのリーダーコミュに登場する場合もあるが、メインストーリー上の出番はあまり無い。(一応、フェスで戦うことはできる)
どっとっぷTVのランキングでも後半の竜宮小町は必ず80位前後をうろうろするだけにとどまり、順調に順位を上げていくプレイヤーユニットとは対照的な落ちぶれ方となる。
竜宮小町の発表以降、多くのファンから予想されていたことではあるが、結局のところ、竜宮小町は事務所を助けるために他の子より早くデビューしたにもかかわらず、トップアイドルになるどころかIAにノミネートすらできない、「P不可かませ犬ユニット」の役割を負う形になってしまった。 - 活動21周目での2度目の竜宮小町との強制フェス対決で敗北すると、夢落ちで前週の冒頭に戻される→救済レッスン『地獄の猛特訓』が強制発生→フェス対決に勝利しない限り、無限ループする。さらに後のジュピターとの決戦でも、同様の展開がある。この夢落ち巻き戻りイベントを起こすたびに、クリア時の総合評価が低下する。
- ジュピターは、序盤に天ヶ瀬冬馬のみが登場。そのまま単独での竜宮小町に完勝→プレイヤーユニットとの強制フェス対決(強制中断)を経て、活動41週目にようやく伊集院北斗と御手洗翔太が登場する。その後、54週目にてプレイヤーユニットと決着をつける。なお、アイマス2ストーリーモードの活動限界は55週である。
- ストーリーモードの最終目標となるアイドルアカデミー(以下IA)は、特定時期までにCD売り上げランキングで特定順位以内に入ることでノミネートされ、ストーリーが進む。しかし順位が足りない場合は救済イベント『IAサバイバル』が発生し、それをクリアすればストーリーが進む(クリアできなければ例の無限ループ)。そして55週目(活動最終週)にIA大賞&各部門賞の発表があり、その結果でエンディングが分岐する。大賞と各部門賞を制覇するには、周回プレイでアイテムを集め、計画的にゲームを進めないと難しい。。
- IAにノミネートされたユニットのプロデューサーは、(EDバレ)特典で1年間のハリウッド研修(ショウビジネスやスターのマネジメントの勉強だとか)に派遣されるということがストーリー序盤に伝えられる。
そしてIA制覇状況によるエンディング分岐によって展開は違ってくるが、主人公Pが1人でハリウッドに向かうことになる所まではほぼ共通の展開となる(前述の通り、IAにノミネートされてジュピターと決着をつける所までは、夢落ちなどで強制的にやり直すため)。
(以下分岐含むメインストーリーED概要バレ)
IA大賞および部門賞の受賞無し→発表会閉会直後、ユニットメンバーが主人公Pに「i」を歌ってそのままスタッフロールとなる。リーダーコミュの最終章は見れない。通称アカペラEDあるいはバッドED。
IA大賞逃し部門賞を受賞→ノーマル?ED。部門賞受賞には専用のフェスをクリアする必要があるためか、初見のプレイヤーはだいたいアカペラEDかグッドEDとなる。
IA大賞受賞し部門賞は全制覇できず→各アイドルのリーダーコミュ最終章の後、Pはユニットに見送られてハリウッドへ飛び立つ。そしてハリウッドの青空にユニットメンバーの顔を思い浮かべるという、通称無茶しやがってグッドED。
IA大賞受賞し部門賞全制覇→グッドEDに主人公Pとリーダーの後日談が追加。石原章弘いわくパーフェクトED。 - 本作はキャラクター描写の粗雑ぶりが大なり小なり指摘されているが、特に貴音のストーリーコミュ(リーダーにしていると強制発生するコミュ)があまりにも電波・意味不明などと言われる。
Pと貴音がレコード会社主催のパーティに出席。貴音が主催者の大富という男に「余興で柔肌を見せるのだ」と絡まれるが、P共々その場を乗り切る。
→後日、なぜか貴音がPに内緒で(嘘をついて)大富と密会を重ねていることが判明する。Pは、貴音が大富からの「提案(言い回しから枕営業や引き抜きと読み取ることもできる)」を強要されかけている場面を盗み見するのみであり、その場では介入できず。
→なぜか「IA大賞を取れなかったら貴音は大富の下へ」という話になる
→IA大賞を受賞すると、大富は実は良い人化して引き下がる。しかしPが貴音にアイドルになった理由を聞くと、唐突に同胞やら妹やらの話が出てくるが、肝心なところははぐらかされてリーダーコミュは終了する。おそらくアイマスSPのラストで匂わせた『月の女王様設定』を描いているつもりなのだろうが、ミステリアスを通り越して意味不明である。
貴音「……ふふっ、なんでもないですよーだっ!ふふっ、ふふふふっ!何とも愉快ですっ!ふふふっ、ふふふっ!!」 - SPで言うところのフリープロデュースは無い。
- 4人ユニット(カルテット)は、ストーリーモードでもS4Uモードでもできない。
- ゲームディスク内の収録曲数は15曲(+男性ユニット曲2曲+ステージ使用不可曲2曲)。詳細は→アイドルマスターのゲーム登場曲の一覧(大百科)または攻略wiki(外部)にて。各曲をゲームでの初出で書き表すと、家庭用無印曲が3曲+L4UDLC曲が4曲+SP曲が4曲+アイマス2初期使用可能曲が3曲+竜宮小町専用曲が1曲(クリアで使用可能)+ジュピター専用曲が2曲+雪歩EDイベント専用曲1曲+アカペラED専用曲が1曲である。DLCで新曲追加予定の模様。
旧作から収録されていない曲は多いが、特にアーケード版の曲は1曲も無い(=響・貴音でのアケ曲でのデュオなどはできない)。DLCで対応する可能性はあるが、公式からのアナウンスは無い。(2/26現在) - PV2からゲームのウリにしていたクインテット(5人)ユニットで歌えるのは初期状態でたった4曲だけである(「THE IDOLM@STER 2nd-mix」「The world is all one !!」「MEGARE!」「SMOKY THRILL」いずれもアイマス2新規曲かつディスク内収録曲)。4/1にクインテット対応曲である「Honey Heartbeat」がDLCで配信されたが、依然として対応していない曲の方が多い状態である。(4/16現在)
- 本編やS4Uモードに、カメラ&歌詞パートエディット機能無し(歌詞パートはメンバー配置ごとに固定)。ステージ中のカメラ変更は可能だが、L4Uのものより若干制限がある。L4Uにあった歌詞消し機能無し。ステージ冒頭に追加された客の歓声は消せない。以上の理由から、S4Uは『劣化L4U』などと呼ばれてしまっている。
- ハッキリと予告されていたことだが、ゲームをクリアしても竜宮小町キャラクターはストーリーモードでプロデュースできない。実績条件の格差からいっても、他の条件で解放されるといったことはないだろう。
PS3版発表
XBox360版発売から約5ヵ月後、アニメ版放送開始から2週間後の2011年7月21日、ファミ通にて激震が走る(実際にはフラゲ記事が前日から出回っていた)。
プレイステーション3版アイドルマスター2発売決定!!
10月27日発売予定。通常版7980円、限定版「アニメもゲームもグラビアも!アイマス@スペシャルBOX」19800円。
- ゲームバランスの再調整
初めてプレイする人向けに難易度「ノーマル」、他機種経験者向けに難易度「ハイパー」の2種類を用意。 - 360版ダウンロードコンテンツの一部収録
「カタログ第1号」~「第3号」までの衣装・楽曲・アクセサリを収録。 - アニメ版主題歌「READY!!」収録
- 竜宮小町用新曲「七彩ボタン」と新衣装「プリンセスメロディ♪」追加
- ジュピターがS4Uにて使用可能および新衣装「ヴァイスジュピター」追加
- その他360版から細かい点を修正
(参考URL【4Gamer.net】http://www.4gamer.net/games/137/G013714/20110920085/)
<限定版の詳細>
- PS3用ソフト「アイドルマスター2」
- PS3用ソフト「アイドルマスター グラビアフォーユー!第1巻」
- BD「アニメ版 アイドルマスター 第1巻」
- アニメ版BD用全巻収納BOX
- 「アイドルマスター2」ゲームサウンドトラックCD
- 旬のアイドル応援マガジン「月刊アイグラ!!」
上記の限定版を見ればわかると思うが、XBox360版の売り込みが手抜きと思えるほどの力の入れようでアニマス諸共売り込みにかかっていることが見て取れる。逆に言えば、ここまで力を入れないと売り上げが見込めないとスタッフの尻に火がついているとも言える。
もっとも、PS3への移植そのものは、前年の9・18で竜宮小町らの実質サブキャラ化が確定した直後から「どうせPS3で小町組がプロデュース可能な『完全版』を出すつもりなんだろ」と予測する声は多かった。(そういった声が上がったのには、近年のバンナムのテイルズ作品における、たった一年でのPS3移植完全版商法などが影響している)
しかし、そのアイマス2最大の問題点である竜宮小町に関してはプロデュース対象外のままであり、ジュピターに関してもカスタマイズできることを喜んでいる人はいるが、少なくとも本記事の掲示板の傾向としては「誰得」「イラネ」の一言に尽きる。
また、DLC3ヶ月分などで明らかに損をしている360版ユーザーに対するフォローも9月17日現在未定のままである。
事件による影響
決起集会後
これまでのPVで「成長した765プロのアイドルに会える」「少し大人になって、より魅力的になったアイドルに会える」などなど様々な期待を抱いていたアイマスファンだったが、9・18事件でバンナム自身から思いっきり冷や水をぶっかけられた形になった。アイマスに求めるもの、期待するものは人にもよるだろうが
- 対人戦をしたいアケマス派(注:家庭用専売の時点で「期待ゼロ」のアケマス派も多数)
- 律子・あずさ・伊織・亜美は俺の嫁派
- 前作と同じく全員プロデュースしたい派
- 竜宮メンバーを含むユニットを考えていた派
- アイドル達とPとであんなことやこんなことを妄想したい派
といったほとんどのアイマスファンが抱いていたであろう希望はへし折られ、そして徹底的に叩きのめされた。人によっては再起不能レベルだろう。まさに冷や水をぶっかけられるどころか、煮え湯を飲まされる格好となっただけに、坂上P・石原D両名の地位と名誉は地に堕したと言わざるを得ない。
その結果、まず2chギャルゲー板のアイマス本スレが葬式状態になったのは言うまでもない。(その落ち込みようは煽りに来た別のスレの住人が思わず慰めるほど)TGS2010のステージイベント終了直後から3日間、TGSの発表に湧くゲハスレや公開初日の劇場版ガンダム00スレ、発売当日のポケモンBWスレを抑えて2chの勢いランキングで1位を独走した。
ニコニコ動画
この事件の影響はニコニコ動画にも及び、「御三家の一角が崩れるのでは?」「アイマス終了のお知らせ」と言われるほどになってしまっている。当然ニコマス界にもショックは伝わっており、すでに一部のニコマスPが活動の休止やTwitterのアカウントを削除といった行動に出てしまっている。
カテゴリタグ「アイドルマスター」の登録数も、2010/9/19から2010/9/24まで5日連続して減少に転じた。
(2010/9/19には123'873件あった動画も、2010/9/24には122'960件にまで減少している。 動画は基本的に削除されるか、up主が削除しない限り減らない。)
この他にも、表明等は無いものの既にニコニコ動画から動画の削除を行っているプロデューサーも存在するようだ。
業界
この事件は萌えコンテンツにおける「反面教師」と見られているのか、この事件以降のインタビュー等でこの事件を意識したと見られる発言が見られるようになった。以下に例を挙げる。
- 2010年10月28日、ニコニコ大会議で劇場版ストライクウィッチーズの製作決定発表時において、ひろゆきが「どこぞのゲームみたいに男キャラは出ないですよね?」とコメント。
- 2010年10月30日付けの4gamersによるラブプラス3DSの開発者インタビューで、新キャラやキャラクターリニューアルに関する質問でコナミの内田Pは「リストラは絶対無いです、あと"男の娘"が増えることもないです」と回答。
留意点~プロデューサー候補の皆様へ
決して声優さんや二次創作活動をされている方に罵声を浴びせるようなことは絶対にしないで下さい。
またメーカーへの批判・抗議も正当な手段を持って行ってください。
メーカーやスタッフに対して不満・マイナスの感情が噴出するのは人として自然である。しかし「誤った方法での批判・抗議行動」は「一部感情的ファンが暴走しているに過ぎない」と開発側に大義名分を与えるだけである。加えて、このような事態となった今でも、勢威的に頑張っているP諸君にも迷惑を掛ける行為であり、それは、もはやただのアンチ活動。不毛以外の何物でもない。下手を打つと「アイマス」という存在が消滅するかもしれないのだから。
感情だけに流されること無く、くれぐれもプロデューサーたる紳士的な行動を。
プレイヤーにしてプレイヤーにあらず、ファンにしてファンにあらず。それがプロデューサーという存在である限り。
10周年インタビュー
10周年の節目に行われたインタビューで石原Dから本事件への言及がなされた。すなわち「思いのすれ違い」により「もやっ」とさせたことへ「お詫び申し上げ」るとした上で当時の状況や現在の心境について以下のような説明があったのである。
曰く石原Dもアケマスから育ててきたアイドルを「完全なプレイアブル」にできないのに納得していなかった。その件について「上」へと抵抗もしたが時間や予算の制約もあり結局叶わなかったのだという。故に当時は石原D自身も自分の言葉に説得力の無さを感じていたのだ、と。
同時に改めて竜宮小町やジュピターという設定に対して心底納得しているという発言もあった。アニメ化するにあたって物語を大きく動かすために必要だったのだという。
http://dengekionline.com/elem/000/001/189/1189870/
本事件への言及はもっと長く実際の発言は原文を読んでほしいが、抱く心証は人によって異なるだろう。
なお、石原Dは本インタビュー掲載からちょうど1か月後の2016年1月31日にバンナムを退社している。
関連動画
出火元
凍りつく会場と異様な空気(3/4) 糸がぷつりと切れてしまったP達。死屍累々(4/4)
悲痛な叫び
アイドルマスター2発表当時の会場の様子(7/3,7/4) 決起集会との比較用
TGS2011におけるPS3版アイドルマスター2関連
関連タグ
- 66
- 0pt