お金が欲しい… |
見つかった |
自首も勝ち |
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制限 時間 |
誰かが やってくれる |
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確保 |
ハンターから 逃げ 切れば |
ハンター 来てます!! |
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賞金を 獲得できる それが・・・ |
逃走中 |
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他人任せな男 |
誉れ しかないよ |
インフォメーション次回放送は未定 |
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戦闘中 は こちら |
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逃走中とは、フジテレビ系で不定期に放送されているリアルタイム・サスペンス・バラエティ番組。 2004年10月から深夜の単発番組で6回、2007年4月から深夜番組『クロノス』の中で4回、同年10月からプライムタイムの番組『ジャンプ!○○中』の中で5回、2008年4月以降は放送形態が単発に戻り、現在もゴールデンタイムで1クールに1回程度放送されている。 概要一言で言ってしまうと「賞金を懸けた鬼ごっこ」。以下は主な要素に触れながら説明していく。 逃走者出演者でありゲームのプレイヤーでもある。初期は10名前後、現在は18名前後、大きな回では20人以上参加することもある。現在の最高は30人。 出演者にはタレント、芸人、アイドルはもちろん、宣伝も兼ねて俳優・女優、さらには現役・元を問わずスポーツ選手も参戦する。時には中々バラエティには参加しない人が参戦することも。基本的にはタイプがばらけるようなキャスティングだが、回によっては数人ほどある程度テーマが共通する人達を集めることも。 エリアゲームの舞台となる場所。早朝の街中や、番組が貸し切ったテーマパークの中で行う。基本的に私有地は立ち入り禁止。屋内に入れる場所も指定された場所のみ。無論、交通法規も厳守。広さは東京ドームの個数で表される。 初期では下記に表す通り街中だったが、最近では番組も有名になったことからパニックも想定されるということで、番組が貸し切った施設内がほとんど。しかし、「新浦島太郎編」では番組のために島の道路を全面封鎖し、久しぶりの市街地戦を行った。 時間ゲームの制限時間。このカウントがゼロになるまで逃げ切れば「逃走成功」となる。初期は60分程度、放送枠が長くなるにつれ80分→90分→100分と伸びていき、3時間スペシャルが主流の現在は120分か130分と初期の倍になっている。 賞金「Run for Money(金のために逃げる)」の通り、逃走者には逃げた時間に応じて賞金が与えられる。その賞金はいわば「秒給」。1秒逃げるごとにルールによって決められた金額(100~300円)が加算されていく。1秒100円でも1分で6000円、60分=時給にして36万円も得られるのだ。ただし、賞金を得るためには最後まで逃げ切るか、後述の自首をすることで初めて自分の物にすることができる。 ハンター鬼ごっこは「鬼」がいなくちゃ始まらない。その鬼を務めるのが「ハンター」。黒スーツ・黒サングラスのアンドロイドである彼らに触れられば「確保」となり、賞金はゼロ、ゲームからも排除される。 自首逃走成功と同じくもう1つの賞金を得る手段。それが自首である。公衆電話から申告したり、特定の人物に宣言することで自首成立となり、成立時に貯まっている賞金を持ち帰ってゲームから離脱できる。ただし、特定の条件があったり、手間のかかることをしなければならないなど、決して簡単に自首できるわけではない。 何かと批判されがちなシステムだが、いくら逃げようとも確保されてしまえば賞金はゼロ。たとえ賞金がちょっとだろうかミッションに参加しなかろうが、賞金を手にすることが出来て初めて「勝ち」なのだ。 |
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ミッション・通達ゲーム途中では逃走者に対してミッションや通達が発令される。ミッションでは与えられた課題をクリアすることでアイテムの獲得や賞金額がアップなどのボーナスが生まれる。しかし、失敗してしまうとハンターの追加やエリア封鎖といったペナルティが発生する。 ミッションはエリア内を大きく動くものや、大勢で集まる物がほとんどであり、その分ハンターに見つかるリスクや体力を消耗することになる。危険を冒して遂行するか、ペナルティを受け入れて動かないかといった葛藤・駆け引き・決断も重要である。決して「ミッションに動く人=偉い」「ミッションに動かない人=クズ」ではない。 時限装置解除プレイヤーに装着された時限装置を時間内に解除する。タイムアップ時に解除できていないと強制失格やハンターを呼びよせるアラームの音量が増してしまう。解除には他の人と落ちあい、カードキーなどを使って解除しなければならない。 賞金アップクリアするとミッション終了時から賞金単価がアップしたり、逃走成功時の賞金が上乗せされるミッション。最近ではミッション参加に伴うリスクに加え、賞金アップと引き換えにハンター放出、失敗すると減額といったペナルティが課されることも。リスクを冒さず確実に賞金をもらいに行くか、大金を夢見てミッションに挑むか、逃走者の人間性が垣間見えるミッション。 ハンター放出一番メジャーなミッション。指定時間になるとハンターが放出される。阻止するには指定地点まで行き、ハンターボックスを封印する必要がある。初期は1人で封印すればクリアだったが、次第に2人以上の協力が必要な物、アイテムが必要な物、失敗すれば逆に放出が確定してしまうものなど一筋縄ではいかなくなっている。ゲーム序盤では1体~3体放出程度だが、終盤になると10体や30体、場合によっては100体など桁違いの放出がかかっており、放出しようものなら逃げ切りはほぼ絶望的になる。これまでに逃げ切り成功した回でのハンター最高数(封鎖エリアに放たれた分や一旦放出後消滅した分を除く)は14体。 通報部隊・ハンターヘリ投入ロングレッグマンや鬼軍団などの通報部隊が投入、逃走者を見つけると笛や太鼓で知らせハンターを呼びよせてしまう。ハンターヘリでは上空から監視を行い、逃走者を見つけた時点で地上のハンターへ位置情報を通報する。どちらも終盤戦のハンターが多い状況で投入されるため、通報されれば逃走成功は厳しくなってしまう。 復活チャンス・敗者復活戦どちらも確保された逃走者にとっては賞金獲得へのラストチャンス。復活チャンスでは、まだ生き残っている逃走者が指定された課題をクリアすることでミッション発令時点で確保されていた人のうち1~3人の逃走者を復活させることができる。復活させる人は自分で選べる場合と抽選になる場合がある。また、賞金に関しても復活者は自首不可・賞金は半分となり、残った半分は復活させた人がもらう場合がある(つまり、復活させた人は賞金の多寡はあれど獲得のチャンスが上がる)。 敗者復活戦ではゲームのタイマーがストップ(その時点で生き残っている逃走者は確保されない)する。確保された人は時間内にミッション(大量のハンターをかいくぐり目的地に着く、お金を稼いでバスに乗るなど)を成功させれば復活。ただし、ハンターが動いているときもあり、その場合は確保された時点で復活失敗となる。 エリア封鎖・移動指定された時間までに封鎖エリアを脱出・新エリアへ移動するミッション。移動にはアイテムを入手したり指定された条件をクリアしなければならない。封鎖されたエリアには大量のハンターが放たれる場合もあり、そうなると脱出できなかった場合は確実に確保される。また、ミッションによってはクリアすることで封鎖を回避することができる。 ペアベスト所定の回ではゲーム中に「ペアベスト」が入手できる回がある。ペアベストを2人1組で着用することでその2人は「ペア」という扱いとなり、どちらか一方が逃走成功すれば、もう一方が確保されても両者とも逃走成功時の賞金を得ることができる(あくまで「両者同額の賞金を獲得」のため、両者逃走成功の場合でも賞金は倍にならない。)。また、一方が自首をした場合は「両者自首」となり、どちらも自首時の金額を獲得しゲームから離脱する(両者生存の場合でも2人とも離脱)。 単純に考えれば「ライフが2個」になるため、賞金獲得のチャンスは大幅にアップする。しかし、ペアを組んだ人へはその後、一方もしくは両方に対し厳しいミッションが課されることが多いため、決して楽になるというわけではない。賞金を得るためには「逃走成功してくれそう」「信頼できそう」な人と組むことも大事になってくる。 一方、ペアを組まなかった人は通常通りの展開となるが、過酷なミッションからは除外されることが多いため、「真剣勝負の逃走中」に挑むことになる。 裏切り者あくまで逃走中は「個人戦」ではあるものの、ミッション協力などを考えると「逃走者VSハンターの団体戦」という一面も持っている。そんな状態を一気に戦慄の状態にさせてしまう特別ルール。 逃走者の中から「裏切り者」が選出。裏切り者となった人は「逃走者」でありつつ「運営の手駒」として動くことになる。裏切り者は他の逃走者を発見したら電話で本部に通報。その情報はハンターに伝えられ即確保に向かう。そして通報した相手が確保されれば裏切り者へボーナス賞金が与えられることになる。ただし、あくまで裏切り者も「逃走者」であり、確保されてしまうと通常賞金はもちろん、ボーナス賞金も全額没収されてしまう。 いくら通常賞金が1秒100~300円とはいえ、1人通報するだけで一気に5万~30万もの大金が上乗せされるというこのシステム。欲望に目が眩みたくもなるが、一方で人数が減るということはハンターに狙われる確率も上がり、ミッションの遂行も困難になるというデメリットもある。そういったリスクとリターンをうまく天秤にかけて賞金を上乗せできるかが焦点である。 そして通常逃走者にとってはえらい迷惑な話である。ハンター以外に警戒しなければならない相手ができるうえ、下手したら自分の命さえも狙われかねない。しかもそんな時に限って「2人以上で接触する」ミッションが発令されるなど、ちゃんと信頼できる人を見極められるか、相手をちゃんと信じ込ませられるかがカギとなる。 ハンターゾーンエリアの一角に作られた特別エリア「ハンターゾーン」に突入するミッション。全長数十メートルほどのエリアに、ハンターが2~3体いるという超高難易度エリア(通常は東京ドーム0.5個~1個分の広さにつきハンター1体なので、どれだけ難易度が高いか分かるだろう。)。入口はボタンを押して開閉するゲートになっており、ハンターが出入りすることはない。当然突入することは自らの身を大きく危険にさらすことになるが、ハンターゾーンの中にはミッションクリアに必要な物事があるため、誰かが身を賭して挑戦しないと自分を含む誰かが不利益を被ることになる。エリア内には障害物も多く設置されているため、通常よりも高い回避力と純粋な走力が求められる。 |
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主な逃走者ここでは有名プレイヤーについて紹介する。ここに挙げるのはこれまで全ゲーム通しての総逃走時間上位10人である(時空を超えた決戦編まで)なお、密告中・戦闘中といったその他のクロノスゲームに参加している場合はそれについても記述する。 *備考:ここでは逃走者の成績を表すのに「逃走率」という表記を使用する。逃走率は「逃走時間/ゲーム全体の時間」で表し、ゲーム全体に対しどの程度逃げたかを示す。全逃走者の平均は55%程度、複数回参加者であれば60%で「まあまあ」、70%で「凄腕」、80%で「達人」と見ていいだろう。 なお、ゲーム終盤にて逃走時間が表示されない場合は逃走時間はゲーム時間と同時間・逃走率100%として扱う。また、「時空を超えた決戦」では「個人戦」「チーム戦」別々の回としてカウント(90分×2回)する。 田中卓志(アンガールズ)400人以上いる逃走中経験者中最多出場(17回)、全クロノスゲームを合わせると23回という「ミスタークロノス」。総逃走時間20時間19分53秒と、2位に圧倒的な差をつけている。 意外にも元陸上部(長距離)のためスピード・スタミナも高く、ハンターをサシで巻いたこともあるなど高い身体能力を持つ。一方、ミッションは難易度・リスクを豊富な経験から判断し参加・不参加を決めるなど、視聴者にとっての解説役としても機能しているプレイヤー。そのため、「ミッション参加しまくり」「無双状態」といった派手な活躍は無いが、地味だけど重要ないぶし銀なプレーも多く、その経験と実績はとっさの出来事の際にも頼られることも。 一方で、参戦回に若い女性アイドルが参加する際には、「恋愛中」と称し、賞金そっちのけでターゲットに引くぐらいの猛アピールをするのも恒例。最近では篠崎愛(AeLL.)や山本彩(NMB48)と、胸が大き目のアイドルが好みの模様。しかし、妄想したり猛アピールしようとした結果ハンターに気づかれて確保されてしまうこともしばしば。 7回目の参戦となった「狙われたハンター」で念願の逃走成功を果たし。それ以前・以後にも惜しいところで確保はかなりの回数経験しているが、その分低成績の回もないわけではなく、逃走率の平均も68.42%とそれほど高い成績ではない。 ちなみに、スタッフが共通するNumer0nや、派生ゲームのカルコロン・ロトロンにも多数参戦しており、クロノスゲームと合わせ累計31回参戦とまさに「ゲームの鉄人」といえよう。 濱口優(よゐこ)お笑いコンビ「よゐこ」のボケ…に見られるが実際はツッコミという名のとまどい担当。初参戦は2011年4月の「ハンター誕生」と意外と遅めだが、それ以来はほぼ毎回出場で現在9回・戦闘中2回に参戦。総逃走時間は11時間36分3秒。 基本的には常連プレイヤーに多い「ミッションフル参加・他人を信じる性善説プレイヤー」であり、危険を顧みずできる限り多くのミッションに挑む正統派。賞金は可能であれば上げることを目標とするが、「賞金上昇と引き換えにハンター放出」など確保リスクが高くなる場合は挑まない。また、鬼畜通達に対し「月村らしくない」と発言するなど現在の逃走中の世界観に通じており、世界観に深く入り込む傾向が他の逃走者と比べて強い。 多くの回で高い成績を残すも、悪いときはかなり悪い成績のため、逃走率は平均66.05%と田中には一歩及ばない。また、非賞金獲得記録(9回連続賞金ゼロ)は田中(現在8回連続)を抜いてトップである。最高記録は「ハンター誕生」の126分53秒/130分(97.65%) 戦闘中では第0回・第1回両方に参戦。第0回では増田有華(AKB48)を倒し「強いものが弱いものを倒す。これが戦闘中。」と名言を残すも、自分は城の砲撃(当たると失格&賞金没収)に当たるという残念な結果に。第1回でも勝てば忍が手に入る闘技場に2度挑むも瞬殺、さらに移動中に潜んでいた清原和博に不意打ちを食らわされて撃破などいいとこなしに終わっている。 他番組での数多くの活躍から運動神経がよさそうに見えるが、実はそれほどでもなく、特にスプリント能力に乏しいという大きな欠点がある。不惑を越えて初老に片足を突っ込んでいるため、寄る年波に勝てないというのも一因か。 眞鍋かをりクロノス時代から参戦している「初代逃走クイーン」。初回参戦時は自首も考えていたが、今は逃げ切りしか眼中になく、ミッションも積極派。時には全ミッション参加という荒業を成し遂げることも。総逃走時間は11時間31分42秒。 女性ながらなかなかの足の速さに加え、最近では経験者としての指揮力も発揮しており、超難関ミッション「ハンターエリア突入」では、突入前に全員のパートナーを確認し、誰か1人でも暗証番号入手成功した場合は全員のパートナーに連絡するという作戦を披露するなど逃走女王っぷりに磨きがかかっている。一方で、「他者の賞金獲得」という勝利のためには自らの命をも犠牲にするなど男勝りな面もある。 一方で、敵であるはずのハンターに恋する一面も持ち合わせており、初回参戦時には「捕まったら○されるのでは?」と、どごぞの裏ビデオ的妄想を繰り広げていたり、公式のトーク番組にて「逃走中のここがおいしい点」についてプレゼンした際には「ハンターに惚れる」とプレゼンするなど、ベクトルが違うだけで意外と素はタナカと似たり寄ったりである。 これまで何度もあと一歩の所で涙を呑んできたが、「奥様はかぐや姫」編では中盤で一旦確保されるも、「沈黙の巨大迷宮」「アルティメット」でコンビを組んだ的場浩司に助けられ復活。ミッションにも参加しながら無事に逃げ切り、念願の初逃走成功を成し遂げた。この回での逃走率は53.23%だったが、それでも逃走率の平均は9回参加で83.2%と常に高い水準を保っている。最高記録は「アルティメット」での130分/130分(100%)(アルティメットルール発令後2人目の確保)。 なお、クロノスで放送された護衛中では前半から圧倒的優位に立ち、一度も撃破の脅威にさらされないまま勝利している。さらに、6年後の「戦闘中」でも優勝し、257万円(クロノスゲーム史上2位の賞金額)を獲得した。これにより、眞鍋は下記の藤森と並ぶ「クロノスゲーム3冠」を達成している。また、他局で放送された鬼ごっこ風ゲームでも勝利し100万円を獲得するなど自他ともに認める「鬼ゴッカー(眞鍋の造語)」である。 これまでの勝利経験:逃走1回成功(156万円)、護衛中勝利(33万7800円、4人割りで8万4450円)、戦闘中優勝(257万円) 吉村崇(平成ノブシコブシ)お笑いコンビ「平成ノブシコブシ」のボケ担当。初参戦は2011年1月の「卑弥呼伝説」。参戦回数7回。総逃走時間は9時間32分14秒。 逃走率は平均76.44%と高めだが、毎回ゲーム後半~終盤で確保されており、未だ賞金獲得は叶っていない。最高記録は「大江戸シンデレラ」の118分32秒/120分(98.78%)。 サシでハンターを撒いたこともあるほどの高い身体能力を持ち、ミッションにも非常に積極的で、全ミッションに参加、貢献した回もあり、自首も絶対しないという、自称「男の中の男」。ただし、自分には何のリスクもないミッションやミッションと関係のないエリア内のイベントは参加を渋る傾向にある上、最近は自己中心的な一面を覗かせるなど、男らしくない面もしばしば散見されている。 ゲーム中に色欲や食欲が表に出てくることがあり、下記の井上ほどではないがゲーム中に女性逃走者をナンパしたり、自分の活躍をアピールしたことや、ある回で、後のミッションに必要となるとも知らず、エリア内のイベントで貰った「まんじゅう」を食べてしまい、自分の手でミッションをクリアできなくなってしまったことがある。自己中心的な一面もあり、全員でお金を出し合うミッションではお金をちょろまかして1人だけ払わずに済ませようとしていた(その直後に確保されてしまったあたり、結果的に天罰が当たったと言えよう)。 また、同期や後輩の芸人に異様なほどの対抗心を燃やしており、田中卓志(アンガールズ)に対して「お前には負けないからな」と意気込んだり、同期のピースと井上裕介(NONSTYLE)が一緒に出演した回で、自身と相方の徳井健太が共にこの3人より長く生き延びているのを見て、「これはもうノブコブの時代」と天狗になったりしていた。 初期の頃はコンビで参戦した時、徳井に対して「(逃走中の)出演を断れ」、「向いてないんだよ、あれ(徳井)」などとコンビ参戦には否定気味だったようだが、最近では「少し歪んだ逃げ切り狙いの正統派」タイプの吉村、「潜伏型自首狙いリアリスト」の徳井とコンビでそれぞれ違った個性を持っており、コンビの片方だけが呼ばれることの多い最近のキャスティングの中でも、未だにコンビで呼ばれたり、それぞれがピンで呼ばれたりと、コンビ揃って見せ場を期待されているようである。 ゴリ(ガレッジセール)参加回数7回。自身のホームグラウンドである「沖縄」にて相方の川田広樹とともに初参戦。以降も川田と共に出演していたが、「ラストミッション」以降はピンでの参戦となった。総逃走時間は9時間25分52秒。 常連プレイヤーの例に漏れず、ミッション参加の頻度は高いが、「アルティメット」にて「本当はミッションやりたくないけどやると子供が喜ぶから」などと本音をこぼしており、公式のトークでも「放送翌日に子供の学校で話題となり、それがまた伝わってお母さん方に伝わる」と、子供周りでの影響力を気にしている模様。また、逃走中視聴者にも話を聞いているらしく、「潜伏して生き延びたい」と言った逃走者に対し、「潜伏してる人って小学生からブーイング浴びてますよ」と忠告したりしていた。 逃走率は平均75.92%とそこそこ高く、「逃走中1ゲーム中における逃走時間の最長記録」の保持者でもある(アルティメット、130分/130分、逃走率100%)(アルティメットルール発令後最後の確保のため最長タイ)が、あと少しのところで捕まることが多く、未だ賞金獲得は叶っていない。 ちなみに相方の川田は初参戦となる「沖縄」にて逃走成功を果たし、賞金128万円を獲得しているが、以降は成績、活躍共にパッとしない回が多くなり、「アルティメット」では自身が逃走成功経験者であるにもかかわらず逃走成功経験のないゴリのみが呼ばれるという事態が起こった。 藤森慎吾(オリエンタルラジオ)ゲーム内でも元気に若い女性逃走者から大物まで鼓舞するチャラ男っぷりを発揮しているが、まだまだ豊富な体力と明大卒の知性で攻略を狙う逃走者。4年ぶり6回目の逃走中(沈黙の巨大迷宮)で賞金108万円を獲得。総逃走時間は9時間4分59秒。 その逃走スキルは高く、封鎖エリア脱出ミッションでパートナーからの連絡を受け早々脱出したことに対し、苦労して脱出した逃走中フリークの的場浩司に「やっぱりすごい」と言わしめている。一方で頭脳を駆使したプレーも多く、上手く使えば「参謀」として、悪用すれば「狡猾なキレ者」としての役回りも多い。特に個人戦よりも複数人で協力するチーム・団体戦の方が力が 強いという特徴もある。事実、後述する4回の賞金獲得経験の全てが「2人以上で協力するタイプ」のゲームである。 この頭脳プレーはあまりインテリっぽさを出していなかったジャンプ!時代からも散見されており、賞金アップと引き換えのハンター放出により次の回では相方を含むほぼ全員から裏切り者と疑われたり、密告中では相手の番号を知ってもすぐには潰さず、手駒として利用し、裏切られそうになったら即切り捨てるというなかなかの上級プレーも披露している。 9回中逃走率50%以下はわずか1回、70%以上7回、80%以上6回、90%以上3回という常に高い成績を残しており、逃走率も平均78.55%とかなり高め。 これまでの勝利経験:密告中勝利(35万800円、2人割で17万5400円)、護衛中勝利(100万円、5人割で20万円)、逃走1回成功(108万円)、逃走中チーム戦勝利(200万円、10人割で20万円) 澤部佑(ハライチ)お笑いコンビ「ハライチ」のノリボケ担当。初参戦は「信長と忍者の里」編。参加回数8回、総逃走時間は8時間59分4秒で現在7位。最高記録は「禁断の恋と財宝村」の114分54秒/120分(95.33%)。平均逃走率は60.47%とこれまた普通。 ミッション参加姿勢は普通なだけにあまり印象に残らない…というより「ミッションに挑む」より「ミッションに巻き込まれてしまう」体質のプレイヤー。これまでに「大統領の娘を見つけたがいいが、どうすればいいか分からない(本来は大統領の元へ連れて行きハンター放出を阻止する)ため足踏みし、半ば娘に強引につれていかれハンター封印」や「2ndSTAGE進出に目がくらみセーフティーボックスに入ったがためにハンターゾーンに囚われる」など、思いっきりゲーム展開に翻弄されたり、「時限装置を解除しようと女性プレイヤーに向かおうとしたら事務所先輩に圧力をかけられ解除する」「他のプレイヤーから嘘を言われてアイテムを持つことになる」など、他プレイヤーからも翻弄されている。とはいえ、どんな人にもゲーム中ではミッションでお世話になるかもしれないなど事前に挨拶を欠かさないなど、そういったあたりに彼の人の良さが表れている気がしないでもない。 井上裕介(NON STYLE)お笑いコンビ「NONSTYLE」のツッコミ担当。初参戦は濱口優(よゐこ)と同じく2011年4月の「ハンター誕生」と遅めで、参戦数もこれまで5回参戦と他の常連逃走者と比べるとまだ少ないが、毎回いい成績をたたき出し、総逃走時間8時間0分59秒、逃走率も平均81.52%とかなり優秀な成績を誇る。最高記録は「沈黙の巨大迷宮2」の88分46秒/90分(98.63%)。 基本的には「賞金がたくさんほしい」という金銭欲よりは「女性逃走者と一緒になりたい」という色欲が先行してしまっており、手当たり次第にキレイな女性逃走者に近づいてはたとえ既婚者であろうが「僕が守るから」「僕はイケメン三銃士の1人」「ヒーローが君を迎えに行くよ」などと鳥肌が立つような言葉でコンビを組もうと持ちかけている。また、イケメン逃走者に対して異様なライバル意識があり、「新桃太郎伝説」では三浦翔平と木村了の2人と共に「イケメン三銃士」という称号を他2人の承諾を得ないまま勝手に名乗り、あたかも自分が芸人枠ではなくイケメン枠であるかのような発言を残している。「アルティメット」では名前が同じ「ゆうすけ」である上地雄輔に対して「どちらが本物のイケメン「ゆうすけ」か今回決めましょう」と勝負を持ちかけていた(結果は井上の敗北)。しかし、あまり気づいてもらえないがどんな女性にも平等に接し(接し方はともかく)、たとえ裏切られても後でちゃんと協力してあげるなど意外にまっすぐで真面目な性格だったりもする。 その一方で「女性好きキャラ」と「ゲーム性」を両立したプレーも見せ、第0回戦闘中では敵である女性プレイヤーに電話をし、「先ほどは嘘をついたからお詫びにボールを上げます」と言ってボールを設置し、来た所を襲撃する作戦なども披露した(結果は失敗)。また、この回では「ビッグバトルボール」を獲得し中盤~終盤にかけて大いに暴れまわる活躍を見せた。 狩野英孝参加回数7回。初参戦は「王国の走り人」。総逃走時間7時間30分35秒。ゲーム時間120分ほどの長期戦に多く出ているためか実逃走時間は長いものの、ゲーム中盤程度に確保されることが多いため平均逃走率は59.53%と常連参加者としては低め。最高記録は「奥様はかぐや姫」の122分37秒(94.32%)。 自称イケメンらしく、ややナルシスト、若しくは熱苦しい言動も多いが、ゲームに対しては常に真っ直ぐ(悪く言うと「バカ」)である。己の利益不利益問わず積極的に行動することが多いが、彼の場合はそのキャラクター性故か、逃走中においてはむしろ事態を余計にかき回してしまう存在となることも少なくない。大抵の場合はそこに笑いが伴うのがまた彼らしいといえば彼らしいのだが。 戦闘中では「小細工なしのガチンコ勝負」を好む傾向にあり、あの「野獣」ボブ・サップを正面から撃破するというジャイアントキリングを達成している。また、他の逃走者と写真を撮影するミッションでは忍持ち2人に挟まれて不利な状況の中、上手く言いくるめて一緒に撮影して難を逃れ、さらにその足で撮影を断られ必死に逃げてきた演技で他の逃走者に近づき、そのまま撃破するなど、策を弄して戦うこともある。 その他にもフジテレビで放送された人狼ゲームにて策略を張り巡らして勝利をするなど、「ポンコツの皮を被った勝負師」として他のゲーム番組でも活躍している。一部では絶好調な時の狩野の事を人狼番組で言った言葉にちなみ「ハイクオリティ(状態)」を呼ぶ人も。 日本映画学校出身の元俳優志望ということもあってか、かつては「信長と忍者の里」での佐助、「卑弥呼伝説」での卑弥呼方従者などのドラマキャスト(ゲーム運営側)として登場することも多く、「激動明治の大事変」では新聞記者として主人公を張った。ゲームに多く参戦するようになってからは運営側としての出演はない。 鈴木拓(ドランクドラゴン)お笑いコンビ「ドランクドラゴン」のツッコミ。初参戦は2012年の「禁断の恋と財宝村」、現在までの参戦数は5回と他プレイヤーに比べ経験のやや浅い新参寄りプレイヤーではあるものの、総逃走時間は7時間13分22秒と比肩するレベルである。最高記録は「アルティメット」の125分48秒(96.77%)。 しかし何と言っても鈴木拓と言えば「自首」と「大炎上」である。初参戦の「禁断の恋と財宝村」ではミッションに向かわず、他者に暴言も吐きつつ、最後は自首に成功し130万2000円を獲得。これに対しTwitterが大炎上し、最終的にアカウント削除という事態になった(後に番組の企画でTwitterに復帰。現在もそのアカウントを使用中)。以降も自首狙いプレイヤーとして参戦しては毎回Twitterが炎上している(ある回では1番最初に確保され、見せ場が無かったにもかかわらず炎上したことも)。そして5回目の参戦では初めて任意参加ミッションに参戦。同回で自首成立したとろサーモン・久保田に「自首は最低だな!」と言い放つ(当然「あんたもやっただろ!」と言い返される。)が、その後自首に挑戦。ラストは自首電話ボックスと木を使いハンターをやり過ごし、史上初となる2回目の自首成立。99万7100円を手にした(しかも、この回は結果的に全滅のため、最高賞金獲得者となった)。なお自首した回の最高記録は「禁断の恋と財宝村」の108分30秒(90.42%)。 どうしても「自首」と「炎上」に目が行きがちだが、実はプレースタイルとしてはかなり練られた行動をするプレイヤー。潜伏が多くなる自首狙い系プレイヤーとは一線を画し、常に細かく移動するスタンスを取っており、本人も「一番安全なのはハンターの背中を取ること」と語っている。その他にもミッションで接触する以外は極力人と接さない、欲をかきすぎず、かといって簡単に自首しすぎない、自分にとってちょうどいい金額でしっかりと決断して自首するなど、ミッション参加派とはまた別ベクトルで「強い」プレイヤーである。 現在の記録として「現在唯一の自首2回成立者」「1回の自首で得た賞金ランキング1位(130万2000円)」に加え、「逃走中総獲得賞金ランキング」では上地雄輔(276万)に次ぐ2位(229万9100円)、クロノスゲーム全体で見ても眞鍋(421万4450円)・上地・JOY(230万円)に次ぐ4位に入っている。自首だけでこの順位に食い込むのも、平均逃走率69.24%と「普通にやってもまあまあ生き残っている」ということが物語っている。 ミッション参加派プレイヤー・視聴者からはどうしても「最低な人間」呼ばわりされることも多いが、自首狙い派プレイヤーからは「神」「先生」扱いされているあたり、「『裏』最強プレイヤー」なのかもしれない。 賞金獲得経験:自首2回成功(130万2000円+99万7100円) ジャンプ!メンバー逃走中のレギュラー放送版『ジャンプ!○○中』のMC兼レギュラープレイヤー。番組内では5回行われ、うちオリラジはその後のゲームにも参戦している(藤森は4回、中田は3回)また、徳井もクロノス以前の単発に1回参戦している。 徳井義実(チュートリアル)クロノス放送直前の単発時代から参戦。その時は終盤まで生き残る。成績的にはかなり良く、平均逃走率は67.62%と上々。しかし、ミッション参加率は低く、他のプレイヤーを使ったり、高級ソファーのために裏切り者(他の逃走者をハンターに通報することでボーナス賞金がもらえる)になるなど思った以上に逃走中モラルは低い。 福田充徳(チュートリアル)初戦のお台場編以外は初期の方で捕まることが多く、牢獄の盛り上げ役になることも多かった。平均逃走率もジャンプ!メンバー中唯一5割を切っている(49.7%)。 中田敦彦(オリエンタルラジオ)慶応卒のインテリ逃走者(放送当時はブレイクしたてだったのでそれほどインテリさは出していなかったが)。参戦数は相方・藤森より1回少ない8回。総逃走時間は5時間33分36秒(17位)。逃走センスはなかなかよく、ジャンプ!で開催された5回中3回で後半戦に進んでいる。レギュラー版後半ではヒールっぷりを見せ、第4回にて賞金欲しさにハンターを解放し、さらに他のプレイヤーには嘘を教えるなどの蛮行を藤森共々行った結果、次の回では2人とも裏切り者候補と目されてしまう羽目に。 インテリらしく効率的だったり、狡猾な作戦も考えるが、「策士策に溺れる」の如く成功した例は少な目。しかし、チーム戦ではその「効率重視」の姿勢が功を奏すことも多く、逃走中チーム戦では中田が確保後も藤森が指揮を執り、結果的に自チームを勝利へと導いた。 なんだかんだ言ってもオリラジの2人はお互いのことを信頼しており、相方がやられてもその分まで奮闘するという相乗効果もあってか、下記の3回の賞金獲得時は全て「相方の藤森と同チーム」の時である。 これまでの勝利経験:密告中勝利(35万800円、2人割で17万5400円)、護衛中勝利(100万円、5人割で20万円)、逃走中チーム戦勝利(200万円、10人割で20万円) 山本裕典メンバー中一番若いことから体力もあり、甘いマスクで女性陣を虜にしまくり。そして頼まれると断れない優しい性格。 |
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主な逃走エリア渋谷元祖逃走中の聖地。扇形のエリアは現在と比べシンプルで狭い。しかし、「街中で本気鬼ごっこ」というインパクトを植え付けるのには十分すぎるエリア。 お台場フジテレビのおひざ元。直線が多く見つかりやすいが、信号で巻くことも可能。ヴィーナスポートやパレットタウン、ジョイポリスなどお台場の名所をフルに利用したミッションも。 日光江戸村和の逃走エリア。基本エリアとなる城下町と高台に位置する南の里に分かれる。侵入可能な建物が多く、長時間留まる芋プレーが散見される。また、入り組んだ路地が多く、ハンターに出会い頭というのも多々。水路を利用して撒くことも可能。戦闘中でもおなじみのエリアである。 ハウステンボス洋の逃走エリア。メルヘン系設定の際もこちら。エリアは広く、だいたいが前後半制。封鎖しやすい橋、運河を流れる船などギミック満載。跳ね橋が動く際はハンター大量投入フラグ。 富士急ハイランド基本的に深夜開催のステージ。見晴らしがいいため見つかりやすい上巻きにくく、3回中2回全滅を出している難ステージ。エリア全域の停電→発行衣装で目立つ→照明復旧ミッション―の流れが定番。 ユニバーサル・スタジオ・ジャパンおなじみ大阪の「ちょっと微妙なテーマパーク(by某逃走者)」。ラグーンを中心に円形状の逃走エリア。ET、ジョーズなどアトラクションをフルに活用したミッションも。海外版逃走中「Cha$e」でもユニバーサル・スタジオ・ハリウッドが登場している。 エリア01逃走中のために作られた仮想空間…というのは設定で、実際は沖縄にある美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジ。狭い路地&建物と見晴らしがいい屋外というある意味嫌がらせのようなステージ。登場した3回中2回全滅した超高難易度エリア。またこのステージが登場する際は、ドラマパートがターニングポイントを迎えるせいか、ステージ同様鬼畜な通達が登場するのも特徴的である。 歴史公園 えさし藤原の郷岩手県奥州市にあるテーマパーク。平安時代の建築物が再現された施設で、「平安時代」「昔話の世界」が舞台となる際に多く使用されている。逃走エリアは武家屋敷エリアと御殿エリアに分かれており、2つのエリアは入り組んだ山道で繋がれているため、高低差が逃走者を苦しめることも。また、地面もアスファルト・石畳・土・砂利と分かれており、特に砂利での逃走は逃走者・ハンターともに苦戦している。 房総のむらクロノスゲームに登場するエリアの中でも時系列がしっかりと明言されており、戦国時代では服部半蔵率いる忍者達が生活していた忍の里。その後江戸時代になり村として栄えた後、昭和初期には赤坂村と青山村の2つに分かれていた。現在は人気も少なく廃村状態ではあるが、その間に起こった出来事がしっかりと反映されている。 東エリア・西エリアは一本の道でつながれており、そこにある「紫門」が閉鎖されることでエリアが2つに分かれるミッションがウリ。また、何かと恐竜が出現するステージでもある。 ロックハート城逃走中では使われていないが密告中・解除中などで多々使われた有名ステージ。複雑な城エリアと見晴らしがいい森エリアに分かれる高低差のあるステージ。監視塔などもあり常時油断禁物。他番組の鬼ごっこでも使われた。 ワープステーション江戸こちらも逃走中では使われておらず、もっぱら護衛中・戦闘中にて登場する。茨城にある江戸の町を模したテーマーパークだが、赤字により現在はNHKの子会社が管理する貸しスタジオとなっている。入り組んだ町エリアと乱戦になりやすい開けた城エリアに分かれる。 |
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エリア内ドラマ「王国編」からは逃走者のゲームとは別にエリア内でドラマが展開されるようになった。 基本的に世界観に合わせたお話(和風エリアであれば日本昔話ベース、洋風エリアであれば童話ベースなど)が展開し、その展開に応じてミッションや通達が発令。その結果によってドラマの展開も左右されていき、さらなるミッションへとつながっていく。 そのためエリア内には「町人」としてエキストラ(ゲームで言うならNPC)も多数存在する。人ごみに紛れることができるためハンターを捲きやすいが、逆にハンターを見つけにくいという欠点もある。また、ゲーム終盤ではエキストラがいなくなり、逃走者とハンターだけのエリアで真剣勝負をしなければならないこともある。 放送でもゲーム中にドラマが挟まるため「茶番」「変なドラマが入ってから面白くなくなった」という意見もあるが、実はミッションの意味合いがはっきりするようになったり(これまでは本部からの通達のみだったが、「○○なので△△を達成せよ」という意味づけができるようになった)、ミッション自体も逃走者のコミュニケーション能力や「ミッションの抜け道を探す」という発想力が問われるようになるなど、「単なる鬼ごっこ」から、さながら「ロールプレイングアクションゲーム」に進化したともいえる。 ちなみに、逃走中の企画者がこのノウハウを生かして「今の逃走中から逃走パートを抜いた」ともいえる番組「怪生伝」も作っているので、気になった人はぜひ調べていただきたい。 頼みごとドラマパート導入時から追加された「裏ルール」。エリア内にいるドラマの登場人物や、エキストラからいろいろな頼みごとをされる。基本的にミッションより負担はかからないが、もちろん断ることも可能。 しかし、その人の頼みごとを解決してあげると逃走に有利なアイテムや後でミッション遂行に役立つアイテムが手に入ることもある。また、頼んだ人自身がミッションクリアの手助けをしてくれることもある。ただし、基本的に頼みごとの時点ではどんなメリットがあるかは教えてくれない。 なお、頼みごとはドラマ的には「悪役」の人も逃走者に対して頼みごとをすることもあるが、逃走者自身は「全ての情報を知ることができる視聴者」と違い、「ゲーム中のみの情報でしか知ることができない」ため、悪役とは知らず手助けをしてしまう事もある(それでも逃走者に対してメリットがあるのが救いか)。そうしたことにより後述する通りネットが炎上したケースもあるので、ちゃんと逃走者の立場に立って考えましょう。 エリア内通貨一部ステージでは通常の賞金とは別に逃走者が別途手に入れることができる通貨が登場する。 和風ステージでは「1文」、明治ステージでは「1銭」単位で管理される。事前に支給される場合もあれば、ミッションや頼みごとをクリアしないと手に入らないこともある。 これらの通貨はミッションに必要なアイテムの購入や、ミッションをクリアするために乗る電車やバスの運賃として支払う。無論、他の逃走者への譲渡も可能。なお、確保された人の分に関しては没収されたりそのまま保持(生き残っている人にも渡せる)などまちまち。 後々のために手間を惜しんで稼いでおくべきか、他人に頼るべきか。今のミッションに使うべきか、後々のためにとっておくかなど、あくまで疑似通貨とはいえこれだけでもかなりの葛藤を見ることができる。 |
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逃走中と「炎上」基本的に逃走中は「個人戦」であり、途中で挟まれるミッションに関しても逃走者の選択次第(エリア移動やアラーム解除ミッションなど参加・不参加の余地がないものもある)で行動する物でもある。しかし、一般視聴者としてはどうしても「ミッションにたくさん挑んでもらいたい」「たくさん挑んだ人こそ報われるべき」「故に隠れていたりミッションに参加しない人は賞金をもらう資格はない」といった考えを持つ視聴者も一定数存在している。また、ゲームから安全に離脱する自首に関しても「ゲームに真っ向から挑まずに賞金持ち逃げ」「根性なし」といった点で批判が起こり、自首者に対して炎上をさせるという事例も多数発生している。 鈴木拓の項目で述べた事例はかなり有名だが、それ以外にも多数炎上事例は発生している。
と、もはや「逃走中放送→誰か炎上」までがテンプレともいえるべき事例の多さである。 しかしながら、改めて知っておくべきなのは「逃走中は基本的に個人戦である」ということ。あくまで「ミッションをクリアする」事が目標ではない。逃走者に与えられた最終目標は「賞金を手にする」事である。無論身を投じてミッションを成功させるのも醍醐味の1つではあるが、ミッションの難易度・価値を判断して挑まないのも戦略の一つである。それをとやかく言うのは少し違うのではなかろうか。 特に自首に関しては逃走者に与えられた「ルール」であり、「権利」でもある。ルールの範囲内で自首をしたことに関して批判される筋合いはない。ルールにちゃんと則ってゲームに挑んだ結果であるからだ。確かに途中で投げ出すのがカッコ悪い、卑怯とも思えるかもしれないが、ルールを守っている以上それは正当なものではないだろうか(そもそも逃走中はルールの中であれば結構自由に行動できる)。 その他、よく見られる意見に対しての反論である。
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ニコニコ動画やニコニコ生放送における逃走中ニコニコ動画では逃走中のBGMを使ったMADが多数存在する。 ニコニコ生放送では、生放送主や視聴者によって逃走中が企画され放送されることがある。しかし、撮影や放送の難しさや報酬をどうするかなどの課題も多い。 |
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最終更新:2024/05/13(月) 16:00
最終更新:2024/05/13(月) 16:00
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