『らんま1/2』とは、週刊少年サンデーで連載された高橋留美子の漫画である。
概要
週刊少年サンデー1987年36号から1996年12号まで連載。単行本は全38巻。2002年から2003年にかけて新装版が、2017年から2018年にかけて少年サンデースペシャル版がそれぞれ出版されている。
高橋留美子にとっては「うる星やつら」の次作であり、連載終了から一年を待たずして連載がスタートしている。数々のヒット作品を生み出した同氏の作品でもっとも売れた作品であり、2021年6月時点で単行本の累計発行部数は5500万部を突破。特に女性のファンを多く獲得した作品と言われており、女優の仲間由紀恵も本作のファンであることを公言している。
作風も「うる星やつら」の流れを引き継いだドタバタラブコメディであり、メインキャラの多くが高校生である。格闘や恋愛やギャグが多く、男女の裸体も数多い。基本的には乱馬やあかねたちの日常生活を描いているが、たまに強敵との戦いを描いた中長期のシリーズが織り込まれている。
主人公である乱馬を始めとした多数のキャラクターが、水をかぶると別の性別や動物に変身してしまう(お湯をかぶると元の姿に戻る)呪いを負っている。TSF・変身系統の代表的作品と言えば真っ先にこの作品が挙がる。
世界中で少なくとも22の国・地域で19言語版が出版されており、ノルウェー語版・ロシア語版が出版された初の日本漫画でもある。
1989年にフジテレビ系列においてテレビアニメ化され、その後劇場版やOVA作品が作られている。テレビアニメ放送後もたびたび再放送されていることもあって世代を超えて人気の高い作品となっている。
2011年9月に日本テレビ系列で2時間ドラマとして実写化が発表された。同年12月9日に放送。あかねを中心としたオリジナルストーリーが展開された。しかし視聴率は7.9%と振るわず、このまま黒歴史化しそうな雰囲気である。なお、放送後すぐにニコニコで大人気の映画『天空の城ラピュタ』が放送されたが、こっちは倍近い数値を叩き出している。
2024年10月には完全新作となるテレビアニメが放送される。
主要キャラクター
- 早乙女乱馬 - CV: 山口勝平(乱馬)、林原めぐみ(らんま)
- 詳細は該当項目を参照。
- 風林館高校1年生で、本作の主人公。天道道場に居候している。 水を被ると女に変身する。アニメ版では女の子状態を「らんま」とひらがな表記する。格闘には目がなく、あらゆる格闘勝負に挑みたがる。性格はさっぱりしてるように見せかけて結構根にもつタイプで、相当ナルシスト。
当初は女性の格好や女言葉を使うことについて抵抗があったが、話が進むにつれて必要あらば女装・女言葉を積極的にやるようになった。
なお、男状態の中の人である山口勝平氏は本キャラが実質的なデビュー作である。
必殺技は火中天津甘栗拳、飛竜昇天破およびその派生技、猛虎高飛車、早乙女流海千拳ほか多数。 - 天道あかね - CV: 日高のり子
- 詳細は該当項目を参照。
- 天道家の三女で一応メインヒロイン。乱馬とは同じクラスで許婚。美少女で男性から人気があるが、男嫌いで負けず嫌い。そのため、父親同士が本人たちの与り知らぬところで勝手に決めた婚約でもあり、当初は乱馬を嫌っていた。常人よりははるかに強い(一蹴りで多数の運動部員をぶっ飛ばせる程度の実力はある)が、乱馬に比べると強さでは劣る。
異常なまでの料理下手で不器用。 - 早乙女玄馬 - CV: 緒方賢一(1989年版)、チョー(2024年版)
- 詳細は当該項目を参照。
乱馬の父親。水を被るとパンダに変身する。 パンダの状態ではプラカードを掲げて会話を行う。開始当初は乱馬と同格かそれ以上の強さを誇っていたが、中盤以降は数々の死闘を乗り越えた乱馬に水を開けられてしまう。ただし少し真面目に修行すれば、カンを取り戻すことはでき、八宝斎を除けば最強の一角。早雲、八宝斎と同じく巨大化も可能。 - 乱馬とあかねに対して「お前ら結婚しろ」と偉そうに言うが自分は長年妻をほったらかしにしたり、久遠寺右京に結婚詐欺をやらかし屋台を奪ったりした女の敵である。
- また、敵や悪役よりも悪事を働く事があるので八宝斎よりもたちが悪い。
- 天道なびき - CV: 高山みなみ
- 天道家の次女。お金が大好物で小遣い稼ぎの為に、お金持ちで同級生で女好きの九能帯刀とモテモテのあかねを利用したり、亡き母親の写真を高額で売り飛ばしたりしする程の守銭奴である。
- 一度だけ乱馬の許嫁の座をあかねと代わったことがある。。
- 天道かすみ - CV: 井上喜久子
- 天道家の長女。他界した母の代わりに家事をこなすしっかり者。全く怒らず邪気のない優しい女性。しかしその設定が固まったのは連載開始後らしく、第1話では顔をしかめて文句を言っているシーンがある。
- 天道姉妹の中では一番の良い子ちゃん。
- 天道早雲 - CV: 大林隆介(1989年版)、大塚明夫(2024年版)
- 天道家の当主であり、あかね達の父親。無差別格闘流天道道場の師範でもある。玄馬とは八宝斎の元でともに修行した弟子仲間で古くからの友人。激怒すると巨大な妖怪親父に変身する。妖怪状態は八宝斉を除けば玄馬と並ぶ最強の一角で、アニメでは恐るべき強さを誇る巨人として暴れ回ったこともある。
- 響良牙 - CV: 山寺宏一
- 詳細は該当項目を参照。
- 乱馬が以前通学していた高校の同級生で自称ライバル。近所に移動しようとして日本中をめぐってしまうほどの極度の方向オンチ。水を被ると黒い子ブタに変身するが、その体質になった原因がらんまのせいだったので恨んでいる。 登場後しばらくしてから、子ブタの姿だったところをあかねに拾われてPちゃん(Pigの略)と名づけられる(あかねはPちゃんの正体に気づいていない)が、このとき優しくされた事がきっかけであかねに惚れる。
- 必殺技は爆砕点穴、獅子咆哮弾など。
- シャンプー - CV: 佐久間レイ
- 詳細は該当項目を参照。
- 乱馬を追って日本に渡ってきた中国人の美少女。 「女に負けたらその女を殺すべし。男に負けたらその男を夫とすべし」という掟のある女性戦闘部族の出で、一族の同年代では最強だった。女の状態だった乱馬に負けたので当初は乱馬の命を狙っていた。乱馬が男だったとわかった後は求婚し、積極的に迫っている。中華料理店「猫飯店」でウェイトレスをしている。 水を被ると猫に変身する。
- ムース - CV: 関俊彦
- 詳細は該当項目を参照。
- シャンプーの幼馴染。メガネを外すと一寸先すら分からなくなる程度のド近眼。 シャンプーに惚れているので、シャンプーに迫られる乱馬を憎んでいる。しかしシャンプーは自分より弱いムースを馬鹿にしている。水を被るとアヒルに変身する。暗器(隠し持てる仕込み武器)の達人であり戦いでは主に多数の暗器を駆使する。
- 九能帯刀 - CV: 鈴置洋孝(1989年版)、辻谷耕史(代役、2代目)、杉田智和(2024年版)
- 風林館高校剣道部主将で、あかねと乱馬の上級生。ナルシストで常に木刀を所持している変人。自称「風林館高校の蒼い雷(いかずち)」。
- 乱馬が転校してくるまでは風林館高校最強の男だったが、同時に最低の変態との声も高かった。あかねと女らんま(おさげの女)に惚れている。
- 八宝斎 - CV: 永井一郎、子安武人(若い頃)
- 詳細は該当項目を参照。
- 無差別格闘流の達人で、玄馬と早雲の師匠。間違いなくエロじじい。らんまやあかねにセクハラ行為を働き蹴っ飛ばされるのがお決まりのパターン。ただし、格闘家としての実力は極めて高い。弟子ともども巨大化可能。無差別格闘流の達人がたどり着く境地なのか。
- コロン - CV: 麻生美代子、小林優子(若い頃)
- シャンプーの曾祖母。年の功か非常に強い。あの手この手で乱馬をシャンプーの婿にさせようと強要する。若いころは今の姿とは似ても似つかない美女であった。
- 久遠寺右京 - CV: 鶴ひろみ
- 詳細は該当項目を参照。
- 乱馬のもう一人の許婚。しかしそれは右京の父が経営するお好み焼き屋の屋台を目当てに、玄馬が口約束で詐欺同然に結んだ婚約であり、幼少時の乱馬は友達の右京が女の子であることすら知らなかった。当初は婚約を反故にされたことを恨んで玄馬と乱馬を狙っていたが、それがうやむやになった後はシャンプーほどではないものの乱馬に迫るようになった。お好み焼きの技術を転用したような奇妙な武術を使う。お好み焼き屋「うっちゃん」を経営している。
- 九能小太刀 - CV: 島津冴子(1989年版)、佐倉綾音(2024年版)
- 九能帯刀の妹。聖ヘベレケ女学院1年生。「黒薔薇の小太刀」の異名を持つ格闘新体操の名手。兄と同じく思い込みが激しく、変態。闇討ちしたり薬を盛るなど卑怯な手段を多用する。
- 乱馬に一目惚れしており、許嫁のあかねを敵視している。
- 小乃東風 - CV: 三ツ矢雄二(1989年版)、森川智之(2024年版)
- 小乃接骨院の先生で普段は施術の腕は非常によい。しかし天道かすみに片思いしており、かすみと顔を合わせている時ばかりは緊張のために一流の腕前も鈍ってしまう。あかねの初恋の初恋の相手でもある。
- 温厚な性格であるためにまともに戦闘するシーンはないが、強いらしい。
- 九能校長 - CV: 仁内建之(1989年版)、大塚芳忠(OVA版)
- 風林館高校の校長。九能兄妹の実父であり、九能流バリカン術の使い手。
- ハワイへ3年間教育視察に行っていたため、ハワイかぶれが酷い。変な校則を考えて生徒に嫌がらせすることを楽しむなど、あの兄妹の父親だけのことはある。
- 五寸釘光 - CV: 二又一成
- 乱馬たちのクラスメイト。暗く陰湿な性格で、見た目も貧相。趣味は藁人形を打つことと盗撮。
- あかねに惚れており、少し会話するだけでかなり感動する。許嫁の乱馬に対しては逆恨みをしており、怪しいグッズを使って倒そうとする。
- 二ノ宮ひな子 - CV: 冬馬由美
- 打倒・乱馬のために校長が呼び寄せた乱馬たちのクラスの担任である教師。
- 子供のような外見で、中身も子供っぽいが、相手の闘気を「八宝五円殺」で根こそぎ吸引することによってアダルトチェンジし大人っぽくなる。ただし、子供っぽい性格は変わらない。
- 子供の頃、八宝斎から闘気吸引のツボを押されたことで闘気吸引体質となった。
- 早乙女のどか - CV: 池田昌子
- 乱馬の母で玄馬の妻。和服が似合う美女。容姿は女・らんまとそっくり。玄馬と乱馬が修行の旅から戻ってくるのを待っている。
- 基本的に優しく、家事全般をこなせる良き母だが、真面目で一途過ぎて融通が利かない。
テレビアニメ(1989年版)
当時から有名であったり後に有名となる声優がおり、声優が豪華な作品と言われる事が多い。
1989年4月から1992年5月までフジテレビ系列で放送。『うる星やつら』(1981年版)後半や『めぞん一刻』と同じくキティ・フィルムとスタジオディーンによって制作。監督とクレジットされた芝山努は多忙のため参加できずにそのまま降板となり、シリーズディレクターの望月智充が実質的に現場の監督を任せられた。
全161話で構成されているが、19話から時間帯を土曜19時台から夕方17時半の放送に移し、「らんま1/2 熱闘編」として放映されている。 この時間移動にはゴールデンタイムでありながら女性の露出などでPTAがバッシングした、裏番組に人気番組が重なっていたなどの俗説がある。
「熱闘編」になってからの監督は前半を澤井幸次が、後半を西村純二が務めている。
原作1巻から22巻の乱馬の母親が登場する回までが描かれているが、この時代のアニメらしくアニメオリジナルのストーリーが多く、九能家のお庭番のサスケなどアニメオリジナルのレギュラーキャラクターも登場している。
CS局ではキッズステーションが放映権を取得しており、2013年からはうる星やつらに1年遅れてHDリマスター版で放映開始。特に2000年頃は1日5回以上もリピート放送し、一部のアニオタからは飽きられる始末に陥った。・・・にも関わらず未だに原作最終章はアニメ化されていない。犬夜叉、うる星やつらが完結編制作に漕ぎ着けたのとは対照的である。これは前述の豪華な配役が原因とも言われている(現在オリジナルキャストを起用するとギャラが高額になりすぎるため)。さらに既に鬼籍入りした者も多く、2016年現在オリジナルキャストによる最終章映像化はほぼ不可能と言われている。
主題歌
第1期
オープニングテーマ
エンディングテーマ
- 「プラトニックつらぬいて」(第1話 - 第13話)
- 作詞 - 松本隆 / 作曲・編曲 - 後藤次利 / 歌 - 坂上香織
- 「EQUALロマンス」(第14話 - 第18話)
- 作詞 - 及川眠子 / 作曲 - 山口美央子 / 編曲 - 中村哲 / 歌 - CoCo
熱闘編
オープニングテーマ
- 開始的話法「乱馬くんは変態」(第19話 - 第24話)
- 作曲 - 森英治 / ナレーション - 中村正
- 「リトル★デイト」(第25話 - 第31話)
- 作詞 - 三浦徳子 / 作曲・編曲 - 後藤次利 / 歌 - ribbon
- 「思い出がいっぱい」(第32話 - 第63話)
- 作詞 - 及川眠子 / 作曲 - 岩田雅之 / 編曲 - 有賀啓雄 / 歌 - CoCo
- 「絶対!Part2」(第64話 - 第87話)
- 作詞 - 及川眠子 / 作曲 - 松本俊明 / 編曲 - 鷺巣詩郎 / 歌 - 早坂好恵
- 「地球オーケストラ」(第88話 - 第117話)
- 作詞 - 次郎 / 作曲 - まこと / 編曲・歌 - KUSU KUSU
- 「もう泣かないで」(第118話 - 第135話)
- 作詞 - 三浦徳子 / 作曲 - 羽田一郎 / 編曲 - 佐藤準 / 歌 - 瀬能あづさ
- 「ラヴ・シーカー CAN'T STOP IT」(第136話 - 第161話)
- 作詞 - MITSUKO KOMURO / 作曲 - MIYABI、YUKI、TERU、TAKE / 編曲・歌 - VisioN
エンディングテーマ
- 「ド・ン・マ・イ来々少年〜Don't mind lay-lay Boy〜」(第19話 - 第24話)
- 作詞 - 森雪之丞 / 作曲 - 吉実明宏 / 編曲 - 森英治 / 歌 - 西尾えつ子
- 「乱馬ダ☆RANMA」(第25話 - 第31話)
- 構成 - 乱馬的歌劇団文芸部 / 作曲・編曲 - 川井憲次 / 歌 - 乱馬的歌劇団御一行様
- 「プレゼント」(第32話 - 第63話)
- 作詞 - 笹野みちる / 作曲 - 手代木克仁 / 編曲・歌 - 東京少年
- 「フレンズ」(第64話 - 第87話)
- 作詞 - 大山潤子 / 作曲 - 南俊一 / 編曲 - 森英治 / 歌 - YAWMIN
- 「ひなげし」(第88話 - 第117話)
- 作詞・作曲 - 遠藤京子 / 編曲 - 武部聡志 / 歌 - 中嶋美智代
- 「POSITIVE」(第118話 - 第135話)
- 作詞 - 佐藤純子 / 作曲 - 西司 / 編曲 - 中村哲 / 歌 - 森川美穂
- 「虹と太陽の丘」(第136話 - 第161話)
- 作詞・作曲 - 上村茂三 / 編曲・歌 - ぴよぴよ
放送情報
放送局 | 放送開始日 | 曜日 | 時間 |
---|---|---|---|
フジテレビ系列 | 1989年4月15日 | 土曜 | 19時30分~ |
放送局 | 放送開始日 | 曜日 | 時間 |
---|---|---|---|
フジテレビ | 1989年10月20日 | 金曜 | 17時30分~ |
劇場版アニメ
らんま1/2の劇場版アニメは三作品制作されており、第1作と第2作は完全オリジナルストーリーだが、第3作は原作コミック29巻1話、2話をモチーフにしている。
また、劇場版3作目で声優ユニットDoCoが初めて主題歌を担当している。
- らんま1/2 中国寝崑崙大決戦!掟やぶりの激闘篇!!(1991年11月2日、アルゴプロジェクト)
- らんま1/2 決戦桃幻郷!花嫁を奪りもどせ!!(1992年8月1日、アルゴプロジェクト)
- らんま1/2 超無差別決戦!乱馬チームVS伝説の鳳凰(1994年8月20日、東映)
OVA
テレビアニメ放送終了後の1993年から1996年まで定期的にOVA作品がリリースされており、それぞれ無印、SPECIAL、SUPERに分かれており、無印は全6巻、SPECIALは上下全2巻、SUPERは全3巻という構成になっている。
内容はテレビアニメ最終回の続きとなる原作22巻から31巻の中からピックアップされたものとなっているが、無印のVol.5とVol.6はオリジナルストーリーになっている。主題歌はSPECIAL以降はDoCoが担当。
SUPER Vol.3を最後にしばらくアニメ作品は作られなかったが、12年後の2008年7月30日に新作として原作34巻10話をモチーフとした『らんま1/2 〜悪夢!春眠香』が高橋留美子展で上映。2010年1月29日にOVAとして発売された。
製作は『犬夜叉』を担当していたサンライズ、アニメーション制作は本編やOVA同様スタジオディーンが担当。
キャラクターソングを確立させた作品
現在のアニメ作品では当たり前となった、アニメキャラがOP・ED曲でもない「自身の持ち歌」を持ったり、アニメキャラ内でユニットやグループを組ませたりする「キャラソン商法」を本格的に行った最初のアニメ作品である。
5枚の企画アルバムを発売し、「乱馬的企画音楽盤らんま1/2熱闘歌合戦」(1990年)は異例の10万枚の売り上げを記録し、第五回ゴールドディスク大賞アニメ部門アルバム賞を受賞。当時はこの様な商品は珍しく、またヒットしたため、この事が一般の新聞記事にも紹介されるなどした。
またアニメでOP・EDの曲を歌っていたアイドルグループ「CoCo」のパロディで「DoCo」が結成された。メンバーは林原めぐみ、日高のり子、佐久間レイ、高山みなみ、井上喜久子。
DoCoの歌とアニメ映像だけを収録したミュージックビデオを作製されるなど、まさにアニメの世界から飛び出したアイドルグループであった。
この様な活動は林原めぐみなどが人気を集める90年代の第三次声優ブームに起こす要因となった。
新作アニメ(2024年版)
2024年6月29日に「完全新作的アニメ」の制作が発表され、7月17日に制作がMAPPAであること、過去のアニメシリーズの主要キャストが続投すること、同年10月より日本テレビ系にて放送・Netflixにて独占配信されることが明かされた。
監督は「ONE PIECE」の劇場版や「美少女戦士セーラームーンSuperS」の劇場版を手掛けた宇田鋼之介、シリーズ構成は「クレヨンしんちゃん」で脚本を手掛けてきたうえのきみこが担当。また、1989年版アニメで早乙女玄馬を演じた緒方賢一はナレーションとしての出演となる。
ちなみに、続投となった林原めぐみはオファーを受けた際に「勝平と一緒じゃないとやらない」と言ったらしく、山口勝平とセットであることにこだわっていた。
スタッフ
- 原作:高橋留美子 「らんま1/2」 (小学館「少年サンデーコミックス」刊)
- 監督:宇田鋼之介
- シリーズ構成:うえのきみこ
- キャラクターデザイン:谷口宏美
- 総作画監督:谷口宏美、吉岡毅、齊藤佳子、大津直
- メインアニメーター:内藤直、青木里枝
- POPアートワーク:北村みなみ
- 美術監督:大川千裕
- 色彩設計:垣田由紀子
- 撮影監督:加納篤
- 編集:柳圭介
- 音響監督: 宇田鋼之介
- 音響効果:長谷川卓也
- 選曲:茅原万起子
- 音響制作:dugout
- 音楽:和田薫
- 企画プロデュース:小学館集英社プロダクション
- 制作:MAPPA
- 製作:「らんま1/2」製作委員会
放送情報
放送局 | 放送開始日 | 曜日 | 時間 | 備考 |
---|---|---|---|---|
日本テレビ | 2024年10月5日 |
土曜 |
深夜24時55分~ | 製作参加 |
青森放送 | ||||
テレビ岩手 | ||||
山形放送 | ||||
山梨放送 | ||||
南海放送 | ||||
中京テレビ | 深夜25時55分~ | |||
西日本放送 | 2024年10月6日 | 日曜 | 深夜25時25分~ | |
福岡放送 | 2024年10月7日 | 月曜 | 深夜25時59分~ | |
長崎国際テレビ | 2024年10月8日 | 火曜 | 深夜25時29分~ | |
日本海テレビ | 深夜26時~ | |||
高知放送 | 2024年10月9日 | 水曜 | 深夜25時24分~ | |
鹿児島読売テレビ | 深夜25時34分~ | |||
札幌テレビ | 深夜25時59分~ | |||
北日本放送 | ||||
熊本県民テレビ | 2024年10月10日 |
木曜 |
深夜24時59分~ | |
テレビ大分 | ||||
秋田放送 | 深夜25時24分~ | |||
テレビ新潟 | 深夜25時29分~ | |||
テレビ金沢 | 深夜25時35分~ | |||
テレビ信州 | 深夜25時44分~ | |||
山口放送 | 深夜25時54分~ | |||
福井放送 | 2024年10月11日 | 金曜 | 深夜24時30分~ | |
読売テレビ | 深夜25時05分~ | |||
福島中央テレビ | 深夜25時56分~ | |||
ミヤギテレビ | 深夜25時59分~ |
放送局 | 配信開始日 | 曜日 | 時間 | 備考 |
---|---|---|---|---|
Netflix | 2024年10月5日 | 土曜 | 深夜26時 | 独占配信 |
主題歌
新アニメPV
関連動画
関連静画
お絵カキコ
関連項目
- 漫画作品一覧
- アニメ作品一覧
- 1989年のアニメ作品一覧 / 2024年秋アニメ
- 高橋留美子
- 週刊少年サンデー
- 早乙女乱馬
- 天道あかね
- 早乙女玄馬
- 響良牙
- ムース
- 八宝斎
- シャンプー
- 久遠寺右京
- 呪泉郷
- トキメキファンタジー ラテール(2012年にコラボが決定したMMORPG)
- らんMAD
- 手描きらんま
- DoCo
- TSF
関連リンク
- らんま1/2 高橋留美子 小学館コミック
- 完全新作的アニメ「らんま1/2」公式サイト
- らんま1/2 - Netflix
- 「らんま1/2」TVアニメ公式 (@ranma_pr) - X(旧Twitter)
- 「らんま1/2」アニメ公式 (@ranma_pr) - TikTok
- スペシャルドラマ「らんま1/2」日本テレビ
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