ノーベル物理学賞単語

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ノーベル物理学賞スウェーデン語Nobelpriset i fysik)とは、物理学の分野で最も重要な発見をした人に授与される賞である。

概要

ノーベル賞は、スウェーデン化学アルフレッド・ノーベルの遺志によって設立された、際的な賞である。今日では、世界最高の権威性を備えた賞と見做されている。年に一度、物理学化学生理学・医学文学平和、そして経済学の6つの部門において、最も人類に貢献した人物・団体に贈られる。

このうち、ノーベル物理学賞は、物理学の分野において最も重要な発見をした人に授与される。1~2分野の研究について、存命の人物1~3名が対となる。選考は、スウェーデンストックホルムにあるスウェーデン王立科学アカデミーの選考委員会による。受賞者の発表は10月上旬、授賞式はアルフレッド・ノーベル命日である12月10日

ノーベル賞メダルの表側には、各賞共通でアルフレッド・ノーベル横顔名前、生没年が彫刻されている。ノーベル物理学賞のメダルの裏側には、の中から現れた自然女神ベールを、科学が持ち上げて素顔を眺める様子がデザインされている(ノーベル化学賞と共通)。メダルは重さ約200g、直径66mm。1980年以前は純金製のメダルだったが、現在は傷つきにくい18を基材として24でメッキが施されたメダルが授与されている。

1901年から2020年までの120年間に、のべ216[1](うち女性4名)が受賞した。受賞回数を籍別にみると、アメリカ合衆国が最も多く99回、次いでイギリス27回、ドイツ25回、フランス14回、ロシア11回である(二重籍者含む)。

日本国籍の受賞者は、湯川秀樹1949年)、永振一郎(1965年)、江崎奈(1973年)、小俊(2002年)、小林2008年)、益敏英(2008年)、勇(2014年)、天野浩(2014年)、梶田章(2015年)の9名。日本出身で受賞時に外籍の受賞者は、南部陽一郎(2008年)、中村修二(2014年)の2名。また、湯川秀樹日本人初のノーベル賞受賞者である。ノーベル物理学賞は、ほかのノーベル賞較して日本人の受賞が多い。海外の受賞者として、アインシュタイン、キュリー夫妻、レントゲン、シュレーディンガーフェルミ、ファインマンなどが知られている。

一覧

歴代のノーベル物理学賞受賞者の一覧

日本のノーベル物理学賞受賞者は「日本の受賞者」節に再掲する。

1900年代

名前 受賞理由
1901年 ヴィルヘルム・レントゲン
Wilhelm Conradntgen
ドイツ帝国 レントゲン線(X線)の発見」
1902年 ヘンドリック・ローレン
Hendrik Antoon Lorentz
オランダ 「磁場が放射現に及ぼすの研究」
ピーター・ゼーマン
Pieter Zeeman
オランダ
1903年 アンリベクレル
Antoine Henri Becquerel
フランス共和国 放射能の発見」
ピエール・キュリー
Pierre Curie
フランス共和国 「放射現に関する共同研究」
マリ・キュリー
Marie Curie
フランス共和国
1904年 ジョンウィリアムストラット / レイリー卿
Lord Rayleigh / John William Strutt
イギリス 「気体の密度の研究およびアルゴンの発見」
1905年 フィリップ・レーナルト
Philipp Eduard Anton von Lenard
ドイツ帝国 「陰極線(電子線)の発見」
1906年 ジョゼフ・ジョントムソン
Joseph John Thomson
イギリス 「気体の電気伝導に関する理論的および実験的研究」
1907年 アルバートマイケルソン
Albert Abraham Michelson
アメリカ合衆国 「干渉計の考案とそれによる分学的・計量学的研究」
1908年 ガブリエル・リップマン
Gabriel Lippmann
フランス共和国 「干渉現を利用した天然写真法の研究」
1909年 グリエルモマルコーニ
Guglielmo Marconi
イタリア 線電信の開発への貢献」
フェルディナントブラウン
Karl Ferdinand Braun
ドイツ帝国

1910年代

名前 受賞理由
1910年 ヨハネス・ファン・デル・ワールス
Johannes Diderik van der Waals
オランダ 「気体と液体の状態方程式の研究」
1911年 ヴィルヘルム・ヴィーン
Wilhelm Wien
ドイツ帝国 「熱放射を支配する法則の発見」
1912年 ニルス・グスタフ・ダレーン
Nils Gustaf Dalén
スウェーデン王国 灯台浮標の照明ガスアキュムレータの自動調整器の発明」
1913 ヘイケ・カメルリング・オネス
Heike Kamerlingh Onnes
オランダ 「低温での物性の研究とりわけ液体ヘリウムの生成」
1914年 マックス・フォン・ラウエ
Max von Laue
ドイツ帝国 「結晶によるX線回折の発見」
1915年 ヘンリーブラッグ
Sir William Henry Bragg
イギリス 「X線による結晶構造の解析」
ローレンスブラッグ
William Lawrence Bragg
イギリス
1916年 受賞者なし。第一次世界大戦(1914年~1918年)のによる。
1917年 チャールズバークラ
Charles Glover Barkla
イギリス 元素の特徴的なX線放射(特性X線)の発見」
1918年 マックスプラン
Max Karl Ernst Ludwig Planck
ドイツ帝国 エネルギー量子の発見」
1919 ヨハネス・シュタル
Johannes Stark
ドイツ 「陽極線のドップラー効果および電場中のスペクトル線の分裂(シュタルク効果)の発見」

1920年代

名前 受賞理由
1920年 シャルル・エドゥアール・ギヨーム
Charles Edouard Guillaume
スイス連邦 インバーの発見による精密測定への貢献」
1921年 アルベルト・アインシュタイン百
Albert Einstein
スイス連邦 理論物理学への貢献とりわけ電効果の法則の発見」
1922年 ニールス・ボーア
Niels Henrik David Bohr
デンマーク 「原子の構造と原子からの放射に関する研究」
1923年 ロバートミリカン
Robert Andrews Millikan
アメリカ合衆国 「素電荷と電効果に関する研究」
1924年 マンネ・シーバーン
Karl Manne Georg Siegbahn
スウェーデン王国 「X線分学の分野での研究と諸発見」
1925 ジェイムスフランク
James Franck
ドイツ 「原子への電子の衝突を支配する法則の発見」
グスタフヘル
Gustav Ludwig Hertz
ドイツ
1926年 ジャン・ペラン
Jean Baptiste Perrin
フランス共和国 「物質の不連続的構造に関する研究とりわけ沈降衡の発見」
1927年 アーサーコンプトン
Arthur Holly Compton
アメリカ合衆国 コンプトン効果の発見」
チャールズトムソンリーズウィルソン
Charles Thomson Rees Wilson
イギリス 「荷電粒子の飛跡を蒸気の凝縮により可視化するの考案」
1928年 オーエンリチャードソン
Owen Willans Richardson
イギリス 「熱電子現の研究とりわけリチャードソン効果の発見」
1929年 ルイ・ド・ブロイ
Prince Louis-Victor Pierre Raymond de Broglie
フランス共和国 「電子の波動性(ド・ブロイ波)の発見」

1930年代

名前 受賞理由
1930年 チャンドラカールラマ
Sir Chandrasekhara Venkata Raman
インド帝国 の散乱に関する研究およびラマン効果の発見」
1931年 受賞者なし。
1932年 ヴェルナー・ハイゼンベルク
Werner Karl Heisenberg
ドイツ 量子力学の創始およびオルト水素・パラ水素の発見」
1933年 エルヴィン・シュレーディンガー百
Erwin Schrödinger
オーストリア共和国 「新しく有効な形式の原子論の発見」
ポール・ディラック
Paul Adrien Maurice Dirac
イギリス
1934年 受賞者なし。
1935年 ジェームズチャドウィック
James Chadwick
イギリス 「中性子の発見」
1936年 ヴィクトールフランツ・ヘス
Victor Franz Hess
オーストリア連邦 宇宙線の発見」
カールデイヴィッドアンダーソン
Carl David Anderson
アメリカ合衆国 「陽電子の発見」
1937年 クリントン・デイヴィソン
Clinton Joseph Davisson
アメリカ合衆国 「結晶による電子回折の発見」
ジョージ・パジェットトムソン
George Paget Thomson
イギリス
1938年 エンリコフェル
Enrico Fermi
イタリア 「中性子放射によって生成される新しい放射性元素存在証明および熱中性子による核反応の発見」
1939年 アーネストローレンス
Ernest Orlando Lawrence
アメリカ合衆国 サイクロトロンの発明・開発および人工放射性元素の研究」

1940年代

名前 受賞理由
1940年 受賞者なし。第二次世界大戦1939年1945年)のによる。
1941年
1942年
1943 オットー・シュテル
Otto Stern
アメリカ合衆国 「分子線による実験方法の開発と陽子の磁気モーメントの発見」
1944年 イジドール・イザーク・ラー
Isidor Isaac Rabi
アメリカ合衆国 「原子核の磁気的性質を測定する共鳴法の考案」
1945年 ヴォルフガング・パウリ
Wolfgang Pauli
アメリカ合衆国 「パウリの排他原理の発見」
1946年 パーシーブリッジマン
Percy Williams Bridgman
アメリカ合衆国 高圧装置の発明と高圧物理学の分野での諸発見」
1947年 エドワードアップルトン
Sir Edward Victor Appleton
イギリス 「上層大気の物理学的研究とりわけアップルトン層の発見」
1948年 パトリックブラケット
Patrick Maynard Stuart Blackett
イギリス ウィルソンの開発および核物理学宇宙線の分野での諸発見」
1949年 湯川秀樹
ゆかわ ひでき
Hideki Yukawa
日本 「核理論的研究に基づく中間子の存在の予言」

1950年代

名前 受賞理由
1950年 セシル・パウエル
Cecil Frank Powell
イギリス 写真による原子核崩壊過程の研究方法の開発および中間子の発見」
1951年 ジョン・コッククロフト
Sir John Douglas Cockcroft
イギリス 「人工的に加速された原子粒子による原子核変換の先駆的研究」
アーネストウォルト
Ernest Thomas Sinton Walton
アイルランド
1952年 フェリックス・ブロッホ
Felix Bloch
スイス連邦 「核磁気精密測定の新しい方法(核磁気共鳴法)の開発と諸発見」
エドワードミルズ・パーセル
Edward Mills Purcell
アメリカ合衆国
1953年 リッツゼルニケ
Frits Zernike
オランダ 「位相差を利用した手法の実とりわけ位相差顕微の発明」
1954年 マックス・ボルン
Max Born
イギリス 量子力学の基礎研究とりわけ波動関数の統計的解釈」
ヴァルター・ボーテ
Walther Bothe
西ドイツ コインシデンス法(同時計数法)の考案とそれによる諸発見」
1955年 ウィリスラム
Willis Eugene Lamb
アメリカ合衆国 水素スペクトルの微細構造(ラムシフト)の発見」
ポリカプ・クッシュ
Polykarp Kusch
アメリカ合衆国 「電子の磁気モーメントの精密測定」
1956年 ウィリアムショックレー
William Bradford Shockley
アメリカ合衆国 半導体の研究およびトランジスタ効果の発見」
ジョンバーディー
John Bardeen
アメリカ合衆国
ウォルターブラッテン
Walter Houser Brattain
アメリカ合衆国
1957年 振寧
よう しんねい
Chen Ning Yang
アメリカ合衆国 素粒子の重要な発見をもたらしたパリティに関する法則の研究」

り せいどう
Tsung-Dao Lee
アメリカ合衆国
1958年 パーヴェルチェレンコフ
Pavel Alekseyevich Cherenkov
ソビエト連邦 チェレンコフ効果の発見と解釈」
イリヤフランク
Il´ja Mikhailovich Frank
ソビエト連邦
イーゴリタム
Igor Yevgenyevich Tamm
ソビエト連邦
1959年 ミリオ・セグレ
Emilio Gino Segrè
アメリカ合衆国 「反陽子の発見」
オーウェン・チェンバレン
Owen Chamberlain
アメリカ合衆国

1960年代

名前 受賞理由
1960年 ドナルドグレーザー
Donald Arthur Glaser
アメリカ合衆国 「泡の発明」
1961年 ロバート・ホフスタッター
Robert Hofstadter
アメリカ合衆国 「原子核による電子の散乱の先駆的研究および原子核の構造の発見」
ルドルフ・メスバウアー
Rudolf Ludwigssbauer
西ドイツ γ線の共鳴吸収に関する研究およびメスバウアー効果の発見」
1962年 レフ・ランダウ百
Lev Davidovich Landau
ソビエト連邦 「凝縮物質とくに液体ヘリウムに関する先駆的な理論研究」
1963年 ユージン・ウィグナー
Eugene Paul Wigner
アメリカ合衆国 「原子核と素粒子理論への貢献とりわけ対称性の基本原理の発見と応用」
マリア・ゲッパートメイヤ
Maria Goeppert Mayer
アメリカ合衆国 「原子核の殻構造に関する諸発見」
ヨハネス・ハンス・イェンゼン
J. Hans D. Jensen
西ドイツ
1964年 チャールズタウン
Charles Hard Townes
アメリカ合衆国 「量子エレクトロニクスの分野での基礎研究およびメーザー・レーザー原理に基づく発振器や増幅器の開発」
ニコライ・バソフ
Nicolay Gennadiyevich Basov
ソビエト連邦
アレクサンドル・プロホロ
Aleksandr Mikhailovich Prokhorov
ソビエト連邦
1965年 永振一郎
ともなが しんいちろう
Sin-Itiro Tomonaga
日本 「量子電磁力学の基礎研究」
ジュリアン・シュウィンガー
Julian Schwinger
アメリカ合衆国
リチャード・P・ファインマン百
Richard P. Feynman
アメリカ合衆国
1966年 アルフレッドカストレル
Alfred Kastler
フランス共和国 「原子の電磁波共鳴の研究のための学的手法の発見と開発」
1967年 ハンス・ベーテ
Hans Albrecht Bethe
アメリカ合衆国 「核反応の理論への貢献とりわけエネルギー生成に関する諸発見」
1968年 ルイスウォルターアルヴァレズ
Luis Walter Alvarez
アメリカ合衆国 素粒子物理学への貢献とりわけ水素を用いた手法の開発とデータ解析による多数の共鳴状態の発見」
1969年 マレーゲルマン
Murray Gell-Mann
アメリカ合衆国 素粒子の分類とそれらの相互作用に関する諸発見」

1970年代

名前 受賞理由
1970年 ハンスアルヴェーン
Hannes Olof Gösta Alfvén
スウェーデン王国 「磁気流体力学の基礎研究と諸発見およびプラズマ物理学への応用」
ルイ・ネール
Louis Eugène Félix Néel
フランス共和国 「反強磁性とフェリ磁性に関する基礎研究と諸発見および固体物理学への応用」
1971年 ガーボル・デーネシュ
Dennis Gabor
イギリス ホロラフィーの発明と開発」
1972年 ジョンバーディー
John Bardeen
アメリカ合衆国 「BCS理論と呼ばれる超伝導理論の提唱」
レオンクーパ
Leon Neil Cooper
アメリカ合衆国
ジョンロバート・シュリーファ
John Robert Schrieffer
アメリカ合衆国
1973年 江崎
さき れおな
Leo Esaki
日本 半導体および超伝導体におけるトンネル効果の実験的発見」
アイヴァー・ジェーバー
Ivar Giaever
アメリカ合衆国
ブライアンジョゼフソン
Brian David Josephson
イギリス トンネル接合を通過する電流の特性とくにジョセフソン効果の理論的予言」
1974年 マーティン・ライル
Sir Martin Ryle
イギリス 物理学の先駆的研究:開口合成技術の考案」
アントニーヒューイッシュ
Antony Hewish
イギリス 物理学の先駆的研究:パルサーの発見」
1975年 オーゲ・ニールス・ボーア
Aage Niels Bohr
デンマーク 「原子核の集団運動と粒子運動の関係の発見および原子核構造理論の発展」
ベンロイ・モッテルソン
Ben Roy Mottelson
デンマーク
レオジェームスレインウォーター
Leo James Rainwater
アメリカ合衆国
1976年 バートンリヒター
Burton Richter
アメリカ合衆国 「新種の重い素粒子(J/ψ中間子)の発見に関する先駆的研究」
サミュエルティ
Samuel Chao Chung Ting
アメリカ合衆国
1977年 フィリップアンダーソン
Philip Warren Anderson
アメリカ合衆国 「磁性体と秩序系の電子構造の理論的研究」
ヴィル・モット
Sir Nevill Francis Mott
イギリス
ジョンヴァン・ヴレック
John Hasbrouck van Vleck
アメリカ合衆国
1978年 ピョートル・カピッツァ
Pyotr Leonidovich Kapitsa
ソビエト連邦 「低温物理学の分野での発明と諸発見」
アーノ・ペンアス
Arno Allan Penzias
アメリカ合衆国 宇宙マイクロ背景放射(CMB)の発見」
ロバートウッドロウウィルソン
Robert Woodrow Wilson
アメリカ合衆国
1979年 シェルドン・グラショー
Sheldon Lee Glashow
アメリカ合衆国 素粒子間の弱い相互作用と電磁相互作用を統一した理論への貢献とりわけ弱い中性カレントの予言」
アブドゥッサラー
Abdus Salam
パキスタン・イスラム共和国
スティーヴン・ワインバー
Steven Weinberg
アメリカ合衆国

1980年代

名前 受賞理由
1980年 ジェイムズクローニン
James Watson Cronin
アメリカ合衆国 「中性K中間子の崩壊における基本的な対称性の破れの発見」
ヴァル・フィッチ
Val Logsdon Fitch
アメリカ合衆国
1981年 ニコラス・ブルーバーゲン
Nicolaas Bloembergen
アメリカ合衆国 レーザー学の発展への貢献」
アーサーショーロー
Arthur Leonard Schawlow
アメリカ合衆国
カイシーバーン
Kai M. Siegbahn
スウェーデン王国 「高分解電子分法の開発への貢献」
1982年 ネスウィルソン
Kenneth G. Wilson
アメリカ合衆国 「相転移に関連した臨界現理論の研究」
1983年 ブラマニアン・チャンドラカール
Subramanyan Chandrasekhar
アメリカ合衆国 の構造および進化に重要な物理的過程に関する理論的研究」
ウィリアムファウラー
William Alfred Fowler
アメリカ合衆国 宇宙における化学元素合成に重要な核反応の理論的・実験的研究」
1984年 カルロルビア
Carlo Rubbia
イタリア共和国 「弱い相互作用を媒介するWボソン・Zボソンの発見へと導いた研究への決定的な貢献」
シモンファンデルメール
Simon van der Meer
オランダ
1985年 クラウス・フォン・クリッツィング
Klaus von Klitzing
西ドイツ 「量子ホール効果の発見」
1986年 エルンスト・ルスカ
Ernst Ruska
西ドイツ 「電子学の基礎研究および最初の電子顕微の設計」
ゲルト・ビーニッヒ
Gerd Binnig
西ドイツ 走査トンネル顕微の設計」
ハインリッヒ・ローラ
Heinrich Rohrer
スイス連邦
1987年 ヨハネス・ベドノルツ
J. Georg Bednorz
西ドイツ セラミック物質における超伝導の発見」
カールアレクサンダーミュラー
K. Alexander Müller
スイス連邦
1988年 レオンレーダーマン
Leon M. Lederman
アメリカ合衆国 ニュートリノビームによる実験ミューニュートリノの発見によるレプトンの二重構造の明」
メルヴィン・シュワーツ
Melvin Schwartz
アメリカ合衆国
ジャック・シュタイバーガー
Jack Steinberger
アメリカ合衆国
1989年 ノーマンラムゼー
Norman F. Ramsey
アメリカ合衆国 「分離振動場法の発明と水素メーザーなどの原子時計への応用」
ハンス・デーメルト
Hans G. Dehmelt
アメリカ合衆国 イオントラップ技術の開発」
ヴォルフガング・パウル
Wolfgang Paul
西ドイツ

1990年代

名前 受賞理由
1990年 ジェロームアイザックフリードマン
Jerome I. Friedman
アメリカ合衆国 素粒子物理学におけるクォークモデルの発展に不可欠である陽子・中性子による電子の深部非弾性散乱に関する先駆的研究」
ヘンリーケンドール
Henry W. Kendall
アメリカ合衆国
リチャード・E・テイラー
Richard E. Taylor
カナダ
1991年 ピエールジル・ド・ジェンヌ
Pierre-Gilles de Gennes
フランス共和国 「単純な系の秩序現の研究法が複雑な物質とくに液晶やポリマーにも一般化できることの発見」
1992年 ジョルジュシャルパク
Georges Charpak
フランス共和国 「粒子検知器とくに多線式例計数の発明と開発」
1993年 ラッセルハル
Russell A. Hulse
アメリカ合衆国 重力の研究の新たな可性を拓いた新パルサーハルス・テイラーの連パルサー)の発見」
ジョゼフ・テイラー
Joseph H. Taylor Jr.
アメリカ合衆国
1994年 バートラム・ブロックハウス
Bertram N. Brockhouse
カナダ 「凝縮物質の研究のための中性子散乱技術の開発への先駆的貢献:中性子分法の開発」
クリフォード・シャル
Clifford G. Shull
アメリカ合衆国 「凝縮物質の研究のための中性子散乱技術の開発への先駆的貢献:中性子回折法の開発」
1995年 マーチンパール
Martin L. Perl
アメリカ合衆国 「レプトン物理学への実験による先駆的貢献:タウ粒子の発見」
フレデリックライネス
Frederick Reines
アメリカ合衆国 「レプトン物理学への実験による先駆的貢献:ニュートリノの検出」
1996年 デビッド・リー
David M. Lee
アメリカ合衆国 ヘリウム3の超流動の発見」
ダグラス・D・オシェロフ
Douglas D. Osheroff
アメリカ合衆国
ロバートリチャードソン
Robert C. Richardson
アメリカ合衆国
1997年 スティーブン・チュー
Steven Chu
アメリカ合衆国 レーザーによる原子の冷却および捕捉の手法の開発」
クロードコーエン=タヌージ
Claude Cohen-Tannoudji
フランス共和国
ウィリアムダニエルフィリップス
William D. Phillips
アメリカ合衆国
1998年 ロバート・B・ラフリン
Robert B. Laughlin
アメリカ合衆国 「分数電荷の励起状態をもつ新しい形態の量子液体の発見」
ホルストルートヴィヒ・シュテルマー
Horst L. Störmer
ドイツ
ダニエル・ツイ
Daniel C. Tsui
アメリカ合衆国
1999年 ヘーラルト・トホーフト
Gerardus 't Hooft
オランダ 物理学における電弱相互作用の量子構造の解明」
マルティヌスフェルトマン
Martinus J.G. Veltman
オランダ

2000年代

名前 受賞理由
2000年 ジョレスアルフョーロフ
Zhores I. Alferov
ロシア 情報通信技術に関する基礎研究:高速エレクトロニクス・エレクトロニクスに利用される半導体ヘテロ構造の開発」
ハーバート・クレーマー
Herbert Kroemer
ドイツ
ジャックキルビー
Jack S. Kilby
アメリカ合衆国 情報通信技術に関する基礎研究:集積回路の発明への貢献」
2001年 エリック・コーネル
Eric A. Cornell
アメリカ合衆国 アルカリ原子の希薄気体中でのボース=アインシュタイン凝縮の達成および縮合体の性質に関する初期の基礎研究」
ヴォルフガング・ケターレ
Wolfgang Ketterle
ドイツ
カールワイマン
Carl E. Wieman
アメリカ合衆国
2002年 レイモンド・デイビス
Raymond Davis Jr.
アメリカ合衆国 物理学への先駆的貢献とりわけ宇宙ニュートリノの検出」

こしば まさとし
Masatoshi Koshiba
日本
リカルド・ジャコーニ
Riccardo Giacconi
イタリア
アメリカ合衆国
宇宙のX線の発見をもたらした物理学への先駆的貢献」
2003年 アレクセイアブリコソフ
Alexei A. Abrikosov
ロシア
アメリカ合衆国
超伝導および超流動理論への先駆的貢献」
ヴィタリー・ギンツブルク
Vitaly L. Ginzburg
ロシア
アンソニー・レゲット
Anthony J. Leggett
イギリス
アメリカ合衆国
2004年 デイビッド・グロス
David J. Gross
アメリカ合衆国 「強い相互作用の理論における漸近的自由性の発見」
ヒュー・デビッド・ポリツァー
H. David Politzer
アメリカ合衆国
フランクウィルチェック
Frank Wilczek
アメリカ合衆国
2005年 ロイ・グラウバー
Roy J. Glauber
アメリカ合衆国 学コヒーレンスの量子理論への貢献」
ジョンホール
John L. Hall
アメリカ合衆国 周波数コム技術を含むレーザーを用いた精密分法の開発への貢献」
テオドール・ヘンシュ
Theodor W. Hänsch
ドイツ
2006年 ジョン・C・マザー
John C. Mather
アメリカ合衆国 宇宙マイクロ背景放射(CMB)の体性と異方性の発見」
ジョージ・スムート
George F. Smoot
アメリカ合衆国
2007年 アルベール・フェール
Albert Fert
フランス共和国 「巨大磁気抵抗効果の発見」
ペーター・グリューンベルク
Peter Grünberg
ドイツ
2008年 南部陽一郎
なんぶ よういちろう
Yoichiro Nambu
アメリカ合衆国 素粒子物理学・原子核物理学における自発的対称性の破れの機構の発見」
小林
こばやし まこと
Makoto Kobayashi
日本 自然界における少なくとも3世代のクォークの存在を予言する対称性の破れの起の発見」
敏英
ますかわ としひで
Toshihide Maskawa
日本
2009年 チャールズ・カオ
Charles Kuen Kao
香港
アメリカ合衆国
イギリス
通信用ファイバー伝達に関する画期的業績」
ウィラード・ボイル
Willard S. Boyle
カナダ
アメリカ合衆国
「撮像半導体回路CCDセンサーの発明」
ジョージ・E・スミス
George E. Smith
アメリカ合衆国

2010年代

名前 受賞理由
2010年 アンドレガイ
Andre Geim
オランダ 二次元物質グラフェンに関する画期的実験
コンスタンチン・ノボセロ
Konstantin Novoselov
ロシア
イギリス
2011年 ソールパールマッター
Saul Perlmutter
アメリカ合衆国 「遠方の超新星の観測による宇宙の加速膨の発見」
ブライアン・P・シュミット
Brian P. Schmidt
アメリカ合衆国
オーストラリア
アダムリース
Adam G. Riess
アメリカ合衆国
2012年 セルジュ・アロシュ
Serge Haroche
フランス共和国 「個々の量子系の測定と操作を可にする画期的な手法の考案」
デービッドワインランド
David J. Wineland
アメリカ合衆国
2013年 フランソワアングレー
François Englert
ベルギー王国 CERNの大ハドロン衝突加速器のATLASおよびCMS実験により存在が確認された素粒子ヒッグス粒子)に基づく質量の起に関する理論的発見」
ピーター・ヒッグス
Peter W. Higgs
イギリス
2014年
あかさき いさむ
Isamu Akasaki
日本 「明るく省エネルギーな白色を実現可とした効率のよい青色発光ダイオードの発明」
天野
あまの ひろし
Hiroshi Amano
日本
中村修
なかむら しゅう
Shuji Nakamura
アメリカ合衆国
2015年 梶田
かじた たかあき
Takaaki Kajita
日本 ニュートリノが質量をもつことを示すニュートリノ振動の発見」
アーサー・B・マクドナルド
Arthur B. McDonald
カナダ
2016年 デイヴィッド・J・サウレス
David J. Thouless
イギリス
アメリカ合衆国
「トポロジカル相転移と物質のトポロジカル相の理論的発見」
ダンカンホールデン
F. Duncan M. Haldane
イギリス
スロベニア共和国
ジョン・M・コスリッツ
J. Michael Kosterlitz
イギリス
アメリカ合衆国
2017年 レイナー・ワイ
Rainer Weiss
アメリカ合衆国 「LIGO検出器の開発と重力波の観測への決定的貢献」
バリー・バリッシュ
Barry C. Barish
アメリカ合衆国
キップ・ソーン
Kip S. Thorne
アメリカ合衆国
2018年 アーサーアシキン
Arthur Ashkin
アメリカ合衆国 レーザー物理学の分野における画期的発明:ピンセットの開発と生物学的応用」
ジェラール・ムル
Gérard Mourou
フランス共和国 レーザー物理学の分野における画期的発明:高強度のパルスの発生方法の開発」
ドナ・ストリックランド
Donna Strickland
カナダ
2019年 ジェームズ・ピーブルス
James Peebles
アメリカ合衆国 宇宙進化および宇宙における地球の位置の研究への貢献:物理学宇宙論における理論的発見」
ミシェル・マイヨール
Michel Mayor
スイス連邦 宇宙進化および宇宙における地球の位置の研究への貢献:太陽系外惑星の発見」
ディディエ・ケロー
Didier Queloz
スイス連邦

2020年代

名前 受賞理由
2020年 ロジャーペンローズ
Roger Penrose
イギリス ブラックホールの形成が一般相対性理論の確固たる予言であることの発見」
ラインハルト・ゲンツェル
Reinhard Genzel
ドイツ 銀河系中心にある巨大質量のコンパクト体の発見」
アンドレア・ゲズ
Andrea Ghez
アメリカ合衆国

日本の受賞者

名前 出身 受賞理由
1949年 湯川秀樹
ゆかわ ひでき
東京府 「核理論的研究に基づく中間子の存在の予言」
1965年 永振一郎
ともなが しんいちろう
東京府 「量子電磁力学の基礎研究」
1973年 江崎
さき れおな
大阪府 半導体におけるトンネル効果の実験的発見」
2002年
こしば まさとし
愛知県 宇宙物理学への先駆的貢献とりわけ宇宙ニュートリノの検出」
2008年 南部陽一郎
なんぶ よういちろう
東京府 素粒子物理学・原子核物理学における自発的対称性の破れの機構の発見」
小林
こばやし まこと
愛知県 自然界における少なくとも3世代のクォークの存在を予言する対称性の破れの起の発見」
敏英
ますかわ としひで
愛知県
2014年
あかさき いさむ
鹿児島県 「明るく省エネルギーな白色を実現可とした効率のよい青色発光ダイオードの発明」
天野
あまの ひろし
静岡県
中村修
なかむら しゅう
愛媛県
2015年 梶田
かじた たかあき
埼玉県 ニュートリノが質量をもつことを示すニュートリノ振動の発見」

記録

複数回受賞

夫婦・血縁関係

最年少・最年長

特記事項

関連動画

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2014年

2015年

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関連項目

脚注

  1. *ジョンバーディーンがノーベル物理学賞を2度受賞しているため、受賞者の実数215名である。

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