本記事『コスプレAVと原典ジャンルの時期比較』とは、コスプレAVについてその原典ジャンルの発表年と、その作品にちなんだコスプレAVのリストである。
なお、この記事においてコスプレAVとは親記事『コスプレAV』と同様、「アニメや漫画、ゲームなどのキャラクターに扮した者 (いわゆるアニコス) を主題とするアダルトビデオ」を指す。兄弟記事『コスプレAVの歴史』に述べられている通り、日本で本格的に「コスプレそのものを主眼とし、かつコスプレだけで作品を成立させ、最後まで着用する」コスプレAVと呼べる作品が登場したのは『コスプレ広末 (9ID-901, TMA, 2001)』であり、それまでのコスプレAVはスパイスとして『うる星やつら (小学館, 1978)』のヒロイン・ラムや『ストリートファイターII (カプコン, 1991)』のファイター・春麗などの一般層にも知名度のある女性キャラクターたちが、スチュワーデス (今で言うキャビン・アテンダント) やら看護婦 (今で言う女性看護師) やらの一般的コスプレの延長線として起用されているのみであった。
そして、アダルトビデオメーカーは基本的にそれを商売としているので、売れ筋の作品に便乗する形でアダルトビデオにその作品のコスプレイヤーを登場させる。
よって、
ことの裏付けとしてコスプレAVを捉えることができるということになる。
1970年代 / 1980年代 / 1990年代
2000年代 / 2010年代 / 2020年代
| ジャンル名 | 主要アダルトビデオ |
|---|---|
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【エロパロ化】 【七変化】 【複合】 |
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【エロパロ】
【七変化】
【複合】 |
| ジャンル名 | 主要アダルトビデオ |
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ストリートファイター ※『ストリートファイターII』が稼働開始したのは1991年 |
【エロパロ】
【七変化】
対戦型格闘ゲームの代表格にして金字塔、『ストリートファイター』。その中でも一世を風靡したストIIが稼働開始したのは1991年であるが、コスプレAV界隈では根強く人気を誇る。ほぼ春麗とキャミィの2強だが。類例の『餓狼伝説』の不知火舞や『ヴァンパイア』のモリガン・アーンスランドに比べると巨乳であることが要求されないという特徴がある一方、太腿が強調される衣装であるため、演者の太腿にも注目が行きやすい。 |
| ジャンル名 | 主要アダルトビデオ |
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THE KING OF FIGHTERS |
【エロパロ】
【七変化】
そこそこメジャーな格闘ゲームとはいえ、ブーム自体は鎮静化して人気が安定期に入ったシリーズであるが、コスプレAVは根強く輩出され続けている。ほぼ不知火舞のおかげである。 |
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美少女戦士セーラームーン |
【エロパロ】 【七変化】
【複合】 変身ヒロインの金字塔であるため、非常に作品数が多くなる。かつ、各戦士がクローズアップされることも多く、旧作としては非常にバラけている特徴がある。 |
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【エロパロ】 【七変化】 【複合】 『餓狼伝説』の不知火舞と並び、巨乳の通過儀礼となっているのがモリガン・アーンスランド。『ヴァンパイア』のコスプレはほぼモリガン・アーンスランドが支えているといえる。不知火舞にも言えるが、まず第一にでかくないと許してもらえないコスプレであるため、採用される演者も必然的にでかいかどうかが最優先される様子。 |
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新世紀エヴァンゲリオン |
【エロパロ】 【七変化】
【複合】 |
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カードキャプターさくら |
【エロパロ】 【複合】 |
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【エロパロ】 【七変化】
基本的にブームが優先され、新作発売時期でないと注目されにくいことがメジャージャンルでさえ多いコスプレAV界隈において、同人のみならず商業AVでも常に一定の作品が輩出される稀有なジャンルである。『東方Project』以外で一定の作品が出続けている作品はほぼ格闘ゲームヒロインかVOCALOIDに限られている。 |
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【七変化】 AVにおける『アニコス』の始祖として、今なおコスプレAVの歴史に語り継がれる『コスプレ広末』のパッケージ・ポスターのビジュアルとして、『デ・ジ・キャラット』のデ・ジ・キャラットが選ばれた。まさにここから『流行ジャンルのAV化』がはじまっていくこととなる。 |
| ジャンル名 | 主要アダルトビデオ |
|---|---|
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【エロパロ】
【七変化】
【複合】 詳細は『キョン!AVを撮るわよ!』を参照のこと。 ブームを巻き起こして以来、2000年代後半のコスプレAVでは頻出ジャンルであった。しかし2010年代になると目に見えて登場頻度が減っている。 |
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【エロパロ】
【七変化】
ロングランのシリーズであり、その年の現行プリキュアがAV化することが多いものの、それと並行して『ふたりはプリキュア』のキュアブラックとキュアホワイトが長期にわたってリリースされている。なにしろTMAが『凌辱ヒロイン プリティー戦士』をリリースしたのが2012年なのだ。 |
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【エロパロ】 【七変化】 ※『Fate/Grand Order』は後述。 コスプレAVの市場の開祖がTMAの『コスプレ広末』なら、コスプレAVの市場を確立させた作品は同じTMAの『Faith/stay knight』である。ここからパロディAVの楽しみ方に、「パロディしたうえでどうアダルトビデオに落とし込むか」という視点から楽しむ層が出現したのだ。 |
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【エロパロ】 【七変化】
【複合】
※『アイドルマスター シンデレラガールズ』は後述。 メジャージャンルでありながらも『アダルトマスター』の発売中止が響いてか作品数は少なく、ウィッグを付けずに演じたりなどといったごまかしがなされたりすることも。『可愛すぎるショートヘアコスプレ 麻倉憂』のマーチングバンド衣装はもはや言われないと気付けないレベルであろう。 |
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【エロパロ】
【七変化】 【複合】 |
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※ジャンルを成立させた『VOCALOID2 初音ミク (クリプトン・フューチャー・メディア, 2007)』の登場を起点とする |
【エロパロ】 【七変化】
【複合】
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| ジャンル名 | 主要アダルトビデオ |
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【エロパロ】 『8K VR 推しの娘 横宮七海』は原作要素を多分に含むものの、転生したのは星野アクアでも星野ルビーでもなく、星野アイである。また役名はアイをもじっておらず、女優の名義そのもの (七海 / ナナミ) を採用している。なお、「不治の病で死んだ妻が生き返る」という設定であるため、『僕』はカミキヒカルのようにナナミを殺害したわけではない。なお、本作の発売は主演女優の横宮七海が自ら命を絶った後であり、事実上の横宮の遺作のひとつでもある。 |
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最終更新:2025/12/06(土) 06:00
最終更新:2025/12/06(土) 05:00
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