サイエントロジー 単語

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サイエントロジー

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サイエントロジー(Scientology 正式名称はChurch of Scientology)とは、SF作家のL・ロン・ハバードによって設立された新宗教である。L・ロン・ハバードは故人であり、現在導者はデビッドミスキャベッジ。2代目、3代を崇拝するようなことはなく、あくまで通常の会長職である。

概要

よく誤解されてるが、サウスパークなどでネタにされた宇宙人ジヌーの話は実は隠し協議であり(なお、ネタにされてるジヌーだがサウスパーク動画削除されているようなので、下の関連動画の「ストリームコラムの町山智浩る、トム・クルーズの奇行1」を参照して欲しい)、表向きは俗にいう自己啓発セミナーの類である。なお、サイエントロジーはサウスパーク製作者関連の身元を洗っているようだ。【サイエントロジー教会、「サウスパーク」クリエイターの情報筋を身元調査?exit

宇宙人の教義は本来OT(オペレティング・セイタン)と呼ばれる上級信者向けの隠し教義で、モルモン教で言うところのエンダウメント(教団に忠を誓う儀式)を受けるとステテコを常時着用しないといけない、といった類の隠し教義である(もっとも、モルモン教のステテコの話も本来隠し教義なのだがネットが普及した今では意味をなしていない)。

自分自身のセイタン()が無限を持って、クリアーと呼ばれる人は自由自在にを発揮できるという信条を有している。クリアーは物事を妄想でも想像でもなく完璧に「想起」できるとしており、二次元ヲタにはある種オススメの宗教かもしれない。クリアーになるのをしている人をプリクリアーと呼ぶが、これは仏教で言うところの仏陀菩薩というとわかりやすいだろうか。

創価学会統一教会幸福の科学といった新興宗教と違う点、というよりもこの宗教だけだと思うが、崇拝対教祖様ではなく自分自身(セイタン)というこ とである意味ナルシスト向けでもある。別にL・ロン・ハバードを崇拝している教団ではないが、信者の間では頭文字をとってしみを込めてLRHと呼ばれる。

サイエントロジーのテーマソング?

最近「We Are The IAS」というあの「We Are The World」をパロディにしたと思われるサイエントロジーのテーマソング完成した。

 http://www.iasmembership.org/media/videos/wearetheias.phpexit

信者であるチックコリア制作に参加するなどかなりテーマソングとなっている。

L・ロン・ハバードについて

教祖であるL・ロン・ハバード(L Ron Hubbard)は実は略称で、正式名称はラファイエット・ロナルド・ハバード(Lafayatte Ronald Hubbard)という。

信者の間からはLRH、またはロンという名前しみを込めて呼ばれている。

しかし、サイエントロジーでの信仰対はあくまで自分自身の(セイタン)であり、一般的な新興宗教と違い、別に崇拝対になっているわけではない。

サイエントロジーにおいては生命の神秘を解き明かした人物とされている。

なお、一般的にはSF作家と認知されていて、宗教家としては認知されていないらしい。

2012年、サイエントロジー教会より彼の生涯について描いた書籍である「THE L. RON HUBBARD SERIES THE COMPLETE BIOGRAPHICAL ENCYCLOPEDIA」というものが発売された。

価格は800ドルもするがハードカバー仕様で全部で16冊もあるとてつもないボリュームとなっている。

なお、彼は池田大作と同じく名誉博士号を受賞しているが、これは後に池田大作と同じくで買ったことが明らかになっている。

しかし、池田大作のようにDr Ronなどとは呼ばないので池田大作のように偽博士自称しているわけではない。

他にも「けをするには宗教を作るのが手っ取りい」などと発言したこともあり、宗教としてみた場合のサイエントロジーについての外部から批判される元となるようなことも言っていたりした。

ちなみに、彼はローシア現在ジンバブエ)の建者のセシルローズの生まれ変わりであるとしている。

ロゴマークの十字架について

なお、サイエントロジー「教会」はロゴマークとしてキリスト教十字架によく似たものを使っている。

 http://upload.wikimedia.org/wikipedia/en/c/cc/Scientology_Cross_Logo.pngexit

別にこのロゴマークに関してキリスト教は一切関係なく、サイエントロジーにおいての「8つのダイナミクス」を意味している。

の以上が8つのダイナミクスの概要であり、サイエントロジーの基本概念でもある。

書籍について

書籍一覧

経典はLRHが書いたベーシックと呼ばれる18冊の書籍、その他の一般講演、クラシック、ベーシック、会議講演、ACCと呼ばれるLRHの講演記録である。

書籍については簡単に分けるとこのようになる

以下の本は上記よりもあとに書かれたものだが、自己啓発書に近いものである。ただし専門用が多く、ある程度サイエントロジーを理解してないと読むのは難しい。

  • サイエントロジーのエシックス入門
  • サイエントロジー 思考の原理

 その他 自己啓発書(一般人でも普通に読めるたぐいの物)

  • しあわせへの
  • サイエントロジー 人生への新しい視点
  • 仕事を楽しくする本

 講演記録は簡単な順にクラシック、一般向け講演、サイエントロジスト向けのクラシック、ベーシック、会議講演、ACCに分けられる。ACCはまだ未翻訳なので英語版しかない。

大型書籍

なお、サイエントロジー教会よりサイエントロジーについて一般人でもわかり易く説明した書籍が何冊か発行されている。

・サイエントロジーハンドブック

・サイエントロジーとはなんですか?

・基本ダイアティックスピクチャーブック

・基本サイエントロジーピクチャーブック

しかし、これらの注文方法はサイエントロジー教会への電話注文だけになるため、一般向けに発売されたはずだが信者だけしか購入できないものとなってしまっている。

なお、このうち「サイエントロジーとはなんですか?」だけは過去にサイエントロジー教会が一般流通で発売した過去があるため入手しやすい。

他にも「ハバードの特別経営コース」や「サイエントロジー宗教背景職、儀式、教義」などの本もあったりする。

こちらもやはり電話注文だけになるため全に信者向けであると言える。

書籍は一番安い「基本サイエントロジーピクチャーブック」で37ドルほど、サイエントロジーハンドブック100ドルほどである。

LRHの項でも解説した「RONシリーズ」と呼ばれるLRHの生涯について描いた書籍は800ドルもするので全に信者向けであると言える。

RONシリーズについて

ここでは、現在2012年6月初め)では一番最近発売されたサイエントロジーの大商品である「RONシリーズ」について簡単に解説することにする。

これらは以前発行されていた「L・ロン・ハバード 生涯のイメージ」というものを更に掘り起こしたもので(この本は以前から発売されていたが、RONシリーズの発売に合わせてリニューアルされたバージョンが発売されている)

彼の人生について全16冊で詳しく解説している。

彼が書いた趣味旅行記、写真からサイエントロジーの教団の立ち上げなどについて一冊一冊詳しく掘り起こしてかなりのボリュームで書かれている。

総てえると800ドルもするのだが、ハードカバー仕様である。

なお、彼は「池田大作」と違い「大川隆法」と同じく、ゴーストライターなどは使わず一切総て自分でを書いたり本を書いたり講演をしたりしているので(当たり前だが、英語版の講演はLRH総て本人によるものである)、彼の宗教家としての池田大作のようにで買える勲章やゴーストライターでまみれたものではなく、大川隆法と同じく総て自分で教団の立ち上げから本や講演から総てやっているので凄いだと言える。

ちなみに、LRHは元々物理学者をしていたが、ダイアティックスおよびサイエントロジーの開発宗教家シフトして行ったという少し不思議な経歴の持ちである。

経典

ダイアティックスはサイエントロジーの基礎になった本である。オーディティングという懺悔とカウンセリングを組み合わせたようなもので、過去のト ラウマ(サイエントロジーではエングラムと読んでいる)を消去することに重点を置いている。なお、オーディティングの際にEメーターと呼ばれる特殊な機械 を使うのだがこれで何がわかるのかはよくわからない。一般的なオーグ(支部)ではこのオーディティングをすることに重点がおかれていて、OT以上は上級 オーグと呼ばれる大陸に数個しかい所で学ぶことになる。

オーディティングを含めたダイアティックスは適応すると8割の病気が治るとしている。しかしながらサイエントロジストであるベックハンセンが不整脈に悩まされていたり、外部からは疑似科学であると言われていることなどから、マイナスイオンと同じレベルの信憑性だと思われる。

ダイアティックスはイグノーベル文学賞を受賞している。

本格的なサイエントロジー用などが出てくるのは4冊の書籍である「生存科学」以降である。サイエントロジーでは一般的な自己啓発的な書物を「ダイアティックス」、信者向けの本を「サイエントロジー」と分けているが、最初のサイエントロジーの本である「サイエントロジー 人間歴史」にはいきなり、人間のセイタン()の歴史は76兆年(当然一般的に考えられている宇宙年齢よりもかに長いのだが)だという驚愕の事実明らかになる。

私(執筆者)は講演を聴いたことはまだく本を読んだだけなのだが、フィラルフィ博士コースなどベーシックの難しい講演を修了した人間はサイエントロジー8-80、サイエントロジー8-8008によるとセイタンの外在化などと呼ばれる幽体離脱も出来るようになるらしい。

他にも一般向けな本であるトーンスケール人間の精的なレベル)も、生存科学では0~4までだったのが-8~40になるなどかなり宗教色が強くなってくるようだ。

さらにサイエントロジーでの事実上最後の書籍である「人間創造」の中では、幽体離脱出来るのが当たり前のように書かれており、幽体離脱したセイタン自体が太陽テレポート出来ると書かれてある(394ページより)。

最も一般向けのサイエントロジー書籍である「しあわせへの」(これだけ宗教書ではない)は6000万冊以上が発行されており、宗教書や共産党系の書籍を除くとまさしく世界的なベストセラーと言える。こちらはサイエントロジーによって映画化もされており、下記で記載するBridge PublicationsからDVDを購入できる。キャッチコピーは「生きている人で、再出発のできない人などいません」。サイエントロジーによってこの本専用の財団まで設立されている。⇒こちらexit

講演

現在翻訳されてる講演はACCを除けば1000講演ほどになり(ACCも含めると3000以上)、一講演は1時間半~2時間程度。そのためすべて修了しようと思うと単純に2000時間近くかかり、かなり難しめの資格を取るのと変わらない時間がかかる。講演記録に手をだすと、それこそトム・クルーズのように自分の宗教をサイエントロジーだと言えるぐらいのレベルにならなければならないだろう。

一般的な宗教だと仮定すると、毎週土日を3~4時間を宗教に費やして10年ほどかかるのでかなり本格的な宗教だと言える。おそらく本格的なクリアーすには、日本人ユダヤ人ユダヤ教信者ユダヤ人であって別に民族的な物ではい)になるぐらいのハードルの高さだと想定される。サイエントロジーとは、「真実の学問」「知るためを知るための学問」という造語らしいので、まさにその通りかなり本格的な宗教だと言えよう。

エホバの証人のように人生そのものを宗教にする宗教とかもあったりするので、彼ら並に宗教に取り組めば1年でクリアーになることも可だと思うのだが・・・(彼らは勧誘に80時間、勉強会に30時間以上を費やしてるので、彼ら並にサイエントロジーに取り組めば1年で講演すべて終えることが出来ることになる)。

なお、Wikipediaにはサイエントロジーに関わると他の宗教団体との関わりを絶たなくてはならないと書かれてあるが、カリフォルニアのサイエントロジー職員と話したところそういったことはいようである。あったとしてもOT以上のランクの話だと思われる 。

これら講演記録は、デイヴィッドミスキャベッジによって「知識の黄金時代」と呼ばれるプロジェクトで復元された。今まではサイエントロジーの基礎的な部分であるダイアティックスの本で書かれた部分しか学べなかったのだが、2010年ACC以外の講演が復元、翻訳されたことにより、英語圏以外の 人にもサイエントロジーが学びやすくなった。

これにより実際にオーグに通わなくてもクリアーすことが可になり(ちなみにサイエント ロジーでは勉強を進めていくことをブリッジを登るという)、21世紀マルチメディア宗教デイヴィッドっているとおり、むしろLRHが存命してい た頃よりもサイエントロジーを学びやすくなったと言える。

大抵の新興宗教教祖様死亡と共に衰退していくのがお決まりだが、例外中の例外 として教祖様死亡後のほうが成長しているのにはこういった理由もあると思われる。少し前まで英語圏以外では経典すら入手出来なかったこともあり、むしろそ の地域以外の人にとっては、サイエントロジーは始まったばかりの宗教だと言ったほうがいいかもしれない。

なお、講演記録に付属しているバインダーテキストでも何でもなく文字に起こしただけのものなので(創価学会幸福の科学の本と同じようなものである)、CDを付けずにバインダーだけ安価で販売して欲しいところであると思う。

講演の演説宗教としてみてみた場合英語版教祖様であるL・ロン・ハバードが話しているので価値があるが、それ以外の言の人にはあまり意味がいと思われる。

日本語版の講演記録の話し方は非常にゆっくりとした話し方をするので、バインダーだけで勉強するほうがかにくサイエントロジーをマスター出来ると思われるし、普通の本のように電車の中で読めるのでこちらのほうがむしろ便利であると思われる。

例えばサイエントロジー マイルストーンワンは「320ドル」で実際の本としてのページ数は1000ページぐらいなので、一般的な本だと考えると非常に高価だと思われる。

創価学会幸福の科学の本は教祖である池田大作大川隆法演説文字に起こしただけだが、定価でも1000円程度なわけであるので、それと較すると本としてみた場合、とてつもなく高い本であると思われる。

参考に池田大作演説を書籍化した商品の「青春対話No1」は400ページ(ペーパーブック)で定価で800円ほど、大川隆法の「救済の法」は200ページハードカバー)で定価で1800円で尚且つ両商品とも中古で数百円で買えるのと較すると宗教団体に一切お布施せずに教義だけを学ぶとして考えると非常に高価な額がかかる宗教だと言えるのは間違いない。

映像作品について

現在サイエントロジー教会より発売されている映像作品は以下になる。

書籍の映像化作品、書籍よりも難しい用などを使わずにサイエントロジーを知らない人にも初見で理解できるように作られている。

・実践 ダイアティックス

仕事を楽しくする本

・サイエントロジー・ハンドブック

・しあわせへの

LRHの講演映像、なお「クリアリング会議」は会議講演やベーシック、ACCを始めとした講演シリーズ映像化されている物である。

また、「サイエントロジーへの誘い」は彼がローシア(現ジンバブエ)のテレビ番組に出演した時の映像である。

彼がテレビに出て演説したのはこれが最初で最後なので信者にとっては重な作品だと言える。

クラスグレー

・サイエントロジーへの誘い

クリアリング会議

2012年後半、サイエントロジーの書籍の一つである「サイエントロジー 思考の原理」が映像化された。

http://www.scientology.jp/fundamentals-of-thought.html?popupexit

「サイエントロジー 思考の原理」は入門書でありつつサイエントロジーの教義すべてが詰まっている本なのでまさに信者待望の映像化と言える。

また、サイエントロジー教会から発売される製品で初のブルーレイ対応作品でもある。

教団の広報誌について

サイエントロジーの教団の広報誌は「IMPACT」誌である。

半年に一回発行され、IASの会員に送られる。

2013年1月現在で第134号まである。

なお、IASの会費は年間500ドルなので単純に一冊250ドルすることになる・・・

なお、投稿無料会員資格を喪失した後、今後共Impact誌を読みたいなら有料のIASを更新しなければいけないという手紙が来たためIASの会員限定にしか送られないと思われる。

その代わり2013年からは「無料会員案内版」として抜した記事を書いた薄い雑誌が償で送られてくる。

今年から始まったため現在では第一号しかいが恐らくImpact誌と同じく半年に一冊出ると思われる。

内容は現会長デイヴィッドミスキャベッジ氏の挨拶、講演、その他世界各地でのサイエントロジー教会の活動、新しいオーグ(支部)の建設ニューストム・クルーズのようなサイエントロジーの発展に活躍した人の紹介と表、その他CCHRなどのサイエントロジー関連団体のニュースとなっている。

購入に関して

購入方法は一般書店では販売しておらず(昔に発行された古いバージョンのは中古で入手できるが)、サイエントロジーの直営書店であるカリフォルニア州にあるBridge Publicationsexitから直接購入しなければならない。これでは新興宗教団体に個人情報カード番号を握られることになるし、対応は英語になるので本を買う時点からハードルが高いといえる。送料無料なので本一冊でもカリフォルニア州からFedExで送ってくれたりする。あとはBridge Publicationsのカタログに載っていない教材もあるが、これの購入方法は直接電話メールになる。

書籍は大したことがないが講演記録は非常に値段が高く(ちなみにACCはすべてえると1万ドルもする、しかし日本語未発売)、実際にサイエントロジーのオーグ(教会)に通うと一回数万円の費用がかかり、クリアーすには数万円の費用がかかるというのも批判されている点である。ちなみに日本では東京にオーグがある、チックコリアが宣伝のために訪れたことがあるらしい。

経典はサイエントロジー東京オーグからでも購入可だが、Bridge Publicationよりも非常に高い値段が付けられているのでオススメできない。それとクラシックはベーシック、一般講演、会議講演からの抜なので、最初からすべえるつもりなら買わなくても良いものである。逆に安くサイエントロジーを学びたいならこれだけ買うのもオススメである。クラシックの価格はすべて15ドルなのでこれはボッタクリと言えない価格ではあるし。 ⇒購入ページexit

ベーシックの経典はフィラルフィ博士コースなど1000ドル以上する非常に高いものもあるので、ベーシック以上に進むには何にしても非常に高い額がかかるのは間違いないと言える。

講演記録はそれぞれを全て集めると、クラシック780ドル/一般講演400ドル/ベーシック4015ドル翻訳されている会議講演(南アフリカ、構造の会議は未翻訳なのでそれを除いて)2900ドルとなり、それらの総額では70万ほどの額がかかってしまうことになる。始めるにあたっては銭的なハードルが高いが、他の宗教のように定期的なお布施などが要されるわけではなく、一回購入してしまえば10年間は毎週サイエントロジー漬けになるので時間的に言えばそこまでボッタクリと言えないかもしれない。

定期的に全て一括で購入すれば30OFF(執筆者が知ってる限り最大の割引率は47.5%である)などのキャンペーンを行ったりしているので(なお、これも会員専用のメールマガジンでしかその存在を知ることは出来ないので少なくても一回はサイエントロジーと関わりを持つ必要があるのだが)、オーグに行ってオーディティングなどを行わないとしてサイエントロジー漬けの人生を歩むつもりならそこまで銭的な負担は高くないと言えるかもしれない。

全てを購入せずともダイアティックス、仕事を楽しくする本、思考の原理、人生への新しい視点など基礎の本を読むだけで自己啓発書の一つとして終わらせることもできる。書籍や講演記録を自宅で聞いてクリアーしてみても良いし、実際にオーグに通ってクリアー以上のOTと呼ばれる一般人が想像するサイエントロジーの世界観である宇宙人の話が出てくるレベルしても良い。

その他書籍など

2011年3.11地震原発に対して「放射能のすべて」と「クリアーな身体、クリアーな心」が隠し経典として発売されている。

他にも信者向けの結婚指輪アクセサリペンダントなども販売されているがこちらも存在自体一般人には知らされていないもので、ある程度サイエントロジーに関わっているとBridge Publicationsから送られてくるメールマガジンに書かれている専用のアドレスおよび、存在を知った上で電話での購入となる。

タログに載っていない教材で値段も書かれていないものがある(教材への案内と呼ばれる信者に送られるカタログにはネットリストに乗ってない教材がたくさんある)。それはサイエントロジー職員教育用の「なるアリス」「特別ハバードプロフェッショナル・オーディターコース」などで、値段は不明だが購入可なようだ。

アメリカではフリーゾーンと呼ばれるサイエントロジー教会とは直接的な関わりは持たずに、純に個人個人で集まってLRHの教えを安価で学ぶ集団もあったりするのでそういった方に向けた製品と思われる(Anonymousはサイエントロジーはなぜ「救済のためにが必要なのか」などとしておりサイエントロジーの教義を否定しているわけではないわけだし)。

OTについて

OT(オペレティング・セイタン)とは教団内でクリアー以上のランクであり、OTに行った人はのようなを発揮出来るとされている。

なお、L・ロン・ハバードは基本進化論を支持しており、「動物である人間である人間」という講演記録演説したことがある。

しかし創造論を支持した場合はバラモン教のであると言っているが(これの出典は著者が忘れてしまったが、クラシック講演の26本の中の一つであることは確かである)、やっぱり進化論支持者の立場からOTはのような存在であるという認識で正しいようである。

OTは理論上はOT15が最高ランクだが、現在は未発表ということで(LRHの死後からもう20年近く立つがこの理由は不明)、現在の最高ランクはOT8である。

一般人イメージするサイエントロジーであるサウスパークネタにされた宇宙人が出てくるのもOTからであり、それらは「スペース・オペラ」と呼ばれている。

ちなみにサウスパークネタにされたジヌーの話はOT3の教義である。

OTになるためには、まず初級オーグ(サイエントロジー東京など)でクリアーであることを認めてもらい、それからアジア太平洋地域ではオーストラリアにあるオーグで学ぶことになる(OT6までは)

OT7に行くためにはフロリダ州クリアウォーターにある本部である「Flag」と呼ばれる場所でしか学べない

最高ランクのOT8に行くためには出信者が居る「フリーウインズ号」のの上で研修を受けなければならない。

最高ランクのOT8に行くためには1000万以上の費用がかかるとされており、これも批判されている点の一つである。

それとOTになるためには最初にオーストラリアに行く必要があるのだが、日本語版の教材があるのかどうかは著者の知ってる範囲内では未確認である。

知識の黄金時代について

ここでは07年から使われている用である「知識の黄金時代」について解説することにする。

まず、最初に創価学会モルモン教エホバの証人幸福の科学といった他の新興宗教では時間が経つに連れて都合の悪いことを隠蔽するために本や用リニューアル定期的(著者が知ってる限りエホバの証人が一番それが頻繁である)に行われるのだが。

サイエントロジーでも07年までに発行されていたダイアティックスなどの本でもそういったことが起きてしまっていた。

それに対して現会長であるDavid Miscavige氏は「知識の黄金時代」と呼ばれる大規模なプロジェクトを発表し

ダイアティックスなどのベーシックの18冊の書籍などをLRHが書いたそのとおりに復元することにした

これにより、07年以降に発売されているサイエントロジー書籍はむしろ出版当時よりも「正確に」復元されている。

初版ですら出版社がつけた注訳などが付いてしまっていており、LRHが望んだ通りの本ではかったのだが、そういった物も削除し、完璧にLRHが書いたとおりに忠実に復元することに成功した。

また、用もサイエントロジーでも時期によって同じ用でも意味合いが異なるのだが

時期に合わせてその時期に使われていた用はそのままの意味で全に復元することに成功した。

ベーシックの書籍は時期によって表がことなるのだが、現在発行されているサイエントロジーのカタログに掲載されている表はむしろ、LRHが書いたそのとおりのものが発売されている。

また、昔(特にLRHが頻繁に講演していた50年代、60年代)の流行などは現代人には分からない点も多いので、大規模な用集も付属している。

そして、07年にはそれに合わせて英語版でしか発売されていなかった講演記録日本語を含む15言で発売された。

他にも「ダイアティックス」や「サイエントロジー 思考の原理」や「仕事を楽しくする本」など簡単なでも読める書籍はウルドゥー語スワヒリ語などマイナーな言を含む50言以上で出版され、まさに世界中の人がサイエントロジーを勉強出来るようになった。

「知識の黄金時代」以前には基礎的なダイアティックスといった本しか英語圏以外の人には入手することすら出来なかったのだが、これにより世界中の人国語でサイエントロジーを勉強することが出来るようになった。

近年のサイエントロジーの大規模な発展(公式サイトを見てもらおうと分かる通り、世界中に建設された、建設中のオーグ(支部)はここ数年で出来たものばっかりである)にはこの「知識の黄金時代」が大きくしていると思われ

教祖死亡後の衰退どころか大規模な発展を成功させたDavid氏の業績はまさしく神業だと言える。

入信、及びカルト指定、入信している著名人について

入信

サイエントロジーには入信という制度がなく、「サイエントロジストメンバーシップIAS)というのを習得=一般的に言う入信」だと思うが、有料で1年ごとの更新である。最近では大阪に支部が出来たので、問い合わせてみたIASの習得の有でオーディティングの料は変わらないようである。ということで別に入信してもBridge Publicationsから経典を一割引きで買えるぐらいでお布施以外のメリット?はいのだが・・・

ちなみにIASは全に英語の対応になるので、それぐらいの英語があるなら英語版の経典で良いとして、経典の英語版ならeBayから中古なら非常に安く買えるので、1割引もほとんど意味がい。本人の信仰心で非常に幅広い選択ができる宗教とも言える。

国際サイエントロジストメンバーシップ(IAS)について

なお、サイエントロジーには入信という概念が存在しないのは上で述べたとおりだが

事実上の入信であるサイエントロジストメンバーシップ(通称IAS)について軽く説明することにする。

まず、IASには半年の無料期間があり、自動更新は存在しない。

また、IASに在籍中はBridge Publications及びサイエントロジー東京から経典を1割引で購入することが出来る。

もし最初から教材総て買うつもりならこの無料期間内にえるのが一番安いと思われる。

それ以外はオーディティングの割引は受けられるわけでもなく、信仰心がない場合はメリットはあんまりないと思われる。

なお、無料期間が過ぎてからは1年ごとの更新でお値段は500ドルである。

また、生涯会員(500ドル)というものがあり、これを習得するとIASパトロンという称号が貰えるようだ。

サイエントロジーには創価学会で言うところの財務のようなお布施概念は存在しないため(サイエントロジー教会への寄付という形はあるのだが)、IASのメンバーであることが事実上のお布施であると言える。

宗教法人・カルト指定

宗教だとサイエントロジーはしているが宗教法人格を取得しているのはアメリカ南アフリカなど一部のだけで、ほとんどのドイツなど)では営利的の自己啓発セミナーとして認知されていて、日本でも宗教法人ではなく任意団体である。

しかし南アフリカなど治安の悪いでは、サイエントロジーのクリミノンと呼ばれる犯罪者更生プログラムが効果を上げているとして、ヨハネスブルグオーグ建設の際には南アフリカ警察署から署長が出向いて挨拶に行くほどである。

ちなみにサイエントロジーは心理学、精医学について反対の立場をとっておりCCHRと呼ばれる別団体を設立するほどである(これに関してはWikipediaのほうが詳しいのでそちらを参照していただきたい)。 【「サイエントロジーと精神医学(wikipedia)exit」/「CCHR(wikipedia)exit」】

ヨーロッパにおいては危険なカルト教団だとみなすが多く、イギリスではサイエントロジスト(信者)は公務員に採用してもらえない。さらにフランスにおいてはサイエントロジーは組織的な詐欺団体であるとされ、幹部が逮捕されている。 ⇒参照記事 exitしかしデンマークにはサイエントロジーのヨーロッパ本部がある。デンマーク新興宗教に甘いようだ。

新宗教にしてはしく出制度があり、出した信者シー・オーグと呼ばれ、基本フリーウィンズ号と呼ばれるの上で生活することになる【Freewinds(wikipedia)exit(※英語版)】。出する際には教団に10億年の忠を誓わないといけないらしい。

海外ネットでは日本で言う創価学会ぐらいに批判になっている教団である。

入信者

入信している有名人としてはトム・クルーズジョントラボルタビリーシーンチックコリアベックハンセン、ジェニファー・ロペスソース http://www.cyzowoman.com/2011/08/post_4073.htmlexit)、シプリアン・カツァリスなど。日本人では長渕剛Wikipediaより)等が信者だと言われている。

鳩山由紀夫の妻は噂レベルなので、安倍晋三統一教会信者と同じレベルの話だと思われる。

シンプソンズ声優ナンシーカートライトはサイエントロジーに日本円で10億円寄付するほどである。サウスパークでジヌーの話をディスられて、シェフ役のアイザック・ヘイズ(故人)が降したりもしている。

トム・クルーズ事実上の教団の2番手と言われたりしているが、他に入信している信者Wikipediaのほうが詳しいのでそちらexitを参照してほしい。

ジェニファー・ロペスはサイエントロジーに頭するあまり、夫に呆れられて離婚したようだ。⇒参照記事exit

なお、Wikipediaによるとジェニファー・ロペスは室内温度25.5度にするよう世話係にきつく話しているようだが、これにはサイエントロジーでのLRHの講演の一つ「ランドティー」においてLRHが「人間に最適な温度は25.5度」であると発言したことから来てると思われる。

他にもチックコリアアルバムARCというのがあるが、これはサイエントロジー用の情、リアリティコミュニケーションを表している。 ⇒商品ページexit 自分自身の作品にサイエントロジー用を使うというのは、立たないがチックコリアトム・クルーズ並の熱心な信者だと言える。

ちなみにL・ロン・ハバードは有名な宗教者の割に内部にすら露出することがく、実際にLRHの講演が映像として残っているのは「クリアリング会議」だけである。これのデジタルリマスター処理のために教団の膨大な資を費やしており、教団によるとタイタニックよりも凄い技術が使われたらしい(出典 教材への案内)

脱会について

なお、上にも書いてあるとおりサイエントロジーには脱会という概念は存在しない。

自然消滅は一般的に言う脱会になると思うがあのブラッド・ピットはサイエントロジーに入信した後自然消滅したので元信者といえなくもない。

ブラッド・ピットにサイエントロジー信者過去

http://www.elle.co.jp/culture/celebgossip/Brad-Pitt-Almost-Got-Into-Scientology-12_0718exit

Wikipediaから「友人を売りつけるように推奨するについて」

なお、Wikipediaにはサイエントロジーは「友人を売りつけるように推奨する」と書かれているが

これについて説明すると、オーディティングを受けるときに二人以上で来ると大幅な割引を受けることが出来るので、「売りつける」という言い方が正しいかどうかは不明だがサイエントロジスト(信者)が身近に居たほうがサイエントロジーでオーディティングなどを受けるときに安くすむというのは事実である。

しかし、サイエントロジーは他の新興宗教のように教祖様を信じれば救われるというものではなく。

実際に本や講演記録を聞いて勉強することが必要なものであり、その「売りつける」人に実際に信者並の信仰心がめられると思われ、他の新興宗教の強引な勧誘とはまた違うと思われる。

また、サイエントロジーの本には必ず以下の言葉が書かれているため、他の宗教団体と較しても熱心な信者で有ることがむしろ基本であると考えられる。

引用、サイエントロジーの一般向けな自己啓発書「自己分析」の最初に書かれていることから(というかベーシックの本にはしあわせへの以外すべてこの文章が書かれている)

読者のみなさまへ」

ダイアティックスとサイエントロジーの恩恵と標の達成は、自分自身の努を通してのみ達成できるため、各個人の献身的な参加が必要です。

外部からの「洗脳」「マインドコントロール」されてるについての教義的な批判

一般的にサイエントロジーは洗脳マインドコントロールを使う怪しいカルト教団というイメージを持たれているが、

LRHの講演の一つ「サイエントロジーと他の哲学の違い」などの講演や最も一般的なサイエントロジー書籍である「しあわせへの」でもしつこいぐらい繰り返し述べられていることだが、

サイエントロジーとはあなたが「真実」であると思ったことが真実であるのです、真実とあなたが思わなければそれは真実ではいのです。

という基本概念がある。

また、マインドコントロール論は「あたかも本人が自分の意思で行ったように見せかけて悪意のある第三者がその人を操っている」という理論だが、これについてもサイエントロジーでは「サードパーティ法則」といい、その悪意のある第三者を非難する教義になっている。

試しに執筆者の知り合いの熱心なサイエントロジスト(信者)についてサウスパークネタにされたジヌーについて訪ねてみたところ「私は面小説かなんかの話ぐらいにしか思ってませんけどね」と発言していていたので、一般的なカルト教団と違い洗脳マインドコントロールを行うという外部からの非難については間違った認識であると思われる。

番外編

宇宙人対決 モルモン教VSサイエントロジー

モルモン教では宇宙人は存在するものであるとして、宇宙人が住んでいると考えているらしい。【月に人間が住んでいるexit

一方サイエントロジーでは、サウスパークネタにされた話だが、

  1. 悪の宇宙人ジヌーが銀河連合での人口増加に対処するために宇宙人を手下の精科医によって凍らせ(7500万年前)
  2. ダグラスDC-8宇宙地球まで運んできて火山に投げ込み、更に水爆によって殺したあと
  3. 残ったに「サイエントロジー以外の宗教」の話の映画を見せ、サイエントロジー以外の宗教情報(正確な名称はR-6 Implantという)を与えられた(サイエントロジーではセイタンというのだが)を解き放ち、
  4. そのはひとつに集まってボディセイタンとなり
  5. それが原始人時代の人類に入り込んで、サイエントロジー以外の宗教が出来てしまって人類は混乱するようになり
  6. サイエントロジーのデトックスでそれ以外の宗教概念を取り除いた人間以外に悪を与えてるとしている。

している。【ジヌー(wikipedia)exit

正直言ってモルモン教もサイエントロジーも50歩100歩の電波カルトだと思うのだが・・・

ちなみに私の知り合いによるとスパモン教が出来たのにはキリスト教福音だけでなくモルモン教やサイエントロジーのようなおかしな宗教普通アメリカ内でそれなりの地位を得ているからだろう、と言っていたのでたしかに一理あると思う。

表向きでの宇宙人について

実は、「サイエントロジスト向けのクラシック(これらは総て日本語訳されている)」には日本語訳されていない、OTと呼ばれる宇宙人が出てくるランク信者向けのACCからの抜もあるのだが

その中の一つ「組織図と生存性」では「サイエントロジーが出来なかったために」かつて宇宙に存在した別の文明は「わずか」80兆年で消滅したとLRHしている(80兆年という年は一般的に考えられる宇宙年齢よりもかに長いのだが)

他にも「自由ビーイング」によると、一般的に「太陽系」と呼ばれている団は「エスピノール連合団」と呼ばれていて、太陽のことを「第12太陽」と言うらしい。(なお、ジヌーの話では銀河連合の中の惑星の一つが地球ことティージーアックらしいが、その「エスピノール連合団」と「銀河連合」が別の物なのか、銀河連合の中の一つが「エスピノール連合団」なのかはOT以上は基本秘密の隠し教義なのでこのあたりの矛盾点は著者には分からない)

その「エスピノール連合団」の中で「火星」と呼ばれている宇宙人である火星人西暦1150年に滅亡したことにより、優秀なセイタン()が地球にも輪廻するようになって、近代文明の発達が起きたとLRHしている。

ジヌーを含めた宇宙人の教義のことを「スペース・オペラ」とLRHは呼んでいて、実際に宇宙において起こったこととしているが(Wikipediaによると旧約聖書新約聖書では現実にありえないことが書かれていており、それらを信じているキリスト教徒がたくさん居るため、そのスペース・オペラのことをSF話だと思われるのを非常に嫌うらしい)、これら「スペース・オペラ」の教義はOT以上の信者でしか基本教えられないため、ほとんどの部分はに包まれている。

脱会信者リークしたジヌーの他にもたくさんの「スペース・オペラ」があると思われる。

なお、最初に「スペース・オペラ」的なものが登場するのはベーシック書籍で言うと「プリクリアーのためのハンドブック」以降、「サイエントロジー人間歴史」以前の講演にあたる「サイエントロジー マイルストーンワン」から「ファクシミリワンの発見」で地球以前の宇宙人時代の出来事という話が出てくるので、この頃から「スペース・オペラ」的な考えの基礎が出来上がってきたと思われる。

CCHRについて

サイエントロジー系の団体である、CCHR制作ビデオではいかに精医学インチキであるかが3時間にわたって解説されていた(しかし、サイエントロジー及びダイアティックスを支持する科学者は皆無に近いのだが)

その中ではリタリン覚醒剤並の効果を発揮し、セロクエル電気ショック療法と同じぐらいの効果があると紹介されていたが、それについての医学的な解説く。

現にセロクエル用している人で電気ショック療法と同レベルの効果があるとしている人もほぼ皆無に近いので、どれほど信憑性があるかは不明である。(リタリンについては強すぎるとのことで日本では禁止物になっているので根拠が0ではいと思われるが)

しかし、パキシルに代表されるSSRI系については効果を疑う精科医も居るので総てが総てデタラメという訳ではいと思われる。

サウスパーク以外での劇中でのサイエントロジー

サイエントロジーをネタにした作品はサウスパークが有名だが、他の作品での劇中のサイエントロジーに関して述べることにする。

日本では三大海ドラマ(24 LOST プリズン・ブレイク)の一つプリズン・ブレイクのS04において、登場人物のセオドア・バッグウェル(T-bag)がとっさにをつく場面で「以前フロリダのクリアウォーターに居た」というシーンがある。

ロリダ州クリアウォーターはサイエントロジーの本部があるところである(なお、Wikipedia日本語版ではClearwaterが本部、英語版ではLos Angelsが本部と記述されており、どちらが正式な本部かはわからないが公式サイトを見るとClearwaterのほうが本部であたっているようである)。 ⇒参照記事exit

かつてはイギリスのセントヒルに本部があったが、現在イギリス政府はサイエントロジーを「カルト以外の何者でもない」として前述の通りサイエントロジー信者公務員として採用するのを禁止している。本部を移転したのにはこういった理由もあるのだろう。かつての本部であったセントヒル写真こちら。exit

またポールトーマスアンダーソン監督によりサイエントロジーを題材にした映画、「The Master」が製作中で2013年開予定である。【ザ・マスター(wikipedia)exit

L・ロン・ハバードは元々SF作家なのだが、彼の書いた作品の一つ「バトルフィールドアース」が信者ジョントラボルタによって映画化されている。評価は2000年代最低作品賞を受賞するなどボロクソのようだが。【第30回ゴールデンラズベリー賞 2000年代最低作品賞(wikipedia)exit

また、「バトルフィールドアース」のような純宗教作品ではいが、信者ジョントラボルタ演の映画、「フェノミナン」は主人公がサイエントロジーで言うところのOTのような突然覚めるという設定で彼の宗教観が表れた作品となっている。

他には、残虐ゲームとして有名なポスタルPostal)の最新作、ポスタル3において「Ecotology」(信者名はEcolotogist)というサイエントロジーを元ネタにしたカルト団体が登場する。

サイエントロジーに関する専門家からの批判

サイエントロジーの土台になったダイアティックスに関しては、「マーティンガードナー」の本「奇妙な論理No1」において疑似科学であると摘されている。

リチャード・ドーキンス博士によると、「妄想である」の中では「完璧人間によって作られた宗教世界中探してもサイエントロジーだけだろう」と発言する一方で、Wikipediaの中ではインチキであると発言したことがあると書かれてある。

Anonymouseとの対立

詳しくはWikipediaを参照してもらいたい。【Project Chanology(wikipedia)※英語版exit

なぜAnonymousはガイ・フォークスの仮面を付けるのか

なぜサイエントロジーに反対するAnonymousガイフォークスの仮面をつけているのか、というのだが

これについての理由はLRHの講演「サイエントロジー マイルストーンワン」の「思考、感情、努、オバート行為」においてLRHが「前世がガイフォークスの人間と会話したことがある」と発言したことがあるので、脱会者によるある種の皮なのかもしれない。

ロシアにおけるサイエントロジー

ロシアではかつてオウム真理教が活動していたことで有名だが、執筆者はロシア渡航したことがあるが、2012年においてロシア内でいわゆる新興宗教で一番大きな勢を誇っているのはサイエントロジーであるとのこと、クレムリンの近くにサイエントロジーモスクワ支部があったりする。

噂によると有政治家にもサイエントロジー信者が居るようだが、ロシアではチェチェンテロリストのほうが危険という認識なので欧のようにサイエントロジーは危険なカルト団体として認知されていないらしい。

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