のまネコ 単語

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ノマネコ

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のまネコとは、かつて存在したキャラクタービジネスである。

概要



のまネコ 商標出願した図形2件(右上手書き文字)
グッズ展開用のイラスト(左上)
(C)のまネコ製作委員会

当記事では、タカラギコ騒動と並び2chの対大企業的な方向性を決定づけた騒動を記述する。

これを「のまネコ問題」または「のまネコ騒動」とも呼ばれている。

大元は、2004年10月pya!開された空耳Flash「マイヤヒー」が大人気となったことが元であり、騒動はちょうど翌年の2005年9月である。

それはルーマニアの楽曲「Dragostea Din Tei(邦題:恋のマイアヒ)」の空耳歌詞に合わせて、Flash作者のわた氏が、モナー「調」のキャラモララー「調」のキャラ適当ペンチラしたりを飲んで吐いたりするというもので、微妙に脱力したデザインと絵にすると笑える空耳歌詞がウケて pya! でも十に入る辺りの人気があった。

モナーモララー2ch発のアスキーアートであり、もちろん、pya! 住民はそれが作者オリキャラであるとはも思っていなかった。

だが、下の大企業(笑)avex 様がこの「恋のマイアヒ」をCDシングル化して売り出す際に、こともあろうに2chキャラに「インスパイ(詳細は後述)」されたと思しき、にもにも似た謎生物の脱力イラストを「のまネコ」というタイトルで、おまけに「有限会社ZEN」なるスケープゴートを用意し、あまつさえゲームセンター品やぬいぐるみキーホルダーなどのグッズを用意して既成事実を作った上で商標登録をしようとした。

なお、商標以外の問題として、空耳動画歌詞での飲描写をはじめ、「」と書かれたが持っているため、グッズ展開は未成年者としては好ましく、成人対であっても「アルコールハラスメント表現にあたるのではないか」との意見がアルハラ撲滅団体に殺到した。その後、同団体では「のまネコ」に対抗するように「飲まザル」なるキャンペーン用のキャラクターを誕生させた(後述参照)。

時系列

のまネコ騒動前から騒動後の時系列をまとめました。

たまに時系列じゃないかもしれないです。

 ​

2004年10月01日

当初の作品名は「マイヤヒ」だった。

わた氏が「マイヤヒ」(原文ママ)を個人サイト」にて開。

「イイアクセス」や「ナイトインジャパン」によれば、2004年10月1日紹介している。

 ​

2004年10月05日

わた氏の「マイヤヒー」人気で、Flash動画に「マイヤヒ-マイヤハッハ-」スレが立つ。

その人気物語るほど、スレの乱立があったとされる。

しかし、わた氏がサイトを設置した無料サーバー(gozaru.jp - 忍者ホームページ)は、他社より厳格なアクセス制限を設けていることで有名であったため、個人サイトごと別の無料サーバー(csx.jp - ただぺーじ)に移転を余儀なくするも、そこでも多量のアクセスに耐えられないほどの人気を博したとされる
(わた氏のサイト更新履歴の記述による考察)。

そのため、後日には救済措置的に pya!エルエル などでミラーが設けられたとされ、冒頭に先述したとおり pya! での人気は計り知れなくなった。

※ 「ミラー」とは「ミラーサイト」の意味合いをし、同じFlashを別サーバーに設置すること。ミラーFlashFlash倉庫も含まれる。

 ​

2004年10月06日

人気に便乗した別のFlash職人による別バージョンが大量生産的に開されていく。

5日までは先述の事情により、6日以降から盛んになったとされる。

中でも、屋。氏のものが代表的でファンアートが描かれるほど人気が高い。

同楽曲を課題曲としたリミックスMP3開され、上の動画は Cis-Trance 氏の「MAKINA MIX」を使用(このリミックス初版2004年10月6日開、上の動画初版は18日開。)

便乗はFlash職人だけではなく、さまざまな職人が作品をスレに投下したとされる。
(いろんなバージョの動画情報下さい)

あらゆる職人たちの便乗と熱量によって、ネット上では空前の「マイヤヒブーム」の状況にあった。

 ​

2004年10月09日

ガイドライン板に「マイヤヒーのガイドラインスレが立つ。

ガ板スレが立つとなれば、それなりの人気である。

 ​

2005年03月02日

エイベックスから「恋のマイアヒ」CD 発売

個人によるFlash作品が商品化されるとあって話題となった。

それ以前では、ムック本「3歳シリーズ ちきゅび」(2004年11月発売)くらいか?

 ​

2005年6月27日

MUZO の「FLASH50の客万来」でわた氏へのインタビュー記事が掲載された。

メジャーレーベル企業から商品化されたFlash職人とあって、注されていた。

FLASH50:さてさて、今回のインタビューではやはり爆発人気を博した「マイヤヒーFLASH」にスポットを当ててお伺いしようと思うのですが、既存楽曲としてavexさんの「マイヤヒー」があり、わたさんの作品が2ちゃんねるなどをはじめとして人気を得たわけですよね。

わた:そうですね。
でもavexさんからCDが出るなんて、そのときはぜんぜん知らなかったんですよ、私。

FLASH50:後に、avexさんから公式に認められるという、従来のFLASH歴史から考えた場合に非常に特殊なケースだとおもいます。

わた:本当にいいのかなって思いました(笑)
avexさんから最初に連絡あったときは「やっべ!怒られる!」ってあせりましたもん。
あるいは何かのネタかと思いました。
話を聞いたら、人に「こんなのあるよ」って聞かされた担当さんが、社内でFLASHを見て(!)、社員大爆笑したとか。

(中略)

FLASH50:さてさて、今回の「マイヤヒーFLASH」一連の流れですが、私達も有る意味「前例のケース」のひとつだと考えています。
今後のFLASH創作シーンでこうしたケースが起きると面いなあ、と思うのですが・・・。

わた:そうですね。
もっとこういったことがあればFLASH職人さんにとっての励みになるんじゃないでしょうか。
きちんと勉強したすごくセンスのいい職人さんたちがたくさんいらっしゃるのに、もったいないです。


FLASH50:確かにそうですよね。
でも、去年・一昨年とべると、FLASH界もかなり認知されてきていると感じています。
雑誌やテレビなどの取り上げ方から企業コンテストの数など、多くの場でFLASHに注しているという話はよく聞きますね。

わた:そうですね、大規模なFLASH関連のイベントも多く開催されましたし。

FLASH50:そういった動きも含めて、もっとFLASHが身近になれば、と願って止まないです。
映画ドラマを語るように、あのFLASHが好きだとか、あのFLASHを見て面かったと日常の会話で交わされていたら最高だなあと思ったりしてます。

わた:私もそう思います!…私をみて「FLASHってこんなのなんだー」とか思われないことを願いますが(笑)
それにはやっぱりインターネット以外のメディアにも飛び出していける力が要りますね。

FLASH50:だからこそ、作る側は見る側を意識した内容のある作品が今後められていくのではないかとも思いますね。
先ほどお話に出ましたが、avexの社員の方が一つのFLASHを見て爆笑するということから、FLASHを知らない人でもこの作品の中身に惹かれているであろうというのはとても理解できます。

わた:マイヤヒーの場合はavexさんでしたけど、他のメディアでもあれこれ取り上げてくれれば認知度はぜんぜん違いますからね。
だからもっとたくさんの人のFLASHが世に出てほしいと思うです。

FLASH50:FLASH作品が、ネットを越えて世に出て行く過程を考えたとき、企業とのタイアップというのは一般に認知しやすい方向で浸透するであろう一つの例ですし、特に今回のようなレコード会社のプロモーション的立場でFLASHを使用するということは、FLASH作品のメジャー化を考えた時、ひとつの近になると思いますね。
そういった意味でも、わたさんの今回のFLASHの認知されていく様子は、非常に理想に近い形のひとつだと思っています。

(中略)

FLASH50:では、同じFLASH制作している人たちにメッセージをもらえますか?

わた:皆様の作品を見て、あこがれてFLASHを作るようになりました。
今後も皆様の作品を心待ちにしています。
私のFLASHメディアに出たことで、今後皆様の創作の場が少しでも広がることがあればいいなと願っております!

MUZO とは、「flashbomb」などのオフラインオンラインイベント催する運営窓口パズブロック運営社長Flash職人でもあった wosa氏である。 2009年未来検索ブラジルに事業吸収され同社内の事業部となり、wosa氏は同社のガジェット通信記者となっているようだ。

※ このインタビューは「flashbomb'05」に、わた氏が同イベントに参加する計画で掲載された記事である(参加できたかは後述参照)。

 ​

2005年07月28日

有限会社ZEN、商標出願

商標出願されたのは2件である。

 ​

2005年08月24日

エイベックスから「恋のマイアヒ」DVDつきバージョン 発売。

エイベックスからCDDISCO-ZONE恋のマイアヒ」のDVD付つきバージョンが発売。

このDVDには「MA-I-A-HI FLASH 恋のマイアヒねこねこ空耳 Ver.完結編」が収録。

楽曲の2番部分が追加されており、いわゆるフルバージョンである。

 ​

2005年8月30日 (のまネコのグッズ展開の情報含む)

のまネコ米酒

大栄食糧(当時のドメイン beisyu.com)は、「のまネコ 近日発売!」と告知

ラベルデザインは、先述の商標出願した「」ではなく「恋のマイアヒ」のジャケット絵。

つまり、わた氏の描いたモナー(調)の絵である(上の静画イラスト的なやつ)。

」なら「」で売れよと。

 

ぞくぞくと商品化(時系列無視で列記)

著作権表記は「 (C)のまネコ製作委員会 」であった。

このビジネス展開に2ch住民は「2002年タカラギコ再来か」と思った者も多くいたとされる。

エイベックス
エポック社
HNA
ユージン
タイトー
シャルビー

ほか多数。

※ なお、後述するアルハラを助長する意見や、殺害予告により、デザイン変更や発売中止をする企業や、撤去する動きもあったとされる。

※ 筆記者あつめた当時の資料をもとに列記しているので、不足や間違っている情報があるかも知れません。

 ​

2005年09月05日

各板にてスレが立ち上がりはじめる。

avexは有名なレコード会社であったことから、avexの肩を持つも少なくはなかった。

その一方で、avexアーティストの楽曲やPV盗作疑惑の話題が以前からあがっていた時期でもあり、そのことの不信感を持つなど、いろんな意見があり混沌を極めていた

このあとの展開から、規模が拡大しスレも乱立があちこちで行われるほどとなる状況になった。

後日には、「のまネコ問題のビラ配りオフ」が各地で行われるほどとなる。

 ​

2005年09月07日

エイベックス所属の m.o.v.e の t-kimura 氏が「のまネコ」についてブログで言及

誰がAAを殺したのかexit」を参照。

※ 記事は、連日の追記更新があり、9月9日には以下の追記更新が注となった。

22:00、avexから電話を受けました。
avexの中で木村ブーイングが起きていて
M.O.V.Eプロモーションに悪が予想される。」
と圧力かけられました。

しかし私はavexに関わる人間だとしても
"明確な"をとはいえません。
avex愛していますがavexかを信仰している訳ではありません。
そしてavex全てを批難している訳でもありません。

作品を生み出し、人々に伝える、という責任感を持った
本来のavexに戻って欲しいと心から願っているのです。
そして胸をって自分達の作品(商品)だと言える会社に。

今日の私の投稿ボタンを押すに時間を要しました。
心中を察して頂ければ幸いです。

エイベックス所属アーティストながら、とても勇気ある発言であっただろう。

 ​

2005年09月08日 (「インスパイヤ」コメント)

女性セブン に わた氏 のインタビューが掲載。

「最初に曲を聴いたとき、”コイツは来る”って確信しましたね。 なぜかすでに日本語に聞こえていたので。そして、まず最初に 浮かんだのがネコでした。」
「一般的なクリエーターと同様で映像の権利を買い取るということで ギャラは数十万円ほどです(avexの担当者 石井秀浩さん)」

 

エイベックスの公式サイトでコメント発表

■のまネコ著作権について

当社製品に使用されているキャラクター「のまネコ」は、「のまネコ」の著作権を管理する有限会社ゼンと商品化契約を締結した上で使用しております。

「のまネコ」は、インターネット掲示板においてしまれてきた「モナー」等のアスキーアートインスパイヤされて映像化され、 当社と有限会社ゼンが今回の商品化にあたって新たなオリジナリティを加えてキャラクター化したものですが、 皆様において「モナー」等の既存のアスキーアートキャラクターを使用されることを何ら制限するものではございません。

何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

有限会社ゼン http://www.e-zen.info/

エイベックス ネットワーク株式会社 2005年9月8日

※ 「インスパイア」ではなく、「インスパイヤ」となっているのはこのコメント元ネタである。いわゆる「パクリ」をす用語として浸透することとなった。

※ 上記の引用原文ママ有限会社ゼンのリンクは当時のものであり、決して踏まないように。

 ​

2005年09月13日

アルハラ撲滅団体が声明をエイベックス宛てに公開質問書を出す

「のまネコ」はイッキ飲み・アルハラを助長していますexit(※PDF形式)

一番問題なのは、このキャラクターが若年層にヒットしており、すでにイッキ飲みを助長
する現が現れていることです。寄せられた電話メールでも、「4 歳・5 歳の子ども
似してジュースイッキ飲みをした」「小学生子どもイッキ飲みに興味をもった」「大
学生居酒屋で『飲ま飲まイェイ』と囃してイッキ飲みをしている」と、実を訴えるも
のが立ちました。

今後、10 代20 代をターゲットに「のまネコ」グッズが大展開されるという報道もあり、
この潮はますます強まるだろうと推測されます。

※ のまネコがぬいぐるみゲームセンター品などで登場したことにより、飲するネコキャラクターは、未成年に好ましくなく「イッキ飲み」や「アルコールハラスメント」を助長するものであると、イッキ飲み防止連絡協議会と、特定非営利活動法人アスクアルコール物問題全市民協会)に市民からの相談が殺到したことにより、エイベックス宛てに開質問書をサイト上にPDF開された。

※ その後、アスクでは2006年に三モデルにした「飲まザルexit」なる対抗キャラクターを誕生させ、2006年キャンペーン展開した

 ​

2005年09月14日

MUZOが わた氏 の Flash★bomb'05 参加辞退 と見解を発表

「のまネコ」に関して(MUZOの見解)

●わたさんの flashbomb'05 参加とりやめの件

非常に残念ですが「わた」さんより、「これ以上迷惑をかけられないので、flashbomb'05出演は辞退したい」という申し出があり、「わた」さんの新作上映を中止することが決定いたしましたので、お知らせさせていただきます

「わた」さん自身、flashbomb'05への参加を強く希望しておられましたし、々としても参加していただきたたいと考え、ねばり強くやりとりをいたしましたが、「わた」さんの「混乱させるのは本意ではない」という意志を尊重し、辞退という非常に残念な結論を受け入れることに致しました。イベント運営として力が及ばず、非常に残念です。

尚、9月1日の「わた」さんflashbomb'05出演告知から9月22日までにflashbomb'05の入場チケットを購入された方に限りまして、希望の方は特例として返金に応じることといたしました。手続きの方法についての詳細は別ページ(→ flashbomb'05 オフシャルサイトマイアヒフラッシュ作者、「わた」さんのflashbomb'05出場ご辞退に関するご報告と、これに伴うチケット返金措置のご案内』 )を準備しておりますので、そちらをお読みいただいた上でお手続きくださいませ。

今回の問題に関連して、「flashbomb'05」プロジェクト運営事務局では、「flashbomb'05」出演作者さんをお守りするという立場から、「わた」さんへの問い合わせ窓口を設け、また今回の見解に関する文書を開する等の特殊措置をとらせていただきました。
その際、個人攻撃を回避する意図とは言え、不遜な文章を開したことを、あらためてこの場でお詫びさせていただきます
「わた」さんのflashbomb'05参加は辞退ということになってしまいMUZOと「わた」さんの直接的な結びつきはなくなってしまいましたが、ひきつづき「わた」さんへの個人攻撃はやめていただきますよう強くお願いする次第です。

●「のまネコ」関連企業様の反応について

以前より、MUZOでは、関連企業様へ「のまネコ」の問題点の摘を「タカラギコ騒動」等を例にひきながらさせていただいて参りました。しかしながら、それに 対する反応は感情的なものであり、大変遺憾です。
先日、わたしたちも、大変恥ずかしいことに、MUZOプロデュースゲーム作品の「オリジナリティ」に関して多くのご批判をいただく、という事態に直面し、多方面の方にご迷惑をおかけいたしました。
たとえそれが自分たちなりの着を持ってつくりあげてきたものであっても「オリジナリティ」というものに対して、多くの疑念を寄せられた場合は、率直に を傾ける必要があるのではないかと考えます。

●次のステップ

現在わたしたちが知る限りにおいて「のまネコ」の販売中止の予定はなく、また、関連企業様からの追加コメントも予定されていないそうです。
まりこれインターネットコミュニティで非常に多く寄せられている「」が黙殺されている状態であり、これだけ多くの「」を持ってしても、関連企業様を動かすことは(現時点では)できていない、ということです。
引き続き、多くのが寄せられるでしょうが、それとはまた別のアプローチでもこの問題に迫る必要があるのでは、ということを感じております。AAに関して、同様の問題が今後も起きる可性は十分考えられますので、それをも見据えた対処法を考えなくてはならないと考えます。

●お問い合わせについて

「わた」さんのflashbomb'05参加中止をもって、MUZO窓口での「わた」さんへの意見受付を終了とさせていただきます
さらに、本件に関して「わた」さんより近々文書表明が行なわれる予定ですが、「わた」さんには、本件に回答する権限がございません。
本件に関する問い合わせは「わた」さん個人ではなく、権利をお持ちで、回答することが可な関連企業様までお願いいたします。
また、MUZOに対するご批判励なども多数いただいております。ご批判は深く受け止めつつ、励には奢ることのないよう、今後も取り組んでまいる所存です。

●さいごに

インスパイアリスペクトは表裏一体で分かつことができないものだとMUZOは考えます。

今回の場合ですと、モナーを育ててきたインターネットコミュニティに対する敬意、これが忘れ去られているような気がしてなりません。
関連企業様には、もう一度今回の問題について原点に還って考え直して欲しいと望みます。

※ 「本件に関して「わた」さんより近々文書表明が行なわれる予定ですが」とあるが、同日中にそれが行われた。

わた氏 が自身の個人サイトを更新

「電」にお越しくださった皆様へ

お世話になっております。「電管理人、わたです。 この度は、「のまネコ」の発売に際し、大きな騒動となってしまい、申し訳ありません。

遅くなりましたが、私の状況をご説明させていただきます

7月27日時点で私の持っていた「のまネコ」の著作権は、全て有限会社ZENに譲渡されており、 私は一切保有しておりません。

これにつきましては正式に譲渡の書類を交わしており、私は著作権を持っておりません。

また、「のまネコ」の著作権使用料としての収入は現時点で一切発生しておりません。 今後も「のまネコ」に関するお金は一切受け取りません。

著作権者としての権限はありませんので、今回のグッズに関して 関係各社に何かを強制することはできない状況です。

このような騒動の渦中にあった事を踏まえ、flashbomb'05への参加はふさわしくないと判断し、 お招きくださいましたMUZO様には大変申し訳ないと思いますが、辞退とさせていただきました。 楽しみにしてくださったお客様を裏切る行為となってしまいますこと、お許しください。

今回の騒動を受けまして、「電」とリンクをしていた複数のサイト様や、 私自身と交流のありました方々に多大なご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。

最後になりますが、今回の件で大変お世話になりました方々に深くお礼を申し上げます。

2005.09.14 「電」わた

著作権者に任せた結果、こうなってしまった著作者は、何度見てきたことか(具体的には挙げないが)。

 ​

2005年9月18日

avexに対する批判絶えず。。。

※ わた氏のコメントを受け、avexに対する批判が大きくなったとされる。

 ​

2005年9月21日

のまネコ関連作品が続々と投下される

※ 中でも「2ちゃんねるファンタジー」はのまネコ関連Flashでは人気が高い。

 ​

2005年9月24日

ひろゆきが公開質問状ページを公開

というわけで、下記のような質問状を▒▒▒▒@avexnet.or.jpアドレスに送りました。

のまタコ及びのまネコ問題に関して、全然知らないという人は、下記のサイトがわかりやすいかもしれません。
今旬の話題 - 「のまネコ問題」とは?
のまネコ問題総合ホームページ

なんらかの反応があったらまた更新します。


■のまタコについての開質問状■


2ちゃんねるという掲示板の管理者をしております西村と申します。

「のまタコ」というキャラクターの独自展開を考えており、商標登録とグッズ展開にあたり何も問題がないことを確認致したくご連絡差し上げました。

勝手ではございますが、7日以内でお返事が頂けない場合は黙認されたと解釈させて頂きます

それでは、宜しく御願い致します。


のまタコ
▒のまタコの画像とURL
▒のまタコの画像とURL


のまタコ説明文
**********

「のまタコ」は、2chVIPで生まれました。
「のまタコ」は、伝統的なにつける袋の紋章にインスパイヤされてキャラクター化され、VIPPERが今回の風刺にあたって新たなオリジナリティーを加えてキャラクター化したものですが、
AVEX様において「浜崎あゆみロゴ」の、Aを用いたロゴマークを使用されることを何ら制限するものではございません。

わたしたちはビジネスを行っておりますから、プロモーションの結果生じた市場の反応に対応してさらにその活躍の場を広げていきたいと常に考えております。

今回出願する商標につきましては、あくまでもグッズとして展開されるキャラクターの「のまタコ」のみであり、当然のことではありますが、わたしたちが、「浜崎あゆみロゴ」の利用に対して権利をすることは一切ありません。

今後、わたくしたちは、いわゆる音楽業界のみなさまともより一層深いコミュニケーションをとらせていただきながら 、多くの人々に楽しんでいただけるクリエティブなエンタインメント・コンテンツを世の中に出して参りますので、よろしくお願いいたします。
**********

上記説明文は、御社コメントを参考にさせて頂きました。
http://ecweb1.avexnet.or.jp/sa4web/050908noma.htm

2005年9月24日
西村博之

赤字はこちらの編集です。それ以外は原文ママリンク先は踏まないように。

 ​

2005年09月30日

エイベックスの公式サイトでコメント発表

■いわゆる「のまネコ」問題についての当グループの考え方

 この度、私たちが販売しております「のまネコ」に関して、これまで皆様に混乱を招いたことを反省しつつ、 「のまネコ」にかかわって今まで私たちがしてきたことをすべて見直しました。

 結論から言いますと、現在CDに特典としてつけているマイアヒフラッシュを今後はもうつけないことにしようと思います。
 また、「のまネコ」の図形商標の登録出願を有限会社ゼンに中止してもらおうと思います。
こうすれば、多くの方々が共有財産として楽しんでいる「モナー」等について、 私たちが何らかの権利を持っているかのような誤解を全に払拭できると考えたからです。

 私たちは、昨年10月に、「恋のマイアヒ」の楽曲を使ってアスキーアート文化を受けた映像と共に音楽を楽しむ面フラッシュを見つけました。
 そのフラッシュは、使用許諾なく楽曲を使用していましたが、「これは非常に面いので、是非皆さんにも楽しんでもらおう」と思い、 作者の方に私たち用に改めてフラッシュを作ってもらい、もちろん作家の許諾を取った上で、CDの特典映像としました。
それがマイアヒフラッシュの始まりだったことは皆様ご存知のとおりです。

 しかし、その後CDの売れ行きが予想もしないぐらい伸びたことを背景に、私たちはビジネスとして、 ぬいぐるみ等の「のまネコグッズ」をオリジナル商品として出すことにしました。
 その商品は、マイアヒフラッシュイメージを残しつつ新たなオリジナリティを加えて別のキャラクターとして描き下ろされたものであり、 もちろん「モナー」とは異なるものとして作っていただいたものですが、 皆様には、「のまネコ」は上記のような経緯で誕生したマイアヒフラッシュと同様のものであると受け取られ、 「のまネコ」によって「モナー」等のアスキーアート自由な使用が制限されるのではないかといった様々なご不満・お叱りをいただきました。

 私たちは、「のまネコ」は「モナー」とはまったく別物であり問題ないと考えていたからこそ、 海賊版に対抗すること等を考えてごく普通商標登録出願をしてもらったのですが、皆さんの気持ちの中では、 「同じようなもの」というように捉えられたのだと思います。正直なところ、私たちは、別物ではあるものの、 上記のとおりアスキーアート文化バック・グラウンドとしてもつマイアヒフラッシュの知名度が「のまネコ」グッズ販売の一助になると考えておりました。

 しかし、このことが原因で今回の混乱を招いた以上、直ちにマイアヒフラッシュ提供を中止し、 「のまネコ」の図形商標の登録出願も取り下げることで、皆さんに安心していただこうと決心した次第です。
 と、発表しようと思っていた矢先、本日未明、2ちゃんねるエイベックス社員に対する殺人予告が載せられました。
 「のまネコ」問題が取りざたされるようになってから、今までも、一部の心ない方から嫌がらせまがいのことが私たち及び関係者に対して行われてきましたが、 善意ファンや一般消費者の方々の摯にうかがおうと思い、特段の措置はとりませんでした。
 しかし、今回のものは明らかに不法かつ著しく反社会的であって到底見過ごすことができるものではないので、警察被害届けを出すことにしました。

この事件に接して、正直言って、冒頭からの発表文を出すことにややためらいを感じましたが皆様を信じて当初の予定通り発表させていただきます

エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社 2005年9月30日

 ​

2005年10月04日

ゼンが「のまネコ」の図形商標「米酒」出願を取り下げ

本日、エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社からの要請を受けておりました、 「のまネコ」に関する図形商標商標検索用)』【商願2005-69972】の登録出願について、 取り下げの手続きをいたしました。

有限会社ゼン 2005年10月3日

※ 先述した、アルハラを訴える団体の意見に反映しての取り下げだと思われる。

 ​

2005年10月04日

ひろゆきが公開質問状ページを追記


************↓10/4追記

エイベックス社長宅に放火予告
キャラクター使用をめぐり、大手レコード会社エイベックス社員への殺害予告が書き込まれたばかりのネット掲示板2ちゃんねる」に今度は、松浦勝人社長(41)宅への放火をほのめかす書き込みがあったことが2日、分かった。新たな書き込みがあったのは1日午後8時32分。同社は同11時40分に確認し、警察通報。近く被害届を出す。」

人の生命を脅かす行為は当然許されるべきものではなく、
信者情報は当該プロバイダ警視庁に連絡しています。
また、2件に関しては、avex社のグループ会社の会員回線からの犯罪予告でした

犯罪予告から5日経つわけですが、”被害届”がなければ、
警察は捜をして犯人逮捕することができません
avex社がどうして被害届を出さないのか合理的理由が理解できておりません。
ついては、そこらへんもavex社に聞いていただけますか?>取材される方々

問題の速やかな解決のためにご協力ください。



ひろゆき

※ 「avex社のグループ会社の会員回線」とは、UCOM を運営する USEN のこと。当時の avexUSEN と資本関係であったため、2ch住民からの勘ぐりを反映して記述したと思われる。

 ​

2005年10月06日

エイベックスの松浦勝人氏のミクシィ日記を更新

max matsuuraさんの日記

みんなさよなら
mixiでいろいろな友達ができた。 1000人の友達普通できますか(笑)

1000人だけだけどはすばらしい友達だと思っていた(一方敵にかもしれませんが)

ある方からは1000人に祭り上げられていい気になるなという意見もいただきました

いろいろな意見を仕事にいかしアンオフシャルサイトセミオフシャルにしたり、 通常なら規制されるべくフラッシュ断音使用にもクリエティブをみつめ、 注意し、申請を取り堂々と表できるようにもっていったり、亜美アカペラをだしてリミックスを募集したり、 著作権にもしや引っかかるかもしれないことでも、クリエティブを大事にしてやってきました。 現行著作権が古いと思っているからです

これは明らかに前会長のときではできなかったことです。

は今の著作権法がつじつまが合わなくなってきているとおもっています。 10年前に起きたアメリカでのサンプリング問題をみなは知っているのでしょうか。 ものすごい論の結果、現在許可をとればサンプリングの使用は可になりました。

フラッシュもそういう文化の発生ととりいちいちうるさく著作権をふりかざさず、クリエティブを見つめようと思ってしたことでした。

エイベックスレコード会社だと思っている方が多いいと今回感じましたが、

われわれはレコード会社ではありません。

総合エンターテインメント企業です。ですからグッズも旧ハウディという会社で

昔から作っています。

ノマネコはその中からたまたまでできたアイデアと商品です。

このようになると思うどころか皆様に喜んでもらえると思っていました。

アスキーアートにそれほどの文化と皆様の支持があることは2チャンネルを見ない私にはまったくわかりませんでした。 むしろ2チャンから生したキャラクターが有名になっていくことに2チャンの方々が喜んでくれるのではとも思っていました。

結果は散々ものでした。

想定外。そのものです。

々の対応も遅かったのでしょう

結果、図柄の商標はあきらめました。

もうける的より楽しんでもらうことかせ最大の的だったので。

ただ、取引様のためにのためにノマネコという文字のもの商標は申請しています

しかし、この事件が大きくなり、AAする人たちの要らは図柄の商標を取り下げました

らの的は商売をしたかったわけではなくみなに単純に喜んでもらいたかったのです。

その結果家族を殺すという脅迫文にまで事件は発展しました。

2ちゃん匿名文化については今後さまざまなところで論議されるでしょう。

匿名が悪いのではなく匿名にのっとって普段いえないことを言っている人たち、 そして殺人などという反社会的書き込みをする人たちに非があると思います。

2チャンからもすばらしい文化創造されます。

それを世に出していくのがエンターテイメントを生業としている自分の仕事だと思い、

依田会長から引き継いだ自分が一番最初にしたことはCCCDの緩和です。 現在レンタルとサンプルにしかCCCDはだしていません。 最近ではセキュアCD名前を変えて某社からは出ているようですが 今の社会状況の中でIPODに収録できないCDを発売することはには考えられないので当社では今のところ採用する予定はありません (アップルが対応すれば考えますが)

当社の対応の遅さに問題があったことはお詫びします。

ただ、2チャンから出てくるクリエティティー管理人である西村氏に守っていってもらい、 それを新たなる創造物として世に広めていただけたらと思います。

そして管理人として殺害予告などが出ないよう管理していただくことも今回被害者となった家族の願いです。まだ一歳の女のですから

世界最大の管理人として西村さんよろしくお願いします。

また、ぼくらのような事が起きないようにお願いします

ぼくはこれでmixiをやめます。

ずっといってきたことだとは皆さん理解してくれますよね。

ナニに対しての屈でもなく自分の意思です。

なお、ぼくの管理しているMAXI MAXMATSUURA閉鎖します。

できればみなさかなー脱退していただけると助かるのですが・・

こんなことなく皆さんとお付き合いできたら最高でしたね。

でも、はみなが知っている通りいつまでたっても変わらないので何処かであったらをかけてください(笑)

今後以降はメッセージには返信いたしませんのでご了承ください

2ch では、文章中の「ノマネコ」「2チャンネル」表現に疑問を呈する一方で、タイプミスである「みなさかなー」は大いに盛り上がり、同名のアスキーアートが作られた。

     /V\
    /◎;;;,;,,,,ヽ   
 _ ム::::(,,゚Д゚)::|  みなさかな
ヽツ.(ノ:::::::::.:::::::.:..|)
  ヾソ:::::::::::::::::.:ノ
   ` ー U'"U'

※ みなさかなーアスキーアート

 

矛盾点

私たちは、「のまネコ」は「モナー」とはまったく別物であり問題ないと考えていたからこそ、 海賊版に対抗すること等を考えてごく普通商標登録出願をしてもらったのですが、皆さんの気持ちの中では、 「同じようなもの」というように捉えられたのだと思います。

2チャンから生したキャラクターが有名になっていくことに2チャンの方々が喜んでくれるのでは

9月30日エイベックスは「全く別物」と言い、上記の松浦勝人氏「生したキャラクター」言ったため、見解が一致しないことが玉に挙げった。

 ​

2005年10月07日

「ノーパンパスト」に、2ch住民が盛り上がる?

エイベックスの社内IPアドレス興味本位で検索した者が現れる。

エイベックスグループ 知財戦略室を名乗り、室奈美恵氏に対する殺害予告の除依頼した際の投稿者のIPアドレスが発端である。

765 番組の途中ですが名無しです sage 2005/10/07(金) 13:58:28 ID:9W9+x7v20

yahoo▒▒.▒▒.▒.4を検索してたら変なの出て来た
チャットログみたいなんだけど

ttp://cache.yahoofs.jp/search/cache?p=%22▒▒.▒▒.▒%22&ei=UTF-8&n=10&fl=0&meta=vc%3D&pstart=1&b=21&u=www.alachugoku.com/cityinf/ctybbs/user/frendBj.log&w=%22▒▒+▒▒+▒.4%22&d=PmSx-mFULjMN&icp=1&.intl=jp
2004/06/08(Tue) 20:59:30<>いけいけ<>▒▒▒▒▒▒@aol.com<>

中国語会話を教えて下さい!!<>レコード会社で音楽制作ディレクターをしています。
今度中国アーティストを担当する事になり、中国語会話を勉強していますが、
生きた北京語を勉強したいので、に教えて頂けないでしょうか?
中国語を教えるかわりにもあなたに日本語を教えますよ!
これを読んでくれた方の友達でもかまいませんよ! 宜しくお願いいたします!!
<br><><>▒▒.▒▒.▒.4<>

で、メアドをぐぐってみたら・・・ (((( ;Д)))

未成年者の方は閲覧に注意(いまさらだが)

上記の「いけいけ」という投稿者メールアドレスが、以下「ノーパンパスト」という投稿者と一致。

ノーパンパンスト - 02/08/08 05:05:12
ホームページアドレス:http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Yurinoki/▒▒/
電子メールアドレス:▒▒▒▒▒▒@aol.com
タイトル: はじめまして!
コメント: おはようございます!!私はパンスト24時間体制で穿き続けておりますノーパンパンストです。 アライブ様は6,7年前にニフティーの書き込みだけのサークル一方的にお名前の知り、パンストへの情、情熱、に感化されておりました。 ようやく、自分も念願のHPを立ち上げました。一度遊びに来てくださいませ。 もし、宜しければリンクに加えて頂けましたら幸に存じます。 これからもノーパンパンストを何卒宜しくお願いいたします。

パンスト24時間 投稿者ノーパンパンスト  投稿日: 9月30日()02時19分45

こんにちは!いやー皆さんの投稿写真凄いですね!もうもう脱帽です!
下半身がまるで女性ですよね!私は除毛が嫌いなので、そのままで直穿きをしております。
私のおちんちんは大きいのですが、彼女に言わせると収納上手で、股間に挟んで
全く女性器の様にして写真を撮っております。一度私のHPに遊びに来てくださいね
感想希望などなど、BBSに残して頂けましたら、幸いに存じます。
それでは、素晴らしいパンストライフを皆さんで送りましょう。

2chでは、もちろんこの手のネタは大いに食いついてしまった。

※ 当時の知財戦略室の人物の実名(削除依頼の際に名乗った氏名)を使って、ノーパンパストを揶揄する投稿もあった。

 ​

2005年10月12日 (商品の発売中止と商標出願取り下げ)

エイベックスの公式サイトで商品発売中止と商標出願の取り下げを発表

■「のまネコ」商品化に関する当社グループの方針

本年9月30日(金曜日)、当社グループのECサイトショッピングアリーナ」にて、 「いわゆる『のまネコ』問題についての当グループの考え方」と題して、 「マイアヒフラッシュ」を収録したCD等の商品の発売中止(盤)と有限会社ゼンに対する「のまネコ」の図形商標の登録出願(商願2005-69972)取下げの要請を発表致しましたが、その後も私達は、多くの方々のご意見・ご批判を傾け、さらに当社グループ内部において検討を続けて参りました。

その結果、当社グループは、本日、「のまネコ」グッズ販売継続にあたり、 当社グループが受け取る予定であった「のまネコ」の商品化に対するロイリティーを、ライセンシーより収受しないことを決定致しましたので、 お知らせ申し上げます。

以下、当社グループがこのような決定に至った理由をご説明致します。

そもそもこの件は、当社子会社エイベックス・エンタテインメント株式会社AEI)がライセンスを受けている O-ZONEの楽曲「DRAGOSTEA DIN TEI恋のマイアヒ」にいわゆる「空耳」 (洋楽で実際の外国語歌詞の音が意味の上では何ら関連性のない日本語等に聞こえる場合のその日本語等)をあて、 モナー等のアスキーアート文化を受けて作成されたキャラクター音楽に合わせて動く面フラッシュオリジナルフラッシュ)が ネット上で開されていることを私達が知り、これを皆様に楽しんでいただきたいと考えたことに端を発します (オリジナルフラッシュは許諾なく楽曲を使用していました)。そこで、私達は、フラッシュへの楽曲使用に必要な許諾を受けるとともに、 オリジナルフラッシュの作成者にこれを元にした新しいイラストレーションを起こしていただくよう依頼して、 「マイアヒフラッシュ」を作成し、これをO-ZONECDに特典として収録し、販売しました(後にDVDに収録しCDカップリング販売)。 そうしたところ、同フラッシュは、ネットコミュニティーに参加されている皆様のみならず、 一般のお客様にも大好評をいただき、当該CDは当社グループの当初の予想をはるかに上回る売れ行きとなりました。

このブームともいえる人気に乗って、私達は、CD以外のビジネス展開として、 「マイアヒフラッシュ」から新しく描き下ろした「のまネコ」のキャラクターを用いたグッズの販売を開始することとしました。

しかしながら、このビジネスは、「マイアヒフラッシュ」の人気に乗っているという側面が大きいものです。 同フラッシュは、モナー等のアスキーアート文化バックグラウンドとするという特殊性を有するものですが、 モナー等は元々インターネット掲示板を中心としてネットコミュニティーにおいてクリエイトされ もが自由に使うことのできるキャラクターとしてしまれてきたものでした。にもかかわらず、私達は、 モナー等のアスキーアート文化好されてきた方々や上記のような「のまネコ」キャラクターの誕生の過程への配慮が不十分なまま、 「のまネコ」に関する商標登録の出願に関与し、通常のビジネスと同様に企業論理を優先するなかで 「のまネコ」のキャラクターを用いたグッズの営業展開を行ってきました。

その結果として、当社グループモナー等のアスキーアート文化一方的に利用したビジネスをしていると多くの方々が感じられる事態となりました。 このような状況に鑑み、また、当社グループが、自由な表現・創作活動に重要な価値を置いてビジネスを行うべきエンタインメント・ビジネスに 携わる企業であることに改めて思いを致し、冒頭のような決断をした次第です。

今回の件に関連して多くの協力企業の皆様及び関係者の皆様にご心配、ご迷惑をお掛けしたことを再度お詫び申し上げます。 そして、アスキーアートなどの文化を育て、今回の件に関し非常に不快な思いをされたネットコミュニティーに参加されている方々にもお詫び申し上げます。 また、皆様から寄せられたご意見・ご批判摯に受け止め、当社グループは、 ネットコミュニティーにおいてクリエティブな活動をされている方々と共に、新しい創作物を生み出すためのより良い環境作りや、 その支援といったことについて積極的に検討することを決定致しました。

なお、9月30日以降、当社従業員並びに当社代表取締役社長及びその家族に対して度重なる殺人予告等がなされましたが、 当社グループによる上記決定はこのようなことを理由とするものではございません。 当社と致しましては、かかる不法かつ反社会的な行為に対しては断固として適切な措置をとって参る所存です。

エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社 2005年10月12日

※それでも、ネットではなかなか沈静化しなかった。

 ​

2005年10月9日~17日?

人気深夜ラジオで言及される

10月9日放送の「めちゃイケ」でナレーション木村匡也氏が「のまネコ」発言したことだけで、ネット話題となってしまう。

伊集院光深夜の馬鹿力」では、リスナーから「のまネコ」を絡めたネタ投稿があったとされ、伊集院光氏はネタ投稿を読んだあと「あれはよくない」的な発言をしたとされる。

ナインティナインのオールナイトニッポン」では、岡村隆史氏は番組内で恋のマイアヒが流れるたびに「あれは、なんか好かん」的な発言をしたとされる。

日本テレビ「先端研」で大々的に取り上げられる。

※ 放送日時の情報が入手できなかったので正しい情報下さい。たぶん16日深夜だと思うけど、ネット情報が出てこない。

※ この放送は関東ローカル深夜番組で、後日BS日テレ再放送が予定されたが、やはり諸事情で中止した。

 ​

2005年10月28日

エイベックスが検証サイトに警告「匿名の批評は批評に該当しない」

その検証サイトである「盗使哀」の記事を参照。

 ​

2005年10月30日

音楽仙人 ◆uDV/0.RPsk 降臨

VOCALOID MEIKO2004年11月5日発売)を使用した風刺ソングを作成するボーカロイドPが降臨。

「この時代から、ボーカロイドPって存在したんだ?」と驚くひともいるかも知れない。

「故意のメガアヒャ」は10月30日。「素敵ダネウム」は11月3日音楽仙人によって投下された作品。

音楽仙人は、楽曲制作にあたって以下の投稿をしている。

818 :音楽仙人 ◆uDV/0.RPsk2005/11/07() 20:03:25 ID:XQNx/kyj0

メインで進んでいる流れもあるので、一応ワタクシの趣旨を書いておきます。

メガアヒャは、モナー騒動のときから頭の中にあったんですが、
作るの時間かかるし、めんどくさくてほったらかしてました。

でも、エイベックス大塚愛検証サイトに対して「楽曲の使用が問題だ」とか
言い出したので、それなら、そっくりな曲をアップするのはかまわないんでしょ、
エイベックスもやってるんだから、という気になり、つくりました。

盗作検証での楽曲使用が問題だとか言うのならば、この際、笑えるくらいインスパイヤな曲で
応戦したら面かと思ったのです。冗談を冗談として・・が分かる人ならば
分かるでしょう。

それと、2chだって、DTMなんかにはすごいクオリティー音楽アップしてる
人が大勢います。エイベックス程度のことは今やでもできますよということを
世間に示すのも意味があると思いました。

もちょっとメインの流れをあまり読んでなかったので、個人的につくって
ポコっとアップしてしまったという感じです。

※ 「大塚愛検証サイト」とは、先述した「盗使哀」をし、エイベックスの警告文に難色を示し楽曲制作の動機となったようだ。

 ​

2005年11月01日

別件の容疑者がエイベックス社員殺害予告の書き込みを供述

別件の殺害予告容疑者が、エイベックス社員殺害予告の書き込みをしたことを供述したことで、ものすごい速さ犯人が発覚する。

該当の投稿者名は「モナーそして全てのAAする者 ◆ttrof7oVIg」であった。

インターネット掲示板2ちゃんねる」に、仙台市の小四女児の殺予告する投稿をしたとして、 脅迫容疑で逮捕された東京都江東区白河四丁専門学校生田(うしだ)容疑者(23)が、 大手レコード会社「エイベックス」(東京)の社員殺予告する書き込みもした、と供述したことが31日、 仙台南署の調べで分かった。同署は、田容疑者の自宅から押収したパソコンを解析して裏付けを進め、 警視庁と連携して脅迫容疑での立件をす。

2005年11月01日「河北新報ニュース」より

 ​

2005年11月23日(上記に関連するため)

殺害予告犯が再逮捕

インターネット掲示板に大手レコード会社「エイベックス・グループ・ホールディングス」(東京都港区松浦勝人社長)を脅迫する内容を書き込み、 同社のキャラクター「のまネコ」の使用中止などを強要しようとしたとして、 警視庁1課は22日、東京都江東区白河専門学校生田(うしだ)被告(23)=脅迫罪で起訴=を強要未遂容疑で再逮捕した。 田容疑者は容疑を認め、「騒ぎに便乗し、自分の書き込みで(掲示板が)盛り上がるのを見たかった」と供述している。

2005年11月23日毎日新聞」より

※ この容疑者はのちに、2012年の「PC遠隔操作事件」を引き起こした犯人でもある。

 ​

2005年11月10日~

2ch では余波が収まらなくなった

当時開されたFlash

なお「素敵ダネウム」のFlashは YouTubeのほうexit に投稿されている。

 ​

2005年11月19日

日本経済新聞朝刊に、のまネコ問題に関するエイベックス社長松浦勝人氏のコメントが掲載

法律的な正しさだけでなく、インターネット社会の人々の気持ちも考え、行動しなければならないという教訓を学んだ
新しい文化が出てくるのをつぶしたくはない。教訓を生かし、新しい創造物には積極的に取り組んでいきたい(ともに 2005年11月19日日本経済新聞刊より)

※この教訓が、ドワンゴとの関係に繋がったとされる。(後述の「騒動後の」を参照)

 ​

ス年タ月ブ日

スタブ

スタブとは、要は筆記中という意味である。

※ このテンプレートを使って追記して下さい。

 ​

2010年05月06日

ニコニコ生放送で、ひろゆき氏と松浦勝人氏が対談を行う

※ 「のまネコ」騒動から5年ほど経ち、当時を振り返るトークをおこなったが、松浦氏は呂律があやしくかなり泥酔状態だった。

松浦氏はひろゆきとは良好的な関係であることをアピールした(当時はavexドワンゴは資本関係にあるのでまあ)。その一方で同年にやまもといちろう氏はネット生配信中(ニコ生Ustream)にて松浦氏の誹謗中傷し本人に訴えられ、その後敗訴していると、明暗を分けた。関係ない話なので抹消線。

※ この配信は、ガジェット通信による公式チャンネルの放送だった。

アーカイブは見つからなかったが、放送内の一部のループ動画だけが存在するのみ(右の動画)。

 ​

2018年12月11日

当時の裏側をavexの「のまネコ」担当社員が振り返る記事公開

バズプラスニュースが『【衝撃】炎上当事者が激白! エイベックスのまネコ騒動の裏側「毎日が地獄だったexit』の記事を開。

ここでは、エイベックス社員の担当者は2名(?)で回していたことが明らかになる。

※ この記事はガジェット通信でも配信されたが、(【衝撃】炎上当事者が激白! エイベックスのまネコ騒動の裏側「毎日が地獄だった」 | ガジェット通信 GetNewsexit )「バズプラスニュース Buzz+ 記者」が執筆したものである。

記者 ということは「のまネコ」事業は燃えやすいのをわかっててやったのですか?

K そうですね。ですが底して問題ないように進めました。炎上したのは2ちゃんねらーたちの「モナーみたいなネットキャラを勝手に商標登録するな」という怒りが原因なのですが、法務部にしっかりと確認し、問題ないとお付きをもらいました。そのうえで、オリジナリティがあるキャラクターとして「のまネコ」を商標登録申請したのです。

記者 下のエイベックスの法務部がオーケーしたのであれば、問題ないのは確かなのでしょうね。

K氏 そうなんです。著作権的に何も問題ない。「のまネコ」はモナーでもなければギコネコでもないし、シナモンロールでもない(笑)ネットキャラクター盗作したわけでもないし、問題は「2ちゃんねらーの感情」という部分だけだと思っています。

記者 法的には問題なかったが、感情的な部分で2ちゃんねらーかれて炎上したと。

K氏 はい、そうですね。でも世間のは大切ですから、2ちゃんねらーはしっかり受け止めました。

(中略)

記者 炎上することを見越して、エイベックスではない別会社に商標登録させたにもかかわらず燃えたと。

K氏 そうです炎上しました。エイベックスは燃えましたし、商標登録した会社も燃えましたし、のまネコを考えた個人も燃えました。すると個人の方は「利益はいらないから手を引きたい」ということに。

記者 エイベックスとしてはどのような対処をすることにしたのですか?

K氏 炎上してるけど時間が解決してくれるのを待とうという流れになってたのですが、「のまネコ」の商標登録で炎上してから、社長宅に放火予告や、社長奥さんに対する傷予告もありましたからね。それは事件ですから、スルーできなくなりました。

(中略)

記者 でもKさんひとり毎日呼ばれて報告会議をしていたということは、Kさんしか「のまネコ」事業をやっていたスタッフはいなかったのですか?

K氏 ほかにもいましたよ。私と上で「のまネコ」を展開させていました。しかし上は「すべてKがやったこと」と言い逃れして、責任を私にすべて私になすり付け。反論しましたが最終的に「Kが悪くて上は悪くない」ということになりました。私がどう思っても会社の判断がすべてです。ちなみにその上は会社をやめてどこかに行きましたが。

※先述の女性セブンに実名が出た社員が、K氏の上にあたるのかは不明である。不明だぞ!

 ​

のまタコ

風刺を好む2chらしく、こののまネコ騒動中にVIPPERが「のまタコ」なるキャラクターを上している。
こののまタコ、「伝統的なにつける袋の紋章にインスパイヤされて作られた」タコ調のキャラだという。
その外見は当時のavexの稼ぎ頭であった某歌手のAを模したロゴマーク調」の胴体にと「寿」なる状の絵をくっつけたもの。

その後、悪乗りしたひろゆきにより、2chは一切これに関わる商標権的制約を(意図的に)つけないと明言した(先述参照)。

 ​

騒動後の影響

この事件を教訓にしたのかどうかは分からないが、以後avexドワンゴを通じて様々な形で2chニコニコ動画に関わるようになる。

しかも一時的にavexドワンゴは資本関係になった時期もある(資本関係になったのはニコニコ動画開設以前で、当時のドワンゴ着メロサービスの大手でもあった)。

公式動画」の配信や「公式チャンネル」開設をいちく行い、「ニコニコ動画」や「ニコニコ生放送」での「原盤使用許諾楽曲」を他社よりも率先して提供する(「許諾楽曲検索」を参照)など、投稿者や放送者への作品利用・マッシュアップ利用に理解を示し、容認的な立場であるのは現在も続いているのは、「のまネコ」に対する教訓からきてるからかも知れない。

とは言え、許諾していない楽曲の断使用には厳しいので注意(そりゃそうだ)。

なお、2017年に同社所属のピコ太郎の「ペンパイナッポーアッポーペン」「PPAP」を関係の会社による先取りの商標出願されるという、逆の立場としても経験済みであるが、その後avex事にどちらも商標登録できている。

 ​

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