ヨルムンガンド（漫画）単語

本作の中心人物である武器商人で、若い長髪の白人女性。
HCLI社 ヨーロッパ・アフリカ兵器運搬部門の現場担当の一翼を
担っている。

兵士としての能力は皆無だが、対外的な交渉の才能は一流である。
例えば欧州の言語は全て話せ、アフリカのどの国でも日常会話が
出来る。

またそうした強靱な気性とは裏腹に身内に対しては子供っぽい
ふるまいをすることが多く、よくお気に入りのヨナにベタベタしている。
うらやましい。

武器を売る理由は「世界平和のため」である。
フフーフが口癖だがサウジアラビアと関連性があるのかは不明。

酒癖が悪く、飲むと動くものが居なくなるまでプロレス技で襲ってくる。
しかしこの試練を乗り越えたものには伝説の「お嬢の裸踊り」が待っているらしい・・・？

壮年の白人男性でココの私兵の一人。

ココ・ヘクマティアルがオーナーを務めるPMC（Private Military CompanyまたはPrivate Military Contractorの略称、
民間軍事会社の事である）の社長を務めている。

PMCの実体に関しては作中では触れられていない。

2巻においてココが「私の部隊とは別ですが。狙撃のインストラクターを格安で派遣できますが・・・・・・」と発言しているが、これがレームのPMCと関係しているかは不明である。

本名はレームブリック（フルネームは不明）。
元1st SFOD・D（1st Special Forces Operational Detachment-Delta : 第1特殊部隊デルタ作戦分遣隊、通称デルタフォース）の大尉で少佐に昇進している。

ココの父親であるフロイド・ヘクマティアルの護衛を務めたこともある熟練の傭兵である。

軍人らしい飄々とした口調で、自信家なのか自分を誇示することもあるが、それは自惚れでもなんでもなく、元デルタフォース出身の精鋭という事もあり、作中トップクラスの戦闘能力を持っている。
年齢的、能力的にも武力面でのグループのまとめ役を担っている。

また優秀なスナイパーでもあり、同じスナイパーであるルツもレームに一目置いている。

ココの護衛部隊ではマオ、ワイリの二人と共に後片付け役を担うことが多い古株である。
最初期の護衛メンバーはレーム、ワイリ。（あとチェキータさん）

短髪の黒人男性でココの私兵の一人。

本名はウィリアム・ネルソン。
ワイリー・コヨーテとも呼ばれている。
元米軍第18空挺軍団第20工兵旅団所属の戦闘工兵で湾岸戦争にも従軍している。（デルタとの作戦経験あり）
当時の階級は少尉、一念発起してデルタフォース入りをしている。

代々建築に携わってきた家系で本人もヴァージニア大学で建築学を学んでいる。

爆弾の製作・解体技術に秀でており『やられたら同じ手法でやり返す』ことを信条としている。

その技術力と凶悪さは、
　・グッとガッツポーズしたら化学プラントが潰れた。
　・爆弾魔の罠を仕掛け返し、現場を見に戻った爆弾魔もろとも六階建てのホテルを五階建てにした。
　・公式生放送のワイリ回のアンケートで５択が４択になった。
・・・などの逸話とともにＦＢＩにブラックリスト入りしている。ワイリヤバい。

ココの護衛部隊ではレーム、マオの二人と共に後片付け役を担うことが多い古株である。
最初期のメンバーはレーム、ワイリ。（あとチェキータさん）

読書好きで中国の故事にも通じており、ヨナの教育では語学を担当している。

白人の男性でココの私兵の一人。お調子者で、隊のいじられ役。

元警察官で対テロ部隊に所属していた。
スナイパーとしての腕は一流で900mの距離でも狙撃を出来る。

警察出身である事から市街戦では力を発揮できるが
野戦などでは劣る部分がある。

致命傷となりかねない弱点として女子供の命を奪うことを
戸惑うことがある。これは警察の中でも対テロ部隊に所属した
スナイパーである事が影響している。

彼にとってスナイピング技術は『犯罪者やテロ野郎から女子供を救うため』に鍛え上げた技術であり、『女子供を撃つため』に使われるものではないのである。

何故か臀部に傷を負いやすい事から語り伝えられる“ケツのルツ伝説”はあまりにも有名である。
（3巻巻末の事件も“ケツのルツ伝説”に一役を買っている？）

白人の大男でココの私兵の一人。

元イタリアンマフィアの運転手。

ウゴが所属していたイタリアンマフィアはココと武器の
取引をした際にお金ではなく小麦粉白い粉で取引をしようと
した事からココの私兵に殺されてしまう。

ウゴも現場にいたが小麦粉白い粉に嫌な顔をした事から
ココに気に入られ仲間になる。

車に愛着を持っており、ココに車をプレゼントされたときは、子供のようにはしゃいでいた。
移動の際に余儀なく愛車を現地に残したときは、子供のように意気消沈していた。

運転技術は曲芸さながらの名ドライバー。M2重機関銃を避けたり、サウジドリフトをかましたり。

日本人でココの私兵の一人。

本名は東條秋彦。
元自衛官で北海道方面隊 電子隊から中央システム管理隊、
さらに日本防衛省 情報本部秘密部隊
統合幕僚会議事務局第2幕僚室 特別研究班（通称SR班）
に異動した経歴を持つ。

隊内のいざこざからSR班を辞めたところを
キャスパー・ヘクマティアルに拾われ、
現在はココ・ヘクマティアルの私兵になっている。

メガネを掛けたサラリーマン然とした外見で、情報処理やココのような交渉事に携わることが多い。
とはいえ石部金吉というわけではなく、男性陣の中ではバカをする方。

ヨナの教育では算数を担当している。（理数系は鬼門である）

浅黒い肌をした男性でココの私兵の一人。

元砲兵部隊・・・なのだが実戦経験はなく訓練ばかりしていた。
部隊の中では唯一の家族持ちで、国には可愛い奥さんと
ヨナよりも年少の息子、娘がいる。

アジアのある国の砲撃部隊を事故でクビになったのち、ココに雇われた
という過去を持つ。
（家族にはあくまで軍の仕事をしていると嘘をついている）

ココの護衛部隊ではレーム、ワイリ、バルメに次ぐ4人目の
メンバーと思われる。
レーム、ワイリの2人と共に後片付け役を担うことが多い古株である。

ヨナの教育では理科を担当している。（理数系は鬼門である）

眼帯をした黒髪ロングの女性でココの私兵の一人。

本名はソフィア・ヴェルマー。
元はFRDF UNFID（Finland Rapid deployment force United Nations Forces in D ： フィンランド緊急展開部隊所属 国連D国派遣軍）の機械化猟兵中隊中隊長で階級は少佐。

祖父は「冬戦争」と「継承戦争」を戦い抜いた方面軍中将、父親は現役中将の国防司令部参謀総長にして次期フィンランド軍総司令官候補、兄はウッティ猟兵連隊大隊長で階級は中佐というエリート軍人の家系で育っている。

筋肉モリモリで、左肩甲骨に鳥のタトゥーを入れているマッチョウーマン。
ココに並々ならぬ好意を持っており、血の気が盛んでよく鼻血を出す。（忠誠心は鼻から出る。）

戦闘能力に優れ、片目にも関わらず近接戦闘、特にナイフ戦に関しては作中でも随一の強さを誇る。（ただしレームと並ぶ熟練傭兵チェキータさんとどちらが強いかは不明である。）

煙草が嫌いで、髪に匂いがつくのを気にしている。

しなやかで素早い動きを生み出す鍛え上げられた肉体を持ちながら驚異的な胸と言うワガママボディの持ち主でもあり、隊のメンバーを惑わし続けている・・・のだがその全てはココのものである。

正確には不明だが、ココの護衛部隊ではレーム、ワイリと並ぶ古株である。

※冬戦争
1939年11月30日にソビエト連邦がフィンランドに侵入した戦争で翌年の3月6日に停戦協定が結ばれている。四ヶ月の戦闘でソ連軍は12万7千人、フィンランド側は約2万7千人の死者をだした。

白い死神「シモ・ヘイヘ」が有名。

※継承戦争
継承戦争の名前は不明。史実としては継続戦争と呼ばれる戦争があり、1941年6月26日から1944年9月19日まで行われている。

相手は冬戦争と同じくソビエト連邦。

白人のイケメン男性でココの私兵の一人。

本名はレナート・ソッチ。
元イタリア陸軍 ベルサリエリの情報担当少尉（軍曹）。

イタリア人らしく女性にだらしないのか、アール・トージョ・ルツたちと
バルメやココにちょっかいをかけては痛い目にあうというのが
オマケ漫画等でお約束になっている。

また、港々に女の子が待っているのは周知の事実である。

ココの部隊では6人目のメンバーである。

※ベルサリエリ
1836年6月18日に編成された高い移動力を持った軽歩兵部隊。
昔は自転車を活用していたが現在は機械化されている。

帽子につけた黒オオライチョウの羽が特徴。

本名はジョナサン・マル。

銀色の髪と浅黒い肌をした小柄の少年。
西アジア某国の山岳部隊にいた元山岳兵でもある。

肉親を殺されて以来、武器を憎んでいる。

無口だが元々心優しく、
仲間と交流するに従いしだいに打ち解けていく。

銃器の扱いに長けており、その腕前は一人前である。
その一方で精神的・肉体的に子供らしさが残る場面も多く、
乗り物に乗って胸を躍らせたり、ココに一緒に入浴しないかと
誘われ「子供っぽいからやだ」と断ったり。もったいない。

無学であるため他の私兵たちから授業を受けているが、
理系科目が苦手らしく、いつも逃げ出している。

同じく武器商をしているココの兄で、ココそっくりの顔立ちをしている。
その昔、ヨナの肉親を殺した部隊に武器を提供し、そのことを
ヨナ本人に公言したため、ヨナからかなり恨まれている。

しかし約束は守る男で、ヨナをココに紹介した際に、ヨナが提示した
条件をきちんと満たしていたため、ヨナの中では「信用できる男」に
格上げされたようだ。

キャスパー・ヘクマティアルの護衛。（レーム、ワイリと共にココの護衛を務めたこともある。）
ココとキャスパーの父親であるフロイド・ヘクマティアルの護衛を務めていた熟練傭兵。昔からの仲であるからか、キャスパーの事は呼び捨てである。

左手に十字架に炎？のタトゥーがあり、常に笑みを浮かべているのも特徴。

バルメと同じく超人的な戦闘能力を持ちながら、驚異的な胸を持つワガママボディの持ち主である。

キャスパー・ヘクマティアルの護衛三人衆。キャスパー曰く、チェキータさんに比べれば甘々らしい。

エドガーは鋭い目つきと逆立った短髪が特徴で仲間にはエドと呼ばれている。
アランは閉じてる様な薄目が特徴。
ポーはタレ目と逆立った短髪が特徴。

チェキータさんを含めた4名で護衛や作戦を遂行してる辺り、実力はかなりのモノと思われる・・・が出番は少ない。

CIAのチンピラ、ハイエナ諜報員、ケースオフィサー、工作員。
「スケアクロウ」はコードネーム。本名不詳。

金策の才能があって合衆国に重宝されている。
名前の由来は『黄金の畑のカカシ』から。
しつこくどこでも追ってくる。カカシなのに。

悪党がせっせと稼いだ金を、正義の鉄腕を駆使してブン取ることをモットーにしている。

CIAの情報屋。金髪のくせっ毛でたれ目の女性。
語尾に「ッス」をつけることが多い。
「ショコラーデ」はコードネーム。本名不詳。

スケアクロウと行動を共にすることが多い。
登場するたびに何かを食べているシーンが多いため、
大食いキャラだとも言われている。
名前の由来も多分そこから・・・。
（ショコラーデは『チョコレート』という意味） 

何故かココにコードネームがばれている。
ココとは仲が良く、密会をして情報を交換することもしばしば。 

CIA本部NCSヨーロッパ課長。安西先生ではない。
恰幅のいい体格で、登場するたびに何かを食べているシーンが多い。
（CIAは大食いキャラが多いのか？）

大学時代では古典アラビアを専攻。
ケースオフィサーとして情報を集め、エージェントらの心を掌握し、たくみに操っていた。
多くの功績が認められ、現在は課長にまで昇進。

まるで人の数だけあだ名があるかのように、彼に対する印象は会う人によって違うらしい。
主なあだ名は、「ブックマン」、「アディーブ」、「ブラッティナイオ」、「ソウ」など。

『オペレーション・アンダーシャフト』を水面下で遂行している。
ココ・ヘクマティアルに関する計画であるが、実態ははたして・・・。 

CIAのP・O・O（パラミリ：軍事的工作の実行班）に所属。
登場早々に男とセックスしたことで有名。美女。
「ヘックス」はコードネーム。本名不詳。
「ヘックス」は魔女の意 。

冷徹で非常にプライドが高く、常に上司のジョージ・ブラックの作戦の要になるほどの実力者。
彼女をここまで動かした原動力は愛国心によるものが大きい。

過去にココと一悶着があり、以来ココの暗殺を計画している。

イングランドCCAT社の社長。かつてはイギリス空軍パイロットだった、壮年の男性。

部下のミルド、ルーを護衛に引き連れ、自ら現場を渡り歩く。

同じ武器商人としてココと敵対したり、ミルドを部下にしているだけの事はあり、頭の切り替えやショックからの立ち直りは早く、いざとなれば武器を取って戦うこともある。

カリー社長の女部下。口癖は「ｼｬﾁｮｰ」。

バルメの戦闘技術に首ったけで、機会があるたび対戦を申し込んでいるらしい戦闘狂。

山中で500m離れた敵を察知できたり、鋭い勘を持つ一面も。
頭に血が昇りやすく思ったことをすぐ口に出すタイプで、カリー社長からよく戒められている。 

カリー社長の部下。顔に二本の古傷があるのが特徴。

寡黙で無表情だが社長に対する忠誠心は厚く、戦闘技術も高い事が窺える。
巻末でも相変わらず無口だが、心の中ではツッコミの嵐だった。 

殺し屋集団「オーケストラ」の生き残り。
最盛期にはフランスの警官隊を相手に2万発の弾を撃った集団だが、8人居たメンバーも師匠を残して死亡している。

イタリア語を話すがイタリア人かは不明。

様々な美学を持ち、チナツに『殺し屋たる者、空を向いて歩くモンだぜっ！』と語る。
銃撃戦を演奏と例える彼にとって、銃声は音楽であり悲鳴は歌声、銃にサイレンサーを付けるなどもっての外である。

サイレンサーを付けたレームに対して怒りに捕らわれるが、レームの筋が通った語りに対して『面っ白ェ、けっこう吹くぜあのオッサン。』と即座に落ち着きを見せる。

イノシシ男には違いないのだが、オーケストラ最後の生き残りになっただけあり唯のイノシシ男ではないのである。

また、熟女好きでチナツは守備範囲外。全裸でもピクリともしないそうである。

アニメ版では師匠がオペラホールを襲撃する場面が追加されている。
オペラ鑑賞に来ていたチナツ一家だが、そこで師匠の無差別発泡により両親は死亡、両親に庇われ生き残ったチナツは師匠に発砲したが“良い音だった”と気に入られた事になっている。

使用武器はネゲフ軽機関銃。

ココ達を狙う二人一組の殺し屋「オーケストラ」の一人。
半袖のブラウス＋ネクタイにミニスカート、テンガロンハットをかぶった長髪の少女。

師匠と同じくイタリア語を話せる。

イノシシである師匠をサポートするチナツの実力は、レームとバルメに『テンガロンの方が能力的にヤバイ』と言わせるほどであり、

その強い警戒心から、ルツの狙撃を「イヤな予感がする！！」と察知までした。
※レームに関しては「いる方向、見当すらつかない。」と言っている。

少女らしくジンクスを気にするが、その能力と相まって効果を発揮してるようである。

師匠のパートナーに納まった経緯は不明だが、作中のある台詞から、アニメ版のように事件に巻き込まれ、ストックホルム症候群に陥ったものと推測される。

しかしパートナーとしてシッカリと付き従っており、師匠が空を見て歩くならば自分は地を見て歩くと考えるほどサポートに徹底している。

工作が得意で『全弾を一か所に撃ち込む装置』や『リアシートに搭載したM2重機関銃をハンドル部のスイッチから発射可能にするシステム』を作り上げている。

はいてない。

使用武器はチナツキャノンスペシャル（パトカーもイチコロである）

日本の博士、科学者。
愛称はドクターマイアミ。飄々としていて掴み所がない。
蝶愛好家で、国際なんとか蝶の会の幹部でもある。

作ったおもちゃがミサイルの弾頭になるなど、本人の意思に関わらず、作ったもののほとんどが軍事転用されてしまうほどのロボット技術のスペシャリスト。
だが本人は軍事転用されることについてあまりよく思っていないらしい。

ココと同い年で非常に仲がいい。
ココと何かをたくらんでいるようだがはたして・・・。