『BULLY』(ブリー)は米国のゲームメーカーRockstar Gamesより発売されたアクションアドベンチャーゲーム。“BULLY”とは「いじめっ子」,「いじめる」,「ガキ大将」といった意味。
日本語版はTESやFalloutで知られるベセスダ・ソフトワークス(正確には親会社の日本法人であるゼニマックス・アジア社)より発売されている。
発売されているハードはPS2、XBOX360、PC。海外ではこれに加えてWii版が存在する。なお、箱○、PC、Wii版はオリジナルのPS2版に追加要素を加えた「スカラーシップ・エディション」というバージョンアップ版である。
10周年を迎えた2016年にはAndroid/iOSのスマートフォン版が「アニバーサリー・エディション」としてリリースされた。こちらはスカラーシップ版の内容に加え、マルチプレーのフレンド・チャレンジを新たに追加している。
概要
全寮制の学園「ブルワース・アカデミー」とその周辺の町を舞台に、15歳の悪ガキである主人公ジミー・ホプキンスが繰り広げる刺激的な学園生活を描く。
Rockstarの代表作である『グランド・セフト・オートシリーズ』(以下、GTAシリーズ)と同様に舞台となるフィールドと多数の登場人物が作りこまれており、本筋を急いで進めなくとも多数のサブシナリオやミニゲームをしているだけでも楽しめる非常に自由度の高いゲームとなっている。
ジミーの行動はかなり細かくチェックされており、彼が引き起こした事案やタイミングによってトラブルメーターが上昇するが、GTAシリーズよりも遥かに変動しやすい。生徒対生徒の喧嘩以外は監督者(風紀委員や警察)が見ていなくても見合ったメーターが変動する。 NPCには個別にマスクデータとしてトラブルメーターを持っており、彼らも悪戯行為や暴力行為を風紀委員や警察に見つかると追われる所は、男女差別無く主人公と平等である(学園内でのトラブルなら校長室に連れて行かれるところも平等、その描写もある)。ロッカーやゴミ箱に隠れて彼らをやり過ごすこともまた可能である。
CEROレーティングD(17歳以上向け)であり、GTAシリーズのように攻撃相手が出血するような描写はない。過度な暴力行為には前述のように監督者が文字通り飛んでくる。
比較的発売が新しいため、PS2のGTAシリーズよりグラフィックや操作面で改良が加えられている。一方でキー配置が異なるため、GTAに慣れたファンは戸惑うかもしれない。
学生生活のストーリーを進めるメインミッションと授業ミッションがあり、授業は履修(ミニゲームをクリア)するごとにパラメータが上がったり、自転車や武器などのアイテムが手に入るようになっている。授業中に出歩いていると「無断欠席」とみなされ、監督者に見つかった場合強引に授業に連れて行かれる。この授業をレベル5までクリアすると単位取得となる。修了すると授業に出席の必要がなくなり、監督者に見つかっても追いかけられない。(ただし、授業中に補導されてしまうと修了していても強制的に授業に出席させられる)
ストーリーはジミーの学園での1年を描いており、ストーリーミッションを進めるごとに時間が経過し、ハロウィンやクリスマスなどのイベントも起きる。冬になると雪が降り、自転車で滑りやすくなったり、人々の服装が冬着になったりと芸が細かい。
登場人物と登場グループ
主人公とその友人
- ジェームズ・ホプキンス(ジミー)
本作の主人公。これまでになんども学校を退学になった札付きのワル。チビでブサイクでガニ股、おまけに口がめちゃくちゃ悪い、友人のピーティからもキ◯ガイ扱いされるという、和製ゲームの主人公とは一線を画すキャラクター。しかし、その一方で人からの頼みを危険なものでも断らない優しさがあるなど、不思議な魅力のある人物。夜の2時には必ず気を失って寝てしまい、朝は8時に目を覚ますという不良の割に規則正しい生活をしている。車がバンバン走る車道上でも寝てしまうが。 - ゲイリー・スミス
転校したてのジミーに校内を案内した少年。教師や風紀委員の前では真面目な生徒を演じているが、その一方でジミーと一緒にいたずらをしたり、ピート・コワルスキをいじめたり、いたずらを持ちかける際に、「学園を支配する」というフレーズが良く出てくるくらい支配欲が強い。チャプター1終了時にジミーを裏切り敵対化し、本編のメインヴィランとなる。以後はジミーと他生徒の間に抗争の火種を撒くなどして彼の学生生活の邪魔をするようになる。 - ピート・コワルスキ(ピーティ)
転校したての頃からのジミーの友人。ジミーからは軽く見られているが(特に後半)、ジミーのことを友人と慕っている。気弱な性格のせいでよくゲイリーにいじめられている。TVゲームなど、機械操作が得意。なぜか変人揃いのナーズから変人扱いされている。
悪ガキ(ブリーズ)
ジミーと最初に敵対するグループ。日本の高校生のようにシャツをズボンから出しているのが特徴。校内でよくいじめをしているのはこいつらかジョックスであることが多い。各勢力の中で唯一女子が存在しない。
- ラッセル・ノースロップ
ブリーズのリーダー。頭は悪いが、強靭な体を持ち、バイクでドラム缶に特攻してもピンピンしていたほど。序盤の強敵として立ちはだかるが、ジミーとの一騎打ちを経て良き親友となった。家は高級住宅街にあることから、金持ちらしい。喧嘩の際に「デストローイ!」と叫ぶ癖がある。 - デイビス・ホワイト
- イーサン・ロビンソン
- トム・ジャーニー
- トレント・ノースウィック
- トロイ・ミラー
- ウェイド・マーティン
インテリ(ナーズ)
日本語版では"Nerds"がなぜか「インテリ」と訳されているが、実際には「オタク」の方が正確。共にブリーズに付けねらわれるという関係から最初から友好関係にあるグループ。ただし、ストーリー中で2度ジミーを裏切る場面がある。メンバーの特徴として基本的にメガネ着用で、体型は極端なガリガリ体型か、ピザデブ体型に二分化、天文部に所属し、図書館を根城にし、ライトグリーンのセーターやベストを着ていて、「グレムリンと洞窟」というカードゲームが好き。喧嘩は最弱だが、ボトルランチャー、ポテトガンなどの強力な武器を開発、所有しており、敵に回すとかなり厄介。
- アーネスト・ジョーンズ
ナーズのリーダー。ジョックスのテッドとは生徒会長の座をかけて激しく争っている。また、ジミーにジョックスのマンディの盗撮写真を撮ってくるように依頼する変態紳士でもある。 - アルジャーノン・パパドプロス(アルジー)
ズボンのチャックが常に全開という斬新なファッションをしている。見た目が目立つせいか、リーダーのアーネストよりミッションでの登場回数は多い。散々ジミーに助けてもらったくせに、敵対時にはジミーを挑発するような言動をとったりするため彼をブン殴ったプレイヤーもいるのでは?
目立つ見た目も手伝ってか、作中でいじめられるシーンをよく見かける。
クラブルスニッチ教授からもカス扱いされているかわいそうな生徒。
「パパドプロス」とはなかなかインパクトがある苗字だが、ギリシャ人にそこそこ見られる苗字である。 - ベアトリス・トルドー
ナーズの紅一点。作中で一番最初にジミーに好意を持つ。ヘルペス持ち。 - バッキー・パスツール
- コーネリアス・ジョンソン
- ドナルド・アンダーソン
- ファッティ・ジョンソン
- サッド・カールソン
- メルヴィン・オコーナー
お坊ちゃま(プレッピーズ)
金持ちのボンボンのグループで、溜まり場はハリントンハウスというこのグループのメンバー専用の建物の周辺。紳士の嗜みとしてボクシングをしており、戦闘能力はかなり高い。アクアベリーのチェックの制服が特徴。
- ダービー・ハリントン
プレッピーズのリーダー。彼ら専用の建物である「ハリントンハウス」を校内に所有しているほどの金持ち。ただ、喧嘩の腕はあまり強くない。パンツレスリングの兄貴と同姓だが、無関係。 - ビフ・テイラー
プレッピーズのNo.2だが、戦闘能力だけならトップ。喧嘩の時には一番の強敵となる。 - ピンキー・ゴーティエ
プレッピーズの紅一点で、わがままな性格。あるミッションを経てジミーに好意を持つ。 - ブライス・モントローズ
- チャッド・モリス
- ゴード・ヴァンドーム
- ジャスティン・ヴァンダーヴェルデ
- パーカー・オーグルヴィー
- タッド・スペンサー
ロカビリー(グリーサーズ)
1950年代に流行したロカビリーファッションをしているグループ。同じ不良でも今風の不良であるブリーズとは対照的。
ガレージ周辺が溜まり場で、ポマード頭と黒、茶のレザージャケットまたは青のジャケットが目印。ちなみにメンバーの大半はイタリア系のファミリーネームを持つ。
- ジョニー・ヴィンセント
ロカビリーのリーダー。彼女であるローラをとても愛しているのに、そのローラはビッチ浮気性な上、途中で別の男に寝取られる、陰謀でリハビリセンター(精神病院)に入れられてしまうなど不遇。 - ローラ・ロンバルディ
ビッチ。最初はジョニーの彼女だが、その一方でアルジャーノンやプレッピーズのゴードに貢がせ、ジョニーを怒らせる。その後はジョニーを振ってジミーに好意を持つが、物語の終盤で再びジョニーの元へ戻った。 - ノートン・ウィリアムズ
- ピーナッツ・ロマーノ
- ハル・エスポージト
- レフティ・マンチーニ
- ラッキー・デ・ルカ
- リッキー・プッチーノ
- ヴァンス・メディチ
体育会系(ジョックス)
現実でもアメリカの高校の頂点に立っているグループ。戦闘能力は高いが、頭は良くないという典型的な脳筋の集まり。体操着やレターマンジャケットが目印。戦闘の際にショルダータックルを多用してくる。溜まり場は体育館と運動場。
- テッド・トンプソン
ジョックスのリーダー。生徒会長の座をナーズのアーネストと争っており、「テッドに投票するのが正しい選択だ!」「オタク共なんかダメダメ、テッドに投票するのがCoolだぜ!」といった感じのポスターを張りまくっている。実はデイモンより弱い。 - デイモン・ウェスト
ジョックスのNo.2。リーダーのテッドより彼の方が戦闘能力は高い。 - マンディ・ウィリーズ
ジョックスの紅一点でチアリーダー。ナーズのベアトリスとは犬猿の仲で、彼女のノートを奪うなどしていじめていたが、そのナーズと友好関係にあったジミーにより、ロッカーにスティングボムを仕掛けられたり、盗撮写真を撮られ更には暴走したアーネストの手でそれを校内や町中にバラまかれるなど、自業自得とは言え大変な目に合う。そして最後は自分で撮った盗撮写真を塗りつぶしたジミーに好意を抱く。 - ボー・ジャクソン
- ケーシー・ハリス
- ダン・ウィルソン
- ユリ・カラマゾフ
- カービィ・オルセン
- ルイス・ルナ
タウニーズ
ブルワースタウン東部のブルースカイ地区を根城とするストリートギャング。このグループだけはブルワースの生徒で構成されていない。ただし、元ブルワースの生徒はいる。裕福な家庭に育ったか才能に恵まれた者しか入学できないブルワース・アカデミーとその生徒を嫌っているが、特に縄張りが隣接しているグリーサーズとは仲が悪い。ファミリーネームのない奴が多い。
- エドガー・マンセン
タウニーズのリーダー。かなり単純な性格で、ラスボスにブルワースへの憧れ混じりの嫉妬心を突かれて悪事を行っている。 - ゾイ・テイラー
タウニーズの紅一点。元ブルワース生だが、体育教師のバートンにセクハラをされた上、それをチクった報復で退学処分を受けていた。最初はジミーに対してもぶっきらぼうであるが、話を進めていくうちにジミーに次第に好意をいだいていく。ジョックスのマンディとはかつて親友だったという設定がある。 - オマール・ロメロ
- ヘンリー(クリント)
- ダンカン
- ジャーニー
- ジェリー
- レオン
- オットー・タイラー
教師
とにかく癖の強い人物が多い。
- クラブルスニッチ教授
ブルワース・アカデミーの学園長。パッケージでジミーとにらみ合っているのがこの人。その割にはあまり登場しない。 - バートン先生
体育教師。授業は(ゲームの都合とは言え)何故かレスリングとドッジボールしかしない。元プロのアメフト選手で、現役引退後に教師としてブルワース・アカデミーに赴任した。ゾイにセクハラをしたり、エロ本を買ったり、あまつさえそれを目撃されたジミーに取引を持ちかけて女子寮から下着泥棒をさせてくるなど相当のド変態である。(もっとも、ジミーも戦利品の一つを失敬して自室に飾っているが。)また、化学のワッツ先生から育毛剤を買っていた。 - ギャロウェイ先生
英語教師。気が弱く、そんな自分から逃れるために勤務中でも酒を飲んでいるため、アル中となってしまった。フルネームはライオネル・ギャロウェイ。 - フィリップス先生
美術・写真教師。ギャロウェイ先生の彼女。異常な人間ばかりのブルワース教師の中ではまともな方だが、美術の授業はなぜか全て自分をモデルにさせている。ギャロウェイ先生のことを「ギャロりん」と呼ぶ。ちなみに巨乳。フルネームはディアドラ・フィリップス。 - ハトリック先生
数学教師。嫌酒家なのか、酒好きなギャロウェイ先生を何かと目の敵にしており、ギャロウェイ先生の酒を取り上げたり、リハビリセンターに入れたりしている。 - ワッツ先生
化学教師。マッドサイエンティストで、ヤバイ実験をして幻覚を見ることがあるらしい。彼が作った薬は特定の髪型の人に大人気らしい。 - ランツ先生
技術教師。職人気質のあまり教師っぽくない先生。ジミーには年少であることを理由に自転車の整備法しか教えてくれない。 - スローター先生(授業はスカラーシップエディション(SE)のみ)
生物教師。アセトアルデヒドの匂いがたまらないとか言うマッドバイオロジスト。ちなみにこの先生の授業は全て解剖の授業で、とてもグロイので注意。 - ピーターズ先生(SEのみ)
音楽教師。元ヒッピー。授業の時はそうでもないが、ミッションでは「精霊と交信した」と電波な発言をする、「成績をF(落第)にされたくなければ協力しろ」と脅迫するなど、やはりブルワースの教師らしい人物。 - ピーボディ先生
家庭科教師兼女子寮寮監。何でもありの男子寮と違い、女子寮の女子の生活についてかなり口うるさく介入する人物。 - マシューズ先生(SEのみ)
地理教師。SEの授業以外ではほぼ見ることがないレアな先生。 - ウィギンズ先生
歴史教師。マシューズ先生同様目立たない先生だが、SEではワッツ先生の薬に絡む。 - Miss.ダンヴァーズ
クラブルスニッチ教授の秘書。教授が多忙なせいか、いつも学園長室に一人でいる。 - Mrs.マクレー
保健看護師。女子寮にまれに登場する。 - Mrs.カルヴァン
図書館司書。Mrs.マクレー同様女子寮にまれに登場。
一般生徒
ブルワースの一般生徒。基本的にストーリーには関わらない。年少クラスの生徒もここに含まれる。
- ユニス・ポンド
ジャイ子。作中におけるジミーのファーストキスの相手。チョコレートが大好きでプレゼントすると喜ぶ。いたずらの被害にあったときに早口で「オーマイガッ!オーマイガッ!オーマイガッ!」と叫ぶ癖がある。 - アンジー・ン
生徒の中で唯一の東洋系(中国系)。のっぽでメガネ。ベアトリスとよく一緒にいるが、彼女自身はナードではない。ちなみに、苗字の「ン」はローマ字では「Ng」、漢字で「呉」と表記し、中国の南部でみられる。 - クリスティ・マーティン
- コンスタンティノス・ブラカス(コンスタンス)
- ゴードン・ウェイクフィールド
- イワン・アレクサンダー
- レイ・ヒューズ
- トレヴァー・ムーア
- ランス・ジャクソン
- グロリア・ジャクソン
- カレン・ジョンソン
- メロディー・アダムズ
- ペドロ・デ・ラ・ホヤ
- シェルドン・トンプソン
風紀委員
校内における警察機能を担っている生徒。監督生ともいい、最上級生の中で心身ともに優れた生徒が選ばれる。意外に多そうに見えるが、実は全員で4人しかいない。メンバーはエドワード・セイマール2世、ゼス・コルベ、カール・ブランティング、マックス・マクタヴィッシュ。
その他
- エドナ
食堂のおばちゃん。料理に唾やタンが混入しても平然としてたり、賞味期限切れ目前の肉を「あと1ヶ月は食える」と言うなど、衛生管理に極めて問題のある人物。化学のワッツ先生が好き。 - ルディ
ホームレスの爺さん。サンタの服を着ており、自分はサンタクロースでかつてはグリーンランドにいて、トナカイレースに興じていたと語っている。 - 学内のホームレス
キャンパスのデッドスペースに住み着いているホームレスの爺さん。朝鮮戦争帰りの元軍人で、なぜか壊れたラジオを収集している。壊れたラジオを持ってくるたびに格闘技の技を教えてくれる。最後のラジオを爺さんのところへ持っていくと奇跡が起きる。 - ザック・オーウェンズ
ブルワースのオタクショップの店員。店の地下室をナーズに提供している。喘息持ち。 - ジミーの両親
父は義父であり、ジミーは彼を父と認めてない。なお、母は5回目の結婚である。
主な武器
- パチンコ
最初は別に変哲もないパチンコだが、ストーリーが進むとスコープがつく。弾数無限で威力もそこそこある優秀な武器。 - クラッカー
改造花火。一気に多くの敵を巻き込めるため、一対多数で効力を発揮する。 - スティンクボム
臭い爆弾。投げつけた周囲一帯に悪臭が立ち込め、何もできなくなる。ジミーも爆心地の近くにいると何もできなくなるので注意。 - 卵
投げてぶつける。食べ物を粗末にしてはいけません。プレッピーズが多用する傾向にある。 - ビー玉
床に転がしておいて転倒させる。敵から逃げるときに有効。他の消費系武器アイテムと異なり、授業を進めても自室で補充できるようにならない。 - カイカイパウダー
相手を痒がらせる。相手の移動力が落ちるので、やはり逃げるときに有効。 - ポテトガン
ジャガイモを撃ち出す鉄砲。高威力でゲーム後半に主力になる。あるミッションでは据置式のポテトマシンガンが登場。説明書曰く「アイダホ産のポテトは最高さ」。 - ボトルランチャー
ロケット花火を撃ち出すロケラン。ポテトガンがパチンコの強化型ならこっちはクラッカーの強化型である。 - 輪ゴムボール
ブルワースタウン中に散らばっている75個の輪ゴムをすべて集めることで入手できる。集めるのはかなり大変だが、反発力が凄まじく、屋内で使用すると飛び跳ねまわって凄まじいことになる。ちなみに弾数無限。
乗り物
- スケートボード
所持品に入れて持ち運べる、序盤から最後まで活躍する移動手段。複雑なアクロバットに成功するとジミー君が「バンザアアアアアイ!」と叫ぶ。 - 自転車
技術の授業や、街中の自転車店で購入することで手に入る。移動速度はスケートボードより速い。 - スクーター
遊園地の景品。なぜかこれで自転車レースに参加することも可能。どう考えてもズルだけど。 - ゴーカート
遊園地でカートレースの景品として手に入る。GTAと異なり、これが唯一ジミー君の運転できる4輪車。もちろんエンジンが付いているので、ゲーム上最速の乗り物である。街中のコーナーを攻めよう! - スクールバス
GTAのようにジミー君が乗っ取ることはできない。市中各地のバス停から、学校の正門までいつでも連れて行ってくれる。
tips
- ゲーム内の各勢力に1人づつ同性愛者がいて花を渡すことでキスが出来る。キスをやりまくることで実績解除もできる。
- ミニゲームのコン・スモーは相撲取りに食べ物を取らせて体重を増やすというゲームなのだが最終的には1トンを超える化け物になる。(現実世界では小錦(現:KONISHIKI)氏の285kgが最高。)ゼントラーディ人の力士なのだろうか?BGMには「さくらさくら」のアレンジが用いられており、海外から見た日本のステレオタイプなイメージを見られる。
- トラブルメーターが黄色であれば、警官や風紀委員に捕まっても足を踏んづけたりして逃げられるチャンスがある。赤くなると問答無用で逮捕される。風紀委員、大人、女性、年少の生徒に攻撃すると一発で真っ赤になってしまうので注意。
- 作中には色々な衣装が用意されており、購入するなどして着替えることができる。ただし、あまり変な格好をしていると他人から馬鹿にされたり、風紀委員や警官に追いかけられる。(例:パンツ一丁)
- やりこみ要素として「イヤーブック」機能がある。他の生徒をカメラに収めることで、全校生徒の顔と名前が記録されていく。
授業について
- 英語
予め与えられた文字から単語を作り上げる。英語を母語としない日本人にはノーヒントだとかなり難しいが、全正答パターンに対するノルマはさほど厳しく設定されていない。クリアすると謝罪対象が増え、金を差し出すことで喧嘩を回避したり、風紀委員や警官などに謝って軽いトラブルを見逃してもらえるようになる。 - 化学
タイミングに合わせてボタンを押す。3度ミスすると失敗。クリアすることで科学実験キットで作れるアイテムの種類が増える。 - 体育
1・3回目はレスリング、2・4・5回目はドッジボール。ドッジボールはジャンピングアタックでほぼ確実に相手を倒すことができる。上手くやれば簡単にワンサイドゲームにできる。クリアすると、レスリングは授業中に教わった技を習得、ドッジボールだとパチンコの命中精度が上がる。 - 美術
陣取りゲームの「クイックス」。自陣の面積を一定以上広げればクリア。クリアすることでキスの条件が緩和されていく。 - 技術
チャプター2以降でプレイ可能。タイミングに合わせてスティックやボタンを操作する。化学同様3度ミスすると失敗。クリアすることで新しい自転車が手に入る。 - 写真
チャプター2以降かつ、「ハトリックVSギャロウェイ」のミッションをクリアすることが授業を受けられる条件。時間内に指定の写真を撮影する授業。クリアすることでアルバムの最大保存枚数が増える。 - 生物(スカラーシップエディション(SE)のみ)
メスを使って生物の解剖を行うグロ授業。スティック使いが肝心。クリアすると服がもらえる。 - 数学(SEのみ)
表示された数式から答えを選択して答える。クリアすると服がもらえる。 - 音楽(SEのみ)
音楽に合わせてLRトリガーを引く音ゲー。箱○版では音楽3にある同時押しが認識されにくく鬼門になっている。クリアすると服がもらえる。 - 地理(SEのみ)
地図が表示されるので国旗、州旗を選択して貼り付ける。地図帳があれば楽。クリアすると集めもの系アイテムの場所がマップに表示されるようになる。
スカラーシップ・エディションについて
冒頭に記載のあるとおり、Wii(海外のみ)、XBOX360、PCで発売された、いわば完全版。PS3では発売されなかった。
次のような要素が追加されているが、基本的なストーリーに変更はない。買い直すほどではないが、対象機種を持っており二周目をやりたいという人やこれから新しくプレイしたいという人にはオススメ。
- ゲームグラフィックの向上。
- 授業の追加(音楽、地理、数学、生物)。これにより授業の総数が倍増しているため「授業だけメインミッションより先に全クリしてしまう」恐れが小さくなっている他、クリアに応じニューコスチュームや隠しアイテムの所在地が入った地図が手に入る。
- 一部サブミッションの追加。
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