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ニコニコ美術館公式生放送とは、ニコニコ公式生放送で不定期に放送されている特別番組の1つである。
ニコニコ黎明期から「ニコニコ美術部」とともに美術作品に関する動画及び美術に通ずるMADに付けられる動画タグとして親しまれてきた「ニコニコ美術館」。これを2012年からニコニコ生放送で公式放送化。実際に日本全国の美術館や博物館、ギャラリーから生中継で放送し、そこで放送当時に開催されている企画展、常設展を美術館・博物館のキュレーターやその分野の専門家とともに巡って紹介する特別番組である。
2012年5月26日にニコ論壇チャンネル
にて第1回となる放送が開始。その後は、2013年1月15日まで不定期的に放送し、ここまで計5回の放送が行われた。
そして約3年の休止期間を経て、新しく開設されたニコニコ美術館(ニコ美)チャンネル
で第6弾が2016年1月16日に放送を開始。以降、本チャンネルから不定期的に放送されている。また、ニコニコニュースチャンネル
からも、ごく不定期的に放送されている。
また、公式生放送のため、タイムシフト公開期間は一部を除いて無期限で公開されている。(ただし、プレミアム会員への登録が必要となる。)
過去回の放送を検索する際は、「ニコニコ美術館」または、「ニコ美」でタグ検索すると効果的である。(なお、第25回放送のポーラ美術館「ルドン ひらかれた夢ー幻想の世紀末から現代へ」展まではFlash版で放送しているため、PCでの視聴の際は、対応するAdobe Flash Playerをインストールしていなければ視聴が出来ないので要注意である。)
これまで3チャンネル通算で42会場、再放送や一挙放送を除き62回にわたって放送されている。
ニコニコ美術館公式生放送で紹介される展覧会のジャンルには、美術品に限らず、第6~7回の兵馬俑、第12回の運慶の仏像のように歴史的に価値のあるもの、第2回の日本科学未来館で行われた企画展などの科学的に着目した展示品、ネット上で人気を得たクリエイターの個展など、さまざまな分野の企画展が取り上げられる。
また、放送黎明期にあたるニコ論壇チャンネルで放送していた頃は、硬派軟派問わずさまざまな展覧会、個展を生中継していたが、ニコニコ美術館(ニコ美)チャンネルへ移行後は展覧会の内容によって差別化された。
ニコニコ美術館(ニコ美)チャンネルで放送されるものは、美術館や博物館で開催しているような本格的な展覧会を生中継しているのに対して、ニコニコニュースチャンネルで放送されるものは、VOCALOID楽曲のPV制作者や絵師などネット上で人気を得たクリエイターやニコニコ動画、ニコニコ生放送上の有名人の個展など、軟派志向が強い展覧会を中心に生中継している。さらに、「あいちトリエンナーレ2019」のように日本全国でニュースとなった展覧会や、「夜な夜な三国志」のように展覧会のトークショーイベント、「京のかたな展」のようにニコニコ美術館(ニコ美)チャンネルと連動して放送される場合もある。
第71回では東大寺を巡回し、境内にある建造物や国宝を紹介。東大寺の担当者からの解説を交えて歴史と仏教美術を学ぶ放送が行われた。ちなみにニコニコ美術館では初の試みとなり、寺院からの放送も史上初となった。
2019年12月に中国武漢から発生し、世界的な蔓延となった新型コロナウイルス。日本でも全国各地でウイルスが拡散し社会問題へと発展。また、クラスター感染防止のために、2020年2月下旬に政府から発令されたイベント自粛要請をきっかけに長期間の臨時休業を決定した美術館・博物館が多く出現。これに伴って企画展の中止・延期または展示中断・開催期間繰り上げとなってしまった美術館・博物館も多く存在した。
ニコニコではこの状態を鑑みて、美術館・博物館を運営する法人に対して本記事の放送があることを呼びかけ、放送にかかる機材も無料で用意すると呼びかけた。
また、この取り組みにはドワンゴ取締役社長の夏野剛氏も参加を呼びかけ、同社専務取締役の栗田穣祟氏もこれに関連してtwitterでコメントしている。
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/tnatsu/status/1233620257278849024
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/sigekun/status/1232669202776911872
そして、呼びかけから約1週間後の3月5日時点の発表で、全国の美術館・博物館から30件以上の問い合わせがあったとニコニコニュース公式twitterから発表された(後に問合せ件数は60件を超えている)。
そして問い合わせがあった美術館・博物館から第1弾として、3月10日に江戸東京博物館から放送されることが決まった。
その後も定期的に休館特集回を開催し、これまで7会場から放送。当初は3月末まで継続する予定だったが、反響を呼んだことと昨今の博物館・美術館の休館状況を鑑みて、4月以降も放送することを決定。4月30日に第66回、5月1日に第67回を放送した。ニコニコ美術館では、引き続き中継依頼の美術館、博物館を募集している。また、この取組はNHKや民放のニュース、各種大手新聞まで採り上げられるなど非常に反響が高かった。
| 回数 | 展覧会名 | 会場 |
|---|---|---|
| 第1回 | 「A Nightmare Is A Dream Come True: Anime Expressionist Painting:AKA悪夢のどりかむ」展 | Kaikai Kiki Gallery |
| 第2回 | 世界の終わりのものがたり~もはや逃れられない73の問い | 日本科学未来館 |
| 第3回 | マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝 | 東京都美術館 |
| 第4回 | 奈良美智:君や 僕にちょっと似ている | 横浜美術館 |
| 第5回 | 会田誠展:天才でごめんなさい | 森美術館 |
| 第6回 | 特別展「始皇帝と大兵馬俑」 | 東京国立博物館 (平成館) |
| 第7回 | ||
| 第8回 | 国立新美術館開館10周年・チェコ文化年事業 ミュシャ展 | 国立新美術館 (企画展示室2E) |
| 第9回 | 京都国立博物館開館120周年記念 特別展覧会「海北友松」 | 京都国立博物館 (平成知新館) |
| 第10回 | 「アルチンボルド」展 | 国立西洋美術館 |
| 第11回 | [Fun with Collection 2017] ル・コルビュジエの芸術空間―国立西洋美術館の図面からたどる思考の軌跡 | |
| 第12回 | 興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」 | 東京国立博物館 (平成館) |
| 第13回 | 京都国立博物館開館120周年記念 特別展覧会「国宝」 | 京都国立博物館 (平成知新館) |
| 第14回 | ||
| 第15回 | ||
| 第16回 | 特別展「仁和寺と御室派のみほとけ ― 天平と真言密教の名宝 ―」 | 東京国立博物館 (平成館) |
| 第17回 | ||
| 第18回 | 特別展「池大雅 天衣無縫の旅の画家」 | 京都国立博物館 (平成知新館) |
| 第19回 | 「生誕150年 横山大観」展 | 東京国立近代美術館 (1F 企画展ギャラリー) |
| 第20回 | ||
| 第21回 | 日本スペイン外交関係樹立150周年記念 プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光 | 国立西洋美術館 (平成知新館) |
| 第22回 | 創刊記念『國華』130周年・朝日新聞140周年 特別展「名作誕生―つながる日本美術」 | 東京国立博物館 (平成館) |
| 第23回 | プーシキン美術館展──旅するフランス風景画 | 東京都美術館 (企画展示室) |
| 第24回 | ルドン ひらかれた夢ー幻想の世紀末から現代へ | ポーラ美術館 |
| 第25回 | ||
| 第26回 | ミケランジェロと理想の身体 | 国立西洋美術館 |
| 第27回 | ||
| 第28回 | モネ それからの100年 | 横浜美術館 (企画展示室) |
| 第29回 | 金沢工業大学所蔵「世界を変えた書物展」 | 上野の森美術館 |
| 第30回 | ||
| 第31回 | 特別展「京(みやこ)のかたな 匠のわざと雅のこころ」 | 京都国立博物館 (平成知新館) |
| 第32回 | ||
| 第33回 | ||
| 第34回 | 特別展「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」 | 東京国立博物館 (平成館 特別展示室) |
| 第35回 | 特別展「マルセル・デュシャンと日本美術」 | |
| 第36回 | 特別展「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」 | |
| 第37回 | ||
| 第38回 | 生誕110年 東山魁夷展 | 国立新美術館 (企画展示室2E) |
| 第39回 | 特別展「京(みやこ)のかたな 匠のわざと雅のこころ」 | 京都国立博物館 (平成知新館) |
| 第40回 | 没後50年 藤田嗣治展 | 京都国立近代美術館 |
| 第41回 | ||
| 第42回 | 岡田三郎助生誕150周年記念 モダン美人誕生-岡田三郎助と近代のよそおい | ポーラ美術館 |
| 第43回 | ||
| 第44回 | 特別展「明治150年記念 華ひらく皇室文化―明治宮廷を彩る技と美―」 | 泉屋博古館分館 |
| 第45回 | 特別展「国宝 東寺―空海と仏像曼荼羅」 | 東京国立博物館 (平成館) |
| 第46回 | ||
| 第47回 | アボガド6 Art Gallery 『肉眼』 | 代官山T-SITE GARDEN GALLERY |
| 第48回 | 日中文化交流協定締結40周年記念 特別展「三国志」 | 東京国立博物館 (平成館) |
| 第49回 | 高畑勲展─日本のアニメーションに遺したもの | 東京国立近代美術館 |
| 第50回 | 「あいちトリエンナーレ2019」 (テーマ:情の時代 Taming Y/Our Passion) |
豊田市美術館 豊田市駅 新豊田駅 円頓寺商店街 円頓寺本町商店街 名古屋市美術館 愛知県美術館 |
| 第51回 | ||
| 第52回 | 特別展「流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」 | 京都国立博物館 (平成知新館) |
| 第53回 | みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ―線の魔術 | 京都文化博物館 |
| 第54回 | 日中文化交流協定締結40周年記念 特別展「三国志」 | 九州国立博物館 |
| 第55回 | 印象派からその先へ ― 世界に誇る吉野石膏コレクション展 | 三菱一号館美術館 |
| 第56回 | 「最古の日本刀の世界 安綱・古伯耆」展 | 春日大社 国宝殿 |
| 第57回 | メキシコの知られざる大衆漫画『イストリエタ』展-民俗文化としての漫画表現- | 京都国際マンガミュージアム (2F ギャラリー4) |
| 第58回 | 日本書紀成立1300年 特別展「出雲と大和」 | 東京国立博物館 (平成館) |
| 第59回 | 江戸ものづくり列伝 - ニッポンの美は職人の技と心に宿る - | 江戸東京博物館 |
| 第60回 | 画家が見たこども展 | 三菱一号館美術館 |
| 第61回 | 特別展「竹工芸名品展:ニューヨークのアビー・コレクション-メトロポリタン美術館所蔵」 | 大阪市立東洋陶磁美術館 |
| 第62回 | 「ピーター・ドイグ」展 | 東京国立近代美術館 (1F 企画展ギャラリー) |
| 第63回 | 春の花もの盆栽展 | さいたま市大宮盆栽美術館 |
| 第64回 | チェコ・デザイン 100年の旅 | 京都国立近代美術館 (3F 企画展示室) |
| 第65回 | 大清帝国展 | 東洋文庫ミュージアム |
| 第66回 | 「ピーター・ドイグ」展 | 東京国立近代美術館 (1F 企画展ギャラリー) |
| 第67回 | 大江戸歳時記 | すみだ北斎美術館 |
| 第68回 | 京都市京セラ美術館開館記念展「京都の美術 250年の夢」 | 京都市京セラ美術館 |
| 第69回 | 異才 辻晉堂の陶彫 「陶芸であらざる」の造形から | 愛知県陶磁美術館 |
| 第70回 | 特別展「奇才-江戸絵画の冒険者たち-」 | 江戸東京博物館 |
| 第71回 | ニコニコ美術館による特別生放送企画 | 東大寺 |
| 第72回 | ロンドン・ナショナル・ギャラリー展 | 国立西洋美術館 |
| 第73回 | 特別展「きもの KIMONO Fashioning Identities」 | 東京国立博物館 (平成館) |
| 第74回 | 特別展「聖地をたずねて -西国三十三所の信仰と至宝-」 | 京都国立博物館 |
| 第75回 | 角川武蔵野ミュージアム竣工記念展 隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生 - 石と木の超建築 | 角川武蔵野ミュージアム |
| 第76回 | 古典×現代2020 - 時空を超える日本のアート | 国立新美術館 (企画展示室2E) |
| 特別回 | 中元万燈籠 (ニコニコ超会議2020夏特別中継企画) | 春日大社 |
| 第77回 | ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター展 | Bunkamura ザ・ミュージアム |
| 第78回 | アートアワードトーキョー 丸の内 2020 | 行幸地下ギャラリー 新丸ビル (3F アトリウム) 国際ビル (1F エントランス) 新東京ビル (1F エントランス) 大手町仲通り |
| 第79回 | 開館記念特別展示 サスイシㇼ 私たちが受け継ぐ文化~アイヌ文化を未来へつなぐ~ | 国立アイヌ民族博物館 (ウポポイ(民族共生象徴空間)内) |
| 第80回 | ニコニコ美術館による特別生放送企画 | 高野山真言宗 亀居山大乗寺 |
| 第81回 | MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020 | 国立新美術館 企画展示室1E |
| 第82回 | ニコニコ美術館による特別生放送企画(常設展の紹介) | 横手市増田まんが美術館 |
| 第83回 | 江戸の土木 | 太田記念美術館 |
| 第84回 | YAYOI・モダンデザイン―ニッポンの美、ここに始まる― | 愛知県陶磁美術館 |
| 第85回 | 新・明智光秀論:細川と明智 信長を支えた武将たち | 永青文庫 |
| 第86回 | 生誕100年 石元泰博写真展 伝統と近代 | 東京オペラシティ アートギャラリー |
| 第87回 | 読み継がれた源氏物語 | 徳川美術館 |
| 第88回 | 性差(ジェンダー)の日本史 | 国立歴史民俗博物館 |
| 第89回 | 博物館に初もうで ウシにひかれてトーハクまいり | 東京国立博物館 |
女性の王や官僚が当たり前だった古代から、
明治憲法体制下での完全な女性の排除、そして現代へ――
空間に着目して政治とジェンダーの歴史を解き明かす。
ニコニコ美術館ではこの「性差(ジェンダー)の日本史」[12月6日(日)まで開催] の様子を、 アイドルの和田彩花さんと、 国立歴史民俗博物館 教授で展示代表である横山百合子さんと、 同博物館 教授の小島道裕さん、三上喜孝さんの解説とともに、生中継でお届けします。
時の流れに浮かんでは消える無数の事実を指す「歴」と、それを文字で記した「史」。
日本列島社会の長い歴史のなかで、 「歴」として存在しながら「史」に記録されることの少なかった 女性たちの姿を掘り起こす女性史研究を経て、 新たに生まれてきたのが、「なぜ、男女で区分するようになったのか?」 「男女の区分のなかで人びとはどう生きてきたのか?」という問いでした。
本展は、重要文化財やユネスコ「世界の記憶」を含む280点以上の資料を通して、 ジェンダーが日本社会の歴史のなかでどんな意味をもち、どう変化してきたのかを問う、歴史展示です。
2021年の干支「丑(ウシ)」にちなんだ作品に触れて新年のスタート!
東京国立博物館 特集「博物館に初もうで ウシにひかれてトーハクまいり」から生中継。
東京国立博物館で開催中の「博物館に初もうで」にて「博物館に初もうで ウシにひかれてトーハクまいり」という特集展示をしています。
美術ライター・エディターの橋本麻里さんと、東京国立博物館 研究員の高橋真作さん(日本絵画)、福島修さん(日本工芸)、増田政史さん(日本彫刻)の解説を聞きながら生中継で巡ります。
思いがけない縁がうまれる!?
東京国立博物館は、2021年も1月2日より開館、恒例の正月企画である「博物館に初もうで」を開催します。
「博物館に初もうで」は、2003年から実施され、今年で18年目を迎え、毎年大好評をいただいている企画です。
今年の干支は「丑(ウシ)」です。展示では干支をテーマにした作品の特集や東博の新春の目玉である、国宝「松林図屛風」(長谷川等伯筆)をはじめ本館の各展示室では、新年の訪れを祝して吉祥作品や名品の数々をご覧いただけます。
また、新春を華やかに彩るいけばなを正門、本館玄関、本館大階段にしつらえます。 ぜひ美しい日本の文化にふれ、心豊かな新年のスタートをお迎えください。
力強く従順で、人の営みを傍らで支え続けてきた牛。平安時代には貴族の生活と密着して牛車の文化を育み、また時には神の乗り物や仏教における悟りの象徴ともみなされました。
この特集では、牛にまつわる豊かな歴史と文化をご覧いただきます。
少し風変わりなタイトルは、「牛に引かれて善光寺参り」ということわざを基にしたもの。
このことわざは「身近に起こった出来事に導かれて、思いがけない縁が結ばれること」の例えです。
このような状況だからこそ、展示作品との思いがけない出会いを通して、改めてトーハクと縁を結んでいただきたい。 という想いを込めました。ぜひ展示室で、さまざまな表情を見せる牛たちにご対面ください。
(紹介サイトページ
より)
)
“東京”を舞台にしたマンガ、アニメ、ゲーム、特撮が集結!国立新美術館「MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020」から生中継。
国立新美術館で開催中の「MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020」を、本展ゲストキュレーターの森川嘉一郎さん、法政大学大学院の増淵敏之さんらの解説を聞きながら生中継で巡ります。
2018年にフランス・パリにて開催の『MANGA⇔TOKYO』展が東京・六本木の国立新美術館に凱旋!1/1000スケールの巨大東京都市模型や、東京を舞台にした日本のマンガ・アニメ・ゲーム・特撮作品93タイトル、500を超える作品で、破壊と復興を繰り返してきた東京の歴史と日常を展示します。
「漫画原画」を文化遺産としてアーカイブしている
横手市増田まんが美術館から生中継!
マンガ家の里中満智子さんと国内最高峰の手書き原稿収蔵庫を巡ります。
漫画原画を文化遺産としてアーカイブしている横手市増田まんが美術館の「国内最高峰の手書き原稿収蔵庫」を、マンガ家の里中満智子さんと大石卓館長の解説を聞きながら生中継で巡ります。
浮世絵専門の太田記念美術館を巡り
葛飾北斎の作品を摺ってみる生放送
ライター・エディターの橋本麻里さんと、浮世絵専門の太田記念美術館で企画展「江戸の土木」を巡り、アダチ版画研究所の職人が葛飾北斎の作品を摺る様子をお届けする生放送。
土木とは、道路や河川、橋梁、港湾などを造る建設工事のこと。東京のルーツである江戸は、江戸幕府による天下普請を始めとする、さまざまな土木工事で発展した都市でした。
江戸城と外濠・内濠の建設、日比谷入江、築地、深川などの埋立て、小名木川や神田上水といった運河や上水の整備、両国橋や日本橋などに代表される橋の架橋、寛永寺や増上寺などの巨大寺院の建設――。
高度な土木技術による市街地の造成やインフラの整備は、江戸の町を人口100万を超える大都市へと導きました。
近年、東京では大規模な再開発が進み、渋谷周辺や日比谷などが注目を浴びています。しかし歴史をさかのぼると、実は江戸時代から、商業地の移転や再開発が度々行われてきました。新吉原のような遊廟や猿若町のような芝居町、わずか数十年で姿を消した繁華街・中州などは、再開発エリアのルーツと言えるかもしれません。
こうした大規模な土木工事による江戸のインフラや建造物の様子は、浮世絵の中にもさまざまな形で描かれています。本展は歌川広重や葛飾北斎など、浮世絵師たちが描いた作品を手がかりとして、江戸の土木を読み解く展覧会です。
(展覧会紹介チラシ
より)
愛知県陶磁美術館で開催中の「YAYOI・モダンデザイン―ニッポンの美、ここに始まる―」展は、弥生時代の土器、石器、木器、骨角器、金属器の、かたち、色彩、絵画・紋様に焦点をあて、そのデザインや美を紹介する特別展です。近年の発掘調査によって出土した代表的な遺物が一堂に集まる貴重な機会であり、弥生時代を美とデザインの観点からとらえる展示は、過去に類を見ないものです。
ニコニコ美術館ではこの展覧会の様子を、愛知県埋蔵文化財センター主任専門員の樋上昇さん、愛知県陶磁美術館主任学芸員の小川裕紀さんの解説とともに、生中継でお届けします。 ナビゲートは、ライター・エディターで永青文庫副館長の橋本麻里さんです。
弥生の文化は、縄文とは対照的に機能性や普遍性を志向し、プロダクトの形や紋様は端正な造形をとることに特徴があります。こうした造形は、日本の伝統的な美の源流になると同時に、現在の私たちにとってもモダンと感じられます。
本展では、弥生時代の土器、石器、木器、骨角器、金属器の、かたち、色彩、絵画・紋様に焦点をあて、そのデザインや美を紹介します。近年の発掘調査によって出土した代表的な遺物が一堂に集まる貴重な機会であり、弥生時代を美とデザインの観点からとらえる、過去に類を見ない展覧会です。
(展覧会サイトページ
より)
戦国大名・細川藤孝に始まり、700余年の歴史をもつ細川家に伝来する歴史資料や美術品等の文化財を管理保存・研究し、一般に公開している永青文庫。今回のニコニコ美術館は永青文庫の冬季展「新・明智光秀論ー細川と明智 信長を支えた武将たちー」をお届けします。 最新の研究をもとに、明智光秀の最初期の活動実態をはじめ、織田政権下での軍事的手腕、盟友・細川藤孝との協働、本能寺の変の意義までを歴史資料から読み解くことで、「謀反人・光秀」のイメージを覆す、先進的な智将としての新たな人物像を提示します。加えて、細川忠興(ただおき)に嫁いだ光秀の娘・玉(ガラシャ)の波乱に満ちた生涯も関係史料から紹介します。
歴史好き必見!豊富な史料から光秀の実像に迫ります。
足利義昭に仕え、のちに織田信長に重用された明智光秀は、主君を同じくする細川家初代・藤孝(ふじたか)と公私にわたり親密な間柄でした。そのため、細川家の文化財を管理する永青文庫には、信長が光秀や藤孝に宛てて出した書状など、光秀の動きを知ることができる数多くの史料が伝わっています。そこからは、一向一揆との対決や、信長を裏切った荒木村重討伐、丹後支配などの場面において、ふたりが常に連携しながら行動していたことがうかがえます。
本展では、最新の研究をもとに、光秀の最初期の活動実態をはじめ、織田政権下での軍事的手腕、盟友・藤孝との協働、本能寺の変の意義までを歴史資料から読み解くことで、「謀反人・光秀」のイメージを覆す、先進的な智将としての新たな人物像を提示します。加えて、細川忠興(ただおき)に嫁いだ光秀の娘・玉(ガラシャ)の波乱に満ちた生涯も関係史料から紹介します。
(展覧会サイトページ
より)
日本と世界を撮りつくした石元泰博の写真展を、
生解説つきで味わおう
ニコニコ美術館ではこの「生誕100年 石元泰博写真展 伝統と近代」の様子を、写真家の石川直樹さん、アーティストの飯沼珠実さんと、東京オペラシティ アートギャラリー シニア・キュレーターで、本展を担当されている福士理さんの解説とともに、生中継でお届けします。
アメリカに生まれ、シカゴのインスティテュート・オブ・デザイン(通称ニュー・バウハウス)に学んだ写真家石元泰博(1921-2012)は、対象の構造的、空間的特性を鋭く捉えた作品によって、写真界はもとより、広く建築、デザイン、美術にわたる戦後日本の芸術界に大きなインパクトを与えました。バウハウスの流れを汲む近代的な視点から日本の伝統建築を撮影した桂離宮シリーズ、丹下健三、磯崎新、内藤廣ら同時代の建築家の作品を撮った作品、そしてライフワークとなったシカゴと東京の人と街を捉えた作品など、その成果は内外で高く評価されています。対象の本質と写真の可能性へのあくなき探究心、そして緻密な暗室作業による厳格なプリントの美学は、デジタルが一般化した今日において一層の輝きを放っています。
2021年は石元泰博の生誕100年にあたります。この記念すべき年に向け、石元の足跡を過去最大規模で回顧する展覧会シリーズを当館と東京都写真美術館、高知県立美術館との共同で開催いたします。本展は「伝統と近代」を切り口として、作家活動の前半に軸足を置き、多様な被写体を貫く石元の眼差しに注目します。なお東京都写真美術館では、「生命体としての都市」をテーマに独自の都市観にフォーカスし、中盤から晩年に至る作品を選りすぐります。2つの展覧会を通して、より多角的な視点から石元の活動の全貌が明らかとなるでしょう。高知県立美術館では来年1-3月に集大成となる展示を行います。
(展覧会サイトページ
より)
日本と世界を撮りつくした石元泰博の写真展を、
生解説つきで味わおう
ニコニコ美術館ではこの「読み継がれた源氏物語」展の様子を、『源氏物語』を現代語訳した直木賞作家の角田光代さん、その現代語訳版に解題をよせている国文学者の藤原克己さん、徳川美術館・学芸部部長代理で本展を担当されている吉川美穂さんの解説とともに、生中継でお届けします。
現代に至るまで千年にわたり読み継がれてきた古典の名作、『源氏物語』。 壮大な長編物語にもかかわらず、多くの人によって幾度となく書き写され、 数多くの注釈書が著されるとともに、絵画化も図られました。
後世の文学作品に多大な影響を与えたばかりでなく、 和歌や能楽、茶道、香道といった日本文化にもその片鱗を見いだすことができます。
その作者である紫式部による日記『紫式部日記』には 『源氏物語』の成立に関わる場面が記されており、 平安時代、一条天皇を中心とする宮廷生活のなかで、 いかに『源氏物語』が生まれ、享受されたかがわかります。
本展では、東京・五島美術館所蔵の国宝「紫式部日記絵巻」を特別公開するとともに、 宮内庁三の丸尚蔵館や個人所蔵の源氏絵の名品を併せて展示し、 日本が世界に誇る『源氏物語』の文化史をたどりつつ、その魅力を紐解きます。
【2016年~】
【不定期】
掲示板
7 ななしのよっしん
2020/05/25(月) 16:39:25 ID: qbD9m3Z/8a
8 ななしのよっしん
2020/11/16(月) 22:18:09 ID: cwPlJ6G6yB
へーニコニコ美術館って名称自体は意外に古かったんだな
自分はクボタコフこと辞められた運営の久保田さんからだと思ってたw
今のニコ美チャンネルは久保田さんからだったからね
放送終了後に視聴者と久保田さんのコメントのやりとりで
チャンネル化しましょう!みたいな感じで出来た(?)のを覚えてるわ
9 ななしのよっしん
2021/03/13(土) 01:15:56 ID: Do65P380IW
運営の高橋氏のこと高橋薫さんが、クボタコフの上司だったみたいだね。この人はもともと早川書房の編集やってた人で、文化や芸術、歴史に造詣が深かった
ちなみにクラシックコンサートに力入れてるのは夏野社長が大のクラシック好きだからってのもある
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/13(土) 21:00
最終更新:2025/12/13(土) 21:00
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