ファイナルファンタジーIIIとは、スクウェア(現スクウェア・エニックス)がファミリーコンピュータ向けに1990年4月27日に発売したゲームソフト。略称はFF3、FFIII。
ファイナルファンタジーシリーズの本編第3作目。
FINAL FANTASY III オープニング・テーマ |
概要
ファイナルファンタジーシリーズにおいて、ジョブチェンジシステムを初めて採用した作品。好みのジョブにいつでもジョブチェンジが可能になった他、場面に合わせた最適なジョブを探し出して攻略する等のテクニックも存在する。
また、ラストダンジョンの伝説的な長さ(セーブポイント無し)やラスボス以上の強さをもつ中ボスが存在したことでも知られる。
ファミコンでは本作が最終作(リメイク版等は除く)となり、以後はスペックの向上したSFCにシリーズ展開の場を移していく事になる。
ファミコン最後の作品ということで開発陣による技術の粋が詰め込まれており、圧倒的ボリュームや美麗なグラフィック、高速スクロールやDPCMが切れる際のブチっという音を使用したドラムなどの変態的発想が光っている。
やりこみゲーとして高い評価を受けていたが、旧作リメイクブームにあってもリメイクが遅れていた作品であった。
というのも、ワンダースワンでのリメイクが決定し、雑誌等にスクリーンショットが掲載されるくらいの完成度合いだったにも関わらず、ゲームボーイアドバンスの発売の影響(一説には映画版の興行不振)などにより発売が中止されてしまったためである。
2006年8月24日にはニンテンドーDS向けについにリメイクが行われ発売された。3D化の他に、主人公がキャラクター付けされたり各ジョブの性能が見直されたり、モグネットというWi-fiを利用した機能を追加されたりした。以降、PSPやスマートフォン、Steamなどにも移植され、内容はDS版のほぼベタ移植となっている。
また、FC版についてはWii U・ニンテンドー3DSのバーチャルコンソールで配信されている(Wiiでも配信されていたが、現在は配信終了)ほか、2016年にはニンテンドークラシックミニファミリーコンピュータにも収録されている。
2021年7月29日には、スマートフォン・Amazonアプリ・Steamで「ファイナルファンタジー ピクセルリマスター」の一環として、オリジナルのFC版をベースにした2Dリメイク版が配信された。DS版同様にキャパシティが廃止されたり、ジョブごとの固有コマンドの追加&変更、オートバトルやダッシュ、マップなど新機能の追加、矢の仕様変更(消費しなくなる)、近づくと隠し通路が見えるようになる…など、現代に合わせた変更やバランス調整がされているものの、大まかな内容はほぼFC版の通りである。
ストーリー
そのグルガン族の男は 静かに語った・・・・
この大地震でさえも 単なる予兆に過ぎぬと。世界の 光の源である クリスタルを 地中深く引きずりこみ 魔物を生み出した
大きな震えさえも これから訪れるものに 比べれば ちっぽけなものである。
それはとてつもなく 大きく 深く 暗く そして悲しい・・だが 希望はまだ 失われてはいない。
4つの魂が 光に 啓示を受けるであろう。
そこから 全てが始まり・・・・4人の 少年達は みなしごで 辺境の村「ウル」の 僧侶トパパに 育てられた。
大地震で クリスタルが地中に沈み そこにできた 洞窟へとやってきた。
4人は 探検気分。
ちょっとした 度胸だめしのつもりだった・・・・
プレリュード(FFIIIver.) |
システム
ジョブチェンジシステムがシリーズ初登場。主人公達のジョブは最初たまねぎ剣士(DS版ではすっぴん)だが、ストーリーを進めていくとチェンジ可能なジョブが増えていく。移動中にメニューを開きジョブを選択するといつでもジョブチェンジが可能。
FC版ではキャパシティポイントを消費してジョブチェンジする。DS版やピクセルリマスター版では廃止され、代わりに移行期間が設定された。ジョブチェンジを行うことによりステータスはそのジョブに設定されたものに変化する。ジョブには熟練度があり、それが上がっていくと能力も上昇する。
戦闘システムはFF1やFF2同様、ターン制である。前作までと比較するとダメージ・回復表示表現が変化し、戦闘がスピーディーになった。FF3では「にげる」を選択すると全員が「にげごし」の状態になり受けるダメージが4倍になるため、本作での逃走は困難である。DS版では2倍に変更された。更にピクセルリマスター版では逃げる際のダメージ増加がなくなり、逃走リスクが大幅に減少している。またシリーズおなじみとなったバックアタックが始めて採用された作品である。
本作の魔法は白魔法、黒魔法、召喚魔法の3つに分けられている。魔法はアイテム扱いとなっており、店で購入したり、宝箱や街中で拾ったりすることで入手するシステムになっている。入手した魔法は自由に付け外しが可能である。なお、付けられるのは魔法の種類に関係なく1クラスに3つまでとなっている。
魔法はFF1同様回数制である。魔法はクラス1から8まで存在し、使用回数がクラスによって設定されている。DS版・ピクセルリマスター版でもオリジナル版と同様に回数制だが、使用回数が大きく見直された。
本作はFFで初めて召喚魔法が登場した作品で、他タイトルと違い1つの魔法で白・黒・合体の3種類の効果を持っている。幻術師は白と黒をランダムで、魔界幻士と賢者は合体を使用できる。DS版では賢者も幻術師同様ランダム召喚に変更された。ピクセルリマスター版はFC版同様、賢者は合体召喚を使用できる。
ジョブ
- たまねぎ剣士(FC版:初期、DS版:通信イベント)
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FC版の初期ジョブで大器晩成型。オニオン装備をすると最強になる。
FC版では後のFF5やDS版における「すっぴん」的な位置づけの基本ジョブであるが、装備出来る武器防具もあまり多くなければステータスも低く、かといって特殊な能力も持たない本当のすっぴんであるが、ラグナロク等の最終装備すら凌駕するたまねぎ剣士専用の武具・オニオンシリーズが存在する。またLv99付近になると急激にステータスが伸び始め、Lv99で全ステータスがMAXになるという特徴も持つ。
DS版でも同じような特徴を持つが、通信によってのみ入手する隠しジョブとなっている。ルーネスが紫、アルクゥが緑、レフィアが水色、イングズが赤でこれらの色はイメージカラーにもなっている模様。 - すっぴん(DS版:初期)
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DS版の初期ジョブ。沢山の装備品を装備でき、魔法もクラス1の白黒魔法を使用できるうえ、熟練度も上がりやすいが成長率は悪い。 - 戦士(風のクリスタル)
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力とすばやさが高いアタッカー。
DS版では「ふみこむ」という攻撃アビリティが追加された。 - モンク(風のクリスタル)
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素手での攻撃を得意とする。DS版では「かまえる」という反撃アビリティが追加された。イングズのみ袖がある。 - 白魔道師(風のクリスタル)
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クラス7までの白魔法を使用できる。DS版ではレフィアのみフードを被る。 - 黒魔導師(風のクリスタル)
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クラス7までの黒魔法を使用できる。DS版ではレフィアの帽子にリボンが付いている。 - 赤魔導師(風のクリスタル)
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クラス4までの白・黒魔法を使用できる。DS版、ピクセルリマスター版ではクラス5まで。
序盤はそれなりの武器と魔法を両立出来る頼れるジョブである上、赤魔導師専用の武器「ワイトスレイヤー」の登場タイミングが良い事もあって、戦士並の活躍をする。
アルクゥのみブーツが異なる。イングズに最も似合うジョブと評判。 - 狩人(火のクリスタル)
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弓矢を使うジョブ。エアロ以外のクラス3までの白魔法が使える。
DS版とピクセルリマスター版では魔法が使えなくなり、4回連続攻撃ができる「みだれうち」が追加された。 - ナイト(火のクリスタル)
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戦士の上位ジョブ。ジョブ特性として「かばう」を持ち、瀕死のメンバーを自動的にかばう。魔法は使えないが非常に多くの武器防具を装備でき、剣類は暗黒剣以外ならば殆ど使いこなせる。
DS版ではクラス1の白魔法が使えるようになり物理・魔法攻撃を半減する「まもり」が追加され、デザインが大きく変化している。ちなみにFF11のダウンロードコンテンツで入手できる装備の中にDS版のナイトのデザインに近いものが存在する。ピクセルリマスター版では白魔法は排されたが、まもるは健在。 - シーフ(FC版:火のクリスタル、DS版:風のクリスタル)
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敵のアイテムを盗む「ぬすむ」、敵から高確率で逃げられる「とんずら」の固有コマンドを持つ他、このジョブについているキャラクターを先頭にすると、鍵が必要な扉を鍵無しで開けられるという「かぎあけ」の能力を持つジョブ。
DS版ではレフィアがへそだし。FC版ではヒゲ。 - 学者(火のクリスタル)
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敵の情報を見る「しらべる」や敵の弱点を見る「みやぶる」が使えるジョブ。DS版では「しらべる」に統合され、クラス3までの白・黒魔法が使えるようになったほか、アイテムの効果を2倍にする「アイテムの知識」というアビリティが加えられた。DS版では全員眼鏡。ピクセルリマスター版でも「くすりのちしき」は健在。
- 風水師(FC版:水のクリスタル、DS版:火のクリスタル)
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「ちけい」という攻撃アビリティを持つ。しかしFC版では失敗すると自分がダメージを受けてしまう。DS版ではちけいの種類が増え強化された。外見はFC版が青いサンタさんで、DS版がもこもこのきぐるみ。ピクセルリマスター版ではDS版同様、自爆はしなくなったものの、ちけいの種類はFC版準拠となっている。 - 竜騎士(水のクリスタル)
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槍を使い、「ジャンプ」でダメージを与えることの出来るジョブ。跳躍中は敵のダメージを一切受けない。ガルーダ戦では必須。DS版ではすばやさが低下したが知性が上昇している。ピクセルリマスター版では4のカインや5の竜騎士バッツと似たカラーである濃紺色にガラッと変更。 - バイキング(水のクリスタル)
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海の魔物に強いハンマーを使用する戦士系ジョブ。DS版では体力が低下したものの「ちょうはつ」で敵の攻撃を引きつけることができる。ボスにも有効。ピクセルリマスター版では最も体力の高いジョブとなり「ちょうはつ」が「ひきつける」に名称変更。隠し要素として瀕死時に物理防御と魔法防御が劇的に上昇、さらに鉄壁の防御を誇るように。 - 空手家(FC版:水のクリスタル、DS版:土のクリスタル)
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素手の攻撃を極めたジョブ。「ためる」を使用し物理攻撃力を上げることができる。しかしためすぎると自爆してしまうので注意。DS版では素手で攻撃した場合のダメージが熟練度依存に変更された。「ためる」も健在。
FC版、DS版共にHPの伸びが最もよく(Ⅰほどでは無いが)極めると素手の攻撃力が恐ろしいことになる、
ある意味最強ジョブの一つ。DS版で唯一入手時期がFC版より遅くなったのはそれゆえか。ピクセルリマスター版ではさらに全体攻撃の「けり」が追加。後列でも威力が落ちない上、爪の効果も付与する。 - 魔剣士(水のクリスタル)
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暗黒剣を使うことの出来るジョブ。FC版ではエアロ以外のクラス3までの白魔法が使える。DS版では一部剣が使用できるようになり自らのHPを削ってダメージを与える「あんこく」が追加された。
後半になると、暗黒剣でも魔法でもない攻撃を受けると分裂するモンスターが登場するため、それらとの戦闘の際に重宝されるジョブ。ピクセルリマスター版ではアイスヘルム、アイスアーマー、フレイムメイルが装備可能になっているが、武器はFC版仕様に戻ったため、再びインビンシブル入手後からしか活躍できず。その代わりかノーリスクで全体攻撃の「ぜんぎり」が追加された。 - 幻術師(水のクリスタル)
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召喚魔法を使用でき、召喚魔法毎に「白」または「黒」のどちらか一方の効果がランダムで出る。
DS版では低クラスの魔法使用回数が増えている。 - 吟遊詩人(水のクリスタル)
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竪琴を持ち歌を歌うジョブ。歌ってダメージを与える「うたう」、敵のレベルを下げ退散させやすくする「おどかす」、攻撃力を上げる「おうえん」を使用できるが「たたかう」「ぼうぎょ」「にげる」のコマンドを持たない。DS版では「おどかす」「おうえん」が削除され、「うたう」が竪琴によって変化するようになった。ピクセルリマスター版では熟練度が一定値まで上昇すると歌を覚えるようになり、竪琴に左右されなくなった。 - 魔人(土のクリスタル)
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全ての黒魔法を使用することの出来るジョブ。知性・体力がトップクラス。DS版では体力が低下したもののより強力な杖・ロッドが追加されている。レフィアは魔女っ子。 - 導師(土のクリスタル)
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全ての白魔法を使用することの出来るジョブ。精神が高い。可愛らしい白い猫耳フードが最大の特徴。
DS版では最も優れた回復役であり、杖があればラ系黒魔法を使用できるためそれなりの威力で攻撃も可能。
ルーネスとイングズは猫耳フードを被っていない。 - 魔界幻士(土のクリスタル)
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「合体」の召喚魔法を使用できるジョブ。他FFでいうと「召喚士」。すばやさが高い。攻撃専門ジョブ。
DS版では「合体」召喚魔法を使える唯一の存在であり、すばやさが下がったが体力が上昇。
外見は緑を基調とした衣装。レフィアはドレス。 - 賢者(FC版:エウレカ、DS版:土のクリスタル)
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全ての魔法が使用できるジョブ。
FC版では全てのレベルの魔法の使用回数が魔人・導師を上回る上に召喚魔法も強力な「合体」のものを使用出来るという完全無欠なジョブであったが、DS版では召喚魔法が「白」か「黒」のランダムに変化し、MPが減少したため器用万能程度におちついた。大きな帽子が特徴。ピクセルリマスター版では合体召喚に戻ったが、魔法の使用回数はDS版準拠で少なめに設定。 - 忍者(FC版:エウレカ、DS版:土のクリスタル)
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オニオン系を除いた全ての装備品を装備できる物理系最強ジョブ。最強の攻撃力を持つ「しゅりけん」を扱える唯一のジョブでもある。
DS版では「なげる」が追加されて手裏剣以外も投げられるようになったが、基本的ジョブ性能的に軽戦士系なポジションとなり、武器はナイフと刀、防具は源氏シリーズ以外は軽装備という形で万能ではなくなった。
主人公たち(DS版)
- ルーネス(Luneth)
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主人公格。もっともFC版主人公に近い性格を設定されている。好奇心旺盛な明るい少年。髪型はDS版ロゴにもなったツインソードをベースにしているようだ。エリアは彼を庇って……。 - アルクゥ(Arc)
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ルーネスの幼なじみの少年。いじめられっ子。ビックリするほど博識で優しい性格だが気弱な一面がある。アルスとの友情担当。そばかすが特徴。 - レフィア(Refia)
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光の戦士の紅一点。鍛冶職人タカの娘。容姿端麗でかなりの自信家であるが根は優しい少女。カエルが嫌い。デッシュとの絡みが多い。多分ツンデレ。 - イングズ(Ingus)
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主人公達の中では最年長。サスーンの兵士でお兄さん的存在。クールで無口。サラの寵愛を受けるのは彼の役目。よく名前を間違えられる(イングスではなくイングズ)。
登場箇所とイベントから見ると、FC版にいた「唯一難を逃れたサスーンの兵士」なのかもしれない。
サブキャラクター/同行キャラクター
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その他のキャラクター
- トパパ(Topapa)
- :ウルの村の長老。FC版では主人公達の、DS版ではルーネスとアルクゥの育ての親。
- タカ(Takka)
- :カズスの村の鍛冶職人。DS版ではレフィアの養父。頑固ながら娘のことを良く想ういいお父さん。
- サリーナ (Salina)
- :カナーンに暮らしている女性。デッシュを慕っている。
- ゴーン(Gorn)
- :サロニアの王。良き王だったが突如として味方同士に戦争をさせるなどの行為に出る。大臣ギガメスに操られ、息子のアルスを殺害しそうになるが意識を取り戻し自害。
- ノア(Noah)
- :ドーガ、ウネ、ザンデの師匠。リバイアサンやバハムートをも従えていた魔導師。作中では名前のみの登場。
- 4じいさん
(Four old men) - :アムルに暮らしている自称勇者。最初は主人公達が光の戦士であるということを認めていなかったが、魔物に襲われているところを主人公達に助けられて和解。専用テーマ曲まであるナイスキャラ。
- 闇の戦士
(Dark Warrior) - :1000年前に起こった光の氾濫を鎮め、世界に平和をもたらしたといわれる4人の戦士達。
敵キャラクター
※注意:ネタバレな画像を含みます。画像okな人はここをスクロール。
- ランドタートル
- 最初に戦うことになるボス。DS版ではルーネスのみで戦う。巨大な亀。
- ジン
- 炎の魔人。封印の洞窟で戦う。カズス、サスーンに呪いをかけた張本人。
- ネプト竜
- ネプト神殿に祭られている海竜。ネプト神殿付近の海で出現するが、通常プレイでは絶対に勝てないので船には乗らないように。
- おおネズミ
- ネプト竜の瞳を盗んだネズミ。ネプト神殿深部で戦闘。大きなネズミだが人語を喋る。
- メデューサ
- ザンデの命令で浮遊大陸を沈めるためにオーエンの塔を破壊しようとしていた。オーエンの塔で戦闘になる。石化攻撃に注意。メデューサとの戦闘前イベントで初めてザンデの名前が出てくる。
- 盗賊グツコー
- ドワーフの角を盗んだ盗賊。地底湖で戦闘。FFTAにも友情出演している。
- サラマンダー
- グツコーが火のクリスタルの力でパワーアップした姿。炎の洞窟で戦うことになる。「ほのお」(DS版ではファイアブレス)で洒落にならないダメージを与えてくる。
- 魔導師ハイン
- 元アーガス城の神官。長老の木に呪いをかけて自らの居城とした。自らの弱点を変える「バリアチェンジ」を用いてくる骸骨人間。学者が大活躍できる。
- クラーケン
- 水の洞窟で戦闘。ザンデの命令で水のクリスタルを破壊しようとしていた。呪いの矢でエリアを殺害したイカ。DS版では雷が弱点になった上に、直前でブリザガが拾えるという大サービスがされ弱体化。エリアを殺した罪だろう。
- ゴールドル
- 主人公達の船になぜか鎖をつけた人。土のクリスタルを持っているらしいが実際はドーガから贈られた金を生み出す金のクリスタル。魔法防御力が異常に高い。お金大好き!
- ガルーダ
- サロニアで戦うことになる伝説の怪鳥。大臣ギガメスの正体。「かみなり」で凄まじいダメージを与えてくる。屈指の全滅ポイント。竜騎士活躍の場。
- オーディーン
- サロニアの地下の迷宮で眠る戦士。スレイプニルにまたがり、「斬鉄剣」で攻撃してくる。DS版ではグングニルが盗めるようになった。ドロップでも入手可能だが確率が非常に低い。倒すと召喚獣になる。
- リバイアサン
- ドールの湖で戦闘になる。主人公達に光があるのかどうか見極めるために襲ってくる。「津波」を使用してくる。DS版では通常攻撃に石化効果が加えられ、全体的に強化された。倒すと召喚獣となる。
- バハムート
- 竜王。最初は序盤のイベントバトルで戦うことになるが通常プレイでは勝てない。後に召喚魔法入手のためバハムートの洞窟で戦闘になる。「メガフレア」で全体攻撃をしてくる。倒すと召喚獣になる。
- ヘカトンケイル
- 暗黒の洞窟で土の牙の封印を守っているボス。
- ドーガ
- ドーガの洞窟で待ち構えている。自らの命と引き換えにエウレカの鍵を造りだすために主人公達に襲い掛かってくる。高レベルな黒魔法を使ってくる。DS版ではフレアも使用。まともに食らえば即死。
- ウネ
- ドーガとの戦闘後にシルクスの鍵を造り出すため戦うことになる。連戦。トルネドや「吹雪」で攻撃してくる。DS版ではホーリーも使用。
- ティターン
- ザンデの部下。古代の民の迷宮で土のクリスタルを守護している。主にフレアで攻撃してくる。
- アモン
- ハインの色違い。エウレカで円月輪を守っている。「バリアチェンジ」を使用。
- くのいち
- エウレカでマサムネを守っている。「マインドブラスト」主体で攻撃してくるが、DS版では脅威の3回連続攻撃。
- ジェネラル
- エウレカでエクスカリバーを守っている。物理攻撃で攻撃してくる。
- ガーディアン
- エウレカでラグナロクを守っている。クエイクを使用してくる。エウレカのボスではかなり強い方。
- スキュラ
- エウレカで長老の杖を守っている。FC版では賢者と忍者のジョブも守る。フレア中心で攻撃してくる。
- 魔王ザンデ
- クリスタルタワー最上階で戦うことになる。ドーガ、ウネとともにノアに学び、ノアの死後「人間としての命」を譲り受けたがそれを不服に思ったザンデは大地震を引き起こし、光と闇のバランスを崩して世界に混乱を引き起こす。暗闇の雲を呼び出し自らの力にしようとしたが闇に飲まれて死亡。FC版ではなぜかライブラを使用してくる。DS版では世界の時間を止め永遠の命を得ようとしていたとのセリフがある。ディシディアではいきなり現れるラスボスの代表格でもある暗闇の雲に出番を取られた。
- ケルベロス
- 風のダーククリスタルを守っている。「いかずち」で攻撃してくる。DS版では「いかずち」ではなくガ系魔法を使用するうえ3回連続攻撃をするようになり大幅に強化された。
- 2ヘッドドラゴン(ツインヘッドドラゴン)
- 火のダーククリスタルを守っている。読み方は、にヘッドドラゴンではない。
物理攻撃しかないが攻撃力255・攻撃回数32という凄まじい能力を持つので危険。
DS版では驚異的な攻撃力が失われた代わりに2回連続攻撃になった。 - エキドナ
- 水のダーククリスタルを守っている。トルネドやメテオを使用。
リボンがないと苦しい闘いになる。 - アーリマン
- 土のダーククリスタルを守っている。クエイクやメテオを使用。
DS版では大幅に弱体化した。公式コンプリートガイドに瞬殺法が記載されるほど。 - 暗闇の雲
- CV:池田昌子。ラスボス。世界を無に還そうとする意識体。
光、または闇の力が増大しバランスが崩れたときに現れるという。
2回戦闘することになるが1回目は負けバトル。
FC版では「はどうほう」しか使用しないが、DS版では新たに2体の触手も攻撃してくるようになり本体も2回連続攻撃になった。緑色の身体をした巨乳の女。
※本作の魔物は極めて種類が多く(そのぶん敵として個性が薄いという指摘もある)、当時日本でほとんど知られていなかったマイナーな悪魔・妖精などが多数用いられているのが特徴である。製作スタッフが資料として用いたと推察される書籍として、健部伸明「幻想世界の住人たち」(ケンコスはもともと本書の誤記名称であるのが決定的)、およびボルヘス「幻獣辞典」(アブトーとアネット、クロコッタとリュークロコッタ、ブラクなど他の書には見られない記述がある。
また本来天使であるカフジェルやアズリエルを異形の獣として紹介するのは本書位のものだ)などが挙げられる。ファンタジー作品の魔物に対して民俗・神話的な興味がある方はこれらの本を読んでみるのもいいだろう。
お絵カキコ
ピコカキコ
悠久の風 | 最後の死闘 |
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関連項目
- ファイナルファンタジー
- ファイナルファンタジーの関連項目一覧
- ナーシャ・ジベリ
- エンタープライズ空を飛ぶ
- 海底神殿(ファイナルファンタジーIII)
- 最後の死闘(FF3)
- 水の巫女エリア
- 闇のクリスタル
- 悠久の風
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