蒼き鋼のアルペジオとは、ヤングキングアワーズで2009年11月号から連載中の海洋SF戦記マンガ。
作者はArk Performance。2023年6月現在で25巻まで刊行されている。
概要
あらすじ
21世紀前半、急激な温暖化により、人類は地上の版図を大きく失った――
謎の艦隊を持つ勢力『霧』によって人類が陸上へと追いやられた近未来。人類が保有する数少ない『霧』の艦艇『イ401』の艦長、千早群像は仲間たちとともに『霧』の艦隊と戦う。
『霧』について
『霧』あるいは『霧の艦隊』。突如出現し、人類を海から駆逐した謎の存在。その実態は、意思を持った戦闘艦の集まりである。各艦船は旗艦によって統率され、艦隊を構成している。人類との戦闘では勝利を収めたが、戦術面では完敗に等しい状態であったことから人類に対して興味を抱いている様子。後述の『メンタルモデル』もそこから生まれた存在らしい。
また、その目的は『アドミラリティ・コード(失われた勅命)』と呼ばれる物の捜索であるらしいが、正体は不明。
艦艇について
『霧』の艦艇は第二次世界大戦期までの人類が製造した戦闘艦を模した物が多い(形を模しているだけで、「そのもの」では無い模様)。しかし、その船体はナノマテリアル(構造を任意に組み替えられる万能素材)で構成され、クラインフィールドと呼ばれるバリアや侵食魚雷、超重力砲をはじめとする超技術による装備を持っているなど、ほとんど原型艦とは別物と言える。大雑把に言うなら、大和と宇宙戦艦ヤマトの関係を思い浮かべて貰えれば分かりやすいだろう。これらの超兵器のために、人類の兵器で『霧』の艦を撃沈することはほぼ出来ない。『ユニオンコア』と呼ばれる中枢を持ち、この部分が無事かつナノマテリアルが確保できれば幾らでも再生可能な模様。
また、重巡洋艦以上の大型艦では人間型の『メンタルモデル』と呼ばれる端末を持つ艦がほとんどである。全員美少女型なのはお約束。一応の理由としてはイオナ(アニメではハルナ)いわく、「人類が艦船関係の公的表記を残す場合、全て女性形の定冠詞を用いるから、艦船は♀じゃないのか」とのこと。
超重力砲
霧の艦隊で主に大型艦が搭載する武装。使用時は船体が大きく形を変える他、海面が割れる。空間の安定に演算能力を要するため、使用中は無防備となる諸刃の剣。要するにグラヴィティブラストか波動砲。伊401は大戦艦ヒュウガ撃沈時に接収したため、例外的に搭載している。
強制波動装甲
クラインの壺のような原理でエネルギーを吸収する無敵の盾、『クラインフィールド』を発生させる装甲。霧の中型艦以上が装備している(魚雷艇等は持っていない様子)。これのせいで人類は持てる兵器を無効化され、嘗ての大海戦で敗北を喫し、海上から追い出された。現状、クラインフィールドは侵食兵器と超重力砲以外に突破の手立ては無い模様。
侵食魚雷
霧の艦隊が配備する兵器。着弾地点に強力な重力場を発生させ、周囲を文字通りえぐり取るように「侵食」し破壊する。クラインフィールドを突破することが出来る。魚雷以外の形状の物も存在する様子。人類の技術で複製することは出来ないが、白鯨等の人類の船でも発射すること自体は可能。
弾頭にタナトニウムという未知の物質が使用されている。
メンタルモデル
重巡以上の霧の艦艇が持つ人体を模したユニット。元々『霧』の艦艇が持っていた訳ではなく、大海戦以降に生み出されたものらしい。人体はナノマテリアルで構成されている。本体はユニオンコアと呼ばれる部位であり、人体や艦艇を失ってもユニオンコアのみで生存可能。
振動魚雷
本作のキーアイテムの一つ。現状、人類が持つ霧に対して唯一有効な兵器。対象物の固有振動を利用し、共鳴現象で分子結合を破壊する兵器。ガオガイガーでいうディスクX。クラインフィールドを突破した上で使用すれば『霧』の艦艇を撃沈することが出来るとされる。 日本で開発されたが、霧の海上封鎖で疲弊した国力では量産が不可能であったためアメリカへの輸送が企てられた。
劇場版の振動魚雷はクラインフィールドを無効化できる能力があるような描写がある。
登場人物
※声優は(CV:テレビアニメ版 / ドラマCD版)で表記。特記なき場合はアニメ版。
※ネタバレを含む文章は文字色を背景と同化させているので、読むときはドラッグして反転。
- 千早 群像(CV:興津和幸 / 福山潤)
- イ401の艦長。士官候補生だったがイオナと出会い、国立海洋技術学院の仲間達と共に霧の艦隊と戦っている。
- イオナ(CV:渕上舞 / 悠木碧)
- イ401のメンタルモデルで、銀髪ロングの小柄な少女の姿。元々は『霧』の所属だったが、突如として群像の前に現れ、人間側についた。基本的に無表情で口数もあまり多くはないが、たびたびギャグ調の表情もする。ちっちゃい量産型のような分身を数体出せて、艦内の手伝いをさせている。同型艦のイ400とイ402が霧に所属している。
- 織部 僧(CV:松本忍 / 杉田智和)
- イ401の副長を務める、群像の幼馴染の青年。フルフェイスの怪しいマスクで顔を覆っているが、基本的に敬語を用いており、言動自体は常識的。
- 橿原 杏平(CV:宮下栄治 / 白石稔)
- イ401の火器管制を務める、ゴーグルを掛けた褐色肌の青年。とても陽気で、クルーの中でもギャグシーンが多い。『ハイソニックミクちゃん』なる作中アニメのファンでもある。
- 八月一日 静(CV:東山奈央)
- イ401のソナー手を務める、黒髪ロングストレートのメガネっ娘。現在のクルーの中では一番新しい加入者で、過去には台湾にいたらしい。父親譲りのゲリラ戦術で特殊部隊を翻弄する活躍を見せる。
- 四月一日 いおり(CV:津田美波 / 花澤香菜)
- イ401の機関士を務める、明るい性格で金髪ツインテールの少女。イオナと特に仲が良いらしく、よく二人でくっついていたり、イオナ弐号ら分身と一緒に艦の整備をしている。
- 響 真瑠璃(CV:豊崎愛生(ドラマCD版))
- イ401のソナー手を務めていたが、現在はイ401を降りており、日本統制軍所属の超大型潜水艦白鯨級3番艦「白鯨」のオブザーバーを務めている。
- 千早 翔像
- 千早群像の父。2039年の「大海戦」で霧の艦艇「イ401」を拿捕。2045年の「イ401」有人航海の際、行方不明となる。
- 上陰 龍二郎(CV:置鮎龍太郎)
- 統制軍軍務省次官補。群像に振動弾頭の輸送を依頼した。アニメでは原作漫画版と比べて額が広くデザインされてしまい、視聴者からハゲだとネタにされがちである。
- ゾルダン・スターク
- U-2501のドイツ人艦長。アニメ版には登場しないが、漫画版では群像のライバルとも言える重要なキャラクター。メンタルモデルは不要という持論を持ち、U-2501にメンタルモデルの形成を禁止させている。
- 刑部 蒔絵(CV:原紗友里)
- 『霧』に対抗すべく生み出された、遺伝子操作や薬物投与によって能力を特化させられた少女。「デザインチャイルド」と呼ばれる、遺伝子操作された人工生命体の僅かな生き残りである。ハルナと出会い、彼女と「友達」になる。
- 刑部 籐十郎(CV:遊佐浩二)
- 振動弾頭を開発していた科学者。振動弾頭の開発失敗により、デザインチャイルド計画を立ち上げる。原作漫画版では執事のローレンスとして存在を偽り、蒔絵と接していた。アニメ版では過去に死亡したと記録され、執事としては登場しない。
- タカオ(CV:沼倉愛美 / 佐藤利奈)
- タカオのダメンタルモデル。青い長髪で、ファッションは出てくるたびによく変わる。イ401と交戦して、人間(というか主に群像)に強い興味を抱き始める。イオナと同じくちっちゃい分身をたくさん出せる。押しかけ女房希望な妄想癖持ちのツンデレ重巡。ちなみに乙女プラグイン実装。なにこれ萌える。
- ヒュウガ(CV:藤田咲)
- ヒュウガのメンタルモデル。セミロングの茶髪に縦セーターにタイトなミニスカート+白衣とはたから見ると女医か研究者のような出で立ちをしている。第一話より前にイ401と交戦して、撃沈されている。が、その際イオナに大火力をブチ込まれたことで危ない性癖への扉を開いたらしく、イオナを「お姉様」と呼ぶ。
- ハルナ(CV:山村響)
- ハルナのメンタルモデル。常にクールな表情や長い金髪ツインテール、口元まで隠れるほどオーバーサイズなコートが特徴的。これを身に着けていないと、何故かゲンナリ顔のへっぽこ状態になってしまう。ちなみに、このコートの下は黄色のワンピースだが、横須賀海戦直後はダメージコントロールのためブラとパンツだけになった。ボンキュボンのナイスバディなので絵面的には非常にエロい。いいぞもっとやれ。
- キリシマ(CV:内山夕実)
- キリシマのメンタルモデル。ボブカットの少女の姿をしていて、攻撃的な性格。主にハルナと共に行動し、艦戦でも抜群のコンビネーションを披露する。横須賀港でのイ401と白鯨との戦闘でユニオンコア以外のほぼすべてを喪失し、クマのぬいぐるみとハルナから分けてもらったナノマテリアルで一応は自立行動をとれるようになった。が、その戦闘能力は特殊部隊の隊員をワンパンチでノックアウトするほど。その後もこの格好が気に入ったのかナノマテリアルの調達が間に合わなかったのか定かではないが、再登場した時はぬいぐるみの頭の部分が脱げるようになり着ぐるみを着ているような状態になっていた(但し身体は小さいまま)。
- マヤ(CV:MAKO)
- マヤのメンタルモデル。フリフリの服装や非常に子供っぽい言動をしていて、表情も多彩。音楽が趣味であるらしく、しょっちゅう誰かに自分が弾く音楽を聞かせたがっているが評判は芳しくない様子。
- コンゴウ(CV:ゆかな / 桑島法子)
- コンゴウのメンタルモデル。ぱっつんの金髪で黒いドレスを着た女性の姿。東洋方面第1巡航艦隊の旗艦として命令を下している。冷静沈着で、『霧』がメンタルモデルを得たことによる変化や利点・欠点についての理解も深い。
- イ400, イ402(CV:日高里菜, 山本希望)
- イ401の同型艦のメンタルモデル。外見はイオナとよく似ている。霧の艦隊総旗艦ヤマトの旗下で情報収集などの任にあたっているが、かなり臨機応変な行動を許されている模様。
- ヤマト
- ヤマトのメンタルモデル。「ヤマト」と「コトノ」の二つのメンタルモデルが存在し、群像の幼馴染みの天羽琴乃と同じ姿をしている。霧の艦隊の総旗艦であり、史上初のメンタルモデルでもある。高い演算能力を有し、他の艦に演算能力を分け与え、メンタルモデルを形成させることが出来る。
登場艦艇
※登場人物と同様、ネタバレを含む文章を読むときはドラッグして反転。
- イ401
- 名前の通り、旧大日本帝国海軍の伊四〇〇型潜水艦『イ401』をモデルとしている。千早群像らをクルーとして認め、指揮を預けている。同型艦としてイ400、イ402が存在する。現実でのイ400型は、航空機を搭載できる変態潜水艦として有名だが、今のところそのような描写はない。搭載兵器は霧の艦隊由来の侵食魚雷や超重力砲をはじめとしたオーバーテクノロジーを利用した超兵器のほか、人類が使用する通常弾頭も使用可能。また、パッシブデコイやアクティブデコイ、クラインフィールドによる強制波動装甲なども装備する。
- タカオ
- 旧大日本帝国海軍高雄型重巡洋艦『高雄』を模した艦。
- ヒュウガ
- 旧大日本帝国海軍伊勢型二番艦『日向』を模した艦。作中第一話以前にイ401と戦闘し撃沈されている。主砲たる超重力砲はイ401に接収され、タカオとの戦闘に投入、501(詳細不明、群像は潜航観測艇と推測)を撃沈することに成功している。
- キリシマ
- 旧大日本帝国海軍金剛型戦艦『霧島』を模した艦。海中に衝撃波を発するクローラドリルのような兵器を持つ。横須賀港におけるイ401と白鯨による共同作戦の結果撃沈されている。
- ハルナ
- 旧大日本帝国海軍金剛型戦艦『榛名』を模した艦。キリシマ同様、横須賀港におけるイ401と白鯨による共同作戦の結果撃沈されている。
- マヤ
- 旧大日本帝国海軍高雄型重巡洋艦『摩耶』を模した艦。
- コンゴウ
- 旧大日本帝国海軍金剛型戦艦『金剛』を模した艦。霧では『大戦艦級』と呼ばれるクラスであり、霧の艦隊東洋方面第1巡航艦隊旗艦を務める。
- ナガラ
- 旧大日本帝国海軍長良型軽巡洋艦『長良』を模した艦。霧の標準的な軽巡洋艦である。
- 伊501
- タカオと共同してイ401と戦闘した潜水艦。索敵を担当した。
- ナガト
- 旧大日本帝国海軍長門型戦艦『長門』を模した艦。ヤマト以前の総旗艦。
- ヤマト
- 旧大日本帝国海軍大和型戦艦『大和』を模した艦。『大戦艦級』を超えた『超戦艦級』の艦艇であり、霧の艦隊の総旗艦。
- U-2501
- 旧ドイツ海軍XXI型潜水艦『U-2501』を模した艦。他の潜航艇や潜水艦と共同で攻撃する、群狼戦法に対応しているほか、次元空間曲率変位システムで超重砲を無効化出来る。
- 白鯨
- 『霧』に対抗して建造された日本統制軍の原子力潜水艦。船体はモジュール構造となっており、ユニット換装で様々な装備を追加出来る。また、スーパーキャビテーション航行システムによって短時間は高速で航行が可能。アニメでは本来の登場シーンで出番がなかった、が、その次回の話で…?
登場艦艇の性能諸元
艦名 | イ401 | イ400 | イ402 |
---|---|---|---|
艦級 | イ400型攻撃潜水艦(改装型) | イ400型情報収集潜水艦 (ネームシップ) |
イ400型情報収集潜水艦 |
全長 (m) | 122 | 122 | 122 |
全幅 (m) | 12 | 12 | 12 |
喫水 (m) | 10.2 | 9.7 | 9.7 |
排水量 (t) | 3545(基準) 6575(水中) |
3570(基準) 6570(水中) |
3540(基準) 6570(水中) |
メンタルモデル | G-Iデュアルコア 1基 | G-Iデュアルコア 1基 | G-Iデュアルコア 1基 |
機関 | 重力エンジンS型 70基 R型 14基 |
重力エンジンS型 48基 | 重力エンジンS型 48基 |
最高速力 (kt) | 60(水上) 80(水中) |
60(水上) 80(水中) |
60(水上) 80(水中) |
装甲 | 強制波動装甲 | 強制波動装甲 | 強制波動装甲 |
艦名 | タカオ | マヤ |
---|---|---|
艦級 | タカオ級重巡洋艦(ネームシップ) | タカオ級重巡洋艦 |
全長 (m) | 203.76 | 203.76 |
全幅 (m) | 20.73 | 20.72 |
喫水 (m) | 9.32 | 9.44 |
排水量 (t) | 13460 | 13410 |
メンタルモデル | G-Iシングルコア(乙女プラグイン実装) 1基 | G-Iシングルコア 1基 |
機関 | 重力エンジンS型 102基 | 重力エンジンS型 102基 |
最高速力 (kt) | 90(水上) 40(水中) |
90(水上) 40(水中) |
装甲 | 強制波動装甲 | 強制波動装甲 |
艦名 | コンゴウ | ヒエイ | ハルナ | キリシマ |
---|---|---|---|---|
艦級 | コンゴウ級高速戦艦(ネームシップ) | コンゴウ級高速戦艦 | コンゴウ級高速戦艦 | コンゴウ級高速戦艦 |
全長 (m) | 219.61 | 222 | 222.05 | 222 |
全幅 (m) | 33.1 | 31.97 | 31.02 | 31 |
喫水 (m) | 12.7 | 12.7 | 12.7 | 12.7 |
排水量 (t) | 31780 | 32156 | 32236 | 32060 |
メンタルモデル | G-Iシングルコア 1基 | G-Iシングルコア (生徒会ロジック)1基 | G-Iシングルコア 1基 | G-Iシングルコア 1基 |
機関 | 重力エンジンS型 244基 | 重力エンジンS型 244基 | 重力エンジンS型 204基 | 重力エンジンS型 204基 |
最高速力 (kt) | 80(水上) 80(水中) |
78(水上) 40(水中) |
85(水上) 40(水中) |
85(水上) 40(水中) |
装甲 | 強制波動装甲 | 強制波動装甲 | 強制波動装甲 | 強制波動装甲 |
艦名 | ヒュウガ |
---|---|
艦級 | イセ級戦艦 |
全長 (m) | 219.62 |
全幅 (m) | 33.83 |
喫水 (m) | 12.3 |
排水量 (t) | 35260 |
メンタルモデル | G-Iシングルコア 1基 |
機関 | 重力エンジンS型 242基 |
最高速力 (kt) | 75(水上) 35(水中) |
装甲 | 強制波動装甲 |
艦名 | ムサシ |
---|---|
艦級 | ヤマト級超戦艦 |
全長 (m) | 263 |
全幅 (m) | 38.9 |
喫水 (m) | 20.915 |
排水量 (t) | 69220 |
メンタルモデル | デルタコア ハイパータスクモデル2基 |
機関 | 重力エンジンG型 720基(超高機動ユニット2基) |
最高速力 (kt) | 75(水上) 38(水中) |
装甲 | 強制波動装甲 |
TVアニメ
2013年10月から12月まで「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」のタイトルでサンジゲンによるアニメが放映された。登場キャラクターも含め3DCGによるアニメ化だが、トゥーンレンダリングによって手描きアニメに近い画風になっている。
副題「アルス・ノヴァ」(ARS NOVA:「新たな芸術」の意)の通り、原作を下敷きにそれとは違った展開で描かれた。
アニメ化に伴い、本作に出演した声優3名によるユニット「Trident」が結成され、エンディングテーマ歌唱やインターネットラジオのパーソナリティ担当等で活躍。
青島文化教材社より登場艦艇のプラモデルキットが発売決定。
ブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」とのコラボレーションが行われた。奇数話のエンドカードに由来となった軍艦を同じくする二つの作品のキャラが並んで描かれたり、霧の艦隊軍艦やメンタルモデルが艦これのゲーム本編に登場するイベント「迎撃!霧の艦隊」他様々なコラボが行われ、海上自衛隊等と共に「協力」という名目でEDにクレジット表記されている。
2014年4月から6月までTOKYO MX,、サンテレビにて再放送が行われていた。ED終了直後1分間のCM枠を使用した新作アニメ「霧くまs」も放送されており、放送終了後には配信も行われている。
ラジオ
アニメに先駆けてラジオ『蒼きラジオのアルペジオ』が音泉にて配信中。テレビアニメ放送時にはニコニコ動画でも期間限定で公式配信された。パーソナリティは渕上舞(イオナ役)、沼倉愛美(タカオ役)、山村響(ハルナ役)。
スタッフ
主題歌
- OP
- SAVIOR OF SONG
- ナノ feat. MY FIRST STORY
- ED
- ブルー・フィールド / Innocent Blue(第5話・第9話のみ) / Purest Blue(再放送)
- Trident
放送局
放送局 | 放送開始日 | 放送時間 |
---|---|---|
MBS | 2013年10月7日 | 月曜 26:55~27:25 |
TOKYO MX | 2013年10月10日 | 木曜 22:00~22:30 ※ニコニコ生放送と同時 |
BS日テレ | 2013年10月13日 | 日曜 24:00~24:30 |
AT-X | 2013年10月15日 | 火曜 22:30~23:00 ほか |
各話リスト
第1話の視聴は無料。第2話以降は配信開始から1週間は無料、それ以降は有料。
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | CGディレクター | 動画 |
---|---|---|---|---|---|---|
第1話 | 航路を持つ者 | 上江洲誠 | 柿本広大 | 今義和 | ||
第2話 | 嵐の中へ | 森田繁 | 平井義通 | 植高正典 | ||
第3話 | 要塞港、横須賀 | 橋本裕之 | 鈴木大介 名倉晋作 |
|||
第4話 | 横須賀急襲 | 中村浩二郎 | 柿本広大 | 山田雅之 | 今義和 | |
第5話 | 人ならざる者 | 日暮茶坊 | 喜多幡徹[※1] kapu[※2] |
平井義通 | 植高正典 | |
第6話 | ともだち | 中村浩二郎 | 古田丈司 | 瀬藤健嗣[※3] セトウケンジ[※4] |
鈴木大介 | |
第7話 | 硫黄島 | 上江洲誠 | 高橋正典 | 柿本広大 | 石田竜介 松浦宏樹 |
|
第8話 | 人形の家 | 森田繁 | 政木伸一 | 今義和 | ||
第9話 | 決死の脱出行 | 日暮茶坊 | 中野英明 | 江島泰男 | 鈴木大介 | |
第10話 | その身を捧ぐ | 中村浩二郎 | 平井義通 | 植高正典 | ||
第11話 | 姉妹 | 森田繁 | 吉岡忍 | 池畠博史 | 今義和 | |
第12話 | 航路を拓く力 | 上江洲誠 | 柿本広大 | 植高正典 |
[※1][※3](公式配信の動画説明での表記)
[※2][※4](エンドロールでの表記)
劇場アニメ
2015年1月31日に全国31の映画館で1作目『蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-DC』が公開された。TV版総集編約60分に新作部分約40分が組み合わされている。
2015年10月3日に2作目『蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-Cadenza』が公開された。こちらは前作と違い完全新作である。Cadenzaにて蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-は完結とされる。
スタッフ
- 監督:岸誠二
- 助監督:柿本広大
- 構成:上江洲誠
- 3Dアニメーションディレクター:鈴木大介
- SF考証:森田繁
- 脚本:上江洲誠・森田繁・中村浩二郎・日暮茶坊
- キャラクターデザイン:森田和明
- メカデザイン:松本剛彦
- 音楽:甲田雅人
新規登場人物
- ヒエイ(CV:M・A・O)
- ヒエイのメンタルモデル。コンゴウの後任として東洋方面第1巡航艦隊の旗艦となり、「霧の生徒会」を立ち上げ生徒会長となる。
- ミョウコウ(CV:福原綾香)
- ミョウコウのメンタルモデル。生徒会の副会長で他のミョウコウ型のパイプ役。長距離狙撃に特化している。
- ナチ(CV:佐藤聡美)
- ナチのメンタルモデル。生徒会会計で落ち着いた性格。地獄耳との評通り索敵に特化している。
- アシガラ(CV:三森すずこ)
- アシガラのメンタルモデル。生徒会の書記で好戦的で落ち着きのない性格。重力子砲の代わりに重力子の銛を装備している。
- ハグロ(CV:五十嵐裕美)
- ハグロのメンタルモデル。生徒会の書記で辛辣な性格。スラスターによる高速移動に特化している。
- ムサシ(CV:釘宮理恵)
- ムサシのメンタルモデル。アドミラリティ・コードを直に受ける超戦艦級で、他の霧と一線を画している存在。
- 千早翔像(CV:中田譲治)
- 千早群像の父。なぜかムサシの傍らにいるが…?
- ヤマト(CV:中原麻衣)
- ヤマトのメンタルモデル。ムサシと並ぶ超戦艦級。かつてムサシと何らかのいさかいがあったようだが…?
主題歌
DC
Cadenza
ゲーム
2015年12月17日にセガから発売されたPS Vita用リズムアクションゲーム『ミラクルガールズフェスティバル』に参加している。
ただし本作単体のゲームではなく、複数の作品が参加するゲームで、その参加作品のひとつ。本作からの収録曲目はテレビアニメ版のED曲だった、Tridentの「ブルー・フィールド」と「Innocent Blue」。
関連動画
生放送
テレビアニメ一挙
劇場版
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原作単行本
スピンオフ
トリビュート
アンソロジー
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オフィシャルブック
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関連項目
外部リンク
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