「あなたは、そこにいますか?」
『蒼穹のファフナー』とは、XEBEC原作・製作のオリジナルSFアニメーション作品である。
- 2004年に放送されたTVシリーズ第1期『蒼穹のファフナー』
- 前日譚にあたるTVスペシャル『蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』
- TVシリーズの続編となる劇場版『蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』
- 第1期から11年越しとなったTVシリーズ第2期『蒼穹のファフナー EXODUS』
- そして2016年末に制作が発表された2019年より劇場公開された『蒼穹のファフナー THE BEYOND』
といったアニメ作品を中心に、小説、ゲーム、コミック、舞台・音楽劇、パチンコ等のコンテンツ展開も経て、長期にわたって継続される人気シリーズとなっている。
ニコニコ動画では有料配信中。ニコニコ生放送での一挙放送も、過去に数回実施された。
詳細は「公式チャンネル」から。
概要
2004年7月から2004年12月にかけて、テレビ東京系ほかで放送されたTVアニメーション作品である。
企画の根幹に関わる文芸統括として小説家・冲方丁(後半シリーズ構成・脚本も担当)を迎え、『機動戦艦ナデシコ』や『宇宙のステルヴィア』に続く、スターチャイルドとXEBECによるオリジナルSFアニメとして製作された。
ロボットアニメにカテゴライズされるものの、少年少女と大人たちの群像劇として仲間や家族の絆を描く濃密なドラマ、侵略者である未知の生命体との戦争、さらにはその生命体への考え方の違いから生じる人間同士の争いといった、SF要素と世界設定の深遠さ、それらが織り成す〈存在への問い〉、〈対話による相互理解〉、〈生命の循環〉といった観念的テーマを正面からエンターテイメントの枠で描ききったストーリーが評価を得た。
また、ポーランドのワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団によって演奏された斉藤恒芳の劇伴音楽は、その壮麗かつ繊細なサウンドで高い人気を誇る。
イントロダクション
修理したラジオから聞こえてくるという不思議な声に、幼い子供たちが答えてしまったその日から、数年後。
蒼い空と海、豊かな自然に囲まれ、日本本土から遠く離れた孤島「竜宮島(たつみやじま)」。
そこで暮らす中学生、真壁一騎や友人の少年少女たちはのどかな田舎の日常を、娯楽の乏しさを時々嘆きがらも穏やかに過ごしている。その平和に疑いを抱くことなど、考えもしなかった。
しかし、突如として「あなたはそこにいますか…?」という声が響き渡り、異形の存在が空から島へと迫る。
美しくも恐ろしい輝きを放つそれこそが、人類を同化して無に帰すべく襲い来る侵略者「フェストゥム」であった。
誰も取り乱すことなくシェルターに子供らを誘導する大人たち。どこからともなく現れ敵を迎撃し始める兵器の数々。何の変哲もない町並みに巨大な防壁が展開され、たちまち要塞と化す島――それが竜宮島の真の姿だった。
外で戦闘が続く中、一騎はある事件の負い目から幼少以来疎遠であった幼馴染・皆城総士に促されるまま、地下施設で巨大な人型兵器「ファフナー」と対峙する。「これで島を守ってほしい」と訴える総士の言葉に戸惑う一騎だが、生きるため、そして現実から逃げるためファフナーに乗ることを決意し、戦いへと身を投じる。
登場人物
子供たち |
大人たち |
新国連・人類軍フェストゥム |
スタッフ
主題歌
世界観・用語設定
時は西暦2146年、世界中で繰り広げられる人類とフェストゥムの戦争は、30年余りに渡って続いている。
- アーカディアン・プロジェクト
- 人類の肉体から文化まで、ありとあらゆる情報を一箇所に集積・保存し、フェストゥムから防衛し続けるための構想。「楽園計画」。同時に人類とフェストゥムが融合・共存するための道も探る。
- [ミールに受胎能力を奪われ、新国連の核攻撃によって国土ごと滅ぼされた日本人の生き残りたちが独自に着手した。]また、外部に流出したデータから各国でそれぞれ異なる内実の計画が進められたが、それらがどう推移したのかは元の性質ゆえに不明。
- アルヴィス/竜宮島
- アーカディアン・プロジェクト遂行のために建造された巨大潜水要塞艦。ファフナーを運用する母艦。
- アルヴィスは竜宮島そのものであり、その名称は艦自体とこれを運営する組織の両方を指す。
- 関係する全情報を抹消し、人類とフェストゥムの両陣営に対し隔絶・秘匿された"存在しない"島。狭義の「竜宮島」は人工島として海上に出ている部分=居住区であり、約2000人が暮しているほか、対フェストゥムの防衛機構や自律迎撃システムが配備されている。
- 擬装鏡面
- 平時に島を覆い不可視とする、霧状粒子によるカモフラージュ・ステルス機構。高エネルギーγ線を除き外界からの電磁波を完全に遮断できる。島内部からも外界は見えなくなり、内側で日常的に見えているのは反転した状態の偽物の空。
- ヴェル・シールド
- 竜宮島を物理的攻撃から守るため、全域をドーム状に覆う2種類の重力波シールド。砲撃を跳ね除けエネルギーを拡散する強力な壁となるが、フェストゥム相手には足止め程の効果。エネルギー消費が激しく、擬装鏡面と同時の展開はできない。
- ヴァッフェ・ラーデン
- 島の至るところに設置されている巨大防御壁。警戒態勢下になると地下からせり上がり、住居や施設の盾になる。シェルターの入り口も兼ねる。
- 新国連・人類軍
- フェストゥム侵攻により本部が倒壊、欧米戦線が瓦解し機能不全となった国際連合に成り代わり、旧常任理事会を中心に南アフリカに樹立した、人類最大の国際機関。各国戦線の生き残りを人類軍として再編し、フェストゥムの殲滅を至上命題に活動している。
- アルヴィスのファフナー技術を欲し島を探し求めると同時に、敵に情報を読まれ戦力増大を招きかねないアーカディアン・プロジェクトを危険視しているほか、[かつてミールごと日本(と汚染された日本人)を核攻撃で滅ぼした主体でもある]ため、事実上竜宮島とは敵対関係にある。
- フェストゥム
- 宇宙から飛来した光子結晶生命体「ミール」から生み出されるケイ素(シリコン)生命体の総称。
- 知性はあるが個別の意思は持たず、ミールという脳の命令を実行する手足にあたる。人類に対する読心能力を有し、「あなたはそこにいますか?」の問いに肯定すれば同化、否定すれば存在を無に帰すため攻撃してくる。核を破壊しなければ倒せず、レーダーにも反応しないため、有視界・接近戦兵器で対抗しなければならない。
- 【詳しくは単語記事→フェストゥム】
- ミール
- 宇宙に無数に存在し、地球へと飛来した知的光子結晶生命であり高密度な情報集積体。個体の概念を持たないフェストゥムの高次元なまとまりであり、収集した知識を記憶し続ける存在。極稀に吸収した情報に反応して行動を起こす。
サーバーのようにフェストゥムの行動全体を管理する中核。本編開始時点の地球には2つのミールが存在し、それぞれ異なる思考のもと活動している。 - 北極ミール
- 外宇宙探査船のメッセージを読み取り、宇宙から「あなたはそこにいますか?」と地球に質問を投げかけてきたミール。人類がそれに解答した電波信号に応え、約30年前に来訪。月と衛星軌道を制圧し、北極海へ落下すると全人類の同化または消滅を目的に全地球規模の活動を開始した。現在人類と戦争状態にある全てのフェストゥムはこのミールに属する。
- 瀬戸内海ミール
- 北極ミールの飛来よりもさらに以前、瀬戸内海の海底クレーター跡から発見され日本で分割・研究されていたミール。北極ミールの活動に反応し、[死の概念を誤解したまま生命を守ろうとした結果、”生まれること”を奪うために]日本全土に遺伝子障害を発生させた。[その後、このミールの欠片はアルヴィスやファフナーのコア、果ては島の環境そのものへと、様々に形を変え、竜宮島と共存している。]
- ファフナー
- フェストゥムに対抗するため人類が開発した人型機動兵器。
- 神経系を連結した機体とシナジェティック・コードにより一体化することで、操縦の意識なく運用し、思考防壁でフェストゥムの読心を防ぎながら攻撃できる。圧倒的不利な形勢にある人類は、ファフナーによって辛うじて抵抗と呼べるかたちを保っている状態である。
- ノートゥング・モデル
- アルヴィスが開発・製造したファフナー。ミールの欠片をメインシステムに関わる「コア」として利用することで、フェストゥムと互角以上の優位で戦闘が可能。反面パイロットとなる条件が厳しく、かつ甚大な負荷がかかる。
- 【詳細は単語記事→ファフナー】
- ニーベルング・システム
- ファフナーとの一体化における基本インターフェース。両手に嵌める10個の指輪型機器によって機体の制御システムと神経系を連結する。起動時には上腕や太腿など身体各所に接続機器が装着される。
- シナジェティック・コード
- ファフナーとパイロットが繋がるための、脳の状態。これを形成することは成長し脳が発達すると難しくなるため、搭乗者の平均年齢は極めて低い。 とりわけノートゥング・モデルの搭乗には極めて高い数値のコード形成率が前提となる。
- パイロットの着用するシナジェティック・スーツは、このコード形成を補助するためのもの。
- なお、人類軍の下位量産機は一定の知識と訓練による擬似的なコード形成によって、非適性の一般兵の搭乗を可能にしている(当然、性能は格段に劣る)。
- 変性意識
- 主にノートゥング・モデルの搭乗により副作用的に発現する心の変化。半催眠状態で日常と全く異なる思考と行動をとることで、フェストゥムの読心に対して強固な防壁とする。別人格や本性の表出ではなく、個人差はあれど基本的には攻撃に向く性質に変わる。
- 同化現象
- ノートゥング・モデル等に搭乗することで起きる副作用。搭乗者のフェストゥム因子が増幅され染色体異常を起こし、様々な変化が生じる。症状の進行速度は抑制剤の投与と各人の耐性により軽減されるが、最終的には身体が結晶化し崩壊する。
- ジークフリード・システム
- 搭乗者がシナジェティック・コードで各パイロットと繋がり思考を共有(クロッシング)することで、ファフナー全機を統括指揮・管理するシステム。これによって戦局はおろか各機の損害状況から精神状態までを一括して常時把握する。当然極めて高い情報の並列処理能力が必要である上、同化現象を急速に進める負荷がかかり、現状で適格者は皆城総士ただひとりの専用システムとなっている。
- ブリュンヒルデ・システム
- アルヴィス中枢にある竜宮島全体の管制システム。フェストゥムの読心に拮抗するためコアである皆城乙姫と一体化し、自己防衛本能に基づく意思によってその全てがコントロールされる。防衛機構のみならず全島の環境制御のすべてを司る、竜宮島の命そのもの。
- ワルキューレの岩戸
- 島のコア・皆城乙姫の眠る人工子宮。ここからブリュンヒルデ・システムとリンクしている。竜宮島における心臓部。
備考
物語の特徴/ポイント
- 変転のための構成
- 主人公・一騎と総士のギクシャクしたやり取りをはじめ、前半はひたすら錯綜しすれ違うキャラクターたちのどこか閉じた関係性が、状況の推移と影響しあいながら変化していく構成である。加えて複雑な世界観を理解する手がかりが極端に少ないまま中盤まで進行していくため、シリーズ構成・脚本担当の交代とシナリオ的な評価の関連が話題になることが非常に多い。
- 序盤の説明不足や描写の間延び感が視聴者離れの要因、との認識は概ね共有されるものの、単に作劇としての失敗とするかどうかの判断は分かれる。序盤の内容が放送当時の反応の薄さに影響したのは事実だが、作品全体を見渡せば「前半あっての後半」かつ「後半あっての前半」と言うべき相関がある。
- 絶望の中の希望
- ファフナーのパイロットである少年少女たちを待ち受ける過酷な運命(鬱展開)は見所の一つだが、いなくなる事実よりもどう生きたのかの過程にあるものを描き、遺され託してゆく生命と人間賛歌の物語である。常道ながら、「平和という文化を保存する」ための島の生活と戦争状態が並行する対比、そしてその容赦無さから特筆される。
- 大人と子供の群像劇
- 主人公たちパイロット以外の大人――親や家族の多くは前線で戦えず、司令部からの作戦指揮をはじめ、平時から医療・技術スタッフや研究員としてバックアップに徹する他ない。それ故に果たすべき役割と家族としての想いの葛藤、苦悩が痛ましいほどに描かれる。そうした大人側の生き様が子供たちのそれと折り重なってストーリーが進行していく。
- 交錯する心情
- 劇中の戦闘隊形にちなんでクロスドッグと揶揄される(?)ような入り組んだ人間関係が敷かれ、等身大の恋愛要素がありつつも、それだけに回収されない仲間との絆や友情が切実かつ繊細に描かれる。
- なお、話の中軸となる一騎と総士の関係に見てとれる尋常ならざる精神的結び付きは、(平井氏のキャラデザ効果もあり)実際そのテの者の琴線に大いに触れるのだが(婉曲表現)、これも男女では表現しにくい信頼関係として追求した結果と言える。
- 対話の示す世界
- 「いなくなった」者と「そこにいる」者、大人(親)と子供、島の内と外の世界、なによりも人類とフェストゥム。いくつもの対立・交差する関係に全編を通して焦点が当てられるのが大きなポイントであり、最大のテーマ「対話」のもたらす意味へと迫る姿勢を貫いている。(言うまでもなく「対話」と対になる要素としてフェストゥムの「同化」が描かれる)
- 存在と選択 -そこにいることを選び続ける物語-
- 中盤を迎えると、世界観を紐解く重要な情報が次々と提示され始めるが、個を持たないフェストゥムのミールが人類の様々な概念を獲得していく過程等が、台詞になると抽象的・観念的で難解に聞こえてしまう。だがその実態は、概念を学び受け入れ、それによって新たな可能性に至り、新しく選択するというプロセスのシンプルな繰り返しである。人間がそうして生きていくように。
…と真面目に並べてみたが、
ロボットアニメの華であるオペレーターの多くが人妻(子持ち)だったり、主人公の父親とヒロインの母親の淡い恋愛模様があったりで熟女萌えのニッチなツボを衝いてきたかと思えば、妙に露出度の高いシナジェティック・スーツやら、裸にTシャツ一枚で外をうろつき回ったりする謎めくつるぺたロリ少女(島の神様的存在!)のような狙いすました描写で、多種多様な紳士をホイホイする作品でもある。
作品評価について
先行作品との類似点に対し、脊髄反射的な批判もしばしば見られた。そうした要素の数々=取り込んだ問題系の扱いが単なる焼き直しに決して留まらなかったことは、この物語を着地点から見渡すなら理解を得られると思われる。
特に、スターチャイルドの大月俊倫が同様に企画に関わった『新世紀エヴァンゲリオン』的要素は、言わば直系として踏襲したものと言える。むしろそうした成り立ちでありながら、全く別のベクトルの意味付けである種アンチテーゼ的に結実させ、その巨大な影響力下の一歩外へと到達したことがこの作品の大きな成果との評もある。
パッケージ
全9巻(+総集編2巻)がDVDセル&レンタル中のほか、前日譚RIGHT OF LEFTを合わせて収録のBlu-ray BOX及びDVD-BOXが発売中。
※総集編は各30分程度で、台詞がなく映像と送る音楽がメインの「交響曲DVD」。副音声で台詞を聞くこともできる。
- 「蒼穹のファフナー Arcadian project 01~09」…01~08は各巻3話収録/09は2話収録。
- 「蒼穹のファフナー Arcadian Memory 01 追憶の楽園」 …第1話~第16話の映像で構成した総集編。
- 「蒼穹のファフナー Arcadian Memory 02 対話の世界」 …第17話~第26話の映像で構成した総集編。
また、BGM+ドラマCDアルバム2枚と、angelaの主題歌OAサイズ版、キャラクターソング3曲、さらに「RIGHT OF LEFT」のサウンドトラックを収録した「蒼穹のファフナー CD-BOX」が発売中。
メディアミックス展開
小説
冲方丁の著として、電撃文庫『蒼穹のファフナー』及び、それを加筆修正し新たに「RIGHT OF LEFT」の脚本を収録した『蒼穹のファフナー ADOLESCENCE』がハヤカワ文庫JA刊で発売中。
内容はTVシリーズ序盤を元に、一騎の視点・心情描写に寄せて再構成したオリジナルストーリー。一騎、総士、真矢、甲洋、翔子、そして蔵前果林の6人が主に描かれ、人物像や設定にアニメ版と違いがある。本編とは異なる描き方がされながら、ファフナー世界観を相補的に堪能できる一冊。
続刊含む展開は未定だが、編集側から新作小説を予定している旨の発言は出ている。
コミカライズ
旧メディアワークスより、「月刊コミック電撃大王」で連載された現津みかみ作画版、全2巻が刊行されている。(16話までを元にしたオリジナル展開)
2014年、講談社「月刊少年シリウス」11月号より、新コミカライズ(作画:松下朋未)始動! 現在連載中。 ※ドラマCD、小説、舞台など10年間の各展開の要素も凝縮して取り入れたストーリーとなっている。
ドラマCD
- 「FAFNER in the azure -NO WHERE- ~蒼穹のファフナー BGM&ドラマアルバム~」(DISC2)
- 「FAFNER in the azure -NOW HERE- ~蒼穹のファフナー BGM&ドラマアルバムⅡ~」(DISC2)
- 「ドラマCD『蒼穹のファフナー』vol.1 STAND BY ME」
- 「ドラマCD『蒼穹のファフナー』vol.2 GONE/ARRIVE」
いずれも冲方丁の脚本による、本編と限りなく密接に関わる内容。音声のみで送るからこその台詞表現、声優陣の熱演は必聴。
ゲーム
人気シリーズ「スーパーロボット大戦」に以下の作品などで参戦。
舞台
ロボットアニメというジャンル発としては数の少ない舞台化展開がされている。それぞれ映像化されたDVDが発売中。(「FACT~」は再演版のみ販売)
- 『蒼穹のファフナー ~FACT AND RECORECTION~』(2010年、再演2011年)
羽佐間容子・翔子の母娘とカノン、3人の関係にフォーカスしたドラマとして、翔子の物語が再構成される舞台劇。翔子役の松来未祐、容子役の葛城七穂ほか一部のキャストはアニメCV担当の声優が務め、羽原信義監督が監修に入った。反響を受け翌年には製作体制や内容に手を入れた再演版で公演が行われた。 - 『音楽劇 蒼穹のファフナー』(2012年)
TVシリーズの終盤をベースにしたオリジナルストーリーで送るミュージカル。angelaが書き下ろしたテーマソングを含め、音楽面で好評を得る。アニメ本編からは松本まりかが同じく真矢役としてキャスティングされたほか、後に『EXODUS』で新キャストに加わる石川由依が芹役で出演した。
パチンコ・パチスロ
SANKYOによる『CR蒼穹のファフナーFZ-Vi』が2009年に稼働していた。
(ちなみに、第2回WBC日本戦のTV中継においてスポットCMが幾度も流れ、angelaの歌う「Shangri-La」のメロディが印象を残した)
略年表
7月4日、「『蒼穹のファフナー』プレミアム試写会~あなたはそこにいますか~」開催
テレビ東京では同日深夜、TVアニメ『蒼穹のファフナー』第一シリーズが放送開始(初回は一挙2話の一時間編成)
12月、本放送終了。最終回はいずれの局でも25話・26話を一時間枠で一挙放映した。
12月25日、『蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』クリスマスイベント開催
12月29日、『蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』が年末特番として放送
主な商品のリリースが終了。以降、目立った展開のない期間に入る。
(後のインタビューによれば、製作・制作スタッフが再始動を決めた時期)
12月25日、angelaによるトリビュートマキシシングル「約束」発売
放送5周年目を迎える。
3月、NDSソフト「スーパーロボット大戦K」発売(スパロボシリーズに初参戦)、パチンコ「CR蒼穹のファフナー」のリリースなどもあり話題再燃
12月11日/18日、オールナイト上映会(TVシリーズ26話+RoL)
12月16日~21日、舞台『蒼穹のファフナー FACT AND RECOLLECTION』公演
12月25日、『蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』劇場公開
7月9日、劇場版大ヒット感謝祭「蒼穹作戦」開催。続編『EXODUS』の製作決定が発表される
10月、劇場版ソフト購入者対象イベント「真壁一騎生誕祭」開催
12月7日~11日、舞台『蒼穹のファフナー FACT AND RECOLLECTION』再演
12月27日、「皆城総士 生誕祭~蒼穹のファフナー年末オールナイトオフ会」開催
3月、ACE2012スタチャブースにて、Webラジオプレ版の公開録音
7月、ニコニコ生放送にて「蒼穹のファフナーWebラジオ」第一回
9月21日、【真壁一騎 生誕祭 2012】~蒼穹のファフナー WEBラジオ公開生放送~
12月27日、「蒼穹のファフナーWEBラジオ in 皆城総士 生誕祭」開催
2月、小説『蒼穹のファフナー ADOLESCENCE』発売
3月、3DSソフト「スーパーロボット大戦UX」発売
12月、劇場版『HEAVEN AND EARTH』のリバイバル上映がスタート(全国7劇場)&皆城総士生誕記念舞台挨拶
3月、「ANIME JAPAN 2014」REDステージ「K/蒼穹のファフナー EXODUS」イベント
7月、ニコ生でTVシリーズ第一期の振り返り配信が開始(毎週1話毎)、EXODUS第2回公開Webラジオ収録&追加キャスト発表
8月、EXODUS第3回Webラジオ収録配信&追加キャスト発表
9月、EXODUS第4回公開Webラジオ収録【一騎生誕祭】&追加キャスト発表、新コミカライズ連載開始
10月、EXODUS第5回公開Webラジオ収録&追加キャスト発表、『RIGHT OF LEFT』が二度目のニコ生放送
11月、「『蒼穹のファフナー EXODUS』完成披露試写-祝福-」開催、『HEAVEN AND EARTH』がニコ生初放送
12月、EXODUS1話・2話の劇場先行上映が開始 (12/27~2週間・全国10館)
1月、『蒼穹のファフナー EXODUS』前半第1クール放送開始
5月24日、「『蒼穹のファフナー EXODUS』スペシャルイベント-痛み-」開催。『EXODUS』後半の第2クールが2015年10月より放送開始と発表される
7月、ニコ生で二度目のTVシリーズ第一期の振り返り配信が開始(毎週2話毎)
9月21日、「『蒼穹のファフナー EXODUS』真壁一騎生誕祭」。ファフナー初のライブ・ビューイング開催。EXODUS14話の一部が先行上映
10月、『蒼穹のファフナー EXODUS』後半第2クール放送開始
8月、『「蒼穹のファフナー THE BEYOND」スペシャルイベント~真実~』。完全新作アニメとして全12話と発表。
5月17日、『蒼穹のファフナー THE BEYOND』第1~3話劇場先行公開。
11月8日、『蒼穹のファフナー THE BEYOND』第4~6話劇場先行公開。
11月13日、『蒼穹のファフナー THE BEYOND』第7~9話劇場先行公開。
11月5日、『蒼穹のファフナー THE BEYOND』第10~12話劇場先行公開。
公式チャンネル
またTV版が2012年と2015年に2回、TVスペシャル版が2011年と2014年に2回、劇場版が2014年に一挙放送された。
2014年7月6日から毎週21:30より第1シーズン振り返り生放送開始。
(各話、配信開始から1週間タイムシフト視聴可能。)
2015年7月7日から毎週22:00より二度目の第1シーズン振り返り生放送開始。
(2話ごとの配信、配信開始から1週間タイムシフト視聴可能。)
関連動画
関連項目
外部リンク
親記事
子記事
兄弟記事
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