最初に
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本記事は、動画内容には無い裏(という名の妄想)設定やあまり意味の無いキャラデータなどがメインとなっている、本編をトゥルーエンドまでご覧になった方の為の記事です。
ネタばれが嫌な方は極力見ないで下さい。
都合上誰でも見られるようになっていますが、本編トゥルーエンド観覧前に見る事は推奨できません。
作品概要
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ランス達が幻想郷に迷い込んだみたいですとは、いわゆる幻想入りシリーズの内、版権キャラ幻想入りに分類される作品である。東方Projectの世界『幻想郷』を舞台に、Ranceシリーズの主人公『ランス』とその奴隷『シィル』が冒険する様を描くRPGツクール形式の物語である。
あくまで東方ProjectとRanceシリーズのクロスオーバー的な物語であり、どちらが上、どちらが下などの明確な世界設定はされていない為、議論には注意が必要である。作者は強さ議論は荒れる原因となる為推奨していない。それによる口論も控えてほしいと願っている。
尚、Ranceシリーズは18禁ゲームであるが、本作ではそれらしい描写・展開は作者の方針により避けられている。特に東方Projectのキャラクターがランスによって手篭めにされる等のイベントは存在しないので注意されたし。ランス好きな人はがっかりしてください。
ストーリー
- JAPANから旅立って数日後の事。
- ランスとシィル、魔剣カオスはとある迷宮を探索中、光の神のブロマイドを踏んづけ、
- 怒った光の神によって異世界へと飛ばされてしまう(しかもレベルダウン付きで)。
見知らぬ湖に出たランス達は邪魔をするチルノらを蹴散らしながら、近くに建っていた紅魔館にたどり着く。
登場キャラクター
- この項目では、各キャラクターの作中での役目や動画内では明確に説明されていない設定等を記載する。
原作のキャラクター設定にない部分や都合あわせの為に作者が想像の上作った設定等もある為、各原作の設定に準拠されているとは限らない。また、原作準拠のキャラクター設定は極力省くようにしている為、そのことを把握した上で見ることをお勧めする。
Ranceシリーズ
- ランス
- ・ランスは常に『戦国ランス』の正史以外のルートED後から現れている。どのED後の、どのレベルのランスが現れるかは完全にランダムで、それぞれの世界は別世界扱い。その為、どのルートの彼も全くの別人。
- ・物語的に主人公だが、彼自身は事件の真相を知ることもなければ、事件そのものを解決する事もできない。
- ・幻想郷(現実)側から見てイレギュラー的に現れた異世界(夢)の存在である為、八雲 紫の術『夢と現の呪』の影響をダイレクトに受けてしまう。
- ・AルートEDでは紫によるリセットの影響を受ける前にローベン・パーンによって幻想郷に来る前の地点(セーブ地点)に戻された為、記憶を一切失わずにいられた。
- ・BルートEDでは紫により強制帰還させられた為、幻想郷での記憶を失い、物語の大きな節目(戦国ランス開始地点)に戻されてしまう。ただし『戦国ランス』には二週目の概念がある為、彼が通った道筋の記憶は完全には消えていない。
- ・Cルートの彼は五十六ルートで確定している。EDでは再びローベン・パーンによって戻される。その後彼らがどうなったかは五十六ルートEDから。
- シィル・プライン
- ・シィルもランス同様、『戦国ランス』の正史以外のルートED後から。彼女が妊娠しているかどうかもどのEDからかに影響する為、妊娠している場合とそうでない場合がある。どのルートの彼女も全くの別人。
- ・各ルートEDでの記憶等についてはランスと同じ。
- 魔想 志津香
- ・志津香はランス達と違い、『鬼畜王ランス』の正史ルートから現れている。彼女は「偶然その時に死んだ」という理由だけで神々に選ばれたのと、その世界のルドラサウムが異世界に対してあまり興味を持っていないのとがあり、ランス達ほどドラマティックになる事を期待されていない(ルドラサウム側から監視されていない)。
- ・前述の通り、戦闘時に死亡した際に幻想郷に来たので、厳密に言えば亡霊に近い存在である。その為、異世界とはいえ魂の構造が限りなく近いランス達に引き寄せられ易くなっており、本編ではそれが元でランス達と出会うことになる。
- ・AルートのEDで閻魔から自身の幻想郷に来る前の末路を思い出させられるが、ランス達と比べて戻るのが遅く、紫によるリセットに巻き込まれた上にローベン・パーンによって幻想郷に来る前の地点(セーブ地点)に戻されてしまう。その為、本来維持できるはずの記憶はすぐに薄れてしまう。ただしこのルートのみ、VSレッドアイ戦を避けられる為、確実に生き延びる事が出来る。
- ・BルートEDの彼女は、紫によって強制送還されてしまう為、記憶を一切残す事が出来ない。また、物語の大きな節目(鬼畜王ランス開始時)に戻される為、彼女が救われるかどうかは解らない。
- ・Cルートには登場しない。これは彼女の幻想入りが毎回起こっている訳ではない事を示している。
- レッドアイ
- ・最強で最狂の魔法使い。魔人。リーザス軍が彼の山越えを妨害しつつ放置した為、ケイブリス軍が敗走している状況で、彼だけが旧ヘルマン国内に居残る事になる。
- ・志津香達と戦闘になった際に、忍者によってロナが誘拐されている。
- ・Aルートの場合、時間が戦闘前(ターン開始時)に戻され、かすかに記憶を残した志津香の助言によって忍者が放たれるので、戦闘前にヘルマンに居る事がバレ、ランス達に暇つぶし同然に殺される。
- それ以外のルートの場合、志津香達の部隊を壊滅させた後、ロナを誘拐されてどうにかなって死ぬ。
- ・つまりゲームの開始地点に戻るBルートEND以外では、彼が生き延びる可能性は0%である。不憫。
- 織田 信長
- ・幻想郷に入ったランス達の生い立ち次第では生きているのだが、Cルートのみ、必ず死んでいる。妹の香も同じ。
- 設定神システム
- ・彼女が居る事がセーブ・ロードできる前提条件、という訳ではなく、セーブ・ロードができる環境になった時に彼女が居て、初めてそれらの機能を利用する事が出来る。
- ・彼女自身は本体が遠隔操作する分身みたいなものなので、本体と離れすぎると通信エラーが発生したり、アイテムなどの設定関係にバグが発生したりしてしまう。
- 創造神ルドラサウム(戦国)
- ・ランス達を送り込ませた張本人。ランス達を送り込んだのは、ランス達を通して異世界の状態を監視して楽しみ、場合によっては侵略する為の目印として利用する為。
- ・全長数Kmの魂の塊の為、単純な質量の差で幻月達と比べ物にならない位に上位の創造神。世界の創造も比較的上手く、安定と発展の両立した世界を創っている。ただし子供扱いされるくらいに幼く、単純。
- ・その単純さに付け入られ、事件を再現するための道具として幻月に利用されてしまう。自分自身は客のつもりで見ているので、とても滑稽な光景になる。
- ・尚、厳密に言えばランス達を送り込んだのも連れ戻したのも彼ではなく配下の三超神、ローベン・パーン。
- 創造神ルドラサウム(鬼畜王)
- ・志津香を送り込ませた張本人。ただし、彼の世界は現在リーザスによる大陸全土を巻き込んだ戦争中なので、彼は現状を楽しむのに夢中で、さほど異世界に興味はない。
- ・その為、一通り異変が解決されたらすぐに志津香を戻してしまうし、侵略等もしようとしない。
- ・幻月達にとってはイレギュラーのはずなのだが、彼や志津香が物語全体に起こす影響は限りなく小さく、また前例も少ないため、データ蒐集も兼ねて幻月からは放置されていた。
- 創造神ルドラサウム(欠片)
- ・劇中のランス達が居た世界以外のどこかの世界のルドラサウムの欠片。サイズ的には手の平に載る程度。
- ・ルドラサウムとは分かれた存在で、自我を持っている。これ単体で世界一つ創るのに必要な魂より上の質量を持つ為、創造神の居ない世界なら容易に支配する事が出来る。
- ・創造神の為、創造物(魂)に過ぎない人間や神などには圧倒的な存在であり、彼が近くに居るだけで魂レベルで多大な影響を受け、彼が望めば魂そのものを容易く書き換えられてしまう。
- ・本体のルドラサウムが幻想郷のある世界に侵略しようとした矢先に、幻月によって強引に繋がりを閉ざされ、巻き込まれる形で異世界に取り残されたのが彼である。その為、厳密に言えば彼は犠牲者でしかない(創造物で遊ぶのは創造神としての存在意義や本能に近いため)。
- ・とはいえ、本編に至るまで各世界のアリスは彼の所為で魂を喰い尽され、その世界は崩壊、本編のアリスやレティ他、関わる人物すべてに多大な被害を与えた事から、その悪質さはある種、本体のルドラサウムより際立っている。
東方Project
- 博麗 霊夢
- ・霊夢は異変を解決する役目を持っている為、原則事件には関わらず、異変を解決する側の主人公という扱いになっている。
- ・Cルートのみ事件に関わるようになるが、彼女は最後まで事件の真相を知ることがない。
- ・人間だが、魔理沙と違いもって生まれた能力と身体能力が非常に高い為、中位の妖怪位ならスペルカードルール無しでも戦う事が出来るが、それ以上の妖怪相手では、彼女の力では倒しきる事ができない為、能力などで無敵になれても永遠に勝つことができない。
- 霧雨 魔理沙
- ・魔理沙も霊夢同様、異変を解決する役目を持っている為、異変を解決する側の主人公という扱いになっている。
- ・ただし、彼女は霊夢と違い、紫からの依頼で「運命日記」を集める指示を受けている為、わずかながら毎回事件に関わっている。
- ・所詮人間の為、戦闘能力では八卦路等のマジックアイテム等を駆使しても、弱い妖怪よりはマシ位の強さでしかない。スペルカードルールがあって初めて妖怪とまともに戦えるレベルである。
- アリス・マーガトロイド
- ・ヒロイン。彼女は幻月達によって、事件が解決するか自身が死ぬ(喰い破られる)までは、永久に白い夢(ルドラサウムの欠片)に悩まされる事になる。
- ・Cルートにしか登場しないが、全てのルートで彼女はルドラサウムによる精神汚染を受けており、その酷さはルートを越えるごとに増していく。Cルートにおいては精神崩壊寸前まで追い詰められる事になる。
- ・Cルート終盤では幻月の洗脳と隔離によって夢と現実を逆転させられ、辛うじて自我を保つ事が出来るようになり、同時に全力で戦うことでルドラサウムが自分で操ろうとするのを食い止めることに成功する。
- ・BADEND時は夢幻世界に拉致され、世界滅亡寸前まで生き延びた後、幻月によって魂を奪い取られ、誰にも知られず死ぬ事になる。
- ・CルートEDのみ彼女は救われる。夢幻世界から帰還した後は、「全てが夢であった」と幽香に教え込まれ、
- その様に思い込むことに。直後おたふく風邪にかかり、メイドを辞める事になる。
- レミリア・スカーレット
- ・事件を解決する方の主人公。各主人公中、唯一ルドラサウム(欠片)と、幻月達の存在に気付く事が出来る。
- ・本編開始以前の世界の、いずれかのレミリアが偶然「運命日記」を手にした事により、後の世界の彼女は毎回幻月達の裏をかこうと必死に試行錯誤を繰り返すことになる。
- ・「運命日記」の解釈には若干誤解があり、彼女自身はその意味が完全には把握できていない。
- ただし、これによって毎回、最初は必ず紫以上の情報を手にしている事になる(すぐに紫優位になるが)。
- ・彼女の能力は所謂ADVゲーム等によくある「選択肢」を意図的に取捨選択できる物である。ただし、選択した結果どうなるか等の予測は彼女の知識や経験の範囲に左右される為、正確に先を知ることは出来ない。
- ・結果的にCルートのみ彼女の思惑は当たる事になる。様々な偶然が重なり、彼女の願いは遂げられる。
- フランドール・スカーレット
- ・道化。幻月的には、ただひたすら紫に利用され、レミリアの邪魔をするだけの役目。
- ・能力的にレミリアと大差ないが、Bルートでは分身をいくつも生み出した為に大幅に弱体化し、人間のランス達でも手に負える程度のステータスにまで落ち込むことになる。
- ・力は強くとても賢いが、精神的に非常に脆く、人慣れしていない所為で相手の気持ちを汲む事がとても下手な為、A・Bルート開始前に行われた迎春パーティー後のレミリアの仕打ち(地下室に幽閉)に理解を示せず、情緒不安定になってしまう。
- ・Bルートのラストで、咲夜達と和解し、レミリアに対する反発も消えたかに見えたが、直後に紫によるリセットが発動するため、Cルート開始時には全て忘却している。これがBルート最大の悲劇である。
- ・Cルートのみレミリアの事前の策が当たり、紫達に利用されずに済む。友達も出来るため、これが彼女にとっては最良のEDとなる。
- 十六夜 咲夜
- ・彼女がランス達と手を組む事は紫にとって全くの想定外(ものすごく低確率の状況)の事の為、それが元で紫がいつもより早くリセットを起こし、結果、事件の進行状況がいつもより早い状態でランス達が現れる事になる。
- ・その為、物語における彼女の立ち位置は脇役に過ぎないが、彼女がランス達と手を組む事が、結果的に事件を解決する為の条件の一つとなる。
- ・尚、別世界において彼女がレミリアに使者として出されると、ほぼ確実に以下のような結果になる。
- ・冥界に送られる→手紙の内容を探り、結果事件に気付いてしまう→幽々子に口封じとして殺される
- ・永遠亭に送られる→道中幽香と遭遇してしまう→戦闘となりたどり着けない→
- その間にフランが暴走し、パチュリーが殺される
- パチュリー・ノーレッジ
- ・パチュリーが事件に気付く事が出来るのはレミリアの挙動と、第二次紅霧異変発生前のレミリアの相談から。ただし彼女の事件に関する把握の度合いは、レミリア以上に曖昧である。
- ・状況によってはフランドールに殺されたり、幽香との戦闘になってメガンテする羽目になったりする。彼女が死亡することによるデメリットは以下の通りである。
- ・迎春パーティー後に起こるフランドールの暴走の抑制ができない
- ・ランス達がパチュリーと出会うことによる恩恵(空を飛ぶ・各種本による強化や知識補充)を失う
- ・輝夜、永琳が秘術を使用する際の効果・継続時間の減少
- いずれも、直結して世界滅亡を早めることになる為、彼女の生存は事件解決の為の前提条件の一つとなっており、幻月もレミリアも彼女をいかに生存させるかを重視している。
- 紅 美鈴
- ・彼女はレミリアにとって、「運命日記」の内容の真偽を確かめる為に配置されている駒の一つである。彼女がランス達と遭遇する事によって、レミリアは「運命日記」の内容を真であると把握し、また、日記内容と照らし合わせて、現在の状況が過去のどの状況に近いかを把握する事が出来る。所謂「シュレディンガーの猫」の判定材料の一つである。
- ・地味な役目だが、彼女が居なければレミリアが幽々子と協力関係になることはない為、非常に重要な立ち位置である。
- 西行寺 幽々子
- ・幽々子は事件に一切関わっていないにも拘らず、異変の前後での紫の挙動から状況を察してしまい、誰も覚えていない中、ただ一人だけ全てを把握しているという状況に陥ってしまう。
- ・彼女はCルートにしか登場しないが、それは安易に幻想郷に立ち入ると、紫によるリセットの影響を受ける恐れがあるからである。自分まで記憶を失えば、誰一人事態を把握する人間が居なくなると思い、只管傍観に徹していた。ただし紫に対しては常にある程度状況に関わるヒントを与えている。
- ・Cルートのみ、美鈴を通してレミリアの真意を知ることになり、孤独な状況から動くようになる。彼女にとっては、手紙の内容より、「本来なら自分が出張るか咲夜が来るはずなのに、ただの門番の美鈴を遣した」という事実の方が大切なキーとなっている。これによって、状況を把握しているのが自分だけではないと知ることになり、行動を起こすための勇気を手に入れることになる。
- ・上記の経緯から、彼女は異変を発生させ、解決に来た人間に敗北し、その責の一切を請け負う役目を引き受けている。彼女が敗北し、異変が終わりを告げる事によって、失われたルールが再び世界に「意味のあるもの」として再認識され、各種ルール復活の大きな切っ掛けとなる。
- 魂魄 妖夢
- ・彼女はCルートのみ登場するが、クビにされたり主人の暴挙(妖夢はそう思っている)に振り回されたりとろくな目に遭わない。ただし、うさぎ仮面のおかげで幽々子からは一応の評価を取り戻す事が出来るようになる。
- 八雲 紫
- ・彼女は幻月達に事件の解決を最も期待されていたが、実際彼女に出来たのは時間稼ぎが関の山だった。
- ・彼女の行動はどのルート、どの世界においても『真相の解明・黒幕への牽制・滅亡回避』の三つの目的の元行われている。
- ・彼女の能力は、「その世界の一部の機能を不正に利用して、神が奇跡を起こすのと同様の効果を発揮させる事が出来る」ものである。つまり、境界を操る能力とは、世界を構成している1と0を操作し、自分の都合のいい配列に書き換える事である。この為、この能力だけで神と同等の力を扱えるが、彼女自身は妖怪でしかないため、自分のキャパシティを超える事象は扱いきる事が出来ない。
- ・彼女の引き起こすリセットによって彼女自身も記憶を失ってしまうため、事件が発生する度に彼女は1から始める事になってしまう運命にある。しかし、それでもリセットしないと世界が滅びるため、いかにして彼女が以前の状況を把握する事が出来るかが鍵となっている。
- ・つまり、幽々子が彼女に状況を教え、かつ幻月によって真実を教えられることが、彼女が真相を解明する事の出来る前提条件である。
- 八雲 藍
- ・A・Bルートの黒幕。の使い走り。Bルートラストでは一番最初にランス達に関する記憶を失う。
- ・Cルートではフランドールを操る事が出来なくなる。
- ・その忠誠心が仇となり、幻月に紫に対する人質として捕らえられてしまうが、結果的にこれが元で、独自路線を突っ走っていた紫が幻月から情報を得、レミリア・輝夜と共闘するという珍しい状況を生むことになる。
- 物語において、彼女自身はあまり重要ではないが、彼女の引き起こした結果はとても重要である。
- 蓬莱山 輝夜
- ・A・Bルートでは何の活躍もなく終わるが、Cルートのみレミリアと共闘する事になる。
- ・彼女の能力は「今と比較して次の状況が好ましいか好ましくないか、好ましくない場合、好ましくなる為の選択ができる」というもの。所謂「TAS」である。
- ・彼女がレミリアと共闘しなければ、当然永琳も加わらないし、その能力がなければ永琳達は秘術を扱うタイミングが正確に読みきれず、早すぎればルドラサウム(欠片)が秘術に気付いてしまい、遅ければルドラサウム(戦国)達の世界に繋げられてしまう為、輝夜の存在は非常に重要なファクターである。
- ・レミリアとの共闘時の会話は、BADEND後の彼女の行動にも繋がっている。すぐに滅亡したとはいえ、結果的に幻想郷は永遠亭が支配し、人間の世界となった。
- 八意 永琳
- ・永琳の物語での存在意義は、ランス達を助ける事(生存させる事)と、秘術を発生させてルドラサウム世界につなげさせないように時間を稼ぐ事に始終している。
- ・幻想郷では最強クラスの力を持つが、創造神からみると毛玉に毛が生えた程度の扱いしかされていない。
- 彼女に限らず、創造物の範囲に収まっている存在(神々や悪魔に至るまで)は誰でも等しく玩具扱い。
- ・製薬面ではハピネス製薬(世色癌)や中口造船所(竜角惨)に敗北し、能力面では秘術をルドラサウムに容易く破られるなど、ある意味Cルートで一番プライドを傷つけられた人物である。
- 鈴仙・優曇華院・イナバ
- ・鈴仙は毎回幽香による襲撃を受け、多くの状況で敗北し、誘拐されて幻月達を世界に繋ぎ止めるための生贄とされてしまう。その後しばらく再起不能の状態に陥る。
- ・Cルートのみランス達と遭遇する事によって幽香に誘拐されずに済む。結果的に彼女にとってこのルートが幸福ルートであるはずなのだが、Cルートには幻月による幸不幸判断が存在しない為、あまり意味が無い。
・しかしどう見ても彼女が幸せなルートをたどっているようには見えない。 - レティ・ホワイトロック
- ・ルドラサウム(欠片)の被害者その2。アリス程ではないが彼の一部にタクシー代わりに潜伏され、
長期にわたって苦しみ続ける事になる。
・寝床を幻月の手によって夢幻世界への門に作り変えられてしまい、事件解決までの間眠る事ができなくなってしまう。更に幽々子の計略で春が奪われた為、眠くて仕方ないのに力ばかりがみなぎるといいう状況に陥り、使いたくないのに力をどんどん放出させられてしまう事になる。Cルートの彼女は総じて不幸である。
・前述のとおり、彼女はタクシー代わりにされているだけなので、事件解決後は普通に寝床で眠りについている。
・ふとましくないよ。 - 風見 幽香
- ・A・Bルートでは閻魔の指示を受けた紫と協力し、事件が異変に隠れるように操作する事になる。
- ・勿論彼女も紫によるリセットを受け記憶を忘れる事になるので、A・Bルートの記憶をCルートの彼女は残していない。ただし、Bルートラストでは独自の判断でパチュリーにちょっかいを出していた為、
これが元でCルート開始前に違和感を感じる事になる。 - ・Cルートでは、この違和感の原因を知る為に分身を一体だけ作り、夢幻館に自分の代理として配置した。
分身が紫や幻月達の目をひきつけている間に、自身は各地を探り、物語終盤で分身がアリスに葬られた事が元になり、ついに真実を知ることになる。 - ・尚、BADENDのみ、彼女の分身はランス達に葬られる事になるが、その場合、以下の様な状況になる
- ・幽々子が早苗達と戦闘→弱体化した幽々子を、色々と諦めた幽香が襲撃する→
- 早苗達は巻き添えで死亡→幽々子と幽香が刺し違える→
- 幽々子が滅びた事により、西行妖が復活、その場にある死体を魂ごと喰い尽くす
- ・幽香の行動は、正しいルートのみ、彼女が意識するしないは別として必ずランス達を活かす結果に繋がるようになっている。
- ・事件解決後はアリスを解雇。夢月と幻月を新たにメイドとして雇用するが、
この幻月が、夢月が自身の魂の半分を使用して生み出した分身に過ぎない事には気付いていない。 - エリー
- ・エリーは初期の時点で、夢幻館に居る方の幽香が分身であると気付いている。この為、分身の方の幽香には不信感をあらわにし、必要以上に関わらないようにして分身や幻月らの出方を注意深く見計らっていた。
- 八坂 神奈子・洩矢 諏訪子
- ・彼女達は神である為、事件が発生した際には真っ先に状況の変化に気付いている。
- ただし、神が動く事は世界のシステムを弄る事に繋がる為、彼女達が直接的に動く事はありえない。
- ・BADEND時のみ、直接的に動く事になるが、これはルドラサウム(欠片)により世界のシステムが乗っ取られていることが原因である。彼女達は一切自覚が無く、自分の意思でやっている事だと思い込んでいる。
- ・つまり、正常に見える状態の彼女達も、物語開始の時点で既にルドラサウム(欠片)の支配下に置かれていると言える。まともに見えるのは、ルドラサウム(欠片)が本格的に弄ろうとしていない為。
- ・BルートED直後、山はレミリアによる襲撃を受け、これに対応したのが元で神奈子はレミリアに協力しようとする事になる。ただし、前述の通り、神奈子達神々はルドラサウム(欠片)に利用されているに過ぎない。
- 東風谷 早苗
- ・Cルートのみ、彼女が霊夢達の代わりに異変を解決する方の主人公となる。
- ・BADEND時には幽々子との戦闘中、幽香の襲撃を受け、幽香と幽々子の戦闘の巻き添えを受けて死亡し、その身体は復活した西行妖に養分として吸収されてしまう事になる。
- ・彼女の扱う「奇跡」は、神々の扱うそれと同じで、本来は世界の持つ機能の一部である。「本来人間には起こし得ない、限りなく都合のいい事象の全て」が奇跡の範囲であり、これの使い方次第で(首が飛ぶなどの確定的な事でもない限りは)殺されても生き返る等の恩恵を受けることが出来るようになる。
- ・現人神とは、「特別な力を使う事が出来る」ただの人間である。神のように不死身という訳でも、自由自在に力の行使が出来る訳でもなく、人間程度の身体能力しか持ち合わせていない為、とても脆い。
- 四季映姫・ヤマザナドゥ
- ・偶然、世界の全容を知る人間の死者の魂を覗き、事件発生の可能性に気付いてしまう。彼女が気付く事によって、紫らは事件の対処に動く事になるのだが、これは全て幻月が仕組んだ事である。
- ・神奈子らと同様、閻魔の彼女も世界の影響をダイレクトに受ける存在の為、事件開始の時点で既にルドラサウム(欠片)の支配下に置かれてしまっている。
- ・つまり、彼女が元となって動く状況下(A・Bルートの様な)では、決して事件は解決される事が無い。
- チルノ
- ・第一村人的な何か。彼女の存在自体は、物語的には全く意味が無い。所詮妖精の為、事件解決にも何の影響も与えない(仮に居なくても、居ないなりに何かしら代償の事象が発生する)。
- ・Bルートのみ仲間になるが、紫のリセットを受ける為、ランス達に関わる記憶の全てを失うことになる。
- ・ランス達と遭遇する前に凍らせた蛙の数は2499匹。ランス達の仲間になった時点で2599匹。BルートEDでは、既に忘却が進行してしまっている事を指している。フランドール並に不幸なはずなのだが、幻月には幸せに見えたらしく、幸不判定では幸福になっている。
- ・その為、Cルートでは何の関わりも無い、0からの状態でスタートになる。結果的に彼女には何も残らない。
- 幻月
- ・夢幻世界の創造神で悪魔。度を越して真面目に、確実にやろうとしたが為に数多の世界を滅亡させてしまった全ての元凶。彼女が事件を他の「幻想郷のある世界」に持ち込んだが為に、それらの世界で事件が発生するようになってしまう。
- ・悪魔らしくある事にとても強い執着を持ち、本来他者と契約をするような位の低い存在ではないはずなのにも関わらず、契約に関してはとても忠実にこなそうとする。受けた恩もきっちり返す。
- ・性格はとても真面目だが、親しい相手以外は玩具位にしか見てない為、お世辞にも優しいとは言えない。相手によって泣き虫になったり鬼畜になったりと態度がバラバラで、この世の誰とも合わない孤独な性分。
- ・悪魔だが、ルドラサウム世界の悪魔王ラサウムとは全く関係が無い。創造神なのでルドラサウムと同格。
本作における彼女は、「暇つぶしに悪魔王を創れちゃうレベルの存在」であると認識する方がわかりやすい。 - ・彼女が「最初のアリス」に出会ってしまったことが、全ての悲劇の始まりであると言える。
- ・最終的にはルドラサウム(欠片)もろとも夢幻世界の滅亡に巻き込まれ、塵一つ残さず消滅する。
- 夢月
- ・夢幻世界の創造神で悪魔。幻月の双子の妹だが、幻月ほど積極的に事件に関わろうとしていない。彼女の行動のほぼ全ては幻月に命令されたことである。
- ・性格は残忍で短気。我侭で、自分より弱い存在はゴミ同然に扱う。ただし、単純な為に頭のいい相手にはからかわれてしまう事もあり、姉の幻月に頭が上がらない為、それらが表に出る事は少ない。
- ・最終的には幻月が消滅してしまったため、夢月は自分自身の魂を分割して、擬似的に幻月を生み出す事になる。本来ならば自身の創造物でしかない相手を彼女が「姉」として恐れ続けるのは、そういう歪みきった状況下にあるのが自分自身であると認識してしまっているからである。
- アリス・マーガトロイド(ハジマリノゲンソウキョウ)
- ・異世界のアリス。曰く「最初のアリス」。彼女が幻月達を呼び寄せてしまった事が、後に続く事件の大元の原因であると言える。
- ・彼女自身の魂は長い年月を掛け、ルドラサウム(欠片)により完全に喰い尽くされている為、本編開始の時点で既に彼女の魂は存在していない。幻月は彼女が乗っ取られた時点で既に手遅れであると気づいている。
- ・その為、幻月が彼女の魂に固執する必要は、実は全くない。幻月が事件の解決に固執するのは、「恩人からの頼みであるから」というのが大きい。
- ・その世界において幻月に魂を奪われた為、夢月による世界崩壊に巻き込まれるまでもなく彼女は死亡している。
- 風見 幽香(ハジマリノゲンソウキョウ)
- ・異世界の幽香。幻月が彼女に頼ったがために、彼女だけが正気を保ったまま、世界の崩壊に至る狂気の工程を見続けることになってしまった。
- ・彼女自身は特別気にしていないのだが、幻月がそんな彼女を見ていられなくなった為、次回以降幻月は幽香に、事件関係で頼る事を極力避けるようにしている。
- 神綺
- ・デウス・エクス・マキナ的な何か。
- ・Aルート序盤で偶然幻想郷に買い物に来たのが元で、紫のリセットに巻き込まれてしまう。最終的に周囲の状況から事件に巻き込まれたことを悟り、激怒して、原因となった幻月達の世界を再度滅ぼす事になる。
- ・同時に、自分が居る世界が崩壊されると面倒なのと、調味料調達の貴重な接点を失うのが嫌なのとで、ルドラサウム(欠片)から世界の支配権を奪い取り、ルールを修復し、余計な異世界とつながりにくくするために結界を張った。これにより、それに関わった全ての者にとって、事件は全くの想定外な終わり方をする事になる。
使用キャラとして・・・
- ここでは、作中、使用キャラとしての各キャラクターの性能をファジーに説明する。
ゲームとして配布する事はないので完全に作者の自己満足だが、よろしければどうぞ。
※()は才能限界値。その隣は成長速度と各種ステータスの成長率。評価はA~Dランクまでの4段階。 - ランス(無限) 成長速度:A HP:B LP:C Atk:A Def:A Matk:D Free:C
- 女ランス(無限) 成長速度:A HP:B LP:C Atk:A Def:B Matk:C Free:B
- Cルート時(無限) 成長速度:A HP:A LP:C Atk:A Def:A Matk:C Free:B
- ・ランスはMatkを除いて高いステータスで、最初から最後まで活躍する。ただし、Cルートの中盤から終盤にかけては敵の攻撃に魔法攻撃・割合ダメージ攻撃の頻度が高くなるため、油断ができなくなる。
- ・才能限界値が無限でとてもLvがあがりやすく、能力の成長率も全体的に高い為、最初から最後まで一線級の戦闘能力を持っている。
- ・全く目立たないが、魔剣カオスは神属性。神属性はとても強力な反面、効かない相手が非常に多い。
- ・実はランスコサックは属性なし扱いなので、霊属性の敵にも普通にダメージを与えられる。超スタン効果もあるので運さえよければとても有用である。
- ・物理回避率は咲夜に少し劣る程度で、チルノより少し高い。元のDefが高い為、敵の攻撃があたっても効かない事もあり、ダメージ無効化の頻度はとても高い。
- シィル・プライン(160) 成長速度:C HP:C LP:B Atk:D Def:D Matk:A Free:C
- ・シィルはそこそこ優秀な魔法使いの為、一度覚えた魔法は何かの拍子(イベント等)で思い出す事がある。
・貴重な回復要員として、最初から最後まで支援で活躍できる。 - ・また、地味にMatkは全味方中でも上位の為、属性耐性やMdefの低い敵には非常に有用な攻撃要員にもなれる。反面Defは全キャラ中最低クラスの為、物理攻撃を受けると簡単に沈んでしまう。
- ・成長率は高くない為、才能限界まで育てても終盤の敵の攻撃に耐えられる程強くはならない。
- ・Cルートにおいては、鈴仙を(アイテム使用による)味方支援要員にまわすなら彼女の存在は足かせでしかない。反面、攻撃要員にまわすなら、シィルはいなくてはならない重要なキャラとなる。
- 魔想 志津香(102) 成長速度:C HP:D LP:A Atk:D Def:D Matk:A Free:D
- 魔法Lv3(102) 成長速度:B HP:C LP:A Atk:D Def:C Matk:A Free:C
- ・志津香はAルート(とBの最序盤)のみ仲間になる、作中最強クラス(になれる)の後衛。HPもDefも全キャラ中最低クラスだが、高いMatkと強力な魔法でボスのHPを確実に削っていく、魔法版ランス的な立ち位置。反面、LPの消費が激しい為、戦わせれば戦わせるほどアイテムを消費していく金食い虫であるとも言える。
- ・特定イベントをこなすまでは「白色破壊光線」使用時に経験値ダウンを引き起こす。イベントをこなせば経験値ダウンせずに普通の魔法と同様扱う事が出来るようになる。
- ・志津香の技能Lvは本来「魔法Lv2」だが、上記の特定イベント時に選択で「魔法Lv3」にランクアップする事が出来る。この場合「白色破壊光線」使用時の経験値ダウンは消えないが、代わりに技「メタルライン」・「火炎流石弾」を扱う事が出来るようになり、MatkとLPも大幅に上昇する。この場合の彼女と、各ルートの4番目の仲間は、RPGが苦手な人の為の救済措置である。
- ・単純な魔法でのダメージ量は、同レベルで同じ魔法を使ってシィルの約2倍。魔法Lv3時では、同レベルでもシィルの約5倍のダメージを叩きだせる。具体的には、咲夜(二回目)やレミリア(最終決戦時)を数ターンで沈める事が出来る。
- 霧雨 魔理沙(130) 成長速度:A HP:C LP:C Atk:B Def:C Matk:C Free:A
- ・魔理沙はAルートのみ仲間になる。志津香が魔法Lv3にならなかった場合、必然的にラスボス戦時に魔理沙がMatk攻撃要員になる為、割と重要な立ち位置。4人目はいつも東方枠。
- ・Matkは全キャラ中でも低い方で、実はMatkよりAtkの成長率の方が高い。初期Lvの高さで強く見えるが、その能力値のほとんどは装備品補正で、元の能力自体はFreeを除いた全てが平均的に低い。
- ・ただし技の威力が半端なく高い(すべての技が能力値の倍増し前後の効果になる)のと、装備品で防御効果が倍増しになる為、足手まといにはならない。
- ・物理回避率はチルノとどっこい。ただし彼女が仲間になる時点でこの回避率は十分反則レベルである。
- パチュリー・ノーレッジ(97) 成長速度:D HP:D LP:A Atk:D Def:D Matk:A Free:D
- ・パチュリーはAルート中盤のみ仲間になる。Lv・LPが非常に高い反面、HPとDefが極端に低く、ボスは愚か雑魚妖精の攻撃にすら耐えられない事があるほど貧弱である。
- ・技の威力はやや高めで、序盤では貴重な全体攻撃要員の為、耐えられれば雑魚戦でとても役に立つ。
- ・意外にもランス以外で唯一盾カテゴリーの防具を装備できるキャラ。ただし美鈴かパン以上に優秀な防具が彼女に用意されていない為、あまり意味がない。
- 十六夜 咲夜(99) 成長速度:C HP:C LP:C Atk:A Def:C Matk:C Free:A
- ・咲夜は高Lv高Atk高消費・低HPの典型的な一発屋的なステータス。ただしAtkの高さと全体攻撃能力のコストの少なさで、ボス・雑魚どちらでも活躍する事ができる。
- ・技の威力が極端に高いモノが多いが、普通の攻撃だけでもクリティカル頻発・麻痺付与・聖属性ダメージなので、技無しでも高ダメージを狙う事が出来る。逆に属性耐性の高い敵(パチュリーなど)には有効なダメージを与え難い。
- ・一部除きボス戦では「咲夜の世界」(およびそれに依存する技の全て)が使用できない。代わりに「エターナルミーク」が使用可能になる。
- ・地味に物理回避率が霊夢・レミリアに次いで高いが、ボスの魔法攻撃を受けて一撃で倒される事もある為、どうしても安心することができない。
- チルノ(81) 成長速度:A HP:固定 LP:C Atk:B Def:C Matk:B Free:A
- ・チルノはそこそこの成長率を持つが、HPだけは9999のまま変動が起こらない。
- ・Lvの低さもさることながら、元のステータスが絶望的に低い為、属性的に強みのあるVSフラン戦以外では火力として活躍できる見込みが無い。ただし技の性能は威力は別として状態異常付与がかなり強力なため、状態異常が効く相手ならかなり活躍できる。
- ・元のHPがぬきんでて高いのもあるが、装備の都合上HP自動回復がある為、とてもしぶとい。技「同化」を使用すると、HPが0になっても一定ターンの間は絶対に戦闘不能に陥らない為、壁としては優秀である。
- ・物理回避率はランスの次位に高いが、かわさなくても耐えられるのであまり有難味が無い。
- 鈴仙・優曇華院・イナバ(155) 成長速度:C HP:A LP:B Atk:A Def:B Matk:C Free:B
- ・高ステータスの状態異常・回復要員。アイテム使用効果倍のパッシブスキル持ちの為、回復アイテムのコストを引き下げる事になる。攻撃アイテムの効果も倍になるのでとても有用。
- ・使用武器はナイフ・銃器・弓の三種類だが、ナイフは攻撃力が低すぎる為、必然的に後者の二つに限定される。銃器は全体に対する高火力を獲得できる代わりに技も含めて属性が銃属性に限定され、一部の敵に対して無力化する上にMatk(=Mdef)とFreeが犠牲になる。弓は通常攻撃の単体に対する攻撃力が最強クラスになり、属性も弓の属性と銃属性の二種類で、敵に合わせて対応を変えやすくなる反面、全体に対する攻撃力は軒並み低下する。こちらの場合は単純なDefが低下してしまう。
- ・銃器は物理攻撃扱いではないため、敵の回避率の影響を受けずに攻撃が可能。ただし自身の命中率には左右されるので、命中が下がっているときには普通に外れる。
- ・ザラキは対雑魚戦最強。運がよければ下級悪魔や下級鬼くらいまでは即死させられます。
- ・物理回避率はかなり低い上に、装備の組み合わせ次第で回避不可能に陥ることが多々ある。ただし、彼女の技込みで考えるなら、効かない相手以外では回避率+50%位の補正がかかる。
- 紅 美鈴(120) 成長速度:C HP:B LP:C Atk:A Def:B Matk:C Free:B
- ・高ステータスのアタッカー要員。自分限定で回復したり、相手のLPを奪い取る事もできるため、ボス戦で活躍できるが、反面人形以外での雑魚戦ではあまり役に立たない。
- ・鈴仙と比べて技の攻撃力が高いので、こちらの方が優秀に感じるが、単純な能力値は鈴仙の方が優秀。
- ・ひそかに防御効果二倍のパッシブスキルがついている為、練気孔と組み合わせて防御に徹すると硬い壁になれるが、地・無属性が弱点の為、エリーとの相性はとても悪い。状態異常は狂化と睡眠に対して耐性があるが、彼女が仲間になっている期間にこれらの異常を使う敵はルナサとメルランだけの為、あまり意味がない。
- ・鈴仙と違って、華厳明星と彩雨以外の、攻撃から技にいたるまでのすべてが物理攻撃扱いの為、敵の回避率が高いとまるで当たらなくなる。特に中盤以降の上位の妖精は美鈴にとって天敵以外の何者でもない。
- 博麗 霊夢(450) 成長速度:D HP:C LP:A Atk:A Def:B Matk:A Free:A
- ・最強クラスのステータスと最強クラスの技を持ち、最高ランクの成長率を持つ。総じてバランスがいい。
- ・初期Lvはかなり低いが、その状態のままではるか上のLvのランスと同等の能力を持つ。同Lvでの能力値は全キャラ中最高クラス。才能限界値もランスに次いで高い。
- ・ほぼすべての属性に対して高い耐性を持ち、特に神属性は吸収してしまう。状態異常に対しては暗黒と鳥目に極端に弱いが、それ以外の異常はほぼ確実にカットできる。
- ・物理回避率は装備の組み合わせ次第で100%に至る事もある。素のままでも物理攻撃には滅法強い。
・補助も回復以外は一通り揃っているので終盤のボス戦には欠かせない存在となる。特に夢想天生は必須。 - ・とはいえ夢想天生や龍殺陣を使いすぎると霊夢のMatkが減少する(戦闘中のみではなく、永続的に)為、彼女を攻撃の主力として使うなら、過度の使用は自らの首を絞める結果になりかねない。
- ・使用武器は杖等の棒状のもの・投げつけられる的なもの・妖怪バスターの三種類。両手に持てるので、組み合わせ次第では二回攻撃やより強力な属性攻撃を行うことができる。
- ・「鬼畜モード」は本気モードの劣化版で、本気モードとの最大の違いはイベント戦以外での使用が可能である事。なぜ霊夢だけが使えるかは永遠の謎。
レミリア・スカーレット(6) ※評価不能- ・初期Lv・才能限界値共に最低クラスだが、そのままの状態でLv200前後のランスの倍程度のAtk・Defを誇る。反面、Matk(=Mdef)とFree、HPはとても低い。
- ・高い物理攻撃能力を持ち、さらに二回攻撃・クリティカル頻発・毒付与のパッシブ持ちの為、対ボス戦要員としては有用だが、低すぎるMdefとHPの為に、技ですらないレーザーに倒されることがあるのが難点。
- ・属性耐性は全体的に高めで、水属性も弱点になっていない。ただし神・聖属性には滅法弱く、物理的な状態異常耐性もさほど高くないため、しょっちゅうスタンしてしまう。反面、狂化などの精神系異常は無効化する。
- ・使える技が全くないが、能力の低さも含めて、これらは彼女が紅霧を放出して弱体化している為である。この状態の彼女は一切の魔法が扱えず、「普通の妖怪よりちょっとマシ」位の能力値しかない。
- ・最終決戦において、BADルートの場合は全力を出した状態から秘術が発生して半分以下の能力値になり、トゥルールートの場合は戦闘前に秘術が発生しない為、全力を出した状態のままラスボスに挑む事になる。この為、この状態の彼女が本作における「妖怪の中の化け物」の標準的な能力値となる。
- ・全力時のレミリアは毎ターンHPの30%分が自動的に回復される。
用語説明
- ここでは、物語内に登場する用語を説明する。あくまでもこの物語内でのみ適応されている、
この物語を創る為に考えられた作者の俺ルールみたいなものの為、
この物語外では全く通用しないモノである事を前提に見ること。
尚、東方ProjectとRanceシリーズで使われている専門用語に関してはここでは省略することとする。 - 神(かみ)
- 世界そのものの成り立ちやシステムに深く関わる存在。基本的に創造神によって元となる無色の神が作られ、自然や人々の信仰により色が付けられ、神としての名を得る。その役目は人々の信仰によって力をつけ、得た力で世界に干渉し、それによって起こる様々な奇跡を人々に与える事にある。物理的な影響や寿命で死ぬ事は無いが、人々に忘却される事により力を失い、最終的には消滅する。また、その性質上人々からの信仰が歪んだ物となると、その神の得られる力も歪んでしまい、本来の役目を果たせなかったり、害をなす存在となってしまう事もある。力の強弱は個体差があり、また、得ている信仰によっても分かれる為、一概にどの神が強いかという見分けは難しいが、どの神も世界に深く関わっている為、世界単位でのルールの書き換えが発生すると、神々もダイレクトにその影響を受けてしまう。
- 事件(じけん)
- 世界が、ルドラサウム(欠片)の遊びで操作され、それによって起こされる一連の弊害の事。主には弾幕ごっこやそれを元とするスペルカードルール等の遊びが段階ごとに忘れ去られ、人妖の交流や、擬似的ながらも続けられた戦闘的な接点が失われ、幻想郷のバランスが崩される事と、それに影響を受けた各派閥が八雲 紫の意思とは関係なく独自に動く事によって起こる、収拾のつけられない混乱、それによって生じる派閥間の闘争等、最終的には幻想郷に限らず、世界そのものの崩壊に至ってしまう危険性を孕む事象を指す。本編の幻想郷のある世界以外でも、幻月が試した全ての世界で発生しており、Cルートに至るまで一度も解決された事は無い。事件は以下の様に段階分けされている。
1.幻月の手によってルドラサウム(戦国)が異世界に気付き、干渉しようとする。 - 場合によってはこの時ルドラサウム(鬼畜王)も同様に気付く事がある。
『遊び』はまだ普通に行われている。神々や閻魔以外事件に気付く事が出来ないし、
この時点での幻想郷側の存在が事件に対して対処する事は不可能である。
2.ルドラサウム(戦国・鬼畜王)が幻想郷に興味を持ち、干渉を始める。 - 自分にとって面白いかどうかの様子見の為、あんまり本気ではない。
世界のルールがルドラサウム(欠片)によって書き換えられ始め、 - 民の間から徐々に『遊び』が忘れられていく。
紫等、比較的世界そのものに関わる存在が気付くようになる。
3.ルドラサウム(戦国)の干渉(ランス達が送り込まれる事等)により幻想郷のバランスに綻びが生じる。 - 『遊び』は完全に忘れ去られ、人妖関係なく諍いが起こると殺し合いに発展しやすくなる。
ある程度力のある者は、人妖関係なく夜毎にルドラサウムの夢を見るようになり、
豊富な知識や経験を持つ者、極端に強い力を持つ者は事態に気付き始める。人間には無理。
ここまでであれば、回数限定で紫の手によるリセットが可能。
4.徐々にそれぞれの種族や派閥が対立を深めるようになる。些細な事が原因で大規模な諍いが起こり、
雪だるま式に戦火が広まる。またはわずかでも時間を延ばす為に、力のある者達が意図的に戦争を行い、
ルドラサウムを喜ばせようとする。ルドラサウム(欠片)が積極的に動き、神々や閻魔は無自覚のまま影響 - 下に置かれ、幻想郷は殺戮と混乱の支配する恐怖の時代を迎えるようになる。
ここまで来ても、余程勘が良くない限り、人間には「時代が変わったなぁ」位にしか認識ができない。 - このくらいから、霊夢等の勘の鋭い人間が少しずつ「何かがおかしい」と気付くようになる。
5.幻想郷が混乱する事により、結界の外にまで影響が出る。これにより世界レベルでの異変が発生。
果てには幻想郷と同じような状況に陥り、最終的には飽きたルドラサウム(欠片)によって崩壊させられる。 - 崩壊の折、ルドラサウム(欠片)の入ったアリスの魂は幻月により奪い取られ、
- 幻月と夢月はその魂を持ったまま、次の「幻想郷のある世界」へと旅立つ事になる。
- 世界(せかい)
- 創造主が創る、ある程度の規模と、存在を続ける為のルールを持った1と0の集まり。人の生息域を指す訳ではなく、例えば幻想郷のある世界を指すならば、地球や月は勿論の事、宇宙そのものを含むその範囲全てを一くくりに一つの『世界』と呼ぶ。世界とは1と0の集まりであり、人も神も石ころも、全てがこの1と0を組み合わせた概念により存在している。世界そのものには意思はないが、創造主の意思によって個別の『ルール』が存在し、このルールに抵触している事象が無いか、常に世界によって監視されている。抵触している事象が発生した場合、その世界ではその存在を認められない為、その事象は『無かった事』として消去される。幻想郷のある世界は、限りなく同じに近い、わずかに違う世界(並行世界)が縦横斜・過去現在未来全ての時間軸に無数に浮かぶ、多重構造の世界となっている。夢幻世界や魔界はただ一つのみの世界だが、これらの他世界に入る際には、特殊な門や時空のゆがみ等を経由し、『その世界のみのその人』として干渉する事になる。この際、人格などは一番その人物にありふれた物がデフォルトとして設定される。逆に複数同一世界のある世界に入る際には、『複数世界全てに現れるその人』として、その人の起こした行動が全く同じように起こるようになる。その際世界ごとに差異がある為、起こる結果が変化する事もある。ただし、創造主クラスと同等前後の力を持つ存在はこのルールに抵触せず入り込む事が出来る。
創造主・創造神(そうぞうしゅ・そうぞうしん)- 世界を創る事のできる存在。その世界においては間違いなく最強であり、万能の存在。姿形や出身種族等はバラバラで、その力の強さや世界の規模、保持している戦力等もその創造主によって異なるが、そのいずれも『世界』を操作する事に長けており、世界の創造や変更等は遊び同然に出来る程に能力が高い。主には世界を創り、管理したり好きなように弄ったりしている。創ったり管理したりするのが存在意義であるが、他の世界に侵略したり、気分次第で世界そのものを滅ぼす事もよくやる。成熟した性格の者は稀有で、多くは子供っぽく、自分の趣味にのみ熱心な者が多い。そして、どうしようもない事で腹を立てたりする。怒りの矛先は大体が敵対する相手か、自分の世界の生物や建築物である。その世界における大元の母や父であるとも言えるが、肉体的な関わりより魂的な関わりの方での意味合いが強い。
- リセット
- 八雲 紫により引き起こされた幻想郷の異変。幻想郷全域の、ルドラサウム世界の存在と関わったり、その影響を受けたりした存在の『それに起因する怪我や病気、死亡等の事実』、『重ねてきた記憶』、『新陳代謝等、肉体の経過した時間』等が、その部分に限定して関わる以前の状態に『リセット』されてしまう。リセットは条件を満たした際に突発的に変わるのではなく、ある程度の時間をかけて緩やかに行われ、幻想郷全域で全てのリセット解除条件が満たされるまで何度も繰り返し続けられる為、解除されない限りは幻想郷に居たまま、以前の関連した記憶を取り留める事は決して出来ない。また、対象者が紫より強い力を持つ者であっても、この例からもれる事はない。リセットは、ルドラサウム(戦国・鬼畜王双方)がそれ以上幻想郷に関わる事が出来ないようにする為に行う、紫の最後の手段であり、一度使用とすると一年の間安泰となるが、通常同じ世界においては2~5回程までしかかけることができない。この回数は世界の、リセットに関して発生する違和感(人間のあまりにも不自然な発育退化の度合い等)の許容量によって差があり、この許容量を超える事により、紫がリセットをしようとしても世界そのものに阻止され、必ず失敗してしまう事となる。
最後におまけ
- 特に物語的に意味の無い、概念的なものをいくつか。
- 作品を構成する様々な要素
- ・シナリオ展開上のループ部分において、某ひぐらし的な形式を採用している。どのキャラはどの立ち位置か等は特に言うつもりは無いが、物語ほとんどの部分が結果的に何かしらに影響を与えているという点を考慮して見ると、また違った見方ができるかもしれない。
・ループの条件分岐、レミリアがそれを判断する為の材料として、美鈴は配置されている。
レミリアにとって美鈴はシュレディンガーの猫である。同様に幽々子にとっては紫がそれに該当する。
レミリア・幽々子の二者は、互いに幻月達の想定外の存在で、結果的に事件の解決に最も貢献する事になる。 - ・作品の展開は最初期から考えられていたが、最後の要因として「人柱アリス」の要素が加えられている。
これは、「見るものが取り方によって様々な結果や経緯を想像し、補完できる」というもので、
本作はこれに沿って作っている為、物語の流れや様々な経緯・結末が全て見たままの意味になっているとは限らない。最後の挨拶動画に示したメタな解説は、解の一つではあるがそれが全ての正解という訳ではない。
いろんな考え方が出来ますよ。考えるのって楽しいよね。怖いけど。
- よくある質問などについて
- ・動画とか幻想入りWikiでよく見かける質問をまとめてみました。答えになってるかなってないかは知らない。
- Q:作品に使われてるBGM(イラスト)はどこのですか?
- A:内緒。人にほめられない形で使ってる上に宣伝して迷惑かけるのはどうかと思うので、
基本的に聞かれても答えられません。 - Q:このゲームどこで配布されてるの?
- A:配布されません。だって絵もBGMも自前じゃないもの。
きっと人に手伝ってもらってもそこまで行く前に頓挫すると思うから自分からは動かないです。ごめんよ。
Q:(ルーミアを見て)強いぞ、EXか!? - A:EXルーミアなんて存在しないよ。強いのは妖怪だからと、ランスとの相性が悪いから。
基本的にCルートの妖怪は殺す気で来てるので、普通の人間(Aの序盤のランスよりちょっと弱い位)
なら一撃で即死する位の強さがデフォ。弾幕ごっこで弱いからって普通に戦うのまで弱いとは限らない。
Q:(謎の黒球を見て)ルーミアか!? - A:旧作に出た雑魚敵です。ボスの手前なんかに出たりしてます。地味に硬いです。
Q:神主はまだか・龍神はまだか
A:神主はキャラじゃないので出ないよ。龍神はたぶん玩具にされて操られるだけで終わると思うよ。
Q:橙はまだか
A:紫や藍が出るとセットで出てくる作品は多いけど、彼女達とは別の所に住んでるというし、
作者的にはあんまり一緒に居るイメージがないのでこんな感じに。猫ってそんなに懐かないと思う。
後出るたびに「ちぇぇぇぇぇぇぇんっ」と叫ぶ人が出そうだからというのもありました。
どシリアスなシーンがそんな弾幕で埋め尽くされたらたまらないもんね。
まさか幽香や竹林の主の時にまで言われるとは思わなかったけども。全然違うのに・・・
Q:全体的に戦闘バランス酷くないか? - A:終盤は、ヘマするとPTが即全滅するのが普通位に思わないと、辛いかもしれない。
一応自分でプレイして、録画しながらのレベルで勝てる位になるまで調整を繰り返してます。
だから、特別にレベル上げを意図しなくても、動画と同じ事やってれば勝てると思うし、
別にレベルごとにボスの強さが変わるわけじゃないので、レベル上げすれば大体の敵は勝てると思う。
ただし、中にはどうやっても倒せないレベルの敵が居るので見分けはつけないといけない。
出会った敵全てに勝てると思ったら大間違い、世の中そんなに甘くない、
と思って作ったらこんな風になったでござる。でも自分しかプレイできないでござる。意味がねぇ。
Q:終盤のインフレ酷くね? - A:RPGなんてこんなものだと思うよ。スライムにぼこられてた主人公がゾーマ様と一騎打ちできたりするし。
- もしうちの作品のルートをドラ○エ3で表現するなら、Aはアリアハン、Bはイシス周辺、Cは隠しダンジョン。
隠しダンジョンの敵がスライムと同じレベルで戦える訳無いんだから、これ位普通普通。
ダメージの桁はハッタリでしかないです。0が多いか少ないかだけで、
実際のHPとダメージの割合的には序盤と大差ないんだ。シィルとかいつも倒されてたしね。
Q:国歌はまだか - A:Aのエンディング以外ランスの欲望は報われないよ。
- 「いかにエロなしでランスを再現できるか」が目標の一つだったりしてます。ごめんよ。
Q:Cはもうゲームじゃないだろこれ- A:Cルートは解決編・解答編的な意味合いが強いので、状況やなんかを説明したり、
各勢力の動きを示す場面が多くなってる面は否めません。
戦闘イベント付きの読み物だと思ってやってくださいな。
Q:(CルートBADENDを見て)うどんげはどうなったん?
A:ランス達を追いかけて、そのまま行方不明。幻月が見てないから結末にも書かれていないです。
Q:(CルートトゥルーENDを見て)幸・不幸判定はどうなったん? - A:幸・不幸判定は、元々幻月が次の世界で同じ事をやった時の参考にする為につけられていた、
かなりアバウトなものです。Cのトゥルーでは事件が解決された為、つける必要がなくなったので存在しま
せん。後BADENDを見れば解るかもしれないけど、各ルートの評価をつけてるのはルドラサウム(欠片)。
これも彼が消滅したためにCのトゥルーには存在しない事になっています。
Q:はにほー
A:あいやー、はにほー 今までみてくれてありがとー
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