GUNDAM VERSUS(ガンダムバーサス)とは、15周年を迎える『機動戦士ガンダム VS.』
概要
家庭用『機動戦士ガンダムVS.』シリーズ最新作(2018年現在)。
アーケード版の移植ではなく、家庭用ゲーム機向けのオリジナルタイトルとしてリリースされる。
「エクストリーム」の名を冠していない事からも分かるが、従来用いられてきた『機動戦士ガンダムVS.』シリーズ(特にEXVS系)のシステムを変更、リニューアルしている面が各所に見られる。
バトルシステム
基本システムはこれまでのシリーズと変わらないチームバトル。敵チームの機体を撃墜し、戦力ゲージを0にすれば勝利。
現時点で判明している主な変更点を記述する。
- 戦力ゲージの総コストが1000に圧縮される
これに伴い、機体のコストも高コスト機から順に500、400、300、200に変更されている。 - 「ブーストダイブ」の追加
行動をキャンセルしつつ高速で降下することが出来るブーストアクション。
空中での隙を少なくしつつ、ブースト回復のチャンスを増やすことが出来る。 - 「ストライカーセレクト」の追加
R1ボタンで呼び出して支援攻撃を行わせるストライカーを、各機体ごとに自由に設定することが出来る。
ストライカーは180機近くあり、機体開発で種類を増やすことが出来る。 - 覚醒システム
覚醒が「ブレイズギア」と「ライトニングギア」の2種類になった。
ブレイズギアは格闘戦向き、ライトニングギアは射撃戦向き。また、覚醒時には僚機にも多少の効果が付与される模様。
バトルモード
フリーバトルやプレイヤーマッチ、トライアルバトル(アーケードモード)以外で新しく追加されたモードとして、
の2つがある。
またシリーズ初の最大6人オンラインマルチプレイに対応しており、3on3や6人協力プレイも可能。
更にステージによっては、従来不可能だったボス機体の操作が可能になる場面もある。
ブリーフィング
本作ではプレイアブル機体ごとに機体開発ツリーが設定されており、バトルに出撃して機体のレベルを上げることでツリーがアンロックされていく。
アンロックされたアイテムはGPを消費することで入手可能。
ストライカーシステムで呼び出せる「ストライカー」やパイロット乗り換えが可能な「パイロット」、「バトルナビ」「称号」等が入手できる。
参戦機体
現在判明している参戦機体は以下の通り。
コスト欄「MA」はボス専用の巨大モビルアーマー。
パイロットはデフォルトのパイロットを記載している。
★マークはEXVSシリーズにおいて、本作からの新規参戦機体。
総評
ガンダムVS.シリーズ失敗作の一つである。
その要因として、新システムブーストダイブの調整不足(ステップ→ダイブことステダイブという強行動によるシステムの形骸化)、参戦作品の大幅リストラ(EXVSON未満)、ストライカーシステムの調整不足(強ストライカーしか使われない上、似たり寄ったりの動きのしかない)等が挙げられる。
第五世代VS.シリーズと銘を謳っておきながら、調整不足のゲームバランスと参戦作品の大量減少で1年ももたずにDLCもバランス調整も終わってしまった。
関連動画
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関連コミュニティ
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関連項目
- 機動戦士ガンダム VS.シリーズ
- 機動戦士ガンダム EXTREME VS.
- 機動戦士ガンダム EXTREME VS. FULL BOOST
- 機動戦士ガンダム EXTREME VS-FORCE
- 機動戦士ガンダム EXTREME VS. MAXI BOOST ON
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