宇宙戦艦ヤマト2202とは、アニメ『宇宙戦艦ヤマト』のリメイク作品『宇宙戦艦ヤマト2199』の続編作品である。
概要
2016年3月31日に公式サイトが設立された。
正式なタイトルは『宇宙戦艦ヤマト StarBlazers 2202 愛の戦士たち』である。なおStarBlazersとは宇宙戦艦ヤマトの北米再編集版のタイトルである。白色彗星帝国との戦いを描いた『さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち』『宇宙戦艦ヤマト2』のベースとした『宇宙戦艦ヤマト2199』の新たな物語を描いていく。
新たなスタッフとして『宇宙戦艦ヤマト復活編』にて演出、『宇宙戦艦ヤマト2199』にて絵コンテ、演出を担当し、『蒼穹のファフナー』『ブレイクブレイド』などで知られる羽原信義を新監督、『機動戦士ガンダムUC』『終戦のローレライ』で知られる小説家福井晴敏を脚本に迎えることとなった。
権利元からは"『さらば宇宙戦艦ヤマト』を原作とする"、"特攻エンドにはせず主要キャラを生還させる"、"泣かせて欲しい"と言う三点を尊守するように依頼されており、『宇宙戦艦ヤマト2』の要素を盛り込みつつも『さらば宇宙戦艦ヤマト』のテーマを現代に描いた作品として方向付けた。
また『宇宙戦艦ヤマト2199』ではセットデザイン、『宇宙戦艦ヤマト復活編』では副監督としてヤマトシリーズに関わってきた小林誠氏も今作にて副監督を務めることになった。なお、小林氏は副監督としてクレジットされているものの今作に登場する多くのメカのデザインや背景美術も担当している。
他にも『宇宙戦艦ヤマト2199』でもメインスタッフであった、キャラクターデザイナーの結城信輝氏、メカデザインの玉盛順一郎氏、音楽の宮川彬良氏も続投している。
皆川ゆか氏が執筆、コミカライズのむらかわみちおが挿絵を担当する小説版も発売中。
公開前週から宣伝番組「愛の宣伝会議」もYouTubeのバンダイナムコアーツチャンネル、ニコニコ動画の公式コミュニティで配信されていたが、ニコニコ動画では途中から更新がされていない。
2021年6月11日に総集編『「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択』が上映された。脚本に小説を手掛けている皆川ゆか氏が、脚本協力に岡秀樹氏が携わっており、studio MOTHERが制作している。
公開日
放送・配信
全7章による劇場限定上映の他に限定版通常版のBlu-ray及びDVDの販売、インターネットTV、バンダイチャンネルでの映像配信が行われている。また、2018年10月5日よりテレビシリーズとして放送される。
ストーリー(公式サイトより)
時に西暦2202年。 あの壮大な片道16万8000光年にも及ぶ
イスカンダルへの大航海から宇宙戦艦ヤマトが帰還して、既に3年—。
〈コスモリバース・システム〉により、かつての青い姿を取り戻した地球は、
ガミラス帝国とも和平条約を締結。 復興の傍ら、防衛のためと
最新鋭戦艦アンドロメダを含む新鋭艦隊の整備が進められていた。
イスカンダルのスターシャの願いも虚しく、地球は軍拡への道を歩み始めていたのだ。
はたしてこれが、かけがえのない数多くの犠牲の果てに
ヤマトが成し遂げた、本当の平和なのだろうか?
宇宙の平穏を願う女神テレサの祈りが、ヤマトを新たな航海に誘う。
いま、宇宙を席巻するガトランティスの脅威が、地球に迫っていた——。
キャラクター紹介
ヤマトクルー
- 古代進(CV.小野大輔)
- 旧ヤマト戦術長。現在は地球連邦防衛軍の第二護衛艦隊所属の「ゆうなぎ」の艦長を務めている。
沖田艦長とスターシャの約束を反故にし軍備拡張を一途をたどる現在の地球連邦政府の方針に疑問を感じている。
- 森雪(CV.桑島法子)
- 旧ヤマト船務長。地球連邦防衛軍のチーフナビゲーター。古代とは婚約を結び、結婚を控えている。
今作では2199では明かされなかった過去についても描かれるとのこと。
- 島大介(CV.鈴村健一)
- 旧ヤマト航海長。現在は地球連邦防衛軍輸送艦隊勤務。現在の防衛軍の方針に疑問を持ち軍から去ることを考えていた。
- 真田志郎(CV.大塚芳忠)
- 旧ヤマト副長兼技術長。現在は地球連邦政府の科学局所属。地球帰還後は波動砲の是非をめぐり古代と対立した模様。
- 徳川彦左衛門(CV.麦人)
- 旧ヤマト機関長。ヤマト再建計画に携わる。
- 山崎奨(CV.土田大)
- 旧ヤマト応急長。ヤマト再建計画に携わる。
- 榎本勇(CV.津田健次郎)
- 旧ヤマト掌帆長。ヤマト再建計画に携わる。
- 南部康雄(CV.赤羽根健治)
- 旧ヤマト砲雷長。現在は古代の下でゆうなぎの砲術担当として任務に就いている。2199でのかつてエリート意識や過激や思想の抜けた立派な士官になった模様。中の人も大喜びである。
- 相原義一(CV.國分和人)
- 旧ヤマト通信長。現在は古代の下でゆうなぎの通信担当として任務に就いている。
- 山本玲(CV.田中理恵)
- 旧ヤマト航空科要員。今作ではスポーツアパレル「アンダーアーマー」社とコラボレーションが行われ、劇中のパイロットスーツなどにロゴが施されている。月面基地で不在がちな加藤三郎隊長に代わってコスモタイガーⅠに搭乗し新人育成にあたっている。
- 加藤三郎(CV.細谷佳正)
- 旧ヤマト航空隊隊長。同じヤマトクルーの原田真琴と結婚し長男翼が生まれたが、遊星爆弾症候群を発症し月の療養施設に預けている。
- 土方竜(CV.石塚運昇/楠見尚己)
- 旧国連宇宙軍空間防衛総隊司令官。沖田の遺志と古代たちの意志を汲んで波動砲艦隊構想に反対した結果左遷。第11番惑星の外洋防衛師団の司令官の任についていたがガトランティスの襲撃に負傷。ヤマトに収容され客将として若手クルーを導く。
- 斉藤始(CV.東地宏樹)
- 旧空間騎兵隊第5連隊隊員。2202年の時点で月面基地の部下であった永倉志織と共に第11番惑星にて第7連隊隊長として警備任務に就いていたがガトランティスの襲撃にあい、孤軍奮闘していたところをヤマトに拾われ陸戦隊員として二十数名の空間騎兵隊員を指揮する。
- 佐渡酒造(CV.千葉繁)
- ヤマト衛生長の医官。大の酒好きで、ミーくんと言う名前の猫を飼っている。
森雪の密航に協力するなど何かと頼られる人物。
- アナライザー(CV.チョー)
- ヤマトの自立型サブフレームで、AU09と言う正式名称があるが本人の希望でアナライザーと呼ばれている。主に解析を担当するロボット。
地球連邦政府、地球連邦防衛軍
- 藤堂平九郎(CV.小島敏彦)
- 2199の時にはヤマト計画本部長という文官だったが、現在は地球連邦防衛軍の統括司令長官の職に就いている。
- 芹沢虎鉄(CV.玄田哲章)
- 地球連邦防衛軍の統括司令副長。アンドロメダなどの波動砲搭載艦を就役させる<波動砲艦隊構想>を推進している。
- 山南修(CV.江原正士)
- 旧きりしま艦長。2202年には地球連邦航宙艦隊総旗艦アンドロメダの艦長に就任した。
- ロバート・レドラウス(CV.土師孝也)
- 国連学術調査団の団長を務める大学教授。地球連邦政府の信認を得て太陽系の古代アケーリアス文明遺跡調査のために11番惑星を訪れる。
- 桂木透子(CV.甲斐田裕子)
- レドラウス教授の助手として11番惑星を訪れる。ヤマトに収容された後も佐渡先生の助手としてヤマトの航海に参加する。謎めいた行動が目立つが…(ネタバレ反転)正体はガトランティスが送り込んだサーベラーのクローンスパイ。「純正体」と呼ばれる他のガトランティスのクローンは違う存在、人間であるゼムリア人のコピーであり、彗星にいるサーベラーと共鳴をおこす。
- 谷鋼三(CV.池田勝)
- アルデバランの艦長。艦隊の自動化促進と波動砲艦の効果的運用を進めた人物であり、「マルチ隊形」の命名者。
- 安田俊太郎(CV.ささきいさお)
- アポロノームの艦長。土星沖海戦にてアンドロメダの脱出を支援した。
- 尾崎徹太郎(CV.上城龍也)
- エンケラドゥス守備隊の司令官。山南と安田とは宇宙防衛大学の同期生。
- 藤堂早紀(CV.高垣彩陽)
- 銀河の艦長。藤堂長官の娘であり、ガミラス戦争時の母の死が思想と行動に影響している。
- 神崎恵(CV.林原めぐみ)
- 銀河の副長。早紀を公氏に渡り支える理解者。
- 市瀬美奈(CV.黒沢ともよ)
- 銀河の航海長。腕の高性能な義手への交換を願うなど危うい面も持つ。
- 日下部うらら(CV.小宮有紗)
- 銀河の戦術長。科学者でもあり、AIの提案を冷静に再検証する。
- ブラックアナライザー(CV.チョー)
- アナライザーを黒くした外見で、銀河の第一艦橋に配置された指揮AIユニット。
アンドロメダ改にも同様のAIが配置されている。
ガミラス
- クラウス・キーマン(CV.神谷浩史)
- ガミラス帝国の地球駐在武官。階級は中尉。パイロットしての腕も一級品の皮肉屋気質の青年将校。
バレル大使の密命を受け古代に接触する。また反乱出航したヤマトに合流。アドバイザーとして乗艦することとなった。(以下ネタバレ反転)
- 実は偽名であり本名はランハルト・デスラー。アベルト・デスラーの兄マティウス・デスラーの忘れ形見で、アベルトの甥に当たる。
名字のキーマンは旧作「ヤマトよ永遠に」のアルフォン少尉の初期設定名でもあり本作でも重要な役であるとのこと。
- ローレン・バレル(CV.てらそままさき)
- 月のガミラス帝国地球大使。ヒス副総統と同タイプの制服を着用している。
- イリィ・ポジェット(CV.青木志貴)
- 第11番惑星に植民していたガミラス人の少女。兄や家族と共に地球のクリスマスを兼ねたフェアウェルパーティーに参加していたがそこでガトランティスの艦隊の襲撃に巻き込まれる。
- アベルト・デスラー(CV.山寺宏一)
- 大ガミラス帝星“元”総統・・・のはずだが、何故かズォーダーからは総統と呼ばれている。宇宙を瀕死の状態で彷徨っていたところをガトランティスに拾われた模様。“ヤマトへの執念”を買われ出撃するも彼の本心は別のところにありデスラーを慕う艦隊を合流しガトランティスと袂を分かつ。
帝星ガトランティス
- ズォーダー(CV.手塚秀彰)
- 戦闘国家・帝星ガトランティスの大帝。今作では寡黙で哲学的な思想に浸る人物であるとされている。「愛」という言葉や概念を非常に重視している模様。テレサのメッセージが地球へ向けられたと知り、太陽系侵攻のために兵を向けることを決心する。
- シファル・サーベラー(CV.甲斐田裕子)
- 帝星ガトランティスの丞相。軍事・内政・運航のすべてを司る。
- ゲーニッツ(CV.梅津秀行)
- 遊動艦隊司令長官。
- バルゼー(CV.西村知道)
- 第七遊動機動艦隊司令長官。
- コズモダート(CV.河相智哉)
- ナスカ級空母を旗艦とする前衛艦隊指揮官。11番惑星に攻撃を仕掛ける。
- メーザー(CV.喜山茂雄)
- 第八機動艦隊の指揮官。白いカラクルム級戦艦に乗艦し、第11番惑星から地球に対してカラクルム級戦艦150万隻によるレギオネルカノーネ直接攻撃を敢行する。
- ゴーランド(CV.山路和弘)
- ゴーランド艦隊指揮官。ゴストーク級ミサイル戦艦の艦隊を率いてテレザートの守備している。
ノルと呼ばれる自身の幼いクローンを次期指揮官として息子のように鍛えている。
- ザバイバル(CV.屋良有作)
- ザバイバル陸戦師団の指揮官。メダル―サ級の船型の大型戦車を中軸とする陸戦部隊を率いる。
- ミル(CV.内山昂輝)
- ガトランティスの青年将校。ズォーダーと精神的なリンクを有していてデスラーの監視役としてノイ・デウスーラに乗艦する。
その他
- テレサ(CV.神田沙也加)
- 宇宙に伝えられた伝説の女神。現時点では「さらば」と同じの服をまとわない姿で地球にメッセージを送っている。彼女の力を得た者はどんな願いもかなえられるという伝説の女神。
メカ紹介
地球防衛軍
- 宇宙戦艦ヤマト
- イスカンダルから帰還し地球をコスモ・リバースシステムで蘇らせた後は休艦状態だったが、地球連邦政府の方針転換により海底ドックで大改装中。喫水線のラインが変更され、パルスレーザー機銃が増設された。波動砲も再装備され蓋も取り外されている。また微妙な違いだが艦橋窓のカラーリングが2199の緑色から青色に変更されている。
- アンドロメダ
- 地球連邦防衛軍の最新鋭宇宙戦艦。形式名は<Advanced Ability Armament-001>で前衛武装宇宙艦と名称された。全長は440mでヤマトより大型のスケールを有する艦であり、復興中の短い建造期間や異様に高い完成度に関して不明点も多い艦でもある。
玉盛順一郎が旧作のパースが効いた決定稿と三面図を元にリデザインを手掛け、羽原監督が決定版と太鼓判を押している。
土星沖決戦後に修理と改装を行い、アンドロメダ改として再出撃した。
- アルデバラン、アキレス
- アンドロメダ級戦艦の2番艦(AAA-2)と4番艦(AAA-4)で1番艦アンドロメダの同型艦。カラーリングがそれぞれ異なる。アルデバランのカラーリングはOVA「YAMATO2520」の地球艦隊を彷彿とさせる。
- アポロノーム、アンタレス
- アンドロメダ級戦艦の3番艦(AAA-3)と5番艦(AAA-5)。艦橋上後部に艦載機発着区画が増設された空母型。空母部分に関しては玉森氏ではなく小林副監督が手掛けている。艦橋に「宇宙戦艦ヤマト復活編」の戦艦ブルーノアと同じ左右斜め前方への発進用の射出口があり24機の艦載機同時発艦が可能となっている。艦載機搭載機数は180機。(戦艦型は36機)
- 金剛改型宇宙戦艦、村雨改型宇宙巡洋艦
- ヤマト就役以前の国連宇宙軍の主力だった航宙戦闘艦。波動エンジンを搭載し空間跳躍が可能となり武装も強化された。ガミラス艦隊と共同戦線を張っている姿が確認されている。
金剛改二型宇宙戦艦は艦首砲が小型波動砲となっている。
- ドレッドノート級宇宙戦艦
- 二章より登場する旧作における主力戦艦。全長は250mで同型艦14隻とアンドロメダ級5隻が木星宙域にて演習を行っている。形式名は前衛航宙艦(量産型武装システムD1)であり拡散波動砲1基、30.5センチ3連装ショックカノン3基等を武装として備える。
- パトロール艦
- 五章より登場する巡洋艦。全長は188mで波動砲艦隊構想における軽装甲巡洋艦(旧作における巡洋艦?)の巡視仕様となる艦。小型波動砲1基、小型陽電子砲塔3基、魚雷発射管等の武装に加え、艦橋上部と艦底のレーダーシステムや青色回転灯、ホログラムによる信号旗表示と言った装備が特徴。
- 護衛艦
- 五章より登場する小型艦。全長は11.3mで波動砲艦隊構想の一翼を担うフリゲート。小型波動砲1基、小型陽電子砲塔3基、魚雷発射管等を武装として備える。
- コスモタイガーⅠ
- 名称は「試制艦載戦術戦闘機」で次期主力戦闘機として試作されたが量産に至らなかった機体。デザインは小林副監督が手掛け、復活編のコスモパルサーや旧作のシームレス機の意匠が施された大型複葉機となっている。劇中では山本玲が搭乗する。
- コスモタイガーⅡ
- 名称は「1式空間戦闘攻撃機」でキャノピーが緑色な点以外はほぼ旧作そのままのデザインとなっている。通常のCGモデルに加え、名アニメーター金田伊功が手掛けたパースの効いたフォルムをオマージュした「バージョンK」モデルも存在する。また1往復のみだがワープ航法が可能なブースターをオプションで装備できる。
- 100式空間偵察機
- 月面で古代がガミラス大使館潜入に使用。ヤマト艦内にも引き続き搭載されている。
- コスモシーガル
- 垂直離着陸が可能な多目的輸送機。ヤマト反乱に対する鎮圧部隊の輸送などに迷彩塗装の機体が登場する。こちらもヤマトに搭載されている。
- キ8型試作宙艇
- 「星巡る方舟」で登場した探査艇。こちらもヤマトに搭載されている。
- 二式空間機動甲冑
- 空間騎兵隊用のパワードスーツ。デザインは小林副監督が手掛けている。
武装は腕部にカノン砲。両肩にヤマトのパルスレーザー砲、オプションとしてコスモタイガー用のミサイルも装備可能である。
- 波動実験艦銀河
- ヤマト級三番艦。デザインは宇宙戦艦ヤマト復活篇DCに登場した波動実験ムサシに似ている。
地球期間後のヤマトより役目を終えたコスモリバースシステムが移設されており、戦況の悪化に伴い兵器として投入された。
AIによる自動化が進んでおり、G計画発令時にはAIに指揮の一部が委ねられる。初代艦長は藤堂早紀。
ガミラス
- ゼルグート級一等航宙戦闘艦
- 「星巡る方舟」のシャンブロウの模様に酷似したカラーリングの同型艦が3隻以上就役している模様。対火焔直撃砲用と思われるシールド<<ガミラス臣民の壁>>を展開しているが…。
また漆黒のゼルクート級がヤマトと対峙をする場面もある。
- デストリア級航宙重巡洋艦
- 御馴染みガミラス軍の主力重巡洋艦。地球艦隊と協同で浮遊大陸奪還作戦に参戦している。
- ケルカピア級航宙高速巡洋艦
- ガミラスの高速巡洋艦。こちらも浮遊大陸奪還作戦に参戦している。
- クリピテラ級航宙駆逐艦
- ミサイルを主武装とする高速駆逐艦。漆黒の塗装した同艦がゼルクート級と共にヤマトと対峙する。
- 空間格闘戦闘機DWG262 ツヴァルケ
- ガミラス主力戦闘機。白いカラーリンングの機体がガミラス月面大使館に配備されており、キーマンが操縦する。
- ノイ・デウスーラ
- 2199で辛くも分離したデウスーラ・コアシップをベースにガトランティスで建造された大型戦艦。
コズトーク級ミサイル戦艦を彷彿とさせる大型の船型になっている。瞬間物質輸送機とデスラー砲を装備する"デスラーの分身”とも思える艦となっている。
帝星ガトランティス
- メダルーサ級殲滅型重戦艦
- 「星巡る方舟」でダガームが旗艦としたメガルーダの同型艦。本作でも火焔直撃砲の火力は健在な模様で地球、ガミラス合同艦隊相手に猛威を奮っている。火焔直撃砲は原型は滅んだ異種族文明から盗掘した武器であったが、メダルーサ級ともども量産化されている。
- ナスカ級打撃型航宙母艦
- 「星巡る方舟」でダガーム率いるグダバ遠征軍に配備された「キスカ」の同型艦。ガトランティスの主力空母であり今作にも多数登場。
- ククルカン級襲撃型駆逐艦
- 前作から引き続き登場。機動性を活かした肉薄戦を得意とする高速艦。
- ラスコー級突撃型巡洋艦
- 同じく前作から引き続き登場。ガトランティス航宙艦隊の中核をなす巡洋艦。
多数の速射輪胴砲塔のほかに、艦橋基部両舷に計10基のミサイル発射管を装備している。
- 前期ゴストーク級ミサイル戦艦
- 本作初登場。PVで大型ミサイルを発射している場面で初のお披露目。旧作の惑星破滅ミサイルを搭載したゴーランド艦に相当する。ちなみにPVが公開された当初はラスコー級巡洋艦の雷撃型と思われていた。
- カラクルム級戦闘艦
- 旧作「さらば」「2」の大戦艦に相当する大型戦闘艦。全長520mとメダルーサ級やアンドロメダ級さえ凌駕する巨体を持つ。雷光回転砲という火焔直撃砲とは異なる大威力兵装を有する。ガイゼンガン兵器群という一般的な宇宙戦艦とは異なる兵器であることが示唆されている。
- アポカリプス級航宙母艦
- 旧作「さらば」の超大型空母に相当する巨大航宙母艦。全長1240mを誇るガイゼンガン兵器群の一種。
- 甲殻攻撃機デスバテーター
- ガトランティス航宙艦隊の主力攻撃機。相も変わらず「カブトガニ」呼ばわりされている。
- ニードルスレイプ
- 本作オリジナルのメカ。劇中の地上の掃討で猛威を振る自立式小型無人機。ガミロイドの技術が流用されている。
- 自滅型攻撃艦イーターⅠ
- 本作オリジナルのメカ。一見すると巨大な剣のような形をしており、文字通り相手に突き刺さったのちに自爆する特攻兵器。こちらもカラクルム級同様、ガイゼンガン兵器群という名が付いている。
- ゼムリア艦
- 本作オリジナルのメカ。名称不明。ズォーダー大帝とガトランティス兵の生き残りが惑星ゼムリアを飛び立った際の艦。ゼムリアの建造物に似た鳥籠のような意匠と艦橋及び船体下部のヒレのような構造物が特徴的。
スタッフ
主題歌
オープニング
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