バトルガールハイスクールとは、コロプラが開発したスマートフォン向けゲームアプリである。Android、iOS対応。2015年4月16日からサービス開始している。2017年7月から9月までテレビアニメも放送され、その後2019年7月31日をもってサービス終了した。
そして、9周年となる2024年4月16日に新たな展開を匂わせる「BATTLE GIRL PROJECT to be continued」が公開された。
SNSを俄かにざわつかせてはいるものの、どういった内容かや具体的な日時等の詳細な発表は特になく続報に期待、というところである。曰く「何が起きるのかは、わからないけど......悪いことじゃない気がするよ」とのこと。
「バトルガール ハイスクール」と半角スペースを入れるのが正式なようだが、半角スペースが使えないニコニコ動画のタグとしては、そのままくっついた表記のものが圧倒的に多い。公式略称はバトガ。
ここではスピンオフ作品「アイドルガール アフタースクール」(略称アドガ)も扱う。
概要
神樹の力を授かり「星守」となった女の子たちの「先生」として、謎の生命体「イロウス」に奪われた地球の奪還を目指す、学園SFアクションゲームである。同社の白猫プロジェクトに引き続いて「ぷにコン」システムを搭載しており、指一本での操作ながらゲーム内容は辛口。またバトルパート以外に、星守クラスの生徒たちとの会話を楽しみ、親密度を高めるADVの要素も持つ。
メインキャラクターはいずれも実力派声優による('15年秋現在ほぼ)フルボイスの豪華仕様となっている。本作の特徴の一つとして、ADVパートでキャラを「なでなで」する事ができ、CMでもその様子が放送されてネットで物議を醸した。
基本プレイは無料。課金で入手する石(星のかけら)は、主に新カード入手のガチャに使用する。その他コンテニューや各種時間の短縮等にも使用できるが、あまり投資効率はよろしくない。2015年11月より実装した武器ガチャに使用するのもいいかもしれない。クエストクリア報酬など、わりと大量に石入手ポイントがあるため、無課金でも充分楽しむ事が可能である。
ただし期間限定のキャンペーンを除いて11連ガチャにレア度保障は一切ないので、課金無課金を問わず心が折れないよう注意しよう。
不要な☆4カード3枚で、任意の☆4一枚と交換可能。どうしても欲しいカードがある場合には優しいシステムだが、ご利用は計画的に。加えて、最近は交換不可の限定ガチャが増えてユーザーの信頼を失いつつあるシステムでもある。
ゲーム内容
一定範囲に区切られた戦場に次々と沸いてくるイロウスを、コンボを繋いで倒していく3Dアクションゲームである。
ドラッグで移動、フリックでステップ回避(連続2回以内ならコンボ継続)、タップで武器攻撃(コンボ始動およびコンボ繋ぎ)となる。
決められた回数だけコンボを繋ぐ度にスキルが発動、SPを消費して強力な攻撃を行う。
パーティは3人制で、操作キャラクターはその中から一人、戦闘中いつでも交代できる。
武器は8種類。一キャラクターにつき一つ装備可能(メインカードによって使用武器種が決まる)。
攻撃モーションがそれぞれ異なる他、敵の種類によって得意、苦手が存在し、ダメージ倍率が異なる。
戦闘中は相手を見ながらキャラを選択し、なるべく得意武器で戦うようにするのがポイントである。
武器一覧
- ソード
- 振りの速い近接攻撃。基本にしておすすめの武器。
- スピア
- ソードよりも直線的な動作の近接攻撃。袋叩きに遭いやすかったり、武器のリズムが複雑な傾向があるが、ステータスやスキル性能はそのぶん高めに設定されている。
- ハンマー
- 2コンボで1回攻撃を行うという変則的な近接武器。敵の攻撃にのけぞりづらい。
速い攻めは苦手だが、攻撃範囲が広いので殲滅力はなかなか。 - ガン
- 遠距離攻撃。ラプター、キュクヌス、ドラケインといった強敵相手に相性が良いほか、遠距離攻撃を持たない敵を一方的にボコれる。
ただし5回に一度はリロードしないと弾切れでコンボが切れる、ドグー種に正面から撃つとバリアされる、ダメージ効率が悪いためタイムリミットになりやすい、といった遠距離攻撃特有の弱点を抱える。 - ロッド
- 杖から光を飛ばす。使い勝手はガンとほぼ一緒。
ガン同様に遠距離攻撃ゆえの弱点を抱える他、相性の悪い敵が序盤に多く、初心者にはお奨めできない武器とされる。
しかし全体回復をはじめ、他で代替できない貴重なスキルを多く抱える。 - ツインバレット
- 2016/4/15のアップデートで新たに追加された第6の武器。なんといってもその特徴は「ターゲットとの距離で得意苦手の相性が変化する」「回避中にも攻撃できる」「初弾から人型の敵をのけぞらせる」点。また、ガンと違って弾数が無く、着弾までの時間も短いが、敵の攻撃に当たると吹き飛んでしまう特性がある。
- 近づきすぎても離れすぎても不利になりがちな上に、コンボ中のステップ回避の無敵時間が極端に短くなっているため、プレイヤーのテクニカルな動きが要求される。しかし、某チャーハンをはじめとして強敵の多い人型の敵をのけぞらせ、一方的に攻撃し続けて完封することができる。
- ブレイドカノン
- 2016/4/15のアップデートで新たに追加された第7の武器。ソードのような斬撃と、相性を無視した砲撃を組み合わせたモーションで攻撃する遠近両用の武器。ハンマーと同様にのけぞりづらい一方で、攻撃がやや遅めという性質をもつ。
- コンボ中にタップからタイミングよく長押しすることで、チャージ攻撃として砲撃のみを繰り出す事ができる。砲撃には弾が必要なため、弾切れを起こすとコンボは途切れないが砲撃はスキップされる。
- 斬撃は武器の相性が他の武器よりも極端に反映されるため、有利な相手には大きなダメージが期待できるが、不利な相手にはチャージ砲撃を利用しないと、とことん不利になってしまう。
- クローファング
- 2017/7に追加された第8の武器。純粋な近接武器としては初の追加武器。手数で攻めるタイプであり、フリックが短距離ステップとなる。またダウン受け身が可能。ブレイドカノン同様にチャージ攻撃を内蔵しており、溜め時間で3段階に変化する。
総じて、近接武器としては最もテクニカルな操作を要求される。
登場人物
以下、キャラ名の文字色はイメージカラー。プレイアブルキャラは括弧内に学年またはExtraと表記する。
Extraは過去編キャラなど、現在の現役星守以外のプレイアブルキャラ。設定上は矛盾するが、現役星守とExtraを混ぜたパーティー編成もOK。
星守
本作のヒロインである星守は、神樹ヶ峰女学園の「星守クラス」に所属する、中1から高3まで学年ごとに2~3人からなる女学生である。ハイスクール?
- 星月みき (高1、CV:洲崎綾)
- いわゆる主人公ポジションで、星守たちのムードメーカー。どんな時でも笑顔で解決。
普段は昴、遥香の仲良し三人組で行動している。
ややうっかり者だが、星守全体で見ればまともな部類の性格。ただし料理の腕は壊滅的で、多くの登場人物を死の淵に追いやっている。 - 若葉昴 (高1、CV:佐倉綾音)
- フットサル部所属、女子にモテモテのスポーツ少女。ボーイッシュな見た目に反して可愛いもの好き。自宅が柔道の道場で、巴投げが得意技である。
みき、遥香と行動を共にしているが、他が他だけに貧乏くじを引かされる頻度がとても高い。その鬱憤は弟に行く模様。 - 成海遥香 (高1、CV:雨宮天)
- 医者の娘でフルート演奏が得意、どんな時でも他人をいたわる心の持ち主。しっかり者として周囲からも頼りにされているが、決して完璧な人格者という訳ではなく、時に取り乱したりムキになったりと弱さや脆さが見え隠れする。
実は天然なのか、時折ズレ気味の言動を見せる他、異次元の胃袋を持ち、大人が数人がかりでも食べきれない量の料理を平気で平らげる。みきの料理を「美味しい」と評する唯一の人物。 - 天野望 (高2、CV:東山奈央)
- 自他共に認めるファッションリーダーで、将来は母親と同じデザイナー志望。
明るい茶髪でテニス部所属と一見イケイケに見えるが、実は男性が苦手。他人の世話を焼くのが大好きで、自分の気持ちは後回しにするタイプでもある。意外にも、体力モンスターの昴とタメを張る程の運動神経を持つが、一方で学業成績の方は非常に残念だったりする。 - 火向井ゆり (高2、CV:上坂すみれ)
- 曲がった事が大嫌いな風紀委員。148cmという中学生組すら下回る身長を誇るが、それを指摘するどころか「小さい」という言葉を口に出しただけでキレる。
剣道部所属。飼い犬の名前はセイギとマコト。風紀委員とギャルという関係性からか、望とは何かと衝突しがちで、しかし最後は必ず仲直りする親友同士である。 - 常磐くるみ (高2、CV:早見沙織)
- 「植物とお話が出来る」と主張してやまない不思議系女子。科学部所属で、たまに白衣を着用した姿を見る事ができる。しかしながら、触れるだけで電子機器を破壊するほどの機械音痴でもある。
初見で目がいく所はおおよそ誰でも同じだと思うが、でかい。そして3Dモデルの仕様上ゆっさゆっさ揺れる。人気投票ではリリース前から不動の一位、もはや王者の風格すら漂わせている。 - 粒咲あんこ (高3、CV:内山夕実)
- 筋金入りの引きこもり。激辛ラーメンが好物で餡子は嫌い。ゲーセンクイーンだったり、ブログの女王だったりと、その筋では伝説級の人物である。その髪のせいで、会話パートでやたらと隣の人物に被る。
基本的には極度のめんどくさがりで、声のトーンもローテンションだが、ゲーム要素が絡んだりブログのネタの匂いを嗅ぎつけたりすると突然やる気を起こす場合がある。実は身長比を取るとくるみや蓮華を凌ぐほどの巨乳なのだが、猫背なのか普段はいまいち目立たない。 - 芹沢蓮華 (高3、CV:南條愛乃)
- 可愛い女の子をこっそり見守る事を至上の喜びとする淑女。被害に遭うのは主に明日葉である。ほろ苦い過去を持つためか、男女を問わず人物の洞察力に長けるが、それを感じさせない飄々とした性格。
見た目だけならお色気溢れるお姉さんで、実際に星守屈指のプロポーションを維持しているが、本人いわくあくまで「淑女の嗜み」との事。しかしたまにキッチリ先生を誘惑するために有効活用してくるので、何と言うかズルい。 - 楠明日葉 (高3/Extra、CV:田村睦心)
- 現星守のリーダー格。長い黒髪がトレードマークの生真面目な性格。実力とリーダーシップを兼ね備えるその姿は、星守仲間からも憧れの的となっている。
その一方、実はオバケが苦手、融通の利かなさを蓮華によくからかわれる、生真面目が高じてたまに大ボケをかますなど、地味に弱点が多い。好物のお蕎麦に関する事でも、たまに歯止めが利かなくなる場合がある。 - 中1から星守をしているため、樹、風蘭、茉梨とは1年だけ在学期間が被っていて、彼女たちを先輩と呼ぶ事がある。中1時代の姿は第3部のExtraカードとしても使用可能。
- サドネ (中1、CV:悠木碧)
- 謎の少女。イロウスの出す瘴気の中でも活動できるなど、人類と異なる身体構造を持つが、地球に来る以前の記憶がないため詳しい出自は依然不明。その経緯から孤独を極度に恐れ、優しく接する相手には強く依存してしまう。
一時は地球にやってくる星守たちを敵視していたが、色々あって神樹ヶ峰の生徒となる。その際にひと悶着あった楓とは最終的に親友となり、二人の思い出の品であるたいやきを好むようになる。プレイヤーの事を「おにいちゃん」と呼び慕うようになるが、その目には相変わらずヤンデレの陰が差しており、今後も色々な意味で目が離せないキャラと言えるだろう。 - 藤宮桜 (中1、CV:久野美咲)
- おじいちゃん口調で喋り、一人称は「わし」。自分が本当に中学一年生なのか、たまに自信がなくなるらしい。幼少の頃からおじいちゃん子として育ったためであり、今でも祖父の事は「じぃじ」と呼んで慕っている。
スローペースな動きからは想像がつかないが、実はかなりの天才肌。初めて見るダンスステップも一日あればマスターできる。将棋部所属で、そちらの実力もかなりのものだが、部員は桜一人で、ろくに活動していないようである。 - 南ひなた (中1、CV:五十嵐裕美)
- ソフトボール部の元気っ子。止まってると死んじゃうの?と言わんばかりにとにかくうるさい。
中一というにも無理があるレベルで言動が幼いが、真反対の桜とは案外いいコンビである模様。
大家族の末っ子で、ハングリー精神に溢れる一方で甘え上手。運動神経のほか、嗅覚が無駄に人間離れしている。 - 千導院楓 (中2、CV:木戸衣吹)
- 金髪縦ロールにですわ口調という、一見するとテンプレそのまんまのお嬢様キャラ。しかし単なるボンボンではなく、古くから星守と関係の深い千導院家の令嬢として、星守としての意識は非常に高い。自身の世間知らずを自覚し、絶えず見識を深める事を怠らない努力家の面もあるが、往々にしてそれがブッ飛んだ方向に発揮されるのはご愛嬌である。
絵画にピアノ演奏にポエムにと、芸術関係ではかなりの多才。最近は庶民の暮らしに興味が絶えないらしい。 - 綿木ミシェル (中2、CV:加藤英美里)
- 通称むみぃ。フランス人ハーフだがフランス語は喋れず、代わりに「むみぃ」という謎の鳴き声で鳴く。無類のぬいぐるみ好きで、本人もぬいぐるみのような恰好をしている。かわいい。天真爛漫な面ばかりが強調されるが、望と並び裁縫の腕前は確か。
一人称は「ミミ」で、他人にもそう呼ぶ事を求めている。 - 朝比奈心美 (中3、CV:原田ひとみ)
- ちょっと内気な女の子。天文部所属でロマンチストな反面、怖い話は大の苦手。しかし決める所は決める芯の強さも持ち合わせる。
そしてロリ巨乳枠担当。ニコ生でぱっつんぱっつんな体操着姿を披露させられたり、アニマルコスプレ編ではホルスタイン牛のコスプレをさせられるなど、運営に自重の気配が全くない。 - 蓮見うらら (中3、CV:内田真礼)
- アイドルを目指す赤髪ツインテール。トップアイドルのライブには良く行くが、楽しむ事そっちのけで研究に勤しんでいる。
一見するとその場のノリ重視のミーハーで、本人もそれを否定しないが、芯の部分では決して自分を譲らない頑固者でもある。そのため先生に対してはデレデレだが、自身がライバルと認めた相手(心美、花音、Chuuuu☆Lipリーダーとしてのミシェルなど)には強烈なツンデレと化す。
みきてぃー先輩(みき)、あずっち先輩(明日葉)、かえかえ(楓)など、他人に微妙なあだ名を付けるのが好き(?)。
教職員、学園関係者
- プレイヤーキャラクター(先生)
- プレイヤーの分身となる、神樹ヶ峰女学院の新任教師。彼が赴任する所からストーリーは始まる。名前はプレイヤーが設定し、台詞上では「××先生」と表記されるが、ボイスでは単に「先生」と呼ばれる。生徒とはあくまで一線を引いたお付き合いを心掛けているが、割と頻繁に籠絡や泣き落としを食らい、ポケットマネーを散らしている。
女性しかいないはずの神樹ヶ峰学園にあって、男性である彼がなぜ神樹に選ばれたのかは、ラブコメのお約束大きな謎とされる。
アイドルガールアフタースクール(アドガ)のパラレルストーリーでは、高校教師を退職して上京した新米芸能マネージャーという設定になる。
コミカライズ版のアドガおよびノベライズ版には登場しない。そしてアニメでは…… - 先生 (アニメver) (CV:杉田智和)
- アニメ版でも存在を削られるだろうという、大方の予想に反して登場してしまった無駄にイケボな先生。アプリ版より若干シニカルな言葉遣いで、生徒たちを苗字で呼ぶなど設定が一部異なっている。こちらの世界観では、星守たちを『なでなで』する事はしていないようだが、テレビCMではその事を残念がっている。
- 八雲樹 (Extra、CV:日高のり子)
- 星守クラスの前任で、チュートリアルの後はプレイヤーとともに星守たちの指揮をとる。指導方針は厳格で、生徒には慕われながらも恐れられている。
5年前の星守のリーダーであり、年齢を逆算するとまだ20代前半と思われるが、とある裏シナリオでは親から持ち込まれる縁談に辟易したり、自分へのご褒美として一人でささやかな贅沢を味わったりと、干物化への道を一直線に突き進んでいるようである。
アドガでは、とある芸能雑誌の記者という扱い。 - 御剣風蘭 (Extra、CV:福原綾香)
- 星衣や武器の開発を担当する教員。気分次第では特訓の面倒を見る事もある。趣味は武術の鍛錬と発明。八雲先生とは対照的に大雑把な性格だが、実は学生時代から同期の間柄で、無二の友人でもある。現役時代は歴代最強の星守であった。
その腕は間違いなく有能なのだが、発明品の暴走で山のようなチャーハンをこしらえたり、無茶ぶりな特訓を強行した挙句に生徒を命の危険に晒したりと問題も多く、生徒やプレイヤーからの評価の浮き沈みが激しい。
アドガでは、なでプロオフィスの階下にあるラーメン屋の店主。 - 酒出茉梨 (Extra、CV:千本木彩花)
- 樹および風蘭と同世代の元・星守。 色々と尖った所の多い他の二人と比べると、良くも悪くも常人並みだが、面倒見がよく前向きな性格であった。三人合わせて歴代最強の世代と呼ばれるものの、茉莉自身は他より一段実力が劣っていて、星衣を覚醒させる事ができず、その事がコンプレックスとなっていた。
第3部の回想ストーリーで登場し、当時の姿がExtraカードとして操作可能キャラとなっている。一方で現在の消息に関しては、彼女を知る者の口は重く、その身上に何かがあった事を窺わせる。 - 神峰牡丹 (CV:小澤亜李)
- 神樹ヶ峰女学院の理事長。味方サイドから見ても謎の多い人物で、調査等のため学園を留守にする事も多い。大正時代の女学生のような和装をしている。
外見はどの星守よりも幼く(恐らく小学生位)、少なくともその容姿に5年は変化が無いらしい。桜と違って正真正銘のロリババア。
奏乃宮女学院
二部より登場。
神樹ヶ峰女学園のような対イロウス組織がある訳ではなく、普通のお嬢様学校のはずだったのだが……
- 煌上花音 (高2、CV:本渡楓)
- 勝気なショートツインテ娘。完璧主義で自分にも他人にも厳しい。特に初対面で突然ずっこけて胸を揉むというToLoveるトラブルを起こした先生は既に人間扱いの範疇に入っておらず、口を開けば罵倒の言葉が出てくる。だがチョロイン。
- 国枝詩穂 (高2、CV:下地紫野)
- おっとりとした性格で、先走ろうとする花音をたしなめるポジション。大家族の長女で家事は万能、日頃の節約も欠かさないという完璧超人だが、人が死ぬ系のミステリ小説やスプラッタ映画など趣味が若干エグい。先生曰く、怒らせると花音より怖い。
- 七嶋葵 (Extra、CV:伊藤静)
- 生徒にちゃん付けで呼ばれる系の先生。花音と詩穂の対イロウス戦闘のサポートを行う、奏乃宮女学院の教師として登場。同時に芸能活動のマネージャーのような仕事も行うなど、気さくなノリに似合わず有能。
- その後、後述する雨谷エリカの幼馴染だった事が明らかになる。高校時代は優等生かつクラスの人気者で、将来の夢はパン屋。後に星守として覚醒するが……
人類の敵対者
- エヴィーナ (CV:大西沙織)
- サドネと同種族と思われる女性。サドネと異なり、何らかの思惑を持って星守と対立し、人類排除のため暗躍している。神奈川県海老名市とは関係ない。
- アルル (CV:田中あいみ)
- 淫獣マスコットのような何か。性格はゲスで、普段はかわい子ぶっているが、興奮するとヤクザ映画風の言葉遣いが混ざる。某ゲス淫獣の先輩と比べると、ストレートにゲスな分まだ可愛げがあるかもしれない。
アイドルガールアフタースクールのパラレル設定では、なんと本物のパートナーマスコットに抜擢される。ゲスな性格はほぼそのままながら、全体的に脳味噌の足りないマネージャーやアイドルたちに翻弄されつつ、事務所の経営に四苦八苦する苦労人設定が付いた。 - イリス (CV:???)
- エヴィーナ、アルルのボスにあたる人物。2部より登場するが、顔が隠された立ち絵で、謎の人物として描かれる。
並行世界
- ミサキ (高1、CV:高橋李依)
- 第4部より登場、季節外れの転校生。本来、神樹ヶ峰女学園以外に星守は在学していないはずだが、ミサキは転校早々に他の星守を圧倒する実力を見せつけ、一同を面食らわせた。当初は仲間に心を開かず、星守たちのやり方を「甘すぎる」と一蹴していたが、その後色々あって和解。ただしメンバーの一人として馴染んだ後も、先生に対しては一貫して辛辣である。蓋を開けてみれば貴重な常識人枠であり、完全に信用できるツッコミキャラは4部にして初めて登場した事になる。
f*fの隠れファンで、カレーにはうるさい。その正体は並行世界におけるみきの妹、星月みく。 - 雨谷エリカ (Extra、CV:大西沙織)
- 第5部より登場。記憶喪失状態で神樹ヶ峰女学園に現れた、物腰の柔らかな女性。だが、星守たちは驚愕する事になる。その姿はかつての敵、エヴィーナそのものだったからである。
その後語られた過去編によると、当時はギャル然とした見た目で、素行不良ながら陰では星守を目指して努力する少女だった。高校時代はサバサバした性格だったが記憶喪失時はお淑やかなお姉さん、素に戻るとドギツいサディストと、キャラの変遷が激しい。Extraキャラとしては、メインカードにより高校生verと現在verの両方を使用可能。
その他
- ピューちゃん
- 「観測者」「白きイロウス」などと呼ばれる存在。ゲル種のイロウスのような外見を持つが、イロウスとは異なる種族らしい。何の前触れもなくコロニーに出現し、直後に地球にワープするなど未知の力を持つ。その目的等も不明だが、理事長とは旧知の仲のようである。
過去のイベントストーリーにおいて、遥香のフルートを失敬して勝手に吹くという暴挙に出たため、一部のプレイヤーから目の敵にされている。 - ヨロイの人
- 奪還授業の最中に発見した洋館の主。「オバケさん」とも呼ばれる。館にあった西洋甲冑に憑依している。オバケが苦手な一部の星守たちを震撼させながらも、彼女らの協力を得て本懐を遂げ成仏するが、その後も突然戻ってきたり気ままに過ごしている。
なお西洋甲冑の立ち絵は、彼以外にも千導院家の備品など使い回しで登場する。 - ひつじのぬいぐるみ (CV:不明)
- あんこの夢に登場した「ぬいぐるみの国」の住人。
しかし本当は…… - 英雄の像
- 楓の別荘の大浴場に飾られていた、半人半獣の姿をしたキモイ像。
かつてその地を救った英雄の姿を模した物で、因縁の魔女の封印が解かれるのに連動して動き出した。 - 仮面の評議会
- 謎の天才ハッカーAZUKI(正体は言わずもがな)の姿を追う集団。
AZUKIの正体を暴くため非道な手段(自称)を用いて星守たちに迫るが、色々あって星守達からは「よくわからないけどなぜか親切なおっさん達」と認識されている。 - 月の支配人
- 月の裏社会を仕切る男。不細工な兎の姿をしている。
人体改造に洗脳、人身売買と、わりと洒落にならない悪行を働いていたが、星守に成敗される。 - カボチャ頭
- ハロウィンで現世帰りしたヨロイの人が、冥界滞在時に出会ったという亡霊仲間。
ジャックオーランタンを被ったような出で立ち。ハロウィン以外の時期はどうしているんだろうか……
アイドルグループと楽曲について
18人の少女たちはバトルストーリーに加え、アイドルとしてのメディア展開が行われている。
本編中および、スピンオフ企画アドガにおいて、それぞれ設定が存在し、ユニットのメンバーや衣装等が異なる。
星守アイドルプロジェクト
本編では「文化祭でアイドルやりたい」といううららや蓮華の希望から「星守アイドルプロジェクト」が持ち上がった。
文化祭では「プレイヤーによる投票で一位になったグループのみ」という条件が付けられたりしたが、別のイベント等の機会を使って結局全グループがアイドルデビューした。
デザイナー志望の望による衣装デザインなども手伝って、かなり本格的なステージを任されるに至り、星守たちの活動のプロモーションも兼ね全世界にテレビ放送されて人気を博す。
Chuuuuu♡Lip
文化祭チーム投票ではチームイエロー。言いだしっぺの意地を見せてチーム投票に勝利。
しかし良く見ると裏方志望3名にソロ志望1名という、他チームと比べても明らかにフリーダムな面子の揃ったチームであり、その辺の温度差を乗り越えてステージに立つまでの過程が一つの見どころにもなった。
Sirius
文化祭チーム投票ではチームブルー。地球奪還成功のセレモニーにおいて、「奪還の立役者として何かやれ」と実家から無茶振りを受けた明日葉が、形式上の発起人。
明日葉自身、本来アイドルとは縁のないような境遇だったり、5年前に地球を奪われた負い目があったりと、多くの葛藤があったが、メンバーに勇気づけられステージに立つ。
Tiara
文化祭チーム投票ではチームレッド。地球に戻り、落ち着きを取り戻しつつある人々のため、「山奥の湖面に咲く桜」という幻想的なロケーションの下でPV撮影が行われた。
投票時はサドネが未加入であったため参加が危ぶまれたが、他メンバーの満場一致で彼女を加え、6人チームとなった。
f*f(フォルティシモ)
超人気アイドルユニット。時系列順では一番最初から活動しており、本編時点ではこちらの世界の日本武道館に相当するステージに立つトップアイドルである。
第二部の番外編ストーリーにて、それまでの歩みが語られる。
アイドルガール アフタースクール
こちらのパラレル設定では、少女たちは名出プロダクション(なでプロ)に所属するアイドルである。
アイドルの素質のある者を指し示す「星の羅針盤」によって選ばれた。
当初は没落したおんぼろ事務所だったなでプロだが、彼女たちの活躍により一躍注目プロダクションとして世に躍り出る。
なお、ストーリーはバトガのアプリ内で実装されるが、システムがバトガなので「アイドル育成ゲーム風のストーリーを展開しながら、設定上存在しないはずのイロウスを倒してライブを成功させる」というよく分からない状況になる。決して突っ込んではいけない。そして電撃G'sコミックにて2016年7月号より、櫻井マコトによるコミカライズ作品が、本編を差し置いてまさかの連載開始。
Princess
上京するなり事務所の全てを任されてしまった新人マネージャー(プレイヤー)とみきが、二人三脚でメンバーを集めて結成した、最初のアイドルグループ。
ROUGE
本編同様腐れ縁の望とゆり、そして間を取り持つくるみの3人のグループ。衣装がとてもきわどく挑発的。
Pixie
元々はうららが勝手に組んでいた『アイドル部』。
話の勢いでなでプロ事務所に押し掛けたところ、羅針盤に選ばれてしまった。
/MUTE
家出少女の明日葉とそれを囲う(!)蓮華、さらに正体不明のハッカーあんこという、訳あり揃いのグループ。
Clover
年少組4人によるバンドアイドルユニット。4人組だからClover。
夏休みに出会った少女たちが、一夏の思い出としてご当地アイドルコンテストに応募するが……
f*f(アドガver)
こちらの世界でも相変わらずのトップアイドル。業界大手のゲルプロダクション所属。
Princessにライブ対決を申し出る。
アニメ
スタッフ
- 監督:秋田谷 典昭
- 副監督:大石 康之
- シリーズディレクター:三宅 和男
- シリーズ構成:コロプラ・黒田 洋介
- キャラクターデザイン:山本 周平・古川 英樹
- アクション/エフェクト設計:酒井 智史・小澤 和則
- 服装/プロップ設定:今井 雅美・松永 辰・藁科 将人
- 武器/イロウスデザイン:宮尾 佳和・由利 聡
- 色彩設計:重冨 英里
- 美術監督:三原 伸明(スタジオ・ユニ)
- 3D監督:陸川 励(ダイナモ ピクチャーズ)
- 撮影監督:廣岡 岳(Nexus)
- 編集:坪根 健太郎(REAL-T)
- 音響監督:郷 文裕貴
- 音楽:kz(livetune)
- 音楽制作:フライングドッグ
- アニメーション制作:SILVER LINK.
放送局・配信サイト
放送局 | 放送開始日 | 放送時間 | 備考 |
---|---|---|---|
TOKYO MX | 2017年7月2日 | 日曜 24:30~25:00 | |
BS11 | |||
関西テレビ | 日曜 25:55~26:25 | ||
AT-X | 2017年7月5日 | 水曜 24:30~25:00 | |
配信サイト | 配信開始日 | 配信時間 | 備考 |
YouTube | 2017年7月3日 | 月曜 12:00 配信 | 9月30日までの期間限定で全話無料配信 |
ニコニコチャンネル | 2017年7月20日 | 木曜 24:00~24:30 | タイムシフト有り |
ニコニコ生放送 | 木曜 12:00 配信 | 最新話無料、1~3話一挙同時配信開始 |
YouTubeとニコニコ以外では、dアニメストア、AbemaTV、アニメ放題、U-NEXT、Amazon、バンダイチャンネルにて配信。
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 総作画監督 | 動画 |
---|---|---|---|---|---|---|
第1話 | 私たちガンバリます! | 木村暢 | 秋田谷典昭 | 守田芸成 | 山本周平 | |
第2話 | そこがツボなの? | 雑破業 | 大石康之 | 古川英樹 | ||
第3話 | リゾート×合宿×エスケープ? | 兵頭一歩 | 二瓶勇一 | 黒田晃一朗 | 山本周平 | |
第4話 | 歌に想いを | 木村暢 | 杉村苑美 | 古川英樹 | ||
第5話 | アイリスの花言葉 | 雑破業 | 三宅和男 | 伊部勇志 | 山本周平 山本亮友 |
|
第6話 | れんげがくるみでくるみがれんげ | 下司泰弘 | 古川英樹 | |||
第7話 | 守る力 | 兵頭一歩 | 大石康之 | 山本周平 山本亮友 |
||
第8話 | 星守たちの休日 | 雑破業 | 三宅和男 | 丸山由太 | 古川英樹 | |
第9話 | 神樹祭 | 木村暢 | こでらかつゆき | 西村大樹 | 山本周平 山本亮友 |
|
第10話 | 家族 | 兵頭一歩 | 福島利規 | 杉村苑美 | 古川英樹 | |
第11話 | 真実 | 木村暢 | 秋田谷典昭 | 山本周平 山本亮友 |
||
第12話 | きずな | 雑破業 | 秋田谷典昭 三宅和男 |
大石康之 | 古川英樹 山本周平 山本亮友 |
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関連項目
外部リンク
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