レミリア様がゆくとは (レミリアサマガユクとは) [単語記事]

東方GTA　～レミリア様がゆく～とは、plumandsea氏製作の東方GTA 動画作品の1シリーズ。
2009年 6月11日、vol.51をもって最終回を迎えた。総再生時間は7時間59分37秒。

概要

タイトルにもなっている通り、東方Projectの登場キャラクター「レミリア・スカーレット」を主人公とした作品。
PCゲーム「グランド・セフト・オート・サンアンドレアス」（GTASA）に東方キャラのスキン MODを使用して、キャラや嘘字幕等入れ替えてプレイを行う「東方GTA」シリーズでも大変人気のある長編シリーズである。
pixivでは支援イラストもよく描かれている。

plumandsea氏本人も最初は東方GTA 動画の視聴者の一人であったが、『現在進行形のシリーズが減ってきた？様に感じるので作ってみました。』とのこと。特に、乗り物に関しての操縦テクニックに定評がある作者の一人である。
基本的にチートは使っていない（体力減らない、体力回復、弾減らない、車が壊れない等）が、シリーズ前半では体力や弾数等のチートを数回だけ使ったことがあるらしい（作者ブログより）。

字幕の表示される時間がやや短い傾向がある（といってもGTASA 本家ではデフォルト）ため、本気でセリフを追う必要がある。本人もこの事については何とかすると努力している。

うｐ当初は車でよく壁にぶつかる、挟まる等していた（仕様？）が、回を追う毎にドライビングテクニックは格段に上がっていく。たまに有り得ない事故を起こしたりするため、そのギャップから来る可笑しさも人気の一つであろう。
ドライブ時に使用される「東方アレンジ」BGMとも相まって非常に爽快感のあるシーンが多々見受けられる。
又、航空機（主に「HINA-891 YAKUGAMI」）や船舶等も自在に乗りこなす事ができる。

ストーリーはオリジナルのGTASAのものに沿って進行しているため、最初からエンディングまで作成すると膨大な時間が掛かると作者本人も途中から気付いたらしい（『vol.30』より）。

所謂二次創作であり、キャラの性格や能力には原作と異なるところがあり、一部のキャラが不遇な扱いを受けているので、視聴の際は注意すること。
又、動画内でうｐ主の運転技術やチートについて、また空耳などに関する過度のコメントは動画が荒れる原因になるので控えることをオススメする。

登場人物

ほぼ固定されているキャラクターの概要・設定。（）内はGTASA 本家のキャラクター。
ネタバレ対策、および隠しネタがございます。（）内の空白部分をドラッグしてお読みください。

紅魔館（紅魔組）

言わずもがな紅魔館の住人達。

レミリア・スカーレット　　（カール・“CJ”・ジョンソン）
本作の主人公。「夜の女王」こと吸血鬼であり、紅魔館の主。
吸血鬼の高い身体能力を駆使し、あらゆる乗物をカリスマ的に操り、さまざまな火器を使いこなす。
日光は平気だが、ニンニクは苦手。流水も苦手であるため、本来は海を泳げないが、夜中で霧が濃ければなんとか泳ぐことができる。泳ぎが下手であるわけではない。
家出中に乱れた治安と紅魔の威信を取り戻すべく、天狗と戦ってゆくことになる。が、頼まれると断れない性格なのか、チルノやにとり、永琳の依頼をひき受けたり、霊夢に振り回されたりしている。
妹のフランへの愛情は強く、戦いに明け暮れフランと遊んでやれないことを気に病んでいるようである。
小食であり、映姫や幽々子にそのことを指摘されている。
同人誌やカップリング、ネット上の専門用語には精通していない模様。
『vol.10』、『vol.25』ではスーツ姿が、そして『レミリア様のおまけ』ではバイクの練習風景を見ることができる。
自動車教習所の最終試験『vol.32』では、作中一のじゃじゃ馬と呼ばれる車「Super GT」を巧みに操り、凄まじいグレイズをしながら「パーフェクトを取る程度の能力」を身に付け、更に運転テクニックは上がっている模様。
（しかし、ペダルに足が届いていないらしい。）

十六夜咲夜　　（ショーン・“スウィート”・ジョンソン）
人間。レミリアに仕えるメイド長であり、紅魔館を支える影のリーダー的存在。
魔理沙と遊びたがるフランに手を焼いており、口論になることもしばしばである。また、家出から帰ってきたレミリアに対して小言を言うなど、スカーレット姉妹にはやや厳しい態度を見せる。しかし、言葉の端々から2人への愛がだだ漏れになっている。
天狗によって書かれた「PAD長」の落書きを見てかなり落ち込んでいる模様。
配役の関係上、出番がやや少ない。

フランドール・スカーレット　　（ケンドル・ジョンソン）
レミリアの妹で、同じく吸血鬼。
魔理沙のことが大好き（遊んでくれるお姉ちゃんとして）で、普段からよく一緒に遊んでいるようである。魔理沙を邪険にする咲夜に反発し、激しい口論をする姿が時折見られる。
レミリアがチビ呼ばわりされた際には怒りを露にするなど、姉のことは慕っている様子である。
また、日光などの弱点を克服し切れておらず、日中はあまり大きな力は使えないらしい。しかし物語が進むにつれ、日中でもフォーオブアカインド（軽く4人を超えるが）を使うシーンが見られる。
レミリアほどではないものの、銃器の扱いができ、『Vol.45』ではレミリアとともにミッションに参加した。

紅美鈴　　（ザ・トゥルース）
中国妖怪。レミリアに仕える門番。レミリアが言うには、中華料理が得意でしかも美味らしい。
たまに奇妙なうめき声と太極拳の様な奇怪な動きをし、逆立ちをしてもパン○ツが見えない鉄壁のスカートを穿いている。
スポーツジムで挑戦を受けていた時にはKGBの人間と関わりをもったらしい。
二次創作史上ほとんど例のない敏腕ぶりを発揮。映姫から情報を聞き出し、散り散りになっていた紅魔勢力を集結させ、慧音の居場所も早いうちから察知した。
ただし飛び道具の扱いは苦手で、物語序盤で倒れているところも見られる。（門番向きではない？）
かなり無理をしてレミリア達を支えているのか、飛び降りた際によろける所も見受けられる。

パチュリー・ノーレッジ　　（ドウェイン、“ファーリー” ＝ラン・ファー・リー）
引きこもり魔女。
同人作家であり本来はホットドッグ屋を稼業としていたが、後にレミリアのガレージで小悪魔と共に働いている。
同人作家としてはかなりの人気を誇るが、それゆえ過激なファンに追い回されることもしばしば。
喘息で喉を痛めた時は古明地さとりに通訳を任せた。
輝夜とはネット上でつながりがあるらしく、合同誌を書いたこともある。
（例大祭でフランの十八禁本を出そうとした張本人である。）
※本作中シナリオ進行上、ドウェインとファーリーは同一キャラという設定。

こぁ　　（ジェスロ）
紅魔館で働く小悪魔。
後にレミリアのガレージで働くことになる。パチュリーの同人誌の手伝い等もしているようである。
臆病な性格で、美鈴にサンフィエロでの情報収集を任せられるも、心細さでまともに仕事ができないでいた。

友人

レミリアの仕事を手伝ったり、手伝わせたり・・・。

霧雨魔理沙　　（シーザー・ビアルパンド）
人間。フランと遊ぶために紅魔館にやってきては余波で庭を荒らして去ってゆく普通の魔法使い。霊夢の親友。
本来なら彼女が通った後にはぺんぺん草一本残らないが、フランと遊んであげるうちに心境の変化があったらしく、「盗みはやめた」と断言した。しかし、借りることはあるようである。
レミリアや咲夜からは「黒白」と呼ばれ、とくに咲夜からは庭を荒らすせいで厄介者扱いを受けている。当初はレミリアにも好かれていなかったが、ともにフランを大切に想う「姉」として認められ、良き相棒となってゆく。
改造車をこよなく愛し、ローライダーの集会やストリートレース等にも参加することがよくある（『vol.12』）。
又、『vol.33』ではアリスから盗んだ借りた車で街中を猛スピードで駆け抜け、レミリアと同等以上の運転テクニックを披露した。「★NITROはパワーだZE☆」

河城にとり　　（ゼロ）
機械オタクな河童少女。模型店を経営している。物語前半では天狗たちと協力関係にあった。
霊夢とレミリアにたびたび店を襲撃されるも、後にレミリアから金を貰い和解する。以降は技術面でレミリアをサポートしていくことになる。
ボブを連れているところをアリスに目撃され、つけ狙われる。そこで、レミリアにボブの部品の奪還や警護の手伝いを依頼する。

河城ボブ
にとりが開発したオリジナルのターミネーター。そのAIはにとりが28年かけて作り上げたものである。
外見の割に臆病で、にとりのことを「ママ」と慕っていたる。
人形作りの参考になるからと、アリスに分解され、腕と足を持ち去られる。

博麗霊夢　　（カタリーナ）
人間。博麗神社の腋巫女。魔理沙の親友。
視聴者から「キチデレイム」と呼ばれるほど感情の起伏が激しい（キチガイ）。
少なすぎる賽銭に苛立ち、警察のまねごとやストリートレースに参加して金を稼いでいる。警察の仕事は多くの分身（博麗幻影）がやっており、霊夢本人ではないと思われる。
スピード狂で攻撃的。気分がいい時も悪い時も会う者全てを撃ちたがる。
唯一レミリアを（性的に）手玉にとった人物。度重なる逆境にもまるで臆さず、幾度となく這いあがる姿はもはや悪夢のようである。

アリス・マーガトロイド
七色の人形遣い（魔法使い）。
どの勢力とも親しくない代わりに、どの勢力とも敵対しないという独立的かつ中立の立場を取っている。
人形を作ったりの資料として、紅魔館の蔵書は役立つため、心情的には紅魔館よりな様である。
中立勢力であるためか、ハンバーガーチェーン店を経営したり、霊夢からタンクローリー一台分のガソリンを購入したり、にとりや阿求から人形の材料を奪ったり、映姫に車を卸したり等、様々な事をしている。
咲夜の依頼により、パチュリーと共同でいぬさくやとれみにゃを開発した。

上海人形
アリスが量産・使役する半自律型人形。
人形の視覚・聴覚はアリスの視覚・聴覚とリンクできるようであり、当事者が人形と会話することでアリス本人とのコミュニケーションを取る事ができる。自律稼動している時は片言で話す。
ハンバーガーショップの店員や情報伝達等、様々な事に使われている。

いぬさくや&れみにゃ
咲夜の依頼により、アリスとパチュリーによって開発された対人防衛用ふもふも人形。
紅魔館周辺の警戒・防衛用であり、人工知能による自律可動をする。対人戦闘、偵察等幅広い戦術任務に対応できる対人兵器。初出は『vol.14』。
「さくやー」「てんぐ！ぶんや！しゃめ！」「ぱぱらっちー」（全てれみにゃの台詞）というように、上海と同じく片言で話す。
体は極端に小さいながらも、対人戦闘でGE製「M134 ミニガン」7.62mm6砲身ガトリング銃（約18kg）を標準装備する程のパワーがある。体内にパチュリー特製の火符が仕込んであり、爆弾としても機能する。
そうでなくとも、多くの人間はその姿を見ただけで萌え死ぬため、ある意味最強の対人兵器である。

チルノ　　（ジェフリー・“OG ロック”・クロス）
「最強！」の歌姫を目指す氷精。
作中キャラからは「チルノ」、「⑨」、視聴者からは「OG Lo⑨（OGロッ⑨）」等と呼ばれる（OG＝おてんばガールの意）。
ミスティアの作曲メモ「Little Lady」（サークル： NJK　アルバム： Crimson Glory　原曲：おてんば恋娘　ヴォーカル： 3L）をレミリアに盗んでもらい、その曲を歌って有名になろうとしている。
最初にチルノ自身が作詞作曲したものに「おでんぱ☆ラヴガール」がある。
誤字や文法ミスの少ない本シリーズであるが、彼女のセリフだけは誤字の嵐である（仕様のため）。

永遠亭（永遠亭グループ）

レミリアとは仕事上お互い手を組んで、友好関係を築いている。

八意永琳　　（“ウージー” ＝ウー・ジー・ムー）
永遠亭の天才月人医師・薬剤師にして、永遠亭の実質的なリーダー。
放浪や浪費しがちな輝夜の行動や、配下の兎とのトラブルにに頭を悩ませており、溜まりに溜まった鬱憤は新薬の実験で発散させている模様。
永遠亭グループとしてカジノやホテルを経営していおり、レミリアに依頼の仕事を手伝ってもらう代わりにカジノを一緒に共有（共営）していきたいと考えている。
海を泳がないのは「キャラじゃない（自分らしくない）」からという理由でレミリアに泳げと言うあたり、プライドが高い様である。

蓬莱山輝夜　　（デニス・ロビンソン）
永遠亭の月人お姫様。
本来の永遠亭リーダーであるが、引きこもりでニートなため永琳に戦力外通告される・・・。
永遠亭をレミリアに襲撃・放火されて逃げられなくなったが、そのレミリア本人に救出された。その際、PCのF～Jドライブを失っている。
紅魔の勢力がロスサントスで散り散りになった後は、ネットカフェを転々とする生活を送る。が、本人はそれを満喫しているらしい。

鈴仙・優曇華院・イナバ　　（“スージー” ＝スー・ジー・ムー）
永遠亭の月の兎。
永琳の弟子であり、大抵は永琳の仕事をサポートをしている。主な仕事は兎達への指揮や外部との連絡であるようだ。
永遠亭を襲撃して自らを半殺しにしたレミリアに対して、ささやかながら反撃することも。

因幡てゐ　　（“スージー” ＝スー・ジー・ムー）
永遠亭の兎妖怪。
永琳の弟子。黒い衣装の兎妖怪（黒てゐ）は、てゐの子分でありたくさんいる。
普通に喋ることもあるが、大抵は「うさうさうさ（ｒｙ」と喋る。
チルノをはじめ、多くの妖精を騙して、自分用の家を建てた模様。
自動車を改造して爆弾を積んだり、いろんな薬を使って天子を捕獲するなど、意外と敏腕。
永遠亭に対して高額な賃金を要求し、たびたびほかの兎と共同しては謀反を起こしている。

※うどんげとてゐは、スージー役とウージーの愛人役で入れ替わることがたまにある。

古くからの友人

レミリアとは古い付き合い。（だが、後に裏切り者となる・・・。）

八雲紫　　（ランス・“ライダー”・ウィルソン）
スキマ妖怪。
ババチャリの扱いに定評がある（『vol.1』より）。
「レミリアと同じぐらい運転できる」と発言するあたり、レミリアをライバル視している模様。
レミリアのミスにちょっかいを入れたり、皮肉ったりしている。
ケミカルな臭いの料理を創作し、それをレミリア達に食べさせようとしたこともある。
最高級の羽毛、アイダーダウンを使用した布団（安くて70～80万円、高いものでは数千万円する一品）を愛用しているらしい。

西行寺幽々子　　（メルヴィン・“ビッグ・スモーク”・ハリス）
白玉楼の亡霊お嬢様。
二次創作でお馴染みの鯨飲馬食ぶりを発揮。そのくせスリム。というか本家に忠実ｗ
ほのぼのとした・・・というよりかなりずぶとい性格で、ちょっとした戦闘ならば、食事の方を優先してしまう。
何かとレミリアと対照的な性格ではあるが、レミリアからの信頼は篤い。
（それだけに、彼女の裏切りは、レミリアを大きく傷つけることとなった。）

警察

レミリアとは折り合いがかなり悪い。

四季映姫・ヤマザナドゥ　　（フランク・テンペニー）
ロリータ腹黒閻魔様。
人間世界の警察を仕切っている。レミリア等からは「閻魔」と呼ばれる。座布団臭い。
レミリアに善行を積めと無理難題な依頼ばかり押し付けるが、その内容の多くは彼女の邪魔となる勢力や人物の排除である。クドクドしつこい。
23基もの人工監視衛星を買占め個人所有しており、市民（特にレミリア）の行動を監視している。が、数基は慧音によって密かに使用されている。
自分から動くことはほとんどないが、時には鉄拳制裁も厭わない。
（危ない薬にご執心の模様。紫の料理も「いい香りだ」と称賛した。（皮肉かどうかは分からないが。））

小野塚小町　　（エディ・プラスキー）
映姫の部下である腹黒死神。
レミリアにニンニクを投げつけたり、彼女の揚げ足を取ったりと、少々性格が悪い。
映姫のギャグに対して取り敢えず笑っておく等、頭が上がらない様子。
MOD デザインが少々可笑しく、なで肩過ぎて首から肩にかけてがおにぎりの様に見える。
（後に咲夜のPAD疑惑を流した張本人であることが明らかになる。）

リリーブラック
多くを語らぬ黒い妖精。
映姫をはじめ、彼女の勢力下にある人物の傭兵として扱われている。

秋月郁
市内をパトカーにて巡回する警察官。人間。
「何だ、また紅魔のお嬢様か。」「今日も異常はなかった・・・」「見なかったことにしよう～」等と言って、レミリアの悪行（殺人、破壊行為等）を何もなかったかの如く見逃している。いわゆる「超法規的措置」である。

天狗

紅魔館の直接的な対立勢力。主にロスサントスを中心に活動。

射命丸文
幻想郷最速の烏天狗。
こちらの世界でも新聞になりそうなネタを探している模様。ラジオも放送しているらしい。
しかし、それが原因でレミリアや映姫にマークされてしまうことに。

犬走椛
文の部下である白狼天狗。
エリア69と呼ばれる天狗達の秘密基地にて、量産型ボブ等の様々な兵器を開発している。
自らのクローンや他の白狼天狗と共にレミリアの前に立ちはだかるものの、大抵は一蹴されてしまう。

量産型ボブ
にとりの開発したボブを基に、天狗達（主に椛）によって開発された量産型迎撃システム（ターミネーター）。
一見強そうだが、量産型であるためか銃弾数発で機能停止する。

その他勢力

ミスティア・ローレライ　　（マッド・ドッグ、アラン・クロフォード）
人間世界では有名な歌姫として知られる夜雀妖怪。
チルノに目の敵にされるが、本人はそのことを知らない。
満月の夜限定で八目鰻の屋台を開き、立ち寄った人々に歌を聞かせているらしい。
※本作中シナリオ進行上、マッド・ドッグとそのマネージャーのアランは同一キャラという設定。

稗田阿求　　（ジジー・B）
稗田家の令嬢。
大きな橋のそばで怪しげな店を経営し、慧音の保護した人間に怪しげな仕事を紹介している。
しかし、利用価値のない人間は紫に処理させており、その見返りにアイダーダウンの布団を送っている。
たびたび妖精を捕まえては、日頃の鬱憤を晴らしている。
自らの勢力を拡大するべく、諏訪子や紫など強力な力を持つ者を引き込もうとしている。
（余談だが、彼女の最期は『ジョジョの奇妙な冒険　第四部』の吉良吉影のそれに似ている。）

上白沢慧音　　（マイク・トレノ）
人間の味方をする半人半獣（ワーハクタク）。しかしその人間を保護する方法は多少強引なようである。
映姫によるの人間世界の支配を食い止めようと、打倒閻魔を計画している。
目的の達成には手段を選ばないようで、レミリアやその仲間たちも有効利用できる駒としか考えていない。
魔理沙の昔の姿・うふふ（黒歴史）を掘り起こして使役させ、人間の監視や警護を行っている。しかし、数体が自我を持ち始めて言うことを聞かなくなってしまう。

藤原妹紅　　（Tボーン・メンデス）
不老不死の体をもつ人間。
慧音と行動を共にしながら、輝夜を狙っている。
慧音に発信機を持たせており、彼女が危機の際にはいつでも駆けつけられるよう待機している。
幾度となく慧音と敵対したレミリアに激しい敵意を燃やす。

うふふ
慧音が使役するクローン（複製）人間。
正確には魔理沙の黒歴史・霧雨魔梨沙を慧音が掘り起こしたもの。
主に魔梨沙の力のみを再現しており一体一体に意思はなく、慧音の言うことは何でも聞いて行動する。また元が歴史であるため、いくらでも複製が可能である。
喋る言葉すべてが「うふふ」または「きゃはは」で構成されており（うふふ語と呼ばれる）、その翻訳は慧音ですら満足に行えていない。
（しかし、その難解な言語を見事に翻訳しつくす人物がいるとかいないとか……）

うふふ Advanced Edit ion （U.A.E.）
使役される時間が長くなるにつれ、自我を持ち始めたうふふ。
慧音の言うことを全く聞かなくなり、独自行動を取るようになる。多少なら普通の言葉も喋れるようになった。
石油王になる夢を持っているらしい。

東風谷早苗
奇跡を起こす程度の能力を持ち、生きながらにして神と称えられる人間。
霊夢の友人で、彼女とよく行動を共にする。
霊夢に代わって博麗幻影を操ることもでき、レミリア達を大いに苦しめる。
攻撃的な性格の霊夢をなだめようとするが、ことごとく無視され、あげくナイフで顔面を斬られそうになる。
霊夢が映姫の傘下に入ることを良しとせず、映姫に目をつけられてしまう。
どんな逆境の中にいても妙に生真面目な性格を、レミリアに不思議がられる。

洩矢諏訪子
洩矢の神にして、早苗の保護者。
早苗を溺愛しているようで、窮地にあっても彼女に抱きつかれて喜んでいる。
登場時には喉を傷めていたのか、ガラガラ声である。（そのため、『ゲロちゃん』というタグが付いた。）
見た目はかわいいが、レミリアも手を焼くほどの力を持つ。
物語の舞台がアメリカをモチーフとしているせいか、発言がクリスチャンっぽい。

比那名居天子　　（ジョニー・シンダッコ）
天人くずれ。カジノに入り浸っている。
レミリアのラフすぎる運転に恐怖とも絶頂ともわからぬはしたない悲鳴を上げる。その上、風見幽香との関係を示唆するセリフを口にしてしまった。

森近霖之助
香霖堂の店主。
店の立ち行きが困難になったのか、阿求の店でポールダンスを踊っている。
（実はツッコミ待ちという噂も。）

ゆっくり
特別天然記念物。銃を扱うことができ、風船のような体をしている。
うふふ語を凌ぐほどの難解な言語（？）で会話することもある。

宇佐見蓮子
弾幕を知らないごく普通の少女。
美鈴の考案したオカルト探検ツアーに参加中、美鈴がスキマに巻き込まれ身動きが取れなくなったところをレミリアに助けられる。

マエリベリー・ハーン
蓮子と行動を共にする少女。通称メリー。
紫の作ったスキマ空間を見ることができるが、片っ端からそれに触ろうとするため、蓮子を悩ませている。
彼女と蓮子はシリーズ内でもたびたび姿を目撃できる。

永江衣玖
竜宮の使い。
天子の身勝手な行動に頭を悩ませている。
レース中に事故に巻き込まれた蓮子達を救出した。
感情の起伏は霊夢に勝るとも劣らない。まさにフィーバー。

風見幽香
USC。
誰もが認める幻想郷一のサディストで、リグルや天子の『ご主人様』である。
登場して早々、蓮子とメリー“で”遊んでいた。

紅魔館専用の乗り物

HINA-891 YAKUGAMI
レミリアの愛用する軍用ヘリ。もとい紅魔館専用ヘリ。「雛コプター」とも。
詳しくはこちらを参照 → 「軍用ヘリHINA-891"YAKUGAMI"」

不夜城レッド
紅魔館専用車の総称。「不夜城レッド号とも。
この愛称の付く車は主に「ZR-350」、「Super GT」、「Tur is mo」等だが、他にも違う車種が数台ある。
カラーリングは主に赤や濃いピンクだが、黒等もある。
（作者は元々「ZR-350」が一番のお気に入りであり、「Super GT」は教習所最終試験で気に入った様である。）

スカーレットデビル　　（NRG-500）
紅魔館専用バイク。「スカーレットデビル号」とも。
鋭角的なフォルムと鮮やかな赤のカラーリングが特徴の大型レーシングバイク。
GTASA 本家での型式名から恐らく、MotoGP等で使われる500 cc2 ストロークエンジンを積んでいると思われる。
『vol.5』で初登場して以来、使用頻度の高い乗り物の一つとして活躍している。
レミリアも気に入っているようで、ガレージ仲間の戦車を尻目に、レミリアのご指名を受ける光景は印象的である。
カラーリングデザインが変化している場合もあるが、基調色はやはり「赤」である。

レミリア様がゆく単語

概要