GLAYは、北海道函館市出身のロックバンド。CD総売り上げ枚数は約4000万枚(日本歴代9位)。
1994年のメジャーデビュー以降、瞬く間に日本を代表するロックバンドとなる。1997年のベストアルバム「REVIEW -BEST OF GLAY-」では、当時日本歴代1位となる売上488万枚(現在では歴代3位)を記録したほか、1996年以来29年連続でシングル・オリコントップ10入りの記録を保持(日本歴代単独1位)。また、1999年の有料ライブで記録した1公演20万人動員の日本記録は25年を経た今なお破られておらず、また2017年に更新されるまで世界記録でもあった。平成のカラオケで歌われたアーティストランキングでは総合3位を記録している。
デビュー以来毎年シングルをリリースしており、また全国ホール・アリーナツアーから、スタジアム・ドーム公演などライブを定期的に行い、休むことなく安定した活動体制の下、デビュー30周年を迎えた今なお幅広い世代からの根強い人気を集めている。
公式ファンクラブの名称は「HAPPY SWING」。GLAYファンの呼称は非公式ながら「GLAYER」が主流であるほか、「HAPPY SWINGER(ファンクラブ会員を特に指す場合)」「Buddy(2023年以降メンバーが愛用するようになった)」等がある。
正式メンバーは全員北海道函館市出身(HISASHIのみ青森県弘前市生まれ)。メンバーの詳細については各記事を参照されたし。
| メンバー | HISASHI | JIRO | TERU | TAKURO |
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本名
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和山 義仁
(わやま よしひと) |
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169cm
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| 備考 |
※上表の並び順は、ライブの下手(左側)から上手(右側)にかけてのメンバーの立ち位置を再現したもの。
※メンバーカラーは明確には定まっていないが、公式による色分け(YouTubeでのトーク動画における発言の字幕の色など)では、TERUが赤・TAKUROが緑・HISASHIが紫・JIROが青で表現されるケースが多い。
1995年のSPEED POPツアー以来、ほぼ全てのライブ・レコーディングに参加。これまで1000回を超えるGLAYのステージでドラムを叩き続けてきた、正真正銘5人目のメンバー。ライブでのメンバー紹介では「TOSHI(トシ)」と呼ばれることが多い。
GLAY以外では、武田鉄矢や西城秀樹やT-BOLAN、そしてGLAYメンバー全員が敬愛する氷室京介(元BOØWY)のサポートドラマーとしても活動している。2024年には還暦、そしてプロドラマーとしての活動40周年を迎えた。
2014年頃から主にTERU作曲のナンバーにピアノやストリングス等のアレンジャーとして参加しており、2020年の無観客配信ライブで初めてGLAYのライブのステージに立つ。その後、2023年のライブツアーにて再びキーボーディストとして帯同し、現在に至るまでライブでのサポート出演とGLAYの一部楽曲のアレンジを担当している。
BEMANIシリーズへの楽曲提供やSOUL'd OUTのサポートで知られるトラックメイカー。
ライブSEの制作や、GLAY公式カフェイベントのBGMとして既存曲のリミックスを担当する他、無観客ライブやメンバープロデュースのコンセプトライブ等でDJとしてサポートに入ることがある。
HISASHIとユニット「HSMS」を組み、夏フェス「AOMORI ROCK FESTIVAL(通称"夏の魔物")」に参加したこともある。
平井堅、アンジェラ・アキ、いきものがかりをはじめとした数々のJ-POPアーティストの編曲を手掛け、日本レコード大賞の「編曲賞」を2度受賞した実績を持つ、日本を代表する音楽プロデューサーの一人。椎名林檎が率いるバンド・東京事変のベーシストとしても知られる。
GLAYのプロデュースは2013年の「DARK RIVER」が初めて。2014年から本格的にタッグを組み、以降10年以上にわたってGLAYの大半の楽曲の編曲を担当している。
上記2名の他にも、ドラムとしてSHINGOやISO、また高校(函館)時代にも複数のメンバーが加入と脱退を繰り返していたと記録が残っている。
2024年にデビュー30周年を迎えたGLAY。アニバーサリーイヤーを目前に控えた2023年12月、年内最後のライブにて翌2024年の活動予定を一部公開し、2024~2025年の活動コンセプトが「GLAY EXPO」であることを発表。年間を通じて「現在のGLAY」を世間に発信していくことを約束した。
そして2024年6月にベルーナドーム(西武球場)2daysで計6万人を動員したのを皮切りにアニバーサリーイヤーを本格始動させ、自身初となる夏フェス(SUMMER SONIC 2024)参加や台湾でのフェス参加、それぞれ25年ぶりとなる年末のレコード大賞と紅白歌合戦への参加、オリジナルアルバムのリリースとアリーナツアー、ベストアルバムのリリースといった大型イベントを次々に実行。
最後は「GLAY EXPO 2024-2025 GRAND FINALE」と銘打ったドーム公演を実施。2025年6月に行われた東京ドーム2days(10万人動員)と大阪京セラドーム公演をもって、30周年イヤーの活動を締めくくった。
GLAY 30th Anniversary "GLAY EXPO 2024-2025" の活動内容は以下の通り:
12月24日、年内最後となったライブのアンコールにて、30周年イヤーの活動内容(2024年8月まで)を予告する映像が流れる。アニバーサリーイヤー全体の活動コンセプトが「GLAY EXPO」であること、また周年を象徴するキービジュアルと公式ロゴを漫画「ONE PIECE」の尾田栄一郎氏が手掛けたことも併せて発表された。
1月1日、元旦の読売新聞にて30周年アニバーサリー全面広告を掲載。同日の新聞にはL'arc~en~cielも広告を掲載しており、「GLAYとラルクの広告が同じ新聞に載る」という1990年代後半を想起させる状況が発生していた。
1月5日、2月に行われるイギリスの伝説的ロックバンド・Queenの来日ツアーにおいて、GLAYが札幌ドーム公演のスペシャルゲストとして出演することが発表された。
1月15日、6月に行われるベルーナドーム公演の内容が、過去に行われたライブのセットリストのリバイバルとなることを発表。どのライブのリバイバルとなるかはファンによる投票に委ねられたが、投票結果は案の定1999年の通称「20万人ライブ」、GLAY EXPO '99 SURVIVALが栄えある1位に輝いたため、ベルーナドーム公演は20万人ライブの再現となることが確定した。
1月19日、同郷の俳優・大泉洋の歌手としての活動を総括するベストアルバムに、TAKUROが楽曲「ふわり」を提供したことが発表され、先行配信された。同曲はTAKUROによる作詞・作曲に加え、ギターにTAKUROとHISASHI、ベースにJIRO、ドラムに永井利光、キーボードに村山☆潤、そしてコーラスにTERUと、GLAYのフルメンバーがレコーディングに参加した。
2月7日、既に発表されていた尾田栄一郎氏によるGLAYのロゴを、「オフィシャルロゴ」として採用することを発表した。その時々によってバンドロゴを変えてきたGLAYにとって、初めての公式ロゴとなる。
2月10日、Queen+Adam Lambertの札幌ドーム公演(Queenにとって札幌でのライブは42年ぶり)のスペシャルゲストとして出演。Queenのパフォーマンスの前座を務めた。
2月25日、前年12月24日に行われた「GLAY HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2023 -The Ghost Hunter-」名古屋公演の模様が、「日テレプラス」にて放送された。のち3月30日に再放送。
3月15日、NHK北海道で放送されているドキュメンタリー番組「北海道道」の新テーマ曲として、新曲「さよならはやさしく」が起用されることが発表された。
3月23日、アニメ紹介型動画配信サイト「AT-DX」において、HISASHIが月1回のレギュラー番組「STUDIO HISASHI with Anime」を開始。2020年に終了した「RX-72」以来となるHISASHIの公式番組となる。毎回様々なアーティストをゲストに迎え、アニメと音楽の世界を紐解いていく番組であり、初回ゲストにはTERUが登場した。
3月27日、「THE FRUSTRATED Anthology」をリリース。2004年の8thアルバム「THE FRUSTRATED」リリースから20年を機にリマスタリングを施され、当時のデモ音源やドキュメンタリー映像とともに再リリースされた。オリコンチャート7位。
3月31日、音楽誌「風とロック」による特別企画、「箭内道彦60年記念企画 風とロック さいしょでさいごの スーパーアリーナ “FURUSATO”」において、同郷北海道の先輩バンド「怒髪天」との対バンライブが実現した。GLAYが怒髪天の代表曲「雪割り桜」を、怒髪天がGLAYの「Winter, Again」をカバーする一幕もあった。
4月4日、デビュー30周年記念となる62ndシングルとして、両A面シングル「whodunit/シェア」が5月29日にリリースされることが発表された。のち4月24日、「whodunit」が韓国発のグローバルグループENHYPENのメンバー、JAYとのコラボレーションであることが発表された。
4月24日、2023年12月の「GLAY HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2023 -The Ghost Hunter-」名古屋公演のライブDVD・Blu-Rayが発売された。
5月1日、最新シングルから「シェア」が、北海道のIT企業・株式会社HBA(札幌市本社)の創業60周年記念のCMソングに起用されることが発表された。
5月16日、かねてより「8月に夏フェスに出演」と発表されていたが、その夏フェスが「SUMMER SONIC 2024」であることが発表された。
5月17日、翌月に控えたベルーナドーム(西武球場)公演を前に西武グループ各社とのコラボが決定。西武鉄道ではメンバーの写真付きの記念乗車券発売のほか、GLAYメンバーのラッピング電車が運行された。
5月25日、GLAYメジャーデビュー30周年当日。これに合わせGLAY公式アプリがアップデートされ、空間オーディオに対応したほか、過去30年に及ぶフォトギャラリーの順次公開が開始された。
5月29日、62ndシングル「whodunit-GLAY × JAY(ENHYPEN)-/シェア」リリース。オリコンチャート5位。「whodunit」のミュージックビデオも同日公開された。
6月5日、30周年イヤーを記念してローソングループとのコラボが決定。期間限定のコラボ店舗がオープンした他、メンバー写真カード封入のウエハースが発売された。
6月8日・9日、ベルーナドームにて2daysライブ、計6万人動員。事前の予告通り、1999年の20万人ライブを再現したセットリストとなった。6月8日公演のアンコールではTERUの誕生日を祝う一幕があった他、新曲「シェア」を初披露。6月9日公演では「whodunit」でコラボしたJAYがサプライズ参加し、「whodunit」「誘惑」で共演が実現した。
ライブ終演後、2025年2月までの活動スケジュールが発表され、10月に17枚目のオリジナルアルバム「Back To The Pops」がリリースされることが発表された。
6月21日、日テレ系「ミュージックステーション」にJAYとともに出演、「whodunit」を披露。Mステ出演は2020年以来4年ぶり。この週のMステにはHYDE(L'arc~en~ciel)も(MY FIRST STORYとのコラボ曲で)出演していたほか、アメリカの人気シンガーソングライター、ビリー・アイリッシュがサプライズ出演する事態となり「神回」としてSNS上で話題となった。
7月1日、既に予告されていた「8月の海外フェス出演」が、台湾最大級の音楽フェス「2024 SUPER SLIPPA 超犀利趴13」であることが発表された。GLAYが台湾で演奏するのは2018年以来6年ぶり。
7月6日、HISASHI作曲の新曲「会心ノ一撃」がオープニングテーマに起用されたTVアニメ「グレンダイザーU」の放映が開始された。HISASHI曲のアニメタイアップはアニメ「クロムクロ」の「デストピア」「超音速デスティニー」以来8年ぶり。同曲はのち7月31日に各種音楽配信サービスで配信された。
7月6日、この年の元日に発生した能登半島地震の復興支援ライブ「PEACEFUL PARK 2024 for 能登 -supported by NTT docomo-(石川県産業展示館)」に出演。
7月31日、GLAYの日(「20万人ライブ」からちょうど25年)。動画プラットフォームLINE VOOMにて、ライブ映像「GLAY DAY SPECIAL "LIVE BY THE SEA"」が配信された。新潟県佐渡の海岸・万畳敷での無観客パフォーマンスを収録した映像であり、初披露の新曲「シャルロ」「V.」に加え、過去のライブで演奏されていながら音源化されていなかった未発表曲「Beautiful like you」を含む数曲が演奏された。
8月1日~5日にかけて、GLAYの故郷・函館にて「函館港まつり」開催。8月1日に行われた花火大会ではGLAYの楽曲に合わせて花火が打ちあがったほか、8月2日に行われた祭りのメインパレードにTERUが参加。山車に乗り、函館名物「いか踊り」を熱唱しながら市内を練り歩いた。また祭りに先立ち、GLAY公式サイトにて函館市長・大泉氏(大泉洋の実兄)とTERUの対談インタビューが掲載された。
8月17日、SUMMER SONIC 2024出演。夏フェスへの参加はキャリア初。
8月22日、17th Album「Back To The Pops」が10月9日に発売されることが決定。TAKURO曰く今作が「ちゃんと正しく、30年目のGLAYデビューアルバム」であること、また今作の曲順が全てくじ引きで決まったことも併せて発表された。
8月24日、台湾・台北アリーナにて「2024 SUPER SLIPPA 超犀利趴13」出演。
9月6日より、デビュー30周年を記念した企画展「GLAY 30th Anniversary Museum」が、東京・三越前福島ビルにて開催。
9月12日、ニューアルバムから楽曲「BRIGHTEN UP」の先行配信が決定するとともに、アルバム発売日までのカウントダウン企画開始。
9月18日、2025年2月22日に東京ドームにて、LUNA SEAと対バンライブ「The Millennium Eve 2025」を行うことが発表された。LUNA SEAとの対バンは、1999年12月23日に行われた「The Millennium Eve」以来、約25年ぶりとなる。
9月18日、6月に行われたベルーナドーム公演のライブDVD・Blu-Rayが発売された。
10月1日、ニューアルバムの収録曲「Beautiful like you」が、HBC北海道放送の連続ドラマ「三笠のキングと、あと数人」の主題歌に決定。
10月2日、TAKUROが、ヤクルトスワローズの青木宣親選手の引退試合にて国歌を演奏した。
10月9日、17thアルバム「Back To The Pops」リリース。オリコンチャート1位獲得。同日、アルバムから「さよならはやさしく」のミュージックビデオがYouTubeで公開された。
10月10日、NHKの「SONGS」に出演。メドレーを含め異例の6曲を披露した。
10月18日、「さよならはやさしく」がテーマ曲に起用されているNHK北海道「北海道道」にて、特番「北海道道 GLAY 北海道スペシャル~30年の軌跡~」が放送。TERUとTAKUROがゲスト出演した。当初は北海道のみでの放送だったが、のち12月22日に全国放送された。
10月25日、この年2度目となる「ミュージックステーション」出演。ニューアルバム収録曲でピアノを演奏した清塚信也とタッグを組み、「HOWEVER」と「さよならはやさしく」を披露した。
10月26日、音楽フェス「[Alexandros] presents THIS FES '24 in Sagamihara」に出演。[Alexandros]の「Dracula La」をカバーする一幕もあった。
11月8日、リットーミュージックからアーティストブック「TERU/GLAY」が発売。過去には同一シリーズで「JIRO/GLAY(2008年)」、「HISASHI/GLAY(2014年)」、「TAKURO/GLAY(2019年)」が発売されており、16年かけてGLAYメンバー全員のアーティストブックが揃うこととなった。
11月8日、アリーナツアー「Back To The Pops Presented by GLAY EXPO」開始。2025年1月19日に至るまで、全国8都市15公演を敢行。後日これに加え、函館アリーナ公演での追加2公演が発表された。
11月21日、NHK「第75回NHK紅白歌合戦」に出演することが決定。1997~1999年に3年連続出演して以来、25年ぶり4度目の出演となる。
11月22日、地元函館にてGLAYデザインマンホールの設置が決定。尾田栄一郎氏が描いたGLAYメンバーのイラストが採用された。2025年3月まで函館アリーナ等で記念展示されたのち、函館市内5か所の路面に設置された。
同日、第66回 輝く!日本レコード大賞の「特別賞」を受賞。
11月30日、日テレ系「ベストアーティスト2024」に出演。
12月22日、広島にて年内最後のライブを実施。アンコールで2025年6月までの活動内容を予告し、5月31日~6月8日のドームツアー「GLAY 30th Anniversary GLAY EXPO 2024-2025 GRAND FINALE」(東京ドーム、大阪京セラドーム)をもって、30周年アニバーサリーイヤーの各種活動を締めくくることが発表された。
なお大阪京セラドームではライブイベントで盛り上がった観客のジャンプ等によって、近隣の住宅街で震度3~4相当の地震が発生するという振動問題に長年悩まされており、これによりライブで振動を引き起こした多くのアーティストが「出禁」とされてきた。GLAYも2001年に行われた大阪ドーム公演以降、一度も同会場でライブを行っていなかった(2005年にドームツアーが行われた際も大阪ドーム公演はなく、インテックス大阪にて代替公演が行われた)為、24年越しに「出禁が解除された」ことはファンの間で驚きをもって受け止められた。
12月30日、「第66回 輝く!日本レコード大賞」授賞式に出演。「口唇」「Winter, Again」「さよならはやさしく」を披露した。
12月31日、「第75回NHK紅白歌合戦」出演。1998年出演時と同じ「誘惑」を披露した。
1月9日、前年のアルバム「Back To The Pops」が「第17回CDショップ大賞」に入賞した。
1月19日、横浜アリーナ公演にて「Back To The Pops」アリーナツアー完走(追加公演を除く)。ライブ終演後、4月発売予定のベストアルバム「DRIVE 1993~2009-GLAY complete BEST」「DRIVE 2010~2026-GLAY complete BEST」の収録曲をファン投票によって決定することが発表された。投票期間は1月19日~31日、期間内に1人1票(選べる曲は全キャリアの中から1曲のみ)。
1月19日、アルバム「Back To The Pops」から楽曲「BRIGHTEN UP」のミュージックビデオが公開された。尾田栄一郎氏によるキービジュアルをCGで動かしたアニメーションで構成されており、制作はアニメ版「ジョジョの奇妙な冒険」や「ポプテピピック」でおなじみの神風動画が担当した。
1月24日・25日、函館アリーナにて追加公演を実施。函館市内ではこれに合わせ、オリジナルデザインの市電・バス1日乗車券が発売された。
2月2日、ここ数年絵画や現代アートを中心とした芸術活動にも打ち込んでいるTERUが台湾の「2025台北燈節(2025台北ランタンフェスティバル)」に参加。旧正月を彩るランタンを作成し、ライトアップ会場でのセレモニーに参加した様子が地元台湾メディアに紹介された。
2月22日、25年ぶりとなるLUNA SEAとの対バン「The Millennium Eve 2025」開催。GLAYとLUNA SEAが互いの代表曲をカバーしたり、両バンドのメンバーを混成した即席ユニットを結成して「BELOVED」やLUNA SEAの「TRUE BLUE」を演奏する一幕もあった。
3月9日、K-POPを中心としたグローバルアーティストが参加する音楽フェス「BEAT AX VOL.6」に参加。JAYと「whodunit」で共演した他、ENHYPENのメンバー全員とENHYPENの代表曲「Drunk-Dazed」を演奏した。
3月14日、来月にリリースを控えたベストアルバム「DRIVE 1993~2009-GLAY complete BEST」「DRIVE 2010~2026-GLAY complete BEST」の収録楽曲を決める投票に6万5千票あまりのファンの声が集まったことが公表された。アルバムに収録されるのは「1993~2009」が得票数上位26曲、「2010~2026」が上位28曲であるが、このうち16位以下については3月26日に一挙発表され、15位以上については3月27日から4月10日にかけて、毎日1曲ずつカウントダウン形式で発表されていった。
4月10日、ベストアルバム「DRIVE」の楽曲投票の1位が発表された。「1993~2009」の1位は「pure soul(1998年)」、「2010~2026」の1位はTERU作詞作曲の「疾走れ!ミライ(2014年)」という結果となった。「pure soul」はGLAYのセールス全盛期のオリジナルアルバムのタイトルチューンでありながら、シングル曲ではないためミュージックビデオも存在していなかったが、楽曲投票1位という結果を受けて今回新たにMVが制作され、この日公式YouTubeチャンネルにて公開された。
4月11日、ベストアルバム「DRIVE 2010~2026-GLAY complete BEST」に、小田和正とのコラボ曲「悲願 GLAY feat. 小田和正」が収録されることが発表された。同曲はのちにサントリーの武蔵野ビール工場の応援ソングのタイアップが付いた。
4月23日、ベストアルバム「DRIVE 1993~2009-GLAY complete BEST」「DRIVE 2010~2026-GLAY complete BEST」リリース。それぞれオリコンチャート4位、5位。
5月21日、代表曲「HOWEVER」が各種音楽ストリーミングサービスでの累積再生数で1億回を突破したことがオリコンから発表された。GLAYの楽曲では初めての快挙となった。
5月26日、Zepp横浜にてベストアルバム購入者限定のライブを開催。この日はリーダーTAKUROの54歳の誕生日でもある。
5月31日・6月1日、東京ドームで2days公演「GLAY 30th Anniversary GLAY EXPO 2024-2025 GRAND FINALE」を実施し、計10万人を動員。5月31日公演では同郷・函館出身のシンガーYUKIが、6月1日公演ではL'arc~en~cielのHYDEがそれぞれスペシャルゲストとして登場、ファンを大いに驚かせた。
6月8日、大阪京セラドームにてドームツアー最終公演。TERUにとっては前年に引き続き、誕生日のドーム公演となった。「悲願」でコラボレーションを果たした小田和正からも祝福のビデオレターが送られ、ライブ中に公開された。
1年間にわたって続いた30周年企画「GLAY EXPO 2024-2025」も、この公演をもって遂に完結。無事に30周年イヤーの幕を下ろすことに成功した。GLAY EXPO終了後のGLAYはしばらくの間休養・充電期間に入るとみられ、TERUも「(6月ドーム公演が)今年最後のライブ」と発言しているため、少なくとも2025年の間はGLAYに目立った活動は見られないものと思われる。
しかし充電期間にあっても、GLAYのメンバーが動きを止めることはない。HISASHIはここ数か月GLAYの活動が多忙を極めていたため休止状態だった自身のYouTubeチャンネルの更新を再開した。
TERUはかつて自身が宣言した「2026年にイタリア・ヴェネツィアのサンマルコ広場でファンクラブ会員限定ライブを実施する」という約束を現実のものとするべく、日本⇔イタリア間を奔走。その傍ら、8月に地元函館で行われる「函館港まつり」に前年に引き続き今年も参加することを発表、今年は祭りに合わせて楽曲を制作する模様。
同時期、2021年にGLAYがB'zと初共演を果たした、B'z主催のイベント「UNITE #01」の続編、「UNITE #02」が開催されていたが、直前にB'zのギター・松本孝弘が体調不良により「UNITE」の参加を見送る事態に。これを受け、TAKUROが「UNITE」初日公演のピンチヒッターに名乗りを上げ、急遽出演。「ultra soul」を含む、B'zの数々の名曲のギターを演奏した。
7月2日、北海道函館市で当時高校生だったTAKUROとTERUが中心となってGLAYを結成。ライブハウスでの演奏やオリジナル曲の作成といった活動を開始する。
TERUは当初ドラムでの参加だったが、ある時TAKUROの作ったデモテープにTERUがボーカルを入れた際、その歌声に衝撃を受けたTAKUROによって即日ボーカルに転向させられたという経緯がある。
その後、ほどなくしてHISASHIがギターで加入。
高校卒業を機に、函館を離れ上京。以降、関東圏のライブハウスを中心にライブ活動を行う。
同じく函館出身で他メンバーより1歳年下のJIROがベースで加入、現在のGLAYの4人が揃う。
10月17日、ライブハウスでのライブを見に来たX JAPANのYOSHIKIに認められ、同氏が設立したインディーズレーベル「エクスタシーレコード」と契約。デビューへの足掛かりを掴む。
なおYOSHIKIにGLAYのライブを見に行くように勧めたのは、同じくX JAPANのhideであったという。
5月25日、YOSHIKIプロデュースの1stシングル「RAIN」でメジャーデビュー。同日にはエクスタシーレコードからインディーズアルバム「灰とダイヤモンド」もリリースされている。
11月にリリースされた3rdシングル「彼女の”Modern...”」で佐久間正英をプロデューサーに迎え、以降2013年までほぼすべての楽曲で同氏が専属プロデュースを行った。
3月にメジャー1stアルバム「SPEED POP」をリリースし、初めてオリコンチャートTOP10入りを果たす。
4月に行われたライブで初めてドラマーの永井利光(TOSHI NAGAI)がサポートメンバーとして参加。
GLAYのドラムパートは結成当初からここに至るまで、複数のメンバーが加入と脱退を繰り返す状態が続いていたが、このライブを機にTOSHIを継続してサポートメンバーに迎えることとなり、以降現在に至るまで事実上5人目のメンバーとして定着している。
また同時期から、同じくサポートでキーボードのD.I.E.(のちのhide with Spread Beaverのメンバー)が参加、1998年まで活動を共にする。モヒカンの髪型と破天荒な演奏スタイルで、ファンから「DIEちゃん」の愛称で親しまれた。
8月の6thシングル「Yes, Summerdays」で、20万枚を超えるスマッシュヒットを記録。
年初にリリースした8thシングル「グロリアス」で60万枚近いヒット、オリコンチャートで4位を記録。シングルで初めてTOP10入りを経験し、これ以降、2024年現在に至るまで29年・54作連続でシングルチャートTOP10を維持している。
続く2ndアルバム「BEAT out!」で初のオリコン1位、80万枚を売り上げるヒットを記録し、完全にブレイクする。9月には同作アルバムツアーの千秋楽で初の武道館公演を行った。
11月の3rdアルバム「BELOVED」は152万枚を売り上げ、初のミリオンセラーを記録。これ以降GLAYは2000年代初頭にかけて「社会現象」と呼ばれるほどの圧倒的な人気を得る。
同年には公式ファンクラブ「HAPPY SWING」が設立された。
11thシングル「口唇」でシングル初となるオリコン1位を記録。売上は99万枚と僅かにミリオンに届かなかったものの、次の12thシングル「HOWEVER」でシングル初のミリオン達成を果たす。
10月、デビュー4年目にして初のベストアルバム「REVIEW -BEST OF GLAY-」をリリース。初週の売上枚数で当時の歴代最高となる200万枚を売り上げ、5週連続でオリコン1位を記録、オリコンの年間チャートでも1位を記録した。最終的な売上枚数は488万枚で、一時は日本記録となりギネスブックにも登録された。(現在は宇多田ヒカルの「First Love」、B'zの「B’z The Best "Pleasure"」に続く歴代3位)
「HOWEVER」は通算5週でオリコン1位を記録し、全日本有線放送大賞・日本有線大賞・日本レコード大賞「優秀作品賞」を受賞するなど、J-POP史に残る名曲となった。同年の大晦日には、この曲で初となるNHK紅白歌合戦への参加を果たした。
2月、当時は電話受付だった全国ツアーのチケット予約の電話が殺到したことで全国各地の電話回線がパンク、長野五輪にまで影響する事態が起きた。
4月、13thシングル「誘惑」と14thシングル「SOUL LOVE」を同時リリース。当時としては珍しい同時リリース商法で話題を呼んだ。「誘惑」は162万枚、「SOUL LOVE」は137万枚を売り上げる大ヒットとなり2週連続でオリコン1位2位を独占、それぞれ年間チャートでも1位と5位を記録した。
7月に4thアルバム「pure soul」をリリース。自身最高となる242万枚を売り上げ、ダブルミリオンを記録。日本レコード大賞の「ベスト・アルバム賞」を受賞した。
11月の15thシングル「BE WITH YOU」でもミリオンセラーを記録。大晦日には「誘惑」で紅白歌合戦に参加した。
2月の16thシングル「Winter, Again」が、自身最高の164万枚を売り上げる大ヒットとなり、シングル5作連続でミリオンセラーを記録した。同曲は年間チャートでも「だんご3兄弟」に続く2位を記録し、日本有線大賞と、日本レコード大賞の「レコード大賞」「優秀作品賞」を受賞した。
同月からは東京ドーム5daysを含む、GLAY初のドームツアーを敢行。この頃から新たにキーボードの小森茂生(通称SHIGE。のちに「けいおん!」等の音楽プロデューサーを務める)が参加し、2003年に至るまでサポートを務める。
5月、新曲「サバイバル」をビデオ・シングルという形態でリリース。89万枚を売り上げ、日本のミュージック・ビデオとして史上最も売れた作品となった。
7月には日本航空(JAL)の函館-羽田線就航10周年を記念し、GLAYメンバーの写真を機体にあしらった特別塗装機「GLAY JUMBO」が期間限定で就航された。飛行機の機体に人物がラッピングされるのは史上初めての出来事であり、当時のGLAY人気の絶頂ぶりが伺えるエピソードとなっている。
そして7月31日、GLAYの歴史を振り返る上で欠かせない大規模ライブ「GLAY EXPO '99 SURVIVAL」が開催される。幕張メッセの駐車場に作られた特設ステージで開催されたこの公演は日本のライブ史上最多となる20万人を動員し、今なお「20万人ライブ」として語り継がれている。この動員数は2017年に更新されるまで、「単独アーティストによる有料ライブにおける最多観客動員」のギネス世界記録でもあった。
10月には5thアルバム「HEAVY GAUGE」をリリースし、235万枚のダブルミリオンを記録。大晦日には「サバイバル」で紅白歌合戦に出演後、幕張メッセに移動し、キャリア初となるニューイヤーカウントダウンライブを行った。
ここまで快進撃を続けてきたGLAYであったが、多忙を極めるスケジュールにメンバーの心身は限界を迎えており、また「Winter, Again」のレコード大賞受賞の是非をめぐってメンバー同士が対立。メンバー間の協議の結果、2000年をもってGLAYを解散することが決定した。
しかし、年始に行われた飲み会で解散の話はあっけなく撤回。GLAYの存続が決定する。
4月から11月にかけて、77公演・動員数100万人超におよぶアリーナツアーを行う。ツアー中精神的に苦境に立たされたJIROの脱退危機を乗り越え、ツアー完走を果たす。
8月、20thシングル「とまどい/SPECIAL THANKS」で100万枚を売り上げ、シングル6作目のミリオンセラーを記録。同作は2024年時点で、日本のロックバンドによる最後のミリオンヒットとなっている。
11月、ベストアルバム「DRIVE-GLAY complete BEST」をリリース。263万枚を売り上げ、「BELOVED」からアルバム5作連続ミリオンセラー、「REVIEW」から4作連続ダブルミリオンを達成した。
この頃より、日本のCDセールスのバブルが弾けた影響もあり、爆発的なCDセールスは90年代に比べると目立たなくなったものの、CD年間トータルセールスランキングでは2001年4位、2002年7位、2005年には22位を記録するなど、21世紀以降もヒット作品を多数輩出している。またライブ動員においても各地方で数々の動員記録を作っていくことになり、ビジュアル系バンドブームが去った後でも世代を超えた人気を誇る独自の立ち位置を確立していく。
2001年、シングル「GLOBAL COMMUNICATION」が約50万枚を売り上げオリコン月間1位を記録、シングル10作連続1位を達成した。5月には「GLAY EXPO 2001 GLOBAL COMMUNICATION」を開催。東京(2公演)、北海道石狩市、北九州市の全4公演で構成された大規模イベントで合計28万人を動員。北海道での10万人ライブは北海道史上最多動員数を記録したほか、九州でのライブではアジア圏の様々なアーティストとの共演で8万人を動員し、こちらも九州地方史上最多動員を記録。12月から翌年にかけて50万人動員の2度目の全国ドームツアー(自身初の5大ドームツアー)を開催。
2002年、シングル「Way of Difference」が73万枚を売り上げるヒット、オリコン年間ランキング5位を記録し、有線リクエストランキングでは総合1位を記録した。10月には、日中国交正常化30周年を記念して中国・北京にて「GLAY ONE LOVE in 北京」を開催し3万5000人を動員。当時の中国の音楽イベントの最多動員数記録を塗り替えた。
デビュー10周年の2004年には4枚のシングルをリリースし、その全てがオリコン1位を記録。7月には大阪のユニバーサルスタジオジャパン(USJ)にて「GLAY EXPO 2004 THE FRUSTRATED」を開催し、10万人を動員した。
2005年、3度目の全国ドームツアーのタイトルともなった、初のバラードベスト「WHITE ROAD」が40万枚を超えるヒットを記録(その中の新曲「つづれ織り ~so far yet so close~」は2014年のファン投票で1位を記録するなど、今なお人気が高い)。さらにEXILEとのコラボシングル「SCREAM」も54万枚を売り上げ、同年の年間ランキング5位にランクインした。
その一方で、この頃所属していた大手事務所を脱退して独立しており、(特に活動休止を明言してはいないが)思うように活動を行えない時期があった事が後に明らかとなっている。所属していた事務所との対立、特に印税の未払い問題については裁判に発展しており、2009年にGLAY側が完全勝訴する形で決着を見せている。
2006年、「Re-birth」のコンセプトの下に武道館ライブを行い、完全復活をアピール。同年にはメンバー全員が敬愛する元BOØWYの氷室京介と、シングル「ANSWER」でのコラボを果たした。
6月、38thシングル「VERB」でオリコン1位を獲得。この年まで12年連続で、シングルでオリコン首位を獲得した。
8月、GLAYにとって初めてとなるアメリカ公演を敢行。サンフランシスコとロサンゼルスで3公演を行った。
3月、通算40枚目のシングル「SAY YOUR DREAM」をリリース。5月25日のデビュー記念日には41stシングル「I am xxx」をリリースした。
6月と10月には、過去のシングル曲や新曲を多数収録したベストアルバム「THE GREAT VACATION VOL.1」「VOL.2」をリリース。
8月には日産スタジアムでライブを行い、2日間で15万人を動員。
9月には前年に引き続きアメリカでライブを開催。他にも15周年企画で各メンバーによるプロデュースライブ等を行ったほか、大晦日には幕張メッセで現時点で最後となるカウントダウンライブを行った。
この年、公式YouTubeチャンネルを開設し、過去のミュージックビデオを数十本投稿した。
6月、自主レーベル「loversoul music & associates」設立を発表。
10月、同レーベルからの第1弾アルバムにしてセルフタイトルとなる10thアルバム「GLAY」をリリース。オリコン1位を記録した。
3月11日、東日本大震災が発生。GLAYは日本赤十字社を通じての義援金の寄付や被災地への物資運び出しなど、様々な形で被災地支援を行った。
7月には初めて台湾でライブを行ったほか、公式ファンクラブ「HAPPY SWING」設立15周年を記念して幕張メッセでライブを行った。
この年、故郷函館にオフィシャルショップ「G4 Space」がオープンしたほか、通信販売に特化したオフィシャルストア「G-DIRECT」がサービスを開始した。
9月、43rdシングル「G4・Ⅱ -THE RED MOON-」は一般流通を行わず、G-DIRECTで専売。同シングル収録曲「everKrack(HISASHI作曲)」は、HISASHIにとって初めてのPV付き楽曲となった。
11月、初となるミニアルバム「Hope and The Silver Sunrise」もG-DIRECT専売。以降はCD作品のG-DIRECT専売は行われていない。
7月、大阪・長居スタジアムで2daysライブを行い、計10万人を動員。このライブのアンコールにて、デビュー20周年にあたる2014年までの活動スケジュールを「7つの約束」として発表したのち、TERUが「絶対に解散はしません!!」と宣言。『解散しないバンド・GLAY』誕生の瞬間である。
12月、46thシングル「JUSTICE [from] GUILTY」、47thシングル「運命論」を同時リリース。前者の作曲はHISASHI、後者がJIROであり、JIROにとって初めてのシングル表題曲およびPV付き楽曲となった。
1月、11thアルバム「JUSTICE」と12thアルバム「GUILTY」を同時リリース。オリコン1位2位を独占した。「JUSTICE」はキャリア初、現時点で唯一となるセルフプロデュース作。
5月から7月にかけて、GLAY初の海外ロングツアーを敢行。香港・韓国(ソウル)・タイ(バンコク)・台湾を巡る予定だったが、韓国公演とタイ公演は諸般の事情で中止となり、同ツアーは2公演にとどまった。
7月、48thシングルの中の一曲「DARK RIVER」で、亀田誠治を初めてプロデュースに迎える。
同月、メンバーの故郷・北海道函館市の人工島「緑の島」に作られた特設ステージで凱旋ライブを行う。2日間で計5万人を動員し、函館音楽史上最大規模のイベントとなる。
11月、49thシングルの中の一曲「DIAMOND SKIN」で、再び佐久間正英とタッグを組む。同氏は翌年1月にスキルス胃がんで亡くなった為、この曲がGLAYにとって最後の佐久間プロデュース作となってしまった。
5月25日のデビュー記念日、山形で行われていた東北各県合同の祭「東北六魂祭(現・東北絆まつり)」にてコラボレーションライブを行い、東北在住の約6000人を招待した。
7月、通算50枚目となるシングル「BLEEZE ~G4・Ⅲ~」にて、TERUが表題曲の作詞作曲を担当。TERUにとって初めてのシングル表題曲およびPV付き楽曲となった。
9月、ひとめぼれスタジアム宮城(現・キューアンドエースタジアムみやぎ)にて10年ぶり4度目となる「GLAY EXPO 2014 TOHOKU 20th Anniversary」開催。東北地方の音楽ライブ公演において過去最多となる5万5千人を動員した。
11月、亀田誠治プロデュース体制に移行後初めてとなる、13thアルバム「MUSIC LIFE」をリリース。
5月、20周年企画の締めくくりとして東京ドームで10年ぶりにライブを行い、2日間で11万人を動員。かつてのTERUの「10年後に東京ドームにジャケットを取りに来る」という約束を果たした。このライブでは、かつてGLAYを見出したX JAPANのYOSHIKIがステージに駆け付け、YOSHIKIプロデュースのデビュー曲「RAIN」を共に披露する一幕もあった。
6月、エクスタシーレコード時代の先輩にあたるLUNA SEAが主催するロックフェス「LUNATIC FEST.」に出演。
7月、函館大型ライブの第2弾として、落成されたばかりの函館アリーナでこけら落とし公演を行った。
この年をもって、キーボードのSEIがサポートを離れ、しばらくの間メンバーとドラムのTOSHIの5人体制によるライブ演奏が続く。
1月、53rdシングル「G4・IV」が、2008年の「VERB」以来約8年ぶりとなる通算24作目のオリコン1位を獲得。これにより、シングル・アルバムの両方で1990, 2000, 2010年代の3つの年代での首位達成を果たした。
6月、自主レーベル「loversoul music & associates」を「LSG」に改称。
7月、公式ファンクラブ「HAPPY SWING」設立20周年を記念して幕張メッセでライブを行う。ここでTERUが「イタリアのヴェネツィアでファンクラブ30周年のライブを行いたい」と発言。2026年のライブ実施に向けて新たな目標が設定された。
10月にはX JAPAN・LUNA SEAとともに、ヴィジュアル系に特化したロックフェス「VISUAL JAPAN SUMMIT」を開催し、自身も出演した。
ホールツアー開催中の4月、JIROが急病によるドクターストップで金沢公演を欠席。しかし、該当公演を中止することなく残りのメンバー3人で敢行し、さらに同公演の観客全員を1ヶ月後の振替公演にも無料招待するというファン想いの「神対応」が話題となった。
7月、14thアルバム「SUMMERDELICS」をリリース、オリコン1位を記録。7月31日の「GLAYの日」には、東京お台場にてフリーライブを開催。場所は当日の発表であったにも関わらず、1万人以上のファンが会場に詰めかけた。
11月、55thシングルとなるウェディングソング「あなたといきてゆく」をリリース後、GLAYの楽曲を結婚式で使用する場合に限り、今後は著作隣接権に関して無償提供を行うことを発表した。
2月、公式のサブスク型アプリ「GLAY app」を公開。同アプリは1か月1000円強のサブスク課金を行うことで、GLAYが過去にリリースしたすべてのシングル・アルバム・ミュージックビデオに加え、一部のライブの本編映像やシングル初回限定盤などに付属する特典映像、メンバーの写真のコンテンツを視聴できるものになっている。
6月、3年前のロックフェス「LUNATIC FEST.」の続編である「LUNATIC FEST. 2018」に参加。
8月、2013年と同じ函館・緑の島野外ステージにて、3回目となる函館大型ライブを開催し、2日間で計5万人を動員した。
この年、TERUが故郷函館にプライベートスタジオを開設し、以降自身のボーカルレコーディングの大半を函館で行うようになる。TAKUROは活動拠点をアメリカ・ロサンゼルスに移した。
元日、公式サイトにてこの年の活動コンセプト「GLAY DEMOCRACY(民主主義)」を掲げ、同年〜翌2020年にかけての活動内容を「7つの公約」という形で発表した。元日時点で詳細不明となっていた一部公約については、5月25日のデビュー記念日に会見を行って改めて発表となった。
6月、初となる韓国公演を実施。2013年の海外ツアーで中止になった際のリベンジを果たした。
7月31日、GLAYの日に北海道千歳市でフリーライブを開催。場所は当日まで「北海道某所」としか発表されていなかったにも関わらず、1万人以上のファンが会場に詰めかけ、「20万人ライブ」から丸20年となる記念日を祝った。
8月、メットライフドームにてライブを行い、2日間で6万人を動員。
10月には15thアルバム「NO DEMOCRACY」をリリースした。このアルバムツアーにてキーボードのサポートにハジメタルが参加。2022年に至るまで複数のライブでサポートを行った。
3月、11年ぶりのベストアルバム「REVIEW Ⅱ -BEST OF GLAY-」をリリース。オリコン1位を獲得し、1990〜2020年代の4つの年代でのアルバム首位獲得を果たしたほか、GLAYとしてのCD総売上が4000万枚を突破した。
この年は前年からの25周年企画の締めくくりとして、名古屋・東京・札幌を巡る15年ぶりのドームツアーが予定されていたが、当時猛威をふるっていた新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により、名古屋・東京公演が中止、札幌公演はさいたまスーパーアリーナに会場を移しての開催となった。
ライブの開催が困難となった情勢下にありながらGLAYの活動は止まらず、TERUが主導して無観客ライブ「Live at Home」シリーズをGLAY公式アプリを通して配信したほか、函館の恵山で野外無観客ライブを実施し、その様子をYouTubeで配信した。またHISASHIも自身のYouTubeチャンネルで近況を報告する配信活動を開始した。
引き続きコロナの影響を受けながらも、「エンターテイメントの逆襲」を宣言。コロナ禍を感じさせない活動ペースを維持する。
3月からは各メンバーがそれぞれプロデュースした配信ライブを4ヶ月連続で敢行。この頃からキーボードのサポートに村山☆潤が参加し、2024年現在も継続的にGLAYのライブに帯同している。
5月からは5ヶ月連続で新曲を配信リリースした後、10月に16thアルバム「FREEDOM ONLY」をリリース。オリコン1位を記録した。
9月にはB'zが主催するプロジェクト「UNITE #01」に参加。初となるB'zとの対バンが実現した。
10月にはSpotifyなどの音楽サブスクサービスで過去のすべての楽曲の配信が解禁された。
11月、YouTube上の企画「THE FIRST TAKE」に参加し、代表曲「Winter, Again」と最新59thシングル「BAD APPLE」を披露した。
1月、TAKUROのコロナ感染により、前年から続くアリーナツアーのうち2公演を中止。
7月、公式ファンクラブ「HAPPY SWING」開設25周年を記念するライブツアーを開催(本来は2021年開催予定だったがコロナの影響で延期)。このツアーで、デビュー以来のライブ公演数が1000回の大台を達成した。
9月、60thシングル「Only One, Only You」リリースと同時に公式TikTokアカウントを開設。
2月、61stシングル「HC 2023 episode 1 -THE GHOST/限界突破-」リリースと同時に、公式YouTube上でこれまで公開されていなかった過去のミュージックビデオを一挙公開し、既存の動画についてもフルHD対応を行った。
3月から始まったライブツアーで、2020年以降コロナのため禁止されていた観客からの声出しを解禁。
9月には12年ぶりとなる2ndミニアルバム「HC 2023 episode 2 -GHOST TRACK E.P-」をリリース。
12月、年内最終公演となるライブのアンコールにて、デビュー30周年となる翌2024年の予定の一部を公開。2024年~2025年にかけての活動テーマが「GLAY EXPO」であること、30周年記念のキービジュアルのイラストを「ONE PIECE」の作者・尾田栄一郎が手掛けたこともあわせて発表された。
| 年号 | No. | タイトル | オリコン | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1994 | 1st | RAIN | 26位 | |
| 2nd | 真夏の扉 | 24位 | ||
| 3rd | 彼女の"Modern..." | 45位 | ||
| 1995 | 4th | Freeze My Love | 19位 | |
| 5th | ずっと2人で…/GONE WITH THE WIND | 34位 | ||
| 6th | Yes, Summerdays | 13位 | ||
| 7th | 生きてく強さ | 19位 | ||
| 1996 | 8th | グロリアス | 4位 | |
| 9th | BELOVED | 3位 | ||
| 10th | a Boy~ずっと忘れない~ | 2位 | ||
| 1997 | 11th | 口唇 | 1位 | |
| 12th | HOWEVER | 1位 | ||
| 1998 | 13th | 誘惑 | 1位 | 同時発売 |
| 14th | SOUL LOVE | 2位 | 同時発売 | |
| 15th | BE WITH YOU | 1位 | ||
| 1999 | 16th | Winter, Again | 1位 | |
| - | サバイバル | 1位 | ビデオシングル | |
| 17th | ここではない、どこかへ | 1位 | ||
| 2000 | 18th | HAPPINESS | 1位 | |
| 19th | MERMAID | 1位 | ||
| 20th | とまどい/SPECIAL THANKS | 1位 | ||
| 21st | Missing You | 1位 | ||
| 2001 | 22nd | GLOBAL COMMUNICATION | 1位 | |
| 23rd | STAY TUNED | 2位 | ||
| 24th | ひとひらの自由 | 1位 | ||
| 2002 | 25th | Way of Difference | 1位 | |
| 26th | またここであいましょう | 2位 | ||
| 27th | 逢いたい気持ち | 2位 | ||
| 2003 | - | いつか | 2位 | DVDシングル |
| 28th | BEAUTIFUL DREAMER/STREET LIFE | 1位 | ||
| 2004 | 29th | 時の雫 | 1位 | |
| 30th | 天使のわけまえ/ピーク果てしなく ソウル限りなく | 1位 | ||
| 31st | Blue Jean | 1位 | ||
| 32nd | ホワイトロード | 1位 | ||
| 2005 | - | SCREAM(GLAY×EXILE) | 1位 | コラボシングル |
| 2006 | 33rd | G4 | 2位 | |
| - | ANSWER(GLAY feat. Kyosuke Himuro) | 2位 | コラボシングル | |
| 34th | 夏音/変な夢 ~THOUSAND DREAMS~ | 1位 | ||
| 2007 | 35th | 100万回のKISS | 1位 | |
| 36th | 鼓動 | 1位 | ||
| 37th | Ashes.EP | 2位 | ||
| 2008 | 38th | VERB | 1位 | |
| 39th | 紅と黒のMATADORA | 2位 | ||
| 2009 | 40th | SAY YOUR DREAM | 2位 | |
| 41st | I am xxx | 2位 | ||
| 2010 | 42nd | Precious | 2位 | |
| 2011 | 43rd | G4・Ⅱ -THE RED MOON- | - | G-DIRECT限定発売 |
| 44th | My Private "Jealousy" | 6位 | ||
| 2012 | 45th | Bible | 3位 | |
| 46th | JUSTICE [from] GUILTY | 3位 | 同時発売 | |
| 47th | 運命論 | 4位 | 同時発売 | |
| 2013 | 48th | DARK RIVER/Eternally/時計 | 4位 | |
| 49th | DIAMOND SKIN/虹のポケット/CRAZY DANCE | 4位 | ||
| 2014 | 50th | BLEEZE ~G4・Ⅲ~ | 4位 | |
| 51st | 百花繚乱/疾走れ!ミライ | 6位 | ||
| 2015 | 52nd | HEROES/微熱Ⓐgirlサマー/つづれ織り ~so far yet so close~ | 5位 | |
| 2016 | 53rd | G4・Ⅳ | 1位 | |
| 54th | [DEATHTOPIA] | 6位 | ||
| 2017 | 55th | WINTERDELICS.EP ~あなたといきてゆく~ | 3位 | |
| 2018 | 56th | 愁いのPrisoner/YOUR SONG | 4位 | |
| 2019 | 57th | G4・Ⅴ -Democracy 2019- | 2位 | |
| 2020 | 58th | G4・2020 | 2位 | |
| 2021 | 59th | BAD APPLE | 4位 | |
| 2022 | 60th | Only One, Only You | 4位 | |
| 2023 | 61st | HC 2023 episode 1 -THE GHOST/限界突破- | 3位 | |
| 2024 | 62nd | whodunit -GLAY×JAY(ENHYPEN)-/シェア | 5位 | |
(2010年10月13日)
(2010年10月24日)
(2010年10月26日)
(2010年11月24日)
(2011年11月17日)
(2011年12月15日)
(2012年5月23日)
(2012年12月10日)
(2013年1月21日)
(2013年11月27日)
(2014年11月4日)掲示板
144 ななしのよっしん
2024/12/24(火) 19:11:31 ID: YyFqX1d+Xl
145 ななしのよっしん
2025/03/16(日) 00:23:52 ID: pGTW6ehIFl
30周年記念ベストアルバム 4/23にリリース決定!G-DIRECT限定盤はキャリア初となるCDプレイヤー付き商品を販売
https://
146 ななしのよっしん
2025/09/15(月) 01:24:32 ID: mOErZtSFpw
流行りのWplaceってサイトにもGLAYの絵があったよ。
もちろん函館にね。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/25(木) 03:00
最終更新:2025/12/25(木) 03:00
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