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良い子のみんな気をつけろ!この記事はネタバレ成分に満ちているぞ! |
超ロボット生命体 トランスフォーマー プライムとは、2012年4月から放送中のトランスフォーマーシリーズのアニメである。
概要
米国では2010年11月から『Hub』(ハスブロとディスカバリーチャンネルの合同運営)により放送開始、現在も物語は完結していない。アニメーション制作はポリゴン・ピクチュアズ。
日本では2012年4月7日よりテレビ東京系列において放送開始。実写版同様の海外名準拠だが、一部は名称が変更されているのもある。
前作のアニメイテッドと比べると1話の衝撃的展開等、過激でシリアスな場面が多い事も特徴。
おなじみの岩浪美和監督演出による日本語版も、ギャグこそあれど次回予告が暴走しない等、度合いは控えめになっている。
岩浪曰く「ストーリーがしっかりしているからあまり崩さないようにしてる、許してるのは狂言回しの役になってもらっているスタースクリームなど一部だけ」とのこと。
エアラクニッドなど朝の子供に見せるにはキツいキャラに関しては特に脚色を入れているようだ。
2012年、第39回デイタイム・エミー賞アニメーション番組特別部門最優秀賞を受賞した。
深夜の完全変形2時間スペシャル
2012年8月12日の深夜、トランスフォーマーシリーズにおいて異例の深夜の二時間特番が組まれた。
おふざけあり、マニアックトークあり、声ヲタ大歓喜のコメントありなど、濃ゆいスペシャル番組がファンを盛り上げた。
その中ではかつてのCGビーストウォーズやアニメイテッドを彷彿とさせるような、おふざけ前回のリミックス作品などが放映された。
衝撃の結末
最終回は大人の事情により、最近の子供アニメでは珍しい超絶バッドエンドとなった(しかも、岩浪監督作品恒例の最終回合唱もなかった)。米国では続編となるビーストハンターズが放映中だが、そちらも息の長い放映ではない予定……。
きっとよいこのみんなが信じ続けていれば、ハンターズはOVAとかでやってくれるかもしれない!
オートボットのみんなを信じて、復活を待とう!
あ、ちなみに玩具は「参乗合体トランスフォーマーGo!」シリーズでビーストハンターズの玩具がリリースされます。買ってネ!
登場人物(リストは日本語版に出演しているキャラのみ)
オートボット
オプティマスプライム 声 - 森川智之 / 英 - ピーター・カレン
オートボットの司令官。姿は実写版に近い。これまでの司令官と比べると和平主義者としての面が強く、慈悲深い。
過去の名はクチビルオライオンパックスであり、サイバトロン星の情報収集員であった。メガトロン=メガトロナスとは友人であったが、その後の顛末と思想の違いで対立してしまう。
サイバトロン星が汚染された際、プライマスからマトリクスを受け継ぎ、オプティマス・プライムとなる。
ガイアユニクロンに対しマトリクスの力を解放した結果、オプティマスになってからの記憶を失ってしまい(つまりオライオンパックスに戻った)、メガトロンに懐柔されてディセプティコンへ入れられてしまう…が、心はオートボットだったということで、29話にて離反。ジャックが持ってきたベクターシグマのデータによりオプティマスに戻った。記憶喪失中に行ったアイアコンの遺産データ調査はメガトロンに利用されることになる。46話でマトリクスセイバーを入手。
最終回、絶体絶命のオートボットを全員逃がす。そして、マトリクスセイバーを振い・・・・・
実写版同様発声回路に支障が出ている。しかも実写版と違いラジオでも会話できないため常に電子音で、その言葉がわかるのは一部のみ。
メガトロンに体を乗っ取られたり、トランスフォームコグを盗られ変形できなくなった事もある。深夜スペシャルでは設定を無視してしゃべってしまった。
ラチェット 声 - 飛田展男 / 英 - ジェフリー・コムズ
オートボットの頼れる看護員にして留守番参謀。人間の技術を信用しないなど堅物…の割にははっちゃけたりする事も。日本語版ではドリフネタまで披露した。
22話にて、人工の合成エネルゴンを完成させそれまでの鬱憤を晴らすがごとくディセプティコン達を圧倒するが、メガトロンには勝てず、自らの精神を好戦的にしてしまうと気付き、合成エネルゴンは破棄された。だが…。
ファンからオートボットのゲ医扱いをされている。
バルクヘッド 声 - 長嶝高士 / 英 - ケビン・マイケル・リチャードソン
アニメイテッドではアイアンハイドだったが今回は海外版通り。日本語版の中の人はアニメイテッドでサムダック博士を演じていた。やっぱり怪力キャラだが、今回は元レッカーズの一員だったりとワイルドさが一段と増した。ミコとはリア充関係仲が良い。21話で一時期異常に知能が向上した引き換えに記憶を失ってしまいかけた事がある。41話ではアイアコンの遺産「毒エネルゴン(通称毒エネ)」を火山に捨てるべく孤軍奮闘するが、任務成功の直前、ハードシェルの銃弾によって倒れる。43話~45話までリハビリ中の身で、一時は新人のスモークスクリーンと険悪だったが戦いを通じて戦友となる。
バイクの姐さん。アーシーといえば基本的にピンクだったが今回は青となった。パートナーを2人も失うなど、かなり陰惨な過去を送っているが、現在は人間のジャックとパートナー関係。過去の事に当たると冷静でいられなくなる。
「お・し・お・き・よ」
クリフジャンパー 声 - 杉山紀彰 / 英 - ドゥエイン・ジョンソン
おなじみ血祭り要員。1話にて派手な活躍を見せるが…ディセプティコンに捕まりスタースクリームに殺されてしまった。挙句、ダークエネルゴンの実験台にされてテラーコン(所謂ゾンビ)化してしまう。G1ではデストロンを血祭りにあげようとしたが、逆に今回は血祭りにあげられてしまったのである。オォゥ…。過去回想(43話)でもスタースクリームに捕まっていたがその時はアーシーと共に脱出。
ホイルジャック 声 - 泰勇気 / 英 - ジェイムズ・ホラン
G1ではマッドサイエンティストであったが、まさかの侍。バルクヘッドの古い友人。「~で候」が口癖。単独行動を好み、一度宇宙へ旅立ったが、再会した同僚、シースプレーをドレッドウイングに殺され、復讐のために地球に再来。一件の後、地球に留まることに決め、ビークルモードをスキャンした。
テイルゲート 声 - 石上裕一 / 英 - ジョシュ・キートン
アーシーの元パートナー。姿は本編では確認しづらいがクリフジャンパーと同型の模様。サイバトロン星の大戦時にエアラクニッドに殺されてしまう…
レッカーズ
オートボットの別働隊にして特殊工作部隊。バルクヘッドやホイルジャックが在籍していた。他のメンバーはロードバスター、インパクター、ロトストーム、パイロだったが4人とも故人。
スモークスクリーン 声 - 興津和幸 / 英 - ノーラン・ノース
アイアコンの警備をしていた新人トランスフォーマー。ディセプティコンに捕まっていたが脱出ポッドで地球にたどり着き、オートボットの一員となる。新人ながら抜け目がない。因みに、中の人が(TFシリーズは初参戦ながら)中の人なのか、それとも音響監督繋がりなのか、CM予告にて震えるぞトランスフォーマー!燃え尽きるほどプライム!と早速の暴走を見せた。
ディセプティコン
メガトロン 声 - 藤原啓治 / 英 - フランク・ウェルカー
ご存じ破壊大帝。
「ユニクロンの血」といわれるダークエネルゴンを執拗に狙うなどの行動から、厨二病大帝と呼ばれる事も。オプティマスとは因縁の関係である。5話の戦闘で意識不明の重体に陥ったが14話にてついに復活。23話にて、ダークエネルゴンの在りかを見つけ、狂喜するも…ガイアユニクロンにオプティマスを倒せなかったという理由で愚か者扱いされ、オプティマスと共にユニクロン打倒を持ちかける。
ガイアユニクロン打倒後は記憶を失ったオプティマス=オライオンをディセプティコンに引き入れて利用している。
過去の名はメガトロナスであり、サイバトロン星の拳闘士であった。政治改革に失敗し、オライオンが次期プライム候補に選ばれてしまった怨念からディセプティコンを結成した。たび重なるアイアコンの遺産奪取の失敗と、オプティマスがマトリクスセイバーを手に入れてしまったことから焦りを感じ、過去のプライムの右手を移植。そしてソラスプライムハンマーを使い、ダークエネルゴンで作った武器『ダークエネルゴンセイバー』を使いマトリクスセイバーを凌駕する。その武器に酔いしれる様と果てしなき野望はオプティマスから「邪な妄想」と諭された。最終回、右手を切られるも、人質作戦で手に入れたオメガキーでオメガロックを起動、地球に巨大な要塞を作りオートボットを圧倒する。
スタースクリーム 声 - 鶴岡聡 / 英 - スティーヴン・ブルーム
ニューリーダー病まっしぐら航空参謀。6話以降ニューリーダーの座についたものの部下に信頼されず、14話にて復活したメガトロン様にやはりお仕置きされる。日本語版ではお笑い芸人の道も目指してる模様。トランス、フォオォォム!と、変形の時の声がとても特徴的。よいこのみんなも最近真似してきてくれる……らしい?(ちなみに国立市在住らしい)
19話にて洞窟に閉じ込められメガトロンに助け出され、20話にて改心を試みる。が、エアラクニッドとオートボット達に散々な目にあわされ、メガトロンにも殺されそうになると考えた結果、ディセプティコンから離反する。
しかしやめてからもディセプティコンの母艦からエネルゴンを盗み出そうとしたり抜け目がない。30話にてサイラス率いるメックと手を組んで人造トランスフォーマーの計画に協力。バンブルビーのトランスフォームコグを利用しようとしたが、失敗した代償としてトランスフォームコグを奪われ、トランス、フォオォォム!できなくなってしまう。
39話で南極に来訪し、アイアコンの遺産のひとつ「エイペックス・アーマー」を手に入れてハイになるがオプティマスとドレッドウィングの共同作戦により海に沈められ、スモークスクリーンにアーマーを取られてしまう。が、49話でレッドエネルゴンを駆使してオメガキーをすべて入手し、メガトロンの元に戻ってきた。最後にはトランス、フォオォォム!できるようになった。
36話でスタースクリームが輸送船ハービンジャーで見つけた5体のプロトフォーム達を自分の手駒として作り上げたタカラトミーもびっくりなクローンだっぺ。メガトロンを抹殺するべくネメシスに乗り込むが、1体が偶然ネメシスに乗っていた偵察中のバルクヘッドを挑発してしまったために彼に破壊され、他の3体もメガトロンに倒されてしまう。生き残った最後の1体はオリジナルのスタスクにとって代わろうとしたけど見抜かれてやられてしまいましたんだ。
なぜかクローンが受けたダメージはオリジナルにも痛みが伝わってしまう。日本語版では語尾が特徴的。
喋らない。(ただし人の言葉を借りる事がある)
今回も有能な情報参謀。部下はレーザービーク(コンドル)のみとなっている。普段は情報収集がメインだが、戦闘能力たるや恐ろしいものであり、「怒ると怖い」タイプ。
スカイクウェイク 声 - 岩崎征実 / 英 - リチャード・グリーン
6話にて登場する大型のディセプティコン守護者(玩具では爆撃兵)。スタースクリームが部下にしようとしていたが…バンブルビーの攻撃を受けて戦死。そして第15話にてスタスクの持っていたダークエネルゴンでテラーコン化。
ドレッドウイング 声 - 岩崎征実 / 英 - トニー・トッド
32話から登場するスカイクウェイクの双子の兄(原語版では弟ともされる)。ディセプティコンの護送船アルマダの 船長(原語版ではディセプティコンの一部隊、シーカーズのリーダー)であり、スカイクウェイクと違い爆弾を駆使した戦略的な戦いが得意。彼を殺したオートボットに復讐するべく地球に来訪。メガトロンに対しては忠実。39話で南極のアイアコン遺産を求めオプティマスと決闘。その後遺産を手に入れたスタスクを倒すため一時的に共闘。
50話で弟の死の真相を知り、ディセプティコンの現在に失望した彼はソラスプライムハンマーをオートボットに託し、スタースクリームを抹殺しようとするが…
メイクシフト 声 - ?(泰勇気の可能性あり) / 英 - ケビン・マイケル・リチャードソン
8話にて登場する、あらゆるトランスフォーマーへの変装が出来る潜入兵。本来の姿はシルエットのみで、不明。
ホイルジャックに化けてオートボットの基地の場所を割り出そうとするが失敗。爆弾を取り付けられてディセプティコンの元へ送り返され…爆死した。余談だが、彼は海外のTF小説『Exiles』にてとあるTFにも化けて出演していたりする。
メディックノックアウト 声 - 増谷康紀 / 英 - ダラン・ノリス
真っ赤なスポーツカーに変形する働かないナルシスト軍医。日和見主義者でもある。
「ゲ医」なるあだ名が存在するが、彼は間違ってもアレ系ではないし、公式(海外の公式イベント「ボットコン」2011年のトークコーナー)でも否定しているのでご安心を。
ウォーブレークダウン 声 - 伊丸岡篤 / 英 - アダム・ボールドウィン
「壊すの大好き!ウォーブレークダウン!!」が口癖の好戦的パワーファイター。というか脳筋。
バルクヘッドのライバルにしてノックアウトのパートナー。第16話にて、サイラス率いるメックに捕まり、解体されそうになる。バルクヘッドの援護でなんとか逃げ出すも、彼のデータはメックのキメラ計画に利用される。その後もメガトロンに信用されなくなったりと不憫。そして33話、裏切りを図ったエアラクニッドの処刑を任されるも逆に彼女の挑発に乗せられてしまい、「びびでばびでぶ~!!」 の断末魔とともに惨死。遺体はメックによって回収される。そしてその後、瀕死の重傷となったサイラスの新たなボディとなった。
エアラクニッド 声 ‐ 柚木涼香 / 英 ‐ ジーナ・トーレス
一人で勝手に地球へやってきたクモっぽい姿の女戦士。アーシーとは切っても切れない因縁がある。17話でヘリをスキャンした。26話で自分のおもちゃの売り上げのためにメガトロンの居ぬ間にニューリーダー宣言をするが、メガトロンの忠実な部下であるサウンドウェーブの制裁をくらってしまった。深夜版、20話ではワスピーターの事も口にしていたが……33話ではそんなワスピーターインセクティコン達を手中にし、36話で本格的な反逆をするもインセクティコンが次々とやられてしまい、自身もアーシーとの戦いで休眠用カプセルに閉じ込められステイシス・ロック(機能停止)状態に。カプセルはオートボット基地に運ばれた。(が、AM劇場では元気だったりすると本人談)今回も吹き替えのセリフがネタだらけで中の人のイメージと相まって彼女のキャラだけビーストウォーズと同じ空気になっている。
インセクティコン 声 - 加藤賢崇 / 英 - スティーヴン・ブルーム、ケビン・マイケル・リチャードソン、etc...
虫けら(アーシー談)。フンコロガシ(ビーコン談)。ディセプティコンがサイバトロン星に残していたインセクティコンの一体が29話に登場し、地球に存在している別の個体が33話に登場。38話でアーシーをナンパと戦う。原語版では唸り声が主でほとんど喋らないが(一応、しゃべる回も存在する。)日本語版では恐怖感を緩和するためかワスピーターでお馴染みの加藤賢崇がやりたい放題にアテレコ吹き替えを行った。カブトムシに変形するが、羽音はやはりブンブンなので口癖はワスピーターと同じである。決まった……。36話で大量発生。メガトロンを倒そうとするが次々とやられてしまう。エアラクニッドが機能停止に陥った時に戦意喪失。本当のご主人さま、メガトロンに忠実となった。
インセクティコンのリーダー格。レッカーズメンバーを倒してきた猛者。通常の虫たちと違い原語版でも喋れるほどの知能があるが、彼も例に漏れずアドリブだらけのうるさいおもろいキャラクターになっている。42話でバルクヘッドにとどめを刺せなかった罰としてホイルジャック抹殺の命令を受けるも、ミコのミサイル発射で戦死。着払いの事から頭が離れられない模様。
ショックウェーブ 声 - 三宅健太 / 英 - デビッド・ソボロブ
スタスク、音波と並ぶ毎度おなじみディセプティコンのショックなお留守番参謀科学者。さらっと脳内ハッキングプログラムやスペースブリッジも作れるくらいショックな技術力を持っている。日本語版では何かとショックショックつぶやいたりぼやいたりする。ほんの一昔前のサイバトロン星での騒動でアーシーとクリフが地球に来る原因を作った。
シーズン3では留守番がてらショックなビーストを作って地球に来る予定。
ディセプティコンビーコン 声 - 泰勇気 / 英 - スティーヴン・ブルーム、ケビン・マイケル・リチャードソン、etc...
公式の設定ではプログラムによって動く量産型兵士とされているが、個々の人格を持つのが特徴。苦労人としての人気がひそかに高まっている。車型、飛行機型の二種類が存在。
その他
ガイアユニクロン 声 - 中村秀利 / 英 - ジョン・ノーブル
劇中、ダークエネルゴンは「ユニクロンの血」と呼ばれ、メガトロンが死者を蘇らせるエネルギーとして使っていた。
今回のユニクロンの正体は「地球」そのものであり、プライマスに追放された後地球のコアとして眠り続けていた。よってユニクロンを倒す事≒地球を滅ぼすこととなってしまう。戦う際は岩石から自分のコピーを大量に作り出すことができる。極めて独善的でありメガトロンの共闘案を断り、オプティマスの和解案にも耳を貸さなかった。
26話にてマトリクスにより意識を封印されてしまう。
プライマス&最初の13人
オプティマスは13人、ひいてはプライマス最後の子孫、プライムの血をひくTFとされる。13人のメンバーの中にはギャラクシーフォースのベクタープライムやトランスフォーマー(実写映画)のフォールンも含まれている。太古の時代にユニクロンを追放し、オールスパークを生み出したとされる。地球にそのメンバーが使用、および地球に隠していた遺産として、ソラスプライムハンマー、マトリクスセイバー、オメガキーが存在していた。
アルファトライオン 声 - 有本欽隆 / 英 - ジョージ・タケイ
公文書保管局長(ちなみに、海外では最初の13人である事が言われているが、過去シリーズの同名キャラもそうなのかは不明)。47話にてオプティマスプライムのマトリクスセイバーを通じて現れた。過去からのメッセージとしての登場であり、 現在は行方不明の身(アイアコン襲撃によるもの)。アイアコンの遺産を地球に送ったのは彼。
ネメシスプライム 声 - 石塚運昇 / 英 - クランシー・ブラウン
メックがオプティマスとブレークダウンのデータを解析し、スタスクのトランスフォームコグを使用して作り上げた 人造のトランスフォーマー。意思はなく、サイラスの遠隔操縦によって動く。オプティマスとオートボットの信用を落とすべく米軍基地を攻撃。その後オプティマスと対決するがファウラーに気を取られたサイラスが操縦しなかったために動けなくなったところをオプティマスによって倒される。 余談だが、本編では通常のオプティマスに汚し塗装+目が黄色いのが特徴であったが、玩具では黒い。すなわち、あのブラックコンボイである。
戦艦ネメシス 声 - ?(岩崎征実の可能性あり) / 英 - ケビン・マイケル・リチャードソン
1話から登場しているディセプティコンの戦艦。37話で戦艦の修理のためにメガトロンがダークエネルゴンを使用した結果、意志をもつようになる。オートボット、ディセプティコン関係なく邪魔な存在を金縛りにし、アイアコンの遺産を求めようとするも調査に来たジャック達人間たちの機転により意志を消滅させられ、もとの戦艦に戻る。余談だが、プライム世界とは設定を共有したサイバトロン星での戦いにおいて、ネメシスの正体は…
地球人(仲間及び第3勢力メック)
ジャック・ダービー 声 - 福山潤 / 英 - ジョシュ・キートン
16歳の高校生。立場的には実写映画でいう所のサムに近いが、いざという時に行動的になれる男。バイト後の蒼いバイクとの出会いがきっかけでトランスフォーマー達の戦いに巻き込まれる。戦いを通して成長を認められたのか、オプティマスにベクターシグマの鍵を渡された。37話でのネメシス潜入作戦等、着実にチームをまとめるリーダーとして成長している一面が見られる。…が、スモークスクリーンとコンビを組んだ際は悪ふざけを2人でしていた。
ラフ・エスキベル 声 - くまいもとこ / 英 - アンディ・ペソア
12歳の少年。おとなしい性格ながら、オートボット基地のPCを直す、公共施設のサーバーにハッキング、バンブルビーの電子音を唯一理解できる等、G1のチップに続く「フロッピーディスクを咥えたシャーロック・ホームズ」である。
23話でメガトロンの攻撃によるダークエネルゴンの影響を受け、重症に陥るがラチェットの機転で助かる。
ミコ・ナカダイ 声 - 古木のぞみ / 英 - タニア・グナディ
日本からやってきた15歳の妹系キャラ留学生。超行動的で、トランスフォーマー達の戦いに巻き込まれることに困惑せず、むしろ滅多にない体験としてオートボットとの交流を望む。 バルクヘッドの事を大事に思っているらしく、42話では敵であるハードシェルを討つべくホイルジャックと共に行動。
ウィリアム・ファウラー 声 - 乃村健次 / 英 - アーニー・ハドソン
アメリカ政府のエージェントにして、オートボットとのサポートを強いられてる担当する男。くまさんパンツ。6話ではスーツ服のまま戦闘機を乗りこなすというタフな仕事をやってのけている。頑固なようで実はお茶目。劇中、3度も自分の乗る戦闘機やヘリをディセプティコンにスキャンされてしまう。だが、34話では元レンジャー隊員である事が判明したうえにサイラスとのリアルファイトを披露する。
ジューン・ダービー 声 - 生天目仁美 / 英 - マーキー・ポスト
ジャックの母。美人さん。ジャックの家は母子家庭らしく、彼に対して過保護なところもある。17話にてメックと手を組んだエアラクニッドに捕らえられてしまい、その一件でトランスフォーマーの存在を知る。
サイラス(リーランド・ビショップ) 声 - 石塚運昇 / 英 - クランシー・ブラウン
政府から危険視されているテロリスト軍団「メック」のリーダー。トランスフォーマーの存在に興味を持ち、その技術を利用して世界征服にのりだそうとする。30話では本格的なTFの実験が行われていた。ついに34話でネメシスプライムを完成させ、オプティマスを倒そうとするが敗北、墜落したネメシスプライムの下敷きにされてしまう。その後メック隊員に救出されるが、もはや助かる見込みはない。だが、それは現代の医学での話。待つのは死と思われたが、破壊されたブレークダウンのボディと脳を繋ぐという方法でまさかの復活を果たす。そしてディセプティコンにサイラス自身が開発した衛星兵器の情報を与えるも、作戦は失敗。それによってメガトロンの怒りを買い、ノックアウトの実験材料となり…
アームズマイクロン劇場
日本語版の編集の際カットされたシーンの穴埋めのための日本語版オリジナル要素の一つ。アニメーション制作はHiWaPlus。本編の登場人物は彼らの存在、そして自分たちの武器に変形しているという事を知らない…はず。
オーピー 声 - 森川智之:どこぞのイボンコやププみたくイジられやすい。 「私にいい考えがある」
ビーツー 声 - くまいもとこ:バンブルビーの武器に変形。車酔いしやすい。
アルエ 声 - 飛田展男:ハワイからの手紙を「燃やせ」 個性の違う別個体・シャイニングアルエ軍団がいる。
アルク 声 - 伊藤静:ダークエネルゴンジュースにどっぷり浸かっている模様。別個体も38話で唐突に登場。
ベーハー 声 - 長嶝高士:性格はアニメイテッドのアイアンハイド(バルクヘッド)に近い。
シエル 声 - 乃村健次:マイクロンの声はほぼ武器の主と同じ声だが何故か違う。クリフェ…
ウージ 声 - 泰勇気:「オプティマスの人気が 落ちてぃます」 G1のごとく、発明家らしい。
コスモテクター:プラル(くまいもとこ)、サイス(飛田展男)、ジェイズ(長嶝高士)により構成される盾。
ソウ 声 - 加藤賢崇:38話で唐突に登場。玩具限定キャラ・スワーブのパートナー。
エスツー 声 - 興津和幸:見た目がG1初代のゲスト・デフコンにそっくり。
ゴラⅡ 声 - 藤原啓治:破壊大帝のマイクロン。脳みそ筋肉。
ハデスもしくはハデスバットシュタインカマーバッハ666世 声 - 同上:突如AM劇場を乗っ取ったナルシスト。
グラ 声 - 増谷康紀:中の人は同じだが、宿り主と違って声が高い。
ザム 声 - 伊丸岡篤:宿り主と性格が似ている。夕飯までには帰ってこれた。
ノジ/イグ 声 - 泰勇気/イグはなし:ビーコンのマイクロン。
イダ 声 - 柚木涼香:宿り主と違いオートボットとは友好的ですだ。
ジグ 声 - 岩崎征実:ハデスのコンボウェポンになっていた。
ダークマターカリバー:ガブ(泰勇気)、バル(福山潤)、ダイ(乃村健次)により構成される大剣。後にダークエネルゴンセイバーにパワーアップ。
ダゴ(R/F) 声 - 古木のぞみ:兄弟で、フレンジーとランブル(2人とも玩具のみのキャラ)のパートナー。
オズ 声 - 乃村健次:スタントワイルドライダー(玩具のみのキャラ)のパートナー。あやまりマンモス。
ガリロボ君 声 - なし:12話にて突如姿を現した謎のTF。デカい。
オプティマスグランドベース 声 - なし:ウージの妄想の中に登場した「新スクランブルシティ計画」の一環。
余談
前作『アニメイテッド』などのように、今作もトランスフォーマシリーズに縁のあるキャスティングである。一例は一部を除き日本語版を抜粋。
・オプティマスプライム - 原語版は初代と同じ、日本語版の中の人は、ビーストウォーズメタルスにおいてジャガーを演じていた人が担当。
・ラチェット - ビーストウォーズでテラザウラー、クイックストライクを演じた。
・バルクヘッド - 前作『アニメイテッド』でサムダック博士、ダイノボットのスナールを演じていた。
・メガトロン - 日本語版はダーッ!!な恐竜。原語版では初代破壊大帝であり、ウェルカーメガトロンは実を言うと結構久々。
・スカイクエイク/ドレッドウィング - ビーストウォーズⅡにてビッグホーンを演じていた。
・メディックノックアウト - スーパーリンクでメガザラックを演じていた。
・ウォーブレークダウン - 日本語版の中の人がTFに出演するのは二度目。でアニメイテッドでアーマーハイド、ワーパス、クリフジャンパーを演じていた。赤い。
・エアラクニッド - ビーストウォーズでブラックウィドーなどを演じていた(実はクモ女はこれで3度目)
・ハードシェル - 日米どちらもビーストウォーズ等TFシリーズで様々なキャラを演じていた。
・ショックウェーブ - スーパーリンクのオメガスプリーム等、アニメイテッドでアイアンハイド(バルクヘッド)を演じた。
・ガイアユニクロン - 日本語版の中の人はかつてもビーストウォーズにてユニクロンの声を演じていたが、これはエイリアンがビーストコンボイの記憶から作り出したホログラムであり、ユニクロン本人を演じるのはこれが初。
・アルファトライオン - 日米どちらもアニメイテッドにてヨケトロンの中の人となった。
スタッフ
- 総監督 - デビッド・ハートマン(アートディレクターも兼任)
- キャラクターデザイン - ホセ・ロベス
- CG製作ディレクター - 林弘幸
- 音楽 - ブライアン・タイラー、マシュー・マジェーソン(15話以降)
- 音声監督 - スーザン・ブルー(11話まで)、ジェイミー・シモーヌ(12話以降)
- アニメーション製作 - ポリゴン・ピクチュアズ
- 日本語版演出 - 岩浪美和
- 翻訳 - 寺尾知寿子
- AM劇場ディレクター - 浜田朗
主題歌
「FEELING」(第1話-第13話) 歌 - BIGBANG
「TRANSFORMERZ」(14話~26話) 歌 - m-flo
「TRANSFORMERZ version 2.0」(27話~最終話) 歌 - m-flo (40話以降は映像も変化)
「I Believe in All」(第1話-第13話) 歌 - CLUTCHO
「A Little Bit」(14話~26話) 歌 - CLUTCHO
「ディスコード」(27話~最終話) 歌 - 東京女子流 (40話以降は映像も変化)
関連動画
関連項目
- トランスフォーマー
- 2012年春アニメ
- トランスフォーマーの関連項目の一覧
- トランスフォーマープライム ビーストハンターズ(海外での第三シーズン)
- 参乗合体トランスフォーマーGo!(日本での次回作)
- トランスフォーマージェネレーションズ(海外ゲーム"WFC"は本作の設定が一部共有されている)
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