ファーミングシミュレーター15とは、Giants Softwareの農業シミュレーションゲーム。ファーミングシミュレーターシリーズの最新作となる。略称はFS15(英)またはLS15(独)。
| 制作 | GIANTS SOFTWARE |
| ジャンル | シミュレーションゲーム (農作業・農場経営シミュレーション) |
| 価格 | \3,299 (Amazon、PCダウンロード版) |
| \3,299 (Steam) |
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| \5,957 / \5,081 (Amazon、PS4/PS3通常版) |
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| プラットフォーム | PC PS4 / PS3 Xbox One / Xbox 360 |
| 販売形態 | パッケージ / ダウンロード |
| 発売 | 2014年10月30日 |
様々な農業機械を駆使して作物を育てお金を稼いでいく「誰得・俺得シミュレーター」のPC版第4弾。
本作の特徴は、従来はMDO導入でのみ可能だった林業が公式の機能として加わったこと。これによってプレイヤーは畑作、畜産、林業という三種類の農林事業を営むことが可能になった。またその為にチェーンソー、林業用ハーベスター、木材運搬車、ウッドチッパーなど、林業関係の機械が新たに加えられている。
グラフィックは従来よりも進化し、標準農機のディティールが細かくなった他、車体の汚れや耕作時に土が掘り返されるグラフィックエフェクトが導入された。汚れとエフェクトも従来はMODで再現されていたもので、前者が加えられたことでケルヒャーの洗浄機がツールとして加えられた。
機械のメーカー/ブランドの新規追加は、ニューホランドやFliegl、PONSSE、ケルヒャーなど。前作から引き続き登場するのはCase IH、Deutz-fahrなど。Fendtはいつ戻ってくるんだぜ?。
農業は変わった。
長閑な風景の田園地帯で、農民が労働歌を歌い、助け合いながら働く。
そんなことはもうなくなった。
ウォール街やシティのビジネスマンと変わらぬように農作物を売買する。
人間の数千倍のパワーを持つ機械で機甲師団のように田畑を駆ける。
やがては農業労働者もいなくなり、機械が勝手に田畑を耕していくだろう。
本作では北欧編とアメリカ編の二つが用意されており、それぞれ北東とアメリカをモデルにしたマップが用意されている。
アルベルトは、かつて自動車メーカーで働いていた。だが彼が就職してまもなく、親会社であるアメリカの自動車メーカーが経営危機に陥り、競争力の低かったアルベルトのメーカーは捨て値で売却されてしまう。その後は何度も経営再建が試みられたが、結局は全て失敗に終わり、アルベルトは失業者になった。
国の再チャレンジ制度を利用して営農することに決めたアルベルトは、とある田舎町に居を構え、第二の人生をスタートさせようとしていた。
農業が主要産業である田舎町で生まれ育った彼は、大都会に憧れニューヨーク市立大学に進学した。彼がクィーンズでの新生活を始めた直後、911テロが発生し、ジャックはテロリストと戦う決意をする。大学を休学して陸軍に入隊した彼は、陸軍第173空挺旅団に配属。アフガニスタンへ派遣された。だが戦闘が始まって2日目の早朝、彼の分隊は偵察中に攻撃を受けた。激しい銃撃戦のなか、ジャックは瀕死の重傷を負ってしまう。後送されたもののアフガンの医療部隊では手に負えないことがわかり、本国へ後送されて治療を受けることになった。軍病院に入院し命は取り留めたものの、リハビリが必要であることが分かる。軍から医療給付と医療支援を受けながらも、ジャックはパープルハートと共に名誉除隊となった。
本国へ戻ってからはリハビリをしつつ、並行して復学した大学で学問を修める日々を送る。体調もなんとか元に戻り無事に卒業。インターン時代から就職先にと決めていた、ニューヨークの中堅広告代理店で働き始めた。それから間もない2008年9月、リーマンショックが発生。彼の会社は翌年に倒産してしまう。時代に翻弄され、行き場を失くしたジャック。マンハッタンで失業者支援事業で清掃活動を送りながら、摩天楼の奥で霞む灰色の空を拝んだ。
「このままニューヨークにいても仕方がない」。そう悟ったジャックは故郷の田舎町に帰ってきた。かつて忌み嫌ったこの地で、ジャックは農民としての新たな人生を歩み始めた。
ファーミングシミュレーターと言えばMODである。このシリーズは、MODの優れたアイデアは後に公式に取り入れてきた。FS15も前作までに製作されたMODのアイデアを取り入れ、公式の仕様として使うことができる。
| 林業 |
木を伐採し、木材やウッドチップを生産するもの。与作は木を切る。 フィールド内にある林に出向き伐採。それを丸木のままか、ウッドチップに加工して販売する。 使用する機械は以下の通り。
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| 演出効果 | 自車のタイヤ痕、ハーベスターのカッターに吸い込まれていく作物、プラウ耕作時に掘り返される土などが追加され、グラフィックがよりリアルになった。 |
| 車体の汚れ | 車両が泥や埃で汚れていくもの。これにより、何人たりとも俺の前は走らせないトラクターは、リアルに汚れるようになった。洗車することも可能で、ケルヒャーの温水高圧洗浄機がツールとして用意されている。 ジャパネットじゃないから、クリーナー購入時の金利手数料は負担してくれないと思う。 |
| バックミラー | 車両のバックミラーが使用できるもの。ドライバー視点で車両を運転する時は重宝するはず。視野角が狭い気がするが、無いよりは遥かに良い。設定で無効にすることも可能。 プレイヤーによっては、見たくも無いミラーに泣いたお前がよろしくチューニングだろう。 |
| 計器類 | 運転席の計器類が動くようになった。 |
| クルーズ コントロール |
クルーズコントロールは任意の速度を設定できるようになった。従来のものは1~4のキーに予め決まった速度が割り振られており、使い勝手の面では難があった。本作では3キーがクルーズコントロールのスイッチ、1が設定速度を下げる、2で上げる。 回転数設定ではなく飽くまでスピード設定であり、トラクター名人である会津のサトちゃんのテクは使えない。まぁそこまで細かくはシミュレートされてないのだが。 |
| ウィンカー | ウィンカーが使えるようになった。テンキーの1が左、2が右、3がハザードになっている。キャンセラーがついてないので、ハンドルが中立になっても止まらず、もう一度キーを押して手動で止めなければいけないのがちょっと不満。 |
| スラリー関連 |
スラリー(液体堆肥)の中継用コンテナと、輸送用タンカーが追加された。 コンテナは圃場の近くまでトラクターで牽引して設置。そこに輸送用タンカーでスラリーを運び補充しておくことで、 散布用タンカーはここから補充できる。イチイチ農場まで戻って補充する必要がないのである。 実際の農業では農場とコンテナの間でピストン輸送が行われ、散布用タンカーの稼動効率を上げている。 |
| 低床 トレーラー |
重機輸送用の低床トレーラー。このゲームでは主に、大型で速度の出ないハーベスターを輸送するのに用いられる。ビートハーベスターやポテトハーベスターなどを運ぶのに使えるだろう。 また第五輪上の出っ張りの部分には、アタッチメントをおくことができる。例えばテレハンドラーを輸送する場合であれば、あの上にショベルバケットやベールフォークを置いて一緒に運ぶことができる。 「TECTRON 415に、MAXTRON 620もいるぞ!」 ア~アーアーアーア~♪ アーアーア~アーアーア~♪ |
| 輪止め | トレーラー型の作業機は駐車して連結を解除すると、タイヤに輪止めが取り付けられるようになった。 |
マップは基本的にいつもの通りだが、新たな要素が加わった事で施設も増えた。ここでは主な施設を紹介する。
| バイオガスプラント Biogas Plant |
サイレージを嫌気発酵させてバイオガス(生物由来ガス、非おなら)を作る工場。サイレージを売ることが可能。バイオガス製造の副産物としてスラリー(液体堆肥)が作られ、これを引き取って畑にまくことが可能となっている。機械を購入できたら積極的に利用しよう。 |
| 地域熱供給施設 Biomass - Heating Plant |
地域へ暖房熱を供給する施設で、その燃料としてウッドチップを利用しており、これを買い取ってくれる所。 地域熱供給について少し触れておくと。日本人の感覚としては、暖房というのは通常は各戸毎に賄うものである。例えば、家の中に石油ストーブがあり、石油の配管が屋外の石油タンクとつながっていて、ガソリンスタンドのタンクローリーが時々灯油を給油していく・・・という具合。 地域熱供給施設は、地域のストーブと石油タンクの役割を一手に引受け、作った熱を地域の各戸に送り込む施設である。 日本でも見られる類似例でいえば、オフィスビルのボイラーのようなものと言えるだろうか。地下にあるボイラーで作られた蒸気は配管を伝ってビル内を巡り、それが各室にとっての熱源となる。これを地域レベルまで広げたのが、地域熱供給なのである。 |
| 貨物駅 Freight Yard |
貨物列車の駅。ファーミングシミュレーター2009の港並みにケチ臭い。 |
| 穀物エレベーター Grain Elevator |
多分、ホクレンかどこかが持っている穀物貯蔵所。名前のとおり穀物だけを引き受ける場所で、小麦、大麦、菜種、トウモロコシだけ引き取ってくれる。 |
| 海運会社 Shipping Office |
荷物を外洋船を使ってどこかへドナドナしていく会社。ウッドチップとサイレージ以外は引き取ってくれる。昔は港といえばケチだったのに、今では変わったものである。 |
| 運送会社 Transport - Company |
トラックでドナドナの会社。海運会社と同じものを買い取ってくれる。縞々のシャツを来たお兄さんたちが、生き急ぐように走り回って台車スケボーをしているはず。 |
| 製粉所 Windmill |
昔ながらの風車を使った製粉所。穀物のみ買い取る。 |
| 貯木場 Lumberyard |
林業の収穫物である木材を買い取ってくれる所。黄色と黒の枠線で囲まれた所に木材を入れるか、若しくは貯木池に放り込むことでお金を得られる。 ちなみに池に木材を漬ける理由は、①虫を殺すこと ②木の細胞水を抜くこと。水につけることで虫を殺す。さらに細胞の中の水が外に水に緩やかに流れ出すことで、木の変質を防ぐことができ質のいい木材になるのである。 |
| 園芸場 Garden Center |
種や肥料、苗木を売っている場所。前二つは自分の農場でも手に入るので、以前なら園芸場の重要性は低かった。だがFS15では林業が加わったことで、苗木を取り扱う園芸場の重要性は非常に高くなったと言えるだろう。 |
| 農機販売店 Shop |
農業に必要な農機などを取り扱っているお店。自分の町ではこの店しかないので、独占資本である。 |
| 牛牧場 | 地図に牛さんマークで記されている場所。購入した乳牛はそこで飼育され、牛小屋や小規模なバンカーサイロ、スラリータンク、堆肥貯蔵所などもそこに備わる。 |
| 羊牧場 | 地図にユキちゃんのような羊さんマークで記されている場所(ユキちゃんはヤギじゃ…)。羊はここで飼育され、与えられた餌に応じて羊毛を生産していく。 |
| 毛織物工場 | ウールマークで表示されている所。羊毛はここに売ろう。 |
俺の城。すべての富はここから生まれる。農業を営む必要な設備は一通りあるので使いこなしていこう。
| サイロ | 穀物を貯めておく施設。収穫した穀物は投入口に入れて保管し、売却するときは吐出口からティッパーに引き出す。 今回のサイロは今までとは異なる方式になっている。従来は穀物の種類ごとに異なったタンクと吐出口があったが、今回は吐出口は一つのみ。代わりに、穀物を取り出すときにどれを選ぶかをメニューから選択する。 |
| ジャガイモ、テンサイ、ウッドチップの貯蔵所 | サイロとは別に分かれている貯蔵所は、左の三種類を保管するもの。 ジャガイモとテンサイはベルトコンベアの下にティッパーを付けることで取り出せるが、ウッドチップはホイールローダーやテレハンドラーなど、シャベルバケットを取り付けられる機械が必要。この機械でウッドチップを掬い、ティッパーに投入するのである。 |
| 納屋 | 農場敷地内にいくつかある納屋。農機を収納したり、ベールを保管したり、好きに使うがよかろう。 |
| 肥料タンク | 化学肥料を補給できる場所。AMAZONEの機械に肥料を補充するのはここから。 |
| 種子ストック | すのこの上に袋が積まれているのは、播種機に種を補給する場所。 |
| 藁小屋 | 藁は、畜産を始めれば牛舎の寝床として必要になるのだが、それまではさして使い道がない。使い道に困った藁はここに投入することで、端金で換金できる。 |
農家にとって欠かすことのできない生産設備である農機。
今日私たちが知る農業機械は18世紀の後半から19世紀以降に発達したものですが、農業生産を効率的に行う農機具の歴史は紀元前に遡ります。
ブチン
さて。皆は何のためにこのゲームをやるのか。もちろん…
格好いい農機に乗りたいからだよな!!
ということで、このゲームの真の主役は農機である。農機こそが重要であり、プレイヤーは農機を動かす部品でしかない。その口からNOxを吐き出す前に尿素SCRををつけろ。パパがママにAdblueを噴射し、無害な窒素と水蒸気となり排出されたのがお前だ。
FS15の農機で注意しなければいけないことが一つある。それは何かと言えば、今回からはトラクターの出力と、アタッチメントの要求出力の関係がかなり厳しく見られるということ。FS13までであれば割と誤魔化されていたのだが、今回はそういうわけにはいかなくなったのだ。
アタッチメントの要求出力とは何か。実際の農機のデータを引用して説明しよう。
| Power Demand (要求出力) |
155-215kw / 210-290HP |
これが実機の仕様書に書かれているもの。この播種機を使うには、210~290馬力のエンジンを持つトラクターに接続する必要がありますよ、という意味。アタッチメントは、回転力はトラクターのPTOから、油圧は同じく油圧系統から、それぞれ供給を受けて動いている。そしてトラクターのPTOにせよ油圧にせよ、大元の動力源はエンジンである。よってアタッチメントを動かすのに必要なエンジンのパワーが仕様書で指定されているわけだ。
FS15でもこれがシミュレートされており、アタッチメントの購入画面にある仕様書をよく読み、必要な出力を確認しなければならない。出力不足だとエラーメッセージが画面に表示され、アタッチメントを動かすことができないのである。
また、前後にアタッチメントを付ける場合は二つの要求出力を合計しなければならない。例えば、前に要求90馬力のモアコン、後ろに190馬力要求のモアコンをつけると、要求出力は280馬力となる。よってこれ以下のトラクターでは前後いずれかしか動かすことができない、というわけ。
FS15に登場する農機は以下の通り。尚、説明はゲーム標準のものを踏まえて書かれているので、MODにはここに当てはまらないものもある。
| トラクター | |
| トラクター Tractor |
畑を駆ける鋼の野獣。あらゆる作業に用いられる究極の汎用性。畑で惰眠を貪る作物どもを邪神キャピタリズムの生贄とすべく、今日も咆哮を轟かせ粉塵をまきあげる。G13型というトラクターを注文すると良いことがあるらしい。 |
| セミトラクター Semi-Tractor |
セミトレーラーと連結し荷物を運ぶトラック。ドーリーを使わずともセミトレーラーをそのまま使える。尚、視点を左側に大きく振っても窓から身を乗り出す姿勢にはならないので、後退の時はサイドミラーか三人称視点を使おう。 |
| ハーベスター | |
| コンバイン Combine Harvester |
穀物を刈り取る農村のアークデーモン。その鋭い爪で獲物を刈り取ると、殻を剥ぎ取って大切な部分を剥き出しにし、己の体内に全て溜め込む。しかも、いらない部分は全て捨ててしまうという冷酷さ。 |
| フォレージハーベスター Forage Harvester |
ケンタウロスの使い魔。トウモロコシから牧草までを体内に取り込み、鋭い刃で無残にも切り刻むと瞬く間に吐き出す。これぞまさしく鬼畜の所業。 |
| ウッドハーベスター Wood Harvester |
林の中の戦車。鼻先にチェーンソーをぶら下げ、奴に立ち向かうものを片っ端から切り倒していく。悪いことは言わない、やつの前に立ちはだかるな…。 |
| ポテトハーベスター Potato Harvester |
土の中で安眠しているジャガイモを、顔色ひとつ変えずにほじくり返していく。こいつはきっと、メフィストと契約したに違いない |
| ビートハーベスター Beet Harvester |
↑のやつの兄弟分。こいつの獲物はテンサイだ。テンサイにとっては天災に違いない。 |
| ヘッダー関係 | |
| ヘッダー Header |
着脱可能なカッターで、大麦小麦、菜種に対応したもの。汎用コンバインのヘッダーとしては、最も一般的なものである。作業幅に合わせて複数種あり、適切なものを選んで取り替える。ニューホランドとケースIHの45フィート幅のものは、それ自体に格納式の車輪とトゥーイングバーが備え付けられており、移動時にはこれを展開することで牽引できる。ヘッダートレーラー要らずとは、便利な時代になったものだ。 |
| コーンヘッダー Corn Header |
小柳巡査の相方の頭部、ではない。ヘッダーのうち、トウモロコシの収穫に特化したもの。コンバインでトウモロコシを収穫するにはこれを使わないといけない。 フォレージハーベスターでトウモロコシの収穫に使うのも、一般的にはコーンヘッダーというようだ。ただし汎用コンバインとはそもそも目的が異なる。汎用コンバインのそれがトウモロコシの粒の部分のみを刈り取るのにたいし、フォーレジハーベスターは機械内でトウモロコシを粒も刃も茎も細かく裁断するので。よって、フォレージハーベスターのコーンヘッダーには、汎用コンバインと全く違う形状のものも多い。 |
| ピックアップヘッダー Pickup Header |
フォレージハーベスターで牧草を収穫する際、地面に並んだ牧草を巻き込み機械内に取り込んでいくもの。フォレージワゴンの取り込み口と同じような役割を担っており、構造的にも近いと思う。 |
| ヘッダートレーラー Header Trailer |
ヘッダーを運ぶためのトレーラー。ヘッダーをコンバインに装着したまま走るのは不可能なので、これに積載して輸送する。先述のとおり、45FT幅のものは車輪がついているので、これを使わずとも輸送できる。 |
| 畑作作業 | |
| プラウ Plough |
鍬。土を掘り起こして撹拌し、土壌を整えるための道具。最近のトラクターは技術が進みすぎて、常に一程度の深さで掘り起こしてしまうため、地中にプラウで固められた耕盤層ができてしまうとかなんとか。 |
| カルチベーター Cultivator |
プラウと並び耕耘をする道具のひとつ。 |
| 播種機 Seeder |
畑に種を撒く機械。地面をほじくって種を植えるのでSeeding drillとも呼ばれる。また、空気圧を利用して植えるものはPneumatic Seederとも。大型の作業機は播種の確実性と効率性を重視しているので、最近のは大抵はニューマチックシーダーである。 |
| 作物輸送 | |
| ティッパー Tipper |
ダンプのこと。農業でティッパー(ダンプ)と言えば、ダンプ機能を有する農作物輸送用のトレーラーのことである。 ティッパーには大きく分けて二種類あり、トラクターと直接連結できるセミトレーラー又はフルトレーラーと、セミトラクターと連結するセミトレーラー式のもの。後者を農耕用トラクターで牽引するにはドーリーを使わなければならない。 |
| フォレージワゴン Forage Wagon |
牧草を集める為のトレーラー。前端下部に回転歯のついた取り込み口が有り、これで地面にある牧草を絡め取り、ワゴン内部の荷物室に送る。輸送用の機械ではあるが、収穫機としての機能も兼ね備えたもの。 |
| 木材トレーラー Log Trailer |
木材を運ぶ為のトレーラー。ダンプ機能はない。横からフロンドローダーなどで積載しやすい構造になっている。農耕用トラクターに連結するものは油圧アームがついており、他の作業機を使わずとも直接荷役をすることが可能。欲を言えば、油圧アーム付きのフルトラクター+フルトレーラーも欲しいと思ったり(チラチラ。 |
| 肥料関係 | |
| マニュアスプレッダ Manure Spreader |
牛糞と藁が混ざったものを腐熟させた堆肥を散布する機械。こういうものを産業廃棄物とせず、きちんと肥料として有効利用するのが循環型社会である。 |
| スラリータンカー Slurry Tanker |
牛の屎尿を原材料とする液体肥料を散布、又は輸送するタンクトレーラーで以下同文。 |
| スラリーコンテナ Slurry Container |
スラリーを中継する為のもの。トレーラー型で、トラクターで牽引して運べる。これを圃場近くに設置しておき、スラリータンカーで運んで貯めておく。スラリーの一次集積所が遠い場合に便利。 |
| スプレイヤー Sprayer |
液体化学肥料を圃場にスプレーする機械。アームがグィーンと伸びてバーッと撒く。 |
| スプレッダ Spreader |
ペレット状の肥料を散布するためのもの。 |
| ローダー系 | |
| フロントローダー Front Loader |
トラクターのうち、ホイールローダーのようなアームがついているもの。専用の機械ほどではないが、バケットを使って土を扱ったり、フォークリフトのように使える。 |
| ホイールローダー Wheel Loader |
バケットなどのアタッチメントを装着し、土などを扱えるもの。車体が屈折する構造で、実質的な4WSである。 |
| テレハンドラー Telehandler |
クレーンのようなアームの先にアタッチメントが付けられる荷役車両。フォークリフトの一種。アームが取れる仰角が大きく、また先端が伸縮するので、車体に対しかなりの高さでの作業が可能。反面、不安定になりやすい欠点も。4WSで小回りが効く。 |
| 畜産関係 | |
| モアー Mower |
モアーコンディショナー(モアコン)とも言う。牧草を刈り取る機械。本作で出てくるのはトラクターに付けるアタッチメントタイプだが自走式のモアーもあり、ファーミングシミュレーター2013には自走式があった。 |
| テッダー Tedder |
回転する風車のような部品で刈り取った牧草を撹拌し、空気に触れさせて乾燥させるもの。 |
| レーキ Rake |
地面に散らばった牧草を整列させるもの。風車みたいな部品を回転させ、一列状に集める。これを、牧草収穫用のアタッチメントを付けたフォレージハーベスター、フォレージワゴン、ベーラーなどで収穫していく。 |
| ベーラー Baler |
藁や牧草を圧縮して一固まりにする機械。それらの藁や牧草は、家畜舎で家畜の寝床にしたり、餌にしたりする。現代畜産農家にとっては重要な機械の一つ。直方体に圧縮するものをクアッドベーラー又はビッグベーラー、円柱に圧縮するものをロールベーラー又はラウンドベーラーという。 |
| ベールラッパー Bale Wrapper |
ラウンドベールをラップで包み、ラップサイロにするための機械。ベーラーとラッパーが一体となった機会もあるが、このゲームでは公式にはまだ登場していない。MODか公式対応を待て。 |
| ベールコレクター Bale corrector |
地面に置かれたベールを集める為のトレーラー。ビッグベール用とラウンドベール用の二つがある。 |
| ベールトレーラー Bale Trailer |
平台のドーリー式フルトレーラー。このゲームではベールや羊毛を積載したパレットを運ぶのに使われる。 |
| フィーダー Feeder |
トゥットゥルットゥ~トゥットゥルットゥ~♪ トゥットゥルットゥ~トゥットゥルットゥ~♪ ではない方。家畜に餌をやる機械。このうち、サイレージや牧草を混ぜてTMRを作る魅惑のマーメイドはミキサー或いはミキシングワゴンと言う。 |
| 林業系・その他 | |
| フォワーダー Forwarder |
フォレージハーベスターと同じ車体を利用した木材輸送車。輸送車と言っても、車両自体は山林を走行するのに特化したもので最高速度は低く、飽くまで他の輸送車に積み込む一時集積拠点まで運ぶのに用いる。 |
| ウッドチッパー Wood Chipper |
ウッドチップを作るための機械で、いわば木のシュレッダー。中に頑丈な回転刃がついていて、それで枝でも丸太でもバリバリ砕く。ウッドチップは肥料や製紙など、幅広い分野で使われるものであり、需要は結構ある。このゲームでは地域熱施設で燃やすだけだが。 |
| プランター Planter |
苗木を植える機械。これに園芸場で購入した苗木を装着し、木を伐採した森に植える。伐採後は必ず木を植えるようにしないとハゲ山ができてしまう。 って、誰がハゲやねん! |
| スタンプカッター Wood Stump Cutter |
切り株を削り取る機械。切り株はこれで除去し、新たな木を植える為の場所を作る。 |
| チェーンソー Chainsaw |
気を伐採したり、枝払いをするのに便利な機械。安価に買えるので、ウッドハーベスターが買えるまではこれを使おう。金曜日が13日の日に、ホッケーマスクを被ってチェーンソーを持って街をうろつくと、お巡りさんに怒られるという話がある。 |
| その他トレーラ・輸送系 | |
| 低床トレーラー Low Loader |
床面が低くなっていて、スロープがついているトレーラー。主に重機を輸送するのに使われ、本作ではハーベスターなどを運ぶのに使われる。あそこに載せられればなんでも運べるので、ユーザーによって使い方は様々だろう。ドーリーやセミトラクターの第五輪の上にある棚には、アタッチメントなどを載せることができる。 |
| ウォータータンカー Water Tanker |
水を運ぶためのタンクトレーラー。これを使って取水場で水を汲み、栽培ハウスに水を供給する。 |
| フュエルタンカー Fuel Tanker |
燃料を運ぶためのタンクトレーラー。ガソリンスタンドまで遠い、給油したい作業機が遅い、給油したい作業機が大きい、ガソリンスタントまで遠いのに作業機が遅い上に大きい、などの理由でスタンドまで行くのが面倒な場合はこれを使う。 |
| ドーリー Dolly |
セミトラクターと連結するセミトレーラーに装着し、農業用トラクターでも一般的なセミトレーラーを牽引できるようにするもの。これを使用するとドーリー式フルトレーラーと同じような状態になる。 |
| ピックアップトラック Pickup Truck |
アメリカ人がよく乗ってる奴。日本の軽トラも、定義においてはピックアップトラックになるらしい。スバル・アルシオーネの初代は、なぜかこれだと思われていた。 |
| 洗浄機 | |
| 温水高圧洗浄機 High-Pressure Clearner |
ジャパネットで塚本さんが振り回しているやつ。文字通り、温水を高圧で噴射することで汚れを落とす。これは蒸気タイプではなく温水を使うとのことなので、身近なもので言えば洗車場にある洗車機がそうであろう。あとジャパネットで塚本さんが振り回しているやつ。 |
畑で作物を育てること。農業としては最も古典的であり、今日でも多数の品種・量の作物が畑作によって生産されている。畑ランコの作為的な写真のことではない。ファーミングシミュレーターでは小麦、大麦、菜種、トウモロコシ、ジャガイモ、テンサイの栽培が可能。また例によって、藁は畜産とも深く結びつく重要な副産物となっている。
以上5段階がある。
| 小麦 Wheat |
米と並ぶ穀物の作物の王者。パン、ラーメン、うどん、パスタなど、様々な主食は小麦を原材料としている。その存在は世界経済をも左右し、穀物メジャーと呼ばれる国際資本は小麦を介して世界を支配するとも。副産物として藁を出す。 |
| 大麦 Barley |
主要穀物の一つ。主食としての座は小麦や米に譲るところもあるが、大麦の発酵種子である麦芽はビールと原材料として使われ、その他の酒類や発酵食品に利用されるなど、現在でも重要な穀物の一つである。藁を出す。 |
| 菜種 Rapeseeds |
菜の花(セイヨウアブラナ)の種。かつては日清キャノーラ油ぐらいしか用途がなかったが、近年はバイオディーゼルの原材料として需要が高まっている。ここにもまた、世界経済を牛耳る闇の組織が張り巡らす陰謀があるようだ。 |
| トウモロコシ Corn |
繰り返すが、小柳巡査は関係ない。世界主要穀物の一つ。コーンポタージュ、焼きとうきび、蒸しとうきび、コーンペーストなどに使われるもの。また人間の食用だけでなく、家畜用飼料としても重要な作物となっている。本作では家畜用飼料としても重要な存在となっている。 収穫にあたって、食用トウモロコシであればコンバインにコーンヘッダーを、飼料用トウモロコシであればフォレージハーベスターにコーンヘッダーを、それぞれ装着して刈り取りをする。 |
| ジャガイモ Potato |
球根の部分が可食部となっている、著名な作物の一つ。ポテトチップ、フレンチフライ(米:フリーダムフライ)、フィッシュ&チップスのチップスの方などに使われる。国によってはジャガイモを主食とするところもある。 収穫にはポテトハーベスターを使う。資金に余裕が有るのなら、自走式の方が効率が良い。 |
| テンサイ Beet |
砂糖の原材料となる作物。昔と比べて減ったとは言え、今でも砂糖の原材料としては重要な位置を占めている。テンサイ・ビートの元気が出る砂糖!。そういえば、きよしさんって今は何やってるの? 収穫にはビートハーベスターが必要となり、自走式の方が良いのは同じ。 |
家畜との関係は主に二つ。牛舎の寝床としての藁と、サイレージ原料としてのトウモロコシである。藁を牛舎に投入することで牛さんは快適に過ごすことができ、おっぱいが沢山出る。またTMRの生産にはサイレージが必須であり、このサイレージの原料となるものの一つがトウモロコシなのだ。逆に牛が排出する糞と屎尿は肥料として使うことができ、畑に撒くことで作物の生産性が向上する。
こうして、畑と牛舎の間で互いに副産物をやりとりすることにより、互いの生産性が高まるというわけ。いやー、世の中うまくできてるもんですな。
畜産は人間が動物性タンパク質を計画的に摂取するのに必須の産業である。畜産なくして健康なしというわけで、このゲームでも畜産を行うことができる。
| 乳牛 COW |
牛乳を生産する牛。Pキーの購入メニューから購入すると、自動的に牛舎に現れる。餌を供給すると牛乳の生産を始めるが、生産性を100%にするには寝床藁及びTMRの供給が必須。生産した牛乳はミルクタンクに貯められ、FM東京がジェットストリームを奏でる午前0時に一日分が精算される。副産物として糞と屎尿を出す。 |
| 羊 Sheep |
羊毛を生産する。購入にあたっては牛と同じ。生産には餌の供給を必要とし、TMRがベスト。羊毛はパレットに積まれた状態で出てくるので、これを毛織物工場に運び込むと売却できる。 |
| 鶏 Chicken |
農場の鳥小屋にいる鶏。最初は雄鶏しかいないが、雌鶏を購入すると卵の生産が始まる。給餌などは必要なく、卵を拾って卵の販売先に持っていけば売却できる。ピックアップトラックのドライバーを「チキン野郎」となじると、突然キレだす可能性があるので注意。 |
作業の流れは家畜ごとに異なる。特に乳牛の飼育には多数の設備が必要となるので、資金に余裕が出来てから始めると良いだろう。
飼育の大まかな流れは以下のとおり。
用いる機械は以下のもの。
最後のトレーラーは無くても作業をすることは可能だが、あったほうがパレットの輸送効率が良いのでオススメ。
作業の流れは以下の通り。
鶏は特に世話は必要ない。放っておくと卵を産むので、これを回収して買取してくれる場所へ持っていくだけである。
牛と羊には生産性のパラメータがあり、これが100%だと同じ時間でより多く生産するようになる。餌となる牧草を供給しておけば牛乳や羊毛の生産はされるので、いつかは元が取れる。しかし生産性を高めたほうが単位時間あたりの生産量が増えるので収益が増え、家畜の購入費用など初期投入コストに対する収益性は高まる。
厳密に言うと。TMRを作るためには高額なミキサーワゴンの導入が必須となり、またサイレージ作りにはフォレージハーベスターなど資料収穫設備も必要となるので、初期投入費用は増える。しかしそれらを踏まえても生産性を高めたほうが収益性も良くなるのは確かだと言えるだろう
| 牛 | 羊 | |
| TMR | ◎ | ◎ |
| 寝藁 | ◎ | ✖ |
左図は、生産性100%の為に必要な世話を纏めたもの。牛はTMRと寝藁を必要としており、羊はTMRのみで生産性が100%となる。牛の方が世話の手間がかかるが、その分だけ収益も大きい。
生産性が100%となった場合、牛一頭はおよそ€1000/日の売り上げを出す。牛一頭が€2000なので、単純計算で二日で元が取れる。収益性を考える上では他の設備投資分も考慮しなければいけないが、それらは多量のサイレージや牧草を生産するので、生産できるTMRや藁の量に応じて牛の頭数も増やせば良い。逆に言うと、本格的畜産を始めるためにはそれなりの元手が必要ということである。畜産は甘くないべさ。
畜産で生産性を100%にする為には、「北の国から '98 秘密」の草太兄ちゃんのようにやらなければダメだ。純は、以前とは違って金に阿漕な草太兄ちゃんのことを疑問に思っていたし、スナックで会った完太の知り合いのオッサンは草太に怒りをぶつけていた。だが農業もビジネスだ。ビジネスはどんな分野であれ、リスクを背負って投資をしないと生き残れない。五郎さんは「分子が増えれば分母も増える、リスクも高まる」と言っていて、まぁそれはそうなんだが、リスクを取らないビジネスはないのである。それを承知して投資をした上で、投資の範囲でスバルのように手堅く稼いでいくのが良いだろう。
サイレージとは、牧草またはトウモロコシを発酵させた飼料。単独でも給餌できるが、牧草と混ぜてTMRとすることができる。TMRは生産性100%には必須のもの。作り方は以下のとおり。
牛からできるマニュアとスラリーは肥料として畑に撒くことができる。マニュアはローダー系車両を使ってマニュアスプレッダに、スラリーは牛舎横のスラリータンクに横付けして汲み取る。
マニュアは畑に散布するほか、トマトやレタスのハウス栽培でも必要となる。ハウスの横に肥料投入箱があるので、そこにローダー系車両を使ってマニュアを投入するのだ。
これだよ・・・これをやりたかったんだよ。
とある農民の日記より
本作から新たに加わった林業。木を切り倒し、材木やウッドチップを生産し売る生業。2013までは林業ができるMODマップがあった程で、FS農民にとっては長年憧れの産業であった。それがついに公式として加わった。ぬおぉぉぉぉぉぉぉぉ!。
林業は、安く始めようと思えばチェーンソーと、後は輸送用の油圧アーム付木材輸送トレーラーでもあれば始めることができる。意外とハードルは低いか?。もちろん、より高い生産性を求めてウッドハーベスターを導入したり、あるいはウッドチッパーを購入しようとすると、それなりの設備投資資金を必要とする。プレイヤーによっては木材販売で初期に多額の金を稼ぐ者もおり、プレイスタイルの多様化に貢献している。
…と、良いところは間違いなくあるのだが。現状だといくつかの問題点があるため、留意すべきこともある。
ウッドハーベスターを使っていく上で留意点がある。それは「ウッドハーベスターでは切れない木がある」ということ。ポプラやカエデなど枝が太く、幹と同じようにチェーンソーで切断できる木はウッドハーベスターは使えない。枝払いができなからだ。そこでこれらの木を伐採は、かならずチェーンソーで行う必要がある。チェーンソーで伐採と枝払いを行い、ローダーを使って扱うようにしよう。
もしかしたらエラーメッセージで戸惑う人がいるかもしれないが、それはバグではなく仕様です。
林業の中では必要な道具も少なく、初歩的にできるもの。プレイヤーによってはこれを最初に行い、初期費用を貯める者も多い。
貯木場では二つの場所で原木を売ることができる。一つは貯木池で、列車の横にある 模様の枠で囲まれた荷下ろし場。前者は貯木池に原木を投入すれば良い。後者は枠内に原木を降ろすことで売上が得られ、さらに列車の発車スイッチを操作することでボーナスも得られる。
これに加え、離れた場所から貯木場へ運ぶのであればログトレーラーが必要となるだろう。
原木ならばなんでも売ることができるが、高く買ってもらえるのはポプラといった背の高いものなのでなので、これらを売ったほうが効率が良い。
地域熱供給施設向けのウッドチップ作り。設備が色々と必要になる割に、材木販売程には金にならないものだが、ロマンはある。
用いる機材は以下のもの。
ウッドチップは農場にある、ジャガイモやテンサイと同じ貯蔵庫に貯めておける。そこから運び出す際はベルトコンベアがないので、ローダーを使ってウッドチップをすくい取り、ティッパーに入れるようにしよう。
木を伐採したあとには切り株が残る。切り株はきのこ、たけのこに次ぐ第三勢力であり、銀河英雄伝説におけるフェザーンのような位置を占めている…のではなく、単なる切り株なのでこれを除去しなければいけない。除去しなくても植樹は可能だが、貯まる切り株がどんどん邪魔になるので、いずれは処理しなければならないものである。
切り株の処理にはスタンプカッターを使う。こいつをトラクターに装着し、回転する丸ノコを切り株に当てて切除するわけだ。
ちなみに本物のスタンプカッターはこんなんです
。
伐採した木は勝手に生えてくることはなく、かならず植樹しなければいけない。そうじゃないと林がハゲになってしまう。林修先生がハゲになるという意味ではない。
植樹は二つの方法が有り、どちらをとっても構わない。またいずれの方法を取っても植樹直後の木は小さく、木材にせよウッドチップにせよ、それなりの収穫量が欲しければ木が育つのを待とう。
プランターを使って植樹するもの。利点はコストが安いことで、特にウッドチップに使う木はこれでもよかろうもん。
やり方は次のとおり。
プランターには20本の苗木が詰まっており、弾切れになったら新しい苗木をリロードしよう。
機材購入画面のオブジェクトの項目にある木を、マップ上に配置する形で植樹するもの。いずれも€7000で高価ではあるが、木材として販売するのならこちらの方が良い。ウッドチップにするなら、赤字にはならないかもしれないが、採算性は悪いと言える。
この方法での植樹は次のとおり。
設置した直後もそこそこ大きいように感じるかもしれないが、待てばもっと大きくなる。果報は寝て待て。
デフォで存在する設置可能なオブジェクトは、ケルヒャーの高圧洗浄機を除いては収益物件である。つまりこれらは設置すると、自動的にお金を稼いでくれるわけだ。ザ・不労所得・・・になるとは限らないのだが、本業である畑作や畜産を補ったり、またそれらの設備投資資金を得るために便利なものなので、縛りプレイ以外では積極的に活用していこう。
| 養蜂箱 Bee House |
導入:€20,000 維持:€8/日 収益:€60/時 |
ミツバチの巣。もうブンシャカのことは許してやれよ。 |
| トマトのハウス栽培 Green House (Tomato) |
導入:€25,000 維持:€10/日 収益:€160/時 |
トマトのハウス栽培。栽培には糞堆肥と水の供給が必要。収益物件の中では手間がかかる方である。 堆肥はローダー系車両を使い、ハウス横の堆肥箱に投入。水は水タンカーを使って水汲み場から取水し、同じく水タンクに投入する。よってこの物件を設置するときは、それらの作業がしやすいよう、設置場所や物件の向きに気をつけなければならない。 |
| レタスのハウス栽培 Green House (Lettuce) |
上に同じ | 栽培するのがレタスである以外は上と同じ。 |
| 太陽光パネル Solar Collector |
導入:€125,000 維持:€25/日 収益:€380/時 |
太陽光で発電する設備。売電してお金を稼ぐ。結構儲かるので、何かしらのレントシーキングあるのかも知れない。 ゲーム序盤で銀行から借りたり、作物や木材販売で儲けたお金は、まずこれにぶっこむと後々ラクになる。そしてある程度お金が貯まったら太陽光に再投資、設けたらまた再投資…と続け、€1,200,000以上貯まったら次の風力発電にぶっこむのである。 |
| 風力発電機 Wind Energy Converter |
導入:€1,200,000 維持:€50/日 収益:€4,000/時 |
収益物件で最強のもの。 収支を見ると太陽光パネル10機分に見えるが、よく見ると導入費用は太陽光に対して9.6倍、収益は同10.5倍、維持費は2倍と、実はお得な物件になっている。 |
| 木 Tree |
導入:€7,000 維持:― 収益:― |
林業の項目で述べたように、伐採することで収益になるもの。よって他の収益物件のように、時間で定期的に収益は出ない。 |
ファーミングシミュレーター#MODの項目も参照のこと。
ファーミングシミュレーターと言えばMODである。世界各地に存在する八百万の神(製作者とも言う)がMODを生み出し、それによってゲームの幅を広げていくのがFS農業の特徴だからだ。
FS15でも、FS2013からのコンバートも含めて多数のMODが出ている。導入は自己責任で頼む。
- とりあえずここを見ておけば大丈夫。
- 上記と並ぶ大手サイト。掲示板
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最終更新:2025/12/08(月) 20:00
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