「おれの名前は承太郎 牢屋に捕まっちまったぜ やれやれだぜ」
うろジョジョとは、「うろ覚えで振り返る 承太郎の奇妙な冒険」のことである。
概要
その名の通り、up主であるvanila ice氏がジョジョ第3部の内容をうろ覚えで朗読する作品。
もっともうろ覚えであるため、内容は時に全く別方向へそれる事もあるが、それ故にいい話が生まれることもある。
音声の録音はワンモアチャンス無しの一発勝負で、氏のブログでのコメントによると 「セリフとセリフの間に異常なまでに間が空いてしまった時等、聞いていて不快にしかならない"間"はカットしています。セリフ誤り等、発言部分は、誠心誠意、ありのまま無編集です。」とのこと。
驚異的な演じ分けが特徴で、40人強(モブキャラやナレーションも含めればさらに多い)の主要な登場人物たちひとりひとりに完璧に対応している。爽やか、お爺ちゃん、お姉さん、イケメン、滝口順平、ペガサスなど、同じ人が出している声とはにわかに信じがたいが、確かにvanila ice氏がひとりで声を当てている。しかし極度の噛み症のため、あらゆる局面で噛む。
動画上の絵も全てvanila ice氏が担当しており、彼の趣味を垣間見る事ができる(ジョジョ本編とは関係の無いギルティギアやゼロの使い魔など)。絵は録音してから描いており、ときどき原作を模写した本気絵も観ることができる。
うろ覚えな登場人物一覧
※ここで記述された人物達はうろ覚えのため、原作のジョジョでの設定と大きく異なる部分がございます。
第3部 承太郎の奇妙な冒険
ジョースター一行
- 空条承太郎
- 「うっおとしいぜ! 俺はじじいが騒ぐとムカツクんだ!」
本作の主人公。パワーとラッシュに優れる男性型の「スタープラチナ」と、観察・偵察能力に優れた女性型の「スタープラチ菜」の2体のスタンドを持つ。
- 牢屋に捕まっちまってやれやれだったところ、牢屋から出しに来たじじいとブ男の攻撃に屈して外に出た。そのとき繋がれていた鎖は、そのまま学ランの装飾となった。その後足を切られたり保健室の先生に万年筆で刺されたり花京院との戦闘などいろいろあり、そして母親がやばくなったため、その原因となっているDIOを倒すためエジプトへ向かうことになった。
- 尋問が済んだ敵は「用済み」としてタコ殴りにしたり、怪しいヤツはとりあえず殴るなど不良らしい言動をとる。一方で機転が利き、敵の精神力を削るために花京院とアドリブでショートコントを披露したこともある。
- 台詞を噛みやすいジョースター一行の中でも特に舌が回らないので、発言を途中であきらめてしまうこともしばしば。
- ジョセフ・ジョースター
- 「ワシらのエジプト旅行もここで終わりか」
承太郎の祖父。牢屋に捕まっちまった承太郎を牢屋から出したのち、娘ホリィがやばくなったため、エジプトで正月を満喫しているDIOを倒す旅に出る。念写能力を持つイバラ状のスタンド「ハーミットパープル」を持つが、老いてなお波紋の実力は健在なので、スタンドとの戦闘はだいたい波紋疾走でカタがつく。気性も若々しく女子トイレに堂々と飛び込む。
- よくラジカセウォークマンで音楽を楽しんでいたが、ンドゥールとの戦闘中に音漏れが仇となり壊されてしまった。
- モハメド・アヴドゥル
- 「YES I AM! YES I AM! I AM YES!!」
ブ男。炎を操るスタンド、バシャーモ「マジシャンズレッド」の使い手。「まかせてください」「照れますな」が口癖。よく仲間にムカつかれる。
- 耳飾りの模様は右耳から左耳にかけて モ ハ メ ド ア ヴ ド ゥ ル 。
- 「マジシャンズコンボ」「モハメド電磁誘導」「モハメド平謝り」など必殺技のバリエーションに富む。 かつてモハメド部に所属していたらしい。
- 承太郎には名前ではなく「ブ男」と呼ばれており、普段は気にしないが、一度だけ「老け顔」と言い返した。
- 花京院典明
- 「もし承太郎の名前がサクランボ太郎だったら、僕の名前はチェリー院典明になるのかな」
柿ピー。メロン「ハイエロファントグリーン」を操るスタンド使い。
承太郎にトゥックン…ピチピチーピチーピチピチースプーボーンされて仲間になった。
- チェリーが大好きで、チェリーが不足すると禁断症状が出て言動がおかしくなる。また重度のゲーム脳であり、後ろから追い抜いてくる車を反射的にものすごい横回転でぶっ飛ばしたり、ヘリが墜落しても「あの高さなら大丈夫」と言い切る等、重症である。
- 目的地まで正確に誘導してくれる「花VITIME(ハナビタイム)」に変身できる。後のペイズリーパークである。
- 不適切なモノが画面に映りこむと「ハイエロファントモザイク」を使ってメロン型のモザイクをかけてくれる。
- ジャン=ピエール・ポルナレフ
- 「よーし 第七回肩もみGP仏杯シード権獲得初戦敗退の実力見せてやるぜ」
柱のような男。素早い剣捌きが得意な「シルバーチャリオッツ」を操る。シンガポールでウェイターをやっており、エジプトを目指していた承太郎達を待ち構えていた。その後アヴドゥルに倒され、彼の誘いに乗って仲間になった。
- 旅の先々で美人とちゃっかりメルアドを交換するため、そのたびに視聴者から恨まれている。おのれポルナレフ。
- 強そうなスタンド使いと出会うたびに騎士道精神がウズウズしているが、必殺技は「不意打ち」。
- 柱のような髪は実は着脱可能で、寝るときは外す上、中には財布も入っているようだ。
- 余談だがポルナレフの声が作者のvanila ice氏の素の声にもっとも近い。
- イギー
- 「ほらな BOMBER」
犬。PART25から登場した新たな仲間。
- 砂のスタンド「ザ・フール」の使い手。
- 1分足らずでポルナレフとアヴドゥルを倒すほど強い。
- 人語を話すことができ、時折出てくるイケメンボイスが特徴。
- 家出少女
- 飛行機の墜落事故に巻き込まれ、シンガポールに漂着した少女。承太郎の判断で、彼らの旅について行くことになった。PART30で承太郎によって折られた剣(アヌビス神)に触れたことにより、スタンド使いとなる。が、しゃべるシーンが数回しかない上、ほぼ空気化している。ひじきが苦手。
- 黄色い奴
- 「ハハ…俺の場合は「無駄ァッ!」かな」
- いつのまにか彼らの旅についてきた謎の男。
- 理由は不明だが、いつも日光を避けるように傘を差している。
- 家出少女と仲が良い。
- 一体何者なんだ…
DIOとその刺客達
第1部 ファントムブラッド
PART29からは第3部と並行して、その過去編である第1部ファントムブラッドが展開された。承太郎とジョセフのご先祖様であるジョナサンと、その義弟ディオの青春を描いた物語であるが、やはりキャラクターの人物像は原作とだいぶ異なっている。
最初は動画の前に挟まれるショートコント程度の長さだったが、いつの間にか本編より長くなっていた。PART40にて完結している。
- ディオ・ブランドー
- 「親指を目につっこむと!痛そうなので…そのまま! 殴りぬけるッ!」
- 第1部の主人公。あだ名はデブ。ジョースター家に来ていきなりジョジョの飼い犬ダニーを蹴り飛ばし生意気な発言をかますが、直後に激高したジョジョのラッシュを受けて改心し、まじめな性格になった。ダニーの犬小屋のとなりで大人しく寝袋生活を送っている。
- しかしその後もジョジョからは陰湿ないじめを受け続け、自分に優しくしてくれたエリナさえ奪われてしまう。さらに変な東洋人に薬と騙されて青酸カリをつかまされ、それを病気になった義父ジョージに誤って飲ませてしまったことで発狂。石仮面を被ってジョジョをナイフで刺殺しようとするが、その際誤って義父ジョージを刺してしまい返り血で石仮面が作動。結果的に人間をやめてしまい、悪の心に目覚めてしまった。
- 吸血鬼となった際、ジョースター屋敷でジョジョと死闘を繰り広げるが、命からがらに逃走。ウインドナイツ・ロットにて再起を図る。
- ジョナサン・ジョースター
- 「そしてこれはッ! 君がとうさんに突きたてたブラフォードの剣だァーッ!(冤罪)」
- (一応)第1部の主人公。あだ名はジョジョ。貴族の子であるが、その性格は苛烈・卑劣・鬼畜の3連コンボで紳士には遙かに遠く、視聴者からは邪ナサンと評される。喧嘩以外何をやっても自分より上を行くディオに対していじめを繰り返してしまい、彼が吸血鬼となってしまう遠因を作ってしまった。ジョースター屋敷での戦いの後、彼を吸血鬼にしてしまったことに罪悪感を感じ、彼と決着をつけるため、ツェペリ、スピードワゴンと共に彼のいるウインドナイツ・ロットに向かう。
- スピードワゴン
- 「あの顔は赤ちゃん…が……なぁ!?」
- いつの間にかジョースター屋敷に紛れ込んでいたお節介焼き。ジョナサンの旅について行き、事あるごとにその様子を解説する…が、肝心の解説はvanila氏のナレーションで済ませることも多いため、あんまりいる意味がない。
- ウィル・A・ツェペリ
- 「って、ディオが言ってた。」
- ジョースター屋敷での激闘を生き残ったジョナサンの前に現れた、波紋を操る謎の男。ジョナサンに波紋を教え込み、彼の打倒ディオの旅に同行する。
- ピトー ポコ
- 「ココワネ-↑」
- ウインドナイツ・ロットでジョナサン一行が出会った少年。彼らから荷物を盗むものの波紋攻撃を受けてあっさり取り返された。その後ジョナサン一行に同行し、後にジョナサンのピンチを救う大活躍を見せることになる。回を重ねるごとに声が高くなる。
- ダニー
- 「地獄から舞い戻ったぞ…」
- ジョナサンの愛犬。ディオにじゃれついた際に勢い余って暖炉に飛び込むも魔物化して生還した。その後ディオとの激闘で生き残ったジョナサンに対して、ジョナサンとディオ2人の因縁を説いた。
- ジョージ・ジョースター
- 「クソォ、私の体調が悪くなってしまったァーッ!」
- 貴族ジョースター家の当主であり、ジョナサンの父。病気の身でありながら青酸カリを飲んでも血を吐くだけですみ、ナイフで刺されてもさほど体力を消耗していないなど異常にタフネス。
- ブラフォード
- 「300年という時を超えて…私は、噛むことができたらしい」
- ディオの手下。メアリーとかいうお姫様と色々あった怒りがすごい怒りとなっている。ジョナサンと交戦後、ジョナサンにLUCKとPLUCKとブラフォードのサイン入り剣を授けた。
- タルカス
- 「そろそろいいかなぁ〜ッ!?」
- ディオの手下。声がにゃんちゅうっぽい。ツェペリさんに必殺技「デス・スネーク・スネーク・デス・スネーク・スネーク・キル」を喰らわせる。
- ダイアー
- 「今3分をきったところだ…俺はダイアーだ…」
- フワフワおじさん。とても仲が良かったツェペリさんの仇を討つため、ディオに「クロスサンダースプリットアタック(原文ママ)」を放った結果、バラバラ〜⭐︎になった。
- トンペティ
- 「未来が見えてしまいました⭐︎」
- ツェペリさん達の師匠。全体的におぼつかない喋り方をする。一回だけ声変わりした。
- ストレイツォ
- 「あの技は空裂眼刺驚…後々このストレイツォが使う技だ…」
- 波紋戦士。主な攻撃手段は手榴弾。ゾンビ(とペッシ)に囲われた際は「西洋照明波紋疾走」で一掃した。
- 胡才良 ワンチェン
- ディオに青酸カリを渡した極悪人。後にディオの手下になり、キャラデザが大幅に変更がされた。
第5部 黄金の風
うろジョジョ本編とは独立した短編シリーズ『寝起き一発目で振り返った ジョルノの奇妙な冒険』。もし正確に略せば「ねおジョジョ」であるが、寝起きかつうろ覚えで収録しているためか、動画タグには「うろジョジョ」が登録されている。一般的に「寝起き5部」と呼ばれる。
寝起きのため語り口がぼんやりしているだけでなく、常に半笑いで嬉しそうに喋るため、真顔で聞き続けるのはかなり難しい。誘い笑いや超展開が好きなあなたにオススメのシリーズ。
- ジョルノ・ジョバァーナ
- 「KUAAAA! 耳の中に…耳がww入ってしまったwww」
- 第5部の主人公。 トビウオがいっぱい出てくるスタンド「ゴールド・エクスペリエンス」を持つ少年。攻撃を跳ね返す能力を有する。広瀬康一から財布を堂々と頂いて逃走したり、突然自己紹介をしかけてきた涙目のルカを問答無用で殺害したりする外道主人公。ブチャラティと一戦交えた後、ふと思い立ってギャングスターを目指すことにした。「よし」が口癖。歯にクラゲを飼っている。丁寧な物腰で仲間と接するが、彼のコロネが3つ並んだような特殊な髪型についてバカにされると激怒する。
- ブローノ・ブチャラティ
- 「吐き気をもよおすww『邪悪』とはッ! こうやって『娘』の腕がwww ッ…を、ちぎって持っていくことだッ!」
- ギャングの青年。 ジッパーのスタンド「スティッキィ・フィンガーズ」を持つ。涙目のルカを殺したジョルノに懺悔を求めて襲いかかったが、ジョルノが「くぅ~ギャングに入りたい」と言い出したため、自身の組に迎え入れることにした。「よし」が口癖。むかし図書委員だった。仲間たちに深く慕われているが、組織を裏切る段階になると「お前ら(ボートに)乗るだろ?」と一緒に裏切ることを半ば強要し、視聴者に呆れられた。エンディングテーマの作詞作曲も担当している。
- レオーネ・アバッキオ
- ブチャラティの部下。新人として組織に入ってきたジョルノが、あまりにも長くてグダグダな自己紹介をするので激怒し、お小水を「オレの茶」と偽って飲ませた。頭がカリメロみたい。
- グイード・ミスタ
- ブチャラティの部下だが、ジョルノが組織に入る場に招かれなかった。「4」がたくさんデザインされたヨットに乗っても平然としていて、視聴者に手を振る余裕すらみせていた。
- ナランチャ・ギルガ
- ブチャラティの部下。かわいい。組織を裏切る際、ブチャラティに「かかってこいッ!と言ってくれーッ!」と頼んだ。
- パンナコッタ・フーゴ
- ブチャラティの部下で、新人のジョルノを裸ネクタイで歓迎したツワモノ。あまりに存在感が無かったため次第に薄く描かれるようになり、一時は背後霊のようになっていた。ブチャラティによる裏切りの強要に屈さずにミンナノッタ・ボートを見送り、画面を独り占めできたところを見計らって『恥知らずのパープルヘイズ』の宣伝をした。
- トリッシュ
- ものすごく雑な扱われ方をされる女の子。といっしゅ。
ボスに命を狙われており、ブチャラティが自分で自分の面白い話にウケている隙に拉致された。
ώ:о[とりっしゅ]=
- ドッピオ
- ディアボロの部下。タクシーでぼったくられた際、「この町には二度と来ねえぞ!」と怒った。やはり生まれ故郷はいいんじゃなかったのか。
- リゾット・ネエロ
- 暗殺チーム。履いているのはニーソではない。出会ったドッピオに対し「君、怪しいよね?」とブーメランを放った。説明力:E。
- 案内人
- しがない案内役。うろ覚え第1部にもコッソリ出演している。
関連動画
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まさかの英訳ver.
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