『さいたま郷土かるた』とは、埼玉県を題材にしたかるた、ならびにそれを用いた遊びや競技である。
本項では2002年に『さいたま郷土かるた』を刷新した、『彩の国21世紀郷土かるた』についても記述する。
1982年に埼玉県教育委員会が制作し、埼玉県子ども会連絡協議会(現・埼玉県子ども会連合会)が発行した郷土かるた。「埼玉を知り 埼玉を愛する 県民かるた」と枕詞にあるように、多くの人たち(特に子ども)に埼玉への郷土愛を深めてもらうべく発行された。当初販売予定数の1万セットがわずか4日で売り切れてしまうほどのヒットだったようだ[1]。
かるたの札は埼玉県にゆかりのある偉人・史跡・自然・名物などを取り上げたものであり、読み札・絵札ともに埼玉県内の小中学生から公募された。組箱のイラストマップは、埼玉県立浦和第一女子高等学校まんが同好会が制作。
発行から20年経った2002年、新たな名所等が生まれていることを踏まえ、再び埼玉県内の小中学生から読み札・絵札を募集。『さいたま郷土かるた』の読み札・絵札すべてを刷新した『彩の国21世紀郷土かるた』が同年発行された。制作は埼玉県教育委員会、発行は埼玉県子ども会育成連絡協議会(現・埼玉県子ども会連合会)。
『さいたま郷土かるた』が発行された1982年度から毎年小学生大会が開催されており、現在は『彩の国21世紀郷土かるた』を用いた大会が開かれている。地区ごとに予選があり、勝ち抜いた選手・団体が県大会へと進める。
また、埼玉県の社会科や総合学習の教材としてもよく用いられており、幼少期を埼玉県で過ごした多くの人に馴染みのあるかるたである。
ちなみにかるたの札は46枚あるのに対し、埼玉県の市町村は2002年時点でも90つある(2022年現在は63つ)。つまりどこかしらの市町村が取り上げられていないことになり、当該市町村民は涙をのんでいるとかいないとか。
詳細は『彩の国21世紀郷土かるた競技必携
』を参照のこと。
じゃんけん(団体戦の場合、真ん中にいる人がじゃんけん)をする。じゃんけんに勝った側が「あ」~「わ」までの46枚の絵札をよく切って二分割し、負けた側がそのどちらかを選ぶ。選んだあと、個人戦は3段、団体戦は2段に各々絵札を並べる。絵札を並び始めてから5分以内に絵札を記憶する。
読み手がから札「け」(『彩の国21世紀郷土かるた』の場合は「ま」)を2回読んだあと、3回目に読む札から絵札を取り始める。その後は読み手が読み札を2回ずつ読み上げ、一番早く対応する絵札に触れたものが札を獲得する。同時に触れた場合、原則手が下のもの、それでも判断がつかない場合はその札のある陣地側のものが獲得する。ただしその札が役札(後述)だった場合、審判預かりとなる。
お手つきの場合は、取った札の中から1枚を相手に渡す。
絵札1枚で1点。団体戦の場合は役札の点数を含めて計算し、得点の多いほうが勝ちとなる。同点の場合、「け」(『彩の国21世紀郷土かるた』の場合は「ま」)の札を持っていた方の勝ち。
『さいたま郷土かるた』の場合、以下の3つがシンボル札であり、3枚揃えることで10点となる。
『彩の国21世紀郷土かるた』の場合は。以下のとおり。点数計算も同上。
『さいたま郷土かるた』の場合、以下の3つが三人札であり、3枚揃えることで10点となる。
『彩の国21世紀郷土かるた』の場合は。以下のとおり。点数計算も同上。
絵札については埼玉県立図書館公式サイト
を参照のこと。絵札・読み札の人名は、それぞれの作者を表す。
県の中央を流れる大河。奥秩父を源流とし、東京湾に注ぐ。飲用水だけでなく、水力発電、農業用水・工業用水・生活用水として用いられており、埼玉県になくてはならない川である。
小川町で一枚一枚手で漉かれている和紙。その歴史は1000年以上と言われているが、特に有名になったのは江戸時代に細川紙を漉くようになってから。小川和紙の手漉き製法は、国の重要無形文化財に指定されている。
越生町の梅園地区は、その名のとおり良い梅がとれることで知られている。県の名勝。
さいたま市(旧・浦和市)にある見沼通船堀のこと。芝川と見沼代用水は水位差が約3mもあり、通常の方法では舟は運行できなかった。それを解消すべく、日本で初めて「閘門式」と呼ばれる方法を用いた運河が見沼通船堀である。国の史跡。
妻沼町(現・熊谷市)出身の女医。日本で初めて医師免許を取得した女性である。『彩の国21世紀郷土かるた』では三人札に昇格している(「を」の札に変更)。
ちなみに日本で2番目に女医となったのも埼玉県出身者である(生沢クノ)。
神川町の金鑚神社裏にある、御岳山中腹にある岩。岩肌が鏡のようになっていることから、「鏡岩」と呼ばれるようになった。国の特別天然記念物。
古くから川口市は鋳物づくりで有名であり、「キューポラ」と呼ばれる溶解炉を携えた鋳物工場が数多くあった。小説・映画『キューポラのある街』の舞台にもなっている。
春日部市西宝珠花では、毎年5月3日・5日に江戸川河川敷で大凧あげ祭りが行われている。国の選択無形民俗文化財。
埼玉県の県章・県旗には、真紅の勾玉が円形に16個並べられている。さきたま古墳群を始め、県内各地の古墳から勾玉が出土したこと、ならびに埼玉県が円満に発展していくよう祈念して、このようなの県章・県旗に制定された。
『さいたま郷土かるた』を遊ぶ際、まずこの札を2回読み上げることが開始予告を意味しており、次の3回目に読み上げる札から取り始める。また、得点が同点の場合、この札を持っていた側が勝ちとなる。
加須市では明治時代から鯉のぼりが作られるようになり、現在は日本一の生産量を記録している。毎年5月に開催している加須市平和祭では、巨大な鯉のぼりを空に掲揚している。
狭山茶は、静岡茶・宇治茶とともに日本三大茶とされている。なお、名前に反して狭山茶の生産量1位は入間市であり、狭山市は同3位である(2位は所沢市)。
頼朝の配下として、武功を上げた武蔵武士・畠山重忠。頼朝の没後、北条氏との政争に敗れ討たれる。重忠のやかた跡は嵐山町にある。
『さいたま郷土かるた』での三人札の1つだが、『彩の国21世紀郷土かるた』では畠山重忠の収録自体されていない。
江戸時代、人口増加により江戸は深刻な飲用水不足となった。そこで幕府は川越城主の松平信綱に命じて玉川上水を掘らせた。その功績が評価され、信綱の領内である野火止(新座市)にも玉川上水からの分水が許可された。これが野火止用水である。
ときがわ町にある寺院・慈光寺。坂東三十三箇所第9番札所。国宝のお経の他、重要文化財である各建造物や法具・経典など多数収められている。
埼玉県の県木。古代から埼玉県内に自生しており、いくつかは天然記念物にも指定されている。
『さいたま郷土かるた』では、シンボル札の1枚。『彩の国21世紀郷土かるた』でも残っているものの(「け」の札)、シンボル札ではなくなっている。
鉢形城は寄居町にあった城。後北条氏の対武田氏・上杉氏の前線拠点として重大な役割を果たしたが、後北条氏の滅亡に伴い、廃城となっている。
現代では、県指定の名勝である玉淀河原から荒川を挟んで鉢形城跡を見ることができるほか、県指定の史跡として城跡が整備されている。
秩父夜祭は毎年12月に行われる祭。秩父神社の祭典として、秩父屋台囃子にあわせて6台の屋台が市内を曳行する。一連の祭りでの催し物は、国の重要有形・無形文化財、ユネスコの無形文化遺産に指定されている。
深谷ねぎは、深谷市で生産されるねぎ全般のことを指す。深谷市の利根川流域の土壌は、栄養満点かつ柔らかいため、土寄がしやすく、糖度の高い白ねぎができやすい。
行田市の稲荷山古墳の発掘調査で鉄剣(稲荷山古墳出土鉄剣)が出土。その鉄剣に百十五個の文字が刻印されており、その文章から5世紀ごろの大和朝廷の勢力図が明確となった。その功績から、現在稲荷山古墳出土鉄剣は国宝に指定されている。
秩父市(旧・大滝村)の栃本では、江戸時代に関所が置かれ、関東と甲斐(山梨県)・信濃(長野県)を行き来する人を検問した。特に武器の持ち込みと江戸から出る女を厳しく取り締まったことから、「入鉄砲と出女」と呼ばれる。
長瀞町の長瀞渓谷は「地質の宝庫」と呼ばれるほど、様々な地質現象を観察できることから、国の名勝・天然記念物に指定されている。ライン下り(川下り)などのグリーンツーリズムも盛んで、多くの観光客が訪れる。
渋沢栄一は深谷市出身の実業家。500以上の企業を設立したことから、「日本資本主義の父」と呼ばれる。2024年度の新一万円札の肖像画に選ばれ、2021年にはNHK大河ドラマ『青天を衝け』で主人公としてドラマ化されている。
『さいたま郷土かるた』では、三人札の1枚。『彩の国21世紀郷土かるた』でも残っているものの(「え」の札)、三人札ではなくなっている。
江戸時代、現在で言うさいたま市近辺の新田開発のために見沼溜井が開発された。しかし新田開発が進むにつれ水不足が深刻化し、より大きな用水路が必要となった。そこで作られたのが見沼代用水である。見沼溜井の代用であることから、その名がついた。見沼溜井は干拓され、広大な新田として米の供給を支えた。
埼玉県は節句人形の生産量が日本一であり、その多くはさいたま市岩槻区で生産されている。歴史は江戸時代まで遡り、日光東照宮の建立のため、腕利きの彫刻職人が岩槻に集められ、その一部が人形作りを始めたことが岩槻人形の始まりとされている。
秩父事件は日本近代史上最大級の農民蜂起事件である。明治政府の政策により生糸や米の価格が暴落し、秩父地方の農家は困窮。それに加え高利貸しにより借金取立も苛烈を極め、農民たちの不満は爆発。武装蜂起に至った。
県鳥に指定されている白い鳥。首筋の黒い横線が特徴。埼玉県越谷市に生息しており、国の天然記念物にも指定されている。埼玉県のマスコット・コバトンはシラコバトをモチーフにしている。
『さいたま郷土かるた』では、シンボル札の1枚。『彩の国21世紀郷土かるた』でも残っているものの(「く」の札)、シンボル札ではなくなっている。
吉見町にある古墳時代の横穴墓。実際には200以上もの横穴がある。国の史跡。
埼玉県内で桐タンスが生産され始めたのは江戸時代から。日光東照宮建立に際し集まった工匠が、春日部の桐細工に手を加えたものが始まりとされる。現在は春日部市・川越市で生産されており、国から伝統的工芸品に指定されている。
熊谷出身の武士・熊谷次郎直実。直実が源義経に従って武功を上げ、一ノ谷の戦いでは平敦盛を涙流らに討ち取った。この場面は国語の教科書でも取り上げられることがあり、源平合戦でも特に著名な一幕である。
『彩の国21世紀郷土かるた』では三人札に昇格している(「い」の札)。
羽生市の宝蔵寺沼に生息している食虫植物。かつては日本各地で自生していたが、水質汚濁などにより激減。宝蔵寺沼のムジナモも台風被害によって絶滅している。ただ人工栽培で残っていたものがあったため、野生絶滅に留まっており、現在も宝蔵寺沼での放流・再導入が図られている。国の天然記念物。
小埼沼は行田市に位置する。万葉集でも小埼沼を詠んだ句があり、それを記した歌碑を忍城主・阿部正允が建てた。県の旧跡。
塙保己一は江戸時代の国学者である。幼いときに病で失明したが、それでも学問の道を諦めず、総検校にまで上り詰めた。和学講談所を開設したり、『群書類従』を編纂したことで有名。
『さいたま郷土かるた』では、三人札のうちの1枚。『彩の国21世紀郷土かるた』でも残っているものの(「は」の札)、三人札ではなくなっている。
さいたま市大宮区(旧・大宮市)にある大宮氷川神社は武蔵一宮とも呼ばれ、氷川神社の総本社である。毎年12月10日には大湯祭が開催されており、多くの人で賑わう。
明治4年、新政府によって廃藩置県が行われ、現在の県東部が初めて埼玉県となった。この埼玉県が誕生したのが11月14日であり、同日は埼玉県民の日として制定されている。
武蔵丘陵森林公園は滑川町にある国営の公園。日本で初の国営公園であり、東京ドーム65個分もの広さを誇る。園内では豊かな自然、サイクリング、ドッグランなどが楽しめ、地域住民に愛されている。
流鏑馬とは、馬に乗って走りながら的に向かって矢を射ることを指し、かつては武芸、現在では祭事として行われている。埼玉県では出雲伊波比神社と萩日吉神社で実施。
坂東太郎とは、利根川の異名であり、坂東(関東)で一番大きな川を指す。埼玉県の広域で流れており、飲用水・農業用水・工業用水などを県民に提供している。
木村九蔵は埼玉県の養蚕家。一派温暖育と呼ばれる養蚕手法を確立し、安定して良質の繭を大量に生産する技術を編み出した。
羅漢とは、釈迦の弟子の中でも特に徳の優れたものを指す。釈迦の弟子は500人いたことから、五百羅漢とも呼ばれ、川越市の喜多院や寄居町の少林寺では、五百羅漢をかたどった石像がある。
両神山は秩父にある山。春先にはヤシオツツジが花を咲かせ、コノハズクなどの鳥類も数多く生息している。
二瀬ダムは秩父市(旧・大滝村)にあるダム。二瀬ダムによってできたダム湖は秩父湖と呼ばれ、県民の各種用水への供給をするほか、観光地としても人気がある。
秩父には34所の観音霊場があり、お遍路さんによる巡礼が行われている。西国(四国)33所・坂東(関東)33所と合わせ、日本百観音とも呼ばれる。
氷河期に富士山や赤城山が噴火した際、堆積した火山灰の地層を関東ローム層という。関東ローム層は地質が柔らかく水はけが良いため、畑作などに向いており、近郊農業の土台となっている。
秩父音頭は埼玉県を代表する民謡であり、秩父地方の雄大な自然を歌い上げたものである。皆野町では秩父音頭発祥の地として毎年秩父音頭まつりが盆の時期に行われている。
埼玉県の県花であるサクラソウ。春先にピンク~紫の花をつける。さいたま市(旧・浦和区)田島ヶ原はサクラソウ原種の自生地があり、国の特別天然記念物に指定されている。
『さいたま郷土かるた』では、シンボル札の1枚。『彩の国21世紀郷土かるた』でも残っており(「さ」の札)、唯一シンボル札を続投している。
諸説あるが、ある武士がおせんという茶屋のおばあさんに、団子を伸ばして焼いてみたらどうかと提案したことが、草加せんべいの始まりとされている。現在は草加せんべいとして地域ブランド化しており、地域団体商標にも登録されている。
絵札については埼玉県立図書館公式サイト
を参照のこと。絵札・読み札の人名は、それぞれの作者を表す。
なお、「札の一覧(さいたま郷土かるた)」で説明したものに関しては、記述を簡略する。
花弁が少ないことから、約1400~3000年以上前のものと推測されている行田市の古代蓮。行田市の公共施設建設工事の際、偶然出土した古代蓮の種子が自然発芽。その後古代蓮の里として整備され、夏の午前中には一斉に花を咲かせる。
『さいたま郷土かるた』での「へ」の札に相当する。『彩の国21世紀郷土かるた』では、三人札に昇格している。
若田光一はさいたま市出身の宇宙飛行士。日本人初の搭乗運用技術者として人工衛星の回収ミッションに参加。その後も日本人では初のNASA管理職も務めている。『彩の国21世紀郷土かるた』では、三人札の1枚。
『さいたま郷土かるた』での「つ」「に」の札に相当する。
にぼうとうは野菜とうどんを煮込んだ郷土料理。「日本資本主義の父」とも呼ばれる渋沢栄一だが、食事は質素だったという。
『さいたま郷土かるた』での「い」の札に相当する。
川越市の時の鐘は、川越城主・酒井忠勝が建立したものが最初と言われている。現在の鐘楼は、川越大火の翌年である1894年に再建したもの。小江戸・川越のシンボルとして、市民・観光客から親しまれている。
巾着田は、日高市を流れる高麗川のほとりにある。日和田山からの眺めが巾着に見えることから、その名がついた。秋になると彼岸花が一斉に咲き出し、鮮やかな紅色で周囲を彩る。
『さいたま郷土かるた』での「は」の札に相当する。
『さいたま郷土かるた』での「そ」の札に相当する。
『さいたま郷土かるた』での「て」の札に相当する。
さきたま古墳群は、行田市にある古墳の集まり。日本最大級の円墳・丸墓山古墳、古代日本の歴史解明に名を残す稲荷山古墳など、国の史跡として整備されている。
『さいたま郷土かるた』での「を」の札に相当する。『彩の国21世紀郷土かるた』では、シンボル札の1枚。
『さいたま郷土かるた』での「り」の札に相当する。
吉田龍勢祭りは、吉田町椋神社の例大祭にて行われている行事で、手作りロケット「龍勢」を打ち上げるものである。その打ち上がっている様子が昇天する龍のように見えることから、その名がついた。
ムサシトミヨはトビウオ科の魚で、きれいな水質で、水草の多い小川に生息する。現在は熊谷市の荒川源流にしか生息しておらず、埼玉県の天然記念物、ならびに県魚に指定されている。
『彩の国21世紀郷土かるた』では、シンボル札の1枚。
高山不動尊常楽院は飯能市にある寺院で、修験道場として栄えていた過去があり、関東三大不動に数えられる。敷地内には樹齢800年の大イチョウがあり、子育ての神様として祀られている。
『さいたま郷土かるた』での「わ」の札に相当する。
小鹿野歌舞伎とは、小鹿野町で行われている歌舞伎。約200年前、初代坂東彦三郎が小鹿野町で伝えたのが始まりとされ、役者・義太夫・裏方すべてを地元住民が務めている。
『さいたま郷土かるた』での「え」の札に相当する。
ささら獅子舞とは、埼玉県内各地で伝承されている芸能であり、豊作や人々の健康を祈って実施される。
『さいたま郷土かるた』での「ゆ」の札に相当する。
『さいたま郷土かるた』での「た」の札に相当する。
寄居町では毎年8月に玉淀水天宮祭を開催している。花火をバックに提灯で飾られた船山車が曳行する。
武州だるまは、越谷市・春日部市・さいたま市岩槻区などで生産されているだるま。七転び八起きの縁起物であり、各地のだるま市で販売されている。
玉敷神社は、加須市(旧・騎西町)にある神社。同神社の神楽は国の重要無形文化財に指定されている。また敷地内にある樹齢400年の藤は県指定の天然記念物にもなっている。
オニバスはスイレン科の草花であり、埼玉県では加須市(旧・北川辺町)の越中沼で自生していた。その後利根川の堤防移動工事によって越中沼は埋め立てられたが、1990年の水路工事によってオニバスが再度自生し始め、その後は保護されている。
『さいたま郷土かるた』での「の」の札に相当する。
『さいたま郷土かるた』での「み」の札に相当する。盲目の国学者・塙保己一を読んだ札である。
『さいたま郷土かるた』での「ひ」の札に相当する。吉見百穴では、国の天然記念物であるヒカリゴケが自生している。
幸手市の権現堂堤は、桜の名所として有名なスポットである。大正時代から桜の植樹が始まり、当時から桜を楽しむ観光客で溢れていたという。その後戦後混乱期に伐採されてしまったものの、再度地域住民によって植樹され、今に至る。
『さいたま郷土かるた』での「き」の札に相当する。
埼玉スタジアム2002は、日本最大のサッカー専用スタジアムである。2002 FIFAワールドカップの国内開催に伴い建設され、現在は浦和レッズのホームスタジアム、サッカー日本代表戦の試合会場として使用されている。
『さいたま郷土かるた』での「け」の札に相当する。
『彩の国21世紀郷土かるた』を遊ぶ際、まずこの札を2回読み上げることが開始予告を意味しており、次の3回目に読み上げる札から取り始める。また、得点が同点の場合、この札を持っていた側が勝ちとなる。
『さいたま郷土かるた』での「ぬ」の札に相当する。
平林寺は新座市にある臨済宗の禅寺。境内には県指定の有形文化財のほか、野火止用水、ケヤキやクヌギなどの自然林がある。
下総皖一は、埼玉県加須市(旧・北埼玉郡原道村)出身の作曲家。童謡「かくれんぼ」「たなばたさま」などの作曲を手掛けたほか、県内外の学校校歌の作曲を800あまり手掛けた。
『となりのトトロ』は、スタジオジブリが制作したアニメーション映画であり、所沢市の狭山丘陵が舞台とされている。公益財団法人 トトロのふるさと基金によって自然環境の保全がされており、日本国内のナショナルトラスト運動としても取り上げられる。
『さいたま郷土かるた』での「や」の札に相当する。
秩父ミューズパークは、1991年に開園したテーマパーク。秩父市と小鹿野町にまたがる。自然豊かな園内には、音楽堂・野外ステージも設けられている。
『さいたま郷土かるた』での「ふ」の札に相当する。
『さいたま郷土かるた』での「ら」の札に相当する。
本多静六は、埼玉県久喜市(旧・菖蒲町)出身の林学者。東京都の日比谷公園や明治神宮、埼玉県の大宮公園など数多くの公園・森林を設計し、日本の「公園の父」とも呼ばれる。
雁坂トンネルは、1998年に開通した国道140号の一部。日本国内の山岳トンネルとしては最長の6,625mを誇る。ループ橋(螺旋状に敷設された橋)である雷電廿六木橋(らいでんとどろきばし)からは、滝沢ダムを一望できる。
催馬楽神楽は、久喜市の鷲宮神社に鎌倉時代から伝わる舞楽。国の重要無形文化財。
ちなみに、鷲宮神社は漫画・アニメ『らき☆すた』の舞台としても有名。
『さいたま郷土かるた』での「ろ」の札に相当する。
『さいたま郷土かるた』での「ね」の札に相当する。
『さいたま郷土かるた』での「お」の札に相当する。彩の国21世紀郷土かるた』では、三人札の1枚。
さいたま新都心は、2000年に街開きした。関東地方を管轄する国の各出先機関が所在するほか、大型イベントの定番会場であるさいたまスーパーアリーナ、大型ショッピングモールのコクーンシティが立地する。
『彩の国21世紀郷土かるた』では、シンボル札の1枚。
埼玉県子ども会連合会事務局の事務局にて、『彩の国21世紀郷土かるた』を販売している(郵送も可能)
。『さいたま郷土かるた』は販売を終了している。
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最終更新:2025/12/07(日) 02:00
最終更新:2025/12/07(日) 01:00
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