みんなちがって みんな好き♡
君のことが大大大大大好きな100人の彼女とは、中村力斗先生と野澤ゆき子先生による漫画作品である。公式略称は「100カノ」(ひゃっかの・ひゃくかの[1])。
概要
負け彼女0の大人数LOVEコメディの新発明・新回答
作品名通り100人のヒロイン(予定)と一人の彼氏が同時に愛し合う純情ハーレムラブコメである。
最初こそ出オチみたいなタイトルでドン引きされていたが、メタネタパロディ下ネタなんでもありのキレのあるギャグと、野澤ゆき子先生によるクオリティの高い作画、確かに100人出してくるであろう気迫で人気を博している。
登場人物は皆、一癖も二癖もあるキャラクターばかりで、そんな人々が織りなす関係性も魅力の一つとなっている。
週刊ヤングジャンプで連載中。また、電子書籍として『となりのヤングジャンプ』『少年ジャンプ+』『ニコニコ漫画』にも掲載されている。『次にくるマンガ大賞』2020コミックス部門では(1位~100位まで同様に愛する)2位を受賞、2023年12月時点で累計発行部数は165万部を突破している。
また、2023年3月にはTVアニメ化決定が報じられ、第1期が2023年10月から12月まで放送された。
あらすじ
登場人物
彼氏
- 愛城恋太郎(あいじょう れんたろう) CV:加藤渉(0歳:天海由梨奈)
- 彼女達好き好き大好きモンスター。高等部1年4組の主人公。5月1日生まれ。恋愛の神の手違いにより運命の相手が100人存在する宿命と、その全員を愛しぬく覚悟を背負った男。学力は高く運動神経もよく人望もあり誠実で健全な好青年なのだが、行き過ぎた彼女第一主義者でもあり、どんどん増える尖った個性のヒロインたちと張り合える程度にはエキセントリックである。
- 恋太郎の家はたびたび描写されているが、家族については両親が教師という情報しかなく、物理法則を超越した彼女愛を支えるエネルギーがどこから湧き出ているのかは不明。
彼女たち
※併記の話数は「ビビーン!!回」[2]。CV欄のスラッシュ区切りは「アニメ/ASMRボイスドラマ」の順
- 1人目/花園羽香里(はなぞの はかり)/第1話 CV:本渡楓/上田麗奈
- 淫乱お嬢様。恋太郎のクラスメート。6月22日生まれ。恋に盲目で恋太郎の二股宣言にも「捨てられるよりずっといい」とあっさりOKした。心身ともに育ちは良い。唐音や羽々里には言動が容赦ないがそれも愛情の裏返しである。なお恋太郎の彼女になったのは唐音と同時だが、恋太郎への告白は羽香里のほうが先。
- 2人目/院田唐音(いんだ からね)/第1話 CV:富田美憂/白石晴香
- 金髪ツインテの古式ゆかしいツンデレ。恋太郎のクラスメート。9月9日生まれ。慎ましやかな体型を気にしている。パワー型で腕力が必要な場面は唐音の出番である。彼女になったのは羽香里と同時[3]であり、その縁あってか羽香里とは反発しながらも仲がいい。
- 3人目/好本静(よしもと しずか)/第3話 CV:長縄まりあ/石見舞菜香(本人・テキスト読み上げアプリ共通)
- 小柄で愛くるしいマスコット枠。恋太郎のクラスメートで、読書好きの図書委員。11月1日生まれ。声自体は出せるものの会話が非常に苦手であり、普段は読み上げアプリで意思疎通をしている。体重が綿毛のように軽く、強風に飛ばされてしまうことがある。
- 4人目/栄逢凪乃(えいあい なの)/第6話 CV:瀬戸麻沙美/陶山恵実里
- 合理性の塊。恋太郎のクラスメート。3月14日生まれ。銀髪赤眼のクールビューティー。相手のことはフルネームで呼ぶ。効率重視で冷たい印象があるが感情がないわけではなく、恋太郎ファミリーとの交流でそれまで切り捨てていた人付き合いを学んでいく。実は高所恐怖症。
- 5人目/薬膳楠莉(やくぜん くすり)/第10話 CV:朝井彩加/金元寿子(8歳・18歳共通)
- マッドサイエンティスト。高等部3年の化学部部長。4月18日生まれ。薬剤の調合を得意とし、物理法則を超越した効能を発揮する薬を持ち歩いている。見た目は8歳程の幼女だがそれは薬による若返りの副作用で縮んだ姿であり、「薬の効果を打ち消す薬」で一時的に18歳のナイスバディに戻ることができる。なお精神年齢は姿に追従する。
- 6人目/花園羽々里(はなぞの ははり)/第18話 CV:上坂すみれ
- 羽香里の実母。5月12日生まれの29歳。最初は敵だった人。13歳の頃に当時の想い人と死別し人工受精で羽香里を産んだ。品格と威厳を備えた資産家なのだが、その正体は若い子大好きな変態淑女であった。6人目でもうこれである。なお作品の構想段階では羽香里に姉がいて、羽々里が敵に、姉が彼女になる予定だったが、ページ数の都合から両設定を羽々里が兼任することとなり、姉の存在はお蔵入りとなっている。
- 7人目/原賀胡桃(はらが くるみ)/第24話 CV:進藤あまね
- はらぺこ系。中等部3年で初の年下彼女。9月3日生まれ。食べるのが大好き。礼儀をわきまえた子ではあるが消化吸収が早く空腹になりやすいため機嫌が悪くなりがち。ツッコミができるので唐音の過労死を防いでいる。
- 8人目/銘戸芽衣(めいど めい)/第30話 CV:三森すずこ
- 狂気の忠犬。花園家羽々里付きのメイド。5月10日生まれの19歳。常に笑顔のいわゆる糸目キャラだがこれはガチで目を閉じている。にも関わらずメイド業務を完璧にこなし車すら運転できる有能メイド。仮に死ねと命じられれば躊躇わず死ぬ忠義者で、奉仕が生き甲斐の犬系彼女。
- 9人目/須藤育(すとう いく)/第33話 CV:高橋李依
- ストイックな努力家。高等部1年3組、1月9日生まれ。女子野球部でショートカットのボーイッシュなボクっ子。努力家というか努力大好きっ子で、筋トレはキツければキツいほど効いてると思うタイプ。要するにドM。得意な競技はケツバット。
- 10人目/美杉美々美(うつくしすぎ みみみ)/第39話 CV:Lynn
- ナルシストですわ。高等部2年。3月3日生まれ。美へのこだわりと自己肯定感が非常に強い。美を保つために日々努力し、資金も新聞配達で稼いでいる。特にデコは美しく滑りが良い。凪乃と過去に面識あり。
- 11人目/華暮愛々(かくれ めめ)/第45話 CV:高尾奏音
- 目隠れ巨乳。恋太郎のクラスメート。10月10日生まれ。目立つことを嫌い、周囲からモブ扱いされようと前髪で顔を隠している。その実、容姿端麗スタイル抜群である為、胸が小さく見えるブラを着用している。羞恥心が限界を超えると、自身が制作したあみぐるみで注意を逸らし、その隙に素早く隠れるという特技を持つ。
- 12人目/伊院知与(いいん ちよ)/第51話
- 学級委員長。恋太郎の従妹。中等部1年1組。10月1日生まれ。父子家庭で育ったこともあり、年齢以上にしっかりしなければ、という意識が強い。乱れたものを見ると「ゔーっ!!」という奇声とともに是正しようとする。眼鏡のフレームは母の形見である(眼鏡がよく外れるのはサイズが合っていないため)。近眼であり、眼鏡が外れると視界がまったく見えなくなり大泣きしてしまう。
- 13人目/ナディー/第57話
- アメーリカから来たフリーダムをラブするティーチャーデース。ただし教科は国語。2月11日生まれの24歳で2人目の成人彼女。初の外国人彼女ではない。本名は大和撫子(やまと なでしこ)、生粋の日本人。躾の厳しい名家の生まれだが自由を知り決別している。ちなみに英語はてんで駄目。
- 14人目/優敷山女(やさしき やまめ)/第64話
- 心優しき巨人だど。高等部1年3組、育のクラスメート。8月11日生まれ。動植物を愛しまた愛される園芸部員で言葉には訛りがある。愛されすぎて頭にはガチの花が根を張り蝶が住み着いている。高身長と頑丈な体躯は誇りだが、同時にコンプレックスでもある。
- 15人目/茂見紅葉(もみ もみじ)/第69話
- 感触フェチ。中等部3年2組、胡桃の右隣の席。4月8日生まれ。マッサージの技術は高く人体どころか食材まで揉みほぐせるほどだが、それは女性の柔らかい感触を味わいたいという欲望の結晶である。
- 16人目/薬膳ヤク(やくぜん やく)/第75話
- のじゃロリなのじゃ。8月9日生まれ。楠莉の祖母にして彼女の中で最高齢の89歳だが孫同様に薬の影響で身体は8歳。なお薬が強力すぎて元には戻れない。ようやく登場したまともな大人で、人生経験豊富で恋太郎すら翻弄する蠱惑的な人物。ただし文明の利器や横文字にはとことん弱い。
- 17人目/土呂瀞騎士華(とろとろ きしか)/第81話
- 孤高の女剣士。高等部3年で剣道部主将、楠莉と同じクラス。10月10日生まれ。六人姉弟の長女でプライドが高く勝気な性格。面倒見も良い。 しかし立派であろうとする反動で甘えを欲しており、スイッチが入るととろとろになり赤ちゃんにまで退行するくっころ騎士。
- 18人目/毛樽井亜愛子衣(けだるい あーしー)/第87話
- けだるげギャル。高等部1年1組。2月5日生まれ。一人称はあーし、キラキラネームがマジヤバいからあー子って呼んで欲しい。マジウケるー。低血圧やゆるい口調、表情のため感情が正しく伝わらず浮いてしまうのが悩み。将来の夢はファンシーショップ。マジウケるー。
- 19人目/中二詩人(なかじ うと)/第94話
- さすらいの吟遊詩人、そう魂の在り方がね。5月16日生まれで中等部2年の19番目の彼女、とも言えるね。オカリナの演奏は上手くはない、ただ歌は気持ちが乗っている、そのままを歌っているから。中二病ともいえるしそうでないともいえる。要はその人がどうとらえるかだよ。
- 20人目/女井戸妹(めいど まい)/第101話
- ドジっ子メイド。恋太郎と同い年。9月6日生まれ。花園家先代メイド長の孫で芽衣に強い憧れを抱いており妹を自称している。ちょっと素直になれないところがあっても恋太郎のことはちゃんと好き。違うそんなこと言ってない!!!!
- 21人目/盆能寺百八(ぼんのうじ ももは)/第108話
- 煩悩の塊。原作108話から登場した学校教師で教科は倫理。10月8日生まれの27歳。自制心ゼロで飲んだくれの浪費家で、実家を追い出され校庭の隅で自堕落なテント暮らしをしており、園芸部の顧問を引き受けた見返りの山女の野菜で食いつないでいる。しかし実際には思慮深く、部の備品を新調したり学校の草むしりをしたり親に仕送りしたりと、自分の事はだらしないが他人にはとことん優しい性格でもある。
- 22人目/灰尾凛(ばいお りん)/第115話
- 箱入りバイオレンスギザ歯お嬢様。中等部2年、詩人と同じクラス。8月10日生まれ。特技は当然バイオリン。バイオリニストの両親に大事に大事に育てられたのだが偶発的にバイオがハザードな映画を見てしまい暴力性の虜となる。とはいえお嬢様なので自分から暴れまわったりはしない。バイオレンすわ~。
- 23人目/一二三数(ひふみ すう)/第123話
- 数字大好きっ娘。原作123話から登場し誕生日も当然のように1月23日。数字に恋しているが数字以外には辛辣。それ故恋太郎にも辛辣だったがとある方法で恋人に。彼女の人数をnとしたときn+1桁まで人文字で表現できるぞ。やったね。
- 24人目/火保エイラ(かほ えいら)/第132話
- 物理攻撃偏重娘。ブラジル人ハーフで大学2年生と初の外国の血筋&大学生彼女である。8月3日生まれ。カポエイラに習熟しており武術家らしく凛々しい面もある。一方で苦手で触れない虫や赤ん坊のような脆い生き物、自然現象に概念など物理攻撃が通じない存在の前では無力なビビリと化す。
- 25人目/猫成珠(ねこなり たま)/第141話
- 作中初めての人(から)外(れた)キャラ。2月22日(猫の日)生まれ。働きたくないでござる、働きたくないでござる、で思いつめた結果、死ぬより今世で猫になろうと人間をやめて猫になった(?)、元OLで初登場時無職の21歳。貯金が無くなって誰かに飼ってもらいたくて路上にいた所を恋太郎と出会う。恋太郎の出会いで働く決心がつき、現在は花園家経営のフラワーママー離乳食工場で働いている。
- 26人目/才奇姫歌(さいき ひめか)/第150話
- 奇人で奇才なのよ。10月31日生まれ。最近1年6組へ転校してきた、学生や20代に人気の若き天才歌姫『奇姫(キキ)』。本人は天才ではなく奇人を振舞っているが、周りにはドジっ娘として見られている。普通であることを良しとせずファミリー入りを拒否したものの、ファミリーには奇人しかいなかった。
- 27人目/出井祭李(でい まつり)/第159話
- ゴスロリ江戸っ子でい!日本人の父とイギリス人の母を持つハーフで中等部1年、知与のクラスメート。祭り屋台を営む祖父の世話になっていて、一人称が「あてい」で「ばーろちくしょ」が口癖の江戸っ子でいばーろちくしょ。ゴスロリ衣装はファッションデザイナーの両親が作ったもので、イギリスの法被と称して着せている。
- 28人目/宇佐美椎奈(うさみしいな)/第168話
- とにかく何でもギチギチにしたい少女。全体的に黒い兎をイメージさせる女性。高校の2年6組。黒髪をウサギの耳のように縛り、あー子のように黒を基調としたコギャル感がありポケットに兎のぬいぐるみを入れている。恋太郎より頭一つ分背が高い。
孤独を何よりも嫌い、寂しいと死んでしまうらしい(本人談)。初登場時には何食わぬ顔で恋太郎ファミリーに溶け込んでおり、彼女たちと読者をねぇ…!! 誰なの? 怖いよおッ!!と恐怖に陥れた。
- 29人目/雪房田夢留(ぜつぼうだ める)/第177話
- メルヘン狂信者絵本作家。若き天才が集まる1年6組所属。いつもベレー帽を被っている。
- 成長する中でこの世界が絶望で満ちていると悟り闇堕ち(?)、何も知らない無垢な人の心に夢や希望を宿らせることができるのはメルヘンであると気づき、メルヘン絵本作家として世界をメルヘンで覆い尽くして人類を救済することを望んでいる。宗教じゃねーんだぞ。恋太郎はメルヘン。
- 30人目/輩先(ともがら さき)/第186話
- 裏番長にして先輩。学ラン姿。3年であるが留年しているため、高校生の中で最年長で一番偉い。
- 喧嘩は…その…そんなに…で…言動から…勉強とかも…多分…その…そんなに…で…人に勝れる事が…その…おそらく…年齢くらいしか…ないから…「年功序列」を重視しており、後輩には強く出る一方で年上には弱い。でも年下相手でも叩かれると泣きそうになる。
- 31人目/根向井寧夢(ねむい ねむ)/第195話
- 寝ることが大好きな靴職人。中等部二年、凛の隣のクラスらしい。
- いつも眠すぎてどこでも寝てしまうが、寝たまま動ける。寝ている時は糸目の笑顔で「ぐー」としか言わず、毎晩靴を作ったり、恋太郎とデートしたり、育にジャーマン・スープレックスをかませるほど活動的になる。寝ている間の出来事は夢として見ていて、現実で自分がやっていることだとは認識していない。
サブキャラ
- 恋愛の神 CV:千葉繁
- 全ての元凶。あるしょうもない理由で恋太郎に100人の彼女を設定した張本人。
- 無限の神
- 無限神社にいる神。
祭李のずっと祭りをしていたいという願いを叶えたが、それは人の意志を改変するものだった。
終わりなき事が楽しくてしょうがない無邪気な子供の一面がある。
- 教頭 CV:くじら
- 恋太郎達が通うお花の蜜大学付属高等学校の教頭。本名は馬場杏(ばば あん)。一応女性。元陸上選手(全種目)で身体能力が非常に高く、「地上で最も音速に近いババア」の二つ名を持つ。ホスト狂い。
- 校則に厳しく、廊下を走るとディープキスの刑に処す。そのせいで校内ではドラマチックに駆け出すことができない。
- 呉莉羅連合
- 21世紀初頭に結成された日本の暴走族。ゴリラのような容姿をしていて語尾に「~ウホ」とつけて喋る。総長(CV:斉藤貴美子)にはユウ君(CV:榊原優希)というショタ彼氏がいる。
- 羽香里の父 CV:石田彰
- 羽香里が生まれる前に亡くなっている。それから16年、羽々里と羽香里を見守るため成仏できずにいたが、恋太郎が羽々里の心を救ったおかげで未練がなくなり成仏した。
- 寿裸漆区高校(じゅらしっくこうこう)の野球部
- 恋太郎ファミリーと野球で対戦したチーム。寺野サウル子、辺路木ラプ子等が所属している。
- 試合後、一緒に焼肉に行って和解した。
- 須藤育也
- 育の兄。幼い妹に野球を教えたことにより、育をドMの努力大好きっ子に仕立てた元凶である。なお育は3兄弟で、兄のほか弟もいる。
- 愛々の父母
- 愛々が乳児期にベビーカーから姿を消した出来事(初めてのミスディレクション)以来、娘の顔を15年間見ていないが、それでも最愛の娘を大事に育てている。
恋人の存在に対しては母は歓迎しているが父はショックを受けている模様。
なお愛々のホクロは父親譲り。
- ヒロ叔父さん
- 知与の父で、恋太郎の叔父。小さい頃の恋太郎に命を救われたことで恋太郎を信頼している。
恋太郎に彼女が複数いても娘の知与こそ一番のヒロインだと信じて疑わない親バカ。
- 雉根田兎留々(きじねた とるる)
- お花の蜜大学附属高等学校の新聞部部長。愛々の素顔を激写するべく付け狙ったが、失敗した。後、羽々里と羽香里が同じ人物と交際しているというネタで羽々里を封殺した人物でもある。
- 楠莉の父母
- 薬の影響で彼らも身体は8歳に。父親は交際を許してくれたがハーレムは認めていない。ちなみに恋太郎は母親との運命の人を危惧していた。
- なお彼らの登場回で薬膳家は代々薬学を修めていることが判明した。
- 阿古枯(あこがれ)さんと真根須(まねす)さん
- いつもここからコンビ。知与と祭李のクラスメート。
- ワルに憧れて公園でおもちゃのタバコを吸いながら委員長の知与を毎日楽しみに待ったり、知与の委員長としての活躍に憧れて知与の真似をしたりしている。
- 静の母 CV:米澤円
- うまく会話ができない静を否定し、厳しく叱り続けていた。
静が他の人と同じように話せない原因が自らにあると考えており、相当追い詰められていた描写がある。なお、静の父は仕事のためほとんど海外で過ごしている。
- 唐音の家族
- 母:唐奈 父:唐彦 姉:唐乃 弟:唐人 祖母:唐代 祖父:唐蔵 姪:唐蘭 甥:唐流
- 大乱闘ツンデレファミリーズ。嫁入りしただろう祖母や母親、生後間もない赤ちゃんもツンデレ。
全員、恋太郎が恋人で良かったなんて思ってないんだからねっ!
- 野澤ゆき子
- 漫画家、というか本作の作画担当その人。単行本のオマケとか番外編とかではなく本編に登場している。なお作中での姿はモザイク処理されている。
尚、本人は喜んではいるが既に20人を超えるキャラを一人で作画しているため身体は常にアトムっているらしい。
この作品が素晴らしいのは先生のおかげです。
用語
- お花の蜜大学附属高等学校
- 恋太郎たちが通う学校名(ビックリするね)。原作1話時点では「○○高等学校」だったが35話で学校名が判明。
- お花の蜜学園には幼稚園・小・中・高等部・大学部までが敷地内に存在すると133話のあらすじ部分で明かされている。
- 梳杉町(すきすぎちょう)
- 恋太郎たちが住む町(あほみたいだね)。町内会レベルの町丁名ではなく、町長や町立病院を持つ市町村の名称である。
- 名前の初出は原作97話で、近隣には「木雷杉町(きらいすぎちょう)」「不津宇町(ふつうちょう)」「度血裸加戸家場酢木町(どちらかといえばすきちょう)」が存在する。彼女たちは全員が梳杉町に住んでおり、町外から通学する彼女はいないようだ(原作100話時点)。
- 王冠恋物語(サークレットラブストーリー)
- 好本静が好きな物語。本尾角夜著。
- 内容はイオ姫と騎士カマクルが多くの困難と運命に阻まれながら恋を紡ぐ壮大な話となっている。
- ちなみに番外恋物語(小説版100カノ)にてその内容の一部が公開されている。静の読み上げアプリの語彙がここから数多く引用されていることが分かる。
タイトルの元ネタは、原作・中村力斗のデビュー作「シークレット ラブ スクーリー」。キャラクター名も同作の登場人物・鎌倉智博と田原場伊緒が由来だと思われる。
- 本気グループ
- 『妥協したら殺す』
- 「提供する全品質を本気で」のモットーで知られる企業グループ。育の遠い血縁が経営している。
- 初出は原作77話。温泉施設や修行寺といった施設から、子供ビールややみつきキャベツといった食品まであらゆる分野に進出している様子がうかがえる。
- 出版業界の大いなる存在
- 『ダメでーす』
- 百八都の親睦を深める集まりの前日の夢に登場。恋太郎たちはお酒の好きな百八に合わせるために本気で酔ったみたいになる「本気子供ビール」を用意したのだが、大いなる存在が表現の規制によってアルコールが入ってないにも関わらず、待ったをかけた。当然恋太郎達は百八との飲み会を行うため、少年誌のドラえもんでホンワカキャップという話が合ったや酔ったみたいになる薬を使うなど、反論をするが、ことごとく論破され、恋太郎は実力行使を宣言したがそもそも倒すことができないと告げられ、泣く泣く敗北を喫したが、飲み会自体は「温室の中でホットドリンクを飲み、早口言葉を言いはたから見れば酔った風に見えるようにし、その上で絶対にアルコール類は摂取していないという注釈を各コマに入れる」という力業で決行した。
- 彼女のためならどんな困難でも乗り越える恋太郎が唯一敗北した存在である。
- その後も薬莉の薬で魂が入れ替わり、美々美の体に入った百八が酒を飲もうとした際も登場し、ファミリー達を戦慄させていた。
- 似たような存在として「常識」もいる。アニメ化が決定した際にどう考えても無理があるアニメ化と説いたが、恋太郎が愛の力で撃破。それによって、100カノ世界からは常識が消えた。そんなもんこの世界にもともとあったっけ…
ASMRボイスドラマ
中村力斗先生書きおろし脚本+バイノーラル録音で2020年9月からYouTubeに投稿されていた。現在は非公開とされている。
ASMRボイスドラマを謳っているものの「ASMRじゃない」とツッコまれている。
第一弾 君のことが大好きな彼女たちの看病ボイスドラマ①【両耳にふ~ふ~編】
第二弾 君のことが大好きな彼女たちの看病ボイスドラマ②【両耳に大好き編】
第三弾 君のことが大好きな彼女たちの目覚ましボイスドラマ①【屋上で「目覚まし」編】
第四弾 君のことが大好きな彼女たちの目覚ましボイスドラマ②【クスリの力で幸せ!?編】
第五弾 君のことが大好きな彼女たちの大集合ボイスドラマ【みんなで大好き編】
『ASMRボイスドラマ』は諸事情で第五弾で終わり。だが、「さらなる飛躍のため」と新展開を匂わせる発言もある。
4巻発売記念動画
4巻発売記念の動画として2名のキャストで投稿された。
【佐倉綾音ver.】大(×100)好きって言えるかなチャレンジ!【4巻発売記念】
【竹達彩奈ver.】大(×100)好きって言えるかなチャレンジ!【4巻発売記念】
「君のことが大(×100)好きな100人の彼女」のコミックスを宣伝するもの。
「大(×100)」の所は本当に100回言わされるという謎の宣伝。これはアニメ化記念企画にも引き継がれている。
テレビアニメ
2023年10月8日よりTOKYO MX他にて放送開始。ナレーションのCVはうえだゆうじが担当。
最終回で2期の製作が決定。その後行われたイベントにて2期に登場する彼女たちのキャスト発表と共に2025年1月からの放送開始であることが決定した。
スタッフ
主題歌
- オープニングテーマ「大大大大大好きな君へ♡」
- 歌:花園羽香里(CV.本渡楓)、院田唐音(CV.富田美憂)、好本静(CV.長縄まりあ)、栄逢凪乃(CV.瀬戸麻沙美)、薬膳楠莉(CV.朝井彩加)
作詞:安藤紗々 作曲・編曲:田淵智也、睦月周平、滝澤俊輔(TRYTONELABO)、eba
- エンディングテーマ「スイートサイン」
- 歌:岬なこ
作詞:喜介 作曲:YAMATSU 編曲:きなみうみ
- 第11話エンディングテーマ「今日のエンディングは私が買い取ったから好きにしていいわよね♡」
- 歌:花園羽々里(CV.上坂すみれ)
作詞:安藤紗々 作曲・編曲:田淵智也、睦月周平、滝沢俊輔(TRYTONELABO)、eba
放送・配信情報
各話リスト
関連漫画
関連動画
関連静画
関連チャンネル
関連リンク
関連項目
脚注
- *X公式アカウント・Webサイトドメインの綴りはhyakkano「ひゃっかの」であるが、11話冒頭では「前回の100カノ(ひゃくかの)」と言っている。
- *ジャンプ+「恋太郎ファミリー相関図」での呼称
- *「連載第100回キャラクター人気投票」特設サイトにおいて羽香里が「1人目」、唐音が「2人目」と表記されているため、本項目でもそれに従う。