奉仕種族と独立種族とは、クトゥルフ神話における種族の分類法の一つである。
クトゥルフ神話の神々は外なる神や旧支配者、旧神という分類ができる。それと同様に、クトゥルフ神話に登場する生物(クリーチャー)たちもまた種族ごとに分類が可能である。
ただし、これらはTRPG独自の設定であり、原作では種族区分が明記されていないことが多い。そのため、考察者によってその分類が異なる場合もある。以下のリストでは、どちらの種族に分類するか特に意見の分かれる種族には注釈をつけている。
なお、7版においてはこの種族分類が「旧版で使用されていたもの」とされており、コラム的な形での紹介にとどまっている点は留意してほしい。
その他、7版のコラムでは「その他種族」という奉仕種族、独立種族どちらにも該当しない種族が分類される区分が存在する。主に植物や菌類の種族や、人間が後天的に変貌しなおかつ神格と結びつかない種族、システム的に動く面の強い種族、人造の種族などが該当している。
なお、独立種族の場合、個人単位もしくはグループ単位では旧支配者を信仰する、もしくは旧支配者に協力することもある。中には伝統的な信仰がみられる場合もあり、一見すると奉仕種族であるようにみえる種族も存在する。
また、種族と種族の間に交流や主従関係が存在する場合もあり、必ずしも完全に独立しているわけではない。
そのような意味でもこの分類に明確な線引きができない場合がある点は注意してほしい。
その多くは人類とは相容れない無慈悲・残酷なクリーチャーだが、種族や個体によっては人類との共存・共生を望んだり、友好的・協力的な関係を築いたり、精神性が大きく離れていなかったりすることがある。例えば、小説内でミ=ゴやグールには友好的な個体がいることが描写されていたり、夜鬼と人間は心を通わせられる、もしくは協力できるとする作品があったりする。また、ハイパーボリア人などのように人間に近い知的種族も存在する。
以下にクトゥルフ神話に登場する種族の一覧を掲載する。区別のため、種族内の著名人の名前には下線をつけている。
TRPGに登場しておらず、種族の区分が明らかにされていない種族に関しては後半にまとめている。
現状奉仕種族、独立種族等の分類が成されていない種族もしくは存在。日本語訳の情報が少ないため、訳語情報をお持ちの方は追記をお願いします。
クトゥルフ神話の作品群に登場しているものの、厳密にはクトゥルフ神話体系の存在というわけではないため、こちらのページの「伝承上のクリーチャー・寓話のクリーチャー」項に記載している。
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最終更新:2025/12/05(金) 20:00
最終更新:2025/12/05(金) 19:00
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