命蓮寺で妖魔夜行とは、やまにぃ氏がストーリー仕立てで描く東方卓遊戯の動画シリーズである。
『命蓮寺で妖魔夜行』とは、上海アリス幻樂団の同人作品である『東方Project(東方シリーズ)』の登場人物である聖白蓮たち命蓮寺の住民達(+α)がTRPG「ガープス・妖魔夜行」をプレイしながら妖怪のあり方とその関係を見つめなおすストーリ仕立てのリプレイ動画であり、東方卓遊戯の一シリーズである。
初心者GMである稗田阿求がSMの助けを借り、回ごとに籠められた考えさせられるメインテーマと知的なギミック、そしてPL達の臨場感あふれるロールプレイと妖魔夜行の世界観によくマッチした感動的なストーリーの面白いリプレイ動画に仕上がっている。
また、二話目以降はあまり他の卓遊戯では見られない命蓮寺メンバーから3名と招待したゲスト3名の6名でロールプレイする形式を採用し視聴者を驚かせた。
もし初見で興味を持たれた方がいたら、是非下記の第一話へのリンク、及びマイリストから動画を視聴して欲しい。
初期数話はエンコード等に慣れていなかったのか画質が少々粗いがすぐに改善されるので「この画質が続くの?」という心配は不要である。
これ以降の項目は、ストーリーの核心を含むネタバレの塊です。 出来る限り最新話まで視聴した後に読むことを強く推奨します。 |
妖怪が説法を聞きに来てくれないと聖白蓮に相談を受け、純粋な彼女に「妖怪の立場になってれば気持ちがわかる」と妖魔夜行のプレイを薦めた張本人。本心は自分がTRPGにデビューしたかったのが一番の理由だったらしい。
しかし毎回のセッションにかなり深いテーマを込めており、聖の想像以上に彼女への問題提起や意識改革などの相談への応えは真摯に行なっている模様(また、入れ替わりで呼ばれるゲストメンバーがそのテーマを深めることに一役買っている)。
持ち前の一度見た物を忘れない程度の能力(リアル記憶力2Lv)でもって膨大なデータを持つガープスを諳んじており判定もスムーズで的確な裁定をし『PCの弱点や所持技能の穴をつく事』も得意とする。というか、かなり腹黒い。
しかし初心者GMゆえの表情や言葉から考えや秘密が読まれやすいという欠点も持っており、SM(非固定制)のフォローを受けることもしばしば。というか、頻繁に黒い殺意の波動に目覚めて(ry
PCをいかに追い詰めるか、そしてその窮地をPCがドラマティックに乗り越える展開が起こることに情熱を燃やしており、条件や制限つきの戦闘を好み、同時に面白いことは全てにおいて優先させるというスタンスを持つ。それゆえただの技能判定よりリプレイを重視する傾向にあり、良RPは裁定が優遇される。但しその殺意は(ry
視聴者から付けられたあだ名は『あきゅま』。
(では、待機成功ですね)
…ちっ!
シナリオ制作のアドバイスやロールプレイの分担など主にGMの補助をするのがSMの役割だが、この卓ではSMは非固定制でセッションごとに違うキャラクターがSMを担当する。時にはその岡目八目を発揮しGMに心の中で毒づかれたり、視聴者の欲望にツッコミを入れたりする。
初回のSM。実質シナリオのほとんどを手がけており、その為メタ読みに対抗するためシナリオを乗っ取るなどの対策を講じれた。後にPCもなっており、実に優秀。
いや、逃げないよ!
第二回のSM。RPは上手だったのだが「ダイス目が振るわない」「GMに裏切られ自分のイメージのキャラを全裸に剥かれる」など極めて不幸な目に合う。あとPCが正解の行動を指摘した時についうっかり本音を漏らしてしまうなどミスも目立つ。
というかPLに誘われてきたのに、捕食目的でミスティアについてきたルーミアにPLを取られた時点で。
第三回のSM。優秀だが苦労性。たびたび気を読んで、阿求の放つ黒い殺意の波動を感じ空恐ろしいものを感じている。特別ルールなどを提案するなどSMとしても優秀。
シナリオの中核となるNPCと同じ視点程度の情報しか知らされておらず、一番「ひどい」情報はGMから秘密にされていた。
(というか、本当に何なんでしょう? こんな展開聞いてないんですが・・・)
正体は「変身超人『星蓮騎聖ホワイトロータス』」(ヒーローへの思いが実体化したもの)。
阿求に誘われた聖が仮面ライダー(電王)を基本イメージに作り上げたヒーロー妖怪。ネットワーク「蓮沼探偵社」のリーダー(ネットワークの大本の長は別にいるが)であり、人間の顔として探偵事務所所長をしている。
誠実かつ朴念仁である上に知力があまり高くなくダイスの出目が振るわない(技能が低めなのもあるが)のもあわさり、探偵業にはあまり適性があるとは言えず他のメンバーに頼り気味。『探偵業に向いていない探偵』とさえ言われている。
反面、戦場指揮官としては非常に優秀。戦闘能力はネットワーク内でも随一で、HPが半減してから使える必殺妖術ホーリーブレードは生半可な妖怪なら一撃で切り伏せる威力を持ち、加えて『人間を傷つけない』という限定を逆利用した斬魔剣・弐の太刀的な利用が可能(但しあくまで人間が対象なので、その人間の着ている服ははじけ飛んでしまう)。
聖の迫真の正義RPと合わさり、心の闇にとらわれ暴走したぬいを最後まで諦めず救い、窮地に陥った状況をひっくり返すなど土壇場で強さを発揮する。
【人間時の姿】黒髪黒目、ショートカットで高身長 スーツの似合う女性
【妖怪時の姿】純白の鎧を身に纏う、フルフェイスの仮面をつけた正義の味方
【有利な特徴】意志の強さ1Lv・怖いもの無し1Lv・直感
【不利な特徴】誠実・義務感/弱者・名誉/紳士・朴念仁
【癖】カフェイン中毒・戦闘前に前口上・説教癖がある・温泉が好き・オーバーアクション
それこそが我が正義(ジャスティス)! 星蓮騎聖 ホワイトロータス――――
いざ、尋常に――― 南無三――――――!!
正体は「コーヒー妖怪」(コーヒーを飲んだら眠れなくなるという思いから妖怪化)。「蓮沼探偵社」に所属する褐色肌のメイドさんで、聖子をご主人様と呼ぶ。
妖怪としての色物度合いに反するかのように、そつも不足も無い優秀な能力と極めて出来たRPで事務所の実際の探偵業務を担う『出来た珈琲』。ここ一番のところでクリティカルを出すなど、ダイス運にも恵まれている。ただ一つ、記憶操作の限定条件を苺に見抜かれ記憶を消せなかったのが心残りらしく、苺が探偵事務所を訪れるたび珈琲を出して記憶を消去しようとしている(もちろんその度に断られている)。
PL自体も人格的に実に出来ており、そのRPはとても初心者には思えないと阿求に評された。
【人間時の姿】黒髪黒目、褐色の肌 小柄で長い髪を団子にしている
【妖怪時の姿】コーヒー色の液体が人型をしている
【有利な特徴】常識・時間感覚・鋭敏味覚4Lv
【不利な特徴】グルメ・義務感/仲間・嫉妬・けちんぼ
【癖】コーヒーの蘊蓄好き・紅茶党は敵・ツッコミ体質・常にお菓子を携帯している・無感情なしゃべり方
哀れなものだな。皆が良かれと思って行った事なのに、結局は誰もが傷つく結果になってしまった。
余談だが、奈津のデータはうp主が以前実際に妖魔夜行で遊ぶときに使っていた妖怪キャラが元になっているらしい。実用性の高い隙の無い作りこみはそれに由来したものか。
正体は「風の妖精(要するにシルフみたいなもの)」。「蓮沼探偵社」でバイトをする大学生。主に交渉事を担当するが、好色でありながら男嫌いであり、結果として同性を口説いて回っている。また、大学を在学できる期間中堪能すると決めており、講義をサボりまくっている。はっきり言うと問題児である。
妖怪としては空気の体、飛行、透明化などの優秀な能力を持つがその能力を活かし切れているとは言えない状況であり、むしろPL本人の勘や迫真のRPをともなった交渉の方で目立っている。その為状況次第では活躍の場がなかなか得られず、ほとんど活躍できず戦闘が終了することも。PLにしろPCにしろ存在感はあるので体のように『空気』にはならないが。
【人間時の姿】茶髪のロングストレート 高身長だが華奢 大きなタレ目
【妖怪時の姿】薄緑色の人型。いわゆるエルフの姿
【有利な特徴】鋭敏聴覚2Lv・美声・方向感覚
【不利な特徴】義務感/自然・怠惰・好色・グルメ
【癖】男嫌い・タバコ嫌い・台風だとテンションUP・カラオケ好き・物をよく失くす
梨花さん。そんな悲しいこと言わないでください。私達は、あなたの力になりたくて来たのですから。
ちなみにこのキャラの性格は某アイドル4コマ漫画の久米さまとアトラク=ナクアの初音姉さまが元となっているらしい。混ぜるな危険。
正体は「猫又」。「蓮沼探偵社」でバイトをする大学生。先祖に妖怪がいたため妖怪として覚醒する大隔世遺伝によって最近、妖怪化した。急な覚醒でパニックになっていたときに聖子に助けられ、それ以来聖子に心酔して、半ば押しかけの形で働くことになった。
オーソドックスな妖怪であり探査能力や化けるでの潜入操作を得意とする……が、奈津や更紗がサポート系として優秀すぎるため、もっぱら探偵事務所の「迷子猫探し」担当となっている。その捜索発見確率が100%なので「蓮沼探偵社」のウリの一つとなっているので実用性はあるが。戦闘能力は決して低くはないが高いとも言えないレベルで、可もなく不可もなくといったところ。
妖怪としての全体的な性能は公式データに存在するミケ(三池陽子)をベースとしているのでバランスは良いが突出した性能は無く、奈津や更紗のような特化型が多いメンバーの中では影が薄くなりがち。
正直なところPCの印象よりPL自身が聖やそのRPに興奮している声(外野時含む)の方がよっぽど印象に残るだろう。
【人間時の姿】ショートカットのボーイッシュな少女
【妖怪時の姿】二足歩行のワーキャット トラ模様
【有利な特徴】反射神経・鋭敏感覚3Lv
【不利な特徴】好奇心2Lv・グルメ・お祭り好き・犬恐怖症/重度
【癖】お酒に弱い・お風呂が苦手・昼寝好き・運動好き・朝が苦手
正体は「カメラの九十九神」。「蓮沼探偵社」の入っているビルの一階で写真店を営む、現在ネットワークでは唯一聖子より年上の妖怪。
その為聖子に頼られる立場にあり、実質彼女と奈津が事務所の経営(及びお財布の紐)を握っている。メンバーの中では比較的裕福(他は貧乏だが彼女は標準)であるが、地域知識/商店街を取って安い店を探そうとするほどけちんぼである。探偵事務所を喫茶店がわりにしていて、珈琲を飲むためだけに入り浸っている面も。
記憶力2Lvに高知力、オーラ感知や妖力、妖術感知を持つ完全サポート系高性能妖怪。また精神系の技能も充実しており、妖力と妖術の複写もあるため様々な状況に対応できる。
PLはベテランプレイヤーであり場を読む力にも長けるが、メタ読みが酷すぎてペナルティを受けたりPL視点でPCを行動させてしまったりとそれゆえの失敗もたびたびある。しかし恐ろしく勝負強く、GMの予想外の場面でクリティカルを出すなどしてPTを救うことが多い。シナリオブレイカーであり、同時にGMがシナリオ修正しようとする時に積極的に協力する面もある。
【人間時の姿】30歳前後の柔和なおねえさん
【妖怪時の姿】カメラを持った不透明なエネルギー体
【有利な特徴】記憶力2Lv・鋭敏視覚4Lv
【不利な特徴】好奇心・けちんぼ・味覚消失
【癖】丁寧な物腰・しゃべり方がおっとり・ノーメイクは許せない・服飾だけは散財する・キラキラした物が好き
神社に奉納され針供養された針から生まれた「針の九十九神」。一話のボスにして二話目以降の追加メンバー。
以下、一話最重要ネタバレにつき一部反転。
かつて「縫縄さま」という縫縄神社に祀られていた親代わりの妖怪の元で修行していた際に、裁縫の上達を神社で願った梨花の願いを叶える為に彼女の家に居候して共に修行していたが、ある事故で梨花に大怪我を負わせてしまい、「一人前になるまで」梨花に合うことと神社を出ることを禁止されてしまう。
やがて(おそらくは戦慄のミレニアム関連で)縫縄さまが失踪し、それ以降続いた孤独に耐え切れず梨花に会いに行ったとき「大切にする」と約束した裁縫セットが粗末に扱われているのを見てショックを受け、生まれて初めての自分の感情を『憎悪』という形で爆発させてしまう(実際は梨花はぬいに関する記憶を消去されていた故の行動だったのだが)。
事情を知ってなお一度爆発してしまった感情を制御できずに暴れるが、「蓮沼探偵社」のメンバーの奮戦と梨花が彼女の為に作り上げた『プレゼント』とそれに込められた思いにより正気に戻り、その身元は「蓮沼探偵社」預かりとなる。
二話以降はそれまで出来なかった人間変身を取得し小柄な高校生として人間社会への参加を始める。PCとしてのぬいは機転が利き戦闘能力も補助能力優秀。裁縫の超技能で切れ端から服を作り上げることが出来、服があらわれない人間変身をもつ妖怪の救済(そして視聴者の慟哭)も可能。二話では最後のボスをクリティカルで開幕無力化してしまい、完全に見せ場を独り占めしてしまった(あまりの出来事にGMは土下座してまでルール外の挽回の可能を求めた。無駄だったが)
【人間時の姿】小柄でショートカットの女子高生
【妖怪時の姿】一見するとクマのぬいぐるみだが、中身は刺々しい針の塊
【有利な特徴】幸運1Lv・両手利き・器用2Lv
【不利な特徴】かんしゃく・自信過剰・強迫観念/約束に固執する
【癖】物をつつきたがる・負けず嫌い・血が苦手・子供っぽいのが悩み・好きな人にはべったり
何でそんな仕打ちをするんだよ!?どうして捨てようとするんだよ!?
ちなみに、一話のハートフルなストーリーはほぼPL(当時はSM)のぬえが書いたものであり、「どうすれば聖が喜んでくれるか」と考えながら書いたらしい。可愛い。これはPCとしてのRPにもあらわれており、随所で可愛らしいぬえを見ることが出来る。眼福。
正体は英国出身の人狼と日本の狼男の間に生まれた「人狼ハーフ」。そのためか西洋人っぽい外見で幻想学園のクラス内では目立つ存在である。妖怪ネットワーク「本銃寺」に所属する高校生。
もともとは人狼の隠れ里に住んでいたが閉鎖的な環境に嫌気がさし、里を出ようと考えていた。蛍子とは幼いころローラの里に迷い込んだところを助けたことで知り合い、その時の伝で名古y…秋羽市に来ることとなった。情に脆く直情ゆえ、かわいそうな人を見ると後先考えずに手を差し伸べてしまうタイプである。
聖子と同じく肉弾戦特化型で、高いSTから繰り出される火力は妖術を持つものと並ぶかそれ以上のものだが、ローラ本人は妖術を一切持たない。しかし超嗅覚や闇視を持つなど妖力面では優秀であり、PL自身の推理力や勘も優れているため、実際は探偵事務所の大人二人(聖子と大香)より探偵業に向いているとも思われる。
「強い」よりも「らしさ」を目指して作ったキャラであり、PLであるみすちーもそれに合わせてRPをしている。夜羽陸に何度も求婚されているが好みのタイプではなく、その度断っている。PL的には毎週炭を届けに来る人が好みらしい。もこみすは盲目の八目鰻。
【人間時の姿】目つきの悪い女子高校生
【妖怪時の姿】人狼(英国産) 全身が銀色の毛で覆われた人狼
【有利な特徴】反射神経・意志の強さ3Lv・方向感覚
【不利な特徴】情にもろい・直情・グルメ・未成年(17歳)
【癖】柑橘類系の香りが苦手・猫舌・目つきが悪いのを気にしている・感動系の映画が好き・鶏肉は食べない
正体は「枕返し」。「本銃寺」に所属する妖怪で、幻想大学付属高校に通う高校生。
ローラたちのクラスメイトで授業中は大体寝てすごしているが、高い知力のおかげでテストはローラより好成績。ローラとよくテストの成績勝負で(一方的に)賭けをしており、いつも一方的に奢らせている腹黒眼鏡女子高生(隠れ巨乳)。
妖怪PCとしてもPLとしても優秀で、その有能さは探偵事務所職員を圧倒しGMの阿求が幻想郷縁起の改定を考えるほど。影変身で姿を消して接近しての人払いや鍵あけ、誘眠から派生する金縛りで相手を無力化する様はまるで怪盗&仕事人。機械系の敵等眠らない相手が苦手なのを除けば極めて優秀な『出来ルーミア』。
メインテーマである『食』への回答を真っ先に出し、黒幕の命をモノとみなす考えを真正面から否定をしたセッション2のキーパーソン。PL自身命を奪うことの重さと意味、食べるものへの感謝をもっとも理解していたようである。
……ただし服が吹き飛んだとされる蛍子のキャラグラを暗黒球体で隠し、かえって『エロく』するなどお茶目な一面もある。
【人間時の姿】腹黒眼鏡女子高生(ただし隠れ巨乳)
【妖怪時の姿】和装の小柄な可愛らしい鬼
【有利な特徴】時間感覚・反射神経・鋭敏聴覚3Lv
【不利な特徴】近視・狭量/睡眠をおろそかにする人・浪費家・乗り物酔い/バス・未成年(17歳)
【癖】眼鏡をたくさん持っている・辛いものがすき・コーヒーが嫌い・趣味は自転車
育てた家畜には、想いがある。世話をした野菜には、情熱がある。その命を食べることには、感謝がある!
貴方みたいに、一と一とで等価だとか、ただの数字としてみている訳じゃない!
ちなみに年少組に属すると思われるが、よく見ると『正規の戸籍』と『妖怪知識:江戸時代』をもっており、ひょっとしたら設定年齢はPC中ぶっちぎりの最年長なのかもしれない。
正体は、TRPG界隈において畏れられるかの無敵の妖怪「いちたりない」。彼女は『本体』そのものではなくその力の一端、一部分に過ぎないと思われるが、それでもその「無差別な迷惑さ」と「空気を読んだかのような絶妙な判定失敗誘発」は再現されている(ただし『本体』は分体である彼女にすら容赦なく力を振るった)。
妖力・妖術・技能のどれも決して悪くはなく、むしろ構成としては優秀な部類に入るのだが、ガープス妖魔夜行において最も忌避される弱点のひとつである『悪運(1LV:他人の行為判定を全て-1(いちたりなく)する)』を持ち、また好奇心2Lv及びトリックスターの特徴を持つため、PL本人の性格もあいまってなかなか手に負えないトラブルメイカーと化している。
人間時には不幸持ちではあるが、某百鬼卓のヒロインのように周囲に不幸にされているのではなく明らかに自分の行いの報いから不幸になっているキャラである。
ちなみに妖魔及び百鬼のお色気担当である『人間変身で服があらわれない女性キャラ』なのだが、まるで全裸で仁王立ちしているかのように微塵の恥じらいもなくあっけらかんと「服忘れた!」と言い切る姿からはほとんどエロさも感じない。エロスに対して恥じらいの果たす役割が大きいことを再確認しt(ピチューン!
【人間時の姿】どこかとぼけた感じの女子高生
【妖怪時の姿】こぶし大のサイコロを核にしたエネルギー体
【有利な特徴】計算力・意志の強さ2Lv
【不利な特徴】好奇心2Lv・トリックスター不幸(人間時のみ)・未成年(17歳)+【弱点】悪運1Lv
【癖】天然パーマを気にしている・固定値が嫌い・飽きっぽい・和菓子がすき・悲劇のヒロインぶる
正体は欧州産ドラゴンの父と人間の母の間に生まれた「ドラゴンハーフ」。父親は日本に来訪後母親を見初め結婚して子をなすが、10年前のミレニアム大戦にて妻子を守るため戦いに赴き帰らぬ人となる。
(元々はミレニアム大戦の為に来日だったが、怜斗の年齢の辻褄が合わなくなる為生まれの設定が変更され、それから予測するにミレニアム大戦よりかなり前に来日したことになる)
人間時は幻想大付属中学の3年生。性格はぶっきらぼうな所があるが、「正直」で感情を隠さない。
年上の女性が苦手だが年上の女性に好かれるという難儀な体質を持つ。しかも好いてくるのはたいがい残念な美人。
捨てられていたレミィを拾った本人であり、その時から主人として奉仕されている。メイドの義務と称して学校にまで付いてくるレミィには困ってはいるが、通常の人間と変わりない大切な者として扱っている。
夜宵には性的な意味込みで気に入られているが、当然ながら全く相手にしていない。PL的にも。
妖怪としての能力は完全戦闘特化であり、鉤爪とファイアブレスでの攻撃を得意とする。
キャラのIQも低く人間としては中学3年生であることから、技能をほとんど捨てており調査系の技能は全く持っていない。調査・説得時は聖子以上に役立たずである。というか自信過剰に何かをしようとしてファンブルを起こすのがオチ。
(聖子は一応交渉技能12Lvで、信頼を問われる場面では相手に「誠実」さが伝われば修正が+3で基準値15なので最後の手段にはなるのだが……)
実際、夜の病院に侵入したレミィ・夜宵に(止められたというのにGMの甘言に乗って)同行し、ファンブルを起こし調査を台無しにした。(ただし、調査が順調に言っていた場合「病院での人払い」へのペナルティ用のトラップが潜んでいたので、ある意味コメディな状況で済んで助かったともいえなくない)
ただ、むしろファンブルした後の行動が問題で、口封じに看護婦をヤッてしまおうとしたり(ナニ的な意味で)、人前で妖怪に変身して窓を突き破って逃走しようとする様はどう見てもコメディ系ギャルゲー(というかエロゲー)主人公でした、本当にどうもありがとうございました。
気を取り直して。
大切な人を守るために命を懸けて戦った父親に強い憧れを抱いており、そのような妖怪でありたいと願っている。
この父親への思いが、セッション中で意固地になったある人物の心を動かす重要な役目を果たす。
【人間時の姿】幻想大付属中学の3年生、さわやか系スポ根少年
【妖怪時の姿】2m弱の赤い鱗のドラゴン
【有利な特徴】反射神経・鋭敏感覚2Lv
【不利な特徴】未成年・義務感/友人・自信過剰・正直
【癖】年上の女性が苦手・サッカー大好き・冬が嫌い・亡き父親に憧れている・無駄に熱い喋り方
大香がいなくてよかったなと言わざるを得ない・・・
居なくなることは、死に別れることは、失うことじゃないんだよ!
正体は、とある妖怪学研究所で作られた31番目に作られた「妖怪ロボット」。
メイド用ロボとして作られたのだが、なぜかそれようの技能が一切ない戦闘用のロボットである。それゆえ失敗作として粗大ゴミの日に棄てられた所を、通りかかった怜斗に拾われ、以降彼を主人として尽くす生活を送っている。怜斗に忠誠を誓っており、身の回りの世話のため基本的に傍を離れない。夜には伽の相手も(ry
フランの「咲夜のようなメイドをやりたい」という発想をもとに作られたキャラであるが、参考にしたのが魔理沙の少女マンガであり、それから作られたイメージが「無意識に主人をからかう」「主人に(性的な意味で)奉仕する」「メイドの基本は重火器と重力操作」となかなか素晴らしい(イカレ気味の)仕様になっている。彼女の今後を想像すると涙を禁じ得ない。
余談だがこのことでキレたレミリアが魔法の森の方に投げたグングニルはアリスの家の屋根に命中した。完全にとばっちりである。
性格はロボットらしく、至って中性的であまり感情が感じられない(顔グラはころころ変わるが)。
というか、「無感情」を持っておりそもそも感情を理解することが出来ない。
そのため更紗に誘拐保護された時も心配で飛んできた怜斗をよそに平然としていたり、二人の内確実にどちらかの命が犠牲になるという状況で「どちらを選んでも大差はない」と命を数で判断するかのような発言をする。
ただし「冷酷」と違い感情が理解できないだけで他人の感情に価値を見出さないわけでないため、怜斗の「お前が死んだら俺が悲しむ」という想いには理解を示し、考慮するように努める気はあるようだ。
(注記:「無感情」はcpを使用した『有利な特徴』であり、感情を得たかのようにRPするとGMから一方的に使用cpごと消滅させられる為、フランのRPはそれを考慮したものと思われます)
妖怪としての力は硬い体と、メイドのたしなみ(PL談)である重火器・重力操作。調査能力はそれなりに所持しており、セッションでは図書館での調査も行っている。
このとき村紗のメタRPのために更紗を警戒して人払いを発動するが、発動時にファンブルし閃光と轟音と悪臭を放ちながら気絶するテロ行為に勘違いされかねない爆発騒ぎを引き起こしたため、レミリアと合わせて「大惨事姉妹」というありがたい呼び名を頂戴した。
【人間時の姿】PCの誰かに仕えるメイドロボット(初期設定、ダイスで怜斗に仕えることに決定)
【妖怪時の姿】メイド服の女性型ロボット(容姿:人間そっくりのため人間時と同じ)
【有利な特徴】計算力・時間間隔・無感情・暗視
【不利な特徴】味覚消失・命知らず・強迫観念/主人の世話をする
【癖】体重を気にしている・紅茶を淹れるのが趣味・無意識に主人をからかう・口癖「~、以上」・つねに眠そうな目
悲しい? 私は感情を理解する機能がありませんのでよく分かりませんが――― _
怜斗様に害が及ぼされるのでしたら、極力破壊されることを回避することにいたします――――以上
正体は妖怪として実体化した「魔法少女」。ローティーンのライバルタイプ。計画して作られたネタキャラ。
15年ほど前に放送された人気TVアニメのライバル役であり、主人公が最終回で永遠の眠りにつく中、最後まで生存していた彼女に妖怪化のスポットが当たった。このときは普通の魔法少女だったが、2年前に続編が放送、そこでの役が「主人公の英語担当教師&指導役の魔法少女」というものであったため、人間時の見た目は20代後半、妖怪時の見た目は魔法少女というアンバランスな姿を手に入れることになってしまった。
性格はショタコン。人間時は中学校の教師であるがショタコン。
A4用紙5枚につづられた理由を簡潔にまとめると、続編のアニメで魔法少女の姿で自分の生徒に告白され、まんざらでもない反応を見せたことからオタクたちの妄想力の犠牲になったようだ。お前ら少しは自重しろよ・・・
ただし「常識」があるため決して実際には手を出さない英国淑女である。
周囲からの指摘で後付で「ターゲットは怜斗のみ」となる。妖怪相手なら年齢を問うのはおかしいという理論武装である。怜斗は外見と実年齢が完全に一致しているはずだが・・・
計画通り!!
また「命」に対して(PL本人の環境もあって)思うところがあり、それがNPCを説得するための大きな指針となるなど、単なるネタにとどまらない一面も見せる。
また、説得の場において切れるカードの全てを切り、外交の技能以上の成果を挙げた立役者でもある。
戦闘においては闇属性の魔法、
・おっぱいビームダーク・モンブラン(着弾後周囲を巻き込む破壊光線)
・ブラック・エクレア(黒い稲妻)
を使用する遠距離砲撃タイプ。双方とも、視聴者のコメントにより技名が決定した。その割に戦闘はすぐに(ry
【人間時の姿】20代後半の女性/幻想大付属中の英語教師
【妖怪時の姿】ローティーンの魔法少女(ライバルタイプ)
【有利な特徴】カリスマ2Lv・常識・第六感 おぜうェ・・・
【不利な特徴】嫌な行動/ショタコン・近視・義務感/子供
【癖】甘いものがすき・考え事をすると耳の裏をかく・機嫌がいいと鼻歌を歌う・猫舌・酔うと何かに抱きつく
さあ怜斗クン。今日は罰として、二人っきりで居残り授業をしましょうね?
全てを飲み込み、そして引き裂け! 【ダークモンブラン】!
完全に余談だが、動画(メタ)的にシナリオ展開の都合で無かった事にされた「第1期の主人公を取り戻すために、第2期の主人公を生贄にと考えたこともあり、紅太郎の「何を犠牲にしても助けたい命」に共感する役割を持たせるつもりだった」というネタがある。
うp主的にも第三回は無数のクリティカルとファンブルにシナリオを変更せざるを得ない予想外の展開だった模様。
妖怪大好きな我らが岡崎教授。重度のオカルトマニア(妄想2Lv)でその知力17という驚異的な能力をまともに活かせなくなっている残念な天才。周囲にその問題行動は知れ渡っており、何か問題や異常な事態が起こったとしても『苺教授のやることだから』とその人徳(?)で納得されてしまう。教授いつもなにやってるの。
直情、かんしゃく、好奇心2Lvを持つ完璧なトラブルメイカー。しかし色々なコネと豊富な知識と蔵書、妖怪に関連しそうな事件をみつける彼女の勘は「蓮沼探偵社」の調査に欠かせないものとなりつつある。奈津に嫌われていて、彼女は苺から妖怪に関する記憶を消し去ろうと思っているが、既にその方法(コーヒーを飲ませる)を知られてしまっていたためあっさり回避される(そもそもかなりの確率で抵抗されるが)。ちなみに苺自身はリアクションが面白い奈津がもっともお気に入りらしい。
本編では語られていないが、こっそり「特殊な背景/文明8L」をもっている。本当に何者なんだあんた。
そうよ梨花。あんな素敵な体験、めったにできるものじゃないんだから。
苺の友人で服飾デザインの専門学校講師。裁縫の腕は確かだが、片付けが壊滅的に下手。
かつてぬいと一緒に暮らしたこともある唯一無二の親友だが、とある事件をきっかけにその事実自体を忘れてしまっている。それ故「約束を破られた」と勘違いしたぬいのやり場のない怒りの標的となる。
記憶を取り戻した後は危険を承知でぬいの説得に同行し、PC達と共にぬいを救って再び彼女との絆を取り戻した。
妖怪ネットワーク「本銃寺(ホンガンジ)」のリーダーを努める陸戦型坊主。聖子の前のヒーローシリーズである戦闘坊主ものの三期目の主役でもあり、聖子の先輩に当たる。
かつて第六天魔王軍と死闘を繰り広げ、部下の謀反に乗じて第六天魔王信長の暗殺を成し遂げた逸話を持つ英傑。
1000cpの戦闘型妖怪であり、たいていの妖怪なら力任せに粉砕する実力がある。
性格は清濁併せ呑む柔軟な思考の持ち主で、色々なネットワークに顔が利くという。ちなみに坊主ではあるが妻帯者であり、奥さんは相棒でもある火縄銃の九十九神で名前は彩夏(サイカ)さん。
聖の探偵の師匠でもある(つまりその探偵の腕前はお察しください)。逆に言うと聖子の統率能力や戦場指揮官としての優秀さは彼の功績といえなくもない。
ローラの親友にして足手まとい。かつてローラのいた人狼の隠れ里に迷い込み、それ以降彼女と親友となり彼女が人里に出てくる伝手ともなった。
リグルがイメージの美人な少女。ちょっと百合百合チックでお色気担当。お姫様のようにさらわれて救い出されたが、その際に服を盛大に弾き飛ばされてしまう。データ的に持っているかは不明だが、不幸である。
人狼の妖怪で、隠れ里ではローラに次いで若い。性格は短気で、腕力で問題を解決する思考をもつ。
余りに暴れるので隠れ里から外に出ないよう封印されていたが、何らかの手段によって脱走し、里から追っ手がかけられる。
かなり自分勝手で、特に出たがってもいない動物園の狼達を檻から連れ出し舎弟扱いにした。
その事件がきっかけで「蓮沼探偵事務所」に追われることになる。
非常に短気かつサディストであり、人間をいたぶって遊ぶ獲物程度にしか思っていない。
ローラを気に入っており、自分の手に入れるために画策している。
以下、二話最重要ネタバレにつき一部反転。
仲間以外は獲物としか思っていない反面、同族である仲間(普通の狼含む)には義務感すら持っていた。
つまりは他の種族に対して狭量であり同格とみなしていなかっただけで、仲間思いの面は確かにあったわけだ。
里の追手を殺したのは彼ではなく、彼の脱走を手引きした「名刺の妖怪」の部下SUTEGOMAであった。
聖子たちと戦闘後、そのことで「名刺の妖怪」と口論になり、直後SUTEGOMAに射殺された。
彼がローラを想う気持ちは(ねじ曲がってはいたが)本物であったようで、彼の遺品には「ダイヤの指輪」と
「条件を満たすことで、つけられた者がつけた相手に絶対服従になるチョーカー」があった。
まずダイヤの指輪で正式にプロポーズを行い、駄目ならチョーカーを使用するつもりだったようだ。
真意は今や不明であるが、もしかするとローラにチョーカーを「自分に」つけさせるつもりだったかもしれない・・・。
「上海紅茶館」の店長であり、完全な人間だがドラゴンに見初められ妻となった須賀 怜斗の母親である。
ミレニアム大戦で夫を亡くし、女手ひとつで怜斗を育て上げ、店を切り盛りし、更に人間でありながら妖怪ネットワークのマスターを努める苦労人。
単にネットワークメンバーの妖怪達が若い上に性格に難があり、頼りないだけかもしれない。
経営している「上海紅茶館」は何の人払いもかかっていない普通の店。店の種類もあり秘密の相談ごとには向かない模様。
本格的でおいしい紅茶が味わえる店であるが、ケーキ好きの女子高生の客を「シュガーサテラ」に取られたり、けちんぼのカメラ妖怪が知っているくせに常連になってくれなかったり、味覚消失のメイドがウェイトレスだったりとなかなか苦労が耐えないようだ。
第三話にて更紗の写真館に祖母の糸ヱと百賀記念写真を撮りにきた長身強面の男性。
更紗のオーラ感知で妖怪であることは直分かったが、同時に祖母を気遣っていることも読み取れた。
性格は温和で物腰が低く、近所でも祖母思いで評判の人物。嘘が下手なタイプでもあるようだ。
しかし謎の老衰事件と彼の祖母が危篤状態から持ち直した時期が一致し、PCたちの捜査線上に浮上する。
実は戦闘特化妖怪のライレーンが「絶対に戦うな」と断言するほどの大物妖怪(鬼)である。
ライレーンとは旧知の仲で、20年来の友人。月に何度か酒を酌み交わし、時に妖怪関連事件に協力する程。
以下、三話重要ネタバレにつき一部反転。
その正体は元第六天魔王軍最高幹部の一人、「鬼柴田」。
超戦闘特化妖怪で、本気を出せばPCたちを一秒一殺するほどの強力無比な実力を持つ。
第六天魔王暗殺狙撃後、主君を守れなかったことで自暴自棄となり、彼は死に場所を求めてライレーンら本銃寺に戦いを挑む。
しかし、本銃寺の人払い担当妖怪が倒れたためライレーンたちは彼を倒しきれず、結果瀕死で死に掛けていた命を糸ヱに救われてしまう。
生きる意味を失い死を望んでいたっていた彼は、「どうして死なせてくれなかった」と糸ヱを恨み罵るが、逆に彼女に叱り飛ばされ、事故で家族を失った悲しみを語り、生きる意味、価値を説きふせられる。
その説得を受け入れ療養を始めた紅太郎だが、ふとした事で糸ヱの家族を奪ったのが第六天魔王軍の仕業であったことを知り、全てを打ち明け自らの刀を渡し家族の仇として討ってくれる様に彼女に頼む。
しかし彼女はそれを拒むだけでなく、彼をかばい、捜索していた本銃寺のメンバーを追い返してしまいさえする。
怒りと悲しみを呑み込み、彼を赦した糸ヱの姿に紅太郎は心から感銘を受け、忠誠を誓うと共に、彼女の家族であろうとし始める。
以上が人喰いの悪鬼が家族を得て、ただの一人の『子』として『親』と共に生きるようになった経緯である。
その後20年間共に暮らし続けるうちに、糸ヱをかけがえのない大切な人として見るようになり、寿命を迎えようとしている彼女を何としても死なせまいと思い、「幽玄」を介して手に入れた「魂魄転換図」を用いて他人の寿命を吸い取り、糸ヱに与え続けていた。ただし被害者を無差別に選んでいたのではなく、他人を踏みにじるような人物ばかりを狙っており、また、「幽玄」から詳しい条件や副作用なども(演じているSMを含めて)知らされておらず、それ故被害者を殺すつもりはまったく無かった模様。
本来の性格は武人として誇り高く、罪を自覚した後は自ら裁かれる(死ぬ)ために拙い演技で実力を封印したままPCたちに決闘を挑む。しかしその本心は、本当にたった一つで純粋な答えだった。
正気に戻ってくれ婆さん! 俺にはまだまだアンタが必要なんだ! _
ふがいない俺を叱り飛ばしてくれる、俺のくだらない話に付き合ってくれる、
あの日々を、まだまだアンタとすごしていきたいんだ!
彼の戦闘時の実力の段階は弱・中・強の三段階あり、PCたちが戦ったのは一番弱い「弱」。もしも「中」の彼と戦っていた場合はダメージボーナスを受けず(切り刺しの追加ダメージなし)、衝撃波が瞬間であったため動画であったような無傷の勝利など到底不可能であったであろう。
紅太郎に連れられて写真館にやってきた百歳の老婆。
人間のオーラではあるものの、後には二重にぶれるほどの異常なオーラとなっている。
性格は頑固で偏屈だが芯は強く、悪い事をした相手ならば他人の子どもであろうと遠慮なく叱りつける人物。
以下、三話重要ネタバレにつき一部反転。
かつて家族を第六天魔王軍の起こした事故で失うが、その仇を自分で晴らせという紅太郎を赦すどころか受け入れ、自分のひ孫の名前と居場所を与え20年以上共に暮らしてきた。
全てを知っていてなお受け入れたその心の強さは、紅太郎が忠誠を誓うほど。もちろん彼が妖怪であることも知っている。
3年前に寿命が尽きて倒れてから、紅太郎によって寿命を1年ずつ伸ばされ、今に至る。
自身の寿命が尽きている事、それを紅太郎が引き伸ばしていることには気づいていたが、それが悪事によるものだとは知らなかった。
紅太郎との決闘の後、「魂魄転換図」により【精神操作】を受けて人から寿命を奪う妖怪にされかけたが、紅太郎の心からの呼びかけと奈津の【破術/精神操作】によってその支配から開放される。
血の繋がりなど微塵も気に留めず、自身を『親』と言い紅太郎を『子』と言い切る、妖怪とは異なる意味での強さをもつ人物。
妖怪相手に魔道具を販売している謎の組織。それだけではなく、強力な妖怪に恩を売り、その見返りに手駒と使用と営業をしている節がある。
第二回目終盤から登場。「幽玄」の「中日本支社長」の肩書をもつ。
命を数でしか考えておらず、「商品としての価値」しか認めていない。部下の妖怪も、損得が釣り合うなら殺すこともいとわず、仲間意識とは無縁の存在。
一見戦闘能力があるようには見えないが、ローラの怒りの一撃を完全に『無効化』したりと空恐ろしい存在。
おそらく「冷酷(他人の感情を理解できない)」、もしくは「無感情(感情がなく、理性のみで行動する)」持ち。
ふむ、そうですね、希少価値の高い商品 _
・・・いや、場合によっては二束三文にもならないゴミかもしれませんね。
サラリーマンのもつ道具としての名刺が妖怪となったもの。「幽玄」の営業員。
あくまで『他人』の名前伝達の道具の妖怪のため、誰かに名前をつけてもらえるまで自身の名前を持てない。
組織に属し誰かに(道具や社員として)使われるのが存在意義で、解雇されると即死すると言う弱点を持つ。
現在二名ほど登場したが、それぞれ特徴が異なる。
一人目は自力移動不可でだが遠距離でも届くの心の声とステゴマ召喚能力持ちの小心者、
二人目は人間変身可能(まったく特徴がない平凡な姿)で妖怪時は飛行能力持ちの下種的性格だった。
た、頼む! 何でも話すから命だけは助けてくれ!
どうだい? アンタにとって悪い話じゃないだろう?
ライレーンと戦っていた第六天魔王軍が後期に使い始めた機械の兵隊。基本的には雑兵扱いの雑魚。
「幽玄」がその技術を残党から買い取り、使い捨て出来る道具として活用している。
一体一体は弱いが様々なタイプが存在しており、更に「幽玄」の開発部も最新型を作るなどバリエーションの多さと製作物ゆえの数の多さによる手数の多さと人海戦術は、決して侮ることは出来ない。
イメージは某女神マンガのバンペイ君。
以下、三話最重要ネタバレにつき一部反転。
中国の仙人の手によって作られた、未熟な選任の寿命による死を回避するための邪仙宝。
他人から寿命を吸い取り、使用者に渡す魔道具だが、譲渡の倍率が酷いわ、デメリットが酷いわ、GMの悪意がひどいわでどう考えても(SMに対してすら)トラップ用に作られたアイテム。
詳細な機能は、
形状は一辺約二尺の正方形の布表が青、裏が赤色。
寿命を委譲する魔道具で使い方は青を被って吸い取って、赤を被って受け取る。
譲渡する側に必要な寿命は1年につき5年。
何度でも使えるが、使うたびに必要な寿命が倍になる。
寿命を全部吸い取ってしまえば、譲渡した側は死亡する。
寿命が足りない場合でも効果は得られるが、副作用がある。
『副作用』
若返りに必要な寿命を集めきらないまま使った場合、「魂魄転換図」は、
使用者の体を遠方から操り、足りない寿命を回収しようとする。
さらにその状態で人間から寿命を吸い取った場合、体を操られた使用者は、
人間の寿命を吸うことしか考えない、邪悪な妖怪に成り果てる。
<<追記:シナリオの展開によってはこの副作用は無かった事にします。>>
<<ただし、PC側がこの『副作用』の話を持ち出した場合は、必ず発生することになります。>>
副作用の内容と追記があまりにもひどすぎるが、対処法がある方法を使ってきたのでGM本人にとっては優しいと思っているかもしれない。
……ハートフルってなんだったっけ?
余談だが、妖術を使っているのでただの魔道具ではなく独立した妖怪だった模様。
第二回ラストに登場。竜胆のクライアントでキャンペーンの真の黒幕。
聖子の事を知っている謎の黒幕、
の予定が、言動がストーカーのそれだったので満場一致で「聖子のストーカー」に認定された。
挨拶が好きな山彦の妖怪。
妖怪寺である命蓮寺に神霊廟体験版配布頃からいつの間にか居いた在家信者。
普段は寺の前を掃除している。妙蓮寺の人々と既に打ち解けている様子で、新たな住人としての地位を築きつつある。
最初は紅魔舘の面々に挨拶するのみの登場だけだったが、回を追うごとに登場頻度や行動の幅が広がってきており、三回目終了時点で動画前の注意書きの常連となっている。
上記の台詞と、犠牲になったパッチェさんとの関係は果たしてあるのだろうか……
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最終更新:2024/05/11(土) 19:00
最終更新:2024/05/11(土) 19:00
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