メジロドーベル(ウマ娘) 単語

349件

メジロドーベル

5.4千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

「別に気にかけてくれなくていい……。 そういうの……慣れてないから」

メジロドーベル(ウマ娘)

メジロドーベル(ウマ娘) とは、Cygamesメディアミックスプロジェクトウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター

実在競走馬メジロドーベル」をモチーフとするウマ娘である。 CV久保田ひかり

概要

誕生日5月6日 身長:157cm 体重:増減なし スリーサイズ:B83・W57・H81

卑屈なクールビューティー。人が苦手で、とくに男性の前では極度に緊してしまう。
メジロ家という社交必須の環境に生まれながら、ずっとまったところで暮らしてきた、孤立の令嬢である。
打ち解けた相手に対しては、そこまでドライではないという噂もあるが……。

メジロドーベル|ウマ娘 プリティーダービー 公式ポータルサイトexitより

クールドライな近寄りがたいウマ娘。 自身の名前コンプレックスがあり、「自分はかわいくない」「女っぽくない」と思い込んでいる。 極度の恥ずかしがり屋で上がり症。特に男性を苦手としている。

リニューアル前)

クールで人付き合いが苦手なウマ娘男性の前では特に緊してしまう。出で立ちは黒髪ロング正統派お嬢様で、名門「メジロ家」の一員であるが、卑屈になりがちである。感情をあまり顔に出さないのとは対照的に尻尾は正直に感情を出しているようだ。

少女漫画好きというのが端々の描写に見られ、ゲームの「ヒミツ」によれば自作までしている(引き出しの深くに眠っている)とのことである。偶然なのか知ったのか定かではないが、アグネスデジタルの育成シナリオ内では「合同同人誌を描きましょう!」と言い寄られて狽するワンシーンが見られる。

同じく「ひみつその2」では後述の史実に基づいてか、ピアノやお遊戯プロ並みという隠れた特技が。リニューアル前の「女っぽくない」どころか女子力満点。

原案の勝負服は活発なお嬢様という印を強く感じさせるもので、首に大きなリボン地のやかなノースリーブ、ほぼ緑一色スカートが特徴。他のメジロ家メンバーよりシンプルな色のパターンとなっている。
ゲーム版では大勢は変化ないが、そのスカートデザインが凝ったものに変更されたりしている。

アニメでの活躍

第10Rで初登場。名門「メジロ家」の一員。メジロマックイーンメジロライアンと優食事を楽しんだ。

アニメではマックイーンより先にデビューしており、第6Rのサイドストーリーではく活躍したいと焦るマックイーンを(彼女く偉そうに)たしなめている。

第8Rの宝塚記念元ネタである第39回宝塚記念ではモチーフが5着入賞しているはずだが、何故か彼女ではデザインの似たモブウマ娘が走っている。

ゲームでの扱い

育成ウマ娘[ツイステッド・ライン]

ステータス(3)
スピード スタミナ パワー 根性 賢さ
96 85 97 75 97
バ場適性
ダート
A G
距離適性
距離 マイル 距離 距離
E A A F
脚質適性
逃げ 先行 差し 追込
C B A G
成長率
固有スキル『彼方、その先へ…』
落ち着いたまま、中盤の仕掛けどころの
または終盤の勝負どころのコーナー
中団で進むと奮い立ち加速力が上がる
ウマ娘テンプレートボックス

2021年11月19日に育成ウマ娘実装
サポートカードは初期から登場し、マックイーンやライアンエアグルーヴといった関係者のシナリオに顔を見せるが、ライバルとしての役回りがめられないためかレースでは未実装だった。

男性が苦手という設定上、ドーベルにはトレーナーの性別設定によって態度が変わる差分が用意されているサポートカードにもこれは適用されるため、果たして育成実装された際にはどうなることかと思われていたが、しっかりガッツリ用意されていた。

ウマ娘ストーリー(もちろん差分あり)では、老齢の女性トレーナーチームの担当ウマ娘として登場し、プレイヤーはそのサブトレーナーになるというしい展開から始まる。「たぶん最後の担当ウマ娘になる」と言い、ドーベルとは信頼関係を築いていたが、精神面の問題から本番(模擬レース)ではなかなか勝てないドーベルデビューを待たずして倒れてしまう。命に別状こそないもののトレーナー業の続行は難しいと診断されてしまったため、プレイヤーが後を継ぐことになる。
ドーベルを「ベルちゃん」と呼ぶこの前チーフトレーナーの存在は史実に元ネタがある。

また、彼女実装に関する重要トピックとして、今までも形もなかったウマ娘メジロブライトの登場がある。シナリオ内でもメジロの次代を担う「同期にして同志」としてフィーチャーされ、レースライバルとしても登場する。
さらに、シナリオ内では直接姿を現すことこそないが先達としてウマ娘メジロラモーヌの存在が明言されている。正式にキャラクターとして登場したブライトは別として、こういった役回りのウマ娘は今まで決して名前は出されない形で扱われていたため、今後が気になる扱いである。

サポートカード

初期実装サポートカードとしてSR線は気にせず]がある。得意トレーニングは賢さ。

所持スキルは「差しのコツ○」や「晴れの日○」が較的優秀だが、総合的にはそこそこ程度。
さらに得意率アップを持たないという欠点を持つが、価は「トレーニング効果アップ最大10%+固有ボーナス」にある。SSRの[感謝先まで込めて]ファインモーション、後に登場したイベントSR[むじゃむゃむじゃきナイスネイチャと同系統で、友情トレーニング関係なしにステータスを上げることに役割を見出すタイプなのである。また、カードイベント体力回復できるものが多くかなり優秀。
[むじゃじゃむじゃき]とは基本能がかなり似通うが、ガチャ産とストイベ産の差ということでヒント系や初期賢さ、友情時の回復量など細かい点では勝っている。あちらを持っているとしても、完凸できたら使うに値するだろう。

2021年5月開催のストーリーイベント咲く乙女JunePride」の報酬として、SSR[おもい、ねがう]が登場。同じく得意トレーニングは賢さ。
レアスキルは差し用の視野スキル「大局観」。連続イベントで多少体力を削られるものの確定で入手できる。
こちらはトレーニング効果アップは並(固有ボーナスのみ)だが適度に得意率アップなどもあるスタンダードな性であり、SR版とは役割が異なる。

関連ウマ娘

メジロライアン個別記事
モチーフウマ娘では同じ「メジロ家」の一員で対等な関係だが、たまにライアン父親線っぽくなることもある。
メジロマックイーン個別記事
モチーフ同期人間で言えば従伯父に当たる。ウマ娘ではライアン同様「メジロ家」の同輩。アニメサイドストーリーでは彼女を「マック」と呼んでいる(ゲームでは「マックイーン」呼び)。
メジロブライト個別記事
モチーフは同じを持つ同期で、競走馬的には家族判定でないものの深い縁のある。ドーベル戦が多くかつマイル寄り、対してブライトは長距離寄りだったため対戦は少なめ。育成シナリオでは他のメジロとは世代差が強調されているためブライトとの関係が立っている。
エアグルーヴ個別記事
モチーフは1歳上で、ドーベルの頂点を争ったウマ娘では憧れの先輩

史実

いつまでも熱く

ほんの一だけ
煌々といたり
のびのびと揚と
波間を漂ったり。

それぞれがそれぞれの
生き方をすなかで
わたしも志す。

熾し火のように
いつまでも熱く
燃え続けることを。

JRA「名馬の肖像」メジロドーベルexit

1994年生まれ。メジロライアンメジロビューティーライアンの初年度産駒であり、同世代にメジロブライトがいる。
この年のメジロ名は(は)シリーズで、ドーベルマンから取られた。

血液型が不適合での初を吸うと貧血を起こして死んでしまう危険がある為、代わりのとしてメジロローラントから初を与えられて育つ。年明けには原因不明骨折をする等、子の時代から困難生だった。ちなみにこの骨折の際に社台ファームからスタッフ派遣してもらっている。

ちなみに、メジロ軍団ウマ娘モチーフになったのうち、メジロ牧場で生まれたメジロライアンメジロパーマーメジロアルダンメジロブライトメジロ牧場名義で、残るメジロマックイーンメジロドーベルメジロ商事という別会社の名義である(マックイーンのみメジロ牧場外で生産)。

メジロビューティーを預かった経験のある大久保洋吉厩舎に入厩し1996年7月新潟開催でデビューを飾る。この時騎乗したデビュー3年吉田豊が、引退まで一貫して騎乗する事になる。

同年阪神3歳牝馬ステークス(現・阪神ジュベナイルフィリーズ)に優勝し、吉田豊重賞初制覇をGIで果たす事になる。JRA賞最優秀3歳を受賞。
1997年クラシック戦線に参入し、桜花賞キョウエイマーチの2着に敗れるが優駿牝馬秋華賞を制して二冠馬となり、JRA賞最優秀4歳、最優秀父内国産馬ダブル受賞。

翌年(1998年)の府中牝馬ステークスや、同年及び翌年(1999年)のエリザベス女王杯で連覇を果たすなど、限定戦で絶対的な強さを発揮したが、一方で混合戦となると重賞を8戦して1着1回、2着1回、あとは全て5着以下と著しく振るわない、両極端な成績だった。
戦での強さからすれば「には勝てない実力」とは考え難く、は得てしてデリケートで精神的要因から力を発揮できないことが多いため、彼女もその例に漏れなかったという認識が強い。

99年、前述のエリザベス女王杯引退JRA賞最優秀5歳以上タイトルを2年連続で受賞。
通算成績21戦10勝、GI5勝、史上初のJRA賞4年連続獲得。
現代の基準においては飛び抜けた数字ではないが、それまでGI勝利は3勝が最多であり、5勝は当時としては桁外れの記録ウオッカによってこの記録更新されるまでには10年かかっている。
ただ、同じ時代においてGI2勝だが同じ路線で相手にも好走し続けたエアグルーヴがおり、直接対決でも1勝4敗、加えてエアグルーヴ相手に優秀な戦績を残し、馬券人気も常にあちらが上回る形となっており後を拝した面もある。

翌年から2016年まで繁殖牝馬として活動、サンデーサイレンスとその直を中心に種付けされるも、デビューすら出来なかったり、予後不良死亡したり、厩舎で骨折して引退と、なかなか事なが育たなかったのが実情である。子は活躍しなかったものの孫のショウナンラグーン、ホウオウイクセル重賞となり血を繋いでいる。

2024年現在も存命で、解散したメジロ牧場の後継であるレイクヴィラファーム北海道洞爺湖町)で余生を過ごしており、同牧場では繁殖牝馬の放牧誘導に携わる「リードホース」として保育士かつさん的存在となっている(ひみつその2はこれの?)。息子であるホウオウドリームも同職に就いており、彼女が高齢で厳しくなった季及び当歳は彼がリードホースを交代している。
2018年7月23日には函館競馬場にて記念撮会が開催された。2017年12月の落事故で長期療養中だった吉田豊騎手も会場を訪れ、相棒期復帰を誓った。

担当厩務員について

デビューしたドーベルを担当した厩務員は2人おり、1人堀口良吉。
温厚なベテラン厩務員の堀口はドーベルを「ベルちゃん」と呼び溺愛したが、阪神3歳牝馬S勝利して間もない1997年1月に倒れ、そのまま亡くなってしまう。
後任となった安瀬良一も実績ある厩務員だったが、安瀬に対しては気性の悪さが出るようになってしまい、そのせいか直後のチューリップ賞も掛かり気味での敗戦だった。安瀬はドーベルの信頼を得るべく時間を費やし身に接した結果、桜花賞の頃には気を許してくれるようになったという。

産駒成績(父親がウマ娘入りしているもののみ抜粋)

関連動画

関連静画

関連立体

関連項目

この記事を編集する
関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/12/22(日) 23:00

ほめられた記事

最終更新:2024/12/22(日) 23:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP