アメリカ合衆国大統領単語

アメリカガッシュウコクダイトウリョウ

アメリカ合衆国大統領とは、アメリカ合衆国国家元首であり行政府の長である。

アメリカ合衆国大統領選挙によって選出される。任期は最長で2期8年である。

行政府の長

長官を罷免する権利を持つ

アメリカ大統領アメリカ行政の長であり、行政機関トップである長官を罷免する権限を持つ。

簡単に言ってしまえば「お前はクビだ!」と言う権限があることになる。
人間しもクビになりたくないので、大統領に叱られないよう、大統領の顔色をうかがい、
大統領の意思通りに動き、大統領に従うようになる。こうして、アメリカ行政府は一枚岩になる。

一方で、長官を任命する権限は持っていない。アメリカ大統領ができるのは名することだけで、
実際に任命するには議会上院の過半数の賛成が必要である。

議会上院との関係が悪化しているときは議会上院ですんなりと人事案が承認されない。
そういうときは、罷免することに心理的抵抗が生じ、反抗的な長官に少し弱になる事もありうる。


日本総理大臣は大臣に対して罷免することもできるし、議会の承認しで任命することもできる。
どんなときも後任人事をすぐに決めることができるので、いつでも大臣に対して強気でいられる。
閣僚に対する権限の強さでいえば、日本首相の方が少し強い。

軍隊を指揮する

軍隊というのは行政機関の一種なので、アメリカ大統領も軍隊の揮権を持っていることになる。

アメリカ軍世界最強の軍隊であり、このためアメリカ大統領最強の存在に感じられる。

アメリカに背いて国際法に反する行動をとるならず者国家Rogue stateに対して、
挨拶代わりに巡航ミサイルをぶち込む権限を持っている。

1998年8月20日ビル・クリントン大統領アフガニスタンスーダンテロリスト支援施設に
巡航ミサイルを打ち込んだ。スーダンには13発、アフガニスタンには6075発程度。

2017年4月6日ドナルド・トランプ大統領シリア化学兵器を使い市民を殺傷したことを理由に
巡航ミサイル59発打ち込んだ。


ただ、大規模な軍事行動を長期にわたって継続的に続けることは、やはり膨大な出費が必要である。
このため予算を決める権限を持つ上院や下院の同意が必要である。
つまり、アメリカ大統領単独の意思で戦争を引き起こすことはできない。
湾岸戦争でもイラク戦争でも、議会上下両院の軍事行使容認決議があってから、戦争が始まった。

アメリカ大統領が独断で実行できる軍事行動は、巡航ミサイル数十発を発射する程度の、
古くなった兵器在庫処分のような小規模な作戦行動に限られる。

大統領令を発して行政機関を動かす

アメリカ大統領行政機関に対して「こうしろ!」と命を発することができる。

これを大統領という。大統領法律と似たような効があり、しかも法律と違って議会の賛成が
不要である。気軽にポンポンと乱発することができる。

史上最も多く大統領を発したのはフランクリン・ルーズヴェルト大統領で、3721回発した。
彼の任期の大部分が忙しい戦争中だったので、議会の承認しで出せる大統領は重宝した。

バラク・オバマ大統領の任期のうち最後の2年は上下両院を共和党が制していた。
オバマ大統領大統領を連発して、行政を動かしていた。

ドナルド・トランプ大統領は就任直後の2017年1月27日テロリストの入阻止を理由に、
シリアイラクイランスーダンリビアソマリアイエメンの計7かからの入阻止する
大統領に署名した。

こうした大統領は期限付きである。多くの法律は期限しで永久に効を発するのだが、
大統領は期限付きなので、任期中に何度も似たような内容の大統領を出し直すことになる。


また、大統領は、予算編成権を握る議会の承認が付いていない。
このため多額のお金がかかって予算をしっかり組まねばならないことを命ずる大統領を出しても、
何の意味もく、ただの掛けだけに終わってしまう。

例えば「米国人を送り込む大統領」を出したとする。人間を送り込むには、
高額なロケットを製造するなど多額のお金がかかり、議会の予算の後押ししではとても達成できない。
ゆえに、そういう大統領を出したところで、何の意味もい。

テロリストの入阻止する大統領」なら、さしたるお金がかかるわけではない。
空港や港の職員の手間がちょっと増えるだけで、膨大な出費がかかるわけではない。

ゆえに、大統領で命される案件は、多額のお金を必要としないような小規模な案件に限られる。

外交をする

アメリカ大統領は外交をする。外交もまた行政の一部分なので、外交担当のを支配しつつ、
世界との交流を深める。

外交というのは、をさほどに必要としない仕事である。
の首電話一本入れるだけで、仕事をしたことになる。
飛行機に乗って外に行って外話し合いをするだけで、ある程度の成果を得られることがある。

このため、議会と対立して自分好みの予算が得られず困っている大統領がやることというと外交になる。

議会の反対があって巨大な軍事基地を建設するなどのようなのかかる大事業に手が付けられない時は、
外交をして成果を出して、次の選挙での大勝をすのがアメリカ大統領いつもの姿となる。

大統領は外交をして際条約を勝手に結ぶことができる。
ところが、その際条約を正式発効させるには、議会上院の3分の2の承認が必要である。

大統領が結んだ条約を上院が否認して、大統領に大恥をかかせることがある。

1996年クリトン大統領が包括的核実験禁止条約(CTBT)に署名したが、共和党が多数を占める
上院が批准を拒否した。2018年現在も批准されていない。

恩赦をする

アメリカ大統領は恩赦をして罪人を釈放する権限がある。

刑務所の中な態度を続けているものを選んで恩赦を与えることで、
に生きればこういうにいいにあうこともあるのだぞ」と囚人たちにメッセージを与える。

クリトン大統領ブッシュ(子)大統領オバマ大統領の3人とも恩赦を行って囚人を釈放している。


ジェラルド・R・フォード大統領リチャード・ニクソン前大統領に対して恩赦を与えると宣言、
ウォータゲート事件の幕引きを図った。

アメリカでは毎年11月第4木曜日感謝祭という祝日になっていて、寒いが到来する前のこの日に、
家族親戚が一堂に会して団らんを深める。そのとき七面を食べることが習わしになっている。

アメリカ大統領が住むホワイトハウスでは、食卓に並ぶ運命だったはずの七面2羽に対し、
恩赦を与える行事がある。これを七面恩赦という。画像検索すると楽しそうな画像がヒットするexit

議会とせめぎ合う

アメリカ合衆国は立法権と行政権と法権を厳格に分割している三権分立であり、
立法府の議会と行政府の大統領の意見が一致せず、たびたび衝突することが多い。

日本イギリスは議院内閣制で、議員下院の多数から内閣に人材が送り込まれる。
立法府から行政府に人が送り込まれ、立法府が行政府を支配する。
立法府と行政府が常に意思を統一させて、二人三脚政治を進めていく。
立法権と行政権が融合していると言って良く、それゆえ厳密な三権分立ではない。

日本では決して見られないような風景アメリカ政治ではたびたび起こることになる。

教書を送る

アメリカ大統領が率いる行政機関は、議会に対して法案を提出することができない。
アメリカ議会で法案を提出できるのは、議員だけである。

そのため、アメリカ大統領が代表して、「こういうことを実現したい」と願望を書き並べた文書を
議会に郵送し、議会に対してお願いをすることになる。
このときに送付される文書のことをメッセージmessage)という。

このメッセージのことを「教書」と翻訳することが通例となっている。
大統領が議会に対して上から目線でお説教しているようなイメージを与えるような訳である。
実際は、議会と大統領は対等であるし、やっていることは単なる依頼である。

大統領には議会に出席する権利がないので、こうした文書は郵送によって送りつけられる。

教書演説をする

大統領が議会にズカズカ進入して好きなように演説することはできない。
大統領が議会に入るには、議会から招待を受ける必要がある。

つまり、勝手に敷居をまたいではいけない。

年に数回だけ、議会が大統領を招待して、大統領が議会で演説することがある。
そのうち最も有名なのが一般教書演説(年頭演説)で、毎年1月最終火曜日に行われる。
上下両院の議員を全て集め、大統領が立って演説する。
大統領の後ろには副大統領(上院議長を兼任している)と下院議長が並んで座る。こういう風景になるexit

一般教書演説(年頭演説)は英語State of the Union Addressという。
State of the Unionは「国家the Union)の現状(State)」、addressには演説という意味がある。

拒否権を行使する

選挙によって、大統領の所属する政党が上院・下院の両方で少数に転落することがある。

そして、大統領の好みに合わない法案が可決され、大統領のところに送付されることがある。
大統領はしぶしぶ署名して法律を発効させることもあるが、拒否権を行使することもある。

この拒否権こそが、大統領にとって議会に対する最大の武器であり、最後の切り札になっている。

数週間から数ヶかけて一所懸命審議して、法案の微修正を繰り返しつつ合意をなんとか形成して、
やっとの思いで上下両院での可決を果たしたのだが、その努が全てに帰することになる。
が全く報われないことほど、落胆するものはない。議員たちにとって拒否権発動はとても恐ろしい。

また、拒否権を発動されることで、議員としての経歴に大きく傷が付き、「時間を駄にした無能」と
汚名を着せられるという屈辱も味わうことになる。そして次の選挙で対立補に
「彼/彼女は拒否権を発動されるような法案に時間を使うという、愚かで間抜けな無能です」と煽られ、
落選の危険が高まっていく。議員たちにとって拒否権発動はとても恐ろしい。

議員たちにとって「拒否権を行使するぞ!法案を握りつぶすぞ!」という脅しはかなりよく効くので、
そのため、議員たちは大統領の意に沿うことを優先して考えることになる。

拒否権を行使された法案を発効させるには、上下両院で3分の2以上の賛成で再可決しなければならない。
上下両院で3分の2以上の賛成を得るのは本当に難しく、過去の再可決の成功率は10を下回っている。

大統領が拒否権を行使して議会と渡り合うのはアメリカ合衆国らしいである。
また、州政治の場においても、州知事が拒否権を武器に州議会と喧している。
拒否権こそがアメリカ政治の特徴となっている。

戦後日本国憲法には拒否権の条項がない。また、戦前明治憲法では拒否権の条項があったが、
一度も行使されることがなかった。日本は、拒否権というものには縁がだと言える。


それにしても、「拒否権を行使する」と熟を使って格好よく表現をしているのだが、
実際にやっていることは単なる嫌がらせである。

人が努して成し遂げたことを叩き潰して嫌がらせ、時間を浪費する無能という汚名を着せて嫌がらせ、
それ以外のことは何もしていない。

米国政治を見ていると、いい年した大人単なる嫌がらせをしている姿を楽しく眺めることができる。

アメリカ大統領が使う資産

公邸 ホワイトハウス

大統領邸で、居住間であると同時に、職場でもある。

首都ワシントンん中に位置する。住所はペンシルヴェニア通り1600番地の、この場所exit

外見は真っ白exitである。建築様式はパッラーディオ建築exitで、この建築様式はギリシアローマ建築
受け継いだものである。それゆえホワイトハウスギリシアローマ建築物を連想させる。

イーストウィングという区画は、大統領夫人(ファーストレディー)の執務室がある。

ウェストウィングという区画には様々な会議室がある。
その中に楕円形(oval)の形をした部屋があり、そこをオーバオフィスoval office)と言って、
大統領が執務室として使う。画像検索すると全体が楕円形の部屋の写真exitが出てくる。
地図で見てみると楕円形の空間がすぐ見つかるexit。床が楕円形なので絨毯も楕円形である。

ウェストウィングの地下にはシチュエーションルームという部屋があり、軍隊との情報共有をする。
画像検索すると、いかにも軍隊といった感じの、ものものしい会議室の画像exitヒットする。
ホワイトハウス地上部分のフレンドリーな雰囲気とは大違いである。
2011年5月にはウサマ・ビンラディンを追い詰める作戦揮施設となり、
大統領などの重要閣僚が勢いして作戦行方を見守っていた。

ウェストウィングの西隣のこの場所exitにあるのが、アイゼンハワー行政府ビルである。
大統領の執務室や、その他官僚の使う部屋がある。なかなか大きいビルである。

イーストウィングの東隣のこの場所exitには財務省のビルがある。

大統領専用機 エアフォースワン

大統領が外へ出かけるときに使うのが、大統領専用機のエアフォーワンである。

現在の機種名はVC-25で、1990年に2機配備された。耐用年数30年とされており、
そろそろ切り替えねばならない。

普通旅客機であるボーイング747良しただけの機種なので、世界中の空港で部品調達できる。
どこかの空港に着くたび、底的に整備される。

いつも停留している場所は、メリーランドアンドリュー軍基地である。
場所はここexitで、ワシントンからすぐ近く。ホワイトハウスから直線距離17kmしか離れていない。

記事で「大統領メリーランド州の空港を飛び立った」と出るが、それはつまりこの軍基地である。
日本総理大臣政府専用機でワシントンを訪れる際は、この軍基地に着陸する。

パイロットを含む搭乗員のほぼ全員が、アメリカ軍に所属している。

内部は会議室や執務室や通信室が多い。それゆえ、本来は500人ほど運べる機種だが、
70人ほどしか運搬できない。

外見はこんな感じexitで、水色爽やかな色調となっている。
アメリカ人ときたらのキッツい色調の国旗カラーゴリゴリと塗りたくってくるものだが、
エアフォーワンはそうならずに済んだ。

大統領専用車 ザ・ビースト

大統領が乗り込む塗りの高級ザ・ビーストthe Beastという。

外見はこんな感じexit内を走行するときは右側にアメリカ国旗左側に大統領旗exitを掲げる。
を走行するときは大統領旗の代わりに現地の国旗を付ける。

作っているのはゼネラルモーターズで、高級種のキャデラックのボディを載せている。
このため、キャデラックワンとも呼ばれる。

厚さ127mm(普通男性の、手首から親の先までと同じぐらい)以上の厚い装甲に覆われ、
防弾ガラス120mm、ドア部分は200mm以上。
ロケット弾を打ち込まれても壊れない強度となっている。
このため車両の重量も重く、8トンの重さ。あまりに重いので最高時速は100km程度と控えめである。

大統領が外遊して外大統領専用に乗るときは、アメリカ軍のC-17グローブマスターⅢexitという
輸送軍用機で運搬する。先述のエアフォーワンにはこのクルマを積むスペースがない。

称はザ・ビーストthe Beastで、野獣という意味である。
大統領閣下の乗るにそういう称を付けるアメリカ人のセンスには脱帽せざるを得ない。

別荘 キャンプ・デーヴィッド

アメリカ大統領専用の別荘はキャンプ・デーヴィッドと呼ばれる。

メリーランド州のこの場所exitにある。首都ワシントンホワイトハウスから北西に92km離れている。

アメリカ海軍が所有する土地であり、防諜の仕掛けがり巡らされていて、盗聴は不可能である。
このため外要人を招いて会談するときは、このキャンプ・デーヴィッドに招かれることが多い。

1978年ジミー・カーター大統領エジプト大統領イスラエル首相をここに招待し、
会談を取り持った。そのときの合意をキャンプ・デーヴィッド合意と呼ぶ。

ドナルド・トランプ大統領は就任直後に日本安倍晋三首相アメリカに招いたが、そのとき、
ロリダ州パームビーチの自分の別荘マールアラーゴexitに招いていた。
これは批判が多く上がっていた。この別荘は防諜の工夫が為されておらず、いくらでも盗聴できた。

大統領在任時の領土・勢力圏の変遷

歴代アメリカ大統領ランキング付けしよう、という議論がときおり交わされることがある。

様々な知識人が「○×は素晴らしい大統領」「は史上最低大統領」とり、いい暇つぶしとなる。
その議論や調をまとめた日本語Wikipediaもある。(→歴代アメリカ合衆国大統領のランキングexit


そういうとき、常に参考にされるのが、大統領在任中に米国の勢圏が広がったか、ということである。
領土を広げたり親米を増やしたりした大統領は良い大統領として評価が高くなる傾向がある。

そこで、アメリカ合衆国領土や親米国家反米国家の増減をまとめてみた。

就任年 大統領 任期中の出来事 資料
1801 トーマスジェファーソン ルイジアナ併合(フランスから1500万ドルで買収) wikiexit
1817 ジェームズ・モンロー レゴン併合(イギリスから割譲) wikiexit
ロリダ併合(スペインから500万ドルで買収) wikiexit
1845 ジェームズポーク テキサス併合 wikiexit
カリフォルニア併合(メキシコから割譲) wikiexit
1857 ジェームズブキャナン 南部諸州が離脱 wikiexit
1861 エイブラハム・リンカーン 南部諸州を併合 wikiexit
1865 アンドリュージョンソン アラスカ併合(ロシアから720万ドルで買収) wikiexit
1897 ウィリアム・マッキンリー ハワイ併合 wikiexit
フィリピン併合(スペインから割譲)、キューバ保護 wikiexit
1933 フランクリン・ルーズヴェルト 日本親米圏に組み入れる wikiexit
1945 ハリー・S・トルーマン
1953 ワイト・D・アイゼンハワー キューバ反米国家になる wikiexit
1963 リンドン・B・ジョンソン ヴェトナム南部反米圏に入る wikiexit
1968 リチャード・ニクソ
1977 ジミー・カーター イラン反米国家になる wikiexit
1989 ジョージ・ブッシュ(父) クウェート親米圏に組み入れる wikiexit
2001 ジョージ・ブッシュ(子) イラク親米圏に組み入れる wikiexit

歴代大統領の経歴

政治家経験または公職経験

就任年 名前 下院議員 上院議員 州知事 大統領 その他
1789 ジョージワシントン 軍人
1797 ジョン・アダムズ
1801 トーマスジェファーソン 務長官
1809 ジェームズ・マディソン 務長官
1817 ジェームズ・モンロー 務長官
1825 ジョン・Q・アダム 務長官
1829 アンドリュージャクソン 軍人
1837 マーティン・ヴァン・ビューレン
1841 ウィリアムハリソン 軍人
1841 ジョンタイラー
1845 ジェームズポーク
1849 ザカリー・テイラー 軍人
1850 ミラード・フィルモア
1853 フランクリン・ピアース
1857 ジェームズブキャナン 務長官
1861 エイブラハム・リンカーン
1865 アンドリュージョンソン
1869 ユリシーズ・グラン 軍人
1877 ラザフォード・ヘイズ
1881 ジェームズ・ガーフィールド
1881 チェスター・アーサー
1885 グロヴァークリーヴランド 検事
1889 ベンジャミンハリソン
1893 グロヴァークリーヴランド(再) - - - - -
1897 ウィリアム・マッキンリー
1901 セオドアルーヴェル
1909 ウィリアム・タフト 裁判官、陸軍長官
1913 ウッドロウウィルソン
1921 ウォレンハーディン
1923 カルヴィン・クーリッジ
1929 ハーバート・フーヴァー 商務長官
1933 フランクリン・ルーズヴェルト
1945 ハリー・S・トルーマン
1953 ワイト・D・アイゼンハワー 軍人
1961 ジョン・F・ケネディ
1963 リンドン・B・ジョンソン
1969 リチャード・ニクソ
1974 ジェラルド・R・フォード
1977 ジミー・カーター
1981 ロナルド・レーガン
1989 ジョージ・H・W・ブッシュ CIA長官
1993 ビル・クリントン
2001 ジョージ・W・ブッシュ(子)
2009 バラク・オバマ
2017 ドナルド・トランプ
就任年 名前 下院議員 上院議員 州知事 大統領 その他


若い頃からの軍人で、戦争で大活躍して政界経験のいままいきなり大統領になったのは、
テイラーグラント、アイゼンハワーの3人。

タフトとフーヴァーは当時の大統領に長官として任命されて、務を経験してから大統領になった。

ドナルド・トランプは一切の職に就かないまま大統領選挙当選した史上初の人物である。

政界に入る前の経歴

就任年 名前 民間企業・団体 軍隊
1789 ジョージワシントン 農場経営、測量士 独立戦争参加
1797 ジョン・アダムズ 弁護士
1801 トーマスジェファーソン 弁護士、農場経営
1809 ジェームズ・マディソン
1817 ジェームズ・モンロー 農場経営 独立戦争参加
1825 ジョン・Q・アダム 弁護士
1829 アンドリュージャクソン 職人学校教員、弁護士 独立戦争戦争参加
1837 マーティン・ヴァン・ビューレン 弁護士
1841 ウィリアムハリソン 戦争参加
1841 ジョンタイラー
1845 ジェームズポーク 弁護士
1849 ザカリー・テイラー 戦争戦争参加
1850 ミラード・フィルモア メーカー勤務、弁護士 戦争参加
1853 フランクリン・ピアース 弁護士 戦争参加
1857 ジェームズブキャナン 弁護士 戦争参加
1861 エイブラハム・リンカーン プロレスラー、雑貨屋、弁護士 リノイ州兵、北軍
1865 アンドリュージョンソン 屋(紳士服仕立業)
1869 ユリシーズ・グラン 北軍将軍
1877 ラザフォード・ヘイズ 弁護士 北軍
1881 ジェームズ・ガーフィールド 運河の船員、弁護士 北軍
1881 チェスター・アーサー 弁護士
1885 グロヴァークリーヴランド 弁護士
1889 ベンジャミンハリソン 弁護士 北軍
1893 グロヴァークリーヴランド(再) - -
1897 ウィリアム・マッキンリー 弁護士 北軍
1901 セオドアルーヴェル 軍次官、陸軍の連隊長
1909 ウィリアム・タフト 弁護士法学部教授 陸軍長官
1913 ウッドロウウィルソン 政治学・歴史学の教授大学総長
1921 ウォレンハーディン 新聞社経営
1923 カルヴィン・クーリッジ 弁護士
1929 ハーバート・フーヴァー 鉱山技師、鉱山投資
1933 フランクリン・ルーズヴェルト 弁護士 軍次官
1945 ハリー・S・トルーマン 銀行員、農家 ミズーリ州陸軍州兵(砲兵
1953 ワイト・D・アイゼンハワー バター工場でシフトの従業員 陸軍(最高官)
1961 ジョン・F・ケネディ 通信社記者 軍(魚雷艇艦長
1963 リンドン・B・ジョンソン 政治家秘書 軍(偵察機に搭乗)
1969 リチャード・ニクソ 弁護士 軍(兵站関連)
1974 ジェラルド・R・フォード 軍(体育教官)
1977 ジミー・カーター ピーナッツ農家 軍(原子力技術者
1981 ロナルド・レーガン ラジオアナウンサー映画俳優 軍(教育映画製作
1989 ジョージ・H・W・ブッシュ 石油企業 軍(戦闘機パイロット
1993 ビル・クリントン 弁護士
2001 ジョージ・W・ブッシュ(子) 石油企業プロ野球チーム経営 テキサス軍州兵
2009 バラク・オバマ 弁護士
2017 ドナルド・トランプ 不動産業、テレビ番組出演



弁護士がやたらと多い。

博士号を取得して学者と呼ばれていたのはウッドロウウィルソンのみ。

ビジネスで成功して大富豪になってから政界入りしたのはフーヴァートランプ

ビジネスで成功してある程度の持ちになってから政界入りしたのは、
ジョンソン紳士服仕立業)、ハーディング(新聞社)、カーターピーナッツ農家)、
ブッシュ(石油関連)、といったところ。

私生活など

両親からの遺産がとても大きかったとされるのは
セオドアルーヴェルト、フランクリン・ルーズヴェルトケネディブッシュ父ブッシュ子
ドナルド・トランプ

両親の資産が少なく、アルバイトに励む学生だったのは
リチャード・ニクソン、ジェラルド・フォード


米国大統領務なので、歴代大統領には体がある健康そのものの人物が多い。
持病らしい持病を全く持っていない人物が多い。
例外的に持病があったのが、フランクリン・ルーズヴェルトケネディである。
前者は下半身が麻痺しての車椅子生活者で、後者は脊髄を痛めてを常用していた。

生涯独身だったのはブキャナンのみ。

離婚歴があるのは2人だけで、ロナルド・レーガンドナルド・トランプである。

民族・宗教・性別・性的指向

歴代米国大統領の大半はヨーロッパ民族ルーツを持つ、いわゆる人である。一の例外はバラク・オバマであるが、彼も母親人である。

宗教的には、全員キリスト教徒であった。宗的にはプロテスタントが大半を占めており、一の例外はカトリックジョン・F・ケネディのみである。

全員男性であり、女性、あるいは男女いずれにも区別しがたい人物が大統領になったことはない。

少なくとも表されている限りでは全員が異性者である。同性愛者・両性者その他のマイノリティとされる性的向を持つと自ら認めた人物はいない(死後に「男性に向けたラブレターが発見された」と報じられた人物は居るが、その信憑性は不明)。

総じて、「人」「プロテスタント」「男性」「異性者」という、いわゆるアメリカ社会でのマジリティ大統領を務めてきた。

ただし以上の内容は2018年現在時点のものである。今後人以外、キリスト教プロテスタント以外、男性以外、異性者以外の大統領が誕生する可性もある。

大統領夫人 ファースト・レディー

アメリカ大統領さんをファーストレディーという。上記のように歴代の全員男性かつ異性者であったため、アメリカ大統領の夫すなわち「ファースト・ジェントルマン」が存在したことはい。

選挙で選ばれてその座に付いたわけでもないので何らかの実権を握るわけではないが、
旦那大統領に在職しているあいだは各種式典に引っりだこになり、アメリカのもう1つの徴になる。
どんなを着るのか、などファッション面でも注される。

ファーストレディーは何らかの政治的活動をすることがある。
識字率の向上をしたり感染症を防ぐことをしたり、そういう活動をすることが多い。

歴代ファーストレディーの中で最も政治に口を出したのがヒラリー・クリントンだった。
ファーストレディーホワイトハウスイーストウィングexitに執務室を持つものだが、
彼女大統領と同じウェストウィングexitに執務室を持っていた。
そしてウェストウィングで行われる閣議に出席し、民皆保険制度の設立に向け、導していた。
このため共和党支持者たちから「あの出しゃばり女は・・・」と蝎のごとく嫌われていた。

最近のファーストレディーの活動を表にするとこうなる。

夫の就任年 名前 活動
1981 ナンシー・レーガン 麻薬キャンペーン
1989 バーバラブッシュ 識字率向上、感染症撲滅、白血病患者支援
1993 ヒラリー・クリントン 民皆保険制度の導入
2001 ローラブッシュ アフガニスタンアフリカ教育支援
2009 ミシェルオバマ 学校給食の向上
2017 メラニアトランプ ネットでの礼で攻撃的な書き込みを止めさせる運動支援

テカムセの呪い

アメリカ人が密かに恐れるジンクスの一つにテカムセの呪いというものがある。

末尾に0が付く年の大統領選挙当選して末尾に1が付く年に就任した大統領に、不幸が訪れる・・・
というものである。

実際に、その条件を満たした大統領は、暗殺されたり病死したりした例が多い。

就任年 名前
1841年 ウィリアム・H・ハリソン 就任して31日後に肺炎で病死
1861年 エイブラハム・リンカーン 暗殺される
1881年 ジェームズ・ガーフィールド 暗殺される
1901年 ウィリアム・マッキンリー 暗殺される
1921年 ウォレンハーディン 在職中に食中毒で倒れ心臓発作で病死
1941年 フランクリン・ルーズヴェルト 在職中に溢血で病死
1961年 ジョン・F・ケネディ 暗殺される
1981年 ロナルド・レーガン 就任して69日後に撃され、弾丸が心臓をかすめる
2001年 ジョージ・W・ブッシュ(子)


1961年までは暗殺されるか病死する、という法則で在職中の大統領不幸が訪れていた。

1981年3月30日のレーガン撃事件で暗殺が未遂に終わって、その法則が崩れた。

ジョージ・W・ブッシュ大統領時代は暗殺されかかることもなく病死もしなかったことで、
アメリカ大統領テカムセの呪いからやっと解放された、と信じられるようになった。

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