シャア・アズナブルとは、機動戦士ガンダムシリーズの登場人物である。
CV:池田秀一/田中真弓(機動戦士ガンダム THE ORIGINの幼少期) / 小西克幸(ガンダムさん)
「話の前に、もう1つ知っておいてもらいたいことがあります。
私はかつて、シャア・アズナブルという名で呼ばれたこともある男だ!」
アムロ・レイと並び機動戦士ガンダムシリーズでもっとも良く知られた登場人物の一人。
「赤い」「通常の3倍」「仮面の男」というお約束要素の元祖と呼べる存在。
パイロットや指揮官として高い能力を持ち、Zガンダム以降の年代では政治的手腕や血筋だけではないカリスマ性も発揮し組織を牽引していく。
その一方で1stの後半からはアムロの成長に圧倒されて焦る姿やクワトロ時代の迷い悩む姿などから隙も多く、そんなところも長く愛される所以なのかも知れない。
名前の元ネタはフランスの大物シャンソン歌手兼俳優、シャルル・アズナヴール(Charles Aznavour)から(と、なっているがBS特番で富野自身が”シャー”と来るからシャアだとも語っている)。
また、後述する「赤を自機のシンボルカラーに使い、敵味方から二つ名でも呼ばれるエースパイロット」という点は、第一次世界大戦中に自機を真っ赤に塗っていたことで「赤い男爵」等の異名をとったドイツ空軍の撃墜王、リヒトホーフェン大尉がモデルだとか言われる。
ジオン軍のエースパイロット・指揮官として第一話から登場。弱冠19歳でありながら階級は少佐。
ルウム戦役に於いて戦艦五隻(実際はマゼラン級戦艦1:サラミス級巡洋艦4)を撃破すると言う驚異的な戦果を上げており、そうした戦果から異例のスピード出世をしている。
当初より父を暗殺したザビ家への復讐を心に秘めていたが、素性と共にそれを隠しており、ドズル・ザビからは高い評価を受け、ガルマ・ザビとは親友の間柄であった。
赤色は彼のパーソナルカラーとして正式に認められており(”真紅の稲妻”や”自称ジオンの騎士”とかも使っているので、赤はシャア専用ではないようだが)、自分用のMSを常に赤く塗装していた。
その甲斐あってか、味方だけでなく敵からも「赤い彗星のシャア」と呼ばれた(実際のカラーリングは真っ赤という訳ではなく、サーモンピンクである)。
後にガルマ・ザビを目の前でみすみす戦死させた責任(実際は、直接手は下さなかったものの事実上の謀殺)を問われドズルにより左遷され地球を流浪する時期がある。(この時にカバスでララァ・スンと運命的な出会いを果たすことになるのだが…)そしてキシリアの配下として戦線復帰する。
その際「シャア少佐」よりも発音しやすいという理由で二階級昇進し「シャア大佐」になる。
実はTV版ではキシリアに「シャア中佐」と一回だけ呼ばれていたが、誰も覚えてないので無かったことにして問題ない。
ガンダムのパイロットであるアムロとは彼がガンダムに乗った当初から好敵手であったが、実際に生身で対面したのは中立地帯のサイド6であった(初対面の際はアムロと気付かなかった)。
その後ララァを失った事などが契機となり、ニュータイプ能力を自覚出来るようになる。
最終決戦の舞台ア・バオア・クーではジオングに搭乗し、当初はサイコミュを十全に使いこなせない事に焦りを見せるも、ガンダム相手に相討ちまで持ち込むなど善戦。
脱出後はアムロとレイピアによる白兵戦にまでもつれ込むが結果はつかず、セイラに脱出を促した後、自身は歩兵用バズーカで脱出しようとするキシリアを射殺し、ザビ家に引導を渡した。
この時の有名な台詞、「ヘルメットがなければ即死だった」という発言から本人は負けを認めていたとも取れるが、ヘルメット越しにレイピアが刺さってかすり傷だったシャアに対し、アムロは利き腕の方の肩に突き刺さり重傷になっていた。
もしも実妹のセイラの制止がなければアムロの命はなかっただろう。
TV版ではそのまま消息不明になるが、劇場版ではア・バオア・クーを脱出する艦に彼のシルエットが映されている。
基本的に腕に自信があるからか、撃墜されるつもりはない=パイロットスーツを着ない(仮面をつける)と言う独特のスタイルを持っており、部下に身の安全を考えてパイロットスーツを着てくださいとお願いされても着なかったほど(別の機会にララァからもお願いされていたが、その時も結局着なかった)。
が、最終決戦の際にはさすがに着用した。
クワトロ・バジーナの項も参照。
ちなみにキャラデザイン当初は内に着ているハイネックが白のロングTシャツで、いわばヘンケンと同じような構造だったのだが、色指定の行き違いによりノースリーブとなってしまった。
初代の少年らしさが残るスレンダーな外見と違って、成人男性の逞しい二の腕を強調できそうということでそのまま決定されたらしいが、『いいトシしてキャプテン翼の日向小次郎みたい』と一部に揶揄される。
劇中では自身の立場や周囲の期待に迷い、色々と振り切れていない弱さが強調されており、ハヤトからは「キャスバル=シャア」として活躍して欲しいと言われながらも、指摘される度に「今の自分はシャアではない」と否定し続ける姿が見られる。
本人はいちパイロットとして振舞いたかった節もあるようだが、エゥーゴ代表であるブレックス・フォーラが暗殺された際の遺言を受けて遂に決心し、実質的なエゥーゴ代表としてダカールの連邦議会を占拠。
そこで自分が「シャア・アズナブル」である事を宣言した上でティターンズの非道を訴え、世論をエゥーゴ寄りに傾けることに成功し、その後もエゥーゴの要として政治的にもパイロットとしても活躍する
コロニーレーザーを巡る最終決戦「メールシュトローム作戦」に於いてハマーン・シロッコとの三つ巴の激戦を繰り広げた末、ハマーンとの一騎打ちに破れて生死不明となった。
Zガンダム最終話から約2週間後を舞台に始まる『機動戦士ガンダムZZ』では、前期OPアニメ及び第0話「プレリュードZZ」のナレーションに登場するものの、作品全体では未登場である。
当初は終盤に登場する予定があったが、『逆襲のシャア』の制作が決定した影響でその役目はグレミーに譲ることになった。
前作に比べて俗っぽい描写やフランクな言動が多く(劇場版ではケーキを指して「私の分は?」、「だから未だに嫁さんももらえん」など)、ある意味彼が最も生き生きとしていた時代であったとも言える。「ジオンのエースパイロット」「ダイクンの子」という呪縛から(逃げていたとも言える半面)解放されていた時期だったからだろうか。
TV版では作劇上戦闘の中心がカミーユである為にあまり目立った活躍はしていないが、劇場版では描写が見直され、カミーユの先輩としてきちんと振る舞い、戦闘シーンでの見せ場なども増えている。
小説「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 前編 」では戦場で相対したアムロとの問答で、戦争で狂ってしまったカミーユの事を聞かれ、才能があることで脆弱なのを美徳だと思っている連中は大衆に呑み込まれてしまったと表現している。
後年に発売されたPS版「機動戦士Zガンダム」シャア編に於いてハマーンとの最終決戦後が描かれた際には、大破した百式のコクピットからカミーユの精神崩壊を感じ取って覚醒したニュータイプすら押し潰される地球の現状に絶望。再三要請されていたネオ・ジオンの総帥となった。
当時34歳。生死不明のまま姿を消していたが、ネオ・ジオンの総帥として再び表舞台に立つ。
依然としてスペースノイドを弾圧する地球連邦軍に対して宣戦布告し、人類(アースノイド)粛清を掲げているがが、その真意は「アムロ・レイと正当な決着をつける」ことにあった。大仰な演説をしてみたり、あえて電車に乗ってみたりといったパフォーマンスをしたりと、本人も「阿漕なことをやっている」と自覚していた模様。
対等な条件で戦って勝利することが真の勝利であると拘り、アナハイムを経由してνガンダムの製造を担当していたフォン・ブラウン工場へとサイコフレーム技術をあえてリークしている。
アムロのリ・ガズィをファンネルをほとんど使わずにサザビーで一蹴し、連邦軍本拠地のあるチベットのラサへ小惑星5thルナを落とすことに成功。本命のアクシズ落下作戦では撃ちこまれた核ミサイルを全弾撃墜するなど優位に進めていたが、ロンド・ベルがアクシズに取り付くのを許し、本人もアムロの駆るνガンダンムとの格闘戦の末に粘ったが、最後はナナイが思念で横入りしたことに気を取られサザビーは激闘の末アクシズの表面で撃墜、沈黙。発射した脱出ポッドごと捕らえられてしまう。
ロンド・ベルがアクシズ分断に成功するも勢いが強すぎた為、地球の引力に引かれアクシズの後部が落下を始めたそれを見て勝利を確信する。しかし諦めきれないアムロが1機でアクシズを押し返する中で、自機に搭載されたサイコフレームの共振現象により発生した暖かな光に包まれ両者共に行方不明になった(富野監督、演者の池田氏曰く二人は「死んだ」と発言している)。
劇中では幾度となくアムロと言い争いを続け、最初から最期の瞬間まで分かりあうことは出来なかった。
秘書のナナイを愛人としていたりクェスを籠絡して自分の駒としていたが、自身はララァへの呪縛(『小説Zガンダム1巻 』パート7でこれが顕著な事が分かる)から離れる事が出来なかった。最期の瞬間に発した言葉も自分をNTとして導いてくれるはずだったララァをアムロが殺害したことに対する怒りだった。
劇場版の原案をベースに執筆された小説である、富野由悠季著の『逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』では最期の瞬間が違っており、ロケットペンダントに収められた妹・アルテイシアの写真を見ながら「(アクシズが落ちなかったのは)地球に住んでいるアルテイシアにとっては良かったのだな」と独りゴチるなど唯一の肉親であるアルテイシアへの情が伺える。また『逆襲のシャア』から『ガンダムUC』までを描いた特別番組『赤の肖像~シャア、そしてフロンタルへ~』でもシャアが最後に言葉を遺した相手はアルテイシアだった。
自他ともに認めるライバル。時代と共に敵→(立場上は)味方→敵とその関係は様変わりしていった。Z時代は酒を飲み交わし一見和解したような場面も存在していたが、この頃からシャアはアムロ打倒の計画を練っていたと思われる。
その優れたニュータイプ能力については危険視しており、ア・バオア・クーの決戦ではセイラの横槍で殺害のチャンスを逃したこともあり、これからニュータイプの時代が到来すると予感していたシャアはせめて自分の同志になるよう説得したがそれは叶わなかった。
あくまで腐敗した連邦に属して、いつかは連邦の内部改革を夢見るアムロとは結局道を同じくすることはなかった。また、最期までララァを巡る因縁も解消できなかった。
なお富野監督はZZ放送前のインタビューで「悩む事から脱したシャアはアムロを狡猾な手段を取らなくても倒せる」と発言している。
ザビ家への復讐、NTという存在、連邦からの独立、シャアの人生と思想を決定づけたと言ってもいい実の父親。物語開始時には既に故人であるが、その辺りのあれこれは父ジオン・ズム・ダイクンの記事を参照のこと。
オリジンでは、作者の安彦良和氏が逆襲のシャアをあらかじめ見ていたこともあって行動原理が最初から母の為にあったと改変されている。
シャアに残った唯一の肉親である妹。久しぶりに会ったら敵対する連邦軍の軍属になっていた。
強制的に軍から抜けさせるため、金塊を送りつけたりしている。その後数度の再会を経るも相容れずに決別し、Z以降では疎遠になったが、ダカールでの演説を見てシャアの真意を察知するなどやはり実の妹だけあって他人よりは兄の考えが分かるようだ。
妹からは複雑な感情を抱かれているようで、シャアがオールドタイプ(古きもの)を殲滅すると言った後ではブライトに「兄は鬼子だ」などと言っている。
シャアがカバスで見つけた少女。強いニュータイプ能力を持っていた。優しげで包容力があり、シャアのニュータイプ能力への羨望が悪化する原因になった。彼女の死はシャアとアムロ両者14年に渡って大きな影響を残すことになる。
シャア自身は彼女の能力を愛していたと述べており、ララァ自身もそれを自覚しながら尽くしていた。
一年戦争後にミネバ・ラオ・ザビを守るためにアクシズへ隠遁した際に知り合った女性(当時14歳。ちなみに当時のシャアは21歳である)。
ミネバに関して政治的にそりが合わなくなり、対立の末シャアはアクシズから離れ連邦軍に潜入することになった。
「Zガンダム」本編ではアクシズの事実上のトップとして登場。
TV版ではエゥーゴとの交渉にて再会するが、やはりミネバの教育を巡る問題で交渉は決裂する。
当のハマーンのみシャアに対する未練が根強く残っていたようで、その後頭を下げたら援護要請を受諾したり、何度も殺意を向けつつも最後の最後まで執拗に自分の元へ誘っている。
ZZの時代に於いてもシャアの幻影を見ていた所を見るに、彼女の懸想もかなりのものだったと窺い知れるが、一方のシャアは後のアクシズ落としの際に「忌まわしき記憶」などと言っている辺り、殆ど無かったものと思われる。
「0083」でもデラーズ・フリートがノイエ・ジールを受領する際にわずかに登場。
「Zガンダム」より過去の時代を描いた「機動戦士ガンダム C.D.A.若き彗星の肖像」に於いては新デザインで登場。「鉄の女」なイメージのあるハマーンからは想像も出来ない可憐な姿にネットでは「はにゃーん」との通称が付き、遂には「GジェネDS」や漫画「虹霓のシン・マツナガ」にもデザインが輸入されることに。彼女がアニメ劇中におけるあのような激烈な指導者になった経緯が克明に描かれており、己のカリスマと女の狭間で苦悩する姿も象徴的(詳細はハマーン・カーンを参照)。
「機動戦士ガンダム C.D.A.若き彗星の肖像」で登場。
一年戦争後にアクシズへ逃れたシャアの元へ付いた部下。非常に優秀な士官で、シャアが出撃する際に臨時の艦長を任された事もある。ハマーンとも比較的年齢が近かったため、姉妹のような関係を築いていた。
ジオン本国視察名目でシャアと共に地球圏へ行った際に想いを告げ、結ばれる。その後はシャアの子供を妊娠したことが発覚したがハマーンはシャアを一方的に慕っていた為嫉妬を買ってしまい仲が決裂。エンツォ派残党に襲われるもハマーンに見殺しにされお腹の中の子供と一緒に死亡してしまう。
シャアの女性遍歴の中では珍しく、非ニュータイプの一般的な女性である。
エゥーゴの女兵士。
一見して経験豊富で勇敢な女戦士なのだが、正体は戦場で戦いのスリルとイイ男を求め続けている。
クワトロに気があり、彼自身もまんざらでは無かったようだが、素顔を隠し続けるクワトロに失望し、またシロッコに惹かれた事もあってティターンズに寝返ってしまう。
そんな彼女が行方不明(アーガマ内では戦死扱い)となった時、カミーユは卑怯だ、もっと優しくしてあげれば良かったのにと言う前にとりあえずブン殴って、シャアは『サボテンが、花をつけている……』という一見よく分からないことを呟き、カミーユはさらに苛立たせている。
これはレコアが自室に遺したサボテンが花を付けているのを見て、まるで戦死したレコアへの手向けのように咲いていると感じて口にしたセリフであり、同時にサボテンの花言葉「秘めたる熱情」のとおり、アーガマで抑圧されていたレコアの本性がシロッコの側で開花する暗喩という解釈も出来る。
ちなみに、このセリフは「サボテンの花が、咲いている」と言い間違えられることも(池田秀一氏含めて)多い。
『逆襲のシャア』でのシャアの片腕とも言うべき女性。愛人でもある。
ネオ・ジオンの戦術士官で大尉でありながらニュータイプ研究所の所長を兼任しており、劇中後半アクシズで残ったシャアの存在を感知するなどニュータイプの素養がある部分を見せた。後作品においてサイコフレームの開発の主査をしており、後年にまで影響を及ぼした。
地球寒冷化作戦が建前でシャア本人がアムロとの決着に固執していることを見抜くなど聡明で、ジオン・ダイクンの息子として「スウィート・ウォーター」の救世主になったものの、地球を汚染するのが気がかりなシャアを慰め受け止めてくれるなどシャアの女性遍歴の中で最も気が効く女性。だが、シャアは一年戦争の時にララァおよびセイラがアムロとの戦闘に割り行った事で苦い経験をしているので、アクシズで最終決戦の際に思念を飛ばしてシャアを呼びかけた所「男同士の(戦いの)間に入るな!」とあえて突き放された。
強いニュータイプ能力を持つ家出少女。わがままで感情的に暴れる傾向があり、人の話は聞かないタイプ。
地球連邦政府参謀次官の娘だが、地球から宇宙を支配した気になっていてその上浮気性な父アデナウアーには愛想を尽かしていた。期待していたニュータイプらしきアムロにも刺激を感じなかったクェスは敵であるシャアに誘われてネオ・ジオンに参戦した。
ネオ・ジオンに入ってからのクェスは多少は強化されたもののNT能力を開花させていき、戦場の気を感知するまでに能力を拡大させた。その感知能力はアムロやララァが持っていると昔からシャアが思っており彼を魅了していた。
結局アムロとシャアが彼女が何を求め両軍を彷徨っていたのかを知るのは最後の最後だった…。
『Twilight AXIS』で登場。一年戦争から『逆襲のシャア』までシャアの専用機開発に携わっていたエンジニア。何気に(生きている女性として)シャアとは最も付き合いが長いく、ジオン→アクシズ→エゥーゴ→ネオ・ジオンで行動を共にしている。フラナガン機関のニュータイプ被検体として様々な実験に関わった故に永遠のハイティーンと云える容姿。
シャア専用ゲルググからサザビーに至るシャア専用MSを開発整備、シャアのアクシズでの地盤固めに奔走しており、ぶっちゃけ「赤い彗星」たるシャアが一番脚を向けて眠ってはならない存在。ニュータイプとしてはサイコミュ兵器は使えないが、前述の通りメカニックにおいて天才的冴え(外観見ただけで機体のコンディションが認知出来る)で相棒のダントン・ハイレッグと共にシャアの手足となる機体を用立ててきた。だが、聡いニュータイプ故にシャアの絶望も知ってしまっており(「この人の可能性になれなかった」と述懐)上記の女性陣では一歩引いた立場になってしまう。
アクシズでの戦争後サイド6に隠棲していたが、サイコフレームに携わっていた経緯からシャアと連邦を中心とした騒動に巻き込まれ、結果的にシャアの供養をする形で幕を引く事になった。シャアが去ってからの描写が見れる数少ない人物。
「シャアが来る」
曲そのものより、唯一使用されたシーンがあんまりにもあんまりなことで有名。
などがある。
また以下のような機体もあるが、厳密には専用ではなかったり搭乗していなかったりする。
宇宙に地上、空中に水中と、複数作品に敵味方として長年登場したこともあって、乗った機体はガンダムシリーズ至上最もバリエーション豊富なパイロットの一人である(ゲーム版等を除く)。
一年戦争後からZガンダムまでの空白の7年間のシャアの行動を描いた漫画。作者はZガンダム等のキャラクターデザインを手がけた北爪宏幸。
ZZ時代の既存キャラクター、そしてオリジナルのキャラクター・機体が多数登場する。シャアがクワトロになる過程や、シャアとハマーンの関係に対する“一つのアンサー”と言える作品。
ザビ家への復讐を果たしたシャアは地球圏の外に位置する小惑星基地アクシズへと逃れ、そこでニュータイプ能力を開花させつつある可憐な少女ハマーン・カーン(14)と出会う。ハマーンの父であるアクシズの指導者、マハラジャ・カーンのもとで情勢を安定させるために気を砕くシャアだったが、やがてエンツォ・ベルニーニ大佐の率いる主戦派との対立が表面化していくことになる。
北爪宏幸による漫画で、上記の「C.D.A」から設定を引き継いだ事実上の続編。今回もシャアの視点を中心として描かれ、本来の主役であるカミーユはもうひとりの主人公的扱いとなっている。
原作にあたるTV版や劇場版と比べて、クワトロとなったシャアの行動もかなり変わっている。例えば、エゥーゴに加わったばかりのブライトに早々に自ら正体を明かす。セイラ(アルテイシア)にも自ら会いに行く。アムロに対しても積極的に関係の緊張緩和を図る。などといった感じである。既存キャラクターの中では、特にカイ・シデンがすっかり陽気な性格になっている(ミハル関連で若干救済されているためか)のが見もの。
連載途中から「赤の分水嶺」という副題が付いており、今後の展開次第ではアニメ版の「逆襲のシャア」へつながる流れが大きく変わる可能性もある。
Ark Performanceによる漫画。時期的にはZZ後、逆襲のシャアまでの間の物語。
シャアはかなり物語が進んでからの登場となり、すでにネオ・ジオンの新しい総帥の座に就いている。なんとディジェのバリエーション機に乗ってしまう。さらに、レッド・ウェイラインやヴァースキ・バジャックといった実は因縁のあるキャラクターたちとモビルスーツ戦を繰り広げる。上記のアルレット・アルマージュも登場。
詳細は個別記事へ→機動戦士ガンダムMSV-R ジョニー・ライデンの帰還
初代機動戦士ガンダムをベースにしたアドベンチャーゲーム。
登場する人物が全員実写でシャアに至ってはガタイの良いケツアゴのおっさんというルックスで登場。更にタチの悪いことに、声は原作キャストのままである。
詳細は個別記事へ→GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH
2007年から2009年まで雑誌ガンダムエースで連載された、逆襲のシャアの3年後、U.C.0096の世界を描いた小説。著者は『∀ガンダム』のノベライズや『亡国のイージス』『終戦のローレライ』などでも知られる福井晴敏氏。
「赤い彗星の再来」と称される仮面の男「フル・フロンタル」がもはや朽ち果てるだけだったはずのネオ・ジオン残党を立て直し、「袖付き」としてラプラスの箱を巡る戦いを繰り広げる。
小説では容姿や声は"シャアそっくり"だがジオン共和国の用意した強化人間にシャアの絶望が取り憑いただけだった。
「ただ認めて、次の糧にすればいい。それが大人の特権だ」
フロンタルの正体は小説版と変更はないが、アニメ『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』の第21話で、実に31年ぶりに地上波でアムロ、ララァと揃ってシャアが登場した。
詳細は個別記事へ→機動戦士ガンダムUC
1987年から91年まで雑誌ニュータイプで連載された、逆襲のシャアの約100年後つまりU.C.0200年代を描いた小説。著者は富野由悠季。文庫本・ラジオドラマCD共に絶版、現代では中古でしか入手できず、再販の見込みは無い。
シャアの記憶(意識)をコピーしたマイクロ・チップを頭に埋め込まれた、シャアのクローンである青年アフランシはその内なる声に従い宇宙に出て反地球連邦組織メタトロンの指導者となり、地球支配を企む連邦政府のマハ・ゲイジスと壮烈な戦いを繰り広げていく。
掲示板
2550 ななしのよっしん
2024/11/07(木) 23:08:58 ID: 6qJjZuDtIh
ギュネイがいくつだろうと、13歳の女の子に言い寄ってその子が惚れてる男の悪評を吹き込もうとする
まぁ人のこと言えないわな……
2551 ななしのよっしん
2024/11/07(木) 23:11:39 ID: Y4HJFvYBXw
いや、気持ちはわかるよ
2552 ななしのよっしん
2024/11/08(金) 23:21:05 ID: tTzJPhfUT9
逆シャアの時点では年下の女を本気にさせたらどうなるか身をもって思い知ってるから参考にしていいのかどうか。
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/01(日) 06:00
最終更新:2024/12/01(日) 06:00
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