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アズールレーン/碧蓝航线とは、中国のビリビリ動画の子会社「芜湖享游网络技术有限公司」に開発され、日本では2017年9月14日から配信された艦船擬人化を題材としたSTGアプリゲームである。
通称は「アズレン」「艦B」 [1]。日本では中国系企業の株式会社Yostarが運営を行っている。
以降、本項では日本語版『アズールレーン』について説明する。
キャラクターの一覧に関しては、別記事が立っているのでそちらを参照 →アズールレーンのKAN-SEN一覧
もしこのゲームを始めようと思って初期艦選択に迷ったらこちらを参照→初期艦(アズールレーン)
このゲームのシステム解説と簡易な攻略情報についてはこちらを参照→アズールレーンのゲームシステム
このゲームを原作とするTVアニメについてはこちらを参照→アズールレーン(アニメ)
このゲームを原作するコンシューマーゲームについてはこちらを参照→アズールレーン クロスウェーブ
このゲームのスピンオフ、およびこれを原作とするTVアニメについてはこちらを参照→アズールレーン びそくぜんしんっ!
このゲームを初めてやる方へ
- リセマラは不要です
- このゲームでは、建造(ガチャ)はゲーム内資金とキューブというアイテムを消費して行います。これらは、ゲームをある程度頻繁にこなしていれば自然と溜まっていきます。
- 逆に言えば、ゲーム開始後試せるガチャ回数は少なく、そのチャンスにかけてリセマラを繰り返すよりは、一日でも速くプレイ開始して資金とキューブを貯めましょう。このゲームではリセマラは要りません。
- 「ゲームをはじめたタイミングの期間限定建造のキャラやコラボのキャラでどうしても今すぐ手に入れたい!」という場合はリセマラも手ですが、チュートリアルが長いため時間がかかる、ユーザーネームが同じ名前は重複とされて再登録が出来無いなどデメリットは多く、おすすめはしません。
- そして、このゲームではいわゆる人権キャラがいません。正確にはいるにはいますが、究極の高難度海域でもなければ下のレアリティキャラでも大きな差を感じることはありません。逆に「ポートランド」のようにレアリティRでもSSRキャラ並みに活躍するものもいます。まずは好きなキャラを育てたほうが楽しいです。その意味でも繰り返しますがリセマラは要りません。
- オート機能が充実
- ごく最初は手動操作で戦わねばなりませんが、基本操作を覚えるためと思いましょう。すぐにオート戦闘機能が開放され、各海域の攻略を進めればすべての操作をAIに任せる「自動攻略」も可能になります。他のことをやりながら最低限の操作で海域を周回できます。
最終的に高難度の海域ではオートでは突破が苦しくなってきますが、経験値稼ぎやアイテム稼ぎの範囲なら十分に対応できます。シューティングやアクションが苦手だからと尻込みする必要はありません。 - レベルを上げて物理で殴るで最初はいけます
- このゲームは、レベル差によるダメージ・被ダメージ補正がかなり強めに設定されています。なので、初期のプレイでは下手に装備や設備を充実・強化しようとするよりも、とにかく艦隊のレベル上げを急ぎましょう。海域を奥へ進めれば、装備や設備は後からついてくるように入手できます。
最終的な高難度の海域では最大レベル(2021年10月現在125レベル)まで行っても敵のレベルが若干上回るため、やはり装備や設備を整えなければなりませんが、もうそんなところまで行く頃には一通り強力なものが揃っているはずです。 - そして、「海域危険度」システムというものがあり、同じ海域を繰り返しクリアすればやがて「安全海域」となります。マスクデータとなっていますが、実は「安全海域」になると敵の内部的レベルが最大10も下がるため、大幅に有利になります。最初は苦労しても、「安全海域」にしてしまえばこっちのものです。
- 寮舎の拡張
- このゲームには「寮舎」という設備があり、キャラクターを休憩させて時間経過で経験値を得ることもできます。初期状態では2人しか入れません。入れる人数を増やす(拡張)するにはダイヤを消費します。つまり課金要素となりますが、絶対に無課金プレイにこだわるのでなければ、早急に3人に拡張しておきましょう。特に「潜水艦」は普段は育てにくい上に3人を育てておけば高難度海域で相当楽になります。
- 海域の☆埋め
- このゲームの海域にはどれも3つの☆(星)が設定されていて、一定の条件を満たすことで埋められます。これの報酬に少額ながらダイヤがあり、無課金または微課金プレイをしたい方には、プレイを進めるとどうしても避けられないドックの拡張や上記の寮舎の拡張に必要なダイヤを稼ぐ貴重な機会となります。積極的に埋めるのを目指しましょう。
- 課金はほとんど「着せ替え」
- このゲームでの大半の課金要素は「着せ替え」です。キャラクターとの「ケッコン」や上記の設備拡張もありますが、「着せ替え」を買わなければ無課金や微課金でもプレイ上大きな不利はありません。ガチャでよほど運が悪く資金やキューブが尽きた際に課金で補充できますが、あくまで最終手段です。
- フレンドや「大艦隊」
- このゲームではプレイヤー同士の対戦要素はほぼありません(せいぜい間接的な「演習」ぐらい)。そして公共のチャットルームやフレンドシステムがありますが、フレンドは同じサーバーのユーザー同士でしかなれないので、友人と一緒にやるときは示し合わせて同じサーバーで始めましょう。「大艦隊」というコミュニティシステムも有り、参加することで様々な特典を得られます。
概要
基本情報 | |
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ジャンル | アクション シューティング シミュレーション |
対応機種 | Android iOS |
開発元 | Manjuu Co.ltd Yongshi Co.ltd [2] |
運営元 | ビリビリ動画 (中) Yostar, Inc. (日) |
配信日 | 2017年5月25日 (中) 2017年9月14日 (日) |
価格 | 無料(アプリ内課金) |
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中国のビリビリ動画で配信された「碧蓝航线」のローカライズ版。
日本上陸は2017年夏を予定していたが、2017年9月14日に延期。2017年8月10日には事前登録サイトが公開された。
サービス開始から1ヶ月を待たずTwitterを中心に情報が拡散、サーバーが3つ増設される事態となった。12月7日には登録ユーザー400万人達成を発表している。
日本版の宣伝は日本版運営の株式会社Yostar自らが行っており、TGS2017では電撃ブースにて初の公開生放送が行われた。
またアズールレーンのサーバーは、全て日本国内のAmazonが預かっていることを発表している。これによりゲーム内での絵の規制、個人情報漏えいなどは起こりえないと発表している(リンク元)。
直近のイベント情報
サディアが主催した世界博覧会。その閉幕式期間にようやく会場に到着した指揮官。熱狂の雰囲気に妙な感触を覚えたのも束の間、何者かに操られたマルコ・ポーロが「神」の地上代行者と自称し会場を異界と化した。マルコ・ポーロ、謎の協力者、そして裏にいる「神」の野望を阻止すべく、指揮官は迫りくる次々の危機に対処しながら各陣営の仲間たちを集め始める――(公式サイト「メンテナンスのお知らせ」(8/17 14:00-20:00 予定)より引用)
期間限定建造でSSR戦艦「クレマンソー」、SSR軽巡洋艦「ギシャン」、SR戦艦「リヨン」、SR重巡洋艦「シュフラン」がピックアップ実装。イベントポイント引き換え、ピックアップ無し限定建造、および海域ドロップでSSR空母「パンルヴェ」が実装。イベントポイント累計報酬でSR駆逐艦「ケルサン」が実装。
レベル125認識覚醒実装に伴って各レベルの必要経験値が調整された結果、認識覚醒に達するKAN-SENが大量発生する状況が想定されるほか、UR艦の増加で限界突破や認識覚醒に必要な資金が増えていることへの対策が打たれた。
メイン海域9章~13章ではクリア時(中枢艦隊撃破時)に多額の資金を報酬として受け取れる。消費燃料も、上限値に軽減される。長時間委託、デイリー出撃以外にも高額資金稼ぎの手段が増えることになった。
2年ぶりの人気投票が開催。今回はWeb投票はなく、ゲーム内投票に統一されている。
第1回の上位三人「ベルファスト・綾波・エンタープライズ」第2回の上位三人「シリアス・長門・ローン」は「殿堂入り」として除外。10月14日以前に実装されたKAN-SENが投票対象である。
詳細と結果は→アズールレーン人気投票2021の記事へ
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2ヶ月程度の期間にわたって、「シーズン任務」をクリアすることで、様々なアイテムの他に「META」KAN-SEN(「META戦」によるものとは別)を入手することができる。
無料プレイでも「シーズン任務」はクリア可能だが、有料の「クルーズパス」を購入することで、任務ポイントをボーナス入手できたり、特定のKAN-SENの着せ替えがもらえる「SP報酬」を開放できる。「シーズン任務」の一部は個別に有料でスキップすることが可能だが、運営は「おすすめしない」とのこと。
レベル100を超えるKAN-SENの獲得経験値の一部を他のKAN-SENに配布するシステムとして「大講堂」があったが、これまでの「レベル99以下のKAN-SENしか経験値を受け取れない」「曜日によって講義を受けられる艦種が限られる」といった制限を撤廃した。
講義によって「経験値パック」を生成し、それをKAN-SENの艦船詳細画面での「Exp育成」で使用して経験値を配布するという方式となった。
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駆逐艦への性能的テコ入れとして、限界突破をMAX(3凸)まで終えた駆逐艦には下記効果のうち一つが追加されることになった。
- 全弾発射スキルの必要主砲砲撃回数が半分になる。つまり、全弾発射を連発できる。
- 魚雷攻撃時、魚雷の散布角が狭くなる。つまり、より全弾を目標に当てやすくなる。
- 兵装設備で得られる能力強化値がアップ。つまり、設備を装備することで得られる効果が大幅増。
どの艦船がどの効果を得られるかは各艦船のデータを見てのお楽しみである。
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従来のオート戦闘時、魚雷は装填が完了次第、「艦船の正面に向かって」自動で発射していた。これを、「魚雷の索敵範囲内にいる敵に向かって発射」するように改められる。
索敵範囲は装備される魚雷の種類によって微妙に異なり、一部の魚雷では索敵範囲を角度面あるいは距離面で強化したり、直線に近い軌道で撃てたりする。これで、場合によっては手動での全弾叩き込みに近いような状況も生まれることが期待できる。
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2019年3月22日、TVアニメーション「アズールレーン」公式サイトオープン。
監督は天衝、シリーズ構成は鋼屋ジン、制作はバイブリーアニメーションスタジオ。
2019年10月放映開始。 詳しくは →アズールレーン(アニメ)。
2018年9月13日発表。タイトルは『アズールレーン クロスウェーブ』。2019年8月29日発売。
開発はFELISTELLA、販売はコンパイルハート。ハードはPS4。
予約特典として「超次元ゲイム ネプテューヌ」より「ネプテューヌ」が参戦!
※ニンテンドースイッチ版も発売決定!2020年9月17日発売。
詳しくは →アズールレーン クロスウェーブ。
そして、7月8日(木)に「特別計画艦」の第4期が実装。
重桜:装甲空母「白龍」(CV:佐藤聡美)
鉄血:大型巡洋艦(超甲巡と同等)「エーギル」(CV:佐倉綾音)、空母「アウグスト・フォン・パーセヴァル」(CV:立花理香)
ユニオン:重巡洋艦「アンカレッジ」(CV:日高里菜)
サディア:戦艦「マルコ・ポーロ」(CV:三澤紗千香)
過去のゲーム内イベント情報
過去のゲーム内システム更新情報
過去のコラボ関連情報
これらについては、下記関連リンク内のアズールレーン攻略Wiki(日本語有志Wiki)を参照のこと。
あらすじ・世界観
地表の71%が水で覆われた青き星。人類はそんな世界で文明を発展させてきた。
しかし、そんな人類の繁栄は、突如海より出でた異形の敵《セイレーン》の出現により一変した。世界の90%の制海権は奪われ、人類は孤立し、生存を脅かされる。
圧倒的な力を有する外敵に対抗するため、人類は過去のいざこざを水に流し、軍事連合――《アズールレーン》を創設。人類のあらゆる英知を結集したアズールレーンの活躍により、セイレーンの攻勢を食い止め、制海権をある程度取り戻すことに成功する。
そうした中、人類の総力を持ってしてもセイレーンを完全に撃退できずにいる現状に対して、各陣営間で理念の違いが表面化。
あくまで人類の力のみでセイレーンに挑むべきか、それとも毒をもって毒を制すべきか――
勢力
本作は史実を下書きにしつつ、《セイレーン》という謎の存在に対する思想から対立する2つの勢力《アズールレーン》と《レッドアクシズ》の戦いを描いている。
ただしこれはストーリー上の話であり、プレイヤー陣営は建造・獲得したKAN-SENを陣営の垣根を越えて自由に編成して戦う事ができる。
一見「ゲームシステム上の都合」ともとれるが、実はこのシステムの設定自体に本作のストーリーや世界観の重要なネタバレになる要素が含まれていたりする。
なお、KAN-SENとは、『アズールレーン』に登場する萌え擬人化艦船の総称である。
詳細はこの記事へ → KAN-SEN
プレイヤーの分身である存在に関しては、KAN-SENたちからは「指揮官」と呼ばれている。これも『艦隊これくしょん』の「提督」と区別する意味合いがあるのだろうか。性別はつまびらかにされていないが、一部「お兄ちゃん」「少年」と呼ばれることなどから男性の可能性が一応高い。
詳細はこの記事へ → 指揮官(アズールレーン)
アズールレーン
セイレーンに対抗するために「ユニオン」「ロイヤル」「鉄血」「重桜」の4大国家を中心に設立された超国家軍事連合。ストーリー上では「連合」とも呼ばれる。
モデルは第二次世界大戦における連合国で、「人類の科学技術と天然自然の力による人類の発展」をモットーとする。プレイヤーの分身である指揮官がストーリー上所属しているのもこちらの組織である。
当時の人類の総力をもってセイレーンの攻勢を食い止め、戦線を押し戻すことに成功するが、対セイレーン戦における意見対立から「鉄血」「重桜」の離反と彼らによる新勢力《レッドアクシズ》の結成を招いてしまう。
重桜がレッドアクシズに鞍替えした後でありながらも、明石や不知火、ケルンなど一部のレッドアクシズ艦が同組織に留まっている。さらに、その後も新たに加入してくるレッドアクシズ所属の艦は後を絶たない。さり気なくこれも世界観設定に関わる重要なネタバレだったりする。
組織としての詳細はこちらの単語記事を参照 → アズールレーン(陣営)
- ■連邦制国家「ユニオン」
- モデルはアメリカ合衆国。
科学と自由を重んじる連邦制国家。科学技術の発展の方向性は航空技術に集中している。
物語の主役格であるヨークタウン級三姉妹が所属する。 - ■王政国家「ロイヤル」
- モデルはイギリス。
世界で最も造船経験のある王政国家。軍艦の性能はバランスが取れている。
王政の国らしく中世の衣装や装飾品を身に着けているのが特徴。 - ■東煌
- モデルは中華民国。
伝統と歴史ある大陸国家。敵対していた「重桜」が《アズールレーン》を脱退したため、「敵の敵は味方」の理屈で《アズールレーン》に加わる。
2018年3月現在では軽巡と駆逐艦のみ実装されている。 - ■北方連合
- モデルはソビエト連邦。
大陸の連合国家。《ロイヤル》と同盟し、鉄血と戦うための資源の支援を受けている。またセイレーンが初めに出現した北極海の「王冠」に一番近くに位置することから、その対処に追われて他に戦力を割けない状況にある。
2018年4月現在では軽巡アヴローラ(事前βテスト参加者対象の限定配布)のみ実装されている。
2018年9月の1周年記念イベントの任務報酬で正式にアヴローラを入手可能になった。 - ■アイリス
- 正式名称「自由アイリス教国」。モデルはフランス(ド・ゴール将軍の自由フランス)。
- アイリス教国神を信仰する宗教国家。元々は「アイリス」という一つの大きな陣営だったが、現在は二つに分裂しており、もう一方の片割れは「ヴィシア聖座」の名でレッドアクシズに属している。
- アイリスが降伏した際にロイヤルへと亡命した派閥であり、鉄血に対して徹底抗戦を貫いている。そのため同胞のヴィシア星座とは敵対関係にある。
- かつては計画艦の重巡サン・ルイのみ実装されていたが、2018年7月のイベントにて実装艦が本格的に登場した。
レッドアクシズ
《アズールレーン》を脱退した「鉄血」によって組織された、もうひとつの超国家軍事連合。
「《セイレーン》との戦いによって得られた彼女たちの技術を用いて人類のさらなる発展と革新を目指す」ことを主題に揚げている。アズールレーンとの違いは、あくまでも「人類の未来のためにセイレーンから得られた技術を用いるか否か」という一点のみであり、レッドアクシズ自体もセイレーンと戦うために設立された組織である。
ストーリー開始当初は盟主国である「鉄血」のみが4大国家で唯一所属していたが、序盤に「重桜」が鞍替えしてきたことにより4大国家は完全に真っ二つに分かれることになった。
- ■軍事国家「鉄血」
- 正式名称「鉄血公国」。
モデルはドイツだが、正しくはドイツ帝国にナチスドイツ要素を追加したもの。 - 《セイレーン》を解析したことによって得た力を自軍の戦力として用いる軍事独裁国家。
そのせいか、所属しているKAN-SENの艤装や装備に異形的なデザインをしているものが多い。 - ゲーム開始時のチュートリアルにおいて、戦艦ビスマルクがロイヤル陣営の巡洋戦艦フッドを攻撃。
アズールレーンvsレッドアクシズの戦端を開くことになる。 - ■君主制国家「重桜」
- 謎に包まれた君主制国家。モデルは日本(大日本帝国)。
ストーリー開始時点では《アズールレーン》に所属していたが、直後にユニオンの太平洋上の一大拠点であった真珠湾を奇襲攻撃し、《レッドアクシズ》に鞍替えした。 - 所属しているKAN-SENの肉体に獣耳、もしくは角といった人外的なパーツをつけていることに特徴がある。これは、イベントのイラストで現れた「重桜の民」がKAN-SENと同じような獣耳をつけていることや、公式4コマ「びそくぜんしんっ」のツイッター連載第005話・2でのコメントで、高雄が「重桜は御伽話の存在とともに共存している国ゆえ、異国の方からすればいささか珍しい外見を持つ子が多い。…そういえば翼やウロコの子もいるな」と語っていることから、そもそもの重桜の人種的特徴のようである。もっとも、これらはセイレーンの技術を取り入れて人種そのものが進化した結果であることが公式で明かされている。
- 現在、日本版で開放されている通常海域の敵は、全てこの陣営に所属するKAN-SENと量産型艦船である。ただしイベントについては「鉄血」のKAN-SENや、コラボ先のキャラクター、そして下記の通りセイレーンが敵として登場する場合がある。
- ■ヴィシア聖座
- モデルはフランス(枢軸側に協力したヴィシー・フランス)。
- 宗教国家「アイリス」のもう一つの片割れ。鉄血に降伏した際に庇護を求めた派閥であり、鉄血に対し徹底抗戦を貫く自由アイリス教国とは敵対関係にある。
2018年7月のイベントにて実装艦が本格的に登場した。史実では連合国、つまりアズールレーンに当たる側と対峙することになったが、このゲーム上では果たしてどうなるか注目された。結局は史実をなぞるように中立を宣言しながらもロイヤルやユニオンとの武力衝突に至っている。 - ■サディア帝国
- モデルはイタリア(イタリア王国)。
- 以前からその存在が仄めかされていたが、2019年9月のイベントにて実装艦が本格的に登場した。
- ロイヤルとは地中海の覇権を争うライバル同士であり、その流れからロイヤルが所属するアズールレーンと敵対していたレッドアクシズに加入することになる。しかしレッドアクシズの盟主である鉄血の支配下に入ることを良しとしているわけではなく、鉄血やロイヤルの動向によってはアズールレーンに鞍替えする可能性も示唆されている。そのため、鉄血とは同盟でありながらも相互監視の状態にある。
人類の敵「セイレーン」
《アズールレーン》設立の切っ掛けとなった人類に敵対的な謎の勢力。
一度は撃退されたが、完全に殲滅するまでには至っておらず、現在は《アズールレーン》と《レッドアクシズ》の二大勢力が争っている裏側で何らかの計画を実行に移すために暗躍している。
長らくストーリー上のみにチョイ役で登場する程度であったが、2017年11月下旬に行われたミニイベント「軍神の帰還」において、ついにプレイヤーたちの前にその姿を現した。
中国版のイベントではすでにボスとして登場している。
ついに、日本版においても2017年12月26日から開始された期間限定イベント『鏡写されし異色』にてラスボスとして出現。2018年2月26日から開始された期間限定イベント、『凛冽なりし冬の王冠』においては各ステージで遊弋する「エリート部隊」が出現することになった。
詳細はこちらの項目を参照 → セイレーン(アズールレーン)
謎のKAN-SEN「META」
アズールレーンとセイレーンの戦いに武力介入する、謎の第三勢力。
中でも「余燼」と呼ばれる軍団は、セイレーンに対して彼女らの思惑を阻止するという立場を取りつつ、アズールレーンに対しては意味深な語りかけを残していく。
「余燼」に属しないものもおり、彼女らの中にはアズールレーンに協力的な行動を取る場合がある。
いずれも「META」KAN-SENと呼ばれるKAN-SENの発達したような姿をしている。「META戦」と呼ばれる戦闘や「シーズン任務」をこなすことによりデータを集め、彼女らを入手することが可能。
詳細はこちらの項目を参照 → META(アズールレーン)
その他
中国版からの変更点
中国版では重桜の艦を仲間にした際に動物や植物の名称となっている(例:愛宕→犬 夕立→椿 など ※艦名は変更可能)。
関連として、以前『戦艦少女R』において旧日本海軍の名称を用いることが「軍国主義の美化」「ファシズム擁護」という指摘を受け、一時的な措置として日本の艦を動物等の名称に変えるパッチを配布したことがあった。[3]
中国版ではお色気表現等に対する強めの規制が存在するため、一部の艦船のグラフィックに露出の減少といった修正が施されているが、日本版での規制はiPhoneやandroidのプラットフォームの規制に限られるため、よりエロい幅の広い表現になっている。
イベントにおいては難易度調整、日本人がある程度が知っていると思われるネタを使ったパロディ、イベントの主要人物の切り替え、1937年9月に寧海と平海が空母加賀ら日本海軍航空隊の襲撃を受け後に鹵獲された件をモデルとするイベントの削除、ショートイベントで寧海と平海と逸仙が交流するのが綾波などの日本艦になるなど、いくつかのローカライズが見られる。
中国版では運営元の「ビリビリ動画」や中国VOCALOIDの「星尘」とのコラボイベントがあったが、日本版においては『高度な柔軟性を維持しつつ臨機応変に』と代理のミニイベントを行う事が仄めかされている。
星尘とのコラボイベント。ロイヤル(イギリス)軽空母「ユニコーン」の衣装獲得イベントとなっており、ストーリー中でも彼女の曲が流れる。指揮官(お兄ちゃん)がユニコーンと共に星尘のLiveを見に行くというミニイベントが挿入されている。
また日本版においては「ニコニコ動画」とのコラボが決定したことをニコ生にて発表している。2017年11月~12月にイベント「最近、綾波の様子が…?」が実施された。現在は終了。
重巡洋艦「インディアナポリス」について
中国版では長崎へ投下された原爆をモデルとした「FAT MAN」の名前が入った家具を、ポートランド級の図鑑報酬(ポートランド、インディアナポリス)によって入手できるが、日本版では姉ポートランドが妹を愛しているタペストリーに変更されている。
また、日本版において広島へ投下された原爆「Little Boy」(厳密にはその部品および核物質)を輸送した背景を持つインディアナポリスが初週特典で配布されるが、この艦が絵で座っている爆弾型のオブジェは中国版の家具と同様「FAT MAN」をモデルとしている。
なお、インディアナポリス自身は同じ中国の『戦艦少女R』やベラルーシで創業しキプロス出身の『World of Warships』、日本の『提督の決断』シリーズなどにも登場している他、映画『ジョーズ』に「インディアナポリスの生き残り」という設定の漁師が登場したりと、日本でも人気の創作作品にも縁が深い。
余談だが、2017年に日本で公開された映画『パシフィック・ウォー(原題USS Indianapolis: Men of Courage)』はインディアナポリスの搭乗員に起きた悲劇そのものを主題とした映画となっている。
登場艦・CV
登場艦船は特定の国家に限定されていないため、東はアメリカから西のヨーロッパまで幅広い軍艦をモチーフとしたキャラクターが登場する。
初期艦はユニオンのベンソン級駆逐艦「ラフィー」、ロイヤルのJ級駆逐艦「ジャベリン」、重桜の特型駆逐艦「綾波」の中から1人を選択する。この3人に図鑑報酬で入手できる鉄血の駆逐艦「Z23」も加えた4人組は、アズールレーンの看板娘として小説や漫画といった様々なメディアに度々登場している。詳細は初期艦(アズールレーン)の記事へ。
また上記の4人組には最初からLive2D機能が搭載されており、秘書艦に設定すると可愛らしく動く。設定でLive2D機能をOFFにする事も可能。2018年3月に実装された駆逐艦「雪風」や工作艦「明石」にも同じく実装されている。なお本国版ではLive2D機能を他の艦にも実装する動きがあり、日本版でも着せ替えを中心に実装が始まっている。
参加しているイラストレーターには今日の中国のサブカルチャー界の第一線で活躍している人気絵師が多く、Saru氏や麻将(神北小毬)氏、Lino氏やBison倉鼠氏など『戦艦少女R』や『少女前線』をプレイしている人にとっては馴染みの深い名前も見られる。
特にSaru氏は夕立や時雨、Z1やサラトガを初めとした多種多様な艦船を本作でも手がけている。
登場する艦種
前衛艦隊
- 駆逐艦
初期艦として初めて入手することとなる艦種。全ての艦種の中で最も数が多い。主砲の火力は低いが、その代わりに雷装が強い。軽装甲で耐久が低めだが、一部の例外を除いて速力・回避が高く設定されている。弾幕をかわしつつ、必殺の魚雷を叩き込むのが主な戦法。対潜水艦攻撃も得意。爆雷・ソナーを装備すればさらに対潜攻撃は強力になる。
- 軽巡洋艦
攻守のバランスが良く、敵艦載機の迎撃に優れる。速力・回避は中程度。副砲搭載タイプは優れた手数による砲撃で敵を削りつつ、主力部隊のサポートを受けるのが主な戦法。魚雷搭載タイプは駆逐艦同様に、雷撃を主軸としたヒットアンドアウェイ戦法も取れる。対潜水艦攻撃も行えるし爆雷・ソナーで強化できるのも同様だが、一般に駆逐艦より対潜能力は低い。
- 重巡洋艦
火力に優れ、耐久力も高いものが多いが、その代わりに速力・回避は低い。副砲搭載タイプは主力艦にも負けない火力で雑魚キャラを殲滅しつつ、ボスキャラにも大ダメージを狙っていく事ができる。魚雷搭載タイプは主砲の火力で敵を蹴散らしつつ、ボスキャラへ魚雷による大ダメージを狙える。対潜水艦攻撃は出来ないので、そちらは駆逐艦や軽巡洋艦に任せよう。また上位互換として「超巡洋艦」と呼ばれる艦種が存在する。 - 運送艦
重巡洋艦並の耐久力を持つが、攻撃は駆逐艦主砲による砲撃しか出来ない。艦隊での主な役目は、装備する専用兵装「積載」により、特定の艦種にシナジー効果を与えることである。
主力艦隊
- 巡洋戦艦
戦艦に次ぐ火力を持ち、耐久性もやや優れる。「ボム」としての主砲の他に、副砲で前衛艦隊を火力支援、また自爆ボートの迎撃ができる。戦艦よりも燃費が低いため、あまり火力を必要としない場合はこちらを編成するといい。
- 戦艦
最大級の火力に加えて非常に優れた耐久力を持つ、巡洋戦艦の上位互換。自爆ボートの迎撃能力もこっちが強力。高難度海域のボス戦では無類の強さを発揮するが、強力な分燃費がかなり悪い。調子に乗って何度も連れて行くと、あっという間に備蓄が枯渇することになる。
- 航空戦艦
戦艦の火力に加え、水上偵察機(水偵)による航空攻撃が可能なのが特徴。主砲の補正率が高い代わりに砲座が1つ少ない。また水偵を搭載するために副砲を外してしまっているため、自爆ボートの迎撃能力を失っている。肝心の水偵の性能が低く、ぶっちゃけ中途半端。長らく最初からこの艦種のKAN-SENは存在していなかったが、2023年に第6期計画艦として追加されたキアサージが初めて最初からこの艦種のKAN-SENとして実装された。
- 軽空母
爆撃機、雷撃機による航空攻撃ができるほか、戦闘機で敵航空兵力を迎撃可能。搭載力・耐久力は低いが、艦隊を回復させる事ができる強力なサポートスキルを所持していたり、条件さえ整えば空母に負けない火力を発揮することができたりと個性的な艦が多い。対潜値が設定されており、対潜攻撃機を装備することで敵潜水艦を攻撃できる。普通の攻撃機とは違って、設備スロットに装備するので注意。
- 空母
軽空母の上位互換。多くの航空機による圧倒的な攻撃が魅力。耐久力もかなり高めに設定されている。軽空母にも言えることだが、一部を除く大半の軽空母・空母は副砲を持たないため、自爆ボートを迎撃することができない。主力艦隊が空母系で統一されていた場合、前衛艦隊で処理しきれずに後逸するともろにダメージを被ることになるため注意。また対潜値の設定がないため、対潜水艦攻撃を行うことはできない。軽空母も含めて、空母のもつ「制空値」が海域の「制空権」を左右し、敵味方の与ダメージなどに微妙な変化をもたらすため、高難度海域ではその点に気を配ろう。
潜水艦隊
- 潜水艦
上記「救助信号」で探知した「救援任務」ステージと、3章以降の一部のノーマルステージ、イベント海域でのみ使用可能。プレイヤーによる手動操作は出来ない。コントロールできるのは呼び出しのタイミングのみである。一定時間潜行し、敵艦に魚雷を撃ちこむ。浮上して副砲(駆逐艦砲)で砲撃も可能だが、一部の艦を除き耐久が極めて低く設定されているためリスクが大きい。敵潜水艦を直接攻撃は出来ない。
キャラクターボイス(CV)
参加声優陣は上坂すみれや茅野愛衣など有名な日本人声優が多く、週刊アスキーのインタビューによると「中国語版・日本語版どちらもキャラクターボイスには日本語が使われている」とのこと。(日本コンテンツ好きなユーザーや二次元好きのユーザーをメイン層にしているため、日本の声優で日本語をしゃべらせる方が喜ばれているという) [4]
ただし、東煌に属する艦(寧海・平海姉妹、逸仙、鞍山級四姉妹)に限っては、中国版では中国人声優のボイスをセレクトすることが可能。
前述した2名のように、よく似たコンセプトの平行世界群では今作とは異なる艦船の声を担当した人もちょくちょく見受けられる。キャスティングについては、日本版開発会社の社長およびディレクター自らが行っているようである。なので時には中の人ネタや、声優オタク的な趣味に走ったセレクトも散見される。いいぞもっとやれ。
AppStoreには「多くの声優を起用している」と明記されているが、2020年以前はまだ担当声優が決まっておらずCVが未実装のKAN-SENも多く存在した。新規実装されるKAN-SENも、CV未実装で見切り発車される者も多い。しかし、CV実装は着実に進み、2020年3月27日のユニオン所属の軽巡洋艦リノへのCV実装をもって100%CV実装化が実現した。今後の新規実装艦でのCV実装の見切り発車はまだ起こりうるが、基本的にすべてのKAN-SENがしゃべるゲームと言っていい状況になったと言えるだろう。
KAN-SENの一覧
プレイヤーが入手できるKAN-SENの詳細についてはアズールレーンのKAN-SEN一覧を参照。
二次創作について
二次創作については公式サイトにてガイドラインを定めている(リンク元)。
関連動画
関連項目
関連用語
関連ゲーム・書籍 |
派生 / 二次創作 / クロスオーバー
ステージ / BGMイベント /ネタ公式番組 |
関連リンク
- アズールレーン公式サイト (日本版)
- 【アズールレーン】公式Twitter
- 碧蓝航线Wiki(中国語)
- アズールレーン(アズレン)攻略 Wiki (日本語有志wiki)
- Yostar presents 加隈亜衣のアズールレーディオ - 文化放送 ※放送終了
- アズレン すて~しょん - 音泉
- アズールレーン クロスウェーブ - コンパイルハート
- TVアニメーション「アズールレーン」公式サイト
脚注
- *「B」の由来については、「碧蓝航线」の読み(bì lán háng xiàn / ビーランハンシェン)や現地運営の「bilibili」など複数の説があり、はっきりしていない。
- *アズールレーン配信元インタビュー:「中国版艦これ」話題のゲーム会社に聞く (ASCII.jp 2017年10月20日)
- *もっとも、これは作品の権利を巡り対立していた相手側からの指摘であり、後に公式からパッチを適用しないように呼びかけられる類のものであった。また、基本的に現在の『戦艦少女R』やその他の中国の艦隊擬人化系ゲームにおいて、日本艦が獣化したり、動植物の名前になっているということは基本的にない。
- *アズールレーン配信元インタビュー:「中国版艦これ」話題のゲーム会社に聞く (ASCII.jp 2017年10月20日)
- *本作と同じく中国産の艦船擬人化ゲーム。絵師・声優に共通点がみられる。
- *運営担当の徐遅によると、「戦艦少女Rと同様に本作へインスパイアされている」とのこと(週刊アスキーのインタビューより)。
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