「一瞬の隙をついて敵を出し抜く……そういうギリギリのレースがしたいんだ」
ナカヤマフェスタ(ウマ娘) とは、Cygamesのメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。
実在の競走馬「ナカヤマフェスタ」をモチーフとするウマ娘である。 CV:下地紫野
概要
誕生日:4月5日 身長:159cm 体重:レースに支障なし スリーサイズ:B78・W54・H79
アウトロー気質の勝負師。無気力でブラブラしていたが、恩師の導きで、レースに身を投じるスリルに出会う。
ギリギリで生きることしかできず、ぬるい状況だと手を抜きがち。古き良き人情派で、よく裏路地で、見知らぬ人とホルモン煮込みをつついている。
ポーカーフェイスでハードボイルドな勝負師のウマ娘。普段はクールだが、賭け事にはめっぽう熱くなる。
彼女の中ではレースすらも賭け事であり、熾烈なレースの中に自分の存在意義を見出している。
ヒリつくような勝負に生を感じる、勝負師のウマ娘。分析や願掛けをしっかり押さえつつ、不利な状況を逆転するような熱い勝負を求めている。レースからギャンブル要素を廃している『ウマ娘』の中にあってギャンブル好きで、ポーカーや麻雀などのテーブルゲームも嗜む。
勝負服は一応制服風だが、水色のスカジャンにスタッズ付きのシューズとニーハイ、超ミニスカートの不良娘スタイル。イラストでは首に下げたヘッドホンに音楽プレイヤーが繋がっているが、耳が頭の上にあるのに聴こえるのだろうか。
ゲームでの扱い
育成未実装。サポートカードでは、2021年10月20日にSSRサポートカード[43、8、1]が実装された。これにより、育成シナリオ自体には出ないもののアオハル杯レースに出走する彼女を観れるようになった。
印象に残りやすいのは、ゴールドシップの育成・サポートイベントでゴルシの奇行に乗っかって激闘を繰り広げる姿だろう。
サポートカード
SSR[43、8、1]
中距離差し向けスキルを多数持つスタミナSSR。無凸から根性ボーナス、ヒントレベル2と高いヒント発生率が特徴。
ギャンブラーのナカヤマフェスタの性格を反映してか、連続イベントの一回目であえて体力が10さがる下を選ぶと、三回目のイベントで場合によってはスタミナと根性が+15、このサポカから初登場の金スキル「決死の覚悟」のヒントレベル3が取得できる。だが失敗すると根性+10、「決死の覚悟」の下位スキル「ありったけ」のヒントレベル3の上でやる気が下がってしまうという運否天賦な選択肢が待ち構えている。あげません!
余談だが、このサポカの名前の3つの数字は史実でナカヤマフェスタが勝利した2010年の宝塚記念に因んだものと見られており、
だと思われる。またサポカに書かれたステージに立つ後ろ姿のウマ娘は、衣装色から2位だったブエナビスタだと推測されている。
関連ウマ娘
- トーセンジョーダン
- 友人…だが、フェスタの交友関係は広いのか『うまよん』では毎回別の相手と絡むことが多い。モチーフ馬は同期。
- ゴールドシップ
- ゲームでよく絡んでいる。モチーフ馬は同じステイゴールド産駒であり、方向性は違えど指折りの問題児同士。
- サトノダイヤモンド
- サポートカード[その背中を越えて]のイベントで、ゴルシを交えて3人で「ジンクス破り」に挑むものがある。凱旋門賞つながりの組み合わせだと思われる(2010年代の挑戦者でウマ娘になっているのはちょうどこの3頭)。
- サクラバクシンオー
- 世代もまるで違うが、育成ウマ娘イベント「バクシン的な謎解き!」で登場。ナカヤマというヒントからナカヤマフェスタと中山レース場(中山競馬場)の二択となり前者を選ぶと
委員長力勝負会話イベントが発生する。
史実
日本馬として2頭目の凱旋門賞2着馬。有り余る闘争心で世界の頂に食らいついた勝負根性の鬼。
2006年生まれの牡馬。父ステイゴールド、母ディアウィンク、母父タイトスポット。父は今でこそ大種牡馬と評価されているが、現役時代は気性が悪い問題児として有名であり、それを当然受け継ぎがちな産駒たちの中でも最も気性が悪い馬がこのナカヤマフェスタだと言われている。しかしフェスタは同時に父の長所である、勝負所で発揮される激しい闘争心・勝負根性も受け継いでいた。
2歳時に新馬戦とG3東京スポーツ杯2歳Sを連勝して早くから頭角を現すものの、3歳時はG2セントライト記念の1勝のみでクラシックは東京優駿の4着が最高成績だった。4歳時はメトロポリタンステークスを勝利後、宝塚記念では同期の二冠牝馬ブエナビスタを残り100mで出し抜く差し切り勝ちでG1を初制覇する。
秋には蛯名正義とのコンビで凱旋門賞に挑戦することが発表されるが、まだG1を1勝しただけのナカヤマフェスタが通用するのか疑問の声も上がっていた。しかし、世界最高峰の舞台でもナカヤマフェスタの勝負根性は爆発する。最終コーナーで大きな不利を受けながらも直線で先頭に立ったナカヤマフェスタは、エプソムダービー馬ワークフォースに抜かれて尚も猛然と食い下がる。結果はワークフォースも最後まで譲らずアタマ差の2着に敗れたものの、凱旋門賞2着は同じく蛯名正義が騎乗したエルコンドルパサー以来11年ぶりで内国産馬では初。2020年までの通算でもオルフェーヴルを加えた3頭だけであり、着差だけ見れば現在までで最も凱旋門賞制覇に近づいた日本馬がこのナカヤマフェスタである。
帰国後はジャパンカップを大敗後に故障が発覚して長期休養、翌年再び海外遠征に挑んだが結果は伴わず、凱旋門賞の11着大敗を最後に引退、種牡馬入りした。産駒はやはりというか気性難の傾向があり、そもそも競走馬になれない馬が多いとも言われているが、ガンコがG2日経賞を勝ってステイゴールド系の意地を見せている。
詳細は当該記事へ→ナカヤマフェスタ
関連動画
関連静画
関連項目
- ウマ娘 プリティーダービー
- 蛯名正義
- エルコンドルパサー(ウマ娘) - 蛯名と凱旋門賞に挑戦
- マンハッタンカフェ(ウマ娘) - 蛯名と凱旋門賞に挑戦
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https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E3%83%8A%E3%82%AB%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%28%E3%82%A6%E3%83%9E%E5%A8%98%29