メジロマックイーン(ウマ娘) とは、Cygamesのメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。
実在の競走馬「メジロマックイーン」をモチーフとするウマ娘である。CV:大西沙織
概要
誕生日:4月3日 身長:159cm 体重:微増(現在必死に調整中!)
スリーサイズ:B71・W54・H76名門メジロ家に生まれたお嬢様。優雅ながら思い上がらない性格と品格は、他のウマ娘の羨望の的である。長距離走者としての才覚は一級で、メジロ家にとって特別なレース『天皇賞』の勝利を第一に目指している。休日は同家の者でアフタヌーンティーを楽しむ。
気品あふれる正統派お嬢様で、勉強やトレーニング、立ち居振る舞いにも余念がない努力のウマ娘。
実際には「メジロの名に恥じないように」と多少無理しているようで、大好きなスイーツや野球のことになるとボロが出ることがある。しかし、そのことがむしろシリアスからギャグまで広く演じられる「名優」ぶりを発揮しているといえ、アニメ・ゲームともに、主役でも脇役でも存在感を発揮している。
年下のトウカイテイオーから一方的にライバル視されているが、基本的にスルーしている。そして、ゴールドシップとはなにか特別な縁を感じている。
趣味
普段はストイックに振る舞っているが、趣味も豊富。むしろ、どんなことにでも真面目に挑戦しようという心意気がいろんな方向に発揮された結果でもある。
メジロ家のウマ娘は、自分の名前の元ネタである趣味を持つことが多いが、マックイーンもそれにならって映画鑑賞が趣味である。しかし、それが判明するのが「なまけ癖」がつくことのあるイベントで、しかもトレーニングをサボって『来襲!スペース野球ゾンビ』なるB級映画を見に行くものであることから、クソ映画ハンター疑惑を持たれている。これは、名前の元ネタであるスティーブ・マックイーンが、無名時代に『マックイーン最大の危機(The Blob)』というB級SF映画に出演していたことのパロディと思われる。
別のイベントでは『大脱獄』『5時間インフェルノ』のどちらかを見に行くが、こちらもマックイーンの主演映画のパロディ。こちらはトレーナーも選んでいるので、マックイーンだけが特にクソ映画ハンターと断言はできない。どちらのイベントでも映画自体は普通に楽しんでいる。
メジロライアンに連れて行ってもらってから野球観戦(本人は「スポーツ観戦」と少しぼかしている)が趣味になったが、名前の元ネタであるライアン以上にのめり込んでおり、会話イベントではライアンの側が少し引いている。 →やきうのお馬さん
他のウマ娘にも増してスイーツに目がないが、太りやすい体質であるため我慢している。しかしときたま我慢できなくなり、そのことで失敗することも多い。その裏返しからかダイエットにいいと聞いた食べ物にも目の色を変えることがあり、ホヤを食べようとするが見た目で躊躇するエピソードがあるなど、マックイーンのギャグ面はその多くが食べ物ネタである。
料理は素の状態では全くできないが、「おばあさま」に作ってもらった白いお汁粉を再現しようとトレーナーと奮闘したこともある。このお汁粉は、旧メジロ牧場(現レイクヴィラファーム)と同じ洞爺湖町に実在する土産物店が発祥である。しかし、このメニューが登場したのは2005年と、現実のマックイーンの最晩年である(翌年死去)。
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アニメでの活躍
トレセン学園に編入してきたスペシャルウィークをトウカイテイオーが学園内を案内する過程で登場。図書室で静かにするように2人を注意した。
その後、チーム選びをする最中にライバル視されているトウカイテイオーから「スピカ」へ勧誘されるが、その背景には何が気に入られたのか度々彼女にちょっかいをかけていたゴールドシップからの要望であった。
最終的にはゴールドシップの人参役者の前に屈する形で「スピカ」に加入した。入部当初はゴールドシップ始めとするスピカの面々に振り回されるも、次第に心を通わせる様になる。
そのせいか、トレーナーをシバく際にプロレス技を出して来るが、その技はプロレス技どころか、何故か『キン肉マン』に出て来る技ばかりでゴルシよりエグい。具体的にはコチラ。
- 第1期7話 - パロ・スペシャル(ウォーズマン)
- 第1期8話 - スピニングトーホールド(テリーマン)とダスカの腕十字固めのツープラトン
- 第1期OVA14話 - ロメロスペシャル(ラーメンマン)
- 第2期1話 - クロスボンバー(ネプチューンマン、ゴルシはビッグ・ザ・武道ポジ)
- 第2期3話 - タワーブリッジ(ロビンマスク)
そして、第2期ではトウカイテイオーと並ぶ主役格に抜擢されている。
ゲームでの扱い
育成ウマ娘:エレガンス・ライン
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育成ウマ娘:エンド・オブ・スカイ
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育成ウマ娘:さざ波フェアレディ
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育成目標
- ジュニア級6月:メイクデビューに出走
- ジュニア級12月後半:ファンを3000人集める
- クラシック級9月後半:神戸新聞杯(G2)で3着以内
- クラシック級10月後半:菊花賞(G1)で3着以内
- シニア級4月後半:天皇賞(春)(G1)で1着
- シニア級6月後半:宝塚記念(G1)で2着以内
- シニア級10月後半:天皇賞(秋)(G1)で1着
サービス開始時から育成ウマ娘として初期☆3[エレガンス・ライン]が実装されている。
習得可能スキルの内容からは完全に先行・長距離特化だが、適性は逃げB・中距離Aと最低限の流動性はある。固有スキル「貴顕の使命を果たすべく」が逃げ・先行ならほぼ確定発動と言える安定性があり、マックイーン自身との噛み合わせも完璧。
ただし、条件が緩いがゆえに「最終コーナーと終盤の開始が重なるレース」だと加速前の終盤初っ端で出ることになって無駄が生じる。チャンピオンズミーティングなどでの採用ではその点が重要になり、最適なのは発動が適度に遅れる長距離か、逆に中盤で最終コーナーが来る短めのレースとなる。
史実でダート経験があるのでダートもEとわずかに適性があるが、短距離~マイルに全く適性がないのでいくらチームのダート要員が不足していても代用には厳しい。
固有のランダムイベントとして、オグリキャップと並んで食べすぎ(太り気味)イベントが2種類ある。スペにもないのに……。1周年アップデートでは、選ぶと体力がさらに回復するのと引き換えに太り気味になるリスクも増える第3の選択肢「むしろお腹いっぱい食べよう!」まで追加された。
それ故か他の育成ストーリー及びメインストーリーでも登場の際に食べ物関連のイベントに事欠かない。でも、シリアスブレイカーはどうかと思うの「おしるこ!」。
また、アニメ2期の完結に合わせて、テイオーと共にアニメ2期で登場した新勝負服バージョンの☆3[エンド・オブ・スカイ]が実装された。
名称はテイオー共々、史実のTM対決の前に武豊が言った「あっちが地の果てなら、こっちは天まで昇りますよ」という発言が由来と思われる。
基本的な傾向は同じだが、成長率がスタミナからパワーに10%移動し、長距離用ばかりだった速度アップスキルが無条件の「ハヤテ一文字」になったり、初期版が「春ウマ娘○」なのに対して「秋ウマ娘○」を持っていたりと、秋の中距離G1で戦うことを意識した感のある内容。ただし回復スキルは長距離用なので、長距離向きには違いない。
こちらの固有スキル「最強の名を懸けて」は、「最終コーナー以降に『前め(3位以内)』で『力が尽きかけ(スタミナ35%以下)』『詰め寄られる(後ろが1馬身以内で追い抜く対象になってから1秒以上経過)』」と、一転して制限が多い内容。もっとも『力が尽きかけ』は文面ほど厳しい制限ではないようだが、『詰め寄られる』の達成が噛み合うかどうかにも依存するので総合的には不安定である。そういった評価[1]だったため1周年のバランス調整で(条件は据え置きだが)スタミナ45%以下に緩和、効果時間が5秒から6秒に強化された。
・・・が、それでも加速中に暴発したりと使い勝手の悪さは変わらず、2周年でのバランス調整にてスタミナ条件の撤廃、発動タイミングが終盤に絞りこまれた事で暴発の可能性が低くなった為に今までの評価が一変。一躍強力な固有に生まれ変わった。テイオー同様、発動時には「ユメヲカケル!」が流れる。
2022年7月末にはスペシャルウィークに続いて初の3種類目の育成ウマ娘として水着版[さざ波フェアレディ]が登場。
新規の「すごく」回復レアスキルを搭載し、固有では持久力を参照してロングスパートをかけるという、メジロブライトとよく似た性能になっている。
史実では秋の菊花賞まで重賞に出走しなかったため、序盤の目標にゆとりがあり、目標の総数も少なめ。史実通りの天皇賞(春)、そして史実では幻に終わった天皇賞(秋)の春秋制覇が肝となる。長距離に特化、とはいかない内容で、目標の合計が中距離4戦(実質5戦)・長距離2戦となるので、URAファイナルズを長距離に調整するのも何気にかなり難しい。
目標が少ないのは、目標外レースで体力を食いたくないアオハル杯では若干不利にも感じるところか。
シナリオはこの時期におけるライバルと言えるメジロライアンとの関係をクローズアップしている。一方でテイオーはこの時期までだと関わりがないので全然登場しない。
新勝負服版実装と同時にサトノダイヤモンドがサポートで実装されたのに合わせて、秋のシニア級三冠(天皇賞(秋)・ジャパンカップ・有馬記念)を達成するとサトノダイヤモンドがお祝いに来る強力なメリットイベントが追加された。これは両バージョンで発生する。
固有二つ名は「名優」。「マックイーン」という名前は俳優のスティーブ・マックイーンが由来で、それに掛けてそのように称されたものである。
菊花賞と天皇賞(春)を勝利、スタミナ1200以上、ファン数320000(=レジェンド)が条件。実質的にはスタミナをカンストさせるかどうかだけが課題であり、育成方針に著しく左右される。
特殊実況は、菊花賞勝利直前に史実通りのものが聞ける。しかしゴール手前で出る都合上、他にも細かい条件があるようで(詳しくは不明)、聞けない場合もある。
また、初期実装の「メインストーリー」第1章はマックイーンが主役である。
こちらではチーム・シリウスの一員であり、ラストランを終えたチームのエース・オグリキャップの後を継ぎ、同時に正トレーナーを任された新米トレーナー(プレイヤー)と共に奮闘する。第1章を最後まで閲覧すると、マックイーンのSSRサポートカード[『エース』として]も入手できる。
第2章も第1章から地続きで「シリウスに加入したライスシャワー」の物語となっているため、引き続き出番が多い。第3章以降ではレース的な関わりのない立場になりながらもゴルシと同列の賑やかし要員として出番が多い。
メジロマックEーン
「デビュー戦後はファン数(3000人)稼ぎの目標で始まるのだが、期間はジュニア級いっぱい(12月後半までの12ターン)」
「マイル適性のないマックイーンがジュニア級で出られる唯一のG1であるホープフルSは12月後半」
「G2以下でも中距離の重賞はG3京都ジュニアステークスのみで、OPやPre-OPも少数(長距離は皆無)」
「レースに出るメリットはレースのグレードに比例するため、できるだけG1を中心に出走すべきである(URAファイナルズを長距離にしたい場合はさらに「中距離への出走数を極力絞る」という動機も加わる)」
という要素を踏まえ、効率的なプレイを理解したがゆえに「G2以下に出たくないしホープフルに直行しよう」と考えてしまうと、(当然、G1なので相手も比較的強い)ホープフルSで運悪く惨敗してしまいファン数がろくに増えず、2戦1勝(メイクデビュー分)・目標未達成で終了という事故がたまに起こってしまう。
他にもファン数目標から始まるウマ娘は初期でも(条件が緩いものも含めて)数人、追加でも時々見られるが、マックイーンはその中でも屈指の厳しい条件であり(後述)、マックイーンならではのあるあるとして定着することとなった。
序盤ゆえにやり直しは容易いので割り切って突っ込むのも手だが、序盤の動きが上手く行っていたり、継承ウマ娘のレンタルを行っている時などは素直に下位のレースで目標達成しておきたい。
無難なのは前述のG3京都ジュニアステークス(11月前半)だが、残り体力によっては12月前半の1ターンを回復に費やすことになる上、年明けは体力回復イベントもあり無駄になりやすいのでOPレースにはなるがジュニア級中距離レースの初戦となる芙蓉ステークスでさっさと目標クリアしておくのも手である。
「Make a new track!!」だと目標レースの概念がないため、マックEーンとは無縁である。
なお、「デビュー戦だけではサポートボーナス込みでも目標のファン3000人を達成できない」「未達成だと12月後半で育成終了」なのを逆手にとってデビュー戦をクリアしたらあとは適当に育成し、未達成のまま育成を終了させてデイリーミッションの「育成でレースに勝利しよう」「育成を1回完了しよう」の2つを素早く達成することができる、というある種のメリットもある。ハルウララ金策程では無いがウマ娘達のキャラクター性を無視したドライなプレイであるので道義的には良いことではないのだが、そうは言ってもそこそこ時間のかかる育成を毎日1回以上回すのは決して容易なことではなく、また毎日1回でも間に合わない期間限定ミッションやイベントミッションの「育成を○回完了」系をこなす為には致し方ないというプレイヤーも結構いるだろう。特別移籍が毎週開催されるようになった現在では、そのために移籍させるウマ娘を手早く用意する手段としても有用である。
類似条件との比較
- オグリEキャップ、ファEンモーション
同じくジュニア級12月後半までだが、マイル・中距離の両方を走れるので、「まず朝日杯FSor阪神JFに出て、ダメだったらホープフルに出る」という隙を生じぬ二段構えにすればリスクは格段に小さくなる。
また、マイルなら途中に使える重賞が多数あるので、G2以下で妥協するならマックイーンのような不都合は遥かに少ない。 - ヒシEアケボノ
ジュニア級12月前半まで、短距離・マイル適性しかないという逆パターン。しかもマイル適性Bなのでちょっと苦しい。
しかし、上記の通りマイル以下を走れるなら妥協が容易であり(短距離も使えるなら尚更)、短距離路線だと元からG1だけでやっていくのが難しいので妥協のデメリットも気になりにくい。 - マンハッタンカフE
中距離すらBしかない=ジュニア級には距離適性Aで出られるレースが無いが、クラシック級1月後半までなので失敗しても取り返しがつく。ただしその後の重賞は1月前半のG3京成杯だけなのでそこは我慢が必要。 - マチカネタンホEザ
やや趣が異なる「ジュニア級12月後半までにG1で1回5着以内」という目標を課され、マイル適性がDなので補強しない限りはホープフルで満たすしか選択肢がない。
マックイーンだと5着でアウトになる可能性があるが、マックイーンにすら多少あるリカバリー・保険の余地が(通常は)皆無であり、後方脚質故にブロック事故も起きやすかったりとマックイーンと同等以上の逸材?と言える。 - Eナリワン
事情はオグリ・ファインと同様だが、マイル適性がB止まりなのに加えて、得意脚質が追込(先行Bだが先行だと両バージョン共に固有が機能しない)なのでブロックによる事故が起きやすいという不安定要素がある。 - コパノリッキE
ジュニア級12月後半までで、ダートは重賞レース自体が12月後半の全日本ジュニア優駿しかない。適性Cしかない短距離を除くとPre-OPの数すら芝中距離より少ないため、単純にマックイーンより厳しいと言っていいだろう。
サポートカード
実は奇妙な仕様があり、通常なら統一されている所持スキルがR版とそれ以外(SSR版)で全然違う。
SSR:京都レース場○、道悪○、雨の日○、コーナー巧者○、直線巧者、スタミナキープ、抜け出し準備、深呼吸、内弁慶、別腹タンク(10種)
R:京都レース場○、春ウマ娘○、スタミナキープ、深呼吸、長距離コーナー○、リードキープ、栄養補給、かく乱(8種)
長距離・先行型という方向性自体は共通しているのだが、被りはわずか3つ。特筆すべき点としては、R版は育成[エレガンス・ライン]のスキル構成と被っているものが多い。
アオハル杯でもこの仕様が影響し、SSRを編成した場合とそれ以外での登場時にスキルが変わる。
また、プレシーズンの終盤で対戦相手として登場した時にやたら強い(高いステータスと噛み合うスキルで長距離に出てくるため、仲間任せだと大抵能力不利になる)のも語り草。
後に他のウマ娘でも所持スキルの違うサポカが登場するようになっていったが、ある意味先取りしていたと言えなくもない。
SSR[『エース』として]
前述の通り、メインストーリー第1章の報酬。スタミナタイプ。
スタミナは初期実装SRが少ないため、初期にサークルptを稼ぐ大きな動機となった。
最大の比較対象となる第2章のライスシャワーと比べて友情トレーニング性能が高めで、それ以外はソツのない性能。
決定的な差としては、あちらのレアスキルがほぼ無価値なのに対して、こちらは発動タイミングによるムラがあるがまだ実用的な部類に入る「クールダウン」である。入手不確定だが。
ただしアオハル杯だとシナリオリンクによってライス編成時にも「クールダウン」が取れる[2]ため、この点は実質帳消しに近くなり、サポート効果での比較になる。
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楽曲
- Waiting for Tomorrow
- 作詞:中村彼方 作編曲:中土智博
- CD「STARTING GATE 05」収録。
彼女らしく気品があり孤独から抜け出して一歩ずつ進もうとする前向きな曲となっている。
- NEXT FRONTIER
- Special Record!
- ユメヲカケル!
- 木漏れ日のエール
- BLOW my GALE
- 共通曲以外のゲーム版歌唱対応。前者2曲は史実勝ち鞍(天皇賞・宝塚記念)より。後者2曲はアニメ主演による。BLOW my GALEはチームスピカでは唯一対応している。
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関連ウマ娘
- 同級生。当初から一方的にライバル視されている設定で、アニメ版は1期から設定を引き継いだ2期でテイオーが主人公なのに対しマックイーンがもう一人の主人公ポジションとして切磋琢磨する。また、アニメ2期に際して対となる新衣装が与えられ、固有スキルでは互いの衣装の羽根を受け取ってパワーアップする演出になっているが、上記にある通りマックイーンの育成シナリオでは全く出番が無く、サポートカードやTSクライマックス等のイベントが少数あるのみ。アニメと違いチームメイトでない為か、あくまで周囲に居る友人の一人に留まる。
史実では1年後輩。実際にライバルと目されていたが、怪我などが理由でレーススケジュールがかみ合わず、対戦したのは1992年天皇賞(春)の「TM対決」一度きりとなってしまった。
- 何かとちょっかいを出してくる相手で、マックイーンのチームスピカ加入も彼女がきっかけである。その後も何かにつけて絡んでは偶然にも目に何かが入ってゴルシが悶える、というのがアニメのお約束になっていた。
ゲームでも似たような関係。マックイーンはゴルシをおとなしくさせる方法をある程度熟知している様子。一方、彼女の夢にまで出てきて寝不足の原因になったりもする。メインストーリーでは、チームシリウスの新リーダーとしてプレッシャーを抱えるマックイーンをメンタル面で支える。
史実では孫。自身が2006年没、ゴールドシップが2009年生まれなので面識はないが、芦毛や体の大きさ、スタミナの強さが遺伝している。ゴールドシップの気性難は一般的に父ステイゴールドの血とされるが、マックイーン自身も1991年天皇賞(春)では元祖「1着のポーズ」で北野ミヤ総帥に尻餅をつかせ、現役終盤では気性難で周囲を悩ませていたため、当時を知るファンからは「お前も大概だっただろうが」と突っ込まれることがある。
- 史実において天皇賞(春)3連覇を阻んだ因縁の相手。
アニメではほぼその一点でフィーチャーされる関係だが、ゲームのメインストーリーではチームメイトの立場故、終始面倒を見て彼女のレースに対しての奮起を大いに後押しし、自身も彼女の可能性を信じ続けて天皇賞で真っ向勝負をした。アニメと結果こそ同じだが、マックイーンの描写が多く割かれており主人公としてのマックイーンの一面をアピールしている。
ライスの育成シナリオではミホノブルボンと並ぶ巨大なライバルであり毅然とした姿でライスにとって憧れの存在。
- ルームメイト。ゲームでは、勉強のことや体調管理についての相談相手。特に、スイーツの誘惑に駆られがちなマックイーンをサポートしている。アニメではルームメイトという設定も表に出ておらずあまり絡まないが、マックイーンが天皇賞(春)3連覇をライスシャワーに阻まれたあと、イクノが励ますシーンがある。直接の絡みでは無いがマックイーン(とゴルシ)以外でキン肉マンの技(キン肉バスター)を披露したウマ娘であるのでおそらく寮の部屋の蔵書にキン肉マンがあると思われる。
史実では2回対戦経験があり、1993年宝塚記念でワンツーフィニッシュを飾った。競馬ファンの間ではマックイーンはイクノディクタスに惚れていたとされる。実際に初年度の種付け相手となり、産駒キソジクイーンが存在する(未勝利で繁殖入り)。
- 史実における2歳年上のスターホースであり、ゲームのメインストーリーでは「チームシリウス」の尊敬する先輩。メインストーリー冒頭は彼女のラストランでの応援の為、矢も楯もたまらず関係者ブースから観客席に降り立った。トゥインクル・シリーズを引退したオグリから「シリウス」を託される形でエースとして悪戦苦闘していく中、OGとして「シリウス」の相談に乗ってもらうなど何かと世話になっている。メジロライアンと異なり(菊花賞後90年は全休)史実での対戦は無かったが、後述の通り「葦毛の最強馬」の座を受け継ぎ、オグリキャップが保持していた中央競馬の賞金王を更新し、鞍上を引き継いだ武豊騎手と共にスターホースとしての存在感を確かにするなど何かと繫がりがある。
- メインストーリー「チームシリウス」の仲間たち。ライスシャワーとの天皇賞(春)以降レース描写は無いが(チーム練習等で参加はしている)、リーダーとしてトレーナーと共に支える立場になり、要所においてトレーナーや仲間にアドバイスしている。なお、チームスピカと異なりモブウマ娘を除くとチームメイトでは最も学年が低く(スペは中等部だが一学年上)、「年下の先輩」という奇妙な構図になるのはご愛敬。
- アニメ、ゲームにおいてマックイーンのファンとして登場。またアニメSeason3のマックイーンはサトノダイヤモンドのGI初制覇へ導く立役者となっている。
史実では生きている時代も血縁関係も全く重ならないが、ステイヤーであり菊花賞馬である。当初はメジロライアンの陰に隠れていたマックイーンに対し、サトノダイヤモンドは超高額で買われて相応の期待をかけられた良血馬という点は対照的と言えるか。
- アニメ2期ではトウカイテイオーに憧れているが、史実におけるキタサンブラックの成績はどちらかというとメジロマックイーンに近いこと(菊花賞勝利・天皇賞春連覇・古馬戦線を完走等)が本人の記事でもネタにされている(トウカイテイオーに戦績が似ているのはライバルのドゥラメンテの方であり、アニメSeason3でも描写されている)。キタサンブラックのストーリーで自身のレーススタイルが確立できず悩んでいたキタサンに対して、彼女のトレーナーから依頼を受けた事が切っ掛けで彼女の資質をいち早く気付き、後押しをしている。
- 同じメジロ家の親戚。アニメでは帰省したときぐらいしか絡まないが、ゲームでは互いのシナリオでライバル関係が強調されている。一方、マックイーンに野球観戦を勧めたのは彼女であり、学園内では野球の話をしている。もっとも、マックイーンがここまでのめり込むとは思っていなかったようだが…
史実では同期にしてライバル。当初はライアンの方が期待を寄せられていたが、菊花賞での勝利を機に評価が逆転していく。
- メジロ家の親戚。アニメではトウカイテイオーの天敵としての印象が強い一方、マックイーンとは対戦こそ何度かあるもののあまり絡まない(春天でライスシャワーを共に称えたぐらい)。 ゲームでは、メジロ家内の相談相手になっているらしく、マックイーンは彼女の明るい性格にみんな救われていると評価している。
史実では、ライアン・マックイーンと共に「メジロ87年組」とされた三頭の一角。しかし2頭に比べると遅咲きであり、マックイーンには毎回惨敗していた。おまけに自分が勝ったレースに限ってマックイーンがおらず、結局一度も勝っていない。
- 史実同期以外のメジロ家の家族たち。全員高等部であるが、史実を顧みてかアルダンは年長者への敬意を以って接しており、ドーベル・ブライトとは同年代に近い接し方になっている。ブライトは特に(史実の父である)ライアンと同等にマックイーンを尊敬しており、天皇賞ウマ娘マックイーンの後継になろうと切磋琢磨している。
- アプリ3周年を機に登場した史実における孫。ゴールドシップと並ぶ『ステマ配合』(父ステイゴールド・母父メジロマックイーン)の出来星→じじまご。
ただ史実でのマックイーンそっくりの容姿のゴールドシップと比べ、オルフェーヴルは容姿や性格を含めてマックイーンよりも父ステイゴールドの伯父に当たるサッカーボーイ(ウマ娘シンデレラグレイ出演のディクタストライカが該当)に似ている。
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史実
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1987年生まれ。父メジロティターン 母メジロオーロラ 母父リマンドという血統。半兄に菊花賞・有馬記念を勝利したメジロデュレンがいる。
メジロ牧場は日本ダービーと同等以上に天皇賞・春(距離3200m)の制覇を最大目標としており、特にメジロ牧場社長だった北野豊吉が「ティターンの子で天皇賞に勝て!」と遺言を残してからは、徹底して長距離的な配合をしていた。メジロマックイーンはその結晶だったと言って良い。
ウマ娘では絶壁華奢な印象の容姿(身長はそこそこ)になっているが、馬体重およそ500kg弱の立派な大型馬である。
大型馬にありがちな体質の弱さからデビューが現3歳(1990年)春シーズンまで遅れ、その間に台頭したメジロの同期筆頭株メジロライアンに対し、マックイーンは(天皇賞制覇の使命があるとはいえ)その次点のような立場であった。
しかもソエ(骨膜炎)の完治を待ったために本格始動は秋からとなり、この時期に主戦を務めた内田浩一の騎乗ミスもあって菊花賞には何とか滑り込む形となった。しかしそこで1番人気で出走していたメジロライアンを抑えて勝利。実況を担当した杉本清の「メジロでもマックイーンの方だ!」は名言の一つである。
そして91年は武豊を背に天皇賞(春)に1番人気で出走し、完勝。見事に祖父メジロアサマから続く親子三代制覇を果たす。天皇賞(秋)は圧勝したが、進路妨害で18着降着(なお、この降着で勝ち馬券144億円が紙屑になった)となり春秋制覇は逃すも、翌92年もトウカイテイオーを退け2連覇。3連覇を賭けた93年はライスシャワーに敗れるも、宝塚記念に勝ってG1・4勝目を挙げ、秋初戦の京都大賞典ではコースレコードで圧勝して健在ぶりを誇示。世界史上初の獲得賞金10億円超えを記録するも、繋靭帯炎を発症して秋のG1シーズンを走らず引退。
6歳(当時の表記では7歳)秋まで現役という息の長さでありながら、21戦中2着以内に入らなかったのはわずか3回(3着、4着、降着)という非常に安定した成績を残した。殊にスピードに関してはレコード勝利が示す通り、引退前まで成長し続けていたと言われる。あまりにも安定して強かったがゆえに、オグリキャップほどのアイドル的な人気を得るには至らなかったものの、タマモクロス・オグリキャップから続く「芦毛の最強馬」の座をオグリ引退後3年に渡って守り、スター騎手武豊とのコンビで中央競馬の主役として長期間活躍した。
その後は種牡馬入りし、4代天皇賞制覇が期待されたが、遂に直仔からはGI馬は出なかった。しかし、ブルードメアサイアー(母父)としては優秀な成績を収めており、ドリームジャーニー・オルフェーヴル・ゴールドシップ・タイセイレジェンドと4頭のGI馬を輩出した。特にゴールドシップは2015年に天皇賞(春)で勝利を挙げている。
詳細は当該記事へ→メジロマックイーン
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関連動画
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芦毛の名優が一番ですわ 静画といえばコレですわ |
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ニコニコ静画マンガ
ニコニ立体
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関連項目
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脚注
- *固有が発動した時点で負けかかっている状態であり、2周年のバランス調整を迎えるまではユメヲカケル!が負け確BGMと皮肉られていた
- *アオハル杯優勝必須で難易度が高い、ヒント入手がエンディングなので育成中は使えないなどの差異はある
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- アグネスタキオン(ウマ娘)
- アグネスデジタル(ウマ娘)
- アストンマーチャン(ウマ娘)
- アドマイヤベガ(ウマ娘)
- イクノディクタス(ウマ娘)
- ウインバリアシオン(ウマ娘)
- ケイエスミラクル(ウマ娘)
- エアメサイア(ウマ娘)
- エイシンフラッシュ(ウマ娘)
- エスポワールシチー(ウマ娘)
- オルフェーヴル(ウマ娘)
- カツラギエース(ウマ娘)
- カルストンライトオ(ウマ娘)
- カレンチャン(ウマ娘)
- キタサンブラック(ウマ娘)
- キングヘイロー(ウマ娘)
- コパノリッキー(ウマ娘)
- サイレンススズカ(ウマ娘)
- サウンズオブアース(ウマ娘)
- サクラチトセオー(ウマ娘)
- サクラチヨノオー(ウマ娘)
- サクラローレル(ウマ娘)
- サトノクラウン(ウマ娘)
- サトノダイヤモンド(ウマ娘)
- サムソンビッグ(ウマ娘)
- シュヴァルグラン(ウマ娘)
- シリウスシンボリ(ウマ娘)
- シンコウウインディ(ウマ娘)
- シンボリクリスエス(ウマ娘)
- シーザリオ(ウマ娘)
- ジェンティルドンナ(ウマ娘)
- ジャングルポケット(ウマ娘)
- スイープトウショウ(ウマ娘)
- スティルインラブ(ウマ娘)
- スペシャルウィーク(ウマ娘)
- スーパークリーク(ウマ娘)
- ゼンノロブロイ(ウマ娘)
- タップダンスシチー(ウマ娘)
- タニノギムレット(ウマ娘)
- ダイイチルビー(ウマ娘)
- ダイタクヘリオス(ウマ娘)
- ダンツフレーム(ウマ娘)
- ツインターボ(ウマ娘)
- ツルマルツヨシ(ウマ娘)
- デアリングタクト(ウマ娘)
- デアリングハート(ウマ娘)
- デュランダル(ウマ娘)
- トウカイテイオー(ウマ娘)
- トランセンド(ウマ娘)
- ドゥラメンテ(ウマ娘)
- ドリームジャーニー(ウマ娘)
- ナイスネイチャ(ウマ娘)
- ナカヤマフェスタ(ウマ娘)
- ナリタトップロード(ウマ娘)
- ネオユニヴァース(ウマ娘)
- ノースフライト(ウマ娘)
- ノーリーズン(ウマ娘)
- バブルガムフェロー(ウマ娘)
- ヒシミラクル(ウマ娘)
- ビリーヴ(ウマ娘)
- ビワハヤヒデ(ウマ娘)
- フサイチパンドラ(ウマ娘)
- フジキセキ(ウマ娘)
- フジマサマーチ(ウマ娘)
- フリオーソ(ウマ娘)
- ブエナビスタ(ウマ娘)
- ブラストワンピース(ウマ娘)
- ベルノライト(ウマ娘)
- ホッコータルマエ(ウマ娘)
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