メジロライアン(ウマ娘) とは、Cygamesのメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。
実在の競走馬「メジロライアン」をモチーフとするウマ娘である。 CV:土師亜文
概要
誕生日:4月11日 身長:163cm 体重:微増(筋トレ効果)
スリーサイズ:B87・W57・H86筋トレ大好きなスポーティー娘。名門メジロの生まれながら、名家ぶったところはなく、その性格は爽やかそのものである。幼なじみのメジロマックイーンに引け目を感じており、本当は彼女のように速く可愛くありたいと願っている。
体は強いがハートは少し繊細。
さわやかで明るい、ベリーショートな髪型がトレードマークのウマ娘。レースで負けた悔しさをそのまま次へのモチベーションに転換できる健全な精神の持ち主。
実は髪を伸ばしたり、女の子っぽい恰好をしてみたいという願望がある。(リニューアル前)
ボーイッシュなスポ根気質のウマ娘で、筋肉を愛でる筋肉バカな一面もある。バレンタインにはチョコを渡したい生徒で行列ができる。その一方、内心は乙女なところがあり、少女漫画が好き。名門「メジロ家」の一員であり、こう見えてもお嬢様。意外とナイスバディの持ち主でもある。
元ネタの馬は短く刈り込んだたてがみをトレードマークとしており、彼女のベリーショートは恐らくそこが由来。ウマ娘のような側頭部に耳が無いデザインの獣耳キャラはサイドの髪を伸ばすか、ウオッカのようにアクセサリーをつけて顔の横に耳が無い違和感を減らすことが多く、顔の横がすっきりしているライアンはわりと思い切ったデザインである。
勝負服は陸上ウェアに近い装飾の少ないデザインだが、シューズは極端に高いハイヒールになっている。野球のピンストライプ柄のユニフォーム風のインナーの胸元には「Ryan」と名前が書かれており、イラストが初公開されたキャラクター名前予想クイズでは最も予想が容易だったキャラと思われる[1]。縦縞の袖は本家メジロ牧場の勝負服を反映しており、メジロ商事名義のメジロマックイーンとメジロドーベルが無地なのとは異なる。
アニメでの活躍
Season1では、当時未発表だったメジロブライトの代役を務める。第7R、第10Rの2度の天皇賞(秋)に出走しているほか、EXTRA R(第13話)の有馬記念にも一瞬だけ姿が見える。
他の史実と無関係に出走しているウマ娘は、おおむね「別の年の同レースに出走していた[2]」という後のゲーム版の仕様を反映しているのに対し、こちらは「ウマ娘化されていない競走馬の代役に親が出てくる」という一部ウマ娘のシナリオの先駆けとなっている。
第10Rでは同じメジロ家のメジロマックイーン、メジロドーベルと共に優雅な食事を楽しんでいた。
Season2は史実的に現役の時代(91年~)が元ネタとなっているものの、本領を発揮する91年宝塚記念の前後が飛ばされてしまったためレースでの活躍はなく、マックイーンの同門としての登場に留まる。
ゲームでの扱い
ステータス(☆1) | |||||||||||||||||||
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スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ | |||||||||||||||
87 | 66 | 95 | 71 | 81 | |||||||||||||||
バ場適性 | |||||||||||||||||||
芝 | ダート | ||||||||||||||||||
A | G | ||||||||||||||||||
距離適性 | |||||||||||||||||||
短距離 | マイル | 中距離 | 長距離 | ||||||||||||||||
E | C | A | B | ||||||||||||||||
脚質適性 | |||||||||||||||||||
逃げ | 先行 | 差し | 追込 | ||||||||||||||||
F | A | A | F | ||||||||||||||||
成長率 | |||||||||||||||||||
固有スキル『燃えろ筋肉!』⇒ 『レッツ・アナボリック!(☆3~)』 |
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レース終盤のコーナーで前の位置につこうとして加速力が少し上がる ☆3以降は効果が「前の位置につこうとして加速力が上がる」に変化 |
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ウマ娘テンプレートボックス |
育成目標
- ジュニア級6月:メイクデビューに出走
- クラシック級1月前半:ジュニアカップ(OP)で3着以内
- クラシック級4月前半:皐月賞(G1)で5着以内
- クラシック級5月後半:日本ダービー(G1)で5着以内
- クラシック級10月後半:菊花賞(G1)で3着以内
- クラシック級12月後半:有馬記念(G1)で3着以内
- シニア級4月後半:天皇賞(春)(G1)で3着以内
- シニア級6月後半:宝塚記念(G1)で1着
- シニア級12月後半:有馬記念(G1)で1着
概要
サービス開始時から育成ウマ娘として初期☆1[ストレート・ライン]が登場。☆3まで才能開花すると専用勝負服になる。
育成シナリオは日本ダービーまではアイネスフウジン、それ以降はマックイーンとの関係が中心。史実通りに宝塚記念でマックイーンを破った後、史実では故障で不振に終わる2度目の有馬記念で、ラストランを予定していたオグリキャップを打ち倒すことになる(オグリのラストランは史実では1度目の有馬)。
本人の適性は中距離型なのに主要なライバルがステイヤーのマックイーンであるため、目標レースでは主に長距離でマックイーンと競い合うことになってしまう。そのため、
「クラシック三冠+天皇賞(春)+宝塚記念+有馬2回の高難易度レース欲張りセットな目標設定」
「長距離が目標に4回もあるのに長距離適性B」
「スタミナの成長率ボーナスなし、初期値もかなり低い(おまけになぜか根性も低い)」
「終盤で後方の特定範囲(かなり狭い)につけることが条件の固有スキルは差しですら発動しにくい」
「最初の目標であるジュニアカップがOPとはいえ適性Cのマイルなのでうっかりすると事故る」
「菊花賞以降のメインライバルになるマックイーンがかなり手強い」
「特に最後の有馬記念はマックイーンだけでなくオグリキャップまでもがやたら強い」
といった理由により、初期実装組の中でも攻略難易度は最難関の部類に入る。
まずは継承で長距離適性をAに上げ、低いスタミナは因子やサポートカード、回復スキルなどで補う必要がある。固有スキルの発動のしにくさはどうにもならないので、差しならスペシャルウィークやシンボリルドルフ、先行ならマックイーンやマルゼンスキーなどの強力で発動しやすい固有スキルを継承して補いたいところ。
菊花賞→有馬記念→天皇賞(春)と続く長距離3連戦がまず正念場で、ここを乗り越えるためにしっかり弱点のスタミナを補強しないといけないわけだが、そればかりにかまけていると他のステータス(主にスピードとパワー)が伸びず、その後の1着指定の宝塚記念と有馬記念でマックイーンとオグリにちぎられて育成終了に直行してしまう。
情け容赦のない有馬記念のマックイーンとオグリをなんとか打ち倒してURAファイナルズまで到達しても、長距離を攻略するためにステイヤーとして育成したのにURAファイナルズが中距離になってしまい、本領を発揮できず敗退という展開も多く、うまぴょいへの道は険しい。
中距離で勝てるスピードとパワー、長距離を走れるスタミナと根性、足りない部分を補うスキル発動やバ群に埋もれるのを防ぐための位置取りに必要な賢さと、バランスを取りつつ器用貧乏にならない育成が求められる。
育成中は非常に発動しにくくあてにならない固有スキルだが、貴重な加速力効果であり(☆3まで才能開花して)上手く発動にこぎ着けると非常に強力。また、覚醒レベル5で習得するレアスキル「昇り龍」もコースに依存する面はあるが噛み合えば非常に強力で、両方ハマれば凄まじい速度で追い上げていく。
安定性より爆発力が要求され、ステータスの低いモブがいないため中盤のうちに簡単に前に出たりもしないチャンピオンズミーティングではその本領を発揮しうる。☆3にして覚醒レベル5にするという下準備が大変だが、上手く決まればステータス的に格上の相手もぶっちぎれるポテンシャルがあるので、なかなかチャンピオンズミーティングで勝てないという人はアナボリック+昇り龍ライアンを試してみてはいかがだろうか。
また、固有スキルの条件は「終盤のコーナー」なので、最終コーナーが早いコースや最終以外のコーナーで終盤が始まるコースでも最速発動を狙うことができ、色々なコースに対応できる。本人も因子次第ではどの距離でも走れる適性なので、意外なところで活躍できるかもしれない。
専用二つ名「麗しき実力者」の取得条件は「メジロの冠名がつくウマ娘にGⅠで1回以上勝利し、菊花賞、宝塚記念、有馬記念で勝利して、ファン数が240000人以上になる」というもの。現状だと最初の条件は実質マックイーン限定だが、URAファイナルズまで到達すればマックイーンへの勝利と宝塚記念・有馬記念勝利は自動的に達成されるので、意識して達成すべきは菊花賞の勝利とファン人数だけであり、専用二つ名の中ではかなり取得が簡単な部類。普通に攻略してるだけで取れていることも多い。
特殊実況は「シニア級宝塚記念で勝利」以外に条件はないので、もともと1着指定の宝塚記念を突破すれば聞くことができる。
サポートカード
サービス開始時から、SR[鍛えて、応えて!]とR[トレセン学園]が初期実装。得意トレーニングはパワー。
後にSSR[爽快!ウイニングショット!]が実装された。
所持スキルは「道悪○」「雨の日○」の緑スキルふたつと、中距離スキルの「テンポアップ」(レース中盤に前の方だとわずかに好位置を取りやすくなる)と「中距離直線○」(直線で速度がわずかに上がる)の4種。加えて共通育成イベントで回復スキルの「ペースキープ」を取得できる。
ランダムイベント2種はそれぞれ選択肢で、ひとつに体力最大値+4、もうひとつに体力30回復と優秀なものが揃っている。
SR[鍛えて、応えて!]
こちらではバスケをしている。
連続イベントで位置取りスキルの「垂れウマ回避」を取得可能。
性能は、得意率アップがゼロだがヒントボーナスが強く、固有ボーナスによりレースボーナスが最大10%になる。
得意率がゼロなわりには非友情トレーニング性能もパワーSRの中で並程度なので、優先的に使う理由としてはヒント狙いだろう。両緑スキルが光る内容のチャンピオンズミーティングとかを待ちたいところである。
SSR[爽快!ウイニングショット!]
得意トレーニングは根性。
マックイーンにお株を奪われている野球ネタのカードになっている。ウイニングチケットではない。
連続イベント1回目でやる気体力アップor「先行のコツ○」を貰える。ランダムで来た時にも嬉しい。
レアスキルは「食い下がり」上位の「勝利への執念」(確定)。
あの[7センチの先へ]エアシャカールでおなじみだが、別に使えないスキルというわけではない……が決して強いスキルでもないので、スキル目当てでの採用は考えにくい。中距離用なので所持スキルの傾向と合うのは幸い。
こちらもレースボーナスが最大10%だったり、固有ボーナスがパワー&スキルptボーナスで通常の根性ボーナスと合わせて3種もの基礎ボーナスが入るという点が特徴だが、元々採用されにくい根性タイプとしてはちょっと厳しいところか。
楽曲
関連ウマ娘
- メジロマックイーン
- メジロ家の一員。幼い頃から姉妹のように親しく、そして尊敬の対象だが、少女としてもウマ娘としても完全無欠(?)のお嬢様であるマックイーンに対して抱いてきた劣等感はライアンの人格形成に悪い意味で大きな影響を及ぼしている。モチーフ馬は同期のライバルで、人間で言えば従兄に当たる。なおモチーフ馬の方では早い時期から注目の的だったのはライアンの方で、菊花賞での「メジロでもマックイーンの方だ!」という実況に象徴されるように、マックイーンは遅れを取る立場だった。ウマ娘では2頭の立ち位置が史実と逆転していることになる。メインストーリーではマックイーンは「チームシリウス」のリーダーを務めている関係で、メジロ家とは距離を置いているため接点が少ない。
- メジロドーベル
- メジロ家の一員。当初はマックイーンの友人としてコンビで登場することが多く、ドーベルの目ではライアンとマックイーン双方とも自身との格の違いを見せつけられていた。ドーベルの育成実装により、幼少期から面倒を診ているのが判明、ドーベルは面と向かっては素直になれないが感謝と敬意を抱いている。モチーフ馬は娘。
- メジロブライト
- メジロ家の一員。幼少期から面倒を看ていたので「ライアンお姉さま」と慕われており、ブライトの育成シナリオ及びメインストーリー最終章では重要な役割を担う。モチーフ馬は息子であり、後継者。
- メジロパーマー
- メジロ家の一員。アニメ2期で共に登場はしているが関わりはない。マックイーンに劣等感を抱くライアンだが、パーマーにしてみれば「優秀な親戚」で一纏めなようだ。モチーフ馬は同期だが、遅咲きのパーマーが開花する頃にはすでに引退していた。パーマーの育成シナリオでは史実の展開が前倒しで再現されている関係でマックイーンと共に絡む事になる。
- アイネスフウジン
- ルームメイトで気の合う友人。彼女からは「ライアンちゃん」と呼ばれている。モチーフ馬は同期のクラシック戦線でのライバルで、弥生賞・皐月賞・ダービーと三度戦い1勝2敗。
- オグリキャップ
- 2歳上のモチーフ馬オグリキャップの引退レースとなった90年有馬記念で対戦。勝敗に加えて語り草となる出来事があった(後述)点も印象的なレース。育成シナリオでは史実より出番を増やし、クラシック有馬記念で初対峙して以降、その自然体でありながら圧倒的な存在感からマックイーン同様ライアンにとって「越えるべき壁」として強く意識する。クラシック・シニアの有馬記念での彼女が異常に手強いのは史実再現であり、彼女たちに勝つことが正しくメジロライアンのifストーリーとも云える。
- メジロアルダン
- メジロ家の一員。サポートカードが同時実装された際にカードイベントで相互に登場。年長らしく常に敬語で接しており、マックイーン同様深窓の令嬢として憧れの存在。モチーフ馬も2歳年上。
- ナイスネイチャ
- モチーフ馬は1歳下で、路線は近いがライアンの稼働期間もあって対戦機会は少なく、91年有馬記念の1回。ネイチャ育成シナリオにおいてトウカイテイオーと同格の「キラキラ」を持っていると評され、有馬で対戦した後、成長を志したネイチャの行動からメジロ家に「1日留学」することに。その際にネイチャから「どうしてそんなに強い気持ちでいられるの?」との問いにマックイーン経由で「ライアンは自身を信じてないからこそ徹底的に身体を鍛えて証明してきた」と返答。この点から見てもマックイーンがライアンを最も評価しているのが伺える。なお、年下のためか「ネイチャちゃん」と呼んでいる。
史実
本当の強さは、誰も知らない。
未完の大器と謳われながらG1一勝でターフを去った、天才・横山典弘騎手が認める「一番強い馬」。
1987年生まれの牡馬。父アンバーシャダイ、母メジロチェイサー、母の父メジロサンマン。母は天皇賞馬メジロティターン(メジロマックイーンの父)の異父姉。メジロの同期には他にもマックイーン、メジロパーマーと3頭が後にG1を勝つ豊作の年であり、中でもライアンは特に期待をかけられたという。
ちなみに、マックイーンとドーベルの馬主は関連会社の「メジロ商事」名義であり、「メジロ牧場」名義でデビューしたライアンとは勝負服が異なっている。両社とも胴の柄は共通した「白・緑一文字」だが、「商事」は袖が緑一色、「牧場」は袖が白地に緑の縦縞となっている。
また、名前の「ライアン」の由来はメジャーリーグの名投手、ノーラン・ライアンである。ウマ娘の方の勝負服のモチーフと「マックがやきうのお馬さんになったきっかけがライアンとの野球観戦だった」というエピソードはこれが元ネタである。
1989年7月デビュー。新馬戦と2戦目を敗れて休養に入るが、秋には当時デビュー4年目の横山典弘の手綱で4戦目で初勝利し、6戦2勝で2歳シーズンを終える。休養中に皮膚病に罹り、頭を掻いているうちにたてがみが抜けてしまったため、厩務員にたてがみを短くカットされ、角刈りのような「ライアン・カット」がトレードマークになった。
3歳になるとジュニアカップと弥生賞を連勝。しかし皐月賞ではハクタイセイの3着、東京優駿(日本ダービー)では歴史的勝利を飾ったアイネスフウジンの2着、菊花賞前哨戦の京都新聞杯は勝利するが、菊花賞ではマックイーンの2着に敗れてクラシックは無冠に終わり、ライアンを勝たせるためマックイーンに回避させた有馬記念でもオグリキャップの劇的勝利の前に2着に敗れる。
4歳時は中山記念を2着の後、天皇賞(春)をマックイーンの4着に敗れるが、宝塚記念では圧倒的一番人気のマックイーンの猛追を振り切りG1を初勝利。ついに本領発揮かと思われた矢先、競争生命に関わる屈腱炎を発症。一度は復帰して5歳時の日経賞で復活の勝利を挙げるも、屈腱炎の再発により引退。
横山典弘は勝てない時期も「ライアンが一番強い」と言い続け、自身の未熟さで勝てなかったライアンとの経験が成長に繋がったと感謝を述べている。JRAヒーロー列伝のポスターに書かれたキャッチコピーは「本当の強さは、誰も知らない」。もっと勝てたはずの馬の不運を惜しむ、異色のコピーとなっている。
引退後は種牡馬として活躍し、有力な輸入種牡馬が多い時代にあってメジロドーベル、メジロブライトと2頭のG1馬を輩出した。2016年3月17日に老衰のため死亡。レイクヴィラファーム(旧メジロ牧場)に横山典弘の資金提供で建立されたお墓がある。
直系は後継だったメジロブライトの早逝により残っていないが、娘であるメジロドーベルの孫であるホウオウイクセルやショウナンラグーンが重賞を勝ち、メジロルバート(母がメジロラモーヌ)の孫グローリーヴェイズがGⅠ香港ヴァーズを制し、子孫の血統表に曾祖父として(母母父)その名が遺っている。
余談だが、オグリに敗れた有馬記念の最終直線において、皆がオグリに注目する中で解説の「競馬の神様」大川慶次郎がいきなり「ライアン!」と叫んだエピソードが有名である(舌っ足らずな言い方だったため「りゃいあん」と表記されることも多い)。
このネタがゲームでもちゃっかり拾われており、育成シナリオの有馬後の会話で「ライアン! ライアン! いや~来ると思ってたんですよ、私は!」と言うベレー帽の紳士が出てくる。
詳細は当該記事へ→メジロライアン
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