風来のシレンとは、チュンソフト(現:スパイク・チュンソフト)が開発しているローグライクゲームである。
販売は別のメーカーが担当することが多い。
概要
『トルネコの大冒険』の後に発売された「不思議のダンジョン」シリーズ・第二弾。
ドラゴンクエストの外伝的位置付けであるトルネコシリーズと比べて、全体的なイメージが和風(パンがおにぎりになっているなど)である。
今作に登場した壷、ダンジョン内の店、NPCなどの要素はトルネコに逆輸入された。
当初は『トルネコ』は一般向け、『シレン』はヘビーユーザー向けに開発されていたらしいが、SFC以降はプレイステーション系統にトルネコを、任天堂のハードにシレンを供給している。
セガのハード(DC)ではアスカが主役となった他、WindowsやPSPでは移植版が出るなど例外はある。
初代SFC版はその高い完成度から多数の中毒者を生み出した。伊集院光もその1人である。
主なキャラクター
- シレン
主人公の風来人。友の形見の三度笠と縞合羽を身に纏い、語りイタチであるコッパとともに諸国を旅している。
主人公ではあるが1作品のみ全く出てこない。全く喋らないが無口ではないらしい。 - コッパ
人語を理解できる「語りイタチ」で、シレンと旅をしている。動物の言葉も理解でき、非常にお喋り。一人称は「オイラ」。
シレンが全く喋らないのはコイツが全部思ったことを喋ってしまうかららしい。
初対面の人にはイタチ以外の動物に間違えられる事が多い。
メインキャラクターでは唯一、シリーズ全作品皆勤である。 - アスカ
2から登場。外伝作品の主人公。かわいい。モンスターと対峙している所、シレンにピンチを救われ、以降仲間になる。女だが口調が「~ござる」である。かわいい。幽霊が苦手らしい。かわいい。シレン3では歳が歳(24歳)だけに恥ずかしくて普通の口調になったが、ござる口調のほうがかわいいに決まってんだろ!
シリーズ 括弧内は発売機種
不思議のダンジョン2 風来のシレン(SFC,DS,VC)
1995年12月1日にスーパーファミコンで発売された風来のシレン元祖作品(※以下『初代』で表記する)。
後にWiiのバーチャルコンソール(VC)に移植版、ニンテンドーDSにリメイク版が登場した。
テーブルマウンテンの頂上にあると言われる幻の黄金郷と、黄金のコンドルを探し出すのが目的。
ダンジョンは全部で4つ。DS版はダンジョンが4つ(ただし実質3つ)追加され、アイテムと罠が一部変更になっていたり、新モンスターが追加、調整され、既存のモンスターにもLv4が追加された。
一般には、SFC版の方が敵の攻撃力が高く、その代わり盾の防御力を少し上げてしまえば、どんな敵の攻撃も大概1ダメージに抑えてしまいやすい。一方、DS版の方はLv4がある分だけLv1あたりの攻撃力上昇割合が緩やかになったが、代わりに特殊攻撃が強力であるとされる。その他、SFC版では分裂の壷等特定のアイテムがそろうと好きなアイテムを容易に無限増殖できてしまう仕様が開発者によりわざと残されたが、DS版では分裂の壷が消滅、またSFC版での便利アイテム「やまびこの盾」が多少弱体化した「プリズムの盾」と「ゲイズの盾」に機能分割されるなどの調整が施されている。総合すると、全体的にDS版のほうが大人しめのバランスになっている。
以降のシリーズではあまり類を見ない、「対処法が無い、純粋なアイテム破壊系モンスター」が存在し、SFCからいる「畠荒らし系」(落ちているアイテムを雑草に変え、高Lvではシレンの持ち物も雑草化)と、DSで追加された「カラカラペンペン系」(シレンの持ち物を破壊、次のフロアまで外れない)の2体がいる。
実質的に『トルネコ』の後継作品であり、チュンソフト自体がドラクエに関わりが深かった事からアイテム、SE、タイトル画面後のメニュー画面等にその名残が見られた。
2012年10月5日、チュンソフトはSFC版/WiiのVC移植版「初代シレン」のみではあるが、niconico上での利用を許諾。公式で動画投稿、生放送、二次創作を行えるようになった。
詳しくは『不思議のダンジョン2 風来のシレン』の利用宣言へ。
個別記事はこちら。⇒「不思議のダンジョン2 風来のシレン」
風来のシレンGB 月影村の怪物(GB,WIN,DoCoMo,Android)
1996年11月22日にゲームボーイで発売された、携帯ゲーム機用のシレンでは初の作品。物語は時系列上では『初代』の後。
シレンが旅の途中に立ち寄った「月影村」で、その村を襲う怪物「オロチ」を退治するのが目的。
ゲームボーイカラーには未対応。容量が少ないためダンジョンが2つしかなかったり、最終ダンジョンが全99Fでなく50Fまでだったり、モンスターの横にレベルが数字で表記されていたりするが、フェイの問題はSFCの全50問どころか全100問まで増えており、面白さは変わらない。この作品のみ、トルネコ1と同じようにクリア後にダンジョンを自力で引き返さなければならず、加わった連れをモンスターに倒されないように護衛しながら村まで帰還しないと、冒険クリアにならない。
また、ハードの制約上4ボタンで全てを操作しなければならないため、操作はやや難儀。
後にWindowsに移植され、さらに「インターネット版」もダウンロード販売された。グラフィック・システムはSFC版と同様のものに引き上げられ、SFC版とほぼ同じ感覚でプレイできる。ただし、SFC版にあったモンスターの肉は存在しない。インターネットの強みもあり、鍛えた装備を持ち込むことができ最初から強い敵が出現する「試し斬り」、一切の武器を装備せず素手で立ち向かう「クロンの拳」など個性的な新ダンジョンが多数追加、風来救助隊やフェイの問題自作などのシステムも追加された。ただし2006年をもってダウンロード販売やダンジョン配信などのサービスが全て終了、公式ページも消滅したため、現在Win版の入手は極めて困難となっている。
2011年5月27日よりAndroidでも配信された。こちらは著作権の問題からか音楽がすべて差し替えられている。
スマートフォンの性質上すべてタッチ操作な上、横持ちに対応していないので操作はやや厳しい。
個別記事はこちら。⇒「風来のシレンGB 月影村の怪物」
風来のシレン2 鬼襲来!シレン城!(N64)
2000年9月27日にNintendo64で発売。シレンがまだ10歳のころの物語で、時系列上では最も昔となる。アスカ(13歳)も初登場。
ナタネ村を襲う鬼を退治する為、防衛拠点のお城を建設し、敵の根城・鬼ヶ島を攻略することが目的。
ストーリー上は鬼ヶ島開通まで15F程度の同じダンジョンを何度も繰り返し登ることになる。最初のダンジョンが初級・中級・上級と段階を踏んでおり難易度が分かりやすいので 初心者にも勧めやすい作品。それでいてクリア後は特別ダンジョン・やりこみ要素が多く、シレンシリーズの中でも評判が良い。
本作品で、装備品の能力合成に初めて「印」の概念が登場。能力のある装備を片っ端から合成していけば最強になれた従来とは異なり、合成できる数の限界や同一印重ねがけなどが発生し、取捨選択に幅が広がった。また、装備と装備以外のアイテムを合成する「異種合成」もこの作品から。白紙の巻物を合成に使って印を拡張するか、 普通に読む用に取っておくかといった駆け引きが楽しい。ある装備に特定の印の並びを揃えて合成したり鍛えたりすると 別の武具に進化する「特殊合成」といった隠し要素に、装備品コレクション棚、城飾り、もののけ王国など、冒険の役に立つ立たないに関わらずハマれる要素がいっぱい。
新追加システムはおおむねプレイヤーにとって有利で強力な仕様が多く、難易度は低めであるとされる。
個別記事はこちら⇒「風来のシレン2 鬼襲来!シレン城!」
風来のシレンGB2 砂漠の魔城(GBC,DS)
2001年7月27日に発売された、GBシリーズ第二段。ゲームボーイカラー専用ソフトになりグラフィックも向上した。時系列上は『4』の後の物語。
過酷な砂漠の旅路で行き倒れたシレンが、砂漠の城の警備兵によっていきなり地下牢に閉じ込められてしまう、という最初からクライマックスな展開で物語が始まる。囚われたシレンだったが、城のお姫様に助けられてそこから脱出することに成功。砂漠の街に逃げ延びたシレンは、その城に住んでいる領主の突然の異変について調べることになる…。
今作より、初めて救助システムが搭載された。
シリーズで最も難しい罠ダンジョンとまで言われる「天下一ワナ道会」、初代の肉ダンジョンをさらに発展させた「トンファンの穴」など特殊ダンジョンも充実。さらに今作から、以後のシリーズにも受け継がれる"逃げダンジョン"の先駆「壺の洞窟」が登場。初期配置の天運とテクニック両方が無いとクリアできない新たな難易度で賛否両論を呼んだ。また、初代SFC版で旅仲間として登場した「ペケジ」と「お竜」も再登場する。
DSリメイク版も発売され、GB故に不完全だったグラフィックの大幅強化やテンポの改善、敵の性能変更(LV4の追加など)がされている。
しかし「天下一ワナ道会」のワナ仕様がGB2とDS2とで全く違うものと化していること、DS2では1度無くすと二度と手に入らなくなった武器があること、悪魔とまで言われた「コクワガッター系」モンスターの特技が大幅弱化していること、逆にひまガッパ系が強化されている等、変更点に注意しなくてはいけない。
救助システム、パスワード伝達、無限コンボなど救済要素はこれまた多いため、N64同様、難易度は低めとされる。
こちらも初プレイの入門作としては良い。
個別記事もあるよ!⇒「風来のシレンGB2 砂漠の魔城」
風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!(DC,WIN)
2002年2月7日にドリームキャストで発売。アスカが主役の外伝作で、シレンは一切出てこない。
旅の途中に「天輪国」に立ち寄ったアスカが、訳がありシレンと一時別れて旅をしていたコッパと再会。 コッパと共に、この国を苦しめる忍者軍団と、忍軍を影から操る存在に挑む。
ダンジョンが豊富。Windows版は長らくオンラインサービスをやっていたためダンジョンが異常に多く(現在、オフライン対応パッチでプレイできる) やりこみ要素もたっぷりでシレンシリーズの中でも完成度は非常に高く、シリーズファンからはシレン2と並ぶ評価を受けている。
ゲームバランスは良好だが、難易度は一番最初の「初級」ダンジョンが既にN64版の「上級」に相当するほどであり初心者には厳しい。シリーズ経験者向けである。
オンラインサービスが終了して以降、一時期新品で数百円まで値段が下がったが、PeerCastでの実況配信やニコニコでのプレイ動画が人気となり価格が反転上昇した。
Window10対応化パッチもしくは移植が望まれている作品の1つでもある。
個別記事はこちら⇒「風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!」を参照。
風来のシレン3 からくり屋敷の眠り姫(Wii,PSP)
2008年6月8日にWiiで発売。Wiiリモコン・ヌンチャク・クラシックコントローラに対応。時系列上はシリーズで最も後である。
久しぶりに都に来たシレンとコッパは、シレンの叔父で剣術の師匠でもある「センセー」と再会。そこでシレンたちはセンセーから伝説の屋敷「からくり屋敷」の「鍵」とされるものを見せられる。新たな冒険を求め、シレンの旅が再び始まる。
2000年発売のシレン2から久しぶりの続編。新しい試みを多く導入した作品となっていて、本編ではダンジョンで倒れてもレベルが継続(トルネコ3などで採用されている。従来のレベル1から始まるダンジョンも用意されている)、難易度イージーでは倒れてもアイテムが半分残る、シレン以外にもセンセーやアスカを操作できる、両手持ち武器や二刀流装備が可能(キャラクターによる)など、さまざまな新システムが導入されている。
Wi-Fi通信にも対応し、救助を求めたり、Wi-Fi番付を競ったり、新たなダンジョンのダウンロードができる。
実質的な不思議ダンジョン前作ともいえるトルネコ3の要素をさらに発展させたともいえる本作だが、元々トルネコ3のレベル引継ぎ制を初めとしたシステム面の大幅変更は評価が高かった要素とも言えず、その結果として本作は完全に賛否両論。ただそれ以上にトルネコ3(PS2版)でも不評だったテンポの悪さがより悪化しており、その影響まで含めて黒歴史扱いする人もいる。クリア後のダンジョンや新録されたBGMの評価は比較的高いため、システム面やストーリーダンジョンの調整に問題があったとも言える。
PSP移植版は初のPS系シレン。追加ダンジョンの他に、バランスを徹底的に練り直した(公式)とのことだが、Wii版もプレイした人によると「どこが変わったのかわからない」らしく、公式サイトにもどうバランス調整したかは書いていない。
個別記事はこちら⇒「風来のシレン3 からくり屋敷の眠り姫」
不思議のダンジョン 風来のシレン4 神の眼と悪魔のヘソ(DS,PSP)
2010年2月25日にニンテンドーDSで発売されたシリーズ4作目。南国のカヒタン島が舞台。時系列上はGB1の直後である。
南国ゆえか、メインの食料が従来のおにぎりからバナナに変更された。一応、おにぎりも登場する。
従来のレベルリセット形式に戻る。多くのダンジョン内で昼と夜があり、夜になると技を使って戦うことになる他、装備品が成長する、能力がアップするオーラを纏ったモンスターが登場するなどの新要素がある。
また、装備品にタグを付けておくと倒れても高確率で戻って来る、壷の中身が上画面に表示される、図鑑機能があるためアイテムの命名がしやすいなど遊びやすくなる工夫がなされている。
最大HPが高くなるほど、ターン経過での自然回復が遅くなるという特徴がある。無闇に回復系の草をバカ飲みして最大値を上げたり、高レベルモンスター狩りで一気にLvとHPを上げたりしても、必ずしも先の展開が楽になるとは限らない(今までの常套手段が通用しない)。剣は剣でST異常系能力が多量追加されて強くなり、逆に盾の能力は細分化されて弱くなっているなど、新要素よりも細かい仕様調整のほうに過去作との差異があり、今までとは違った戦略が要求される。
ビジュアル面では、洞窟より建物や屋外のマップが多く、モンスターも1~2頭身のものが多いなど雰囲気は明るい。
PSP版はほぼベタ移植だが、クリア後のダンジョンの追加やバグ修正などが行われている。
個別記事はこちら⇒「風来のシレン4 神の眼と悪魔のヘソ」
風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス(DS,PSVita,Switch,Steam)
2010年12月9日に発売されたシリーズ5作目。山奥のイノリの里が舞台。時系列上はGB2の後である。
砂漠での冒険の後、またしても世界中を冒険し続けていたシレンたちは人里離れた山の中でとある村を見つけた。
その村で若者のジロきちと不治の病に倒れたおユウに出会う。ジロきちはおユウの運命を変えるためにフォーチュンタワーを目指し、シレンたちもジロきちの後を追うこととなった。このジロきちをは倒れても墓になってその階に踏みとどまり回復アイテムを投げると復活するが、ジロきちが墓のままだとそれ以上上の階に上れず(その状態で階段を上がると村へ帰れる)もう一回その階へいくと再会できるという性質がある。そのため、ジロきちを復活させながらタワーの頂上まで押し上げるのが今回の目的となる。
前作の発売から10ヶ月も経っていないのはシレン4を開発してる途中から制作を始めたらしい。
そのため、根本的な見た目やシステムは完全な4系列であり、DSの上画面で仲間NPCのLv、HPが確認できるようになったり、覚醒システムが新たに加わった等、5とはいうものの4の追加調整版としての意味合いが強い。
細かいインターフェイスがさらに改良されており、特に図鑑機能が大幅に強化され、冒険中値段等をいつでも確認することができる上、今回の冒険での識別や命名の未/既まで確認できる。Switch/Steam版でさらなるUI調整の際、一部のニコニコ/実況プレイユーザーには既視感のある配信者向けUIが話題にもなった。
自重しない図鑑説明(新規書き下ろし)やそっくりどうぐなどのネタ要素のほか、新種道具といわれるひとつのアイテムに複数の効果を持たせることのできる要素も登場。
今作ではモードで2人で協力・対戦プレイが追加された。
DS版以降の『Plus』は機能拡張移植といっても差し支えなく、中でも大量の追加ダンジョンが目玉となっている。特にチュートリアルさえクリアしてしまえば、ストーリーダンジョンのクリア前からほとんどの追加ダンジョンはプレイ可能になる。追加ダンジョンの難易度も移植前からあるもっと不思議ダンジョン以上の難しさといわれるものから、簡単にクリアできるものまで広く揃っている。PSVita版はアップデートすれば、Switch/Steam版は最初から追加ダンジョンに関してはほぼプレイ可能になるが、追加ダンジョンではストーリーダンジョンだと拾えない強力なアイテムが入手しやすいため、クリアした際のアイテムをストーリーダンジョンに持ち込むとバランスが崩壊するため注意。
個別記事はこちら⇒「風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス」
風来のシレン6 とぐろ島探検録(Switch)
2024年1月25日発売予定のシリーズ6作目。時系列順では『GB1』の後で『3』より前の物語。ナンバリングタイトルとしては約14年ぶりの新作となっている。
いたるところに海賊のお宝が隠されているうえ、最奥部いる怪物の腹の中には、とびっきりのお宝が眠っているという「とぐろ島」が舞台。
個別記事はこちら⇒「風来のシレン6 とぐろ島探検録」
風来のシレンmobile
携帯電話向け風来のシレンアプリ。利用料金は月額315円~で配信キャリアはDoCoMo、AU、Softbank。
ほとんどの端末でコンテンツのどれかは利用可能だが、登録前に必ず利用端末の対応状況を確認すること。
DoCoMoのシレンシリーズがタイトル数でも容量でも一番充実しており、装備合成・印システムにダンジョンのお店健在など、携帯アプリとあなどるなかれ、ボリュームは既にSFC初代をも上回るほどである。
ただ、機種によってダンジョンの店システムが存在しなかったり、壺がまだ存在しなかったり、Lvアップシステムが存在しなかったり(マムルがあなぐらマムルに進化せず、マムルLv2になる等)、初心者向けのレベル継続版が存在したりと、ダウンロードしたタイトルごとにかなり仕様が異なるので注意。
携帯電話でのボタン操作となるため、ナナメ移動やアイテム投げなど、操作性はある意味でGB版時代より独特。
アイテムのパロディネタ
シリーズを通して、登場するアイテムの一部にはチュンソフトの作品名にちなんだアイテムが存在する。
いずれもサウンドノベルのタイトルが元になっている。『街』は存在しなかった…。
一覧は以下の通りである。
アイテム名 | パロディ元 | 種類 | 効果 |
弟切草 | 弟切草 | 草 | 飲むとHP回復する。 |
妖刀かまいたち | かまいたちの夜 | 武器 | 前方3方向に攻撃できる。 |
忌火起草 | 忌火起草 | 草 |
飲むと壺に入ってる物を除いた手持ちの全てのアイテムが封印状態になる。 |
四二鉢 | 428 〜封鎖された渋谷で〜 |
壺 | 壁や敵に投げつけると爆発する。 |
音楽
シレン4まで作曲にはドラゴンクエストシリーズでお馴染みのすぎやまこういちが関わっていた。
これは元々チュンソフトがドラゴンクエストの開発に携わっていたことに起因する。
BGMもゲームに劣らず定評があり、ゲームの世界観同様に和風のBGMが目立つ。
ダンジョンBGMはシレン2までは初代のBGMの使い回しが主だった。そのため、人気の高いBGMがSFC版のものに多い傾向にある。GB2あたりから使い回しは減少するが、4からは夜でのダンジョンで過去のBGMが使われるようになっている。
シレン5ではSFC版シレンで編曲を担当し、後々のシリーズですぎやまと共に作曲を担当していた松尾早人が作曲を行った。そのためか5では4まで定番であったトップメニュー画面時のBGM「憩いの町」が変更になったり、更にはシレンがレベルアップした時の「一本締め」も変更されるなど定番BGMの入れ替わりが行われた。
ピコカキコ | タイトル |
---|---|
風来のシレンGB タイトル画面 | |
風来のシレンGB メニュー画面 | |
杉並の旧街道 GB風アレンジ | |
さびれた坑道 (風来のシレン2) | |
旅ガラスの宿(風来のシレン 竹林の村など) |
シリーズ以外
シレン・モンスターズ NETSAL(GBA)
シリーズとは世界観が大きく異なり、現代にシレンシリーズに登場するモンスター(仲間)が共存しており、風来人や不思議のダンジョンがゲーム中に出てこないという風になっている。そのモンスター(仲間)同士で行われるサッカーに似た競技が「ネットサル」である。ネットサルの選手のことを「サルカトーレ」と呼ぶ。
しかし実態はフットサルとは似て非なるゲームであり、試合中に相手選手に石を投げつけて気絶させたり、催眠術を掛けて洗脳したり、焼きおにぎりにして食べちゃったりしても全くお咎め無し。更にキャプテン翼ばりの必殺シュートやワープや分身といった常軌を逸した技が存在し、挙句の果てには「1ゴールで3得点は当たり前、1ゴール5得点も」というようなルールがある。
しかし従来のサッカーやフットサルの様な高度な戦術は必要とされないため、サッカーやフットサルに疎い人でも簡単に楽しめる利点があり、慣れるとサルカトーレの特殊能力や必殺技でいかにして突破口を開くかを考えさせられるという楽しみ方もある。
プレイヤーが5選手から成るチームの監督となり、サルカトーレ達を育てるというモードも存在する。
設定や世界各地のクラブチームに所属するサルカトーレの名前など、実在する団体や人物のパロディが多い。
また、普段見る事が出来ないモンスター達の性格を垣間見る事が出来る数少ない作品である。
個別記事はこちら⇒「シレン・モンスターズ NETSAL」
関連動画
初代~5
GB、アスカ
関連コミュニティ
関連項目
親記事
子記事
- シレン関連項目一覧
- 風来のシレンシリーズのアイテム一覧
- とぐろ島
- 風来のシレンシリーズのアイテム一覧(後半)
- 風来のシレン6 とぐろ島探検録
- 風来のシレン4 神の眼と悪魔のヘソ
- フェイの最終問題
- 風来のシレンシリーズのモンスター一覧
- 風来のシレンシリーズのモンスター一覧(後半)
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