スペシャルウィーク(ウマ娘) 単語

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スペシャルウィーク

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「みんなにスペシャルを届けるため、一生懸命頑ります!」

スペシャルウィーク

スペシャルウィーク(ウマ娘) とは、Cygamesメディアミックスプロジェクトウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター

実在競走馬スペシャルウィークモチーフとするウマ娘である。 CV:和氣あず未

概要

誕生日5月2日 身長158cm 体重:微減(レース前で緊気味) 3サイズ:B81・W56・H81

北海道生まれの、素直で明るい頑り屋。生後すぐに実を亡くし、その友である人間女性の元に預けられた。
日本一ウマ娘になる』は2人のに誓った約束。憧れたりくじけたりを繰り返しながら、持ち前のガッツに向かってひた走る。

スペシャルウィーク|ウマ娘 プリティーダービー 公式ポータルサイトexitより

北海道から上京してきた、元気印のウマ娘。生まれてすぐにと死別するという悲劇的な身の上に生まれるが、育てのの〝お母ちゃん〟からたくさん情を受けて、まっすぐに育つ。どんな逆でも決してあきらめないガンバリ屋。

リニューアル前)

作品としての「ウマ娘シリーズ主人公的位置づけ。アニメ版第1期においても主人公として活躍する。

北海道生まれの元気いっぱいなウマ娘ときどき北海道弁が口をつく。実の母親と生後間もなく死別したという少し悲しい過去を持つが、実に素直で純に育った。苦しい時も決して諦めない努である。

史実において「日本総大将」の看板を背負って強敵を打ち破ったことからか、「日本一ウマ娘」という大きくも漠然とした標を掲げているが、この言葉は各媒体のストーリーによってそれぞれ解釈されて進んでいく。

公式プロフィールリニューアル時に、3サイズがB79/W57/H81から現在の数値に微修正されている。

アニメでの活躍

北海道からはるばるトレセン学園に編入してきた。東京に出て最初に見たレースで、サイレンススズカの姿に感動し、大きなあこがれを持つようになる。そして、同じ時に出会ったトレーナーにその才を見染められ、チームスピカ」に拉致同然で連れて来られて加入することになる。ハルウララセイウンスカイエルコンドルパサーグラスワンダークラスメイトたちとも仲良くなる。デビュー戦で見事初優勝を飾るが、知らずに壇上に上がることになったウイニングライブではろくに歌えず、今後の課題となった。歌を踊りを教えてくれたトウカイテイオー仲間に加わり、セイウンスカイエルコンドルパサーライバルとして、三冠ウマ娘してスペシャルウィークは駆け抜ける…!

性格面は極めて明るく、前向きな頑り屋。仲間からは「スペちゃん」「スペ」「スペ先輩」などと呼ばれている。ケガしやすいわけではない。むしろ逆に頑丈。食いしん坊食事はいつもてんこ盛りである。食べ過ぎでよくおが膨れてしまう。もちろんレース本番では一部レースを除きしっかりと絞れているようだが。
ボテ腹スペちゃん

幾多の戦いを経て、第12R(12話)では、エルコンドルパサーを下したフランス生まれの凱旋門賞ウマ娘ブロワイエジャパンカップで対峙。エルアドバイスを受けてフランス語で「良いレースをしましょう」と挨拶しようとするが、そのためにエルが吹き込んだセリフは…

La victoire est moi!(調子に乗んな!)

調子に乗んな!

一応フォローしておくと、これは直訳するなら「勝利にあり」であるのだが、あの場で言えば「勝つのは私だもんね~」というニュアンスになり、もっと言えば「勝てると思ってんの?調子に乗んな!」という煽り文句になるのだ。フランスへ長期遠征していたエルがその辺をわかってた上で確信犯的にスペに吹き込んだわけである。
ブロワイエのみならず他の外ウマ娘たちにも片っ端から言い放ってしまった結果、周囲はスペをぶっ潰す気満々でレースが開始されることになる。そしてその結果は…。

Season2でも引き続き登場しているが、他多数同様レースでの出番はないため、基本的に終始ポンコツギャグ要員の地位に収まっている。
決して2期が楽天的な展開というわけではなく、むしろ1期よりずっとシビアな展開が続くのだが、先輩らしさを見せるようなシーンはほぼない。ゴルシですらあるというのに…
前期主人公なのにこの体たらくというか、前期主人公だからもうやることがないのでこうなっているというか……

ゲームでの扱い

育成ウマ娘:スペシャルドリーマー

ステータス(3)
スピード スタミナ パワー 根性 賢さ
83 88 98 90 91
バ場適性
ダート
A G
距離適性
距離 マイル 距離 距離
F C A A
脚質適性
逃げ 先行 差し 追込
G A A C
成長率
固有スキルシューティングスター
レース終盤に前の方で相手を抜く
勢いに乗って速度が上がり
さらに加速度がちょっと上がる
ウマ娘テンプレートボックス

育成ウマ娘:ほっぴん♪ビタミンハート

ステータス(3)
スピード スタミナ パワー 根性 賢さ
77 90 103 98 82
成長率
固有スキルわやかわ♪マリンダイヴ』
中盤で2回スキルを使うとよりリラックスして持久力回復する
ウマ娘テンプレートボックス

育成ウマ娘:日之本一の総大将

ステータス(3)
スピード スタミナ パワー 根性 賢さ
96 82 94 82 96
成長率
固有スキル威風堂々錦!』
終盤最終コーナースキルを発動すると
援を胸に速度を少し上げる
中山レース場ならすごく上げる
ウマ娘テンプレートボックス

育成目標

  1. ジュニア6月メイクデビュー出走
  2. クラシック2月前半:きさらぎ賞G3)で5着以内
  3. クラシック5月後半:日本ダービーG1)で5着以内
  4. クラシック10月後半:菊花賞G1)で3着以内
  5. ニア4月後半:天皇賞(春)G1)で3着以内
  6. ニア11月後半:ジャパンCG1)で2着以内
  7. ニア12月後半:有馬記念G1)で1着

概要

初期3育成ウマ娘スペシャルドリーマー]として初期実装2021年8月イベント水着3衣装替え勝負服実装された。
中・長距離、先行・差しに万全のわかりやすい適性を持つ。通常verはスタミナに+20%の成長率を持つため、長距離戦に向けた育成は難しくない。

通常verの固有スキルの「シューティングスター」は適正な位置で1人でも抜けば発動できるので不発することはほぼないが、逆に速度アップスキルとしては発動がすぎて浪費になってしまうことも多く、最初から適正位置にいることが多い先行の場合が顕著。
また特に育成中の場合、先行だと抜ける相手がいない(先頭に飛び出てしまう、先行のライバルに最後まで追いつけないなど)可性もある。固有スキルを活かすなら差し、自前の所持スキル(特に「食いしん坊」)を活用するなら先行での育成ということになるだろう。差しで重要なパワーに成長率補正がないので、攻略上は先行の方が安定させやすいか。
1周年のバランス調整では加速度アップが追加され、発動がすぎても加速スキルとして使える汎用性を手に入れて弱点が軽減された。

水着verは覚醒スキルから回復がなくなった代わりに、固有スキル回復となっている。
中盤スキルを2つ発動するという簡易「尻尾上がり」的な条件で、位置条件は一応あるがかなり緩いため通常verのように脚質により発動が難しくなることはない。育成だと序盤では使いにくいのが難点だが、育成後半~殿堂入り後は安定性が高く、安定しない条件が多い回復固有の中では突出して使いやすい。そのためか1周年で上方修正されなかった数少ない回復固有である。

はソツがないのだが、レースが史実に則ってクラシック級では三冠路線、シニア級では天皇賞(春)ジャパンカップ有馬記念グレードが高く中距離距離が混在していて育成方針を定めにくいことに加え、菊花賞天皇賞(春)セイウンスカイジャパンカップエルコンドルパサー有馬記念グラスワンダーなど個性豊かなライバルが次々と立ちはだかるため、主人公にもかかわらず初心者向けとは到底言えない難度になっている。主人公になるような経歴だからこうなった、とも言える。
その分最後まで育て切ることができれば、中距離距離の非常に強ウマ娘になるであろう。
また、固有スキルが発動してぐんぐん加速、最後の直線で他のウマ娘ごぼう抜きにして一着に飛び込むさまは非常にアツく、差しの魅に取りつかれること請け合いである。

ちなみに育成シナリオレースは、アニメ第1期とちょうど相互補関係になるように設定されている。具体的に言うと、アニメレースの模様がしっかり描かれた弥生賞皐月賞宝塚記念天皇賞(秋)標外で、アニメではカットもしくはダイジェストになったきさらぎ賞菊花賞天皇賞(春)有馬記念標に設定されている。日本ダービーアニメと違ってエルコンドルパサーは出てこないし、ジャパンカップアニメに登場したブロワイエがゲームには出てこないため、(史実から1年遅れになるが)アニメでは結果だけ描かれたエルコンドルパサーとの対決焦点が当たっている。
なお、アニメと違ってサイレンススズカシナリオに絡まない。

固有二つ名日本の総大将」の獲得条件は、『日本ダービーを1番人気かつ5バ身差以上で勝利天皇賞春ジャパンカップ勝利』という史実再現系。勝ち方がめられるのがダービーだけであり、他は特別なことをする必要がないので達成難度は低め。標外の秋天の出走は忘れないようにしたい。
専用の特殊実況日本ダービー勝利すれば聞くことができるので、これも聞くのはさほど難しくない。

主人公」としての印が強いスペだが、グラスワンダー共々、後発のテイエムオペラオーメイショウドトウシナリオでは名高い『黄金世代』を代表する先達として、セイウンスカイシナリオでは限界を感じ始めるスカイとは対照的に戦いの中で成長し続ける戦闘民族恐るべきライバルとしての顔を見せる。
さらにエイシンフラッシュトーセンジョーダンの育成シナリオでは産駒でありGⅠ6勝を挙げたブエナビスタの代役としてひときわスペックを与えられ、本来史実ライバルであるゴールドシップぐ強敵として立ちはだかる。

メインストーリー

2022年3月(前編)及び7月(後編)に追加されたメインストーリー1部最終章「の原石」「煌めきはどこまでも」はスペが主人公で、前編ではセイウンスカイキングヘイローと渡り合った日本ダービーメジロブライトと対戦した阪神大賞典天皇賞(春)が見せ場であり、こちらではサイレンススズカとは相互関係にあり、スペが主人公である最終章はスズカの「if」が挿入される。
そして、後編では「日本一ウマ娘になる」というスペのと正面から向かい合う物語であり、遅れてきた同期ツルマルツヨシジャパンカップに襲来するモンジュー、そしてグラスワンダーとの二度のグランプリでの対決スペシャルウィークの集大成であり、1年半続いてきた「チームシリウス」の最後のバトンを託される。

最後を飾る有馬記念は、ムービーではなく通常のレースだがプレイヤーウマ娘から想いを継承したスペが出走するという特殊な仕様になっている。
とはいえどんな強いウマ娘を使ってもが変化するわけではなく、レースの最終結果は固定されており、通常はグラスが専用の固有スキル「不撓不屈」を発動。競り合いの末、実況スペシャルウィーク、体勢有利か!?」+笑顔ウイニングランというゲームシステム勝ち確に等しい演出が入ったのに、終わってみると負けているという史実のぬか喜びを忠実に再現した内容となる。
正解はレアスキル日本一ウマ娘』を所持しているウマ娘の想いを継承する」ことで、この条件を満たした場合のみ、グラスの代わりにスペが専用の固有スキル日本総大将」を発動して勝利
これを見ることでスペがURA賞を受賞するifエピソードが解禁され、それを視聴することでウマ娘史上初の配布育成ウマ娘となる新衣装[日之本一の総大将]が入手できる。

深紅色の勇ましい装いで、「やあやあこそは~」「錦の御旗」といった発言、グラスから「が似合う」と評されているなど武将のイメージのようで、日之本一の兵ということだろうか。

このバージョンの性は上記の通り、中山・長距離すなわちG1なら有馬記念専用機といった感じのピーキーすぎる代物。他のスペに見られるクセの少ない汎用性とは対照的である。

サポート:SSR[日本一のステージを]

1期主人公だけあってサポートカードでもSSRで初期実装されている。根性タイプ
は優秀なスキル状態でもヒントLv2をつけて渡してくれる点。ただし差し・中距離・先行と教えてくれるスキルカテゴリが絞られていないのでハズレを引くことがあるのが玉に瑕。そして一番の利点がレアスキルの中でも屈の汎用性を持つ「末脚」上位の速度アップスキル「全身全霊」をくれること。ただしランダムなのであげません!!!」されることもある。
他のキャラよりもらえない気がするともっぱらの噂

なお、もらえる確率は根性のステータスが高い程上がる。
しかし発表された時点でパラメータは最も軽視していいという評価なため、それが分かっても……という感じであった。1周年以降は「Make a new track!!」での根性サポカの有用性から再評価もあるかもしれない。レースボーナスないけど。

また、配布ゆえに所持率が非常に高い↓のスペとの併用ができないという弱点もある。

サポート:SSR[夕焼けはあこがれの色]

ゲーム最初のイベントキミへと走り出せ!」はアニメ1期序盤をなぞるような内容であるためスペが役。報酬でもらえるサポートカードもこのスペであった。

スピードタイプであり、突出した部分はないが全体的に良好なトレーニングを備え、そしてこちらは先行専用だがその条件さえクリアすれば非常に使いやすい回復レアスキル食いしん坊」を貰える(こっちも時々あげません!!!」される)。それがイベントプレイだけで最大上限解放まで入手できるとあって、編成をガチャで固められるようなプレイヤーでもなければ確実にお世話になれる1枚である。

しかし入手方法の一つ、いわゆるイベントガチャにあたる「ルーレットダービービンゴゲーム)」が底なし[1]であったため、イベントポイント報酬を総ざらいできるほどプレイし続けてもできなかったプレイヤーも一部存在したという。中には「20万pt稼いだのにビンゴカードは1枚」なんていう恐ろしい話も……。ここでもやっぱりあげません!!!」
ルーレットダービー自体は次のイベントでも行われたが、「1枚につき25回転させたら以後は開いてないマスのどれかに確定」という天井システムが設けられたことで、今後の悲劇は避けられるようになった。しかし、悲劇の起点となったこの初回ビンゴ自体は特に救済されないままであった。時は過ぎて2023年8月、2.5周年のアップデートにて、終了後一定期間が経ったイベントストーリーと配布サポ解放するアイテム回想しおり」が実装。これによりついに当カードを取り直すことが可になった。サポカ取得にはミッションクリアが必要だが、一定回数の育成了が条件なので育成さえ回していればすぐ回収できる。

サポート:SR[1日の終わりに]

2022年2月末開始のストーリーイベント羽ばたきのRun-up!」の報酬。パワータイプ
母ちゃんへの手紙テーマ

イベント産かつSRということで性的に見るところはかなり乏しい。所持スキルは変更されてさらに使いやすくなってるのだが……
連続イベントは2回とも体力回復、かつ成功すると「っ向勝負」ヒントが貰えると結構優秀。

サポート:SSR[紡がれてゆく想い]チーム<シリウス>

1部最終章前編の報酬。
名称通り、スペを含むチームシリウス>の各章役の6人(=ゴルシは除く)で構成された初のグループタイプ

全体的に特段強というわけではなく、グループサポカのお試しと言える性
レアスキルは長距離用の新スキル日本一ウマ娘」。
システム上、この名前スペに習得させることはできないという悲しい問題が存在したが、[日之本一の総大将]がこれを所持しているという形で解答された。

グランドライブシナリオではなぜか名しで使用不可能になっている。シナリオリンクスズカが含まれることが原因だろうか。

サポート:SSR[私たちと夢、掴みましょう!]

1部最終章後編の報酬。
再びの根性タイプSSRで、どう呼び分ければいいか非常に困る。
所持スキル[日之本一の総大将]同様にゴリゴリ有馬記念仕様になっている。

レアスキルはあまり使い勝手の良くない「怒涛の追い上げ」だが、サポート効果はバランスが取れており悪くない。
特に初期が30+固有ボーナスでかなり初動がいのが利点。

通例通りラストを締めくくった一枚絵の流用イラストなので、左側に影も形もなかった謎のウマ娘Dさんが堂々映り込んでいるのも特徴である。右側にいるチームメイトは縦長イラストになったで半分見切れてるというのに彼女はしれっと縦長に対応してきている

お空に出走

同社の『グランブルーファンタジー』のウマ娘コラボイベント蒼空ファンファーレ」では主人公ポジションとしてもちろん参戦、3人セットプレイアブルキャラの1人として実装された。

……が、実はずっと前にもスペがグラブルに登場していたことがあり、アニメ1期が放映していた2018年6月、「ウマ娘応援キャンペーン」と題してログインボーナスにスペが登場。
しかし、別にコラボらしいコラボではなくスペがテンプレ的な台詞と共にログインボーナスを渡してくるだけであり、ウマ娘を知らないと彼女が何者なのか全くわからないうえ、後に発売されたグラブルの画集にもイラストに「ログインキャンペーン」としか描かれていない始末(確かに母親がそんな感じの名前だけども)で、大人の事情か何かを感じさせる事案であった。

関連ウマ娘

サイレンススズカ個別記事
憧れの人でありルームメイトアニメ及びメインストーリーではさらにチームメイト)。アニメ1期は2人の関係が物語の軸となる。ゲームではスペの育成シナリオにはスズカは登場せず、スズカのシナリオでの後輩としての出番がメイン。また最初のストーリーイベントキミへと走り出せ!」でも出会いのエピソードが描かれ、スズカが主人公を務めるメインストーリー第5章でも別視点で描かれた。モチーフは同じサンデーサイレンス産駒であり、1歳上で同じ上(武豊)を持つ。直接対決も十分ありえる立場だったが、その機会は訪れなかった(アニメで言及されていた通り、あの天皇賞(秋)の悲劇がなければ98年ジャパンカップ対決していたと思われる)。そして翌年、サイレンススズカが置き忘れていった天皇賞(秋)武豊に届けたのがスペシャルウィークである。
グラスワンダー個別記事
クラスメートで同期ライバルその1。アニメではなんだかやたらと執着されており、ゲームではその要素は鳴りを潜めたが史実通りのラスボスとしてストーリー存在感を放つ。モチーフは99年の宝塚記念有馬記念で死闘を演じ、共に2着に敗れるという、直接対決という意味では間違いなく同期における最大の宿敵。
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クラスメートで同期ライバルその4。アニメではチームリギルの入団テストで初対決、その後クラシック戦線でスカイともどもライバルとして競い合う。キングから見るとスペも放っておけない世話焼き気質の対らしい。モチーフはスペとの対戦回数は7回もあり、実はスカイより多い(なおスペの6勝1敗。ただしキング同期の4人の中で一先着したことがある相手もスペである)。
以上4人とともに5人組として描かれることも多いが、立ち位置は「グラスエル」「スカイキング」で分断があり、一両グループと関わりの深いスペの存在あってこその「5人組」とも言える。
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遅れて登場したクラスメートで同期ライバルその5。メインストーリーでは長い苦労の末に京都大賞典でようやくスペと肩を並べる機会を得るがスペが太り過ぎではなくを見失っていたせいで期待を大きく裏切り、温厚なツヨシを一度は昂させてしまう。モチーフは99年京都大賞典天皇賞(秋)有馬記念でスペと対戦(スペの2勝1敗)。
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アニメでのチームスピカチームメイトたち。1期ではスペが皆に支えられ、2期ではテイオーとマックイーンを支える側に回る(え、ボケてるか泣いてるかのどっちかだっただろって?)ゲームではスピカが存在しないため、もともと世代がまるで違うこともあって、たまにピックアップされることもあるがこのメンバーでの絡みは少なめ。
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ゲーム版のメインストーリーチームシリウス>のチームメイトたちであり、他にスズカ・マックイーン・ゴルシも共にチームを組む。アニメに似た経緯でスズカが移籍前に所属していたチーム入りを希望したスペだったが、紆余曲折でシリウス入り。ライス及びチケゾーとは、史実のマルゼンスキー繋がりで双方のストーリーでも共演。頂点(日本ダービー)をす点でチケゾーとは意気投合し、ライスともステイヤーとして高め合える先輩として尊敬、ブライアントレセン学園転入前の経験不足のスペの弱点を的確に見抜き、実践的なアドバイスをしている。アニメの構成上、ある種同期サークル仲間であるスピカと違い、(史実に近い)シリウスでは純後輩として追いかけ、後を託される立場。
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メインストーリー最終章の最後のイベントチルで登場。モチーフは曾孫(エピファネイアシーザリオがスペ)。
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メインストーリー第二部で登場予定。モチーフ

史実

99年 天皇賞(秋)

スペシャルウィーク
逆襲のラン。

本当の敵は、諦めだ。

2011年 JRA 天皇賞(秋)CMより

スペシャルウィーク1990年代後半を代表する名
サンデーサイレンスはキャンペンガールスペシャルウィークを産んで程なく亡くなってしまい、そのためを宛てがって育てられたという。
あの武豊が初めてダービーを勝った時のでもある(98年ジャパンカップ騎乗停止に伴う代打として岡部幸雄、99年アメリカジョッキークラブカップオリビエ・ペリエが騎乗。それ以外は武豊が一貫して騎乗)。

なお、もちろん北海道生まれだが、そもそも日本競走馬はほとんどが北海道で生まれるものである。なので、競走馬スペシャルウィークのそれは特筆するような経歴ではない。

1997年11月に鮮デビューし、翌年のGⅢきさらぎ賞GⅡ弥生賞を連勝してクラシックに挑戦。セイウンスカイキングヘイローとともに三強と呼ばれ、初戦の皐月賞セイウンスカイ逃げ切りを許しキングヘイローにも先着される3着に敗れたが、日本ダービーでは5身差を付ける圧倒的勝利をあげ、武豊騎手にとって悲願のダービー勝利ともなった。しかしその後は前戦の京都新聞杯を勝ったものの、菊花賞セイウンスカイ世界レコード逃げに翻弄され2着、ジャパンカップエルコンドルパサー敗の3着。

1999年にはこの年限りの引退を決め、AJCC阪神大賞典天皇賞(春)と3連勝。しかし宝塚記念ではマークしてきたグラスワンダーにちぎられ敗の2着。凱旋門賞遠征プランもあったが、この敗戦で白紙撤回、内専念となった。
は始動戦の京都大賞典で太りすぎて10頭立て7着と手にやらかしたが、きっちり絞ってきた天皇賞(秋)で逆襲の勝利を挙げると、ジャパンカップでは日本総大将として同年の凱旋門賞エルコンドルパサーを破ったモンジュー世界の強を打ち破る。引退レースとなった有馬記念では、宝塚記念叩きのめされた「ヒットマン的場均が騎乗するグラスワンダーゴール直前で捉え、勝利を確信した武豊騎手ガッツポーズ。しかし、実際はハナ差でグラスワンダーが勝っており、歴史に残るぬか喜びとなった。

17戦10勝。ダービーにありがちな枯れ傾向とは縁で、王道路線のGIに欠かさず出走しながら十分すぎる勝ちを上げた。3着以内を逃したのも1回だけだが、一方でセイウンスカイエルコンドルパサーグラスワンダーといった面々に印的な敗北を喫しているため、いわゆる最強論争的な側面では評価の難しいでもある。
裏を返せば王道路線で常に多同期ライバル闘を繰り広げてきた競走生活であり、その中で武豊初のダービージャパンカップでの日本総大将としての勝利々しい見せ場もたっぷりとある、『ウマ娘』というコンテンツ主人公格に抜されたのも納得の経歴と言える。

引退後は種牡馬として、ブエナビスタシーザリオという歴史に残る名を輩出。それにべるとには大物が出ず、ディープインパクトの近がディープの半)という良血でダートで活躍していたゴルトブリッツが現役中に折してしまう不運もあったが、リーチザクラウントーホウジャッカルが跡継ぎとして種牡馬入りしている。

2017年種牡馬引退し、その矢先、2018年4月27日に死去した。享年23歳。CV和氣あず未追悼コメントを発表しており、その中で、スペシャルウィークいに行った事を明かしている。

2022年現在サイアーライン継続リーチザクラウン産駒UAEダービーを勝ったクラウンプライドに期待という感じだが、として現在も数多くの現役血統表に名を刻んでいる。
シーザリオ繁殖牝馬としてエピファネイアリオンディーズサートゥルナーリアと3頭のGⅠを産むという驚異的な成績を残し、3頭とも種牡馬入り。特にエピファネイアエフフォーリアデアリングタクトを輩出するなど種牡馬として大活躍中のため、今後もスペシャルウィーク名前日本の血統図に残り続けていくことだろう。

詳細は当該記事へ→スペシャルウィーク

関連動画

キャラクターソング「わたしの印は大本命◎」


(08:05〜)

ウマ娘プロ実況リンク

1999年11月28日 東京競馬場 第19回 ジャパンカップ
実況三宅正治フジテレビ
解説吉田均(競馬エイト)、東信二(元騎手

関連静画

関連立体

関連項目

脚注

  1. *(状況としては往年のコンプガチャみたいなものだが、有償で回すものではないので、問題視されたコンプガチャそのものにはあたらない)
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