サイボーグクロちゃん単語

サイボーグクロチャン
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サイボーグクロちゃんとは、講談社発行の『コミックボンボン』で連載されていた横内なおきの作品。
及び、コミックを元にした同名のアニメゲーム、CRなどの事。

概要

最強サイボーグクロちゃんと、ゆかいな仲間とかっとんだ敵が繰り広げる、ハチャメチャなギャグマンガ
ネコが二足歩行で歩き、ガトリング砲大剣を持って大暴れする。

が、やけに大人向けのギャグや、シニカルで冷めた線でのツッコミが随所にちりばめられており、単なるドタバタギャグとは違った独特の雰囲気を醸し出す。
加えて原作ではハード暴力描写や鬱展開も多く、同時期に連載されていた『デビルチルドレン』と並んで、読者に児童向け作品らしからぬ強な印を残した。

原作 単行本全11巻
番外編2巻
新装版全6巻
アニメ 全66話(全78話の予定だった)

原作

コミックボンボン』にて1997~2001年にかけて連載された。

連載当初は、サイボーグ改造されたクロを巡るドクター剛やその他ゲストとのドタバタギャグバトルを中心に描いており、突拍子もい展開⇒のほほんとしたオチ、といった展開が定番となっていた。

しかし、コタローマタタビといった途中加入のレギュラーキャラとそれを巡るエピソードが概ね出尽くした頃(2000年頃)になると、ドクター剛とミーくん過去編などに代表される、横内なおき特有の陰湿極まりないエピソードが徐々に展開していき、一応少年漫画なのにも関わらずアニメ化の際に自主規制されてしまうような過台詞グロシーンが増加した。
(余談だが、同時期のデビルチルドレンも過かつ退廃的グロシーンが増加し、更にメダロットメダル独自研究展開が始まり子供置いてけぼりの内容に突入するなど、ボンボンにいよいよこれホントに児童誌か?といった路線にハマっていく作品が相次いでいた。)
中盤以降も要所でのギャグや、コミカルな絵柄もあってある程度和らげられているものの、玉をくり抜かれる、腕や首がもげる、何故か唐突に女湯突入のシーンが挿入される(作者のお気に入りだ!)など、アニメ化の際に製作現場を悩ませたであろう要素が満載である。

そして後半になるにつれその傾向は増していき、終了したため時期が合わずアニメ化されなかったゴロー編は本作の陰湿さの徴とも言えるエピソードであり、イジメ児童虐待殺しなど、益々どすい内容を大に取り扱うようになるなど、どう見ても笑って読める内容ではなくなった。が、それはファンにとっては魅となっている部分でもあり、ニコニコではアニメ版でカットされたり変更された部分をむしろ惜しむ様子も見られる。

後半は陰湿な演出が立ったものの、登場人物の台詞は概ね「理不尽な遇に対する抵抗」や「逆に負けない」といったニュアンスのものが多く、大人になっても根強く好しているファンも多い。「復刊ドットコム」などでも単行本の復刊を願う活動が続いていたが、2012年、『コミックボンボン』連載作品の再刊行の動きに伴い、セレクション復刻版が2巻刊行された。
そして2015年より、とうとう新装版が刊行。1巻ごとに書きおろしの新エピソードも追加され、絶賛発売中である。

トリビア

アニメ

1999年2001年まで、テレビ東京系列土曜8時より放送されていた。全66話。

制作テレビ愛知およびパブリック&ベーシック。同の前番組は「伝」、後番組は「仰人間トシラー」だった。前者はパブリック&ベーシックが同じく制作を担当しており、この会社がクロちゃんの権利を講談社から取得したことから、このクロちゃんが開始した言われている。後番組もクロちゃんと同様ボンボン漫画が先行しているという繋がりがある。
アニメ制作はパブリック&ベーシックの子会社であるスタジオボギーが担当。放送時期の関係もあり、作画は序盤はセルアニメ制作され、中盤以降はデジタル制作されている。このためオープニング映像アイキャッチだけは最後までセルアニメ映像を使用していた。

原作にはない独自展開や、マイルドな表現が特徴。放送が休日だったこともあって、「死ね」「殺す」「ハゲ」「タジマヨーコ」など様々なネタが封印されている。
が、週休二日制でない頃の土曜という難儀な視聴時間帯の割には、予想以上の反があった。当初は2クールくらいで終わる予定だったらしいが、放送が何クールも伸び、最終的に5クール(1年半)というロングシリーズとなった。視聴率も登りであり、最高視聴率は5.9と当時の戦隊シリーズなどと遜色のない数字叩き出し、制作会社にテレビ局からFAXが届いたほどだとか。

オープニングソングガチガチレゲエだったり、エンディングは終盤着ぐるみパラパラを踊る内容だったり演出にも定評があり、更に前述のように自主規制シーンもある中で、ミーくんと剛くんの過去エピソード等暗いエピソードの一部はほとんどそのままだったりするなど、妙に冒険している部分も多い。名時代の保志総一郎がとんでもない役を演じていたりすることでも一部で話題である。

またアニメの放送に合わせて、当時ポケモンZOIDSシリーズ玩具販売が好調だったTOMY(現タカラトミー)から、うちまくりクロちゃんシリーズというアクションフィギュアが発売されていた。
手足が保持が強く曲げられる針で出来ており完成度が高く、最終的には16弾まで発売され、ボンボン限定の商品も出るなど人気を博し、アニメ人気を支えた。

監督は、『こち亀』や『べるぜバブ』を後に担当した高本宣。脚本にはタツノコプロ作品を数多く担当した山本優、メカニックデザインに『ドカベン』『ドラえもん』など数々の名作作画監督を務めた飯一夫と、やけになベタランスタッフが起用されていた。
また、『機動戦士ガンダム』のTV版の音響監督松浦典良がキャスティングを担当しており、鬱病声優業を休んでいた剛くん役の古澤徹を熱心に説得してまで声優業に復帰させたことで有名。
星のカービィ』と今作とで声優の共通点が多いといわれるのは、どちらも松浦キャスティングを担当しているからである。

打ち切り及びその後のメディア展開について

放送の延長が決定した段階では7クール強(78話)の放送を予定していたが、66話まで製作された段階で、制作会社パブリック&ベーシックの資繰りの悪化によって、残り12話の製作が頓挫したため突如終了するという異常事態に発展。
最後の放送が通常のエピソードとなり、何の余韻も脈拍もなく最終回のような展開も見られることなく打ち切られて終了した。制作されなかったエピソードもそうだが、特に終盤は映像化されないどころか長らく再放送すらされないの作品となってしまった(後述)。
確保されていた放送の残りは、過去エピソード再放送で埋められ、4月からは恐らく予定を前倒しして「仰人間トシラー」が開始されたものと思われる(バトシラー原作であるボンボンタイアップ漫画が既に先行していた作品で、時期はズレても特に問題がない作品だった為、クロちゃんの騒動に対応できたという見方もある)。

製作会社のスタジオボギーは「へろへろくん」のアニメ製作しており、コミックボンボン作品のアニメ化を担当する会社、といった感じの地位を確立しつつあったのだが、何故か倒産してしまった。当時の『クロちゃん人気ピークこそ過ぎていたものの、打ち切りなるほど極端なものではなかったため、今なお納得していないファンも多い。
実際70話まではテレマガにゲストを含めた内容が見開きページで掲載されていたり、マタタビ役の大本眞基子になった68話のアフレコ台本を所持している事を明かすなど、完成に近い状況でありながら、会社運営の都合により頓挫した事が分かっている。

これに関しては様々な諸説がある。

等の疑惑を追及している有志も存在している。この為「事業支度いは事業失敗の為の制作中止&計画倒産だったのではないか?」とするい噂も存在する。お金のために子供希望を奪う行為は許されるものではないが、現在の所確はなく会社も解散し、件の副社長米国在住であるとされる為相は分かっていない。

当時はVHSが発売されていたものの、セル用は27話までで、28話以降はレンタル専用であり、そのレンタル分も53話以降に至っては打ち切られ販売されなかった。もちろんDVD化はなされておらず、企画制作元が倒産している以上、将来的なメディア化は難しいものとされている。版権は講談社が持っているのではないかとする説もあるが、実際どうなのかは明らかになっていない。

しかし2010年テレビ愛知限定で再放送が開始された。これにより、一応、テレビ愛知が権利を持っているらしいことが明らかになった。
そして2014年12月には、CSチャンネルアニメシアターX(AT-X)での再放送が開始された。HDチャンネルでの再放送が開始されたことから、未放送分含めたDVD化への期待が高まっている。

そして現在では、ネット配信に限れば容易に視聴する事が可な状況となっている。ニコニコ動画では未放送分がアップされたりしていたが、その後dアニメストアニコニコ支店で全話の視聴が可となり、他にはAmazondアニメforプライムビデオU-NEXTといった動画配信サービス上においても、制作納品された全66話が公式配信されており、それらの会員であれば容易に視聴することが可となっている。

トリビア

主要登場キャラクター

クロ(坂本千夏
クロクロクロ
サイボーグの体を持つ、最強黒ネコ
普段はサイボーグであることを隠すため、中国製ぬいぐるみを被っている。ジーさん「中国人じゃったんか!」。
一人称は「オイラ」。性格はマイペースだが、意外とお人好しで、お節介。そしてツンデレ
かつては雑種黒猫だったが、ある日野プーリィに告白しようとしたところを剛の襲撃を受け半殺しにされ、勝手にサイボーグにされる。以前から飼いであるフジの老夫妻を離れした強盗き巣から守っていたため、剛からをつけられてしまう。
武器ドラムガトリング砲、盲腸の辺りに収納されている何でも切れる剣、全身に装備されたミサイルなどを装備している。原作ではロケットパンチを使ったこともある。156km/hで走ることができる。
生身の頃はゴッチの仕切る野良猫集団に身を置き、改造拳銃人間を仕留めたことからキッドと呼ばれていた(当時から既にただのではなかった)。ただ、その名前で呼ぶのは仲間内ではマタタビだけで、普段は『クロちゃん』と呼ばれる。
ミー(ニャンニャンアーミー1号)(手塚ちはる)
クロとは違い、生身の面ゼロサイボーグ。剛の右腕で、当初はクロとはライバル関係にあったが、割とい時期から普通友人と化した。
一般的には「ミーくん」と呼ばれる。一人称は「」だったり「」だったりと安定しないが、どちらかというと「タイプ
生身の体の時、自分の母親を殺した遺伝子パトラッシュ復讐を挑み、返り討ちに遭って四肢断裂という重傷を負うが、剛によってサイボーグとしてった。このことから剛に対して深い恩義を感じているため、「友」「家族」という言葉ですら足らないほどに仲が良い。また、剛のえるためには自分の身を省みない。
生身の頃から二足歩行で立ち、料理が得意というクロやマタタビ同様化け猫センスを持っていた。元がなんだったかは不明だが、生時代からとっても可愛い
クロよりもメカメカしいキャラクターで、本来はカッコイイ系のはずだが、こういった庭的で健気な要素からファン視聴者からは萌えキャラとしての見方が強い。アニメミーくんを演じた手塚はるの剛くーん!」という呼び方もそれに拍を掛けている感がある(特にアニメデビルミー回の冒頭は必見である)。
万太郎古澤徹
ロボット工学を得意とする科学者。自称天才科学者」。通常は「剛」、あるいは「剛ハカセ」と呼ばれているが、ミーくんだけには、「剛くん」と呼ばれている。
一人称は普段が「ワシ」(初登場時は「ワタシ」)。ミーくんと話すときや若い頃は「」。キレたりすると「」も使うなど、多重人格のきらいがある。
この世で許せないものは「ふとったネコ」と「切りそこなったタクアン」らしいが、たぶん一話だけ。もともとは世界征服を狙う悪の科学者だったが、それも序盤だけだった。
アトランティス大学ロボット工学を勉強していたが、学費が払えず21歳で大学を辞めさせられ、住居も追い出されてホームレス生活を送っていた時期にミーくんの命を実質二度も救った。ミーくんとは一心同体の仲。生活面では剛はミーくん依存している感が強い。
学校を途中で辞めさせられたため、実際に博士号は取っていないが、皆から「博士」と呼ばれている。
戦闘力皆無なのにも関わらず、鎧武者姿になったりアサルトライフルなどの武器として使うこともある。が、戦果を上げた場面はない。アニメではロケットランチャーなどを使ったこともある。
基本的には「マッドサイエンティスト」で「悪党」じみているが、本質的にはお人好し。
物語中もっとも姿が変わっていった人物。後半はもはやただのボールである。
コタロー小松里歌
クロの大ファンで、IQ200の天才的頭を持った少年。特に機械工学においては剛に並ぶ腕を持つ。
一人称は「」だが、サクラをする時などに身元がバレないようにするためか、「」を使うことも。
賢すぎる頭を持て余すばかりで世間と向き合えない少年として登場したが、クロ達との出会いで自分らしい生き方を見つけ、友であるダンク助けてもらってからは剛の助手となっている。
常にクロに似た着ぐるみクロちゃんスーツ)を被っているが、これには防弾効果や絶縁効果がある(クロく「抜けがない」)。一方、運動神経は4歳児並みで握力も弱い。
天才的な頭は、同じく天才科学者であった父親譲りのものだが、そののせいで母親逃げたため、彼を毛嫌いしているところがある(後に和解)。
原作では無限エネルギー装置を完成させ、クロの最後の武器として渡した。
マタタビ大本眞基子
クロが「キッド」と呼ばれていた頃の友、あるいは悪友。隻眼トラ柄の
メインキャラクターの中では一の生身だが、それでもクロと渡り合う実を持っており、正正銘の化け猫である。
事故とはいえクロに右を奪われてしまっており、そのことがキッカケで現在はクロとはの仲。ことあるごとに喧嘩しているが、友であった彼に「復讐するわけでも許すわけでもない」接し方をマタタビなりに探したうえでの結論である様子。時が経つにつれ同居するようになり、憎まれ口を叩き合いながらも絶妙なコンビネーションを見せる。
かつて一人称は「」だったが、時代劇経由で人を覚えてからは「拙者」を使うようになる。ちなみに初めて覚えたのも「せっしゃ」だった。
名前の由来は『マタタビの木(人間でいうところのタバコ、あるいはドラッグ)』を幼い頃からやっていたことから来ている。そのためかみそが若干トロけてしまっており、「世界一快楽に溺れやすい」とクロから言われてしまう。
マントの下に数の武器を隠し持っている。切り札は「すてるすブーメラン」。
幼少期から周囲より「化け猫」扱いされるほどの器用さを持ち、クロく「宝級」。生来の手先の器用さを活かして大工の棟梁から大工仕事を覚えた。
アニメではスタッフに嫌われてるのか留守率が多いが、原作ではちょくちょく出番があり、ギャグ率が増えていった。
ナナ綱掛裕美
コタローが、電気スタンドを基にお手伝いロボットとして作った電球ロボット。本作のヒロインに位置する存在。一人称は「アタイ」で、ちょっと姉御肌。
体は小さく、クロちゃんの座高に及ぶかどうかの程度。尻尾に600Wの電球が付いている。
お手伝いロボットとしての仕事ができず、一時はコタロースクラップにされそうになったが、クロに助けられて一目惚れし、クロの追っかけとして成り行きで達の仲間に加わる。
嫉妬深くワガママで、思い込みがとてもしく、精的にとても打たれ弱いが、たまに底を見せる。
に言うとウザ可愛いキャラクターであり、アニメでは原作以上にメイン扱いにされていた。
クロが彼女心を抱いているかは不明だが、生い立ちが不憫なためか、クロにとって放っておけない存在になっているのは確かである。
料理の腕が壊滅的に悪く、クロちゃんミーくんの身体の一部が爆発したり、集団食中毒と言われたりする。
ダンク千葉一伸
元は動物園ライオンだったが、コタローと脱走を試みて故郷へ帰ろうとした時に撃ち殺され、剛くんによってサイボーグ化する。
いつも困ったような顔をしていて、それに見合って性格は気弱で優しい。そして純でありコタロー思い。
ライオンなのにみたいに「アオーン」と鳴く。お前ネコ科だろ!
おまけサイボーグ化したのにも関わらず人はしゃべれず、基本は四足歩行。
後にコタロー父親によって改造され、ようやく頭からパネルを出して会話をするようになる。
体自体はかなり器用で、ジェスチャーがやたらと上手い。どういうわけか、コマネチポーズをとるための専用装置を搭載しており、自身も気に入っていたが、終盤でとうとう取り外されてしまっている。
鈴木一郎(森川智之
独身ガンダムヲタクサーキットの狼世代という根暗な設定を抱え込んだ、さえない小学校教師アニメによると25歳
一人称は「」で、特にキレたりしない限りは人に敬語を使うが、敬意があるかどうかは怪しいところ。
ハイウェイを走行中、ミーくん戦闘中のクロと出会い、ロボット好きであったことからクロを師匠としていきなり(衝動的に)慕うようになる。ドライビングテクニック一流で、以後、そこだけはクロ達に重宝される。
生徒達からは「たいして役に立たない」ことから連邦軍のMSになぞらえて「ジム」と呼ばれている。だけど本人は「ぼかぁゲルググが好きなんっすよぉぉぉぉぉぉ!」らしい、なんのこっちゃ。
どちらかというと熱血教師だが、生徒からはヲタということから「何か事件起こしそう」と言われている。実際そう呼ばれても仕方ないほどガンプラに入れ込んでいる。
同じ趣味を持つ消防士のめぐみと出会ってからは密かに想うようになり、最終回でようやく結婚を果たす。
山を持っていたことからは裕福な方だったらしいが、山自体が売ってもたかが知れる代物だったり、その割にアパート暮らしだったりと、本当にたかが知れたで育ったらしい。
めぐみ吉田小百合
ガンダムヲタク消防士。鈴木ガンするほど筋入りで、消防車は一度ゲルググ良されたことがある。
一人称は「私」。だが男勝りで勝気な性格をしており、クロ相手にパイプで戦いを挑んだことがある。あと「チンコチョンギルゾー、チンコチョンギルゾー」。
鈴木結婚するが、初の時、不法侵入してきたクロちゃんミーくんに危うくパンツを脱がされそうになるなど、結婚後も苦労は絶えない。しかし夫婦そろって新作ガンプラのためにから並ぶなど、オタクはノンキである。
結婚後(番外バトル)は寿退職したのか、消防士としてのシーンは一度も描かれていない。
何故かクロのことを「クロの助」、ミーくんのことを「ミー太郎」と呼ぶ。鈴木のことを「イチロー」と呼ぶ数少ない人物。
岡田エコ半場友恵
鈴木小学校転校して来た女子生徒超能力を持っている。譲りの超能力に関しては、テレパシーサイコキネシスなどいろいろ使える。原作では他者を失禁させたり、生物を破裂させたりすることも可であるなど結構エグいモノを持っている。
普段はネックレスである程度超能力を封印している。が、それを解くと見がなくなる。
超能力ですって!今時!」(byジュリエット)
髪型いのに常にいている。これを馬鹿にされると怒る。
暴走したクロによって年のを台しにされたことを恨み、復讐を果たそうとしていたが、落ち着いてからは冷静な突っ込み役になった。
五郎ゴロー)との出会いで新たな標を見つけ、彼が人間に戻ってからは五郎と付き合い始めたようであり、一緒にUFOを呼び出したり、ゴロー父親の面倒を見たりしている。
長瀬五郎 / ゴロー
父親から虐待を受けていた男の子原作限定キャラキャンプ場でチエコと出会い、クロ達と交流を深める。
レーサーになるのがで、タコメーターが宝物。負けず嫌いで不良な性格だが、根は優しい。
虐待されているため背中に大きい傷跡がある。マタタビく「負け犬の傷」。まぁ所詮はの戯言だが。
自分で起こした山火事で死に掛け、剛とコタローによってバイオロボットにされる。
ゴローの際はバイオメタルのおかげでどんな形にも変形出来るロボットになったが、「ピガー!」しかしゃべれず、精年齢はかなり低い。
しかし最後はチエコの呼びかけでちゃんと人間に戻り、それからはを染めたり、チエコと一緒に父親お弁当を届けに行ったりしている。
テレビ版ではそのシビアな設定のおかげで結局登場することのできなかった不運キャラクター
また、番外バトルでもその扱いにくさからなのか、最初の1話の表部分にしか登場しなかった。
ロミオ岡野浩介
電柱のような宇宙人。かつては召使いロボットだった。とりあえずウザキャラ
忙しい人に説明すると「ウザイ電信柱」。
性格が悪いので友達がいない。そのくせ他者を遊びに巻き込む。何コイツ本当にうぜぇ。
結婚式でも自業自得人生を逆恨みしてクロ達に復讐を吹っ掛けるなど、人を不快にさせるために生まれてきた電柱であるといっても過言ではない。だが上には上がいる(妻)。
遺跡でパートナージュリエットと再会し、毎度リア充っぷりを見せつけていたが、9巻で結婚する。
一人称は「私」だが、あまり礼儀正しくは聞こえない。いわゆる慇懃礼なキャラクター
コスプレ趣味で、『銀河鉄道999』に登場するメーテルコスプレをしたこともある。これはアニメ版でも実現したしいパロディである。
ロミ「ミーくん機械の身体は欲しくないかい?」 ミー「間に合っとるわい!
ジュリエット(吉田小百合
ロミオと同様、電柱のような姿をした宇宙人。かつては召使いロボットだった。ロミオより1.5倍ウザイ感がある。
どんな理由が原因なのか(一郎の祖によって半ば封印状態にされていたからかと言われているが、よくわからない)、鈴木一郎に対して何かと敵意を示す。
女であるが、ある武士のようなチョンマゲ。ロミオポニーテールだが、チョンマゲにしか見えない。佐々木小次郎コスプレだと思われている。が、人の地底人も似たようなチョンマゲをしていた。
ロミオ以上に高飛車で礼儀知らず、それでかつ自己中心的。アニメではそのウザさに磨きがかかっているが、ロミオより他者を考えた行動を取ろうとしたこともある。ただの天然さんなのかもしれない。
ジーサン(菅原一) / バーサン(こおろぎさとみ
本作最強(生命的な意味で)のキャラクター。クロとマタタビの飼いである老夫婦(ただし2人はマタタビを「トラ」と呼んでいる)。名字は「フジ井」。
倒れていたクロを偶然拾い、生きる意味を与えた人間で、クロが最も大事に思っている夫婦。が、あまりにもボケが酷いためクロは相当呆れている。特に何事にも動じない図太さにはクロもたじたじである。クロはサイボーグになった後でも2人がそれに気づかないように振舞っており、マタタビにも強要している。
そのボケっぷりは酷く、明らかとしておかしい場面を撃しても「便利な」で片付けてしまう。それどころかガラクタ修理をクロに任せてしまうほどである。そんなネコいねぇから!
また順応性が異常に高く、の体内でさえも和める程である。
2人とも極度の方向音痴で、ジーさんにいたっては日本地図世界地図の区別すら出来ないほど致命的。そういう意味でバーさんはまだマシな方である。
ヒロスエ(保志総一朗
ミーくんの悩みを解消するために剛が造った初恋ロボ。計画では従順でおしとやか、男のためにすべてをげる女の鑑というタジマヨーコが怒りそうなフレーズのメスとなるはずだったが、ミサイルを積んでいたり、足がキャタピラになったり、なんでも溶かす液を吐いたりして暴走してしまい、逆にミーくん失恋させてしまう。
剛本人はあくまで「初恋ロボ」として開発したつもりだったが、結果としては、奇しくも彼の発明品の中でトップクラス戦闘力を持つロボになった。
ちなみに声優は誤字でもなんでもなくあの保志総一朗である。
オーサム鷹森淑乃) / コサム吉田小百合
博士の作ったクロを倒すためのマシン名前の通りオーサム機で、コサムが子機。しかし子機のコサムは「オーサムサム」のギャグをやりたかっただけであまり使えない。
最初、剛は「ビッグ(大)・サム」「スモール(小)・サム」と呼んでいたが、この名前は全然呼ばれなくなってしまった。2機共なんでも溶かす液を吐くことができ、飛行も可
剛の勘違いで自爆装置を発動させられてしまったものの、ミーくんの機転によって救われ、以降度々登場した。
オーサムには性が何故か組み込まれており、何かとコサムを心配している。
邪悪なものに支配され、「夫の保険はいくら出るかしら」という言葉を吐いたことがあるが、夫役のロボットはいない。
ニャンニャンアーミー
ドクター剛によって結成された5体のエリートサイボーグ軍団リーダー1号ミーくんが務めていたが、大王デパートの戦いで離れ離れになってしまい、以降は2号リーダーを務める(しかし仕切っていたのはほとんど4号)。
加工をされなかったクロと違い、彼らは全防仕様で、深限度は20000m。6号以降も当初はいたが、クロが脱走した時にすべて破壊された。
2号は手足が伸びる3号萌えキャラ4号は短気、5号は「戦闘力たったの3か、ゴミめ」程度の戦闘力な個体である。
実はニャンニャンアーミーを役とした漫画ラフ案が存在する。

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サイボーグクロちゃん

263 ななしのよっしん
2022/08/02(火) 20:50:21 ID: H88UF09yTu
作者が個人で続編描いてるわよ
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264 ななしのよっしん
2022/09/24(土) 17:55:16 ID: 5XT3+DfdhR
ガズゥ。最初に描かれたときはそれっぽい同人って思われてたのが懐かしい。

もっともフルカラー劇場なりすましで続編っぽい同人描いてた人がその後でたんだから世の中分からん。
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265 ななしのよっしん
2023/02/22(水) 17:24:20 ID: nTTxhhBgtX
メダロットSコラボで25年越しにクロちゃんミーくん合体した姿に名前付くとは思わなかったw
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266 ななしのよっしん
2023/02/24(金) 21:51:32 ID: aEf64wVd6h
>>259
アニメだとゴロー周りは結局火事が起きた後に病院回復したゴローを剛くんが引き取って終わりそう。
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267 ななしのよっしん
2023/04/09(日) 00:14:42 ID: NphP1PcXLw
子供の頃、クロちゃんゲームで「デビル復活」はやった事あったんだけど、続編の「ホワイトウッズの逆襲」はやってなかったので、今更ながら最近中古で購入してやってみた
正直、BGMや演出が「デビル復活」よりもパワーダウンしてる感じで手抜き感も否めず残念だったなぁ。
調べてみたら2の発売って前作の発売から7ヶしか経ってなかったのか。そらこんな出来になるわな。
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268 ななしのよっしん
2023/04/27(木) 10:38:40 ID: Y0JosORG2l
イチロー森川さんなのにもビビったけど、
何よりヒロスエが保志さんなのにたまげた…
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269 ななしのよっしん
2023/08/17(木) 16:28:36 ID: dvpX9lehIq
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270 指摘
2023/11/16(木) 10:00:48 ID: lkV06OfhsX
30話の最後
>「たちにとっては現実だが、コタローにとってはファンタジーだ」
いや違う。
コタローにとっても(元の世界異世界両方とも)、現実であり、ファンタジー想)じゃない。
そのセリフはあくまで、視聴者にとってであり、”コタローとっては”ではない。
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271 ななしのよっしん
2023/11/21(火) 07:31:39 ID: 8hDwDT+lVA
アニメ版はマイルドな表現になってる所が多かったが、クロちゃんが、持ちに飼われてふぬけになったマタタビやる気にさせる為に、ホルマリン漬けにしたマタタビ玉取り出すシーンチビッコ時代にドンビキしたな・・・w

漫画とかアニメとかで悪趣味な敵キャラが敵から奪った玉とか腕を腐らないようにして飾ってる悪趣味とかいるけど、クロちゃんのやってることは主人公なのにそいつらと同じってw
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272 ななしのよっしん
2024/02/12(月) 19:55:58 ID: Sm9jLBLTTg
復刻版スヌーピーが出てくる部分がちょうどよくモザイクネタになってた報告あったのは笑った
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