「 | 電人ザボーガー | 」 |
とは、ロボットの頭がついたバイクから変形する犯罪捜査ロボットの呼称であり、生身ながらも抜群の格闘能力を発揮する刑事「大門豊」との絆を描いたピープロの特撮ヒーロー番組である。
電人ザボーガー!ゴォオ!
フジテレビ系列にて1974(昭和49)年4月6日から1975(昭和50年)6月29日まで全52話(+再放送26話)が放送され、第40話からは『電人ザボーガー対恐竜軍団シリーズ』の副題が追加されている。
概要
『マグマ大使』・『スペクトルマン』・『怪傑ライオン丸』・『風雲ライオン丸』を制作したピープロが、視聴率低迷により1年の予定が半年で打ち切りになってしまった『鉄人タイガーセブン』に続いて送り出した特撮ヒーロー作品である。
ピープロ製作作品ではあるものの、当時のピープロは作品を作れば作るだけ赤字を量産する状況であり、ピープロから委託された「友映」が製作を行う形となった。予算管理方法が変更になった事で、ピープロ代表の「鷺巣富雄」はプロデューサー陣とスタッフの間で板ばさみになったと言う。
原作には、『子連れ狼』でおなじみの「小池一夫(本作では「小池一雄」名義)」を起用しているが、これも当時フジテレビのゴールデンタイムをピープロが独占している様な状況で、企画を通しやすくするために他のプロダクションからの批判をかわすクッションとして名義を借りただけのもので、小池一夫自身は制作にはノータッチだったと言われている。
作風については、前作が意欲作ではあったが暗くて悲惨な印象の強い『鉄人タイガーセブン』だった事や、『マジンガーZ』や『ゲッターロボ』のヒットによるロボットアニメブームもあってか、本作では
といった要素が盛り込まれ、あえてザボーガーを主役とせず、ザボーガーに指示を与える大門豊を主人公としてストーリーも犯罪組織「Σ団」に対する大門豊の復讐劇とわかりやすくし、大門豊自身もまた当時の格闘ブームにあやかって生身で格闘を繰り広げるといった、低年齢層にもわかり易くて熱いヒーロー作品を目指したと思われる点が見受けられる。
人間の大門豊とロボットの電人ザボーガーを兄弟同然の存在として絆を描いたり、「デス・ガンダー」「ブル・ガンダー」といった車を改造したインパクトのある巨大な実写敵キャラを登場させたり、人が死ぬ時はあっさり死ぬといったピープロらしさも出ており、巨大なブルドッグの顔がついた車であるブル・ガンダーは、ザボーガー基地と並ぶ本作のネタ筆頭である。
これらの解りやすさと痛快さを重視した作風は、「山口暁」がハイテンションで演じた炎の妖精の如き熱血漢・大門豊の大立ち回りや、どうしたいのか分からない大門豊の曖昧な命令を的確に処理してΣ団のロボットやサイボーグを粉砕していくザボーガーという図式が好評価を受け、ロボットの顔がついたバイクといえば電人ザボーガーといわれるまでの存在となり、商業的には大成功を収めて玩具を発売していたブルマァクに多大な利益をもたらした。
視聴率的にはスタート当初は好調を維持し、2クールの放送予定が4クールに延長されたものの、様々なテコ入れを行うも放送日の変更により裏番組が『ウルトラマンレオ』になる等が重なって視聴率は低下していき、「Σ団編」の終了と共に1クールの再放送が行われ、放送時間を日曜の午前に変更して「恐竜軍団シリーズ」を放送した。しかし恐竜軍団はΣ団と比べると大門との結びつきが弱く、単なる「悪の組織を倒す正義の味方」な状況となり、電人ザボーガーと強化パーツを合体させて「ストロングザボーガー」にするといったテコ入れを行うも、恐竜軍団シリーズは1クールで最終回を迎え、その後1クールの再放送を行って1年3ヶ月に及ぶ放送を終了した。
講談社がプッシュしていた事もあってか、未放送地域でもその「ロボットの頭がついたシュールなバイク姿」は知られており、『仮面ライダー555』に登場した「オートバジン」や『仮面ライダーW』に登場した「仮面ライダーアクセル」などの頭部のついたバイクに変形するもの=電人ザボーガーという図式が現在でも成立しており、主人公・大門豊を演じた山口暁の時にうるさく、時に熱く格好良いアクションや数々のユニークなギミックを搭載した電人ザボーガーの存在から知名度は高く、2011年には劇場版新作の公開が決定する等、ピープロ作品でも高い人気を誇っていると言える作品である。
ストーリー
警視庁所属の秘密刑事「大門豊」は、ロボット工学の権威であった亡き父「大門勇」博士が開発した「ダイモニウム」を強奪して犯罪を繰り返す「Σ団」の攻撃をうけて殺されてしまう。しかし幼少時に交通事故で瀕死の状態になった際に父が埋め込んだ電極回路の力で蘇生した大門豊は、父が残した犯罪捜査ロボット「電人ザボーガー」を発見し、自らの感情に反応して電極回路が放つ「怒りの電流」により電人ザボーガーを起動させた。
悪之宮博士が率いる「Σ団」に対して、自分の命令を処理して戦う電人ザボーガーと共に完全と立ち向かう事を決めた大門豊は、時に父親代わりを務める新田警部や中野刑事らと共に、Σ団の犯罪を暴き送られてくる刺客ロボットやサイボーグ達を次々倒していき、悪之宮博士の養子「秋月玄」との激闘にも勝利した。
Σ大魔城にて悪之宮博士との最終決戦に勝利した大門豊と電人ザボーガーだったが、ダイモニウムは悪魔ハットに奪われ、復活した魔神三ッ首率いる恐竜軍団と戦う事になった。しかし恐竜軍団のメカアーミーの前に、相棒そして兄弟同然の電人ザボーガーが敗れてしまう。
父の設計が完璧すぎて強化することが出来ない事が致命的な弱点となってしまった電人ザボーガーだったが、松江健が駆るバイク「マシーン・バッハ」と合体することで「ストロングザボーガー」となり、恐竜軍団のメカアーミーを粉砕する力を得た。
魔神三ッ首との戦いを前にエネルギー源のダイモニウムが枯渇し、起動停止したストロングザボーガーであったが、大門豊の怒りの電流により再起動し、ストロングバズーカファイアーの連射による自爆で魔神三ッ首・悪魔ハット・王女メザを道連れに恐竜軍団を滅ぼした。
断腸の思いで恐竜軍団の基地と共に埋もれる電人ザボーガーを捨てて脱出した大門豊は、秘密刑事としての活動を続けるのだった。
大門豊
地中海の孤島コルタ島にて訓練をうけた23歳の秘密刑事が、「電人ザボーガー」の主人公である「大門豊」である。
父はロボット工学の権威「大門勇」博士で、6歳の時に交通事故で瀕死の重傷を負った際に、父の手で体内に電極回路を埋め込まれて復活したという経歴を持ち、早くに母を亡くした為、多忙な父と離れて北海道の教会で育てられた。
自身が警視庁に所属する特命捜査官である事を知るのは、警視総監と新田警部のみで(後に中野刑事も知る事になる)、Σ団の暗躍が活発化するに伴って日本に帰国し、殺された父の遺した映像から電人ザボーガーを発見するも起動に成功せず、後に自らの体内に埋め込まれた電極回路と大門豊の感情により発せられる「怒りの電流」により起動する事を発見した。
電人ザボーガーが変形したバイク「マシンザボーガー」に乗って現場に向かい、特殊ヘルメットのインカムから電人ザボーガーに指示を与える。ただしその指示はかなり曖昧でどうしようもなくなると、とりあえず「ファイト!」と言ってしまう炎の妖精な側面を持っており、根性論でごり押しする事が多い。無論、感情を露にする事も多く、新田警部からは「勉強が足らんよ!」としばしば窘められる。
普段は、電人ザボーガーの目元と同じく黒斑の眼鏡をつけており、ザボーガー基地内では白衣で実験や分析を行う等、科学知識にも長けている。また帰国当初は新田警部の家に居候させられていたが、新田警部がパリに旅立った後は、新田姉弟と共にザボーガー基地に住むようになった。
コルタ島で訓練をうけた結果、少年時代は虚弱体質だったのは嘘だと思える程の格闘技の達人となり、空手や柔道の他に少林寺拳法や太極拳などの数々の武術を習得している為、電人ザボーガーに頼る事なく素手でΣ団の戦闘員を容易く片付けたり、コンクリートの壁の向こうにいる敵に向かってパンチし壁ごと突き破って倒す等しており、「飛竜三段蹴り」と言う高く飛び上がった反動で蹴りを見舞い、さらに蹴りの反動で宙を飛んで地上に降りずに三回蹴りを放つと言う必殺技ももっている為、その戦闘能力の高さと不死身さから、
と並ぶ「生身で強い主人公」の一人に数えられている。さらに、致命傷を負い心停止に陥る事態となっても、体内に移植されたダイモニウムが電極回路を通じて心臓を刺激して蘇生させるためチートさにさらに拍車がかかっている。
※戦闘時には基本的に武器は使用しない(「電人ザボーガーが武器じゃね?」などと言ってはいけない)が、手甲を装着して戦う事はある。
大門豊を演じたのは『仮面ライダーV3』で結城丈二=ライダーマンを演じた山口暁で、本作が初主演作品でもある。本作では、カンフー映画をモチーフにした生身でのバトルシーンを自ら行って炎の妖精「大門豊」を熱演したが、1986年4月6日に肝臓ガンにより41歳の若さで亡くなった。
おれの兄弟
巨大な悪と戦う大門豊と共に戦う犯罪捜査ロボットが「電人ザボーガー」であり、バイク形態のマシーンザボーガーに変形して共に捜査し、曖昧な命令にも的確に対処する能力を持ち合わせている大門豊と一心同体な存在である。
電人ザボーガー
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電人ザボーガーの技
チェーンパンチブーメランカッター速射破壊銃 |
電人ザボーガーの装備
ヘリキャット
マウスカー
シーシャーク |
Σ団の繰り出す悪のロボットやサイボーグを打ち砕いていった電人ザボーガーだったが、壊滅したΣ団に代わって登場した恐竜軍団との戦いに敗れた際に、大門勇博士の設計が完璧すぎて電人ザボーガー自体に改良を加える余地が無く、強化改造が事実上不可能である事が発覚してしまうが、武田博士の提案により松江健のマシーンバッハと電人ザボーガーを合体させることで「ストロングザボーガー」となり、恐竜軍団のメカアーミーを圧倒するようになった。
ストロングザボーガー
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ストロングザボーガーの技
ロケットチェーンパンチジェットブーメラン
ストロングバズーカファイヤー |
協力者
新田大五郎(演:根上淳)
新田美代(演:星野みどり)
新田浩(演:神谷政浩)
中野刑事(演:きくち英一)
大門勇博士(演:細川俊夫)
武田博士(演:田中力)松江健(演:坂大龍也)
浅尾由起(演:本木紀子) |
Σ団
世界征服を企む悪の科学者「悪之宮博士」を頂点とする犯罪組織で、正式には「秘密殺人強盗機関Σ」だが略称の「Σ団」と呼ばれてばかりいる。
ロボットやサイボーグが人間を支配する帝国を築き上げる事を目的にしており、世界7ヶ所に支部をもっている。
- ダイモニウムと動植物の素材を元に作り出されたロボット「メカアニマル」
- メカアニマルから動植物の要素を排除した「Ωサイボーグ」
- 超巨大ロボット「ジャンボメカ」
- ザボーガーに匹敵する戦闘能力をもつ「Σメカ」
- 人間をサイボーグ化した暗殺者「Σサイボーグ」
- メカアニマルとΣサイボーグの長所をかけあわせた「メカボーグ」
なお、たとえ幹部であったとしても、失敗したり悪之宮博士の意に背いた場合は容赦なく処刑される。
悪之宮博士(演:岡部健)
ミスボーグ(演:藤山律子)
レディ・ボーグ(演:吉田多永子)秋月玄(演:風戸拳)
アパッチドリル(演:遠矢孝信)キングアフリカ(演:原大作)
海賊ジャック(演:尾崎孝二)エレキアンデス(演:北九州男)フランケンG(演:ストロング・エリマティ)ハリケーン大陸(演:マーゴ・バケット)ヨロイバロン(演:高杉玄) |
恐竜軍団
悪魔ハットにより数千年の眠りから目覚めた魔神三ッ首を頂点にした組織で、世界の6大陸を海に沈めて太平洋上に新たにつくりだす大陸にて恐竜による帝国を築く事を目的にしており、神奈川県龍虎村の魔神山にある魔神窟を基地にして、秘密を知る考古学者や研究者を抹殺し、計画実行の障害となる大門豊と電人ザボーガーを倒さんとする。
王女メザが率いる戦闘員「竜面隊」のコンビネーション攻撃でレディ・ボーグを倒す等、Σ団に比べて戦闘能力は高い。また、爆弾ハットがΣ大魔城から強奪したダイモニウム製造器を使用して生み出す機械竜メカアーミーも強力で、メカアーミーに敗れた電人ザボーガーは、ストロングザボーガーとなることで対抗する力を得た。
魔神三ッ首(声:丸山詠二)
王女メザ(演:提光子)
悪魔ハット(演:遠矢孝信)
爆弾ハット(演:君塚正純)
メカアーミー竜面隊 |
キャスト |
スタッフ |
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- 悪之宮博士役の「岡部健」は、『ウルトラマンティガ』のヨシオカ長官を演じている。
- 中野刑事役の「きくち英一」とアパッチドリル&悪魔ハット役の「遠矢孝信」は、『帰ってきたウルトラマン』においてきくち英一がウルトラマンの、遠矢孝信が怪獣のスーツアクターとして参加していた。また遠矢孝信は、『宇宙猿人ゴリ(『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』、『スペクトルマン』)』ではゴリのスーツアクターを担当しており、手話をモチーフにした個性的な演技を披露する等、ピープロ作品との関連性が強い俳優でもある。
- 新田警部役の「根上淳」は、『帰ってきたウルトラマン』でMATの伊吹竜隊長(2代目の隊長)を演じている。
- 新田浩役の「神谷正浩」は、『人造人間キカイダー』にて光明寺マサルを、『大鉄人17』で南三郎を演じている。
- 秋月玄役の「風戸拳(現:風戸佑介)」は、『仮面ライダーV3』の主役選考に「宮内洋」と最後まで残った事がある。後年、『ジャッカー電撃隊』にて大地文太=クローバーキングを演じた。その際、ライバルだった宮内洋と共演している。
- ミスボーグ役の「藤山律子」は、『愛の戦士レインボーマン』にてオルガを『科学戦隊ダイナマン』にて女将軍ゼノビアを演じており、悪女役には定評があった。
- 王女メザ役の「堤光子」は、以前は「星光子」名義で『ウルトラマンA』に南夕子役で出演していた。
- 電人ザボーガーのデザインは、漫画家「藤田茂」が担当している。
- 敵キャラクターのデザインは、鷺巣富雄が「うしおそうじ」名義で行っている他、ジャンボメカやマシーン・ホークなどのデザインははコミカライズも担当していた漫画家・成井紀郎が担当している。
主題歌
OP・EDは菊地俊輔による熱いヒーローソングを、子門真人が熱く歌い上げている。
またOPは何でも「Σ団」のせいにしてしまう事で有名で、恐竜軍団編になっても「Σの仕業」のままだった。
タイトル | 歌 | 作詞 | 作曲 | 編曲 | |
OP | 「戦え!電人ザボーガー」 | 子門真人 | 上原正三 | 菊池俊輔 | 菊池俊輔 |
ED | 「おれの兄弟 電人ザボーガー」 | 子門真人 | 上原正三 | 菊池俊輔 | 菊池俊輔 |
放映リスト
全52話のうち、第39話放映から第40話放映までの4ヶ月間は、1・2・3・6・8・18・22・23・24・26・27・30・39話が再放送されている。また最終回の第52話放送後にも、4・5・11・13・16・17・19・25・31・32・33・34・37話が再放送された。
また、放送途中で放映日と放映時間が以下の様に変更されている。
話数 | 放映日 | サブタイトル | 敵キャラクター | 脚本/監督 |
1 | 1974.4.6 | たたかえ! 電人ザボーガー | アリザイラー | 上原正三 奥中惇夫 |
2 | 1974.4.13 | これが秘密殺人強盗機関Σだ | カマギラー、ゴリコング | 上原正三 奥中惇夫 |
3 | 1974.4.20 | 大暴れ! 水爆ゴリコング | ゴリコング | 上原正三 奥中惇夫 |
4 | 1974.4.27 | Σ殺人基地へ殴りこめ | サタンボーグ、アパッチドリル | 上原正三 山田健 |
5 | 1974.5.4 | Ω地獄計画開始! | ボルゲン | 高橋二三 山田健 |
6 | 1974.5.11 | 鉄骨ビルが消えた! | テッカーマ | 高橋二三 鈴木俊継 |
7 | 1974.5.18 | 危機一髪! 燃える秘密刑事 | リングイ | 高橋二三 鈴木俊継 |
8 | 1974.5.25 | 標的はあのダイヤ | ゴーグス、海賊ジャック | まつしまとしあき 中西源四郎 |
9 | 1974.6.1 | 謎の男・ドルマン9 | アイバン、ドルマン9 | まつしまとしあき 中西源四郎 |
10 | 1974.6.8 | Σ団・恐怖の地獄計画 | ドルマン9、ブラザス1&2 コンピューターアニマル |
高久進 山田健 |
11 | 1974.615 | ジャンボメカ東京破壊作戦! | ブラザス1&2、ジャンボメカ コンピューターアニマル |
高久進 山田健 |
12 | 1974.6.22 | 驚異の人間長距離砲 | アイアンクロー | 上原正三 鈴木俊継 |
13 | 1974.6.29 | 秘密刑事 死の一騎打ち | ビッグG、ウルフジョー | 上原正三 鈴木俊継 |
14 | 1974.7.6 | 不死身の殺し屋ギルコンフー | ギルコンフー、捜査ロボットM1 コブラーチャン、サソリジャガー |
上原正三 山田健 |
15 | 1974.7.13 | 死斗! 謎のΣ大魔城 | コブラーチャン、サソリジャガー、ガードK | 上原正三 山田健 |
16 | 1974.7.20 | 恐怖メカボーグ誕生!! | マジシャンガー | 山崎晴哉 鈴木俊継 |
17 | 1974.7.27 | 殺人キック! メカボーグ・チーム | ラガーズ兄弟、ラガーズ1,2,3 | 山崎晴哉 鈴木俊継 |
18 | 1974.8.3 | 必殺アームガン・グリーンベレー | グリーンベレー | しのだとみお 山田健 |
19 | 1974.8.10 | キリマンジャロの赤い豹 | バーナー8 | 上原正三 山田健 |
20 | 1974.8.17 | 死を呼ぶ合体ロボット・ゴーゴン | アンドロイド・レッド、アンドロイド・イエロー アンドロイド・ブルー、アンドロイド・ゴーゴン |
安藤豊弘 鈴木俊継 |
21 | 1974.8.24 | 処刑ロボット大作戦 | コンピューターアニマルジュニア | 安藤豊弘 鈴木俊継 |
22 | 1974.8.31 | 謎のマシーンホーク秋月玄登場 | デス・ガンダー | しのだとみお 山田健 |
23 | 1974.9.7 | 破壊! 魔のΣメカ・デスガンダー | デス・ガンダー | 高久進 湯浅憲明 |
24 | 1974.9.14 | ファイト! ザボーガー 倒せ! デスガンダー | デス・ガンダー | 高久進 湯浅憲明 |
25 | 1974.9.21 | 怪奇・忍者ロボット・ジャニン | ジャニン、ニセザボーガー | 山崎晴哉 山田健 |
26 | 1974.9.28 | 強奪! 狂犬ロボット・ブルガンダー | ブル・ガンダー | 山崎晴哉 山田健 |
27 | 1974.10.4 | 激突! ザボーガー対ブルガンダー | ブル・ガンダー | しのだとみお 山田健 |
28 | 1974.10.11 | 動く爆弾! ヘルガンダー | ヘルガンダー、ドリローダー | 新井光 岡屋竜一 |
29 | 1974.10.18 | 爆死! 死のヘルガンダー | ヘルガンダー、ドリローダー | 新井光 岡屋竜一 |
30 | 1974.10.25 | 飛竜三段蹴り対サンダーパンチ | バンギュー、ゴーゴン、ゴーグス コンピューターアニマル、テッカーマ |
山崎晴哉 山田健 |
31 | 1974.11.1 | 空飛ぶ鉄拳!! アイ・ロボッター!! | アイ・ロボッター | 藤川桂介 山田健 |
32 | 1974.11.8 | 恐るべきハンマー投げ カイザー! | カイザー | しのだとみお 岡屋竜一 |
33 | 1974.11.15 | 襲激!! 動くテトラポット!! | ゴロゴス | 藤川桂介 岡屋竜一 |
34 | 1974.11.22 | ゴールド・ジャッカー! 首を捜せ! | ゴールド・ジャッカー | 祝雅治 山田健 |
35 | 1974.11.29 | 爆弾フラワーを巨大化せよ | キングガンマー | 藤川桂介 山田健 |
36 | 1974.12.6 | 空飛ぶ巨砲ドルカノン | ドルカノン | 新井光 山田健 |
37 | 1974.12.13 | 秘密指令!! 邪魔者は消せ!! | モゲット、ニセ大門豊 | 藤川桂介 湯浅憲明 |
38 | 1974.12.20 | 決戦!! ザボーガー対悪之宮博士!! | ブラック・ヒッター | 藤川桂介 湯浅憲明 |
39 | 1974.12.27 | 大滅亡! 悪之宮博士の死 | ジャガール | 祝雅治 岡屋竜一 |
40 | 1975.4.6 | 甦えった魔神三ッ首!! | ガラキ | しのだとみお 岡屋竜一 |
41 | 1975.4.13 | 出来た!! ストロング・ザボーガー | ガラキ | 高階完二 山田健 |
42 | 1975.4.20 | 魔神三ッ首 その謎をあばけ | ノギラ | 森田太郎 山田健 |
43 | 1975.4.27 | 恐るべき恐竜軍団の野望 | ガマオイル | 山崎晴哉 岡屋竜一 |
44 | 1975.5.4 | 危うし!! ザボーガー基地 | テレモニダー | 鈴木二郎 岡屋竜一 |
45 | 1975.5.11 | ゴーストタウンの決闘 | ガtットリン、キラメカ | 山崎晴哉 岡屋竜一 |
46 | 1975.5.18 | マシン・バッハを取り返せ! | スタンパー | 新井光 山田健 |
47 | 1975.5.25 | ザボーガー基地爆破作戦!! | キギラ、ドクロ大佐 | 高階完二 山田健 |
48 | 1975.6.1 | 毒ガス作戦をぶっとばせ! | ニゴヂン | 山崎晴哉 山田健 |
49 | 1975.6.8 | 急げ大門! ザボーガー基地を救え! | ジャンガー | 新井光 村石宏美 |
50 | 1975.6.15 | 大爆発!! ザボーガー基地 | スクラッシャー、悪魔ハット | 山崎晴哉 村石宏美 |
51 | 1975.6.22 | ストロング・ザボーガー作動停止! | ギラリ | 鈴木二郎 山田健 |
52 | 1975.6.29 | ストロング・ザボーガーよいつまでも | ドゲラ | 鈴木二郎 |
劇場版
電人サボーガーのTV本放送終了から30年以上経過した2010年。新作の劇場版「電人ザボーガー」クランクインの情報がリリースされた。
「あきらめるな!立ち上がれ!」
監督・脚本は、『猫目小僧』『片腕マシンガール』『ロボゲイシャ』等のカルト映画で知られる「井口昇」が務め、公開は2011年初夏を予定しており、
がそれぞれ演じる事も公開された。
※新田警部役には『ウルトラマンガイア』や『仮面ライダー電王』に出演した「渡辺裕之」が、ミスボーグ役には『轟轟戦隊ボウケンジャー』に出演した「山崎真実」がキャスティングされている。
第1部と第2部の間には25年の歳月が流れた設定となっており、大門豊も47歳となっている他、糖尿病を患ってインシュリンがかかせない体になっているが、ザボーガーのデザインは細部が細かく造型され、バイクモードでは腕が前輪を支えるデザインに変更されているものの、黒斑眼鏡を模した目元はそのままに全体的なシルエットや印象・カラーリングはまさしく「電人ザボーガー」そのものであり、バイクへの変形も行う。
また登場人物も、悪之宮博士率いるΣ団を相手にザボーガーと共に戦う大門豊や新田刑事に中野刑事、そしてミスボーグに秋月玄、果てにはΣ団幹部キングアフリカやアパッチドリルも登場すると言う旧作をそのまま現代の作風に発展させた設定・デザインとなっている。
※松江健の代わりと思われる松江刑事などのオリジナルキャラも登場する。
また映画化決定とあわせて井口昇のもとには多くのザボーガーファンから
ブル・ガンダーは出るんですか?
との声が寄せられ、運転席に身を隠して演じる為に非常に危険である事から登場予定になかったところを、ファンの声の後押しをうけて、CGではなく実際に軽トラックを改造した「ブル・ガンダー」を制作し劇中に登場させる事になった。
※2011年1月28日と29日及び2月5日に、ロッテルダム映画祭にてワールドプレミア上映される事が決まった。ちなみに部門名は「スペクトル部門」である。スペクトルだと・・・
諸事情により初夏予定から少し遅れたものの、2011年10月より日本公開が決定した。ストロングザボーガーも出るぞ!
キャスト | スタッフ | ||
大門豊(熟年期) | 板尾創路 | 企画・原作 | ピー・プロダクション |
大門豊(青年期) | 古原靖久 | エグゼクティブプロデューサー | 大月俊倫 |
新田警部 | 渡辺裕之 | テレビシリーズ原案 | 小池一夫 |
中野刑事 | デモ田中 | 監修 | 鷺巣詩郎 |
松江刑事 | 岸建太郎 | アクション監督 | カラサワイサオ |
ミスボーグ | 山崎真実 | アクション | TEAM ZERO'S |
秋月玄 | 宮下雄也(RUN&GUN) | オリジナルスコア | 菊地俊輔 |
若杉議員 | 木下ほうか | 音楽監督 | 福田裕彦 |
大門博士 | 竹中直人 | OP・EDボーカル | 高野二郎 |
悪之宮博士 | 柄本明 | 監督・脚本 | 井口昇 |
関連動画
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関連コミュニティ
関連項目
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出演者 |
スタッフ・関係者 |
関連作品 |
関連リンク
- 【公式】StarChild:電人ザボーガー
- 【公式】井口昇監督作品 『電人ザボーガー』公式サイト
- 【公式】大門豊 (daimon_yutaka) on Twitter ※公式ハッシュタグは「#zaboga」
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