東方竜王伝

東方竜王伝とは、丸亀の煙草氏が投稿しているRPGツクールの幻想入りシリーズの動画につけられているタグである。
動画タイトルは『王の中の王が幻想入り』

概要

その名の通り、この動画の主人公はドラクエ初代ラスボスの竜王･･･のひ孫である。
竜王のひ孫、通称竜ちゃんとドラクエ２の主人公ローレシアの王子(この動画内での名前はアレン)が幻想入りしたところから物語は始まる。

あらすじ

第１部　紅魔館編

アレフガルドの支配者にして闇の覇者、王の中の王竜王は、気が付けば見知らぬ土地に立っていた。とある目的で共に旅をしていたローレシアの王子、アレンと合流し、アレンが見つけたという人里をとりあえずは目指すことに。

途中でこの地の名前が《幻想郷》であるということを知り、そして二人の少女から『幻想郷を狙う悪い妖怪とその協力者の人間』とあらぬ誤解を受け襲撃を受ける。撃退はしたものの、少女たちには誤解を解く前に逃げられてしまった。

人里で情報収集を行い、幻想郷の顔役だという巫女の情報を得て、巫女にあいさつをするために博麗神社に向かうが、巫女はすでに取り逃がした少女達によって間違った情報を受け取っていて、２人はまたしても襲われてしまうが、幻想郷の賢者である妖怪の仲裁によってこの場は収まった。

２人は巫女や賢者に対してこの地にやってきた目的を話す。怪しげな儀式によって呼び出された謎の果実を探していて、それが悪人の手に渡れば大変なことになる可能性があるという。

２人は果実をさがして幻想郷を周る。それがやがて幻想郷全体を巻き込む冒険と戦いの始まりだった。

第２部　天魔王編

果実の脅威から紅魔館を守った竜王とアレンは、引き続き果実を探して幻想郷を周る。同時にそれは、果実を召喚した集団との戦いの始まりでもあった。地底、魔界、月といった様々な場所を巡り、その地の住人との親交を深めつつ、全部で７つの果実を巡って敵と戦っていくうちに、竜王達は敵を束ねる黒幕の存在を知る。

その名は天魔王オルゴ・デミーラ。最高位の大魔王にして、天地を束ねる者。別世界において勇者に敗れた天魔王は、幻想郷において果実の力を利用して完全復活をもくろんでいた。

天魔王が復活すれば、幻想郷だけではなく、別世界たるアレフガルドも危機に陥るかもしれない。そう考えた竜王は、引き続き幻想郷側に協力して、偉大なる大魔王の先達に対して敵対することを決める。

更にそこにアレンたちロトの子孫によって滅ぼされたはずの破壊神とそれを崇拝する邪教団も乱入して戦いは混乱を極める。

最後に笑うのは天魔王か？それとも闇の覇者か？

番外編

みょんとゆゆ様の異世界冒険記(全４話)

白玉楼に突如現れた冥王ゴルゴナ。撃退しようと戦う妖夢と幽々子だったが、そこに乱入してきた魔王バラモスによって二人は異世界へと飛ばされてしまう。二人は異世界を冒険しつつ、幻想郷への帰還方法を探すことに。
世界を超える翼に出会う時、二人のそばにはこの上なく心強い味方がいたのだった。

ハイコート・ポロロッカ(全１話)

新たなマシン兵を作り出すための資材を探すために幻想郷を巡る天魔王軍の一員、マシンマスター。そんな彼は幻想郷のかっぱである河城にとりと出会い、エンジニアとして意気投合する。
そんな二人だったが、マシンマスターの連れたキラーマシンを見たにとりはマシンマスターに資材との交換を申し込む。さすがに渋ったマシンマスターだったが、にとりの提案によってにとりとキラーマシンの決闘によって決めることとなる。
勝負の行方は？そして新たなマシン兵、魔神機とは？

そのころのゾーマさま（全１０話）

かつて先代の竜王よりも早く、アレフガルドに君臨し、世界を闇に包みこんだ大魔王がいた。

その名は大魔王ゾーマ。全てを滅ぼす者にして、大魔王の中の大魔王。

比類なき力を持つ大魔王は、誰にも悟られることなく、幻想郷にて復活をはたした。が、その力は全盛期とは程遠いものだった。

復活の場に偶然居合わせたチルノとの戦闘によって、幻想郷の住人に興味を示したゾーマは幻想郷を自由に見て回ることを決めた。

時にカリスマに、時におちゃめに、基本フリーダムに、しばれるものなき大魔王の暇つぶしをとくとご覧あれ。

登場人物(ネタバレ注意)

竜王軍

• 竜王
  主人公その１。闇の覇者と呼ばれ、アレフガルドの地を支配する大魔王。初代ドラクエのラスボスではなく、ドラクエ２に出てくる竜王のひ孫である。名乗りの際には王の中の王を自称する。普段は人間態だが、本気を出すと竜の姿へと変身する。竜化したときに使用する闇の波動は博麗大結界に大穴を開けるほどに強力。人間態時に使用する闇へのいざないは相手に〈世界の半分をやろう〉と囁き、精神の脆い相手を混乱もしくは昇天させるという理不尽極まりない技。非常に軽い性格で先代の竜王とは異なり魔王としての威厳は殆どないが決める時は決める性格。決断力が高く、思い切りのよい性格のおかげで部下からの信頼も厚い。
• 死神の騎士
  第4話前編より登場。竜王の部下。卑劣な輩を嫌い騎士道精神を重んじている。アレフガルドにて竜王不在の城を守っていた。竜王の所在を掴み幻想郷に軍勢を送り込もうとしていたが城にやってきたロトの子孫に説得されて最初は自分と大魔道だけで幻想郷に向かう。主君の命令により幻想郷に来た悪霊の神々討伐のために竜王軍の全戦力を呼び寄せた。
• 大魔道
  第4話前編より登場。竜王の参謀で彼の教育係。竜王軍で1番仕事してる人。アレフガルドにて竜王の行方を追っている。ゾーマがアレフガルドを支配していた頃から存命し、年月の経過によってその時代の魔王に仕えてきた竜王軍一番の古株。とてつもなく長い年月を生きているだけあり、ドラクエ世界以外の呪文まで取得している。幻想郷に来てからはアレフガルドの秩序を脅かしかねない危険な芽を摘むために紫と手を組み、幻想郷を荒らす魔物に対抗する。
• ダースドラゴン
  番外編その6より登場。竜王の部下。口数は少ないが義理堅い武人肌な性格。大柄な体格で隠密活動には向かないため、幻想郷探索には加わらずに城で待機した。悪霊の神々が幻想郷に侵攻されてきた際は戦力として呼び出されようやく出番が来た。
• やまたのおろち
  第2部23話より登場。かつてジパングで暴れていた魔物で普段はヒミコの姿をとっている。数百年ぶりに復活して竜王の城を訪れ、ロトの子孫と仲良くしているという現魔王の竜王に興味を示して竜王軍に加わった。若い娘が好物だが、外見より実年齢が高い者が多い幻想郷の少女たちはあまりお気に召していない。だがその中でも妖夢はお気に入りの様子。

ロトの子孫

• アレン
  主人公その2。破壊神を破壊した男。ドラクエ2の3勇者の１人であるローレシアの王子その人。呪文は使えないが、その戦闘能力はトップクラス。瞳の色は普段は黒だがロトの血を活性化させて真の力を解放すると緑色に変化する。竜王がかなりの信頼を寄せる人物だが、その信頼ゆえにナチュラルに人間扱いされないこともしばしば。本人はあくまで人間であると言い張るが柱に飛び乗っての移動や牢屋の破壊も余裕でこなし一般的な人間の定義を遥かに超えている。マイペースな竜王に比べると基本的に真面目だが、極度の武器マニアで世間ずれした部分も。脳筋じゃないよ
• ルーナ
  番外編その4より登場。ドラクエ2の3勇者の１人であるムーンブルクの王女その人で、魔法使いとしてはかなりの実力者。精霊ルビスから「新たな敵を倒すために異世界からの来訪者と合流せよ」というお告げを受け、ムーンペタの町でアレフガルドにやってきた幽々子と妖夢と出会った。幻想郷に来てからしばらくは出番がなかったが悪霊の神々が来襲するとサトリと一緒に敵の実力者を倒して回ったが、敵の足止めを食らったので破壊神との決戦には参戦できなかった。当初は彼女とサトリはアレンのようなロトの血の活性化による自己強化は不可能だったが幻想郷に来てからの修行により出来るようになった。
• サトリ
  番外編その4より登場。ドラクエ2の3勇者の１人であるサマルトリアの王子その人。ルーナと共にムーンペタの町で幽々子らと合流し、不死鳥ラーミアの力を借りて幻想郷へと向かう。FC版のように貧弱ではなくはやぶさの剣装備で火力もあり実力は十分。しかしそれでも他の二人に比べてヘタレな発言とやられっぷりが目立ち、ネタキャラからは脱却できていない。無造作に伸びたヘアは頭部を守る兜の役割も兼ねている。棺桶の中が所定位置

東方サイド

幻想郷の住人

• 風見幽香
  第１話より登場。四季のフラワーマスター。竜王に道案内を頼まれるも、竜王の失言にキレてそのまま戦闘に。人間態の竜王を圧倒するも、変身した竜王に敗北する。どうやらあきらめずにリベンジを狙っている様子。何故かやたらと外からの来訪者に太陽の畑を荒らされている。悪霊の神々との最終決戦ではツンデレじみた台詞と共に登場して竜王たちと共闘した。
• 八雲紫
  第2話より登場。幻想郷の賢者。変身した竜王の力の強大さを感じ取り、藍に偵察を指示する。博麗神社で霊夢と竜王たちの前に仲裁として現れ、竜王たちが幻想郷に来た目的が侵略ではない事を知ると彼らが幻想郷に滞在することを快く許可した。幻想郷を最も愛するものとしてそれを壊しかねない天魔王の復活を阻止するために竜王たちに協力し果実の回収を図る。竜王が回収した果実の管理を任されていたが天魔王軍のスパイによって情報が漏れ、直々に果実を奪いにやってきた天魔王に敗れ石化させられた状態で天魔王の管理下に置かれた。だがその状況下でも策を残し天魔王を出し抜いた。
• 八雲藍
  第2話より登場。紫の式。紫の指示で竜王とアレンの偵察をするも、決定的なものがなかったため、偶然近くを通りかかった早苗と魔理沙を騙してけしかけた。博麗神社で紫と共に現れて敵と誤解していたことを竜王たち（と騙した魔理沙たち）に謝罪した。第2部では幻想郷防衛のため紫と共に様々な策をたてている。紫が行方不明になった時は非常に動揺した。
• 霧雨魔理沙
  第2話より登場。普通の魔法使い。藍にそそのかされて竜王とアレンを襲う。博麗神社に現れた紫に竜王たちが敵ではない事を説明されたが、既に彼らが敵意を持っていないことは何となくわかっていた。第2部中盤ではアリスとのコンビで悪霊の神々と戦った。どこで入手してきたのか手持ちのアイテムはマリオRPGのものばかり。第3部では（本人の知らずうちに）魔王連合に加入した霊夢の元に届けられた『魔王連合会報』を盗んでしまったことで機密保持として送り込まれた刺客に襲われ行方不明になるが、自分を始末しに来た魔物に「マリーサ」という偽名を使ってうまく取り入り、その魔物の上司であったゾーマに気にいられたことで『閃魔王』の肩書きをもらった。
• 東風谷早苗
  第2話より登場。風祝にして現人神。藍にそそのかされて竜王とアレンを襲う。アレンと戦うも、若干本気になったアレンに敗北する。ちなみに魔理沙よりノリノリだった。藍に騙されたことを知るとすぐに受け入れた魔理沙とは異なり納得いかずに暴れまわったが、霊夢に強制的に黙らされた。第2部の中盤では守矢神社を新たな拠点にしようとした天魔王軍に襲撃されて牢屋に入れられてしまうが霊夢たちに救助される。アントリアからは天魔王軍に入る資格があると勧誘されるも霊夢の助け船もありこの勧誘を断り魔族と戦う強い意志を見せた。
• 上白沢慧音
  第3話より登場。知識と歴史の半獣。人里で情報収集をしていたアレンに博麗神社の情報を教える。悪霊の神々が幻想郷に現れた時は能力で人里を隠して防衛に回った。
• 伊吹萃香
  第3話より登場。小さな百鬼夜行。タダ酒飲みになりかけた竜王の代わりに酒代を払い、そのまま飲み続けて意気投合し、博麗神社までの道案内をした。博麗神社で竜王と酒の飲み比べをして勝利し、名実ともに友人となった。（その後は2人仲好く霊夢に制裁された）悪霊の神々との戦いでは大鬼の魔物のアトラスと対峙した。
• 博麗霊夢
  第4話前編より登場。楽園の素敵な巫女。魔理沙と早苗にそそのかされて竜王とアレンを襲う。戦闘では2個の陰陽玉を念じボールのように操って戦う。夢想天生は相手のあらゆる攻撃を無効化する反則的なスペルだが魔王クラスの相手が使用するいてつくはどうの前には無力で回復魔法まで無効化してしまうという欠点もあり万能という訳ではない。彼女が語った己の理想像の思想は大魔王に相応しい思想だと魔族から評価された。なぜか本人の全く知らないところで魔族からの評価がどんどん上がっており、第３部ではとうとうゾーマ直々に行った魔王検定を強制的に受けさせられめでたく？『空魔王』の肩書きを得た。
• 橙
  第4話後編より登場。藍の式。初登場の時は自己紹介をしただけで、その後は特に絡みはなかった。第2部では藍と共に幻想郷にやってきた不穏な輩の処理に追われている。藍が過保護なので危険な場面ではあまり前線には出してもらえない。
• チルノ
  第5話より登場。自称幻想郷さいきょーの妖精。妖精達の噂を聞いて竜王に単騎で挑むも返り討ちに合う。どう見ても完敗だったが本人は負けを認めなかった。その後一人で修行していた所で復活直後のゾーマと出会い彼女の力をある程度評価したゾーマによって潜在能力を引き出された。それ以降は基礎能力が大幅に向上し心身ともに大人びた「チルノさん」の姿に変化できるようになった。様々な偶然が重なったとはいえ巧妙に隠蔽されていた天魔王軍の拠点を最初に発見できた人物。
• レミリア･スカーレット
  第5話ラストにちょっとだけ登場。永遠に紅い幼き月。なにやら意味深な夢をみていた。本格登場は第６話前編から。竜王達の実力を美鈴に測ってもらおうと思っていたが失敗、その後、地下で暴れだしたフランの相手を竜王に依頼する。半壊した紅魔館を新築した直後に偶然ゾーマと出会い、彼女の思想に関心を示したゾーマから特製の闇のランプを与えられた。それからはゾーマの持つ圧倒的な威厳に見惚れ、ゾーマの事を「カリスマの人」と呼んで尊敬している。強力な魔物との戦いではいつも紅魔館が舞台になって破壊されているので嘆いている。
• 紅美鈴
  第6話前編より登場。紅魔館の門番。霊夢の口車に乗せられ竜王一行を素通りさせてしまう。後は言わずもがな。実力は幻想郷住人の中でも上位に位置し、アレンと軽く手合わせした時はドラゴンボール並の戦いになっていた。常に居眠りしてるが怪しい輩が近づけば瞬時に目覚める。
• 十六夜咲夜
  第6話前編より登場。完璧で瀟洒な従者。門を素通りさせた美鈴をお仕置きした。表向きは美鈴に厳しく接しているがなんだかんだで彼女の事は信頼している。時を操る程度の能力を持つことにより天魔王軍が作り出した『時の結界』攻略の切り札になった。
• フランドール･スカーレット
  第6話前編より登場。悪魔の妹。地下で暴れていたところでやってきた竜王と弾幕ごっこを開始。人間態の竜王と単騎では割といい勝負をしていたが、分身した次のターンでフルボッコにした。その後は竜王に懐き、竜王を竜ちゃんと呼ぶようになった。姉と同等もしくはそれ以上に竜王の事を信頼し、困ったことがあったらすぐに竜王に相談しに行く。
• 小悪魔
  第6話後編より登場。パチュリーの使い魔。紅魔館の大図書館の司書をしている。ちなみに小悪魔は名前ではない。戦闘のレベルについていけないという理由で天魔王軍や悪霊の神々との戦いには不参加。
• パチュリー･ノーレッジ
  第6話後編より登場。大図書館の管理人。アレンに次の目的地の情報を教える。幻想郷にやってきた大魔道が語った並行世界の理論は彼女も非常に興味を抱いていた。守矢神社地下に築かれた天魔王軍アジトでの攻防で初めて前線に赴いた。
• 破壊の申し子
  第７話中編に登場。第１部ラスボス。竜王達が探してる果実を食べたフラン。完全に暴走しており、真の姿となった竜王と死闘を繰り広げる。お互い一歩も譲らない力を見せ、戦闘の余波で紅魔館は半壊した。
• 八坂神奈子
  第7話後編より登場。守矢神社の軍神。守矢神社の上空を通過したドラゴン形態の竜王の気配を察知して早苗に竜王を襲撃したことを早めに謝罪するように促した。天魔王軍に守矢神社を襲撃された時は抵抗したが人海戦術に敗れて囚われてしまう。
• 洩矢諏訪子
  第7話後編より登場。守矢神社の土着神。神奈子と同じく神社の上空を通過した竜王の気配を察知してその強大な力に息を呑んだ。天魔王軍による守矢神社襲撃の際は1人で表に出ていたので真っ先にターゲットにされたらしい。
• アリス・マーガトロイド
  第7話後編より登場。七色の人形使い。魔理沙とお茶をしていた時に家の上空を竜王が通過し、興味本位で外に出ようとした魔理沙を止めた。竜王たちとは紅魔館の新築記念パーティーの会場で初めて顔を会わせた。幻想郷に現れた悪霊の神々との戦いでは神綺（親子設定）に魔界に置いてきたGrimoire of Aliceを持ってきてもらい決戦に備える。
• 八意永琳
  第7話後編より登場。月の頭脳。竜王が永遠亭の上空を通過してパニック状態になった鈴仙を落ち着かせた。月の国の支配者の月夜見とは心友。第３部では月にいたころにノリで設計した宇宙要塞が敵に乗っ取られていたという事態が発覚。月夜見からは見放され、幻想郷住人からは大顰蹙をくらった。
• 鈴仙・優曇華院・イナバ
  第7話後編より登場。月の玉兎。永遠亭の上空を竜王が通過したことでパニック状態になっていたが永琳にたしなまれる。死亡フラグを立てることに定評がある。月面での天魔王軍との攻防戦では他の仲間たちが敵の指揮官と対峙する中で唯一人秘密兵器という名の戦力外通告という酷い扱いを受けたが、最後は文字通り秘密兵器としての使命を全うした。
• 蓬莱山輝夜
  第7話後編より登場。永遠のお姫様。竜王の気配に驚いていた他の二人とは異なり、微塵も興味を示さずに自室でモンハンに夢中になっていた。月に行こうとしていた竜王と勝負して（麻雀で）負けたので、月の民との連絡役を引き受ける。
• 藤原妹紅
  第7話後編より登場（台詞のみ）。蓬莱の人の形。自室でモンハンをしていた輝夜に勝負を申し込みに来ていた。本格的な活躍は第2部13話からで、慧音と人里の子供に襲いかかろうとしたバリクナジャと戦い再生能力を駆使して打ち倒した。悪霊の神々が現れた時は人里で待機し襲撃に備えた。
• 射命丸文
  第2部1話より登場。捏造新聞記者。人里で竜王に取材していた。竜王から話を聞いた後は早速新聞を発行したようだが大幅に脚色され誇張された内容だった。実は発行した新聞は天魔王軍に情報源として非常に信頼されているが本人は知る由もない。
• 魂魄妖夢
  第2部1話より登場。半人半霊。初登場時は人里で通行人としての登場で台詞も無かった。白行楼に戻った後に西行妖に手を出そうとしていた冥王ゴルゴナと戦い、ゴルゴナが創り出した冥界に引き込まれてしまうが、そこに突然現れたバラモスが唱えたバシルーラによって強制的に離脱させられた。幻想郷に戻るために幽々子と共にあちこち旅をして自分達を探していたというサトリとルーナに出会い、2人も連れて幻想郷に戻った。まだまだ半人前なので実力は幽々子や竜王たちには遠く及ばないが月での果実争奪戦では不死王ロードコープスにとどめをさすという大金星をあげた。
• 西行寺幽々子
  番外編その1より登場。幽冥楼閣の亡霊少女。妖夢と共に冥界に現れた冥王ゴルゴナと戦ったが突然乱入したバラモスによってアレフガルドまで吹き飛ばされてしまう。ルーナから幻想郷に軍勢を送り込もうとしている竜王軍を説得するように頼まれ了承した。無事に幻想郷に戻った後は紫に頼まれて月での果実争奪戦に参戦した。
• 星熊勇儀
  第2部3話より登場。語られる怪力乱神。地底に現れたやみのドラゴンを討伐した後に竜王と遭遇したので彼らを敵と誤解して襲いかかったが、拳を交えることで彼らが嘘をついていないことを理解し地霊殿までの道案内をした。
• 古明地さとり
  第2部4話より登場。怨霊も恐れ怯む少女。果実の情報を求めて地霊殿にやってきた竜王たちと出会う。心を読まれても一切動じずあまつさえ便利とまで言う2人を前に自分の常識が通じないと翻弄されている。竜王たちの果実の捜索に協力し、無事に果実が発見された後は彼女が作り出す幻影で修業をしたいといった2人に快く協力した。「サトリ」繋がりなのかよく酷い目にあう。
• 霊烏路空
  第2部4話より登場。熱かい悩む神の火。さとりのペットその1。地霊殿に現れたボトクに敗れてしまったので再戦するためにさとりの能力で作り出した幻影を相手に修行していた。主人のさとりと共に竜王の果実捜索に協力し魔物に襲われていたお燐を助けた。
• 火焔猫燐
  第2部５話前編より登場。地獄の輪禍。さとりのペットその2。灼熱地獄後で果実を探していたバスカービルに襲われるがアレンに助けられた。
• 古明地こいし
  第２部６話より登場。閉じた恋の瞳。キスメ、ヤマメらと共に地底に新たに作られたモンスター格闘場の受付をしている。失敗したら次で取り返すという思考の竜王は格好のカモになった。第3部では彼女が魔界を旅行中に起こしたある行為が思わぬ事態を招くことになった。
• 因幡てゐ
  第２部６話より登場。幸運の素兎。モンスター闘技場に遊びにやってきた輝夜に鈴仙と一緒に付き添っていた。鈴仙が月に行こうとした時はわざとらしく死亡フラグを立ててからかったが、鈴仙が自分から死亡フラグを立てた時は本気で心配した。
• 小野塚小町
  第２部６話より登場。三途の水先案内人。地底のモンスター闘技場を利用して映姫の目を盗んでサボりに来た。どうやってきたのか不明だが魔界の闘技場にも来ていたが竜王と会話した直後に映姫に見つかって連行された。
• 聖白蓮
  第２部７話より登場。妖怪寺の魔住職。文の新聞を読んで竜王たちに興味を示して博麗神社にやってきた。竜王とアレンの話から幻想郷以外の世界でも人と魔物は傷つけ合っているという事実を聞いて心を痛める。竜王たちが果実の情報を求めて魔界へ行こうとしていることを聞くとそこに君臨している魔界神の神綺と魔界の歩き方などを説明した。
• ミスティア・ローレライ
  第2部11話前編より登場。夜雀の妖怪。行き倒れになっていたプッチ戦隊を助けた。チルノがチルノさんに変化した光景を目撃して絶句していた。
• リグル・ナイトバグ
  第2部11話前編より登場。闇に蠢く光の蟲。ミスティアたちと一緒にプッチ戦隊を助けて友達になった。ミスティアと共に悪霊の神々の襲撃を受けるがプッチ戦隊に助けられる。
• ルーミア
  第2部11話前編より登場。宵闇の妖怪。バカルテットの一員として他の3人と行動を共にしている。頭につけられているリボンの効力により本来の力を封印されていたが（この動画では霊夢に封印されたという設定）ゾーマによって封印の力を弱められ、短期間だけ自力で封印を破りEXルーミア化出来るようになった。
• 河城にとり
  第2部11話後編より登場。超妖怪弾頭。番外編でマシンマスターとの賭けに勝ってもらったキラーマシンを分析、改良して優秀なお手伝い兼護衛ロボットに作り替え、さらにそれで得たノウハウを生かしてメタルハンターの量産に成功。悪霊の神々との戦闘ではマシン兵に加えて巨大戦車『勇者スラリンガル』を導入して人里を防衛した。
• 比那名居天子
  第2部20話より登場。有頂点のお嬢ちゃん。天界を適当に散歩していた時にたまたまボトクのバラモス召喚の現場を見つけてその余波に巻き込まれた。その時にバラモスに頭を踏みつけられたことを根に持ちリベンジを狙っている。両親からは甘やかされて育てられたのでとてもワガママ。天人なので体の頑丈さは折り紙つきだが心は脆かったらしく竜王の闇へのいざないにあっさりと食いついて昇天した。天界にロトの子孫の始末にやってきたバラモスにアレンたちと共に立ち向かい、深手を負いながらも雪辱を果たした。
• 永江衣玖
  第2部20話より登場。竜宮の使いで天子の従者。天子と一緒にバラモスを探していたがその間に天魔王軍に天界を襲撃される。
• 四季映姫・ヤマザナドゥ
  第2部24話後編より登場。楽園の最高裁判長。シドーが灼熱地獄後をぶち抜いて作った大穴とそこから現れた悪霊の神々の処理に追われていた。自室は意外と少女趣味。
• あらくれ
  第2部26話前編より登場。人里で武器屋を経営しているあらくれ。人里を守るために戦う力がある他の男と共に攻め込んできた悪霊の神々を相手に善戦した。人情に厚く友の危機にはどんな場所でも駆け付ける『おっさん連合』所属で異世界で超巨大なデブにも立ち向かった経歴を持つ。ちなみにあらくれは本名。
• じいさん
  第2部26話前編より登場。人里で生活している老人。あらくれたちと一緒に悪霊の神々の相手に向かったがその直後にぎっくり腰をおこしたので戦闘には参加できなかった。守矢神社地下拠点での攻防と天魔王との最終決戦にもあらくれと共に引き続き参戦。天魔王軍の幹部を1人で葬り去る高い実力を見せた。幻想郷とは違う世界の魔物にも詳しいという博識な面を見せ只者ではないという雰囲気を漂わせている。その正体はかつてエデンの戦士たちと共に海の魔神グラコスを討伐した伝説の老楽師。

魔界の住人

• ユキ&マイ
  第２部８話後編より登場。黒い少女と白い少女。魔界の都市の目前まで来た竜王たちの前に現れて戦いを挑んできた。 マイは途中で竜王の囁いた闇へのいざないで混乱した挙句に自滅してしまい、残されたユキは逆ギレに近い形で本気を出したがそれでも2人にはかなわずに敗北した。
• ルイズ
  第2部⑨話中編より登場。魔界の都市で占いの館を経営している。店にやってきたアレンに頼まれて果実の場所を占ったが水晶玉に夢子が魔族と戦っている光景が映し出されてうろたえた。アレンはその光景を見るや否や彼女の店から柱を一本もらい桃白白式移動法で現場に向かった。
• 夢子
  第2部⑨話中編より登場。神綺の作り出した最強クラスの魔界人で魔界メイド。魔界に流れ着いていた果実を発見し魔族の襲撃を受けるがアレンと共に切り抜けた。どこか子供っぽく間の抜けている神綺に比べてかなり敏腕。
• 神綺
  第2部10話より登場。魔界の神。彼女の居城の外見と内装はムドーの城そのもの。魔界の神としての威厳を見せるためにムドーのような演出で竜王とアレンを驚かすが竜王に力ずくで幻影を打ち砕かれて失敗した。魔界に流れ着いていたもうひとつの果実を竜王たちに託した。魔界という一つの世界を納めている立場だけあり他の世界の管理者であるマスタードラゴンや竜神王とも交流がある。実は本編よりも番外編の方が活躍の場が多い。自分の下を訪ねてきたゾーマには最初はビビっていたが徐々に打ち解けていき、お互いにプレゼントを渡し合うほどの間柄になった。
• 魅魔
  番外編その11より登場。久遠の夢に運命を任せる精神。神綺の魔界のデスコッドの村に在中し、そこにやってきたゾーマと友人になった。ゾーマにも普通にタメ口で話すのでゾーマの力を恐れている魔物からは只者ではないと評価されている。ゾーマのラプソーン救出に付き合い、その報酬としてラプソーンの納める暗黒世界の支配権をもらった。（ラプソーンには無許可で）

月の民

• 月夜見
  第2部15話より登場。月の支配者。月面にあった果実を発見し手元に置いていたため天魔王軍のターゲットにされていた。月の民に全面協力すると言った竜王たちを信頼し、敵の指揮官を討伐してほしいと依頼する。諸般の事情によりシルエットのみで顔は明かされない。
• 綿月依姫
  第2部16話より登場。神霊の依り憑く月の姫。月面に侵攻してきた天魔王軍を一人で圧倒したが不死王、大悪魔、魔神機の不意打ちを受けて捕えられた。月の都の情報を吐かされた後は捕虜にされていたが竜王とフランのコンビにより救出される。ダメージも竜王のべホマで全快して月夜見の警護を担当する。
• 綿月豊姫
  第2部16話後編より登場。海と山を繋ぐ月の姫。天魔王軍との激戦が続く中、月面にやってきた竜王たちを迎え入れた。月の部隊の指揮を担当し、月夜見の警護をしている。

天魔王軍

• オルゴ・デミーラ
  第2部12話より登場。万物の王にして天地の全てを束ねるもの。第2部ラスボス。エデンの戦士たちによって倒されたが完全には滅びておらず、果実の力を使って完全復活するために狭間の世界から配下に指示を出している。途中乱入した悪霊の神々の事は目の上の瘤扱いし全力で始末するようにと命じた。竜王たち&幻想郷住民との果実争奪戦や悪霊の神々との戦闘で多くの配下を失うも、42話で遂に復活を果たす。（その余波で守矢神社は壊滅）復活後は紅魔館に目をつけ、自分好みの居城『ダークパレス』に作り替えてそこの最深部で竜王たちを待ち構える。天魔王の名にふさわしい器の持ち主だが紫の名前をゆかりんと勘違いしてその名前で呼び続けるというネタ要素もある。名のある大魔王同士が集まるコミュニティ組織『魔王連合』ではファッションリーダーを務めていた。
• メディルの使い
  第７話前編より登場。天魔王の腹心。竜王達が幻想郷に来るきっかけとなった儀式を行っていた張本人。主を復活させるための知識を求めてハーゴンの邪教団に所属していた時期もあり、ムーンブルクを襲撃してルーナを犬の姿に変えた犯人でルーナにとっては因縁深い相手。第2部より本格的に行動を開始し他の天魔王軍の軍勢を幻想郷に呼び寄せるが呼び出して早々に幻想郷の住人に大量に始末されて出鼻をくじかれる。天魔王軍の総司令官という立場だが竜王たちの動向を探るための情報源として文々。新聞を購入し愛読しており、それだけは部下からも難色を示されている。
• ボトク
  第2部2話より登場。メディルの使いと並ぶ天魔王の腹心だがかつてはゾーマに仕えていた。幻想郷に来て早々にさとり&お空と戦ったようだが軽くあしらい、メディル達と合流した。上級魔族を魔法陣によって直接呼び出すという案を提案し、天界でその儀式を行いバラモスを召喚することに成功した。
• ウルフデビル
  第2部1話に登場。メディルの使いに呼び出されて幻想郷に舞い降りたが着地地点（太陽の畑）が悪すぎたため、花畑を荒らされて激怒した幽香に瞬殺された。その結果、天魔王軍の脱落者第一号にして最速退場となった幸薄の魔物。
• マシンマスター
  第2部1話より登場。天魔王軍技術士官。メディルの使いにより幻想郷にマシン兵団を率いて現れたが、やはり着地地点（八雲家のすぐ近く）が悪くすぐに八雲一家に見つかって捕虜にされてしまうがメディルの使いに救出された。本人の戦闘力はそれほど高くないが技術者としては非常に優秀。月編では遠隔操作装置を組み込み新造したキラーマジンガを筆頭とする新生マシン兵団を送り込んだ。キラーマジンガが破壊された後もサージタウス、ドラゴンマシンといった強力なマシン兵を短期間で完成させる。
• やみのドラゴン
  第2部3話より登場。幻想郷に召喚されて早々地底世界で暴れまわったが勇儀に叩きのめされ、メディルの使いに救出されるも傷は深く療養している。しかし拠点で待機中に迷い込んできたチルノさんに発見されて氷のオブジェにされるという散々な最期を迎えた。
• バスカービル
  第２部５話前編に登場。手下の地獄の番犬を率いてお燐とアレンに襲いかかった。最初は手下に襲わせていたがプライドが高いのかアレンの挑発を受けてすぐに前線に出てきた。一度は倒され溶岩に沈むも、発見した果実を食べてギガミュータントに進化して襲いかかるが再度倒され果実も竜王たちに回収された。
• プッチ戦隊
  第２部７話より登場。テイラー（プチヒーロー）、コウガ（プチファイター）、オツマ（プチプリースト）、ヘイトス（プチマージ）の４人で構成されているプチット族のエリート部隊。登場した時の爆発で博麗神社の賽銭箱を破壊してしまい、鬼巫女となった霊夢から命からがら逃げ出した。霊夢に吹き飛ばされて行き倒れていた所をバカルテットに助けられお礼として闇のルビーの欠片を渡したがこれが後に天魔王軍にとって大きな痛手となる。発言や行動を起こすたびに死亡フラグを設立する死亡フラグの塊のようなメンツだったが、ギャグ補正のおかげか最後まで生き延びた。間抜けだが何だかんだで実力はあり、特にリーダーのテイラーの強さは4人の中でも群を抜いている。実はテイラーだけは元々は魔界の王ミルドラースの組織に所属していた。
• メタル戦隊
  第2部⑨話中編より登場。メタルスライム、はぐれメタル、メタルキングの三体で構成されたメタル系の精鋭部隊。戦闘力もそれなりに高いようだが基本的に調査担当で、超高速の機動力を持つはぐれメタルとメタルキングの広範囲を探れる『みやぶる』を使っての果実探索を任されている。最初はメタルライダーもいたが、柱に乗って移動してきたアレンに潰された。最終決戦では天魔王の力でメタルライダーも復活させてもらい、長のはぐれメタルキングとプラチナキングにも来てもらったが特に見せ場は無かった。
• タイムマスター
  第2部12話より登場。天魔王軍の拠点の場所を隠蔽するために張っている時の結界の制御を担当している。時を操る能力を持つ咲夜によって時の結界を暴かれ、2匹の使い魔を率いて彼女を始末しようとするが逆に倒され結界を完全に消滅させられた。
• ガマデウス
  第2部13話より登場。常に2体の配下を引き連れ土佐弁で話す。バリクナジャの事を影で猛牛呼ばわりしていた。守矢神社地下アジトに侵入してきた天狗河童連合軍と戦い殉職した。
• バリクナジャ
  第2部13話に登場。メディルの使いに雑用をさせられていることにいら立っていた。実力は高いが脳筋で気にいらない相手をとことん見下す傲慢な性格。命令を無視して勝手に里人を襲撃し間に入った妹紅に襲いかかるが、妹紅の実力を見誤り返り討ちにあって死亡した。天魔王軍でも問題児扱いされていたらしく、死亡したことは気にも止められなかった。
• アントリア
  第2部13話より登場。メディルの使いに守矢神社を乗っ取り新たな拠点にすることを進言した。果実収集後は天魔王復活の儀式のメインを仕切る。冷酷だが人間臭い一面もあり、人間離れした能力を持ちながらも人間として生き、魔族を倒す意思を見せた早苗にフォズの姿を重ねた。霊夢と早苗に敗れたが自身を生贄にすることで天魔王を復活させる使命を全うした。
• ヘルクラウダー
  第2部20話より登場。メディルの使いの指示を受けて、悪霊の神々を始末するために人里の周辺で待機していたが、そこに現れたオムド・ロレスと戦い殉職した。
• どうくつまじん
  第2部20話より登場。オカマ口調で話す。セト、りゅうき兵と共に果実を隠し持っている紫を襲う。きわどい水着の愛用者だが守矢神社地下拠点に侵入した紅魔組に発見され、咲夜は知らずに装備してしまった。最期は天魔王復活の儀式場を目指すフランに勝負を挑むが、仲間のセトが放った「みなごろし」に被弾して殺されるという滑稽な死に様だった。
• セト
  第2部33話後編より登場。普段はフランクな口調で話すが本質は非常に凶暴。戦闘では「みなごろし」を使用して敵味方の区別なく暴れまわったがそれによって仲間のどうくつまじんを仕留めてしまい、挙句の果てに自分の息の根まで止めてしまった。
• りゅうき兵
  第2部33話後編より登場。紫に力を評価されるほどの実力者。手持ちの闇のルビーを破壊することによって天魔王に所在を示した。どうくつまじん、セトと共にフランの相手をするが死亡した2人とは違い途中で離脱して天魔王復活の場に立ち会った。元々の実力も高いが更に奥の手と呼ばれる隠し玉を持っている。
• ヘルバオム
  第2部38話に登場。天魔王軍に管理されている巨大食人植物。守矢神社地下拠点に侵入した紅魔組に対抗するためにどうくつまじんに呼び出された。どうくつまじんの命令などほとんど聞かずに暴れまわったがレミリア達の敵ではなくあっさりと倒された。
• グラコス
  第2部49話に登場。海の魔神。別の時代から召集した子孫のグラコス5世と共にダークパレスの番人を務める。登場早々に自分が殺した人間を魔物化し戦わせあって楽むという悪趣味な性格を見せる。人間を下等生物扱いしており自分の元に来た人間組（魔理沙、早苗、あらくれ、じいさん）にも終始強気な態度を崩さなかったが自分の想像以上の力を持っていた魔理沙たちに敗れ、じいさんの正体に気付いて衝撃を受けながら絶命した。

天魔王軍の協力者

• バズズ
  第７話後編より登場。悪霊の神々の一柱でかつてロンダルキアにてアレン達と戦った者と同一個体。ハーゴンとの契約が切れた後にメディルの使いと再契約をして、天魔王軍に協力している。竜王の闇の波動によって排出された果実を回収した。ボトクから魔族を強化する進化の秘法の事を聞き副作用を覚悟の上で自身に施した結果、自我を崩壊させずに魔王クラスの戦闘力を手に入れることに成功する。進化の秘法で手に入れた力を試す意味も兼ねて神綺の魔界に侵攻して夢子から果実をひとつ奪い取った。悪霊の神々が幻想郷に現れた時は天魔王軍との契約を優先し、かつての同志だったべリアルをその手で滅ぼす。守矢神社地下拠点でアレンたち相手に真の力を見せるが己を制御できずに撤退。天魔王復活後にロトの子孫と決着をつけるためにアレンたちの前に単独で現れて勝負を挑んで敗れ、充実した戦闘に満足しながら消滅した。
• バラモス
  番外編その1より登場。ゾーマを崇拝する魔王。天界でボトクが行った儀式によって現世に蘇った。復活直後に冥王ゴルゴナにちょっかいを掛けられていた幽々子と妖夢をアレフガルドに飛ばしゴルゴナを圧倒的実力差で処分した。天魔王の復活には興味がなく作戦にロトの子孫が絡んでいる場合のみ動くという条件で天魔王軍に協力している。ロトの子孫が天界に向かったことを聞き相手になろうと赴いた。ロトの子孫3人が唱えたミナデインによって倒され肉体を破壊されるが魂はゾーマに回収された。ゾーマによって新たな肉体『パラモス』を与えられて再びゾーマに仕えるようになった。
• 不死王ロードコープス
  第2部14話後編より登場。元々はとある国を治める人間の王だったが永遠に生き続け魔道を探求するために暗黒神ラプソーンに自分の魂及び自分の納める国の全てを生贄として差し出し、アンデッドを自在に操る不死王として生まれ変わった。主が不在の白玉楼を乗っ取ったが紫に感づかれ幽々子も戻ってきたので撤退する。月編ではアンデッドの軍団を率いて月の都に侵攻し策略家としての高い技量を見せて月の民を苦しめた。最終的に月の都にまで乗り込んだがそこで待ち伏せしていた大魔道、幽々子、妖夢の3人と戦い敗れて埋葬された。
• タイタニス
  第2部16話後編より登場。大悪魔の異名を持つ強大な魔物。気性が激しく横暴な性格だが一応協調性はある。不死王軍、マシン兵団と共に悪魔軍団を引き連れて月の都を襲撃した。ロードコープスの策に乗って配下を使って竜王や紫といった実力者たちを陽動し単身で月夜見の館に乗り込んで館を吹き飛ばす。待機していた綿月姉妹と遅れて参戦したレミリアに敗北して深手を負い、魔界に逃げ帰った所で力を欲していたシドーに吸収されるという壮絶な最期を遂げた。
• ヘルゴラゴ
  第2部20話より登場。竜王たちが月に入っている間に天界に攻め込み果実をひとつ入手していた。獰猛そうな外見だが普通に話せる。守矢神社地下拠点で天魔王復活の儀式場をめざす竜王の前に立ち塞がり、竜化した竜王と壮絶な殴り合いの末倒された。
• ガナン三将軍
  第2部第47話に登場。ギュメイ将軍、ゴレオン将軍、ゲルニック将軍の三名。天魔王に傭兵として雇われて、ダークパレスの番人を務める。3人揃った状態で天界&白玉楼組の相手になり、抜群のチームワークで彼女たちを苦しめた。妖夢は優秀な剣士としてギュメイ将軍に少なからず惹かれるものがあった様子。
• ドーク
  第2部48話に登場。はざまの世界の魔王。天魔王の要請によりダークパレスを守護する番人として幻想郷に呼ばれた。ダークパレスの奥に進む力があるかの関門として複数の配下と共に八雲一家+霊夢の相手をする。戦いが終わった後は早々に自分の世界に引き上げていき、自分を倒した霊夢にコレクションの財宝をプレゼントするという太っ腹な一面を見せた。
• グラコス5世
  第2部49話に登場。グラコスの子孫。天魔王に召集された身ではあるが、グラコスとは異なり天魔王への忠誠心と人間への敵対心はそれほど持っておらず渋々従っていた。先祖の死を見届けた後は戦う理由も無くなりそのまま自分の世界へと戻って行った。

悪霊の神々

• シドー
  番外編その7より登場。あらゆるものを破壊する破壊神。ロトの子孫に敗北して魔界の奥底まで追いやられたがメディルの使いが行った儀式を利用して再び表の世界への君臨を目論む。実は第2部の開始直後というかなり早い段階で幻想郷に来ていたが、竜王がパルプンテ呼び出したとてつもなくおそろしいものに怯えて逃げ帰ったので登場が大幅に遅れた。破壊の申し子（フラン）に並々ならぬ関心を抱いている。先に幻想郷に悪霊の神々の軍勢を送り込み、頃合いを見て手元に置いておいた最後の果実を食べて魔力を回復しフランを手に入れるために紅魔館に現れて屋敷を粉砕する。竜王&アレンコンビとスカーレット姉妹との戦闘の最中に更に強力なジェノシドーに変化するが再び敗れ去った。当初は第2部のラスボスの予定だったが天魔王軍の規模が大きすぎたので中盤の大ボスという位置に留まり、フランからは悪質なストーカー呼ばわりされ、竜王たち&幻想郷住人と天魔王軍の両方から邪魔者扱いされる色々としょっぱい待遇だった。
• ハーゴン
  第2部21話より登場。邪教の大神官。シドーの従順な下僕として働き、紅魔館の面々に対して幻想郷に軍勢を引き連れて侵略すると宣告する。軍勢を呼ぶ前に幻想郷の事を十分に調べ上げ、博麗大結界の要が霊夢であることを見抜いて霊夢に時間をかけて呪いを施すなど非常に計算高い。破壊神の生贄になる程度の能力を持つ
• フレイザードJr.
  第2部26話前編に登場。フレイザードの息子。フレイム&ブリザードの軍団を引き連れて人里の入口までやってきた。登場早々にとりのスラリンガルに轢かれて死亡した・・・・・わけではなくスラリンガルと真っ向から戦って倒された。だがやはりオムド・ロレスの前座という感じだった。
• アトラス
  第2部27話に登場。悪霊の神々の一柱。巨人族のボスだが言葉は話せず、雄たけびで巨人族の士気を高める。萃香を岩盤に叩きつけるほどの怪力を見せた。萃香とサトリ&ルーナによって倒される。
• ベリアル
  第2部27話に登場。悪霊の神々の一柱。天魔王軍側に付いたバズズと対峙した。進化の秘法で変身したバズズとも互角の勝負を繰り広げたが第二の変身を遂げたバズズにはかなわずに滅ぼされた。

悪霊の神々の協力者

• フォロボス
  第2部24話前編に登場。シドーとは別の世界に君臨する破壊神。魔界からハーゴンに呼び出されて契約に応じた。自分の力には絶対の自信を持っているが魔力の回復途中に呼び出されたので本来の力を発揮できずに竜王軍の精鋭によりあっさりと敗れる。大魔道からは所詮ちょっと力が強いだけの邪神と格下扱いされ、シドーを崇拝する魔物からも悪態を突かれる。
• フォロボシータ
  第2部25話前編に登場。破壊神フォロボスの姉。フォロボス同様ハーゴンに呼び出された。幻想郷の妖怪の山付近で文たちに襲いかかったがそこに現れたヘルゴラゴに目ざわりという理由であっけなく滅ぼされ弟ともどもかませ犬扱いで良いとこ無しだった。
• オムド・ロレス
  第2部25話前編より登場。通称オムライス。人里の周辺に現れて人里を隠していた慧音の能力をメドローアで無理やりこじ開けて侵攻する。人里で待機していた妹紅と魔力を察知したアリス、魔理沙、チルノさん、EXルーミアと対峙する。闇の結界をアリスに解除され魔理沙、妹紅、チルノさんの3人がかりのとどめの一撃を受けて破壊された。

ゾーマ様とその関係者

• ゾーマ
  番外編その2より登場。大魔王の中の大魔王にしてすべてを滅ぼす者。遥か昔にロトの勇者に滅ぼされたが長い時を経て幻想郷で復活した。（実は復活できたのには竜王が深く関わっている）全盛期はアレフガルドの全てを闇に閉ざし、イラッ☆ときたという理由でルビスを石化させるほどの強大な力を誇っていたが現在は力は大分落ちており余計な力の消耗を抑えるためにゾーマズデビルの姿をとっている。だがそれでも並みの妖怪を一切寄せ付けない強さを持ち闇の衣を自身に取り込むことで一時的に全盛期の姿に戻ることが出来る。幻想郷を見て回りながら自分が興味を持った相手に力を与えたりしていたが狭間の世界で再会したオルゴ・デミーラから神綺の魔界の事を聞いて早速その場所を訪れそのままそこに住み込んだ。携帯でラプソーンからの救助依頼を受けてしぶしぶ動く。魔界一のエンターティナーとして大魔王としての佇まいや前口上にはかなり拘りがある。
• ピサロ
  番外編その11より登場。魔族の青年。ドラクエ4での戦いの後はデスコッドの村でロザリーと共に慎ましく生活している。初見ではゾーマのことがわからなかったが正体を知ってからは偉大な大魔王として尊敬しゾーマのすることには協力的。愛妻家。
• プチターク
  番外編その11より登場。エスタークの息子。記憶喪失になっている父に代わって名を上げようと頑張っている。ゾーマのラプソーン救出に付き添った。
• 暗黒神ラプソーン
  番外編その９より登場。魔王連合一のトラブルメーカー。ドラクエ8で負けた後にスライム並にまで弱体化した状態で竜神族の里の牢屋に入れられていた。杖に仕込んだ携帯電話でゾーマに助けを求めた。竜神王がゾーマに説得されたこともあり一応牢屋から出してもらえたが、全盛期の力を取り戻すために動き回り、事あるごとに騒ぎを引き起こす非常に迷惑な存在。ゾーマの事を盟友と呼んでいるが当のゾーマからはかなりぞんざいな扱いを受けている。

悪夢

• ダークドレアム
  番外編その7より登場。魔王の魂すらも糧とする破壊と殺戮の神。太古の時代に魔王連合によって封印され狭間の世界の最深部で永い眠りについていたが、竜王とラプソーンの余計な行為が原因で封印の力が弱まり目覚めてしまった。神綺が復活の兆しを感じ取り、彼女の力を借りて一時的に全盛期の力を取り戻したゾーマと世界を無に還す者同士の頂上決戦を行う。

関連動画

第１部第１話　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第２部第１話

第３部第１話　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　作品一覧

みょんとゆゆ様の異世界冒険記　　　　　　　　　　　　　ハイコート・ポロロッカ

そのころのゾーマさま                                     　　　　　魔王とチョコと魔界神

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関連項目

• 版権キャラ幻想入りリンク
• 幻想入りシリーズ
• RPGツクール
• ドラゴンクエスト
• 東方Project