ナンバープレート

ナンバープレートとは、自動車や自動二輪車、原動機付自転車に取り付けられる、番号・記号を表記した板のことである。

概要

日本語では「自動車登録番号標」「車両番号標」等と訳される。
公道を走る自動車・自動二輪車・原動機付自転車は公的機関に届け出を行わなければならない。ナンバープレートは公道を走る際に必要な道具のひとつである。
ナンバープレート上にはその車両のカテゴリや個別番号が表示される。
当記事では日本のナンバープレート事情について解説する。

普通/中型/大型/大型特殊自動車・検査対象軽自動車用

例

	品川[A]	300[B]
さ[C]	12-34[D]

ナンバープレートには以下の意味が存在する。

ナンバープレート表面の色

通常時

パターン	意味
白地に緑文字	普通車以上の自家用車
緑地に白文字	普通車以上の事業用車
黄地に黒文字	軽自動車の自家用車
黒地に黄文字	軽自動車の事業用車

※事業用車とは自動車運送事業に用いられる車のこと。旅客や貨物を運送しその代価を受け取る事業が自動車運送事業である。要はタクシーやバス、運送会社のトラックのことである。極端な例では霊柩車やバイク便も事業用車でなければ法律違反。

特別仕様ナンバープレート

規制緩和により2017年から導入された制度。世界的なイベント等を記念し期間限定で発行可能な特別な絵柄が入ったナンバープレートである。このナンバープレートを利用するには通常の発行手数料に加え、指定された寄付金を加えて支払わなければならない。記念ナンバーは発行期間終了後に車両の登録抹消・地域変更等を行った際は通常のナンバープレートと異なり記念品として手元に保存することが可能(その際、不正防止のためにブレーとの一部分に穴が開けられる)。
現在以下のプレートが存在する。カッコ内は発行可能期間。

• ラグビーワールドカップ2019(2017年4月～2019年11月)
• 2020年東京オリンピック・パラリンピック(2017年10月～2020年9月)
• 花柄「安全・安心で楽しいお出かけを通じて日本を元気にする取組み」(2022年4月～2027年9月)
• 大阪・関西万博(2022年10月～2025年12月)

また、このナンバープレートを選択した場合のみ自家用車に関しては軽自動車・普通車問わず白地に緑文字になる。普通車以上の事業用車は白地に緑文字に加え緑色の縁取りが行われる。軽自動車の事業用車では記念ナンバーは選択不可。

地方版図柄入りナンバープレート

2018年から導入。特定の運輸支局・自動車検査登録事務所管内に属する車両はオーナーの任意で特別な図柄入りのナンバープレートを装着することが可能。また、記念ナンバーと異なり期間限定ではない。

2018年導入

ナンバー名	モチーフ・テーマ
盛岡	不来方の風
岩手	銀河鉄道の夜
平泉	世界文化遺産
仙台	伊達政宗公、仙台七夕まつり
山形	さくらんぼの里
庄内	稲穂の波と鳥海山
土浦	帆引き船、花火
つくば	筑波山
前橋	赤城山
越谷	ガーヤちゃん[1]、南越谷阿波踊り
成田	飛行機が飛ぶ街
柏	手賀沼
世田谷	多摩川とサギソウ
杉並	杉並続くみどりいっぱいのまち
富士山(山梨側)	富士山
新潟	萬代橋、トキ
長岡	長岡花火
富山	立山連邦
金沢	雪つり、梅鉢紋
石川	白山、能登の里海の波
福井	恐竜
富士山(静岡側)	雄大な富士と豊かな田園
豊田	豊田スタジアムとグランパスくん[2]ファミリー
春日井	道風くん[3]とサボテンキャラクター
滋賀	琵琶湖
京都	花紋様　天橋立・五重塔
奈良	桜、紅葉
鳥取	砂丘、大山、梨
福山	広島東洋カープ
下関	下関のランドマーク
山口	秋吉台、錦帯橋
徳島	阿波おどり
香川	瀬戸内海、オリーブ
愛媛	みきゃん[4]
高知	はりまやばし、カツオ
長崎・佐世保	ステンドグラス
熊本	くまモン
大分	温泉
宮崎	ひなたと海
鹿児島	桜島

2020年導入

ナンバー名	モチーフ・テーマ
知床	知床の雄大な自然
苫小牧	ウトナイ湖とアイスホッケーの街
弘前	弘前城・桜色のお堀と岩木山
白河	春の小峰城
松戸	松戸の風景
市川	市川の梨と街と江戸川
船橋	梨とアンデルセン公園
市原	菜の花と桜と里山トロッコ
江東	東京ゲートブリッジ
葛飾	菖蒲・川・カワセミ
板橋	躍動感溢れるカラフルな木・花・鳥
上越	上杉謙信と桜
伊勢志摩	吹き行く魅力
四日市	輝く四日市
飛鳥	朱雀
出雲	八岐大蛇
高松	高松港から屋島を望む

A:運輸支局・自動車検査登録事務所名

その車両が登録されている運輸支局・自動車検査登録事務所名が記されている。
割り当ては以下の通り。

都道府県	ナンバー名	対象自治体
北海道	札幌	札幌市・恵庭市・江別市・北広島市・千歳市・石狩市・小樽市 夕張市・三笠市・岩見沢市・滝川市・美唄市・砂川市・芦別市 歌志内市・赤平市 石狩郡・島牧郡・寿都郡・磯谷郡 虻田郡(ニセコ町・真狩村・留寿都村・喜茂別町・京極町・倶知安町に限る) 岩内郡・古宇郡・積丹郡・古平郡・余市郡 空知郡(南幌町・奈井江町・上砂川町に限る)・夕張郡・樺戸郡
	函館	函館市・北斗市 松前郡・上磯郡・亀田郡・茅部郡・二海郡・山越郡・檜山郡 爾志郡・久遠郡・奥尻郡・瀬棚郡
	旭川	旭川市・士別市・名寄市・富良野市・留萌市・稚内市・深川市 上川郡(鷹栖町・東神楽町・当麻町・比布町・愛別町・上川町 東川町・美瑛町・和寒町・剣淵町・下川町に限る) 勇払郡(占冠村に限る) 空知郡(上富良野町・中富良野町・南富良野町に限る) 中川郡(美深町・音威子府村・中川町に限る) 増毛郡・留萌郡・苫前郡・天塩郡・宗谷郡・枝幸郡 礼文郡・利尻郡・雨竜郡
	室蘭	室蘭市・登別市・伊達市 虻田郡(豊浦町・洞爺湖町に限る)・有珠郡・白老郡 勇払郡(安平町・厚真町・むかわ町に限る)・沙流郡・新冠郡 日高郡・浦河郡・様似郡・幌泉郡
	苫小牧	苫小牧市
	釧路	釧路市・根室市 釧路郡・厚岸郡・川上郡・阿寒郡・白糠郡
	帯広	帯広市 河東郡・上川郡(新得町・清水町に限る)・河西郡・広尾郡 中川郡(幕別町・池田町・豊頃町・本別町に限る)・足寄郡・十勝郡
	北見	北見市・網走市・紋別市 網走郡・常呂郡・紋別郡
	知床	野付郡・標津郡・目梨郡・斜里郡
青森県	青森	青森市・黒石市・五所川原市・むつ市・つがる市・平川市 東津軽郡・西津軽郡・中津軽郡・南津軽郡・北津軽郡・下北郡 上北郡(横浜町・野辺地町に限る)
	弘前	弘前市 中津軽郡
	八戸	八戸市・三沢市・十和田市 三戸郡・上北郡(おいらせ町・七戸町・東北町・六戸町・六ヶ所村に限る)
岩手県	岩手	下記の自治体を除く県内全域
	盛岡	盛岡市・八幡平市・滝沢市 紫波郡
	平泉	奥州市・一関市 胆沢郡・西磐井郡
宮城県	宮城	下記の自治体を除く県内全域
	仙台	仙台市
秋田県	秋田	県内全域
山形県	山形	山形市・米沢市・新庄市・寒河江市・上山市・村山市・長井市 天童市・東根市・尾花沢市・南陽市 東村山郡・西村山郡・北村山郡・最上郡・東置賜郡・西置賜郡
	庄内	酒田市・鶴岡市 東田川郡・飽海郡
福島県	福島	福島市・須賀川市・二本松市・田村市・伊達市・本宮市 南相馬市・相馬市 伊達郡・安達郡・岩瀬郡・田村郡(三春町に限る)・相馬郡
	会津	会津若松市・喜多方市 南会津郡・耶麻郡・河沼郡・大沼郡
	郡山	郡山市
	白河	白河市 西白河郡
	いわき	いわき市 双葉郡・田村郡(小野町に限る)・石川郡・東白川郡
茨城県	水戸	水戸市・日立市・常陸太田市・高萩市・北茨城市・笠間市 ひたちなか市・鹿嶋市・潮来市・常陸大宮市・那珂市 神栖市・行方市・鉾田市・小美玉市 東茨城郡・那珂郡・久慈郡
	土浦	土浦市・石岡市・稲敷市・牛久市・かすみがうら市・取手市・龍ケ崎市 稲敷郡・北相馬郡
	つくば	つくば市・守谷市・つくばみらい市・古河市・桜川市・下妻市・常総市 筑西市・坂東市・結城市 猿島郡・結城郡
栃木県	宇都宮	宇都宮市・鹿沼市・日光市・真岡市・矢板市・さくら市 那須烏山市・下野市 河内郡・芳賀郡・塩谷郡 那須郡(那珂川町に限る)・下都賀郡(壬生町に限る)
	那須	大田原市・那須塩原市 那須郡(那須町に限る)
	とちぎ	足利市・栃木市・佐野市・小山市 下都賀郡(野木町に限る)
群馬県	群馬	下記の自治体を除く県内全域
	前橋	前橋市 北群馬郡(吉岡町に限る)
	高崎	高崎市・安中市
埼玉県	大宮	さいたま市・上尾市・蕨市・戸田市・桶川市・北本市 蓮田市・白岡市 北足立郡
	川口	川口市
	所沢	所沢市・飯能市・狭山市・入間市・朝霞市・志木市・和光市 新座市・ふじみ野市・富士見市・日高市 入間郡(三芳町に限る)
	川越	川越市・坂戸市・鶴ヶ島市 入間郡(毛呂山町・越生町に限る)
	熊谷	熊谷市・秩父市・行田市・加須市・本庄市・東松山市・羽生市 鴻巣市・深谷市 比企郡・秩父郡・児玉郡・大里郡
	春日部	春日部市・草加市・久喜市・八潮市・三郷市・幸手市・吉川市 北葛飾郡・南埼玉郡
	越谷	越谷市
千葉県	千葉	千葉市・佐倉市・四街道市・八街市・東金市・香取市・銚子市 匝瑳市・旭市・大網白里市 山武郡(九十九里町に限る)・香取郡(東庄町に限る)・ 印旛郡(酒々井町に限る)
	成田	成田市・富里市・山武市 香取郡(神崎町・多古町に限る)・山武郡(芝山町・横芝光町に限る)
	習志野	浦安市・鎌ケ谷市・習志野市・八千代市・白井市・印西市 印旛郡(栄町に限る)
	市川	市川市
	船橋	船橋市
	袖ケ浦	袖ケ浦市・木更津市・君津市・南房総市・館山市・鴨川市・勝浦市 いすみ市・茂原市・富津市 安房郡・夷隅郡・長生郡
	市原	市原市
	野田	野田市・流山市
	柏	柏市・我孫子市
	松戸	松戸市
東京都	品川	千代田区・中央区・港区・品川区・目黒区・大田区・渋谷区 大島町・利島村・新島村・神津島村・三宅村・御蔵島村・八丈町 青ヶ島村・小笠原村
	世田谷	世田谷区
	練馬	新宿区・文京区・中野区・豊島区・北区・練馬区
	杉並	杉並区
	板橋	板橋区
	足立	足立区・荒川区・江戸川区・墨田区・台東区
	江東	江東区
	葛飾	葛飾区
	八王子	八王子市・青梅市・日野市・福生市・羽村市・あきる野市 西多摩郡
	多摩	立川市・武蔵野市・三鷹市・府中市・昭島市・調布市・町田市 小金井市・小平市・東村山市・国分寺市・国立市・狛江市・東大和市 清瀬市・東久留米市・武蔵村山市・多摩市・稲城市・西東京市
神奈川県	横浜	横浜市・横須賀市・鎌倉市・逗子市・三浦市 三浦郡
	川崎	川崎市
	湘南	平塚市・藤沢市・小田原市・茅ヶ崎市・秦野市・伊勢原市・南足柄市 高座郡・中郡・足柄上郡・足柄下郡
	相模	相模原市・厚木市・大和市・海老名市・座間市・綾瀬市 愛甲郡
山梨県	山梨	下記の自治体を除く県内全域
	富士山	富士吉田市 南都留郡
新潟県	新潟	新潟市・三条市・新発田市・加茂市・村上市・燕市・五泉市 佐渡市・阿賀野市・胎内市 北蒲原郡・西蒲原郡・南蒲原郡・東蒲原郡・岩船郡
	長岡	長岡市・柏崎市・小千谷市・十日町市・見附市・魚沼市・南魚沼市 三島郡・南魚沼郡・中魚沼郡・刈羽郡
	上越	上越市・糸魚川市・妙高市
長野県	長野	長野市・上田市・須坂市・小諸市・中野市・飯山市・千曲市 佐久市・東御市 南佐久郡・北佐久郡・小県郡・埴科郡・上高井郡・下高井郡 上水内郡・下水内郡
	松本	松本市・飯田市・伊那市・駒ヶ根市・大町市・塩尻市・安曇野市 上伊那郡・下伊那郡・木曽郡・東筑摩郡・北安曇郡
	諏訪	岡谷市・諏訪市・茅野市 諏訪郡
富山県	富山	県内全域
石川県	石川	下記の自治体を除く県内全域
	金沢	金沢市・かほく市 河北郡
福井県	福井	県内全域
岐阜県	岐阜	岐阜市・大垣市・多治見市・関市・中津川市・美濃市・瑞浪市 羽島市・恵那市・土岐市・美濃加茂市・各務原市・可児市・山県市 瑞穂市・本巣市・郡上市・海津市 羽島郡・養老郡・不破郡・安八郡・本巣郡・加茂郡・可児郡・揖斐郡
	飛騨	高山市・飛騨市・下呂市 大野郡
静岡県	静岡	静岡市・島田市・焼津市・藤枝市・牧之原市 榛原郡
	浜松	浜松市・磐田市・袋井市・掛川市・菊川市・御前崎市・湖西市 周智郡
	沼津	沼津市 駿東郡(清水町・長泉町に限る)
	伊豆	熱海市・三島市・伊東市・下田市・伊豆市・伊豆の国市 賀茂郡・田方郡
	富士山	御殿場市・富士宮市・富士市・裾野市 駿東郡(小山町に限る)
愛知県	名古屋	名古屋市・半田市・津島市・常滑市・東海市・大府市・知多市 豊明市・日進市・愛西市・弥富市・あま市・長久手市 愛知郡・海部郡・知多郡
	豊橋	蒲郡市・新城市・田原市・豊川市・豊橋市 北設楽郡
	三河	碧南市・刈谷市・安城市・西尾市・知立市・高浜市・みよし市
	岡崎	岡崎市 額田郡
	豊田	豊田市
	尾張小牧	瀬戸市・犬山市・江南市・小牧市・稲沢市・岩倉市・尾張旭市 清須市・北名古屋市 丹羽郡・西春日井郡
	一宮	一宮市
	春日井	春日井市
三重県	三重	下記の自治体を除く県内全域
	鈴鹿	鈴鹿市・亀山市
	伊勢志摩	伊勢市・鳥羽市・志摩市 多気郡・度会郡
	四日市	四日市市
滋賀県	滋賀	県内全域
京都府	京都	府内全域
大阪府	大阪	池田市・箕面市・豊中市・吹田市・摂津市・茨木市・高槻市 守口市・門真市・寝屋川市・枚方市・交野市・四條畷市・大東市 東大阪市・八尾市 豊能郡・三島郡
	なにわ	大阪市
	和泉	柏原市・松原市・藤井寺市・羽曳野市・富田林市・河内長野市 大阪狭山市高石市・泉大津市・和泉市・岸和田市・貝塚市 泉佐野市・泉南市・阪南市 南河内郡・泉北郡・泉南郡
	堺	堺市
奈良県	奈良	下記の自治体を除く県内全域
	飛鳥	橿原市 磯城郡・高市郡
和歌山県	和歌山	県内全域
兵庫県	神戸	神戸市・尼崎市・明石市・西宮市・洲本市・芦屋市・伊丹市 西脇市・宝塚市・三木市・川西市・小野市・三田市・丹波篠山市 丹波市・南あわじ市・淡路市・加東市 川辺郡・多可郡
	姫路	姫路市・相生市・加古川市・赤穂市・高砂市・加西市・養父市 朝来市・宍粟市・豊岡市・たつの市 加古郡・神崎郡・揖保郡・赤穂郡・佐用郡・美方郡
鳥取県	鳥取	県内全域
島根県	島根	下記の自治体を除く県内全域
	出雲	出雲市 仁多郡・飯石郡
岡山県	岡山	下記の自治体を除く県内全域
	倉敷	倉敷市・笠岡市・井原市・浅口市 浅口郡・小田郡
広島県	広島	広島市・呉市・三次市・庄原市・大竹市・東広島市・廿日市市 安芸高田市・江田島市 安芸郡・山県郡
	福山	尾道市・福山市・三原市・府中市・竹原市 豊田郡・世羅郡・神石郡
山口県	山口	下記の自治体を除く県内全域
	下関	下関市
徳島県	徳島	県内全域
香川県	香川	下記の自治体を除く県内全域
	高松	高松市
愛媛県	愛媛	県内全域
高知県	高知	県内全域
福岡県	福岡	福岡市・春日市・大野城市・太宰府市・筑紫野市・宗像市・糸島市 古賀市・福津市・那珂川市 糟屋郡
	北九州	北九州市・行橋市・豊前市・中間市 遠賀郡・京都郡・築上郡
	久留米	久留米市・大牟田市・柳川市・朝倉市・八女市・筑後市・大川市 小郡市・みやま市・うきは市 朝倉郡・三井郡・三潴郡・八女郡
	筑豊	直方市・飯塚市・田川市・嘉麻市・宮若市 鞍手郡・嘉穂郡・田川郡
佐賀県	佐賀	県内全域
長崎県	長崎	長崎市・島原市・諫早市・大村市・雲仙市・五島市・南島原市 対馬市・壱岐市 南松浦郡・西彼杵郡
	佐世保	佐世保市・平戸市・松浦市・西海市 東彼杵郡・北松浦郡
熊本県	熊本	県内全域
大分県	大分	県内全域
宮崎県	宮崎	県内全域
鹿児島県	鹿児島	下記の自治体を除く県内全域
	奄美	奄美市 大島郡
沖縄県	沖縄	県内全域

[B]分類番号

1桁目でその車のカテゴリ分けを行う。黎明期は1桁のみだったが、車両台数が増加していった現在では3桁になっている。2018年にはとうとうアルファベットが導入される事態になった。
2・3桁目は車両カテゴリや地域等により開始位置は異なるが、届け出順に小さい数字から順次割り当てられる。

• 1:普通貨物自動車
• 2:普通乗合自動車(乗車定員11人以上)
• 3:普通乗用車
• 4:小型貨物自動車
• 5・7:小型乗用自動車・小型乗合自動車
• 6:小型貨物車(かつてはオート三輪用だった)
• 8:特種用途自動車
• 9:大型特殊自動車
• 0:建機

１ナンバーと4/6ナンバーの境界線

車体サイズ・総排気量で判別される。
全長4.7メートル・全幅1.7メートル・全高2メートル・エンジン総排気量2リットルのいずれかを超過すると1ナンバーである。

3ナンバーと5/7ナンバーの境界線

車体サイズ・総排気量で判別される。
全長4.7メートル・全幅1.7メートル・全高2メートル・エンジン総排気量2リットルのいずれかを超過すると3ナンバーである。

富士山ナンバーの見分け方

富士山ナンバーは前述のとおり、静岡県・山梨県の2県で採用されている。そのため、以下の法則を割り当てて県の区別を付けられるようにしている。Xは車両カテゴリにより異なる。
下段赤文字は希望ナンバー設定時。

	静岡	山梨
普通車以上	X03～X09 X40～X98	X00～X02 X10～X39
軽自動車	X81～X82 X88～X99	X80 X83～X87

[C]ひらがな・アルファベット

ここには車両カテゴリごとに一定の割り当てが行われている。
ただし、以下の文字は特定の理由により使用されない。

• お:あと読み間違えやすいから。
• し:死を連想させ縁起が悪いから。
• へ:屁を連想させ縁起が悪いから。
• ん:発音しづらいから。
• 旧仮名遣い:読みづらいから。

普通車以上

自家用車	さ・す・せ・そ・た・ち・つ・て・と・な に・ぬ・ね・の・は・ひ・ふ・ほ・ま・み む・め・も・や・ゆ・ら・り・る・ろ
在日駐留軍関係車両	よ(日本で退役した駐留軍人用) E・H・K・M(米軍名義の業務用外車) Y(現役在日駐留軍人の私物用)
一時輸入車	T
レンタカー・カーシェア用	れ・わ
事業用車	あ・い・う・え・か・き・く・け・こ・を

軽自動車用

自家用車	あ・い・う・え・か・き・く・け・こ・さ す・せ・そ・た・ち・つ・て・と・な・に ぬ・ね・の・は・ひ・ふ・ほ・ま・み・む め・も・や・ゆ・よ・ら・る・を
在日駐留軍関係車両	A・B
レンタカー・カーシェア用	わ
事業用車	り・れ

[D]車両番号

最大4桁の数字がある。4桁の場合は12-34のように2桁目と3桁目の間にハイフンが入る。3桁未満の場合は中黒が入り右揃えの数字になる(例 ・123)
ここの数字は手数料を追加することで指定が可能。指定しなかった場合は古いものから順番に割り当てられるが、下2桁が42・49は死に・死苦を連想させ縁起が悪いことから通常は割り当てられない。

以下の指定番号は全国どの地域でも抽選制(事業用車・レンタカー・在日駐留軍車は抽選なしで必ず取得可能)。また、特定地域では下記以外にも抽選対象が加えられている場合がある。※2019年10月現在

• ・・・1
• ・・・7
• ・・・8
• ・・88
• ・333
• ・555
• ・777
• ・888
• 11-11
• 20-19
• 20-20
• 33-33
• 55-55
• 77-77
• 88-88

自動二輪車用

これも普通車以上と同じく自家用車・事業用車の2つがあり、自家用車は白地に緑文字、事業用車は緑地に白文字という点は同じ。

126cc～250ccクラス(軽二輪)用

1[A]	品川[B]	あ[C]
12-34[D]

[A]分類番号

1もしくは2が付く。

[B]運輸支局・自動車検査登録事務所名

割り当ては自動車用と同じため省略。

[C]ひらがな・アルファベット

自家用車	あ・い・う・え・か・き・く・け・こ・さ す・せ・そ・た・ち・つ・て・と・な・に ぬ・ね・の・は・ひ・ふ・ほ・ま・み・む め・も・や・ゆ・よ・ら・る・ろ・を
レンタルバイク	わ
在日駐留軍関係車両	A・B
事業用車	り・れ

[D]車両番号

表記は自動車用と同じなので省略。なお希望ナンバー制度は存在しない。

251cc以上クラス(小型自動二輪)用

品川C[A]	あ[B]
12-34[C]

[A]運輸支局・自動車検査登録事務所名

割り当ては自動車用と同じため省略。ただし、ひらがな・アルファベットを使い切ってしまった場合は地名のあとにアルファベットの追加が行われており、C→L→Vと今後展開していく。※レンタルバイク・駐留軍車はアルファベットの追加は行われない。

[B]ひらがな・アルファベット

自家用車	あ・い・う・え・か・き・く・け・こ・さ す・せ・そ・た・ち・つ・て・と・な・に ぬ・ね・の・は・ひ・ふ・ほ・ま・み・む め・も・や・ら・る・を
レンタルバイク	ろ・わ
在日駐留軍関係車両	よ・A・B・E・H・K・M・T・Y
事業用車	ゆ・り・れ

仮ナンバー

車検切れの車両や、一時登録抹消を行いナンバープレートが無い状態の車を再登録・車検再受験する際に一時的に公道を走れるようにするためのナンバープレート。車庫～整備工場～陸運支局間のみ走行が可能。
「臨時運行許可番号標」と「回送運行許可番号標」の2種類が存在し役割は似ているが、利用可能な条件が異なる。

原動機付自転車・ミニカー・小型特殊自動車用

原動機付自転車やミニカー、小型特殊自動車に関しては市区町村ごとの対応となる。そのため自動車や自動二輪車と異なりデザインや形状、数字のフォーマットは自治体が任意で決められるようになっている。
とはいえ、一定の法則は存在する。

クラス	下地の色
原付一種	白
特定小型原付	白 (10cm×10cm角)
原付二種甲	黄
原付二種乙	桃
ミニカー	青
小型特殊	緑

関連動画

関連項目

• 自動車
• バイク

脚注

1. *越谷市公式のゆるキャラ。
2. *名古屋グランパスの公式マスコットキャラクター。
3. *春日井市公式のゆるキャラ。
4. *愛媛県公式のゆるキャラ。