機動戦士ガンダムSEED 単語


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キドウセンシガンダムシード

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決闘DUELBUSTER電撃BLITZAEGIS攻撃STRIKE
五機のガンダム現る!!


機動戦士ガンダムSEED』とは、2002年から2003年にかけて放映されたサンライズ制作テレビアニメ

略称」。

2011年12月からはHDリマスター版がBS11TOKYO MXバンダイチャンネルにて放送。
TV版の総集編スペシャルエディション版」をベースに、一部作画の描写が改められている。

概要

監督 福田己津央
シリーズ
構成
両澤千晶
音楽 佐橋俊彦
制作 サンライズ
製作 サンライズ
毎日放送
全話数 50話

人類が宇宙に進出し、新たな紀年法「コズミック・イラ(C.E.)」に移行した未来地球舞台に、地球育ちの自然種としての人間ナチュラル」と、遺伝子改造により優れた特性を持つ「コーディネイター」の人種対立を根底とした戦争を描く。

全てのガンダム総括する『∀ガンダム』の次回作として、平成時代ファーストガンダムして制作された、2000年代初のガンダムテレビシリーズ平成テレビシリーズにおいて「機動武闘伝」「新機動戦記」「機動新世紀」「(なし)」と変遷してきたタイトルに、久々に「機動戦士」が冠されたあたり、制作の意気込みが伝わってくる。ストーリーも中盤あたりまでは『機動戦士ガンダム1stガンダム)』を圧縮して再現したような展開が続き、そこから本作独自の展開へ移っていく。

1995年放送の『新世紀エヴァンゲリオンブームによって日陰に追いやられていたガンダムシリーズだが、あちらが色々な意味で壮絶な劇場版をもって一応の完結を迎えたことで、徐々に再起動への気運が高まっていた。日本ゲーム史に残るアーケードゲーム連邦vsジオン』の稼働や、KADOKAWAから『Newtype.com』の増刊として発行されたガンダム専門誌『ガンダムエース』(ひいてはその看板作品の1stガンダムリメイク機動戦士ガンダム THE ORIGIN』)などはその代表例である。
そんな状況下で久々テレビシリーズとして登場した『SEED』は、これまでのガンダムで取り入れられてきた「敵味方に分かれた複数のガンダムの闘い」「美形キャラ集中投入」「外連味の利いた演出」を存分に盛り込んだ上で、ある意味では『1stガンダム』以来となる「地域紛争や局所的な決戦ではない、国家間の全面戦争」を背景にして「人類の進歩から生まれた新たな人種差別」や「自由正義は永遠のものではなく、時として簡単に変わってしまう」という重いテーマを描き出した。単なる1stフォロワーに終わらないシナリオや諸々の演出は見事にハマり、本作からガンダムに入った若い世代、特にハイティーンからの絶大な支持を集めることに成功。『ガンダムW』を上回る規模の女性ファンも獲得し、後のシリーズ展開に大きなを与えることになった。

反面、監督による過去作への挑発ともとれる意気込み宣言や、良くも悪くも「古き良きアニメ」らしかった過去作から変した作画キャラクターデザイン、あからさまに使いまわされるバンク映像にやたら多い回想シーン、そしてリアルだがその実ぶっ飛び&凄惨なシナリオ展開は、旧来のガノタから大きな反発を受けた。2ちゃんねるガンダムシャア専用掲示板」では大量の新規ファンの参入に反発した厄介古参が連日SEEDアンチスレを建て、一部の弁えないSEED信者もこれに応戦。データ転送量も膨大になり、遂にはSEED以降の作品の話題に限定した「シャア専用(新)」と旧来作品に限定した「通常の三倍」に分割される「シャア分割事件」が発生するまでになった。
更に、本作の成功を受けて十分な準備期間がないまま始まった続編機動戦士ガンダムSEED DESTINYデスティニー)』において、上記の負の特徴が更に強まった挙句、最終回の構成が半ば破綻して終わったことがトドメとなり、ガンダムコミュニティでは放送終了から10年くらいの間、SEED関連の話題は「出すと荒れる」腫れ物扱いをされていた。当記事掲示板の初期の書き込みを振り返るだけでも、当時の殺伐としたムードが察せられると思う。

とはいえ、各種売上などの数値実績1stガンダムに勝るとも劣らない数字叩き出しており、(デスティニーと合わせて)大量の新規ファンの獲得に成功してガンダムブランド復活に多大な貢献を果たしたことは、紛れもない事実である。バンダイサンライズからも本作は大事にされており、各種ゲームプラモデル展開もちょくちょく継続され、これ以降のガンダムシリーズを展開する上での大きな礎となった。
現在ではHDリマスター版におけるデスティニーの修正(作画の整理+新規最終回制作)や、シリーズ全体のファン層の入れ替わりによるSEED直撃世代の流化もあって再評価が進み、名実ともにガンダムシリーズの祖として語られている。

SEED独自シリーズの展開

歴代ガンダムと同様、主人公たちに焦点を当てたコミックボンボン版、アニメの流れをんだ上で熱血オリジナル要素を取り入れたマガジンZ版のコミカライズが行われた。同時にハイティーン向けの外伝企画として、本編の同時期に起こった出来事を描く機動戦士ガンダムSEED ASTRAYアストレイ)』シリーズメディアミックス展開され、本編とは独立したシリーズとして現在も続いている。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の終了後、「“X”plosion GUNDAM SEED」と銘打った劇場版製作2006年5月に発表されたが、それから長らく情報が途絶え、脚本家鬼籍に入ったこともあって、事実上頓挫したと見られていた。

2019年9月7日の『GUNDAM 40th FES. “LIVE-BEYOND”』にて西川貴教T.M.Revolution)が、サンライズゼネラルマネージャーから劇場版が動いているという言質を得たことをMC内で発表し、翌8日に福田監督も本件についてツイートexit2021年5月28日には新プロジェクトGUNDAM SEED PROJECT ignited」が発表され、新外伝機動戦士ガンダムSEED ECLIPSEエクリプス)』が開始。

2024年1月26日機動戦士ガンダムSEED FREEDOMフリーダム)』が満を持して開された。

あらすじ

受精の状態で遺伝子操作を施され、常人(ナチュラル)より優れた容姿・体・頭を与えられた「コーディネイター」が誕生した時代。コーディネイターの増加に伴って、人口の大多数を占めるナチュラルによる迫化し、コーディネイターの多くは宇宙コロニー「プラント」へ移住していった。

C.E.(コズミック・イラ)70年2月プラン連合地球連合間の緊ピークに達し、地球軍のプラント核攻撃をもって戦端が開かれる。寡兵であるプラント側は、新兵器モビルスーツと、核分裂を阻するニュートロンジャマーシステムを用いて地球軍を圧倒。地球橋頭保を築くまでになった。

C.E.71年1月地球軍は中立オーブの軍需企業と協力し、オーブスペースコロニーにおいてモビルスーツ「G」を開発していた。その情報を掴んだプラント軍「ザフト」は部隊派遣し、「G」の奪取を試みる。戦闘に巻き込まれ地球軍基地に逃げ込んだキラ・ヤマト少年は、自分にナイフを向けたザフト兵の顔を見て驚愕する。それはかつての幼年学校で共に学んだ友、アスラン・ザラだった。

一強奪を逃れた「G」に乗り込んだキラは、避難民を乗せた地球軍艦アークエンジェルと共に逃亡する。圧倒的に足りない戦力。ナチュラルいのアークエンジェルにおける一のコーディネイターとしての孤独。そして友と殺し合うことになってしまった最悪の状況。幾多の苦悩を抱え込みながら、キラは己と友人達が生き残るため、戦うことを余儀なくされるのだった。

用語

用語 解説
ナチュラル 遺伝子操作を受けず自然のままに出生した人間。総人口の大半を占める。
コーディネイター 「人類の未来の調整役」をし、受精遺伝子操作を施され出生した人間ナチュラルより強体・優れた頭を持ち、子孫(いわゆる第二世代)にも力が引き継がれることから迫されている。
論万の存在ではなく、立な人格や感情を持てるかは、あくまでも本人の生育次第。更に第三世代の出生率が著しく低く、種全体としてはかなり厳しい状態に置かれている。
地球連合 地球上の連邦国家によって構成される、国連のような組織。作中では大西連邦力が強いことが描かれている。基本的にコーディネイター蔑視で、彼らと戦う前線兵士の軍規もかなり緩んでいる。
中立宣言をしているオーブ連合首長国スカンジナビア王など、地球の全ての国家が参加しているわけではない。
プラン
(P.L.A.N.T.)
L5宙域のスペースコロニー国家砂時計)のコロニーで構成される。元は外宇宙研究施設が置かれていたが、地球から脱出したコーディネイターの移住先となり、出資するプラント理事大西連邦ユーシア連邦東アジア共和)の圧制に耐えかね、事実独立した。
ザフトZAFT) Zodiac Alliance of Freedom Treaty自由条約同盟)。元々はプラント建設従事者が結成した、諸権利獲得を政党だった。現在は高度に武装化し、事実上のプラント軍になっているが、あくまでも建前は「政党義勇軍」で、軍内には階級制度も存在しない。性質上ナチュラル蔑視が蔓延しており、彼らと戦う前線兵士の軍規もかなり緩んでいる。
ブルーコスモス 反コーディネイター政治団体。結成当初は遺伝子操作に反対する環境保護団体だったが過化し、諸々の利権構築を論む輩も流入した結果、連合にも力を及ぼす一大ロビー組織に膨れ上がった。
「コーディネイター嫌いの人物=みんなブルーコスモス」という図式は誤りなので注意。
血のバレンタイン C.E.70 2月14日の事件。地球軍・ザフトの小競り合いの最中、ブルーコスモスの息がかかった一部地球部隊プラントの農業コロニー・ユニウスセブンを核攻撃し、24万名の犠牲者を出した。この事件によって両軍の軍事衝突は本格化する。
ニュートロンジャマー(Nジャマー) 核分裂を抑止する=原子力発電水爆等の原子力テックを力化する装置。副作用として強力な電波を引き起こし、長距離レーダーの運用が著しく制限される。つまりはミノフスキー粒子みたいな物。機動兵器戦闘を前提に宇宙にも搭載されているが、C.E.70 4月1日ザフト地球上に大量散布し、およそ10億人の餓死・凍死者を発生させた。
モビルスーツMS 格補助動力装備の宇宙を原とする、全高18m程度の機動兵器。Nジャマー散布下での戦闘を前提にザフトが実用化した。ガンダムシリーズ中でも特に兵器エラルキーが高く、宇宙戦闘では類の強さを誇る。
核分裂炉が使えないため、エネルギーバッテリー(出撃シーン毎度切り離されているのが充電ケーブル)。このため稼働時間が短いのが難点。
G.U.N.D.A.M. 連合の試作MSGAT-Xシリーズ」に搭載されたOS名(General Unilateral Neuro-link Dispersive Autonomic Maneuver)のアナグラム。本作には「ガンダム」と名付けられた機体は存在せず、実質的にキラ個人が勝手にそう呼んでいるだけである。物語後半では全単語が変わった新OSも登場するが、こちらもキラが勝手にガンダムと呼んでいる。
モビルアーマー(MA) 宇宙用の汎用重戦闘機地球軍の力だが、ごく少数の試作機を除けば「ただの戦闘機」に過ぎず、高い防御力と重力機動力を持つMSには圧倒的に不利。
エヴィデンス01 C.E.22年にジョージグレン木星で発見した未確認生命体化石。異生物の最初の存在拠ということで「Evidence」と命名された。現在プラントのコロニー・ゾディアックに保管されている。ストーリーの本筋に絡む存在ではいが、これの発見と、コーディネイター手術に関する宗教会議の決裂により、C.E.世界宗教の権威はほぼ失墜したという設定がある。
S.E.E.D(シード) ナチュラル・コーディネイターを問わず発現し得る、一種の覚醒状態。瞳ので種子がキラキラバシュゥゥゥン!砕け散るイメージと共にからが消え、間認識力と反応速度が格段に上昇する。ファンからの通称は「種割れ」。詳細は該当項目を参照(ただしネタバレ注意)。

主な登場人物

字表記はナチュラル赤字表記はコーディネイターす。

キラ・ヤマト - 保志総一朗
主人公。心優しい一介の工業学生だったはずが、戦乱に巻き込まれ地球軍のパイロットに。本作は彼の成長物語……というより、受難の記録と言った方がよいかもしれない。
アスラン・ザラ - 石田彰
もう一人の主人公キラ幼馴染友だが、ザフトの軍人として殺し合うことになってしまう。各種戦闘術や機械いじりに精通する天才だが、一人の人間としては寡黙で不器用少年
ラクス・クライン- 田中理恵
プラント最高評議会議長ので、プラン市民アイドルおっとりした態度を装うが、非常に見識深く、内に秘めた平和への決意は強い。アスラン許嫁
カガリ・ユラ・アスハ- 進藤尚美
キラ学校を訪ねてきた、男勝り金髪少女第1話キラと共に避難するが生き別れ、暫くして予想外の形で再登場する。

キラの学友たち

サイ・アーガイル - 白鳥哲
キラ同級生。顔も心もイケメンな、オレンジ眼鏡ナイスガイ。しかし、フレイを巡ってキラとのっぴきならない関係に……。アークエンジェルCIC索敵官を担当。
トール・ケーニヒ - 井上
キラ同級生で、特に仲の良い少年。快活で仲間想いの良いヤツで、何かと回想されるアークエンジェル副操手を担当。
ミリアリア・ハウ - 豊口めぐみ
キラ同級生トールと付き合っている元気アークエンジェルCIC通信士を担当。
カズイ・バスカーク - 高戸靖広
キラ同級生。気弱で卑屈な、仲間想いだけどちょっと頼りない少年キラサイに対するアンチテーゼの役割を担う。アークエンジェル通信士を担当。
フレイ・アルスター - 桑島法子
サイの婚約者で、キラの憧れの女の子。わがままなお嬢様で何かとトラブルの種になるが、戦争の悲劇をの当たりにした結果、性格がどんどん変貌していく。
兼役のナタルに対し、こちらは桑島氏のメジャーな役に近い、高い女の子。ちなみに桑島氏はチョイ役のキラも兼役している。

地球連合軍

マリュー・ラミアス - 三石琴乃
大西連邦技術士官。生き残り最高位の軍人としてアークエンジェル艦長に就任する。軍人としては甘さの残る、優しい女。乳揺れバンクが「やりすぎ(笑)」と話題になった。
ナタル・バジルール - 桑島法子
大西連邦の軍人。アークエンジェル副長としてCICを統括する。いかにもな堅物軍人で、優柔不断気味なマリューとよく衝突するが、あくまで仕事重視なだけで根は優しい。撃てーっッテーッ!」の人。
桑島氏の役としてはしい、低い音程キャラ。兼役のフレイ一人二役会話するシーンでは氏の高い演技力を堪出来る。
ムウ・ラ・フラガ - 子安武人
エンデュミオン」の異名を持ち、「不可能を可にする男」と自称する大西連邦のMA乗り。御大将ではない。コーディネイターに匹敵する腕前を持ち、アークエンジェル兄貴分として戦い抜く
アーノルド・ノイマン - 千葉一伸(キサカ兼役)
っぽい髪色大西連邦軍人。アークエンジェル手。マリュー、ナタルに次ぐ階級でブリッジクルーのまとめ役的存在。戦闘中はあまり立たないがマリューが「回避ーっ!」と叫ぶと的確な操艦を披露しており、ガノタからは「歴代ガンダムシリーズ最強の操手」とネタにされていた。
ダリダ・ローラハ・チャンドラ - 鳥海勝美
通称チャンドラ眼鏡をかけた大西連邦軍人。アークエンジェルCIC電子戦担当。良くも悪くも気楽な言動が立つ人物で、サイたち少年兵の教導も担当する。
ジャッキー・トノムラ - 渋谷
黒髪大西連邦軍人。本来のアークエンジェル副操手だが、人員不足のためCIC索敵官を務める。初見視聴者にはノイマンと混同されがち。
ロメロパル - 高戸靖広(カズイ兼役)
七三分け茶髪大西連邦軍人。アークエンジェルオペレーター何故が同じカズイと背中合わせの席にしたし。ほとんどの索敵報告は彼が行うため、セリフ自体は多いが、ブリッジクルー4人衆ではハブられがちで影が薄い悲運の人。
コジローマードック - 中嶋聡
工場おっさんめいた貌の大西連邦軍人。アークエンジェル整備班長で、艦体保全から艦載機調整までマルチにこなす縁の下の力持ち。メカに明るいキラを良き同僚として迎えるが、良くも悪くも仕事人&軍人気質で、少年たちの心労には疎い。

ジェラードガルシア - 宝亀克寿
アルテミス要塞の官を務めるユーシア連邦の軍人。ゴリゴリの反コーディネイターキラへの差別感情を隠さず、たった一話の登場ながらキラの心の傷として頻繁に回想される。
デュエイン・ハルバートン - 龍田直樹
第8艦隊官を務める大西連邦の軍人。いちMSの重要性に気付き「G」を開発させた良識の軍人。
ムルタ・アズラエル - 檜山修之
連合軍に深く関与する産業理事にしてブルーコスモスの盟。権力と実力、正論詭弁を駆使して藉の限りを尽くす、らの盟主王
オルガ・サブナック / クロト・ブエル / シャニ・アンドラス - 涼平(現・小田井涼平) / 結城比呂(現:優希比呂) / 宮本駿一(現:Shunn
アズラエルの手駒の「悪の三兵器」。非人的な物投与によって強化された「ブーステッドマン」であり、その戦闘力はコーディネイターに匹敵、あるいはぐ。

ZAFT・プラントの人々

ラウ・ル・クルーゼ - 関俊彦
ザフト指揮官の一人。有望な若手兵士たちを率いる「仮面の男」。何故かムウとは互いの存在を感知することが出来、深い因縁で結ばれている。妙に芝居がかった台詞法な強さで強インパクトを残したSEED名物キャラ
イザーク・ジュール - 関智一
クルーゼパイロット。士官学校の次席で、席のアスランに強いライバル心を抱いている。最初期は皮屋だったが、ドモンを演じた演者の熱演に引っられ、次第にがむしゃら戦士になっていった。
ディアッカ・エルスマン - 笹沼晃(現:笹沼尭羅
クルーゼパイロット。イザークとよくつるんでいる。設定では「狡猾コウカツザンニ」なだったが「カツ残念ザンネン」な面が立ち、次第にチームムーメーカー的立場になっていった。
イマイチ活躍が少なく、グゥレイトォ!!とか炒飯とか変なネタ擦られ続けていた。HDリマスター版での人気投票では多分組織票で上位に入り、新たな活躍シーンを描いてもらえた。
ニコル・アマルフィ - 摩味
クルーゼパイロット。隊の分で、何かと不器用兄貴共を諫めることが多い。アスランとは仲が良く、頻繁に回想される。活躍で言えばディアッカとどっこいだが、強な印を残すキャラ
ミゲル・アイマン - 西川貴教
クルーゼパイロットキラ初陣の相手となるが、声優スケジュールの都合で第3話であえなく戦死してしまう。後に、実は専用カラー持ちだったり「黄昏の魔弾」と呼ばれていたりと、後付け設定が盛り盛りになる。
担当声優主題歌を歌う西川貴教T.M.Revolution)。本職でない割に中々上手く、ミゲル人気アップに大いに貢献した。西川氏は後に総集編ナレーションも担当している。
フレデリック・アデス - 川津泰彦
クルーゼの副官。隊の母艦・ヴェサリウスの艦長を務め、度々アークエンジェルと交戦する。1stガンダムでいうドレンポジションの人だが、度々めいた言動をするクルーゼについては、腕前は認めつつも人格面では信用しきれていない様子。

アンドリュー・バルトフェルド - 置鮎龍太郎
アフリカ戦線で「砂漠の虎」と恐れられるザフト指揮官の一人。キラと幾度となくぶつかり合う、ランバ・ラル的立場の人。エレガント閣下だけど。コーヒージャンキー
アイシャ - ビビアンリー / 平野文
バルトフェルドの彼女ぶっちゃけクラウレ・ハモン。
テレビ版担当声優主題歌を歌うVivian(元ブラックビスケッツ)。その味のある演技は今なお語り継がれている。ビビアン氏の都合もあり、スペシャルエディション版以降は平野氏が役を引き継いだ。
マーチン・ダコス - 笹沼晃(ディアッカ兼役)
赤髪ザフト軍人でバルトフェルドの副官。忠実なる右腕であり、バルトフェルドの出撃時は揮代行を任されている。
パトリック・ザラ - 有本欽隆
プラント最高評議会の重鎮。アスラン。妻を地球軍の核攻撃で失い、ナチュラルへの復讐心に憑りつかれている。
シーゲルクライン - 秋元羊介
物語開始時点でのプラント最高評議会議長。ラクスの。かつてパトリックと共にザフトを結成した人物だが、現在は穏健に転じ、和を探っている。核報復を提唱するタカを抑えてNジャマー差別投下に切り替えたのもこの人。

その他の人々

ジョージグレン - 堀秀行
本編時点で故人歴史上はじめて遺伝子操作された人間と認められた「ファースト・コーディネイター」で、偽りない善意の元に遺伝子調整技術を全世界開した。しかし人々は競い、妬み、憎みあい、グレン自身も弾に斃れた。
エル - 豊口めぐみ(ミリアリア兼役)
母親と共にアークエンジェルに救助された難民少女人種不明。艦を守るキラ感謝の印として折り紙を贈る。彼女との交流はキラ裏に色濃く残り、しばしば回想される
サイーブ・アシュマン - 広瀬正志
アフリカ戦線の抗ザフトレジスタンス「明けの砂漠リーダー現在バルトフェルド隊との小競り合いを続けている。は初代ランバ・ラルだけど。
レドニル・キサカ - 千葉一伸
明けの砂漠に協力する男。ランボーめいた貌のマッチョマンだが、その実は冷静な切れ者。
ズミ・ナラ・アス - 大川透
オーブ連合首長国・前代表。現在に職を譲っているが、未だ大きな力を有している。
エリカシモン - 柳沢千代
オーブ軍需企業モルゲンレーテ主任研究員オーブ初の量産MS開発に関わる。
アサギコードウェル / マユラ・ラパッツ / ジュリ・ウー・ニエン - 松本さち / 倉田雅世 / 佐藤ゆうこ
通称「アストレイ三人」。モルゲンレーテテストパイロット三人衆。ジュリは『ASTRAY』の描写からするとオーブ防軍所属らしい。
ルキ - 中井和哉
オーブ近郊の孤孤児たちを引き取って暮らす、盲目導師本編では全く語られないが、実はかなり設定が濃い人。

主なメカ(ネタバレ注意)

作中登場時点における所属に基づいて記載する。割としょっちゅう異動(=強奪寝返り横流し放棄品の回収)が起こるので、その辺の展開予想も視聴する上での楽しみの一つ。

商業展開の都合上「○○ガンダム」と記載されている機体が多いが、先述の通り作中世界では「ガンダム」という名前の機体は存在しない。「ストライクガンダム」も作中ではただの「ストライク」である。

地球連合軍

オーブ軍

ザフト


テレビ放送版では第一オープニングの一カット(「待ち焦がれる~」でミリアリアが顔を上げた後の(デッデッデッデッデッテ)で静止画がフラッシュカットする所」)に『ASTRAY』の役機「ガンダムアストレイ レッドフレーム」が映りこんでいるが、本編での登場はない
リマスター版では当該カットは差し替えられ、ぎっちぎちに文字が詰め込まれたセンスがあるんだかないんだかわからない一枚絵に変更された。

主な楽曲

本作では過去4クールアニメでは見られなかった、1クールごとにオープニング主題歌(と映像)を変更していく方式を採用。更に各話のラストにはエンディング曲のイントロを流し、シーレスエンディング映像に移行する演出が行われている。
この方式はタイアップ音楽の大ヒットを呼び込み、その後のTBS系アニメにおけるスタンダード展開となった。

INVOKE -インヴォーク- - 第1OPテーマ
歌:T.M.Revolution / 作詞井上秋緒作曲編曲浅倉大介
あんなに一緒だったのに- 第1EDテーマ
歌:See-Saw作詞石川知亜紀 / 作曲編曲梶浦由記
moment - 第2OPテーマ
歌・作詞Vivian or Kazuma / 作曲編曲土橋安騎夫
Believe - 第3OPテーマ
歌:玉置成実 / 作詞西尾佐栄子 / 作曲あおい吉勇 / 編曲斉藤真也
RIVER - 第2EDテーマ
歌・作詞作曲石井竜也 / 編曲渡辺太郎
Realize - 最終OPテーマ
歌:玉置成実作曲大谷靖夫 / 作詞:BOUNCEBACK / 編曲荒井洋明、大谷靖夫
FIND THE WAY - 最終EDテーマ
歌・作詞中島美嘉作曲:Lori Fine (COLDFEET) / 編曲:
静かな - 挿入歌
歌:ラクス・クライン田中理恵) / 作詞梶浦由記 / 作曲編曲佐橋俊彦
- 挿入歌
歌:ラクス・クライン田中理恵) / 作詞作曲編曲梶浦由記
Meteor -ミーティア- - 挿入歌
歌:T.M.Revolution / 作詞井上秋緒 / 作曲編曲浅倉大介
- 挿入歌
歌:FictionJunction featuring YUUKA / 作詞作曲編曲梶浦由記
どうでもいいがこの歌が流れる場面は全体的にが描写されている傾向にある。

HDリマスター版ではミュージシャン契約や演出の都合に合わせて一部の曲が変更された。「〜ReTracks」版は歌詞はそのまま、曲部分のアレンジ版である。

あんなに一緒だったのに 〜ReTracks - 新・第1EDテーマ
歌:See-Saw作詞石川知亜紀 / 作曲編曲梶浦由記
Distance - 新・第3EDテーマ
歌:FictionJunction / 作詞作曲編曲梶浦由記
〜ReTracks - 第38話EDテーマ
歌:FictionJunction featuring YUUKA / 作詞作曲編曲梶浦由記

各話リスト

テレビ本放送版・全50話を掲載。
HDリマスター版では一部総集編カット・再編集され、全48話になっている。話のテンポは良くなったが、総集編とは言いつつ設定解説回も兼ねていたため、世界観理解は少しだけ難しくなっている。

総集編スペシャルエディション』は、PHASE-01~21までの『虚戦場、22~40までのかなる、41~最終回までの『鳴動の宇宙(そら)』の3編が制作されている。手っ取りく見返すにはありがたいが、内容は大幅にカット・再構築されているため、本放送版とは別演出の作品として楽しむとよい。
こちらもHDリマスター版放送後はそちらに合わせた形式で再制作されている。

PHASE-01 偽りの平和 PHASE-26(総) モーメント
PHASE-02 その名はガンダム PHASE-27 果てなき輪舞ロンド)
PHASE-03 崩壊の大地 PHASE-28 キラ
PHASE-04 サイレントラン PHASE-29 さだめの楔(くさび)
PHASE-05 フェイズシフトダウン PHASE-30 閃光の刻(とき)
PHASE-06 消えるガンダム PHASE-31 慟哭
PHASE-07 宇宙(そら)傷跡 PHASE-32 約束の地に
PHASE-08 敵軍の歌姫 PHASE-33 闇の胎動
PHASE-09 消えていく PHASE-34 まなざしの先
PHASE-10 分かたれた PHASE-35 舞い降りる剣つるぎ
PHASE-11 覚める PHASE-36 正義の名のもとに
PHASE-12 フレイの選択 PHASE-37 神のいかずち
PHASE-13 宇宙(そら)に降る PHASE-38 決意の
PHASE-14(総) 果てしなき時の中で PHASE-39 アスラン
PHASE-15 それぞれの孤独 PHASE-40 宇宙(そら)
PHASE-16 燃える PHASE-41 ゆれる世界
PHASE-17 カガリ再び PHASE-42 ラクス出撃
PHASE-18 ペイバック PHASE-43 立ちはだかるもの
PHASE-19 宿敵の牙 PHASE-44 螺旋の邂逅
PHASE-20 おだやかな日に PHASE-45 開く
PHASE-21 の果て PHASE-46 たましいの場所
PHASE-22 に染まる PHASE-47 悪夢は再び
PHASE-23 運命の出会い PHASE-48 怒りの日
PHASE-24 二人だけの戦争 PHASE-49 終末
PHASE-25 平和 FINAL-PHASE 終わらない明日(あす)

関連動画

関連チャンネル

外部リンク

関連項目

ガンダムシリーズ映像作品)
1st - Z - ZZ - V - G - W - X - - - SDGF - 種運命 - 00 - 三国伝 -
AGE - BF - Gレコ - BFT - 鉄血 - BD - BDR - 創傑伝 - SDWH - 水星 - 
GQu6X
CCA - F91 - 0080 - 0083 - 08 - G-SAVIOUR - EVOLVE - IGLOO - STARGAZER - UC -
GPB - ORIGIN - サンダーボルト - Twilight AXIS - NT - 閃ハサ - ドアンの島 - 
種自由 - 復レク
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